JP2002136456A - 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 別部品を用いることなく、空気循環式電気掃
除機に適合し、被掃除面のゴミを容易に吸込むことがで
きる電気掃除機用吸込具及びをそれを用いた使い勝手の
良い電気掃除機を得ることを目的としている。 【解決手段】 電気掃除機本体１０に内蔵された電動送
風機の吸引側に連通し一端に開口２７ｂを有する吸気通
路２７ａと、前記電動送風機の排気側に連通する排気通
路２６ａをそれぞれ備え、前記吸気通路２７ａと排気通
路２６ａは仕切り壁２９にて区画されているとともに、
排気通路２６ａから排出する排気風を大気中に放出させ
る排気開口３０を備えたもので、排気通路２６ａのみを
閉塞した別部品を用いなくても、電気掃除機用アタッチ
メント２８内での空気循環が行われず、吸気通路２７ａ
から吸込まれる空気を勢いよく吸込ませることができ
る。
除機に適合し、被掃除面のゴミを容易に吸込むことがで
きる電気掃除機用吸込具及びをそれを用いた使い勝手の
良い電気掃除機を得ることを目的としている。 【解決手段】 電気掃除機本体１０に内蔵された電動送
風機の吸引側に連通し一端に開口２７ｂを有する吸気通
路２７ａと、前記電動送風機の排気側に連通する排気通
路２６ａをそれぞれ備え、前記吸気通路２７ａと排気通
路２６ａは仕切り壁２９にて区画されているとともに、
排気通路２６ａから排出する排気風を大気中に放出させ
る排気開口３０を備えたもので、排気通路２６ａのみを
閉塞した別部品を用いなくても、電気掃除機用アタッチ
メント２８内での空気循環が行われず、吸気通路２７ａ
から吸込まれる空気を勢いよく吸込ませることができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用さ
れる電気掃除機に関するもので、特に空気循環式電気掃
除機の狭い場所等を掃除する電気掃除機用吸込具である
掃除用アタッチメントに関するものである。
れる電気掃除機に関するもので、特に空気循環式電気掃
除機の狭い場所等を掃除する電気掃除機用吸込具である
掃除用アタッチメントに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気掃除機を図７を用いて説明す
る。図に示すように、掃除機本体１内に電動送風機２を
内蔵し、電動送風機２の前方に集塵袋３を内蔵する集塵
室４を有し、電動送風機２後方に電源コ−ド５を巻き取
るコ−ド巻き取り装置６を備え、集塵室４前方には、接
続パイプ７が配設されている。この接続パイプ７には狭
い場所等を掃除するアタッチメントして使用する筒状の
掃除用アタッチメント８が着脱自在に設けられてい
る。。
る。図に示すように、掃除機本体１内に電動送風機２を
内蔵し、電動送風機２の前方に集塵袋３を内蔵する集塵
室４を有し、電動送風機２後方に電源コ−ド５を巻き取
るコ−ド巻き取り装置６を備え、集塵室４前方には、接
続パイプ７が配設されている。この接続パイプ７には狭
い場所等を掃除するアタッチメントして使用する筒状の
掃除用アタッチメント８が着脱自在に設けられてい
る。。
【０００３】同図で矢印で示すように、電動送風機２に
より塵埃は、掃除用アタッチメント８より空気とともに
吸引され、吸引された空気は、集塵袋３を透過し、電動
送風機２の内部を通過して排気口９より外部へと放出さ
れる。
より塵埃は、掃除用アタッチメント８より空気とともに
吸引され、吸引された空気は、集塵袋３を透過し、電動
送風機２の内部を通過して排気口９より外部へと放出さ
れる。
【０００４】このように、非空気循環式電気掃除機の掃
除用アタッチメント８は単一風路となつており空気を吸
い込む勢いが強く狭い場所等の掃除に適しているが、空
気循環式電気掃除機で使用する掃除用アタッチメント８
の開発にあたってはそれに適応するものは提供されてい
ない。
除用アタッチメント８は単一風路となつており空気を吸
い込む勢いが強く狭い場所等の掃除に適しているが、空
気循環式電気掃除機で使用する掃除用アタッチメント８
の開発にあたってはそれに適応するものは提供されてい
ない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
て、空気循環式電気掃除機での掃除用アタッチメント８
を開発しようとすれば、掃除用アタッチメント８に吸気
通路及び排気通路を設ける必要があるし、また、排気通
路のみを閉塞した別部品を前記掃除用アタッチメント８
を空気循環式電気掃除機の間に介する必要がある。一
方、前記掃除用アタッチメント８をそのまま空気循環式
電気掃除機にて使用すると、吸気通路及び排気通路間に
て空気がリークし、必要な吸引力がなくなり掃除用アタ
ッチメント８から吸われる空気の勢いが低下する。
て、空気循環式電気掃除機での掃除用アタッチメント８
を開発しようとすれば、掃除用アタッチメント８に吸気
通路及び排気通路を設ける必要があるし、また、排気通
路のみを閉塞した別部品を前記掃除用アタッチメント８
を空気循環式電気掃除機の間に介する必要がある。一
方、前記掃除用アタッチメント８をそのまま空気循環式
電気掃除機にて使用すると、吸気通路及び排気通路間に
て空気がリークし、必要な吸引力がなくなり掃除用アタ
ッチメント８から吸われる空気の勢いが低下する。
【０００６】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、別部品を用いることなく、空気循環式電気掃除機に
適合し、被掃除面のゴミを容易に吸込むことができる電
気掃除機用吸込具である掃除用アタッチメントを具備し
た、使い勝手の良い電気掃除機を得ることを目的として
いる。
で、別部品を用いることなく、空気循環式電気掃除機に
適合し、被掃除面のゴミを容易に吸込むことができる電
気掃除機用吸込具である掃除用アタッチメントを具備し
た、使い勝手の良い電気掃除機を得ることを目的として
いる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電気掃除機本体に内蔵された電動送風機の
吸引側に連通し一端に開口を有する吸気通路と、前記電
動送風機の排気側に連通する排気通路をそれぞれ備え、
前記吸気通路と排気通路は仕切り壁にて区画されている
とともに、排気通路から排出する排気風を大気中に放出
させる排気開口を備えたもので、排気通路のみを閉塞し
た別部品を用いなくても、電気掃除機用吸込具内での空
気循環が行われず、吸気通路から吸込まれる空気を勢い
よく吸込ませることができる。
に本発明は、電気掃除機本体に内蔵された電動送風機の
吸引側に連通し一端に開口を有する吸気通路と、前記電
動送風機の排気側に連通する排気通路をそれぞれ備え、
前記吸気通路と排気通路は仕切り壁にて区画されている
とともに、排気通路から排出する排気風を大気中に放出
させる排気開口を備えたもので、排気通路のみを閉塞し
た別部品を用いなくても、電気掃除機用吸込具内での空
気循環が行われず、吸気通路から吸込まれる空気を勢い
よく吸込ませることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、
電気掃除機本体に内蔵された電動送風機の吸引側に連通
し一端に開口を有する吸気通路と、前記電動送風機の排
気側に連通する排気通路をそれぞれ備え、前記吸気通路
と排気通路は仕切り壁にて区画されているとともに、排
気通路から排出する排気風を大気中に放出させる排気開
口を備えたもので、排気通路のみを閉塞した別部品を用
いなくても、電気掃除機用吸込具内での空気循環が行わ
れず、吸気通路から吸込まれる空気を勢いよく吸込ませ
ることができる。
電気掃除機本体に内蔵された電動送風機の吸引側に連通
し一端に開口を有する吸気通路と、前記電動送風機の排
気側に連通する排気通路をそれぞれ備え、前記吸気通路
と排気通路は仕切り壁にて区画されているとともに、排
気通路から排出する排気風を大気中に放出させる排気開
口を備えたもので、排気通路のみを閉塞した別部品を用
いなくても、電気掃除機用吸込具内での空気循環が行わ
れず、吸気通路から吸込まれる空気を勢いよく吸込ませ
ることができる。
【０００９】本発明の請求項２記載の発明は、電気掃除
機用吸込具の外周に設けた排気開口を、電気掃除機用吸
込具の略上面中央部に配置させることより、排気開口か
ら漏れ出す空気が被掃除面に吹き付けることがなくな
り、塵埃の吹き飛ばしを防止することができる。
機用吸込具の外周に設けた排気開口を、電気掃除機用吸
込具の略上面中央部に配置させることより、排気開口か
ら漏れ出す空気が被掃除面に吹き付けることがなくな
り、塵埃の吹き飛ばしを防止することができる。
【００１０】本発明の請求項３記載の発明は、電気掃除
機用吸込具の外周に設けた排気開口を、電気掃除機用吸
込具の略側面中央部に配置させることより、排気開口か
ら漏れ出す空気が使用者の顔等に吹き付けることがなく
なり、使用中での不快感を防止することができる。
機用吸込具の外周に設けた排気開口を、電気掃除機用吸
込具の略側面中央部に配置させることより、排気開口か
ら漏れ出す空気が使用者の顔等に吹き付けることがなく
なり、使用中での不快感を防止することができる。
【００１１】本発明の請求項４記載の発明は、排気通路
と吸気通路とを区画する仕切り壁に、排気通路と吸気通
路とを連通させる孔を設けた為、外部に放出される空気
の一部が循環され、排気開口から排出される空気の勢い
が低下し、周囲に吹き出すことを低減させることができ
る。
と吸気通路とを区画する仕切り壁に、排気通路と吸気通
路とを連通させる孔を設けた為、外部に放出される空気
の一部が循環され、排気開口から排出される空気の勢い
が低下し、周囲に吹き出すことを低減させることができ
る。
【００１２】本発明の請求項５記載の発明は、電気掃除
機用吸込具に形成された排気通路内で、この掃除用アタ
ッチメントに形成された排気開口を覆うようフィルタ−
を係止させたことより、フィルタ−の圧損より排気開口
から排出される空気の排気圧力を殺し、排気が勢いよく
周囲に吹き出すことを防止する。
機用吸込具に形成された排気通路内で、この掃除用アタ
ッチメントに形成された排気開口を覆うようフィルタ−
を係止させたことより、フィルタ−の圧損より排気開口
から排出される空気の排気圧力を殺し、排気が勢いよく
周囲に吹き出すことを防止する。
【００１３】本発明の請求項６記載の発明は、電気掃除
機用吸込具に形成された排気開口を有する部材を着脱自
在に設け、前記排気開口にフィルタ−を係止させること
より、フィルタ−にゴミが目詰まりしても容易にフィル
タ−交換ができる。
機用吸込具に形成された排気開口を有する部材を着脱自
在に設け、前記排気開口にフィルタ−を係止させること
より、フィルタ−にゴミが目詰まりしても容易にフィル
タ−交換ができる。
【００１４】本発明の請求項７記載の発明は、電動送風
機を内蔵した電気掃除機本体に、請求項１〜６のいずれ
か１項に記載の電気掃除機用吸込具と連通するような接
続口を備えた電気掃除機で、別部品を用いることなく、
空気循環式電気掃除機に適合し、被掃除面のゴミを容易
に吸込むことができる電気掃除機用吸込具である掃除用
アタッチメントを具備した、使い勝手の良い電気掃除機
を提供できる。
機を内蔵した電気掃除機本体に、請求項１〜６のいずれ
か１項に記載の電気掃除機用吸込具と連通するような接
続口を備えた電気掃除機で、別部品を用いることなく、
空気循環式電気掃除機に適合し、被掃除面のゴミを容易
に吸込むことができる電気掃除機用吸込具である掃除用
アタッチメントを具備した、使い勝手の良い電気掃除機
を提供できる。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
て説明する。
【００１６】(実施例１)図１は、本発明の第１の実施例
の電気掃除機の側面断面図であり、図２は、同電気掃除
機の部分拡大図である。図３は、同電気掃除機に電気掃
除機用吸込具である掃除用アタッチメントを挿入させた
時の部分拡大図である。
の電気掃除機の側面断面図であり、図２は、同電気掃除
機の部分拡大図である。図３は、同電気掃除機に電気掃
除機用吸込具である掃除用アタッチメントを挿入させた
時の部分拡大図である。
【００１７】掃除機本体１０は、吸引力を発生する電動
送風機１１を内蔵し、電動送風機１１の外周には、コ−
ドリ−ル装置１２が収納されている。
送風機１１を内蔵し、電動送風機１１の外周には、コ−
ドリ−ル装置１２が収納されている。
【００１８】掃除機本体１０の上部には、取っ手部１３
が形成されており、この取っ手部１３を握持することよ
り掃除機本体１０を持ち動かすことができる。
が形成されており、この取っ手部１３を握持することよ
り掃除機本体１０を持ち動かすことができる。
【００１９】掃除機本体１０の前方には、集塵室１４が
具備され、集塵室１４の前方には、接続口１５が設けら
れており、この接続口１５は、略円筒状の小径部１６と
大径部１７とに構成された２重管に形成されている。
具備され、集塵室１４の前方には、接続口１５が設けら
れており、この接続口１５は、略円筒状の小径部１６と
大径部１７とに構成された２重管に形成されている。
【００２０】集塵室１４は、塵埃を集塵するもので、空
気入り口１８を設けた略円筒状に形成したダストボック
ス１９と、塵埃の侵入を防止する塵埃フィルター２０と
で構成され、略円筒状に形成したダストボックス１９の
外周側には、塵埃を吸込む通路を構成する吸込み管２１
が配設されており、この吸込み管２１は、ケ−ス体２２
の部品より覆われ、ダストボックス１９とビス及び、爪
かん合等（図示せず）で係止されている。吸込み管２１
の外周と、ケ−ス体２２の内面との間は、排気通路部２
３が形成されている。
気入り口１８を設けた略円筒状に形成したダストボック
ス１９と、塵埃の侵入を防止する塵埃フィルター２０と
で構成され、略円筒状に形成したダストボックス１９の
外周側には、塵埃を吸込む通路を構成する吸込み管２１
が配設されており、この吸込み管２１は、ケ−ス体２２
の部品より覆われ、ダストボックス１９とビス及び、爪
かん合等（図示せず）で係止されている。吸込み管２１
の外周と、ケ−ス体２２の内面との間は、排気通路部２
３が形成されている。
【００２１】電動送風機１１の動作により吸われる空気
は、接続口１５に設けられた吸気口２４で小径部１６よ
り吸込み管２１を通り、ダストボックス１９に集塵さ
れ、さらに、電動送風機１１からの排気風は、電動送風
機１１の下側を通り、ダストボックス１９とケ−ス体２
２で形成された排気通路部２３を連通し、再び、接続口
１５の大径部１７と小径部１６との間の排気口２５へ空
気が循環されている。
は、接続口１５に設けられた吸気口２４で小径部１６よ
り吸込み管２１を通り、ダストボックス１９に集塵さ
れ、さらに、電動送風機１１からの排気風は、電動送風
機１１の下側を通り、ダストボックス１９とケ−ス体２
２で形成された排気通路部２３を連通し、再び、接続口
１５の大径部１７と小径部１６との間の排気口２５へ空
気が循環されている。
【００２２】接続口１５は、前記接続口１５の排気通路
２６と吸気通路２７が別々に構成されていれば、どのよ
うな形状でも同様の効果が期待できるのはもちろんであ
る。
２６と吸気通路２７が別々に構成されていれば、どのよ
うな形状でも同様の効果が期待できるのはもちろんであ
る。
【００２３】接続口１５には、狭い場所等を掃除する電
気掃除機用吸込具である略筒状の掃除用アタッチメント
２８が着脱自在に設けられている掃除用アタッチメント
２８には排気通路２６a及び、吸気通路２７aとを仕切る
仕切り壁２９が配設されており、掃除用アタッチメント
２８の排気通路２６ａは、接続口１５の排気通路２６に
連通し、また、掃除用アタッチメント２８の吸気通路２
７ａは、接続口１５の吸気通路２７に連通している。
気掃除機用吸込具である略筒状の掃除用アタッチメント
２８が着脱自在に設けられている掃除用アタッチメント
２８には排気通路２６a及び、吸気通路２７aとを仕切る
仕切り壁２９が配設されており、掃除用アタッチメント
２８の排気通路２６ａは、接続口１５の排気通路２６に
連通し、また、掃除用アタッチメント２８の吸気通路２
７ａは、接続口１５の吸気通路２７に連通している。
【００２４】掃除用アタッチメント２８の、排気通路２
６a及び吸気通路２７aは、仕切り壁２９で空気が連通し
ないよう仕切られ、掃除用アタッチメント２８の外周
に、排気通路２６ａからの空気を大気中に放出させる排
気開口３０が設けられている。
６a及び吸気通路２７aは、仕切り壁２９で空気が連通し
ないよう仕切られ、掃除用アタッチメント２８の外周
に、排気通路２６ａからの空気を大気中に放出させる排
気開口３０が設けられている。
【００２５】図１、図２においては、掃除用アタッチメ
ント２８の外周に設けた排気開口３０を、掃除用アタッ
チメント２８の略上面中央部に配置されている。
ント２８の外周に設けた排気開口３０を、掃除用アタッ
チメント２８の略上面中央部に配置されている。
【００２６】又図３において、掃除用アタッチメント２
８の外周に設けた排気開口３０を、掃除用アタッチメン
ト２８の略側面中央部に配置されている。
８の外周に設けた排気開口３０を、掃除用アタッチメン
ト２８の略側面中央部に配置されている。
【００２７】又図２において、掃除用アタッチメント２
８に形成された排気通路２６ａ及び吸気通路２７ａを仕
切る仕切り壁２９に、排気通路２６ａと吸気通路２７ａ
とを連通させる孔３１が設けられている。
８に形成された排気通路２６ａ及び吸気通路２７ａを仕
切る仕切り壁２９に、排気通路２６ａと吸気通路２７ａ
とを連通させる孔３１が設けられている。
【００２８】上記構成による作用は以下の通りである。
すなわち、掃除用アタッチメント２８の、排気通路２６
ａからの排気風を大気中に放出させ、空気を循環させな
いことより、空気循環による吸引力低下をなくし被掃除
面の空気を勢いよく吸込ませることができる。さらに、
空気循環による電動送風機１１の温度上昇を抑制させる
ことができる。
すなわち、掃除用アタッチメント２８の、排気通路２６
ａからの排気風を大気中に放出させ、空気を循環させな
いことより、空気循環による吸引力低下をなくし被掃除
面の空気を勢いよく吸込ませることができる。さらに、
空気循環による電動送風機１１の温度上昇を抑制させる
ことができる。
【００２９】排気開口３０を、略上面中央部に配置し、
塵埃吸引部２７ｂ近傍には配置していない場合には、掃
除用アタッチメント２８は、排気開口３０から出る空気
によって被掃除面の塵埃の吹き飛ばさなくなり、被掃除
面の掃除を容易にすることができる。
塵埃吸引部２７ｂ近傍には配置していない場合には、掃
除用アタッチメント２８は、排気開口３０から出る空気
によって被掃除面の塵埃の吹き飛ばさなくなり、被掃除
面の掃除を容易にすることができる。
【００３０】排気開口３０を、略側面中央部に配置し、
塵埃吸引部２７ｂ近傍には配置していない場合には、掃
除用アタッチメント２８は、排気開口３０から出る空気
は、使用者側にいかなくなり顔等に吹き付けることな
く、使用中での不快感を防止し、さらに、被掃除面の塵
埃の吹き飛ばしを防止することができる。
塵埃吸引部２７ｂ近傍には配置していない場合には、掃
除用アタッチメント２８は、排気開口３０から出る空気
は、使用者側にいかなくなり顔等に吹き付けることな
く、使用中での不快感を防止し、さらに、被掃除面の塵
埃の吹き飛ばしを防止することができる。
【００３１】排気通路２６ａ及び、吸気通路２７ａを仕
切る仕切り壁２９に、排気通路２６ａと吸気通路２７ａ
とを連通させる孔３１が設けられている掃除用アタッチ
メント２８は、空気のリークにより、排気開口３０から
排出される空気は、吸気通路２７ａへ戻される為、排気
開口３０から排出される空気の勢いを殺し、周囲に吹き
出す排気力を低減させることができる。
切る仕切り壁２９に、排気通路２６ａと吸気通路２７ａ
とを連通させる孔３１が設けられている掃除用アタッチ
メント２８は、空気のリークにより、排気開口３０から
排出される空気は、吸気通路２７ａへ戻される為、排気
開口３０から排出される空気の勢いを殺し、周囲に吹き
出す排気力を低減させることができる。
【００３２】（実施例２）次に、本発明の第２の実施例
を図４、図５を用いて説明する。図４は第２の実施例を
示す電気掃除機用吸込具である掃除用アタッチメントの
側面断面図、図５は、図４のＢ−Ｂ断面図である。
を図４、図５を用いて説明する。図４は第２の実施例を
示す電気掃除機用吸込具である掃除用アタッチメントの
側面断面図、図５は、図４のＢ−Ｂ断面図である。
【００３３】なお上記第１の実施例と同一構成部品につ
いては同一符号を付して、その説明を省略する。
いては同一符号を付して、その説明を省略する。
【００３４】掃除用アタッチメント２８に形成された排
気通路２６a内で、排気通路２６ａ及び吸気通路２７ａ
を仕切る仕切り壁２９と、掃除用アタッチメント２８の
外周に設けた排気開口３０との間にフィルタ−３２が、
圧入もしくは、仕切り壁２９に接着され係止されてい
る。
気通路２６a内で、排気通路２６ａ及び吸気通路２７ａ
を仕切る仕切り壁２９と、掃除用アタッチメント２８の
外周に設けた排気開口３０との間にフィルタ−３２が、
圧入もしくは、仕切り壁２９に接着され係止されてい
る。
【００３５】図４及び図５において、掃除用アタッチメ
ント２８に形成された排気開口３０を有する部材を別部
品とし、排気開口３０の外周３３が、掃除用アタッチメ
ント２８の開口部外周３４に嵌め込み自在に構成されて
いる。また、排気開口３０下方に数箇所切り欠かれた壁
３５が設けられ、この壁３５には、爪３６が配設されて
おり、掃除用アタッチメント２８の開口部外周３４に、
排気開口３０を嵌め込めば、壁３５に設けた爪３６が、
掃除用アタッチメント２８の開口部外周３４の内壁３７
に係止させる構成となっている。
ント２８に形成された排気開口３０を有する部材を別部
品とし、排気開口３０の外周３３が、掃除用アタッチメ
ント２８の開口部外周３４に嵌め込み自在に構成されて
いる。また、排気開口３０下方に数箇所切り欠かれた壁
３５が設けられ、この壁３５には、爪３６が配設されて
おり、掃除用アタッチメント２８の開口部外周３４に、
排気開口３０を嵌め込めば、壁３５に設けた爪３６が、
掃除用アタッチメント２８の開口部外周３４の内壁３７
に係止させる構成となっている。
【００３６】又、排気開口３０下方の数箇所切り欠かれ
た壁３５の間に圧入等でフィルタ−３２が係止されてい
る。
た壁３５の間に圧入等でフィルタ−３２が係止されてい
る。
【００３７】上記構成による作用は以下の通りである。
排気通路２６ａを通る空気は、フィルタ−３２内の圧損
をうけ排気開口３０から排出される空気の排気圧力が低
下し、排気が勢いよく周囲に吹き出すことを防止する。
排気通路２６ａを通る空気は、フィルタ−３２内の圧損
をうけ排気開口３０から排出される空気の排気圧力が低
下し、排気が勢いよく周囲に吹き出すことを防止する。
【００３８】排気開口３０を別部品とし、排気開口３０
の外周３３が、掃除用アタッチメント２８の開口部外周
３４に嵌め込み自在に構成されている掃除用アタッチメ
ント２８は、フィルタ−３２にゴミが目詰まりしても排
気開口３０を外すことよりフィルタ−３２交換が容易に
できメンテナンスが向上する。
の外周３３が、掃除用アタッチメント２８の開口部外周
３４に嵌め込み自在に構成されている掃除用アタッチメ
ント２８は、フィルタ−３２にゴミが目詰まりしても排
気開口３０を外すことよりフィルタ−３２交換が容易に
できメンテナンスが向上する。
【００３９】（実施例３）次に、本発明の第３の実施例
を図６を用いて説明する。図６は本発明の第３の実施例
を示す電気掃除機の側面断面図である。
を図６を用いて説明する。図６は本発明の第３の実施例
を示す電気掃除機の側面断面図である。
【００４０】なお図において、前記実施例と同一符号の
ものは、同一構造を有するため、説明は省略する。
ものは、同一構造を有するため、説明は省略する。
【００４１】電動送風機１１の動作により吸われる空気
は、同図の矢印で示すように、接続口１５の吸気口２４
よりダストボックス１９に集塵され、電動送風機１１内
に入る。次に、電動送風機１１からの排気風は、電動送
風機１１の後方に設けた排気穴３８を通り外気に放出さ
れる。
は、同図の矢印で示すように、接続口１５の吸気口２４
よりダストボックス１９に集塵され、電動送風機１１内
に入る。次に、電動送風機１１からの排気風は、電動送
風機１１の後方に設けた排気穴３８を通り外気に放出さ
れる。
【００４２】このような、非空気循環式電気掃除におい
て、実施例１で述べた空気循環式電気掃除機で使用する
掃除用アタッチメント２８を、接続口１５に着脱自在に
かん合できるよう接続口１５の略円筒状の大径部１７内
径と、掃除用アタッチメント２８の外径でテーパかん合
されている。
て、実施例１で述べた空気循環式電気掃除機で使用する
掃除用アタッチメント２８を、接続口１５に着脱自在に
かん合できるよう接続口１５の略円筒状の大径部１７内
径と、掃除用アタッチメント２８の外径でテーパかん合
されている。
【００４３】上記構成による作用は以下の通りである。
非空気循環式電気掃除のみならず、空気循環式電気掃除
機にも適合し、掃除用アタッチメントの用途が広がり使
い勝手が向上する。
非空気循環式電気掃除のみならず、空気循環式電気掃除
機にも適合し、掃除用アタッチメントの用途が広がり使
い勝手が向上する。
【００４４】
【発明の効果】本発明によれば、別部品を用いることな
く、空気循環式電気掃除機に適合し、被掃除面のゴミを
容易に吸込むことができる掃除用アタッチメントを具備
した、使い勝手の良い電気掃除機を得ることができる。
く、空気循環式電気掃除機に適合し、被掃除面のゴミを
容易に吸込むことができる掃除用アタッチメントを具備
した、使い勝手の良い電気掃除機を得ることができる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す電気掃除機の側面
断面図
断面図
【図２】（ａ）同電気掃除機の部分拡大断面図 （ｂ）同掃除用アタッチメントの上面図
【図３】（ａ）同電気掃除機に掃除用アタッチメントを
挿入させた時の部分拡大断面図 （ｂ）同図（ａ）のＡ−Ａ断面図
挿入させた時の部分拡大断面図 （ｂ）同図（ａ）のＡ−Ａ断面図
【図４】本発明の第２の実施例を示す電気掃除機の掃除
用アタッチメントの側面断面図
用アタッチメントの側面断面図
【図５】（ａ）図４のＢ−Ｂ断面で、排気開口の詳細断
面図 （ｂ）図４のＢ−Ｂ断面図
面図 （ｂ）図４のＢ−Ｂ断面図
【図６】本発明の第３の実施例を示す電気掃除機の側面
断面図
断面図
【図７】従来の電気掃除機の側面断面図
１０ 掃除機本体 １１ 電動送風機 ２４ 吸気口 ２５ 排気口 ２６a 排気通路 ２７ａ 吸気通路 ２８ 掃除用アタッチメント ２９ 仕切り壁 ３０ 排気開口 ３１ 孔 ３２ フィルタ−
フロントページの続き (72)発明者 加藤 公軌 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3B006 BA01 BA05 BA06 3B061 AA04 AA43 AA44 AH01 AH02 3B062 AA04 AB01 AB06
Claims (7)
- 【請求項１】 電気掃除機本体に内蔵された電動送風機
の吸引側に連通し一端に開口を有する吸気通路と、前記
電動送風機の排気側に連通する排気通路をそれぞれ備
え、前記吸気通路と排気通路は仕切り壁にて区画されて
いるとともに、排気通路から排出する排気風を大気中に
放出させる排気開口を備えた電気掃除機用吸込具。 - 【請求項２】 排気開口を吸込具本体外周の略上面中央
部に配置させた請求項１記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項３】 排気開口を吸込具本体外周の略側面中央
部に配置させた請求項１記載または２記載の電気掃除機
用吸込具。 - 【請求項４】 仕切り壁に排気通路と吸気通路とを連通
させる孔を設けた請求項１〜３のいずれか１項に記載の
電気掃除機用吸込具。 - 【請求項５】 排気通路内で、排気開口を覆うようフィ
ルタ−を係止させた請求項１〜４のいずれか1項に記載
の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項６】 排気開口を有する部材を着脱自在に設
け、前記排気開口にフィルタ−を係止させた請求項１〜
５のいずれか１項に記載の電気掃除機用吸込具。 - 【請求項７】 電動送風機を内蔵した電気掃除機本体
に、請求項１〜６のいずれか１項に記載の電気掃除機用
吸込具と連通するような接続口を備えた電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000330236A JP2002136456A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000330236A JP2002136456A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002136456A true JP2002136456A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18806796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000330236A Pending JP2002136456A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002136456A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7152272B2 (en) * | 2003-07-14 | 2006-12-26 | Royal Appliance Mfg. Co. | On-board vehicle vacuum cleaner |
| US7882593B2 (en) | 2007-01-19 | 2011-02-08 | Ab Electrolux | Dirt separator system for a vacuum cleaner |
| US7958597B2 (en) | 2006-03-24 | 2011-06-14 | Ab Electrolux | Handheld vacuum cleaner |
| US8151411B2 (en) | 2006-04-10 | 2012-04-10 | Ab Electrolux | Vacuum cleaner |
| US8225456B2 (en) | 2003-02-10 | 2012-07-24 | Ab Electrolux | Hand held vacuum cleaner |
| US8402601B2 (en) | 2007-01-23 | 2013-03-26 | AB Electronlux | Vacuum cleaner nozzle |
| US8424154B2 (en) | 2006-04-10 | 2013-04-23 | Ab Electrolux | Vacuum cleaner with filter cleaning means |
| JP2017217190A (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | アイリスオーヤマ株式会社 | 掃除機 |
| JP2018000604A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | アイリスオーヤマ株式会社 | 掃除機 |
-
2000
- 2000-10-30 JP JP2000330236A patent/JP2002136456A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8225456B2 (en) | 2003-02-10 | 2012-07-24 | Ab Electrolux | Hand held vacuum cleaner |
| US8607406B2 (en) | 2003-02-10 | 2013-12-17 | Ab Electrolux | Hand held vacuum cleaner |
| US7152272B2 (en) * | 2003-07-14 | 2006-12-26 | Royal Appliance Mfg. Co. | On-board vehicle vacuum cleaner |
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| US8402601B2 (en) | 2007-01-23 | 2013-03-26 | AB Electronlux | Vacuum cleaner nozzle |
| JP2017217190A (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | アイリスオーヤマ株式会社 | 掃除機 |
| JP2018000604A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | アイリスオーヤマ株式会社 | 掃除機 |
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