JP2002045315A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JP2002045315A
JP2002045315A JP2000234966A JP2000234966A JP2002045315A JP 2002045315 A JP2002045315 A JP 2002045315A JP 2000234966 A JP2000234966 A JP 2000234966A JP 2000234966 A JP2000234966 A JP 2000234966A JP 2002045315 A JP2002045315 A JP 2002045315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
suction port
cleaner
suction
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000234966A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Otsu
育弘 大津
Takeshi Sato
毅 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2000234966A priority Critical patent/JP2002045315A/ja
Publication of JP2002045315A publication Critical patent/JP2002045315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる掃除形態でも排気による不具合を防止
して効率よく掃除できる電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機9を収容する掃除機本体1の
前部にホース21を接続する吸込部15を設け、前部下面に
延長管25の係止爪部34が係脱可能な係合凹部7を設け
る。掃除機本体1の後部に電動送風機室10に連通する排
気口17を開口する角筒状の排気ダクト部18を設ける。係
止爪部34が係合凹部7に係止する掃除機本体1を載置可
能な吸込口体32内に、下面に吸込口36を開口する吸込室
37を設ける。吸込口体25の上面に一端の連通口44を開口
し他端に吸込口36に向けて吹出口47を開口する吹出ノズ
ル49を設ける。連通口44を常時閉塞する開閉可能な開閉
蓋51を設ける。キャニスタ形態では排気風が循環せずに
掃除し、アップライト形態では排気風を循環して塵埃の
巻き上げなどの不具合を防止して効率よく掃除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャニスタ形態で
もアップライト形態でも使用可能な電気掃除機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば実用新案登録第2556497号公報に記載の構成
が知られている。
【0003】この実用新案登録第2556497号公報
に記載の電気掃除機は、電動送風機を収容し前側下面に
旋回輪が設けられているとともに後部両側に一対の走行
輪が設けられた掃除機本体を備えている。また、この掃
除機本体には、前部に電動送風機の吸気側に連通しホー
スの基端部が接続される吸込部が設けられているととも
に、前部下面に係合凹部が設けられている。さらに、ホ
ースの先端部には、延長管を介して吸込口体が接続され
る。そして、延長管には、掃除機本体の係合凹部に係脱
可能に係止する係止爪部が突設されている。また、吸込
口体は、延長管の係止爪部が掃除機本体の係合凹部に係
合して上面に掃除機本体の後面が対向する状態で載置可
能に形成されている。なお、吸込口体の上面に載置する
掃除機本体は、走行輪が吸込口体の両側に跨ぐように位
置して接地する。
【0004】そして、掃除に際しては、掃除機本体の吸
込部にホース、延長管および吸込口体を適宜接続し、掃
除機本体が旋回輪および走行輪にて床面上に載置される
走行状態であるキャニスタ形態と、延長管の係止爪部が
掃除機本体の係合凹部に係合して吸込口体の上面に掃除
機本体の後面が対向する載置状態であるアップライト形
態との異なる掃除形態で掃除する構成が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
用新案登録第2556497号公報に記載の電気掃除機
において、例えば電動送風機の駆動により吸い込んだ空
気を排出する排気口を掃除機本体の後部に設けた場合、
キャニスタ形態で掃除する場合には掃除機本体の後部か
ら後方に向けて排気されるが、アップライト形態では、
掃除機本体の後部から床面に向けて排気される状態とな
り、排気により吸込口体の領域外に位置する床面上の塵
埃が巻き上げられて掃除効率が低下するおそれがある。
また、掃除機本体の側面や前部などに排気口を設ける場
合には、キャニスタ形態やアップライト形態においても
掃除作業者に排気風が吹き付けられて不快感を与えるお
それがある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、異なる掃除形態でも排気による不具合を防止して効
率よく掃除できる電気掃除機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、電動送風機を収容し、この電動送風機の吸気側に
連通して本体吸込口を開口する吸込部を備え前記電動送
風機の排気側に連通して排気口を開口する掃除機本体
と、この掃除機本体の吸込部に一端が接続されるホース
と、このホースに接続され、下面に床面と対向する吸込
口を開口した吸込口体と、前記掃除機本体を前記吸込口
体の上方に保持可能な保持手段と、この吸込口体に設け
られ、前記掃除機本体が前記吸込口体の上方に保持され
た際に前記排気口に連通する連通口を一端に開口し他端
に前記吸込口に連通する吹出口を開口する吹出ノズルと
を具備したものである。
【0008】そして、掃除機本体の電動送風機の吸気側
に連通する本体吸込口を開口する吸込部にホースを介し
て接続し上方に保持手段にて掃除機本体が保持される吸
込口体に、掃除機本体が保持された際に掃除機本体の電
動送風機の排気側に連通する排気口に連通する連通口を
一端に開口し、他端に床面と対向する吸込口に連通する
吹出口を開口する吹出ノズルを設けることにより、例え
ば掃除機本体を床面上に載置する走行状態では電動送風
機の駆動により吸込口体の吸込口から塵埃とともに吸い
込んだ空気を排気口から排気して掃除し、掃除機本体を
吸込口体の上方に保持した保持状態では排気口から排気
する排気風が吹出ノズルを介して吸込口に吹き付け再び
吸い込まれて循環するので、電動送風機を吸込口体の上
方に保持する保持状態で排気風により床面上の塵埃を巻
き上げたり掃除作業者に吹き付けて不快感を与えるなど
の不具合を防止する。
【0009】請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記
載の電気掃除機において、吸込口体は、上方に掃除機本
体が保持された状態で吹出ノズルの連通口を開口し上方
に前記掃除機本体が保持されていない状態では前記吹出
ノズルの連通口を閉塞する開閉蓋を備えたものである。
【0010】そして、掃除機本体が吸込口体の上方に保
持される状態で吹出ノズルの連通口を開口し掃除機本体
が吸込口体の上方に保持されない状態では吹出ノズルの
連通口を閉塞する開閉蓋を設けることにより、例えば掃
除機本体を床面上に載置する走行状態で掃除する際に、
吹出ノズルの連通口が閉塞し、連通口からリークして吸
込口からの吸気量が低下することによる吸塵効率の低下
を防止する。
【0011】請求項3記載の電気掃除機は、請求項1ま
たは2記載の電気掃除機において、吸込口体は、吸込口
および吹出ノズルの吹出口に臨んで回転可能に配設され
前記吹出口から吹き出される空気により回転する回転清
掃体を備えたものである。
【0012】そして、吸込口体の吸込口および吹出ノズ
ルの吹出口に臨んで吹出口から吹き出される空気により
回転する回転清掃体を配設することにより、例えば掃除
機本体を吸込口体の上方に保持し排気口から排気する排
気風が吹出ノズルを介して吸込口に吹き付け再び吸い込
まれて循環する保持状態で掃除する際に、排気風により
回転清掃体が回転し、別途回転清掃体を回転させる駆動
手段を設けることなく、効率よく塵埃を掻き出して吸塵
効率が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1および図2において、1は掃除機本体
で、この掃除機本体1は、上面を開口した図示しない下
部ケースおよびこの下部ケースの後部上面を閉塞する上
部ケースとが前面を含む周縁にバンパを挟持して接合さ
れて前側上面部を開口したケース体としての本体ケース
2を有している。また、この本体ケース2には、前側上
面部の開口を開閉自在に閉塞する蓋体3が後端部を回動
自在に軸支されて設けられている。
【0015】そして、本体ケース2には、進行方向の前
側下面の両側近傍に一対の旋回輪5,5が回転自在すな
わち旋回自在に設けられているとともに、後部両側に位
置して走行輪6,6がそれぞれ設けられ、これら旋回輪
5,5および走行輪6,6にて掃除機本体1が床面上を
走行可能となっている。さらに、本体ケース2の前側下
面の略中央には、係合手段としての係合凹部7が設けら
れている。この係合凹部7は、下方に向けて開口し、本
体ケース2内の底部で前方に幅広に広がる側面視で略L
字凹状に形成されている。
【0016】また、掃除機本体1内には、格子状に図示
しない連通開口を複数有した隔壁が設けられ、この隔壁
の後方に電動送風機9を収容する電動送風機室10が区画
形成され、隔壁の前方に集塵袋11を着脱可能に装着する
集塵室12が区画形成されている。さらに、掃除機本体1
の前部には、集塵室12に連通して本体吸込口14を開口す
る吸込部15が設けられている。また、掃除機本体1の後
部には、後方に向けて略四角筒状に突出し、電動送風機
室10に連通する排気口17を開口する排気ダクト部18が設
けられている。
【0017】一方、21はホースで、このホース21は、可
撓性を有し図示しない電線が螺旋状に設けられたホース
本体22と、このホース本体22の一端に設けられ掃除機本
体1の吸込部15の本体吸込口14に嵌挿して着脱可能に接
続する接続管23と、ホース本体22の他端に設けられ握り
部24が分岐形成され先端部に延長管25が着脱可能に接続
される把持部26とを備えている。そして、把持部26に
は、握り部24の基端近傍に位置しホース本体22の電線に
接続されて電動送風機9の駆動を設定する操作部28が設
けられている。
【0018】また、延長管25は、同軸上に着脱可能に接
続し、ホース21の把持部26に基端側が着脱可能に接続さ
れる延長上管31と、先端側に吸込口体32が着脱可能に接
続される延長下管33を有している。そして、延長下管33
の外周面には、掃除機本体1の係合凹部7に係脱可能に
係止する係止手段としての係止爪部34が設けられてい
る。この係止爪部34は、延長管25の外周面に外方に向け
て突出し先端が延長上管31に接続する基端側に向けて折
曲する略L字状に突出形成されている。
【0019】一方、吸込口体32は、図1および図3に示
すように、下面に被掃除面である床面に対向して吸込口
36を開口する吸込室37を内部に区画するケース体38を有
している。そして、このケース体38は、前部両側に従動
前輪39,39がそれぞれ設けられているとともに後部両側
に従動後輪40,40がそれぞれ設けられて床面上を走行可
能となっている。さらに、ケース体38の後部略中央に
は、先端部に延長管25が着脱可能に接続する連通管42が
設けられている。また、ケース体38の上面の略中央に
は、上方に向けて四角筒状に突出し掃除機本体1の排気
ダクト部18が挿脱可能に嵌挿する連通口44を上端面に開
口する連結部45が設けられている。さらに、ケース体38
内には、連結部45に一端が連結し他端が吸込室37の前部
に亘って扁平状で吸込口36に向けてスリット状に吹出口
47を開口する吹出ダクト部48が設けられ、連結部45およ
び吹出ダクト部48にて吹出ノズル49が構成されている。
そして、延長管25の係止爪部34と吸込口体32の連結部45
とにて、吸込口体32の上方に掃除機本体1を保持する保
持手段50が構成される。
【0020】また、吸込口体32の連結部45には、図1、
図3および図4に示すように、上端面の連通口44を開閉
可能に閉塞する開閉蓋51が設けられている。この開閉蓋
51は、対向する両側面に一辺側に変位して、連結部45に
回転可能に貫通して軸支される一対の回転軸52,52が突
設されている。また、開閉蓋51には、回転軸52が突出す
る一側面に軸方向が回転軸52と略平行な細長棒状の位置
決め部53が一体的に設けられている。そして、一方の回
転軸52には、トーションコイルばねなどの付勢手段54が
設けられ、付勢手段54は位置決め部53に当接して常時連
通口44を閉塞する方向に付勢する。なお、この付勢手段
54および位置決め部53近傍は、図示しないカバー体にて
外部から遮断されて覆われている。
【0021】そして、掃除機本体1は、係合凹部7に延
長管の係止爪部34が係止されて保持されるとともに排気
ダクト部18が連結部45の連通口44に嵌挿して保持され、
吸込口体32上に載置可能となっている。この載置状態で
は、吸込口体32の吸込口36が連通管42、延長管25、ホー
ス21、吸込部15の本体吸込口14および集塵室12を介して
電動送風機9の吸気側に連通する吸込風路57を構成する
とともに、電動送風機9の排気側が排気ダクト部18、吸
込口体32の吹出ダクト部48および吹出口47を介して吸込
口36に連通する排気風路58を構成して循環風路59が構成
される。
【0022】次に、上記実施の一形態の動作について説
明する。
【0023】通常の掃除時には、蓋体3を閉じておき、
引き出された図示しない電源コードを介して電力を供給
し、開口する本体吸込口14に、ホース21を接続するとと
もに、ホース21の先端部の把持部26に延長管25や吸込口
体32を適宜接続し、図2に示すように、掃除機本体1が
旋回輪5,5および走行輪6,6にて床面上に載置して
走行可能な走行状態のキャニスタ形態とする。このキャ
ニスタ形態で把持部26の操作部28を設定操作して供給さ
れた電力で電動送風機9を所定の駆動状態で駆動させ、
把持部26を押し引きして吸込口体32を床面上で走行させ
て掃除する。
【0024】この図2に示すキャニスタ形態での掃除に
より、ホース21および延長管25を介して吸込口体32の吸
込口36から空気とともに塵埃が吸い込まれ、掃除機本体
1の集塵室12に導かれて集塵袋11内に捕捉する。なお、
吹出ノズル49の連通口44は、開閉蓋51にて閉塞されてい
ることから、連通口44からリークして吸込口36からの吸
気量が低下することがない。さらに、集塵袋11を通過し
た空気は、電動送風機9から吸気され、電動送風機9内
を通って電動送風機室10内に排気される。そして、排気
された排気風は、排気ダクト部18を介して外気に排気さ
れる。
【0025】また、例えば階段など掃除機本体1を床面
上で引きずるように走行して掃除することができない場
所では、掃除機本体1の係合凹部7を延長管25の係止爪
部34に係止させるとともに、掃除機本体1の排気ダクト
部18を吸込口体32の連結部45に設けられた開閉蓋51を付
勢手段54の付勢に抗して回動させて連通口44を開口させ
つつ嵌挿する。そして、掃除機本体1の自重により掃除
機本体1を吸込口体32の上面に落とし込むようにして排
気ダクト部18を連結部45に略気密に嵌着させるととも
に、係止爪部34を係合凹部7内に係合させて、図1に示
すように、吸込口体32上に掃除機本体1が載置して保持
される保持状態である載置状態のアップライト形態とす
る。この図1に示すアップライト形態で、同様に把持部
26の操作部28を設定操作して供給された電力で電動送風
機9を所定の駆動状態で駆動させ、把持部26を押し引き
して吸込口体32を床面上で走行させて掃除する。
【0026】このアップライト形態での掃除により、ホ
ース21および延長管25を介して吸込口体32の吸込口から
空気とともに塵埃が吸い込まれ、掃除機本体1の集塵室
12に導かれて集塵袋11内に捕捉する。さらに、集塵袋11
を通過した空気は、電動送風機9から吸気され、電動送
風機9内を通って電動送風機室10内に排気される。そし
てさらに、排気された排気風は、排気ダクト部18を介し
て吸込口体32の吹出ノズル49内に排気され、吹出ノズル
49内の排気風は吹出口47から吸込口36に臨む床面に向け
て吹き出され、床面上の塵埃を吸込室37内に巻き上げ
る。そして、吸込室37内に巻き上げられた塵埃は、排気
風とともに再び吸い込まれて集塵室12の集塵袋11内に捕
捉され、排気風が循環する。
【0027】上述したように、上記実施の形態では、掃
除機本体1の電動送風機9の吸気側に連通する本体吸込
口14を開口する吸込部15にホース21を介して接続し掃除
機本体1が載置可能な吸込口体32に、掃除機本体1が載
置された際に掃除機本体1の電動送風機9の排気側に連
通する排気口17に連通する連通口44を一端に開口し、他
端に床面と対向する吸込口36に向けて吹出口47を開口す
る吹出ノズル49を設ける。このことにより、例えば掃除
機本体1を床面上に載置する走行状態のキャニスタ形態
で掃除する際には、電動送風機9の駆動により吸込口体
32の吸込口36から塵埃とともに吸い込んだ空気を排気ダ
クト部18の排気口17から排気し、掃除機本体1を吸込口
体32に載置した載置状態のアップライト形態で掃除する
際には、排気口17から排気する排気風を吸込口体32の吹
出ノズル49を介して吸込口36に吹き付け再び吸い込んで
循環させるので、電動送風機9を吸込口体32に載置する
載置状態のアップライト形態で、排気口17から排気され
る排気風により床面上の塵埃を巻き上げたり、掃除作業
者に吹き付けて不快感を与えたり、排気による騒音の発
生などの不具合を防止でき、効率よく掃除できる。
【0028】また、掃除機本体1が吸込口体32に載置す
る状態で吹出ノズル49の連通口44を開口し掃除機本体1
が吸込口体32に載置されていない状態では吹出ノズル49
の連通口44を閉塞する開閉蓋51を設けたため、例えば掃
除機本体1を床面上に載置する走行状態のキャニスタ形
態で掃除する際に、吹出ノズル49の連通口44が閉塞する
ので、連通口44からリークして吸込口36からの吸気量が
低下することによる吸塵効率の低下を防止できる。
【0029】そして、開閉蓋51をコイルスプリングばね
などの付勢手段54により常時連通口44を閉塞する状態に
付勢するため、掃除機本体1が吸込口体32に載置しない
キャニスタ形態で連通口44からリークすることを防止
し、掃除機本体1が吸込口体32に載置する状態で循環風
路59を構成するために連通口44が開口する構成が容易に
得られる。
【0030】なお、上記実施の形態において、開閉蓋51
にて掃除機本体1が吸込口体32に載置しないキャニスタ
形態では連通口44を閉塞する構成について説明したが、
開閉蓋51を設けず常時連通口44が開口する構成としても
よい。
【0031】また、連通口44を開閉可能に閉塞する構成
としては、開閉蓋51に限らず、いずれの構成でもよい。
【0032】さらに、保持手段50としては、係止爪部34
および連結部45にて構成されるものに限らずいずれの構
成でもなく、また係止爪部34および連結部45のいずれか
一部のみでもよい。なお、安定して保持するためには、
係止爪部34を設けることが好ましい。
【0033】そして、付勢手段としては、コイルスプリ
ングばねに限らず、トーションばね、板ばね、ゴムなど
の弾性部材などを用いてもよい。
【0034】また、掃除機本体1を吸込口体32の上方に
載置させたが、単に吸込口体32の上方に保持する状態で
もよい。
【0035】次に、本発明の他の実施の形態を図5を参
照して説明する。
【0036】この図5に示す実施の形態は、上記図1な
いし図4に示す実施の形態において、吸込口体32の吸込
室37内に吸込口36および吹出ノズル49の吹出口47に臨ん
で回転清掃体61を回転可能に配設したものである。
【0037】すなわち、図5において、回転清掃体61
は、回転シャフト62の外周面に軸方向に沿って略壁状に
ブレード63が複数設けられ、ブレード63の側面が吹出ノ
ズル49の吹出口47に対向して吹出口47から吹き出される
排気風により回転可能に軸支されている。なお、ブレー
ドは、スパイラル状に設けてもよい。
【0038】そして、掃除機本体1が吸込口体32に載置
せず床面上に走行可能に載置する走行状態のキャニスタ
形態で掃除する際には、連通口44が閉塞し、吹出ノズル
49から排気風が吹き出されずに回転清掃体61は回転せ
ず、吸込口36から空気が吸気されることにより吸込口体
32の下面が大気圧に対して負圧となり、吸込口体32の回
りの塵埃を空気とともに吸い込んで掃除する。また、掃
除機本体1が吸込口体32に載置する載置状態のアップラ
イト形態では、掃除機本体1の排気ダクト部18が吸込口
体32の連結部45に接続するので、排気ダクト部18から排
気され吹出ノズル49を介して吹出口47から吹き出される
排気風により、回転清掃体61が回転し、床面から塵埃を
吸込室37内に掻き出して吸塵し掃除する。
【0039】この図5に示す構成によれば、例えば電動
機やエアタービンなどの回転清掃体61を回転駆動するた
めの駆動手段を設けることなく、循環する排気風により
回転清掃体61を回転させることができ、効率よく吸塵で
きるとともに、吸込口体32を軽量小型化でき、製造性も
向上できる。
【0040】なお、この図5に示す実施の形態におい
て、開閉蓋51を設けず連通口44を常時開口する構成とし
てもよい。この構成によれば、キャニスタ形態で掃除す
る場合でも常時連通口44から吸気して吹出ノズル49から
吹き出される空気の吸気流により回転清掃体61を回転で
き、吸塵効率を向上できる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、掃
除機本体が吸込口体の上方に保持された際に掃除機本体
の排気口に連通する連通口を一端に開口し他端に吸込口
に連通する吹出口を開口する吹出ノズルを吸込口体に設
けるため、例えば掃除機本体を床面上に載置する走行状
態では電動送風機の駆動により吸込口体の吸込口から塵
埃とともに吸い込んだ空気を排気口から排気して掃除
し、掃除機本体を吸込口体の上方に保持した保持状態で
は排気口から排気する排気風が吹出ノズルを介して吸込
口に吹き付け再び吸い込まれて循環するので、電動送風
機を吸込口体の上方に保持する保持状態で排気風により
床面上の塵埃を巻き上げたり掃除作業者に吹き付けて不
快感を与えるなどの不具合を防止できる。
【0042】請求項2記載の電気掃除機によれば、請求
項1記載の電気掃除機の効果に加え、掃除機本体が吸込
口体の上方に保持する状態で吹出ノズルの連通口を開口
し掃除機本体が保持されない状態では吹出ノズルの連通
口を閉塞する開閉蓋を設けるため、例えば掃除機本体を
床面上に載置する走行状態で掃除する際に、吹出ノズル
の連通口が閉塞するので、連通口からリークして吸込口
からの吸気量が低下することによる吸塵効率の低下を防
止できる。
【0043】請求項3記載の電気掃除機によれば、吸込
口体の吸込口および吹出ノズルの吹出口に臨んで吹出口
から吹き出される空気により回転する回転清掃体を配設
するため、例えば掃除機本体を吸込口体の上方に保持し
排気口からの排気風が吹出ノズルから吸込口に吹き付け
再び吸い込んで循環させる保持状態で掃除する際に、排
気風により回転清掃体が回転し、別途回転清掃体を回転
させる駆動手段を設けることなく、塵埃を効率よく掻き
出して吸塵効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における電気掃除機のア
ップライト形態を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図2】同上電気掃除機のキャニスタ形態を示す側面図
である。
【図3】同上吸込口体を示す断面図である。
【図4】同上吸込口体の開閉蓋近傍を示す一部を切り欠
いた斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態における電気掃除機の
アップライト形態を示す一部を切り欠いた側面図であ
る。
【符号の説明】
1 掃除機本体 9 電動送風機 14 本体吸込口 15 吸込部 17 排気口 21 ホース 32 吸込口体 36 吸込口 44 連通口 47 吹出口 49 吹出ノズル 50 保持手段 51 開閉蓋 61 回転清掃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47L 9/24 A47L 9/24 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を収容し、この電動送風機の
    吸気側に連通して本体吸込口を開口する吸込部を備え前
    記電動送風機の排気側に連通して排気口を開口する掃除
    機本体と、 この掃除機本体の吸込部に一端が接続されるホースと、 このホースに接続され、下面に床面と対向する吸込口を
    開口した吸込口体と、 前記掃除機本体を前記吸込口体の上方に保持可能な保持
    手段と、 この吸込口体に設けられ、前記掃除機本体が前記吸込口
    体の上方に保持された際に前記排気口に連通する連通口
    を一端に開口し他端に前記吸込口に連通する吹出口を開
    口する吹出ノズルとを具備したことを特徴とした電気掃
    除機。
  2. 【請求項2】 吸込口体は、上方に掃除機本体が保持さ
    れた状態で吹出ノズルの連通口を開口し上方に前記掃除
    機本体が保持されていない状態では前記吹出ノズルの連
    通口を閉塞する開閉蓋を備えたことを特徴とした請求項
    1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 吸込口体は、吸込口および吹出ノズルの
    吹出口に臨んで回転可能に配設され前記吹出口から吹き
    出される空気により回転する回転清掃体を備えたことを
    特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
JP2000234966A 2000-08-02 2000-08-02 電気掃除機 Pending JP2002045315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000234966A JP2002045315A (ja) 2000-08-02 2000-08-02 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000234966A JP2002045315A (ja) 2000-08-02 2000-08-02 電気掃除機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002045315A true JP2002045315A (ja) 2002-02-12

Family

ID=18727253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000234966A Pending JP2002045315A (ja) 2000-08-02 2000-08-02 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002045315A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006104321A1 (en) * 2005-03-29 2006-10-05 Daewoo Electronics Corporation Multi-functional vacuum cleaner

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4393536A (en) * 1982-01-25 1983-07-19 Tapp Ruel W Dual mode vacuum cleaner
JPH03267032A (ja) * 1990-03-16 1991-11-27 Toshiba Corp 電気掃除機
JPH0480455U (ja) * 1990-11-27 1992-07-14
JPH073552U (ja) * 1993-06-16 1995-01-20 正輝 白崎 排気管付き防塵掃除機
JPH0833591A (ja) * 1994-01-20 1996-02-06 Daewoo Electron Co Ltd デュアルタイプの真空掃除機
JP3033758U (ja) * 1996-03-27 1997-02-07 義則 中川 空気循環式電気掃除機
JPH0998913A (ja) * 1995-07-31 1997-04-15 Tokyo Cosmos Electric Co Ltd 還流式及び吸引式掃除機
JPH11332799A (ja) * 1998-05-28 1999-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4393536A (en) * 1982-01-25 1983-07-19 Tapp Ruel W Dual mode vacuum cleaner
JPH03267032A (ja) * 1990-03-16 1991-11-27 Toshiba Corp 電気掃除機
JPH0480455U (ja) * 1990-11-27 1992-07-14
JPH073552U (ja) * 1993-06-16 1995-01-20 正輝 白崎 排気管付き防塵掃除機
JPH0833591A (ja) * 1994-01-20 1996-02-06 Daewoo Electron Co Ltd デュアルタイプの真空掃除機
JPH0998913A (ja) * 1995-07-31 1997-04-15 Tokyo Cosmos Electric Co Ltd 還流式及び吸引式掃除機
JP3033758U (ja) * 1996-03-27 1997-02-07 義則 中川 空気循環式電気掃除機
JPH11332799A (ja) * 1998-05-28 1999-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006104321A1 (en) * 2005-03-29 2006-10-05 Daewoo Electronics Corporation Multi-functional vacuum cleaner
JP2008534116A (ja) * 2005-03-29 2008-08-28 デウ エレクトロニクス コーポレーション 多機能真空掃除機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4352065B2 (ja) 電気掃除機
JPH11206629A (ja) アップライト型電気掃除機
JPH11253364A (ja) 電気掃除機
JP3542264B2 (ja) 電気掃除機用吸込み口体及びこれを備えた電気掃除機
JP2002045315A (ja) 電気掃除機
JP3162011B2 (ja) 電気掃除機及びその吸込み口体
US20050022340A1 (en) Nozzle assembly with high efficiency agitator cavity
JP4503781B2 (ja) 電気掃除機
JP3162031B2 (ja) 吸込み口体及び電気掃除機
JP3299443B2 (ja) 電気掃除機用床面吸込具
JP3482145B2 (ja) 空気循環式電気掃除機
JP3856193B2 (ja) 電気掃除機
JP3668029B2 (ja) 空気循環式電気掃除機
JP3163276B2 (ja) 電気掃除機
JP3047531B2 (ja) 縦型電気掃除機
JP2002000519A (ja) 電気掃除機およびその吸込口体
JP3700812B2 (ja) 電気掃除機
JP3788565B2 (ja) 電気掃除機
JPH11221175A (ja) 電気掃除機用吸込み具
JP2002200012A (ja) 電気掃除機
JP2006239077A (ja) 電気掃除機およびその吸込口体
JP3163291B2 (ja) 吸込み口体及び電気掃除機
JP2002219079A (ja) 電気掃除機およびその吸込口体
JPS5924300Y2 (ja) じゆうたん掃除機
JPH04303407A (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060718

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061025