JP2784970B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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Description
に据え置いた際に不用意に電動送風機を作動させても、
吸込風量の不足による電動送風機の発熱に起因する損傷
を防止する電気掃除機に関する。
除機が知られているが、このアップライト型の電気掃除
機では例えば棚の上のような高いところの掃除が困難で
ある。そこでアップライト型としても使用でき、しか
も、高いところでも掃除が容易に行えるようにした電気
掃除機が提案されている。
送風機を内蔵する電動送風機室およびこの電動送風機の
吸気側に連通する集塵室(ともに図示せず)を有した本
体1を有し、この本体1には床面への据え置き面となる
底部2が形成されているとともに底部2の近傍に位置し
て接続管3が設けられている。4はホースで一端が集塵
室に連通し他端が接続管3に着脱可能に接続されるもの
である。また、接続管3には延長管5の一端が着脱可能
に接続され、この延長管5の他端には吸込口体6が着脱
可能に接続されている。そして、延長管5には係止部7
が設けられ、本体1には係止部7に係止される被係止部
8が形成されている。また、本体1の上部には把手9が
形成されている。
ちホース4の他端を接続管3の底部2とは反対側に接続
し、かつ、延長管5の一端を接続管3の底部側に接続す
るとともにその他端に吸込口体6を接続した状態とし、
電動送風機を作動させ吸込口体6を床面上で移動させる
ことによりアップライト型として使用することができ
る。
もにホース4の他端を接続管3から外し、一方の手で把
手9を握持して本体1を持ち他方の手でホース4の他端
を持ってこのホース4の他端から塵埃を吸い込むことに
より、あるいは底部2を据え置き面として本体1を床面
上に据え置いてホース4の他端を持ってこのホース4の
他端から塵埃を吸い込むことにより、棚の上のような高
いところを掃除することができる。
続管3に接続するとともに延長管5を接続管3から外し
底部2を床面に据え置くことにより、本体1を立ててし
まうことができる。そして、係止部7を被係止部8に係
止して延長管5を本体1に沿って保持させることにより
コンパクトに収納することができる。本体1を持ち運ぶ
にはこの状態で把手部9を持てばよく、この場合ホース
4の他端が接続されていることからホース4の他端がぐ
らつくことがなく、また、前述のように接続管3が底部
2の近傍に位置していることから、ホース4の他端を接
続管3から外して使用する際の有効長さを長くすること
ができるので操作性を向上することができる。
においては、接続管3を底部2の近傍に位置させている
ことから次のような問題点があった。すなわち、掃除を
する場所に本体1を持ち運んできて床面に据え置き、掃
除を始める前に不用意に電源が投入されてしまった場合
等においては、接続管3の底部2側開口がじュうたん等
の床面によって閉塞されていることから、吸込風量が不
足し、これに起因して電動送風機の焼損、電動送風機の
発熱による本体1の変形等の問題が生ずるおそれがあ
る。
いとともに本体を床面に据え置きした状態で電動送風機
を作動させてしまっても電動送風機、本体の損傷を防止
することができる電気掃除機を提供することを目的とす
るものである。
に本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵する電動送
風機室およびこの電動送風機の吸気側に連通する集塵室
を有するとともに床面に据え置かれる底部が形成された
本体と、この本体の側面部の前記底部近傍位置に前記側
面部に沿って設けられ前記底部側および前記底部とは反
対側の両方向に開口部を有する接続管と、前記側面部に
沿って設けられ一端が前記集塵室に接続されるとともに
他端が前記接続管の反底部側開口部に着脱可能に接続さ
れる第1の連通管と、一端が前記接続管の底部側開口部
に着脱可能に接続されるとともに他端に吸込部を有する
第2の連通管とを具備し、前記接続管にこの接続管内を
外気に連通させるとともに前記第2の連通管がこの接続
管に接続された状態では閉塞されるリーク部を形成した
ものである。
に接続するとともに第2の連通管を接続管に接続して第
2の連通管の吸込部と本体内の集塵室とを連通させた状
態で使用することができる。また、第2の連通管を接続
管から外し、本体を床面に据え置くなどして第1の連通
管も接続管から外してこの第1の連通管から塵埃を吸い
込むことにより棚の上のような高いところを容易に掃除
することができる。そして、第2の連通管が接続管に接
続されている状態ではリーク部は閉塞されている。一
方、第2の連通管が接続管に接続されていない状態では
リーク部は開放されているので、電動送風機が作動して
もリーク部から集塵室に吸込風が流入する。
説明する。11は円筒状の本体で、床面に据え置かれる
底部12とこの底部12から上方に連続して設けられた
筒状の側面部13と把手14とが形成されている。
壁16によって、上方に集塵室17が下方に電動送風機
室18がそれぞれ区画形成されている。さらに電動送風
機室18の下方にはコードリール室19が形成されてい
る。
されるとともにこの吸込口20に臨んで集塵袋ホルダ2
1が設けられ、この集塵袋ホルダ21には集塵袋22の
口枠23が着脱自在に保持されている。また、集塵室1
7には集塵袋22を出し入れするための開口24が形成
されていており、この開口24は蓋体25によって開閉
される。さらに、連通孔15を覆うように補助フィルタ
26が設けられている。
複数の支持壁28、29、30により弾性部材31、3
2を介して支持されている。この電動送風機27は吸気
側が連通孔15を通じて集塵室17に連通され、排気側
が本体11の側面部13に形成された排気孔33を通じ
て外気と連通している。なお、電動送風機27の吸気側
と排気側は環状の弾性部材31によって気密に仕切られ
ている。
を巻き取るコードリール35が回転自在に設けられ、こ
の電源コード34は側面部13に形成された図示しない
挿通孔から本体11外に引き出されるようになってい
る。
1の連通管である柔軟性および伸縮性を有するホース3
6の一端に設けた差込管37が固定されている。そし
て、この差込管37の先端には環状のパッキング38が
設けられており、このパッキング38が口枠23に当接
することにより差込管37と集塵袋22とが気密に連通
するようになっている。また、ホース36の他端には先
端側の内径が拡径するテーパ状の管体39が設けられて
いる。
傍に位置して上下方向に沿う接続部40が設けられてい
る。この接続部40は、側面部13と一体に形成された
周壁41と、この周壁41内に設けられるとともに底部
12と反対側に開放した反底部側開口Aおよび底部12
側に開放した底部側開口Bが形成された接続管42とか
らなるものである。接続管42は、上端側の内径が縮径
するテーパ状の上接続管部42aと、下端側が拡径する
下接続管部42bとから構成されており、この下接続管
部42bにはリーク部としてのリーク孔43が形成され
ている。一方、周壁41にはリーク孔43と対向して開
口部44が形成されている。そして、上接続管部42a
にはホース36の他端に設けられた管体39がテーパ嵌
合により着脱自在に装着され、その装着状態でホース4
は本体11の側面部13に沿って設けられている。
一端には上接続管部42aと同形状のホース側接続部4
5aが形成されているとともにその他端にはホース36
に設けられた管体39と同形状の吸込口体側接続部45
bが形成されている。ホース側接続部45aは、ホース
36の管体39および接続管42の下接続管部42bに
着脱自在に嵌合されるもので、下接続管部42bに嵌合
されるとリーク孔43を閉塞するようになっている。そ
して、吸込口体側接続部45bには、吸込開口46が形
成された吸込部としての吸込口体47がテーパ嵌合によ
り着脱自在に接続される。さらに、延長管45の長さ方
向の中間部には係止部48が固定されている。この係止
部48は、本体11をその底部12を据え置き面として
床面に据え置いた状態で、本体11に設けられた被係止
部49に係止されるものである。これによって延長管4
5は本体11に沿って保持される。なお、被係止部49
は接続部40と反対側に位置して本体11の側面部13
に設けられている。本体11の上部に設けられた把手1
4の一部には電動送風機29をオン・オフするスイッチ
50が設けられている。
いわゆるアップライト型として使用するには、ホース3
6の管体39を上接続管部42aに接続するとともに延
長管45のホース側接続部45aを下接続管部42bに
接続する。この接続状態ではリーク孔43は延長管45
によって閉塞されている。さらに、延長管45の吸込口
体側接続部45bを吸込口体47に接続する。そして、
把手14を持って掃除を行うと、床面上のごみは吸込開
口46から吸い込まれて延長管45、接続管42、ホー
ス36、吸込口20を通過して集塵袋22に集塵され
る。次に例えば棚の上等の高いところを掃除するには、
延長管45を接続管42から外すとともにホース36も
接続管42から外す。したがって、柔軟性を有するホー
ス36は管体39が設けられた他端が自由端となり、管
体39を手で持ってここからごみを吸い込むことにより
高いところの掃除ができる。なお、この際に本体11は
床面に据え置きしあるいは把手14を他方の手で持って
掃除を行えばよい。また、必要に応じて管体39に吸込
口体47等を接続して掃除を行なうこともできる。さら
に、図1に示す状態のまま、すなわちホース36を接続
管42に接続し延長管45を接続管42から外した状態
のままでも、接続管42が底部12の近傍に位置してい
るので床面の掃除を簡易に行うことも可能である。
続された延長管45を接続管42から外し、ホース36
を側面部13に沿うように管体39を接続管42の上接
続管42aに接続した状態とする。そして、底部12を
床面に据え置きして本体11を立てるとともに延長管4
5の係止部48を本体11の被係止部49に係止して延
長管45を本体11に沿って保持させることにより、コ
ンパクトに電気掃除機を収納することができる。本体1
1を持ち運ぶにはこの状態で把手14を持って運べばよ
い。このとき、延長管45は接続管42に接続されてい
ないのでリーク孔43は開放されており、接続管42内
はリーク孔43、開口部44を介して外気と連通してい
る。
2の下端が本体11の底部12と略同一面を形成してい
るので、本体11の床面への据え置き状態での接地面積
を大きくして安定して本体11を床面に立てておくこと
ができる。特にホース36が接続されている吸込口20
と同方向に接続管42が突出して設けられているので、
ホース36が引っ張られても接続管42の下端で支持で
きるので安定性がよい。なお、接続管42の下端が底部
12より若干上方に位置していても底部12に近接して
いれば本体11が倒れかかった場合にこの接続管44の
下端で支持することができる。しかも、底部12に近接
して接続管42を設けているので吸込口20と接続管4
2との間の距離を大きくできるので、ホース36が側面
部13から大きく突出しないようにホース36を側面部
13に沿って設けてもホース36の有効長さを長くする
ことができる。したがって、接続管42からホース36
を外して高いところを掃除する際の操作性を向上させる
ことができる。
として床面に立てた状態で誤ってスイッチ50をオンに
して電動送風機27が作動しても、接続管42内には開
口部44、リーク孔43を介して外気が流入することか
ら、吸込風量を確保することができる。このため、吸込
風量の不足に起因する電動送風機27の焼損、電動送風
機27の発熱による本体11の変形等がない。しかも、
接続管42にホース36、延長管45を接続してアップ
ライト型として掃除する場合、ホース36を接続管42
から外して掃除する場合のいづれでも、リーク孔43か
ら吸込風は流入しないので塵埃の吸込力を低下させるこ
とはない。なお、本実施例では吸込部として吸込口体4
7を延長管45に接続しているが、吸込口体47を設け
ない場合は延長管45の先端が吸込部として機能する。
42に接続した際延長管45でリーク孔43を閉塞する
ように構成したが、例えばリーク孔43を開閉する弁を
設けて、延長管45が接続管42に接続されるとこれに
連動してこの弁がリーク孔43を閉塞するようにそれぞ
れ構成するものでもよい。さらに、本発明におけるリー
ク部は、接続管から第2の連通管を外しただけで接続管
内と外気とを連通させる必要は必ずしもなく、接続管か
ら第2の連通管を外し、しかも接続管内が負圧になった
場合に初めて接続管内と外気とを連通させる構造でもよ
い。
機によれば、第1の連通管を長くしても本体を床面に据
え置いた状態で誤って電動送風機が作動しても、吸込風
量の不足に起因する電動送風機の焼損、電動送風機の発
熱による本体1の変形等を防止することができる。しか
も、接続管に第1、第2の連通管を接続して掃除を行な
う場合、第1の連通管を接続管から外して第1の連通管
から塵埃を吸い込んで掃除を行なう場合のいづれでも塵
埃の吸込力を低下させることがない。
に据え置いた状態での要部断面図である。
の側面図である。
図1におけるX−Xに沿う要部断面図である。
体の要部断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 電動送風機を内蔵する電動送風機室およ
びこの電動送風機の吸気側に連通する集塵室を有すると
ともに床面に据え置かれる底部が形成された本体と、こ
の本体の側面部の前記底部近傍位置に前記側面部に沿っ
て設けられ前記底部側および前記底部とは反対側の両方
向に開口部を有する接続管と、前記側面部に沿って設け
られ一端が前記集塵室に接続されるとともに他端が前記
接続管の反底部側開口部に着脱可能に接続される第1の
連通管と、一端が前記接続管の底部側開口部に着脱可能
に接続されるとともに他端に吸込部を有する第2の連通
管とを具備し、 前記接続管にこの接続管内を外気に連通させるとともに
前記第2の連通管がこの接続管に接続された状態では閉
塞されるリーク部を形成したことを特徴とする電気掃除
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151792A JP2784970B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151792A JP2784970B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05220067A JPH05220067A (ja) | 1993-08-31 |
JP2784970B2 true JP2784970B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=13173365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6151792A Expired - Fee Related JP2784970B2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2784970B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP6151792A patent/JP2784970B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05220067A (ja) | 1993-08-31 |
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