JP2001238829A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001238829A
JP2001238829A JP2000053350A JP2000053350A JP2001238829A JP 2001238829 A JP2001238829 A JP 2001238829A JP 2000053350 A JP2000053350 A JP 2000053350A JP 2000053350 A JP2000053350 A JP 2000053350A JP 2001238829 A JP2001238829 A JP 2001238829A
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JP
Japan
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chamber
vacuum cleaner
rectifying
suction
electric blower
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Application number
JP2000053350A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Ishikawa
清 石川
Akira Torisawa
陽 鳥澤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】集塵室から外部に洩れる騒音を低減できる電気
掃除機を提供すること。 【解決手段】掃除機本体1内に設けられた集塵室14
と、集塵室14を負圧にする電動送風機21を備える電
気掃除機において、電動送風機21の吸込口22aの前
方にこの吸込口22aと間隔をおいて対向する遮蔽部1
2aが設けられている電気掃除機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集塵室と電動送
風機の吸込口との間に連通路を有する仕切板が設けられ
た電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機においては、掃除機本体の前
部側に集塵室が設けられ、この集塵室に吸気負圧を作用
させる電動送風機が掃除機本体の後部側に設けられてい
る。そして、電動送風機を作動させて、吸気負圧を集塵
室に作用させることにより、吸込口体から塵埃を含む空
気を集塵室に吸い込ませて、集塵室に配設された紙パッ
クフィルタ等の集塵袋で捕集するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な電気掃除機においては、電動送風機から空気の吸込音
やモータの作動音等を含む大きな騒音が発生し、この騒
音の一部が集塵室を介して掃除機本体の前部側から外部
に洩れて、騒音の原因になっていた。
【0004】そこで、この発明は、集塵室から外部に洩
れる騒音を低減できる電気掃除機を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、掃除機本体内に設けた集
塵室と、前記集塵室を負圧にする電動送風機とを備える
電気掃除機において、前記電動送風機の吸込口の前方に
この吸込口と間隔をおいて対向する遮蔽部が設けられて
いることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の電気掃除機において、前記遮蔽部は、通気穴を
有し且つ前記集塵室と前記電動送風機の前段に形成され
た吸込室とを仕切る仕切壁に設けられていることを特徴
とする。
【0007】更に、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の電気掃除機において、前記遮蔽部の前記
吸込口に対向する面に整流風路を形成する案内羽根を設
けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0009】図1〜図6は、この発明の実施の形態を示
したものである。図7の電気掃除機は、掃除機本体1
と、掃除機本体1に接続される接続パイプ2と、接続パ
イプ2に一端が取り付けられた可撓性ホース3と、可撓
性ホース3の他端に取り付けられた手元操作パイプ4
と、手元操作パイプ4に直列に接続された延長パイプ
(延長管)5,5と、先端の延長パイプ5に接続された
吸込口体6を有する。この手元操作パイプ4には操作パ
ネル4aが設けられ、吸込口体6には底面に開口する吸
込室(図示せず)が形成されている。
【0010】また、接続パイプ2,可撓ホース3,手元
操作パイプ4,延長管4,4には、吸気風路7と循環風
路(排気風路)8が内外二重に形成されている。そし
て、吸気風路7は吸込口体6の図示しない吸込室に連通
し、循環風路8は吸込口体6に設けた吸込室の前端部に
連通している。しかも、この循環風路8から吸込室に吹
き出される循環風(排気風)は、後下方に向けて吹き出
されて、清掃面の塵埃を吸込室内に吹き上げると共に、
吸込室の図示しない回転ブラシ(回転清掃体)を回転駆
動するようになっている。
【0011】掃除機本体1は、図1〜図3に示したよう
に、本体ケース9、本体ケース9内に配設された集塵ユ
ニット10を有する。
【0012】この集塵ユニット10は、本体ケース9の
前部側に配設される集塵ケース11と、集塵ケース11
の後部開口端に取り付けられた仕切板12と、仕切板1
2の後面に取り付けられた整流室形成板(吸込室形成
板)13を有する。この集塵ケース11内には集塵室1
4が形成されている。
【0013】15は集塵室14内に配設された紙パック
フィルタ等の集塵袋(一次フィルタ)、16は集塵室1
4内に配設された二次フィルタである。この集塵袋15
の板状の口枠15aは集塵ケース14の前壁14aに図
示しない保持手段で着脱可能に保持される。この構成に
は周知の技術が採用できるのでその説明は省略する。ま
た、二次フィルタ16は仕切板12を覆うように且つ着
脱可能に仕切板12に取り付けられる。
【0014】仕切板12には、左右方向の略中央部で且
つ上下方向の下部に位置して遮蔽部12aが形成されて
いると共に、遮蔽部12aの周囲に位置して多数の連通
孔(通気穴)12bが形成されている。また、遮蔽部1
2aには、図1,図3,図5,図6に示したように、整
流部17が形成されている。この整流部17は、図5,
図6に示したように、円弧状の整流羽根(整流ブレー
ド)18が周方向に配列されている。この整流羽根18
は周囲からの空気(エア)が中央に向けて渦巻き状に整
流する様になっている。この整流羽根18,18間には
円弧状の整流通路18aが形成されている。
【0015】整流室形成板13には、後方中央に向かっ
て次第に小さくなるテーパ部13aと、略中央に位置す
る連通孔13bが形成されている。この連通孔13b
は、多数の整流羽根18により形成されれる環状列の内
側の部分において、遮蔽部12aに対向させられてい
る。そして、仕切板12と整流室形成板(吸込室形成
板)13との間には整流室(吸込室)19が形成されて
いる。
【0016】集塵ユニット10は、本体ケース9の後部
側に配設されるモータケース20と、モータケース20
内に配設された電動送風機21を有する。この電動送風
機21は、遠心ファン22と、遠心ファン22を駆動す
るモータ部23を有する。遠心ファン22の外周は、ゴ
ムや合成ゴム等からなる弾性シール部材24を介してモ
ータケース20に気密に支持されている。しかも、モー
タ部23とモータケース20との間には排気室25が形
成されている。また、遠心ファン22の吸込口22aは
整流室形成板13の連通孔13bに連通させられてい
る。これにより、遠心ファン22の吸込口22aは、連
通孔13b及び吸込室19を介して吸込口22aの前方
の仕切板12の遮蔽部12aに間隔をおいて対向させら
れている。尚、遮蔽部12aが設けられた仕切板12は
電動送風機21の前段に設けられている。
【0017】この電動送風機21は、遠心ファン22の
吸込口22aから空気(エア)を内部に吸い込んで、吸
い込んだ空気をモータ部23内に流して内部を冷却した
後、この空気をモータ部23の排気口23aから排気室
25内に排気風として排気する様になっている。
【0018】更に、集塵ユニット10は、集塵ケース1
1の前端部に取り付けられたパイプ接続部材26を有す
る。このパイプ接続部材26は、集塵ケース11内に連
通する内筒27と、内筒27の周囲に同心に且つ一体に
設けられた外筒28から内外二重に形成されている。
【0019】また、集塵ユニット10は、集塵ケース1
1の側方に配設した中空の排気案内部材29を有する。
この排気案内部材29は、内部に排気室25とパイプ接
続部材26の外筒28内を連通させる排気風路29aを
有する。
【0020】そして、このパイプ接続部材26に上述し
た接続パイプ2が着脱可能に接続されて、接続パイプ2
の吸気通路が集塵室14内の集塵袋15に連通すると共
に、循環風路8が排気風路29aに連通させられてい
る。
【0021】次に、この様な構成の電気掃除機の作用を
説明する。
【0022】手元操作パイプ4に設けた手元操作パネル
4aを操作して、電動送風機21を作動させると、電動
送風機21の遠心ファン22が作動して、整流室19を
介して集塵室14内に吸気負圧(吸引負圧)が作用す
る。この吸気負圧は、吸気風路7を介して吸込口体6の
吸込室(図示せず)に作用する。
【0023】これにより、清掃面の塵埃が吸込室6内の
空気(エア)と共に吸気風路7を介して集塵室14内の
集塵袋15内に吸い込まれる。この集塵袋15は、吸い
込まれた空気から塵埃を捕集して、空気を清浄する。
【0024】この清浄された空気は、二次フィルタ16
及び仕切板12の連通孔12bを介して遮蔽部12aの
周囲側から整流室19に流入する。この整流室19に流
入した空気は、整流室19内を整流部17に向けて流れ
た後、整流部17の円弧状の整流羽根18,18間を整
流部17の中央側に渦を巻くように流れた後、整流室形
成板13の連通孔13b及び吸込口22aを介して遠心
ファン22内に吸い込まれる。
【0025】この吸い込まれた空気は、モータ部23内
を冷却した後、排気風として排気口23aから排気室2
5内に排気される。この排気風は、排気風路29aを介
して循環風路8内に循環風として案内された後、循環風
路8を介して吸込口体6の吸込室(図示せず)の前部に
後斜下方に向けて吹き出される。この吹き出される循環
風は、清掃面の塵埃を吹き上げる一方、吸込口体内の図
示しない回転清掃体に吹き付けられて、回転清掃体を回
転させ、回転清掃体のブレードにより清掃面の塵埃を掻
き上げることになる。そして、この塵埃が上述のように
して、集塵袋15に捕集されることになる。
【0026】一方、この様な作動に伴い、電動送風機2
1は、遠心ファン22による空気の吸込音や、モータ部
(電動部)23の作動音等による騒音が発生する。この
騒音の一部は、連通孔13b側から集塵室14に洩れよ
うとする。
【0027】この際、連通孔13bから整流室19側に
移動する騒音は、まず遮蔽部12aに衝突して音量を減
少させられ。この後、この騒音は、整流部17の中央部
側から外側に向けて整流羽根18,18間を伝播させら
れる。この伝播に際して騒音は、整流羽根18,18間
で多数回反射されながら更に音量が減少させられる。
【0028】この様にして整流部17の外側に移動した
騒音は、整流部17の周囲において連通孔12b、二次
フィルタ16等を介して集塵室14に伝播して外部に洩
れるが、上述のように遮蔽部12aと整流部17の部分
において音量がかなり減少させられている。従って、集
塵室14から外部に洩れる電動送風機21側の騒音が大
きく効果的に減少させられることになる。
【0029】尚、遮蔽部12aの整流室19側の面や、
整流部17の整流羽根18の側面等にフェルトや発泡ウ
レタンゴム等の吸音材を添着しておくことで、更に効果
的に電動送風機21からの騒音を低減できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、掃除機本体内に設けた集塵室と、前記集塵室を負圧
にする電動送風機とを備える電気掃除機において、前記
電動送風機の吸込口の前方にこの吸込口と間隔をおいて
対向する遮蔽部が設けられている構成としたので、電動
送風機から集塵室側に洩れる騒音が遮蔽部で衝突して、
その音量が減少させられる。これにより、電動送風機で
発生して集塵室から外部に洩れる騒音を低減させること
ができる。
【0031】また、請求項2の発明は、前記遮蔽部は、
通気穴を有し且つ前記集塵室と前記電動送風機の前段に
形成された吸込室とを仕切る仕切壁に設けられている構
成としたので、既存の構成部分を利用して遮蔽部を形成
でき、遮蔽部のための部材を別途用意して組み付ける必
要がない。
【0032】更に、請求項3の発明は、前記遮蔽部の前
記吸込口に対向する面に整流風路を形成する案内羽根を
設けた構成としたので、電動送風機から集塵室側に洩れ
る騒音の音量が、遮蔽部で減少させられた後、整流通路
で多数回反射させられて更に減少させられる。これによ
り、電動送風機で発生して集塵室から外部に洩れる騒音
をより効果的に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機の掃除機本体の概略
断面図である。
【図2】図1の掃除機本体の要部斜視図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図1〜図3に示した仕切板の集塵室側の説明図
である。
【図5】図1〜図3に示した仕切板の電動送風機側の説
明図である。
【図6】図5に示した仕切板の整流部を説明するための
斜視図である。
【図7】図1〜図6の構成を有する電気掃除機の斜視図
である。
【符号の説明】
1・・・掃除機本体 12・・・仕切板 12a・・・遮蔽部 12b・・・連通孔(通気穴) 13・・・整流室形成板(吸込室形成板) 13b・・・連通孔 14・・・集塵室 17・・・整流部 18・・・整流羽根(整流ブレード) 19・・・整流室(吸込室) 21・・・電動送風機 22・・・遠心ファン 22a・・・吸込口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除機本体内に設けられた集塵室と、前記
    集塵室を負圧にする電動送風機とを備える電気掃除機に
    おいて、 前記電動送風機の吸込口の前方にこの吸込口と間隔をお
    いて対向する遮蔽部が設けられていることを特徴とする
    電気掃除機。
  2. 【請求項2】前記遮蔽部は、通気穴を有し且つ前記集塵
    室と前記電動送風機の前段に形成された吸込室とを仕切
    る仕切壁に設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】前記遮蔽部の前記吸込口に対向する面に整
    流風路を形成する案内羽根を設けたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の電気掃除機。
JP2000053350A 2000-02-29 2000-02-29 電気掃除機 Pending JP2001238829A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015142624A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気掃除機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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