JP3033758U - 空気循環式電気掃除機 - Google Patents

空気循環式電気掃除機

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JP3033758U
JP3033758U JP1996003632U JP363296U JP3033758U JP 3033758 U JP3033758 U JP 3033758U JP 1996003632 U JP1996003632 U JP 1996003632U JP 363296 U JP363296 U JP 363296U JP 3033758 U JP3033758 U JP 3033758U
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vacuum cleaner
exhaust
air
brush
dust
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義則 中川
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義則 中川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は衛生面などから、従来の電気掃除機
のように吸い込んだ空気を外部へ排気しないよう掃除機
内部を循環させて、掃除をするものである。 【構成】 本考案は１３のモーターとファンの起動で、
２の排気部分から出る空気を３の排気パイプで４のブラ
シに導き、６の吸い込み口へ向けて５のノズルから噴射
させる。その勢いで４のブラシが接している床の塵や埃
を巻上げ、６の吸い込み口で吸引して、８の吸い込みパ
イプを通り、１２のごみ袋で瀘過された後再び１３のモ
ーターとファンにもどる。こうして空気を掃除機内部で
循環させることにより、外部への排気がなくなり、衛生
的な掃除を可能にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、後部からの排気をブラシの吸い込み口へ回して循環させる電気掃除 機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の電気掃除機は、塵や埃といっしょに吸い込んだ空気をごみ袋で瀘過した あと、排気口から外部へ排出することにより、部屋の埃を巻上げていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
吸い込み口から吸い込んだ空気を外部へ排出すると、部屋の塵や埃を巻上げる ことになり不衛生である。そこで、塵や埃を吸い込んだ空気をごみ袋で瀘過した 後、外部へ排出させないことで前述の問題点を解消しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電気掃除機の排気をパイプでブラシの吸い込み口の回りに導き、そ の開口部であるノズルから噴射させて塵や埃を吸い込み口に吸引させる。こうし て吸い込んだ空気は、ごみ袋で瀘過された後再び排気部分からパイプで吸い込み 口ヘ導かれ、掃除機内を循環することにより問題点を解決している。
【０００５】
【作用】
モーターを起動してファンを回すと、掃除機のなかの空気が排気部分からパイ プを通ってブラシへ導かれる。ブラシの吸い込み口の周辺部にその開口部のノズ ルがあり、そこから吸い込み口へ向けて排出空気が噴射され吸引される。吸引さ れた空気はごみ袋を通過して再びファンへもどり掃除機内を循環する。この状態 で掃除すべき床にブラシを置くと、ノズルから噴射された空気は塵や埃を巻上げ て吸い込み口で吸引される。こうして外部に空気を排出することなく掃除が行わ れる。また請求項２の、切り替えレバーで開閉できる排気口を開けておくと、従 来の掃除機のように外部への排気に替えられる。
【０００６】
【実施例】
以下、添付図面にしたがって実施例を説明する。１は本体。２は排気部分。こ こから排気された空気は３の排気パイプを通って４のブラシへ導かれ、５のノズ ルから噴射される。噴射された空気は床面の塵や埃を巻上げ６の吸い込み口に吸 引される。７はブラシの毛。８は吸い込みパイプで、塵や埃を含んだ空気はここ を通り、１２のごみ袋で瀘化された後再び１３のモーターとファンへもどる。
【０００７】 ９は１の本体と４のブラシを枢着するピン。これによりブラシと本体の角度が 変わる。１０はプラグ。１１は取っ手。１４はコード巻き取り機。また１５は開 閉できる排気口。１６は切り替えレバー。
【０００８】 本考案の実施例は以上のごとき構成からなるものであるから、モーターを起動 させれば掃除機内部の空気が循環して、排出空気を外部に排気すことなく塵や埃 を本体に取り込むことができる。また請求項２の排気口を開けておくと、従来の 真空掃除機として使用できる。
【０００９】
【考案の効果】
上述のように掃除機の内部で空気が循環するので、部屋のなかの塵や埃を巻上 げず衛生的である。また外部の空気を吸引するわけではないので、ブラシが床に 吸い付かず楽に動かすことができるし、布団や新聞紙、カーテンや薄いカーペッ トなども吸い付くことなく掃除できる。さらに循環式なのでモーターの熱を利用 し、ごみ袋のなかのごみの殺菌も可能である。請求項２で、排気口を開けておけ ば、従来のような真空掃除機としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の空気循環式電気掃除機の実施例を示す
斜視図である。
【図２】本考案の底面図である。
【図３】本考案の概略断面図である。
【図４】本考案のブラシ部分の断面図である。
【図５】本考案の請求項２の後部斜視図である。
【符号の説明】
１ 本体 ２ 排気部分 ３ 排気パイプ ４ ブラシ ５ ノズル ６ 吸い込み口 ７ ブラシの毛 ８ 吸い込みパイプ ９ ピン １０ プラグ １１ 取っ手 １２ ごみ袋 １３ モーターとファン １４ コード巻き取り機 １５ 開閉できる排気口 １６ 切り替えレバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年８月１９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項２
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 電気掃除機の排気をブラシの吸い込み口
    へ回して、掃除機内を循環させながら掃除をする、空気
    循環式電気掃除機。
  2. 【請求項２】 請求項１の排気部分に排気口を設け、レ
    バーで切り替えることにより循環式と排気式に切り替え
    ることの出来る空気循環式電気掃除機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000189357A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Toshiba Tec Corp 電気掃除機
JP2002045315A (ja) * 2000-08-02 2002-02-12 Toshiba Tec Corp 電気掃除機
JP2018068825A (ja) * 2016-11-01 2018-05-10 三菱電機株式会社 自走式掃除機

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