JPH09206247A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH09206247A
JPH09206247A JP1611096A JP1611096A JPH09206247A JP H09206247 A JPH09206247 A JP H09206247A JP 1611096 A JP1611096 A JP 1611096A JP 1611096 A JP1611096 A JP 1611096A JP H09206247 A JPH09206247 A JP H09206247A
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Sadao Fukushima
定男 福島
Shuzo Ueyama
修三 植山
Isao Yoneda
勲 米田
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】小型掃除機本体1をアップライト型本体ケ
ース12に着脱自在に装着し、小型掃除機本体1の吸込開
口6とアップライト型本体ケース12の吸込具20に連通し
た通気口続部とを気密に連通させるとともに、小型掃除
機本体1とアップライト型本体ケース12との外面を連続
する面で一体的に構成した電気掃除機。 【効果】小型掃除機本体をアップライト型本体ケースに
着脱することにより、ハンドクリーナーまたはアップラ
イト型クリーナーとして使用でき、本体を重量化による
操作性の低下を生じることなく2通りの使用方法が可能
となる。また、小型掃除機本体をアップライト型本体ケ
ースに取りつけた状態での美観を損なうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型電気掃除機及
びアップライト型電気掃除機として使用できる電気掃除
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アップライト型電気掃除機の本体
に、小型電気掃除機(ハンドクリーナー)を着脱自在に取
りつけたものとして、U.S.P4,683,607がある。
【0003】この掃除機は、アップライト型電気掃除機
の本体部に、ハンドクリーナーを保持する保持ケースを
形成したものであるが、各々独立した縦型掃除機とハン
ドクリーナーを単に着脱自在に取りつけたものであり、
ハンドクリーナーを取りつけた状態でアップライト型ク
リーナーを使用する際には、2つのモーターの重量を受
けるために、クリーナー本体を前後摺動しにくく操作性
に欠ける欠点があるとともに、美観を損なう欠点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、縦型としてもハンドクリーナーと
しても使用でき、操作性のよい電気掃除機を提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、集塵室及び電
動機室を内蔵し、前記集塵室に連通する吸気口と第1把
手部を形成する掃除機本体と、該掃除機本体を着脱自在
に保持し、上面に第2把手部を立設する掃除機本体ケー
スと、前記掃除機本体ケースの下部に形成され、吸込具
に連通した通気口とを備え、掃除機本体を掃除機本体ケ
ースに取りつけた際に、前記掃除機本体の吸気口と掃除
機本体ケースの通気口とを連通させたことを特徴とす
る。
【0006】また、本発明は、集塵室及び電動機室を内
蔵し、前記集塵室に連通する吸気口と第1把手部を形成
する掃除機本体と、該掃除機本体を着脱自在に保持し、
上面に第2把手部を立設する掃除機本体ケースと、前記
掃除機本体ケースの下部に形成され、吸込具に連通した
通気口とを備え、掃除機本体を掃除機本体ケースに取り
つけた際に、前記掃除機本体の吸気口と掃除機本体ケー
スの通気口とを連通させるとともに、掃除機本体ケース
と掃除機本体の外面をほぼ連続する面で形成したことを
特徴とする。
【0007】さらに、本発明は、集塵室及び電動機室を
内蔵し、前記集塵室に連通する吸気口と第1把手部を形
成する掃除機本体と、該掃除機本体に形成された第1排
気口と、前記掃除機本体を着脱自在に保持し、上面に第
2把手部を立設する掃除機本体ケースと、該掃除機本体
ケースに形成された第2排気口と、前記掃除機本体ケー
スの下部に形成され、吸込具に連通した通気口とを備
え、掃除機本体を掃除機本体ケースに取りつけた際に、
前記掃除機本体の吸気口と掃除機本体ケースの通気口と
を連通させるとともに、前記第1排気口と第2排気口と
の間に排気室を形成したことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、集塵室及び電動機室を内
蔵し、前記集塵室に連通する吸気口と第1把手部を形成
する掃除機本体と、該掃除機本体に形成された第1排気
口と、前記掃除機本体を着脱自在に保持し、上面に第2
把手部を立設する掃除機本体ケースと、該掃除機本体ケ
ースに形成された第2排気口と、前記掃除機本体ケース
の下部に形成され、吸込具に連通した通気口とを備え、
掃除機本体を掃除機本体ケースに取りつけた際に、前記
掃除機本体の吸気口と掃除機本体ケースの通気口とを連
通させるとともに、前記第1排気口と第2排気口とを互
いに重なり合わない位置に形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に詳述する。
【0010】1は小型掃除機本体で、集塵袋2を収納す
る集塵室3と電動送風機4を収納する電動機収納室5と
を形成するとともに、先端部に前記集塵室3に連通する
吸込開口6を有し、他端部に把手部7を一体形成してい
る。8は前記把手部7の端部に形成された凹所で、後述
するアップライト型本体ケース12のハンドル部14に配設
されたフック19が係合することにより、前記小型掃除機
本体1をアップライト型本体ケース12に保持するように
なっている。
【0011】9は前記集塵室3を開閉自在に被う蓋、10
は前記電動送風機4への通電を制御する電源スイッチで
ある。
【0012】前記吸込開口6は、小型掃除機本体1を後
述するアップライト型本体ケース12の保持部13に収納し
た際に、該吸込開口6とアップライト型本体ケース12の
接続部15とが図示しないパッキンにより気密に連通する
ようになっている。
【0013】11は前記小型掃除機本体1の電動機収納室
5の一側壁に形成された排気部で、前記小型掃除機本体
1を後述するアップライト型本体ケース12の保持部13に
保持させた際に、後述するアップライト型本体ケース12
の排気孔18と重なり合わない位置に形成されている。
【0014】12はアップライト型本体ケースで、前記小
型掃除機本体1を着脱自在に保持する前面開口の保持部
13と、該保持部13の上部に形成されるハンドル部14とを
有するとともに、該アップライト型本体ケース12下部に
は、後述する吸込具20を取りつける通気口15が形成され
ている。前記アップライト型本体ケース12の保持部13に
前記小型掃除機本体1を取りつけた際に、小型掃除機本
体1上部とアップライト型本体ケース12との間に空間が
形成され、この空間が排気室16となっている。
【0015】17は前記アップライト型本体ケース12の保
持部13下辺の開口縁に形成された嵌合部で、前記小型掃
除機本体1の下部を嵌合させて該小型掃除機本体1のア
ップライト型本体ケース12からの脱落を防止するように
なっている。
【0016】18は前記アップライト型本体ケース12の保
持部13側壁に形成された排気孔で、前記小型掃除機本体
1の排気口11から排気される空気が、前記排気室16を介
して該排気孔18から排出されるようになっている。
【0017】19は前記アップライト型本体ケース12のハ
ンドル部14に形成されたフックで、前記小型掃除機本体
1の把手部7の凹所8に係合し、小型掃除機本体1を係
止するようになっている。
【0018】20は前記アップライト型本体ケース12の通
気口15に取りつけられた吸込具で、回転ブラシ21及び該
回転ブラシ21を駆動する駆動源22とを内蔵するととも
に、該吸込具20の前部側方及び後方両側部には各々一対
の車輪23、24が配設されている。
【0019】前記小型掃除機本体1をアップライト型本
体ケース12に取りつけた状態では、小型掃除機本体1の
側面とアップライト型本体ケース12の側面とが面一状に
連続するとともに、アップライト型本体ケース12の下
部、即ち嵌合部17の曲面と小型掃除機本体1前面の曲
面、およびアップライト型本体ケース12の側面と小型掃
除機本体1の前面とがほぼ連続するようになっている。
【0020】而して、ハンドクリーナーとして使用する
際は、アップライト型本体ケース12のハンドル部14に形
成したフック19を操作して小型掃除機本体1とのロック
状態を解除し、小型掃除機本体1を取り外す。そして、
電源スイッチ10を操作して掃除する。
【0021】また、アップライト型クリーナーとして使
用する際は、小型掃除機本体1の先端部(吸込開口6側)
をアップライト型本体ケース12の保持部13の嵌合部17に
填め込み、小型掃除機本体1の先端部を支点として把手
7側をアップライト型本体ケース12側へ回動させ、小型
掃除機本体1の把手7の凹所8に、アップライト型本体
ケース12のフック19を係合させて固定する。
【0022】この時、小型掃除機本体1の吸込開口6
は、アップライト型本体ケース12の接続部15に気密に連
通するとともに、小型掃除機本体1の排気部11とアップ
ライト型本体ケース12の排気孔18との間に排気室16が形
成されており、電動機4駆動中、吸込具20から吸い込ま
れた空気が小型掃除機本体1の吸込開口6から集塵室
3、電動機収納室5、排気部11、排気室16を経てアップ
ライト型本体ケース12の排気孔18から排気される。
【0023】この構成により、小型掃除機本体1をハン
ドクリーナーとして独立して使用できるとともに、小型
掃除機本体1をアップライト型本体ケース12に取りつけ
ることにより、アップライト型クリーナーとしても使用
できるため、電動送風機4等の部品を共通使用すること
により本体を重量化することなく2通りの使用方法が可
能となり、操作性を低下させることがない。
【0024】また、アップライト型本体ケース12に小型
掃除機本体1を取りつけた状態での外観が一体的になる
ため、美観を損なうこともない。
【0025】さらに、小型掃除機本体1とアップライト
型本体ケース12との間に排気室16を形成することによ
り、小型掃除機本体1の排気が一旦排気室16に排出さ
れ、アップライト型本体ケース12の排気孔18から排気さ
れるため、排気をの騒音を低減できる。
【0026】また、小型掃除機本体1の排気部11とアッ
プライト型本体ケース12の排気孔18とを互いに重なり合
わない位置に形成したため、小型掃除機本体1の排気が
アップライト型本体ケース12の排気孔18から直接排気さ
れることがなく、騒音の漏れが抑制されてアップライト
型クリーナーとしての使用時排気の騒音をさらに抑制す
ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、掃除機本体
を掃除機本体ケースに着脱することにより、ハンドクリ
ーナーまたはアップライトクリーナーとして使用できる
ため、電動送風機等の部品を共通使用することにより本
体を重量化することなく2通りの使用方法が可能とな
り、操作性を低下させることがない。
【0028】本発明の請求項2によると、掃除機本体を
掃除機本体ケースに着脱することにより、ハンドクリー
ナーまたはアップライトクリーナーとして使用できるた
め、電動送風機等の部品を共通使用することにより本体
を重量化することなく2通りの使用方法が可能となり、
操作性を低下させることがない。
【0029】また、掃除機本体ケースに掃除機本体を取
りつけた状態での各々の外面を、連続する面で形成する
ことにより、外観が一体的になるため美観を損なうこと
もない。
【0030】本発明の請求項3によると、掃除機本体を
掃除機本体ケースに着脱することにより、ハンドクリー
ナーまたはアップライトクリーナーとして使用できるた
め、電動送風機等の部品を共通使用することにより本体
を重量化することなく2通りの使用方法が可能となり、
操作性を低下させることがない。
【0031】また、掃除機本体と掃除機本体ケースとの
間に排気部を形成することにより、排気を消音できる。
【0032】本発明の請求項4によると、掃除機本体を
掃除機本体ケースに着脱することにより、ハンドクリー
ナーまたはアップライトクリーナーとして使用できるた
め、電動送風機等の部品を共通使用することにより本体
を重量化することなく2通りの使用方法が可能となり、
操作性を低下させることがない。
【0033】また、掃除機本体の第1排気口と掃除機本
体ケースの第2排気口とを互いにずれた位置に形成した
ため、アップライト型クリーナーとしての使用時排気の
騒音をさらに抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す電気掃除機におい
て、小型掃除機本体を分離した状態の側面図である。
【図2】同電気掃除機の側面図である。
【図3】同電気掃除機の反対側から見た側面図である。
【図4】同要部拡大断面図である。
【図5】同電気掃除機の正面図である。
【符号の説明】
1 小型掃除機本体(掃除機本体) 3 集塵室 5 電動機室 6 吸込開口(吸気口) 7 把手(第1把手部) 11 排気部(第1排気口) 12 アップライト型本体ケース(掃除機本体ケース) 14 ハンドル部(第2把手部) 15 通気口 16 排気室 18 排気孔(第2排気口)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集塵室及び電動機室を内蔵し、前記集塵室
    に連通する吸気口と第1把手部を形成する掃除機本体
    と、該掃除機本体を着脱自在に保持し、上面に第2把手
    部を立設する掃除機本体ケースと、前記掃除機本体ケー
    スの下部に形成され、吸込具に連通した通気口とを備
    え、掃除機本体を掃除機本体ケースに取りつけた際に、
    前記掃除機本体の吸気口と掃除機本体ケースの通気口と
    を連通させたことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】集塵室及び電動機室を内蔵し、前記集塵室
    に連通する吸気口と第1把手部を形成する掃除機本体
    と、該掃除機本体を着脱自在に保持し、上面に第2把手
    部を立設する掃除機本体ケースと、前記掃除機本体ケー
    スの下部に形成され、吸込具に連通した通気口とを備
    え、掃除機本体を掃除機本体ケースに取りつけた際に、
    前記掃除機本体の吸気口と掃除機本体ケースの通気口と
    を連通させるとともに、掃除機本体ケースと掃除機本体
    の外面をほぼ連続する面で形成したことを特徴とする電
    気掃除機。
  3. 【請求項3】集塵室及び電動機室を内蔵し、前記集塵室
    に連通する吸気口と第1把手部を形成する掃除機本体
    と、該掃除機本体に形成された第1排気口と、前記掃除
    機本体を着脱自在に保持し、上面に第2把手部を立設す
    る掃除機本体ケースと、該掃除機本体ケースに形成され
    た第2排気口と、前記掃除機本体ケースの下部に形成さ
    れ、吸込具に連通した通気口とを備え、掃除機本体を掃
    除機本体ケースに取りつけた際に、前記掃除機本体の吸
    気口と掃除機本体ケースの通気口とを連通させるととも
    に、前記第1排気口と第2排気口との間に排気室を形成
    したことを特徴とする電気掃除機。
  4. 【請求項4】集塵室及び電動機室を内蔵し、前記集塵室
    に連通する吸気口と第1把手部を形成する掃除機本体
    と、該掃除機本体に形成された第1排気口と、前記掃除
    機本体を着脱自在に保持し、上面に第2把手部を立設す
    る掃除機本体ケースと、該掃除機本体ケースに形成され
    た第2排気口と、前記掃除機本体ケースの下部に形成さ
    れ、吸込具に連通した通気口とを備え、掃除機本体を掃
    除機本体ケースに取りつけた際に、前記掃除機本体の吸
    気口と掃除機本体ケースの通気口とを連通させるととも
    に、前記第1排気口と第2排気口とを互いに重なり合わ
    ない位置に形成したことを特徴とする電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101369234B1 (ko) * 2010-05-31 2014-03-04 삼성전자주식회사 사이클론 집진장치 및 이를 구비한 핸디형 진공청소기
US8671510B2 (en) 2010-05-31 2014-03-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Hand-held and stick vacuum cleaner
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WO2021253667A1 (zh) * 2020-06-16 2021-12-23 天佑电器(苏州)有限公司 清洁设备

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