JPH0517007Y2 - - Google Patents

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JPH0517007Y2
JPH0517007Y2 JP1986068479U JP6847986U JPH0517007Y2 JP H0517007 Y2 JPH0517007 Y2 JP H0517007Y2 JP 1986068479 U JP1986068479 U JP 1986068479U JP 6847986 U JP6847986 U JP 6847986U JP H0517007 Y2 JPH0517007 Y2 JP H0517007Y2
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JP
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dust
main body
suction port
body case
nozzle
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  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は小型電動掃除機に係り、殊に2つの塵
埃吸入口を備えた小型電動掃除機の構造に関す
る。
(考案の背景) テーブルや机の上面などを清掃する小型電動掃
除機は、一般にモータや塵埃の吸入フアン等を本
体ケースの内部に配設して構成されており、モー
タにより吸入フアンを回転させながら、塵埃吸入
口を被清掃面に沿つて摺動させて塵埃を吸入する
ようになつていた。しかしながらこの種従来の小
型電動掃除機の塵埃吸入口は、一般に本体ケース
の底面中央などに一個のみ形成されていたため、
テーブルや机の上面中央部などの平たんな部分の
清掃は比較的良好にできるが、上面隅部や引き出
し内部などの狭小な場所の清掃は行いにくい問題
点があつた。そこで実公昭57−7410号公報にみら
れるように、垂直吸入口とノズル吸入口を備えた
吸入口キヤツプを本体に着脱自在に取り付け、該
吸入口キヤツプをはめ替えることにより選択的に
上記垂直吸入口とノズル吸入口をダストケースの
吸入口へ連通せしめ、上記ノズル吸入口を使用す
ることで、狭い場所などの掃除を行うものが提案
されている。しかしながらこのものは、吸入口キ
ヤツプを本体から取りはずしてはめ替える作業が
必要であるので取り扱いが煩雑であり、特にこの
吸入口キヤツプは直接清掃面と当接する箇所であ
るため不潔であり、はめ替え作業により手を汚し
やすい等の問題点があつた。
(考案の目的) 本考案はテーブルや机の上面中央部などの平た
んな部分だけでなく、これらの上面隅部や引き出
し内部などの狭小な部分の清掃も良好に行える小
型電動掃除機を提供することを目的とする。
(考案の概要) 本考案は、本体ケースの内部に、モータ、該モ
ータに駆動される吸入フアンおよび該吸入フアン
により吸入された塵埃の集塵室を設けて成る小型
電動掃除機において、上記本体ケースの底面に上
記集塵室に連通する第1の塵埃吸入口を形成する
とともに、先端部に第2の塵埃吸入口を備えたノ
ズル部を、該第2の塵埃吸入口が上記本体ケース
の側壁面に露呈する状態で該本体ケースに進退自
在に配設したものである。更には、上記ノズル部
20の先端部が上記本体ケース1の側壁面から突
出した状態で、上記第1の塵埃吸入口14が閉塞
されるとともに上記第2の塵埃吸入口23が開放
され、また上記ノズル部20が上記本体ケース1
に収納された状態で、上記第1の塵埃吸入口14
が開放されるとともに上記第2の塵埃吸入口23
が閉塞されるようにしたものである。このように
小型電動掃除機を構成することにより、被清掃部
の形状等の清掃条件に応じて、第1と第2の塵埃
吸入口を使い分けることにより、テーブルや机な
どの上面などの平たんな部分だけでなく、それら
の上面隅部や引き出し内部などの狭小な部分も良
好に清掃できるようにしたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
第1図〜第3図は本考案に係る小型電動掃除機
の斜視図、分解図および断面図であつて、1は上
ケース1aと下ケース1bから成る本体ケース、
3は該ケース1の上部に装着された蓋部であり、
該蓋部3に握り部2が着脱自在に装着されてい
る。4は着脱操作ボタン、4aはその係着爪であ
る。この握り部2は略棒状体であつて、本体ケー
ス1の後方へまつすぐに延出しており、その内部
には充電池5、トランス6、充電用プラグ7等が
収納されている。8はキヤツプ、9はコネクタ
ー、10aはスライド式スイツチ部、10bはス
イツチ体である。なお充電池5にかえて、乾電池
を使用してもよい。
12は本体ケース1の上部に収納されたモー
タ、13は該モータ12により駆動される塵埃の
吸入フアンであり、該フアン13はケース1の前
方へやや偏心して配設されている。17はモータ
12の保持板である。18は略々椀状の仕切り部
材であつて、柔かい合成樹脂などの軟質材から成
るものであり、この仕切り部材18の内方に吸入
フアン13が配設される吸引室19が確保され
る。18aはこの仕切り部材18の周囲につば状
に延出するバンパーであつて、上記上ケース1a
と下ケース1bは該バンパー18aを挟んで係着
される。31は係着用爪部、32は上ケース1a
の後面に形成された空気吹出し孔、18cは仕切
り部材18に開設された空気吹出し孔32へ通じ
る開口部である。14はケース1の底面中央に開
設された円形の第1の塵埃吸入口であつて、下ケ
ース1bに形成された集塵室15,15に連通し
ており、フアン13が回転すると塵埃は該吸収口
14から矢印イにて示すように吸引室19に吸入
され、フアン13の周囲を旋回した後、仕切り部
材18に形成された開口部18b,18bから集
塵室15,15に落入する。なお本実施例では開
口部18b,18bを、ケース1の後方側、すな
わちフアン13が偏心して配設されたことにより
確保される空間S側に開設している。16はケー
ス1の底面の上記吸入口14の周囲に放射状に植
設されたブラシ毛である(第4図参照)。
20は本体ケース1の下部に前後方向に進退自
在に配設されたノズル部であつて、その先端部に
は横長矩形の第2の塵埃吸入口23が形成されて
おり、その周囲にブラシ毛24が植設されてい
る。この吸入口23は本体ケース1の側壁面に露
呈している。25,25は本体ケース1の下部に
形成されたガイド部であつて、ノズル部20の中
央部に形成された膨大部21a,21aは該ガイ
ド部25,25に摺接し、ノズル部20は該ガイ
ド部25,25に沿つて前後方向に摺動する。上
記集塵室15,15は、該ガイド部25,25の
側方に形成されている。33はノズル部20の上
部に配設される仕切り板である。
26はノズル部20を上下方向に貫通する貫通
孔であつて、ノズル部20を本体ケース1に完全
に収納した状態で、ノズル部20の先端部は本体
ケース1の側壁面に一致し、また該貫通孔26は
上記第1の吸入口14に合致し(以上第3図実線
参照)、該吸入口14から吸入された塵埃は矢印
イにて示すように貫通孔26を通つて集塵室1
5,15へ吸入される。27はノズル部20の後
部に形成された開放部であつて、ノズル部20の
先端部を本体ケース1側壁面の前方へ引き出した
状態(第3図鎖線参照)で、この開放部27は上
記吸入フアン13の軸心の直下に位置する。この
状態で第1の吸入口14はノズル部20の底板2
1bに閉鎖され、かつ第2の吸入口23から吸入
された塵埃は矢印ロにて示すように貫通孔26の
両側部を迂回し、開放部27から吸引室19へ吸
引され、集塵室15,15に集塵される。またノ
ズル部20を本体ケース1に収納した状態で、該
開放部27は仕切り板33により閉塞される。2
8はノズル部20の後部に突設された操作片であ
つて、その後端下部には係止部29が突設されて
おり、該操作片28を指先にて操作することによ
り、ノズル部20は本体ケース1に対して出し入
れされる。第4図において、30は突部29の係
止用孔部である。
この小型電動掃除機は上記のような構成より成
り、テーブルや机の上面などの平たんな部分を清
掃するときは、ノズル部20を本体ケース1内に
収納したうえでスイツチ部10aを投入し、握り
部2を保持してブラシ毛16をテーブル上面など
に沿つて摺動させれば、テーブル上の塵埃は第1
の吸入口14から吸引されて集塵室15,15に
集塵される。また引き出し内部の隅部などを清掃
するときは、ノズル部20を引き出して第2の吸
入口23を本体ケース1の側壁面から突出させ、
該吸入口23を上記隅部に沿つて移動させれば、
塵埃はここから吸引されて集塵室15,15に集
塵される。特に本実施例のように一方の吸入口1
4を円形とし、他方の吸入口23を横長の矩形と
するなどして開口形状を異らせれば、被清掃部の
形状などに応じた使い分けをよりうまく行うこと
ができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る小型電動掃除
機は、本体ケース1の底面に形成された第1の塵
埃吸入口14と、本体ケース1の側壁面に露呈す
る第2の塵埃吸入口23を備えた進退自在なノズ
ル部20を構成し、且つ上記ノズル部20の先端
部が上記本体ケース1の側壁面から突出した状態
で、上記第1の塵埃吸入口14が閉塞されるとと
もに上記第2の塵埃吸入口23が開放され、また
上記ノズル部20が上記本体ケース1に収納され
た状態で、上記第1の塵埃吸入口14が開放され
るとともに上記第2の塵埃吸入口23が閉塞され
るようにしているので、ノズル部20を進退させ
て第1の塵埃吸入口14と第2の塵埃吸入口23
を適宜使い分けることにより、テーブルや机の上
面などの平たんな部分だけでなく、引き出し内部
などの狭小な部分も手軽かつ良好に清掃すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は小型電動掃除機の斜視図、第2図は分解斜視
図、第3図は断面図、第4図は底面図である。 1……本体ケース、12……モータ、13……
吸入フアン、14……第1の塵埃吸入口、15…
…集塵室、20……ノズル部、23……第2の塵
埃吸入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体ケース1の内部に、モータ12、該モー
    タ12に駆動される吸入フアン13、および該
    吸入フアン13により吸入された塵埃の集塵室
    15を設けて成る小型電動掃除機において、上
    記本体ケース1の底面に上記集塵室15に連通
    する第1の塵埃吸入口14を形成するととも
    に、先端部に第2の塵埃吸入口23を形成して
    成るノズル部20を、該第2の塵埃吸入口23
    が上記本体ケース1の側壁面に露呈する状態で
    該本体ケース1に進退自在に配設し、且つ上記
    ノズル部20の先端部が上記本体ケース1の側
    壁面から突出した状態で、上記第1の塵埃吸入
    口14が閉塞されるとともに上記第2の塵埃吸
    入口23が開放され、また上記ノズル部20が
    上記本体ケース1に収納された状態で、上記第
    1の塵埃吸入口14が開放されるとともに上記
    第2の塵埃吸入口23が閉塞されるようにした
    ことを特徴とする小型電動掃除機。 (2) 上記ノズル部20が収納された状態で、該ノ
    ズル部20の先端を本体ケース1の側壁面とほ
    ぼ同一面もしくは内側に位置させることを特徴
    とする上記実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の小型電動掃除機。
JP1986068479U 1986-05-07 1986-05-07 Expired - Lifetime JPH0517007Y2 (ja)

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JPS62182155U JPS62182155U (ja) 1987-11-19
JPH0517007Y2 true JPH0517007Y2 (ja) 1993-05-07

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JPS4831256U (ja) * 1971-08-18 1973-04-16
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