JP3162011B2 - 電気掃除機及びその吸込み口体 - Google Patents

電気掃除機及びその吸込み口体

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JP3162011B2
JP3162011B2 JP01991898A JP1991898A JP3162011B2 JP 3162011 B2 JP3162011 B2 JP 3162011B2 JP 01991898 A JP01991898 A JP 01991898A JP 1991898 A JP1991898 A JP 1991898A JP 3162011 B2 JP3162011 B2 JP 3162011B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気循環式の電気
掃除機及びこの掃除機が備える吸込み口体に関する。
【0002】
【従来の技術】空気循環式電気掃除機は、電動送風機の
動作により吸込み口体の吸気口から空気を吸い込み、こ
の吸い込んだ空気をフィルタに通して塵埃を捕捉し、前
記フィルタを通過して前記電動送風機から排出される空
気を前記吸気口に戻して、この戻された空気を前記吸気
に吸込んで循環させながら掃除をするものであり、特
開平3−162814号公報等で知られている。この公
報の第2図及び第7頁左上欄の第8行〜第8頁第5行に
は、電動送風機から排出されて吸気口に戻される空気
(排出空気)のエネルギーを利用して回転される回転清
掃体を内蔵した吸込み口体が記載されている。
【0003】この吸込み口体は、電動送風機の排気口に
連通する還流気管(つまり、排気風路)と、この還流気
管とは仕切り板により仕切られた吸込気管(つまり、吸
気風路)と連通して設けられ、下面に開口を有してい
る。この開口は、前記仕切り板の湾曲された先端部によ
って互いに連通する前部開口と後部開口に分けられてお
り、後部開口は吸込気管に連なる吸気口として使用され
ている。この吸込み口体の内部には、下端が前記前部開
口に連なるとともに、上部が還流気管に連なった回転清
掃体室が設けられており、そこに回転清掃体が収容され
ている。この清掃体は、周面の数箇所に切欠部を有する
円筒状回転体と、各切欠部に設けられて回転体の軸と平
行な軸の回りに自由に回転する弁翼とを備えている。
【0004】これらの弁翼は、還流気管に導かれた空気
の還流により、回転体とその外側の還流気管との間の空
間を塞ぐように回転体の外に引き起こされる。それによ
り、回転体が駆動されるので、前記前部開口において床
面(被掃除面)に弁翼が衝突して床面を叩打するととも
に、回転体を駆動する排出空気は、床面に対して略垂直
若しくはそれに近い斜めの角度で上方から吹き付けられ
る。
【0005】そのため、弁翼の叩打と床面に吹付けられ
た空気とによって床面から遊離された塵埃は、前部開口
から後部開口(吸気口)に向かう空気とともに吸込気管
に吸込まれる。又、各弁翼は、その叩打に伴い切欠部に
収容され、再び還流気管の気流中に戻される。したがっ
て、このような吸込み口体は、回転清掃体の動力源が不
要であるとともに、この清掃体により床面の塵埃を遊離
させながら掃除ができる点で優れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のように回転清掃
体を回転させる還流空気が吸込み口体の底壁の開口を通
して被掃除面に略垂直又は斜めの角度で吹付けられる構
成では、その吹付け空気流によって被掃除面から塵埃を
遊離させるのには有利であるが、被掃除面に衝突する風
によって乱流が発生し、それに伴い被掃除面と吸込み口
体の底壁との間の隙間から循環する空気の一部が外部に
向って漏れ易い。そのため、特に、木で板張りされた床
面のような平坦度が高い被掃除面にあっては、吸込み口
体の動きに従い軽い塵埃が前記外部に漏れる風によって
周囲に吹き飛ばされてしまい、その吸込みが難しいとい
う問題がある。
【0007】このような問題を防止するために、吸込み
口体の底壁の周部に、ブラシ毛を取付けたり、弾性変形
が容易なゴム製のリップを取付けることが、特開昭61
−2821号公報(特に、第1図〜第3図等)、及び実
開昭51−154065号公報(特に、第1図、第2
図)で提案されている。
【0008】しかし、これらの提案の構造では、前記隙
間から外に向って吹出す空気を止めることはできるが、
この逆に、吸込み口体を被掃除面に沿って動かすに際
に、前記ブラシ毛やリップ等の防風手段が被掃除面上の
塵埃を押し動かしてしまうから、被掃除面上の塵埃を容
易に吸込んで掃除することが難しいという問題がある。
【0009】したがって、本発明が解決しようとする第
1の課題は、被掃除面上の塵埃の吸込み性能を向上でき
る空気循環式電気掃除機用の吸込み口体を得ることにあ
る。
【0010】また、本発明が解決しようとする第2の課
題は、被掃除面上の塵埃の吸込み性能がよく掃除性能を
向上できる空気循環式の電気掃除機を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電動
送風機の動作により吸い込まれる空気をフィルタに通し
て塵埃を捕捉し、前記フィルタを通過して前記電動送風
機から排出される空気を吸込んで循環させながら掃除を
する電気掃除機に備えられ、前記空気の吸込みを行なう
とともに前記排出空気が戻され、かつ、戻された前記排
出空気が吹付けられる清掃ブレードを有する回転清掃体
が内蔵された吸込み口体を前提とする。
【0012】そして、前記第1の課題を解決するため
に、請求項1の発明に係る吸込み口体は、被掃除面と対
向する底壁に前記清掃ブレードが露出する吸気口を有す
る吸込み口体主部と、前記清掃ブレードと対向する噴気
を有し、この噴気口を前記吸気口の幅方向片側に配設
して前記吸込み口体主部内に設けられた主部内排気風路
と、前記噴気口との間に前記吸気口を置いて位置される
吸込み開口を有して前記吸込み口体主部内に設けられた
主部内吸気風路とを具備し、前記吸込み口体主部が、前
記噴気口から吹き出される空気を前記被掃除面と略平行
に流動させて水平方向に吹出させる水平状の底壁を有
し、この水平状の底壁に沿って前記噴気口から吹出され
て前記吸込み開口へと至る空気を前記清掃ブレードに直
接吹付けるようにしたことを特徴としている。
【0013】この請求項1の発明に係る吸込み口体は電
気掃除機本体に連通させて使用される。この使用におい
ては、吸込み口体主部の主部内排気風路の噴気口から吹
出された後に主部内吸気風路の吸込み開口に吸込まれて
還流する空気が、噴気口から吸込み開口へと至る途中
で、回転清掃体の清掃ブレードに吹付けられて回転清掃
体を回転させる。それにより、吸込み口体主部の底壁に
開けられた吸気口において清掃ブレードの下端部が、被
掃除面を叩いて、この被掃除面に含まれる塵埃を被掃除
面から遊離させるので、この塵埃を噴気口から吸込み開
口へと至る空気により吸気口及び吸込み開口を通して主
部内吸気風路に吸込むことができる。そして、以上のよ
うな空気の循環において噴気口から吹出され清掃ブレー
ドを経て吸込み開口へと至る空気を、水平状の底壁に沿
って被掃除面と略平行に流動させて水平方向に吹出すよ
うにしたから、このように還流する空気が被掃除面に衝
突して乱流を発生することを防止できる。それにより、
被掃除面と吸込み口体の底壁との間の隙間から循環する
空気の一部が外部に向って漏れることを抑制する。しか
も、こうした漏れを抑制するために前記底壁の周囲にブ
ラシ毛等の防風手段を設ける必要もない。
【0014】この請求項1の発明を実施するにあたり、
請求項1の発明に従属する請求項2の発明のように、前
記吸込み口体主部の底壁のうち、前記噴気口から吹出さ
れる空気の吹出し方向下流側に位置された下流側底壁部
の幅を、この下流側底壁部との間に前記吸気口を置いて
吹出し方向上流側に位置された上流側底壁部の幅よりも
大きくし、前記上流側底壁部がわに前記噴気口を設ける
とともに、前記下流側底壁部がわに前記吸込み開口を設
けるとよい。
【0015】この請求項2の発明においては、噴気口
ら吹出される空気の一部は、その吹出し方向下流側にお
いて吸気口を通って被掃除面と吸込み口体の底壁との間
の隙間から外部に漏れようとするが、この吹出し方向に
位置した下流側底壁部の幅は上流側底壁部の幅に比較し
て大であるので、この幅が大きな下流側底壁部と被掃除
面との間の隙間での空気抵抗を、前記大きな幅に比例し
て大きくできる。したがって、この大きな空気抵抗によ
り前記隙間から外部への空気の漏れをより少なくなるよ
うに抑制できる。
【0016】又、前記第1の課題を解決するために、請
求項3に係る発明吸込み口体は、電動送風機の動作によ
り吸い込まれる空気をフィルタに通して塵埃を捕捉し、
前記フィルタを通過して前記電動送風機から排出される
空気を吸込んで循環させながら掃除をする電気掃除機に
備えられ、前記空気の吸込みを行なうとともに前記排
空気が戻され、かつ、戻された前記排出空気が吹付けら
れる清掃ブレードを有する回転清掃体が内蔵された吸込
み口体において、被掃除面と対向する底壁に前記清掃ブ
レードが露出する吸気口を有する吸込み口体主部と、前
記被掃除面に沿うように突出されて前記清掃ブレードと
対向し、かつ、前記被掃除面と略平行に空気を吹出す噴
気口を有し、この噴気口を前記吸気口の幅方向片側に配
設して前記吸込み口体主部内に設けられた主部内排気風
路と、前記噴気口との間に前記吸気口を置いて位置され
る吸込み開口を有して前記吸込み口体主部内に設けられ
た主部内吸気風路とを具備し、前記噴気口から吹き出さ
れて前記吸込み開口へと至る空気を前記清掃ブレードに
直接吹付けるようにしたことを特徴としている。この請
求項3の発明においては、噴気口から吹出される空気の
指向性を高めて、吸気口を通り抜けようとする空気をよ
り少なくできるとともに、それに応じて、より効果的に
噴気口から吹出される空気を清掃ブレードに吹付けるこ
とができる。
【0017】又、請求項1の発明を実施するにあたり、
請求項1〜3のいずれかの発明に従属する請求項4の発
明のように、前記吸込み開口の少なくとも下部と前記
気口とを略同じ高さにするとよい。
【0018】この請求項4の発明においては、噴気口
ら吹出される空気を吸込み開口に向けて直進するように
流動させることができ、それにより、吸気口を通り抜け
ようとする空気をより少なくできるとともに、それに応
じて、より効果的に噴気口から吹出される空気を清掃ブ
レードに吹付けることができる。
【0019】又、請求項1の発明を実施するにあたり、
請求項1〜4のいずれかの発明に従属する請求項5の発
明のように、前記吸込み口体主部内に前記回転清掃体の
外周に沿って湾曲されて前記吸込み口体主部の内面との
間に前記主部内排気風路の一部をなす排気風路部分を形
成する導風ガイドを設け、このガイドで前記主部内吸気
風路と前記主部内排気風路とを区画するとよい。
【0020】この請求項5の発明においては、吸込み口
体主部内の吸排気風路を区画する導風ガイドにより、電
動送風機から排出された空気を、回転清掃体に当ること
なく排気風路部分に通して噴気口に導く。それにより、
前記排出された空気が噴気口に至る前に回転清掃体に衝
突してその回りに分流して、その一部が噴気口を経ずし
て主部内吸気風路の吸込み開口に至ることがない。した
がって、吸込み口体主部内に導入されたすべての排気を
噴気口から吹出させて、清掃ブレードを経て吸込み開口
から吸込んで循環させることができる。
【0021】請求項6の発明は、電動送風機の動作によ
り吸込み口体の吸気口から空気を吸い込み、この吸い込
んだ空気をフィルタに通して塵埃を捕捉し、前記フィル
タを通過して前記電動送風機から排出される空気を前記
吸気口に戻して、この戻された空気を吸込んで循環させ
ながら掃除をする電気掃除機を前提とする。
【0022】そして、前記第2の課題を解決するため
に、請求項6の発明に係る電気掃除機は、前記吸込み口
体が前記請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の吸
込み口体であることを特徴としている。
【0023】この請求項6の発明に係る空気循環式電気
掃除機では、その吸込み口体が前記請求項1〜5のうち
のいずれか1項に記載のものであるから、この吸込み口
体において既述の作用を得て被掃除面上の塵埃の吸込み
性能を向上できるから、それに伴い掃除性能を向上でき
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。
【0025】図1、図2、図4中符号21で示す掃除機
本体は、合成樹脂製の上ケース22と下ケース23とを
ねじ等で連結して形成されている。図3に示されるよう
に掃除機本体21には、この図において略U字状をなす
外側収容部24とこの内側の内側収容部25とがU字状
隔壁26により区画されている。隔壁26の一端部は図
3中上方に突出されていて、その先端の壁には操作用の
ハンドル27が突設されている。図1に示されるように
上ケース22には一対の切り欠き22a、切り欠き22
bが設けられ、そのうちの長い方の切り欠き22aによ
り外側収容部24の一部が露出されているとともに、短
い方の切り欠き22bにより外側収容部24の一部が露
出されている。これらの露出部分は掃除機本体21の中
心軸線を境に両側に設けられている。
【0026】掃除機本体21のハンドル27が突設され
た後端部とは反対側の前端部には連通部としての連通管
28が設けられている。この連通管28は掃除機本体2
1とは別に成型された合成樹脂製であって、図3に示す
ように仕切り壁28cで仕切られた第1連通管部28a
と第2連通管部28bとを有して略Y字形状をなしてい
る。連通管28はその第1連通管部28a、第2連通管
部28bの互いに平行な一端部を掃除機本体21から突
出させるとともに、第1連通管部28a、第2連通管部
28bの相反する方向に折れ曲がった他端部を外側収容
部24内に挿入して取付けられている。
【0027】図3及び図4に示されるように内側収容部
25には、電動送風機31とコードリール32とが夫々
収容されているとともに、集塵室33が設けられてい
る。電動送風機31は連通管28側に寄せて配置され、
コードリール32はハンドル27側に寄せて配置され、
かつ、集塵室33は電動送風機31とコードリール32
との間に配設されている。したがって、連通管28と、
電動送風機31と、集塵室33と、コードリール32と
は、この記載順に掃除機本体21の長手方向に並べて設
けられている。
【0028】電動送風機31は図5に示されるように電
動機部41に、送風ファン42、冷却ファン43、ファ
ンカバー44、内部ファンカバー45、ファンカバー4
6、排気口体47、冷却用弁48等を取付けて形成され
ている。
【0029】つまり、電動機部41は、一端が開口され
た有底円筒のフレーム本体51とこのフレーム本体51
の開口を閉じて設けられた円板形状のフレーム端板52
とからなる金属製の電動機フレーム53内に、ステータ
54を収容するとともに、このステータ54の内側に電
機子55を収容し、その回転軸55aを電動機フレーム
53に軸受56、軸受57を介して回転自在に支持し、
かつ、フレーム本体51にこれを貫通する一対のブラシ
装置58を取付けて形成されている。ブラシ装置58が
有するブラシ58aの先端は電機子55が有する整流子
55bの外周面に弾性的に押付けられている。フレーム
本体51の底壁には冷却用吸気孔59が複数(1個所の
み図示)が開けられている。フレーム本体51の開口縁
部51aはフレーム端板52よりも大径であって、この
開口縁部51aの少なくとも一個所には排気用通孔60
が開けられている。
【0030】回転軸55aの両端部は軸受56、軸受5
7をいずれも貫通しており、軸受56を貫通した一端部
には送風ファン42が電機子55と一体に回転するよう
に取付けられている。軸受56を貫通した回転軸55a
の他端部には冷却ファン43が電機子55と一体に回転
するように取付けられている。金属製のファンカバー4
4は排気用通孔60を塞がないように前記開口縁部51
aに嵌合して取付けられ、このファンカバー44は中央
部に冷却ファン43の入口に近接して対向する風入口4
4aを有している。合成樹脂製の内部ファンカバー45
はフレーム端板52の外面にねじ止めされていて、送風
ファン42をフレーム端板52側から覆って設けられて
いる。送風ファン42の出口に対向する内部ファンカバ
ー45の周壁の先端はファンカバー44の内面に当接し
ており、かつ、この内部ファンカバー45の底板部には
複数の通孔61が開けられている。したがって、送風フ
ァン42の回転により風入口44aから吸い込まれた空
気は、ファンカバー44を通って内部ファンカバー45
の内面に沿って方向変換されて通孔61より流出した
後、内部ファンカバー45とフレーム端板52との間の
空間を通り排気用通孔60から電動機フレーム53外に
排出されるようになっている。
【0031】合成樹脂製のファンカバー46は冷却用吸
気孔59を塞がないように冷却ファン43を覆ってフレ
ーム本体51の底部側外面に嵌合して取付けられてい
る。このファンカバー46は中央部に冷却ファン43と
対向する冷却風入口62を有している。前記フレーム本
体51の送風ファン42側には冷却風出口63が開けら
れている。したがって、冷却ファン43の回転により冷
却風入口62から吸い込まれた空気は、冷却ファン43
を通って電動機フレーム53内に流入し、この電動機フ
レーム53内を流動してステータ54等を空冷した後に
冷却風出口63を通って電動機フレーム53外に排出さ
れるようになっている。又、図2及び図3に示されるよ
うに掃除機本体21の例えば下ケース23には冷却風入
口62に連通する冷却風取込み口64が開けられてい
る。冷却風取込み口64はスリット状をなす複数の孔か
らなる。この冷却風取込み口64から冷却風入口62に
至る連通路は掃除機本体21内に設けた隔壁等によっ
て、掃除機本体21内の他の部位とは区画されている。
【0032】排気口体47は電動機フレーム53の送風
ファン42側部分を取囲んで設けられており、この排気
口体47には前記排気用通孔60に連通する排気口65
が設けられているとともに、この排気口65とは区画さ
れて前記冷却風出口63に連通する冷却用排気口66が
設けられている。冷却用排気口66には導管67が接続
され、この導管67の先端には前記冷却用弁48が取付
けられている。図3に示されるように導管67の先端部
は、電動送風機31と集塵室33との双方を連通してこ
れらの間に設けられた吸込み間隙68に連通されてい
る。図5に示されるように冷却用弁48はゴム板の中央
部に小孔48aを設けてなるリーフ弁であり、吸込み間
隙68の負圧が小さいときは導管67の先端開口を閉
じ、かつ、吸込み間隙68の負圧が大きくなったときに
は弾性変形して導管67の先端開口を開いて冷却風量を
増やすようになっている。又、図5等において69はフ
ァンカバー44の外周に嵌合されたゴム製の防振パッキ
ンである。
【0033】前記電動機部41の排気口65と連通管2
8の第2連通管部28bとは本体内排気風路71を介し
て接続されている。本体内排気風路71は、排気口65
に連結されたエルボ状の排気管72と、この排気管72
に一端部が接続された可撓性でかつ伸縮可能な排気ホー
ス73と、このホース73の他端部に連結されるととも
に第2連通管部28bに着脱可能に嵌合された継手管7
4とを有している。この本体内排気風路71は排気ホー
ス73の大部分を切り欠き22bから露出させて前記外
側収容部24に収容されている。したがって、排気ホー
ス73の伸縮性能を利用して、その長さを必要に応じて
短くする方向に継手管74を引張ることにより、第2連
通管部28bから外して切り欠き22bから引出すこと
ができ、それにより、継手管74から直接若しくは必要
により接続される図示しないブロワ用アタッチメントを
通して排出される空気をブロワとして利用できるように
なっている。
【0034】前記コードリール32は電動送風機31に
給電するために用いられ、図3及び図4に示されるよう
に給電コード81と、この給電コード81が巻き付けら
れる回転可能なリール本体82と、このリール本体82
を巻取り方向に付勢する渦巻きばね83と、図示しない
スリップリングとを有している。渦巻きばね83は給電
コード81が引出されることにより巻き締められてばね
力を蓄え、ロック解除釦84が押されることにより蓄え
たばね力を解放して引出された給電コード81を巻取る
ようになっている。
【0035】前記集塵室33には紙パックからなる第1
のフィルタ85が取外し可能に収容されているととも
に、前記吸込み間隙68に臨んで平板状をなす第2のフ
ィルタ86が取付けられている。必ずしも必要ではない
第2のフィルタ86のメッシュは第1のフィルタ85の
メッシュよりも粗い。第1のフィルタ85は上ケース2
2に取付けられた開閉自在な蓋87を取外して集塵室3
3に対して着脱されるようになっている。図4に示され
るようにフィルタ85が有する口枠85aには図示しな
い薄いゴム板からなるシール弁で開閉される開口85b
が設けられている。そして、口枠85aがセットされる
集塵室33の側壁には、フィルタ85内と開口85bを
通じて連通する吸塵口88(図3参照)が接続されてい
る。
【0036】図3に示されるように吸塵口88と前記連
通管28の第1連通管部28aとは本体内吸気風路89
を介して接続されている。本体内吸気風路89は、吸塵
口88に接続される吸気管90と、この吸気管90に一
端部が接続された可撓性でかつ伸縮可能な吸気ホース9
1と、この吸気ホース91の他端部に連結されるととも
に第1連通管部28aに着脱可能に嵌合された継手管9
2とを有している。この本体内吸気風路89は吸気ホー
ス91の継手管92側部分を切り欠き22aから露出さ
せて前記外側収容部24に収容されている。したがっ
て、吸気ホース91の伸縮性能を利用して、その長さを
必要に応じて短くする方向に継手管92を引張ることに
より第1連通管部28aから外して切り欠き22aから
引出すことができ、それにより、継手管92から直接若
しくは必要により接続される図示しない吸い込み用アタ
ッチメントを通して吸気することができるようになって
いる。
【0037】前記連通管28には合成樹脂製の吸込み口
体101が連通されている。この吸込み口体101は、
図3、図6〜図9等に示されるように接続管102と、
吸込み口体主部103と、回転清掃体104と、主部内
排気風路105と、主部内吸気風路106等を備えてい
る。以下、これらの構成について説明する。
【0038】図3に示すように接続管102は、仕切り
壁111で仕切られた第1接続管部112と第2接続管
部113とを有して略Y字形状をなしている。この接続
管102は、その第1接続管部112、第2接続管部1
13の互いに平行な一端部を前記連通管28の内側に嵌
合させ、連結フランジ28dと、連結フランジ102a
とをねじ止めすることにより連通管28に取付けられて
いる。この連結において仕切り壁111も前記仕切り壁
28cに嵌合される。そして、以上の連結により第1連
通管部28aと第1接続管部112とが連通されるとと
もに、第2連通管部28bと第2接続管部113とが連
通されるようになっている。互いに180°隔てて反対
方向に突出された両接続管部112、113の円筒形突
出部分112a、113aは、同一軸線上に位置されて
おり、これら突出部分112a、113aの先端部外周
には夫々周方向に連続する抜け止めフランジ112a
f、113af(図6参照)が設けられている。
【0039】図6〜図9に示すように吸込み口体主部1
03は主部上ボディ121と主部下ボディ122とをね
じ止め等により連結して形成されている。この主部10
3の後側中央部には上下両面及び後面に渡って開放する
凹み103aが形成されていて、この凹み103aの互
いに平行な側壁には円形の接続孔123が夫々設けられ
ている。これら接続孔123は、前記両ケース121、
122に設けた半円の溝が合わさることで形成されると
ともに、前記抜け止めフランジ112af、113af
が吸込み口体主部103の内側から引っ掛る段部123
a(図7、図8参照)を有している。両接続孔123に
は接続管102の各突出部分112a、113aが個別
に嵌合して取付けられている。それにより、接続管10
2は両接続孔123を軸受として起倒できるように回動
自在に吸込み口主部103に接続されているとともに、
この接続管102の両接続管部112、113が個別に
吸込み口体主部103の内部と連通されるようになって
いる。
【0040】前記上下両ボディ121、122内に突出
されたリブ状の壁及び導風ガイド124よって、吸込み
口体主部103の前部内側には回転清掃体室125が形
成されている。この清掃体室125と対向して吸込み口
体主部103の底壁122aには長方形状の吸気口12
6が形成されている。回転清掃体室125及び吸気口1
26は吸込み口体主部103の幅方向に延びている。図
9等に示されるように前記底壁122aは、吸気口12
6を境に吸込み口体主部103の前側に位置される前側
底壁部122afと、吸気口126を境に吸込み口体主
部103の後側(接続管102側)に位置される後側底
壁部122abとを有し、これらは同一高さの水平状の
壁からなる。後側底壁部122abの幅Aは前側底壁部
122afの幅Bよりも大きい。
【0041】回転清掃体室125には前記回転清掃体1
04が内蔵されている。回転清掃体104は、その長手
方向両端に突出された軸部(図3参照)を、回転清掃体
室125の長手方向両端を仕切る上下のリブ状軸受壁1
27間に回転自在に支持させて取付けられている。回転
清掃体104がその周面に有した多数のゴム製清掃ブレ
ード104aは互いに平行に設けられている。なお、各
ブレード104aを回転清掃体104の長手方向に平行
ではなく周方向にねじれながら設ける場合には、互いに
逆方向にねじれるように設けられた各清掃ブレードを回
転清掃体104の長手方向中央でV字状をなすように合
わせて設ければよい。それにより、後述の排出空気の吹
付けに伴って回転清掃体104に与えられる力が、回転
清掃体104の長手方向両側で均等となるようにでき
る。前記清掃ブレード104aの下端部は吸気口126
の幅方向中央部に位置された際に、この吸気口126か
ら突出されて弾性変形しながら被掃除面C(図9参照)
を叩打するようになっている。
【0042】吸込み口体主部103内の各所には必要な
風導壁が設けられている。それにより、吸込み口体主部
103内には、回転清掃体室125と第1接続管部11
2とを連通する前記主部内吸気風路106と、この主部
内吸気風路106とは区画されて回転清掃体室125と
第2接続管部113とを連通する前記主部内排気風路1
05とが夫々形成されている。
【0043】主部内排気風路105は、前記上下両ボデ
ィ121、122間に形成されて第2接続管部113の
突出部分が挿入された排気風路室105aと、図6等に
示されるように主部上ボディ121にその長手方向に延
びて角筒状に形成された中継排気風路部分105bと、
吸込み口体主部103の前部に形成された排気風路部分
105cとを有している。
【0044】図7に示すように中継排気風路部分105
bの長手方向の一端は開口されて排気風路室105aと
連通され、かつ、長手方向他端は閉じられている。中継
排気風路部分105bと排気風路部分105cとを仕切
る隔壁を兼ねた主部上ボディ121の風導壁128に
は、前記両風路部分105b、105cを連通させる連
通孔129(図6参照)が設けられている。この連通孔
129は吸込み口主部103の幅方向に細長く延びて形
成されている。排気風路室105aの底面には第2接続
管部113から吐出された空気(排気)を円滑に中継排
気風路部分105bの開口に向わせるための上向き斜面
105a1が設けられている。
【0045】図9に示すように合成樹脂製の導風ガイド
124は、主部上ボディ121内に設けられた第1ガイ
ド板130と、このガイド板130に連続して主部下ボ
ディ122に一体に設けられた第2ガイド板131とか
ら形成されている。第1ガイド板130は、回転清掃体
104の上部外周に沿って湾曲されて、主部上ボディ1
21の内面との間に湾曲状の上部通路を形成している。
この第1ガイド板130の幅方向後縁部は前記風導壁1
28に接着されていて、主部内給排気風路105、10
6が風導壁128側において非連通となるように両風路
105、106を区画している。第2ガイド板131は
主部下ボディ122の前面壁の長手方向中央部裏面に一
体に設けられていて、その内側に形成された下部通路の
上端開口(入口)は前記湾曲状の上部通路に連続し、か
つ、前記下部通路の下端に開口された出口は回転清掃体
室125の長手方向中央部に連通されている。
【0046】吸気口126の幅方向片側例えば前側にお
いて噴気口132を形成する前記出口は、前記前側底壁
部122afとの間にスロット状をなして吸込み口体主
部103の幅方向に細長く設けられ、そこから被掃除面
Cに沿うように後方に向けて空気を吹出し、この空気を
回転清掃体104の清掃ブレード104aの下端部に吹
き付けるようになっている。そして、この噴気口132
は例えば吸気口126側に向けて突出して形成されてい
る。この突出構造を実現するために、前記第2ガイド板
131の下縁に吸気口126側に向けて突出する風導突
出壁133が形成されている。この風導突出壁133は
前側底壁部122afと平行である。なお、本発明にお
いて風導突出壁133は吸込み口体主部103の前方に
向けて突出させるとともに、噴気口132を同様に前方
に向けて突出させてもよい。しかし、図示のように噴気
口132を後方に向けて突出させる構造は風導突出壁1
33が排出される空気の風路抵抗となりづらく、したが
って、主部内排気風路105の終端部での渦などの発生
を抑制でき、清掃ブレード104aに向けて円滑に排出
空気を吹出すことができるとともに、吸気口126から
吸込み口体主部103の前面までの寸法(前記幅Bと同
じ)を大きくする要素とならない点で優れている。
【0047】図3等に示されるように前記主部内吸気風
路106は、前記風導壁128と連続して回転清掃体室
125を仕切る隔壁を兼ねる主部下ボディ122の風導
壁134の長手方向(吸込み口体主部103の幅方向)
中央部を切り欠くことによって設けた吸込み開口135
を有している。この吸気風路106はその後部に挿入さ
れた前記第1接続管部112に連通されている。前記吸
込み開口135は前記後側底壁部122ab側に設けら
れていて、その少なくとも下部は前記噴気口132と略
同じ高さ位置に設けられている。
【0048】なお、図1〜図4等において符号141は
吸込み口体主部103の前部に取付けられた前部車輪、
142は吸込み口体主部103の後部に取付けられた後
部車輪であって、これらの下端部は吸込み口体主部10
3の底面より僅かに突出していて、それらの回転により
吸込み口体101を円滑に移動させ得るようになってい
る。
【0049】前記構成のアップライト型電気掃除機は、
そのコードリール32から引出した給電コード81を電
源に接続した状態でハンドル27を持ち、電動送風機3
1を動作させながら掃除機本体21を移動させるととも
に吸込み口体101を床面等の被掃除面Cに沿わせるこ
とにより、掃除に使用される。
【0050】この掃除動作において電動送風機31の送
風ファン42及び冷却ファン43が同時に回転される。
そのため、送風ファン42の回転で生じる吸気作用によ
り、吸込み口体101の吸気口126から塵埃を含んだ
空気が吸い込まれ、この空気は、回転清掃体室125内
から主部内吸気風路106を通って接続管102の吸気
側の第1接続管部112を経て、連通管28の第1連通
管部28aを経由した後、本体内吸気風路89を通って
集塵室33内のフィルタ85に吸い込まれる。こうして
吸い込まれた空気はフィルタ85を通過するから、その
際に空気中に含まれている塵埃がフィルタ85に捕捉さ
れる。
【0051】そして、前記フィルタ85及びその真後ろ
のフィルタ86を通過した空気は、フィルタ86の真後
ろの吸込み間隙68を経由して電動送風機31の風入口
44aを通して送風ファン42に吸い込まれ、その各送
風ブレードに沿って送風ファン42の出口から吐出され
る。吐出された空気は排気用通孔60を通って排気口体
47の排気口65から電動機部41外に排出される。こ
の電動送風機31を通る空気の流れは図5中実線の矢印
で示される。
【0052】こうして排出された空気、つまり、電動送
風機31からの排気は、本体内排気風路71を通った
後、連通管28の第2連通管部28b、及び接続管10
2の排気側の第2接続管部113を経て主部内排気風路
105に排出されるから、この風路105の噴気口13
2から勢い良く回転清掃体104の清掃ブレード104
aに向けて吹き付けられる。それにより、吸気口126
に前記排気が戻されるとともに、その勢いで回転清掃体
室125内の回転清掃体104が回転されるから、清掃
ブレード104aの下端部が吸気口126に近接して対
向している被掃除面Cにこれを叩くように接触して、絨
毯等の被掃除面Cのごみがかき出される。同時に、以上
のようにして吸気口126に戻された排気は、主部内吸
気風路106の吸込み開口135を入口とする既述の吸
気経路により回収され循環される。このような空気の循
環により、前記のように被掃除面Cからかき出された塵
埃等も同時に吸気経路に吸込まれる。なお、吸込み口体
101を還流する空気の流れは図9中実線矢印に示され
ている。
【0053】このように排気を外部に排出しないで循環
させるため、排気による外部への塵埃等の吹き飛ばしが
発生しない点で優れている。又、排気に乗って伝播する
電動送風機31の動作音、具体的には送風ファン42に
よる風切り音の外部への放出が極めて少ないので、使用
時の騒音を大幅に低減できる。そのために、この電気掃
除機は病院や夜間等における静粛な条件下での使用に適
する。
【0054】更に、前記のように吸気口126に戻され
る排気のエネルギーを利用して回転清掃体105を回転
させて積極的に被掃除面Cの塵埃を回転清掃体室125
内にかき出して、それを空気によって吸気口126から
吸い込むから、集塵性能を向上できる点でも優れてい
る。
【0055】前記掃除中には、必要に応じて吸気管90
の継手管92を連通管28の第1連通管部28aから外
して、継手管92から吸気することができるとともに、
本体内排気風路71の継手管74を連通管28の第2連
通管部28bから外すことにより、継手管74からの排
気をブロワとして利用できるから、掃除機の使用性の向
上を図ることができる点でも優れている。
【0056】又、前記掃除中においては冷却ファン43
も同時に回転されるため、その回転により掃除機本体2
1外から冷却風取込み口64を通って外気が吸い込ま
れ、この外気は、電動機フレーム53内のステータ54
及び電機子55等を空冷しながら電動機フレーム53の
内部を流通して冷却用排気口66から排出された後、導
管67から吸込み間隙68を通って電動送風機31に吸
い込まれる。以上の空気の流れは図5中点線矢印で示
す。
【0057】前記のような外気の吸い込みにおいて、フ
ィルタ85内に溜まっている塵埃の量が少なく、フィル
タ85での風路抵抗が少ない場合には、冷却用弁48は
導管67の先端開口を塞いだ状態にあり、よって、冷却
用弁48の小孔48aを通る微量の冷却用外気が電動送
風機31に吸い込まれる。このような状態では主として
集塵室33を通って電動送風機31に吸い込まれる空気
により冷却ファン43が冷却され、電動機フレーム53
内を流れる冷却用外気により電動機部41が冷却され
る。
【0058】そして、フィルタ85内の塵埃の量が増え
るに伴いフィルタ85での風路抵抗が増大して、集塵室
33内の負圧が高くなった場合には、吸込み間隙68の
負圧も同時に高くなるから、冷却用弁48が図5中2点
鎖線に示すように導管67の先端を開く位置に動かされ
る。そのため、前記冷却用外気が多量に電動送風機31
に吸い込まれ、この外気導入によって主として電動送風
機31の電動機部41及び送風ファン42が冷却され
る。以上のようにフィルタ85内の塵埃の溜り具合によ
って冷却用外気の導入量が制御されるので、フィルタ8
5内の塵埃量に拘らず電動送風機31の温度上昇を抑制
できる。
【0059】しかも、電動送風機31から吸気口104
に至る本体内排気風路71とコードリール32との間に
吸気口104から吸い込んだ空気が導かれる集塵室33
を配設したことにより、低温の空気が電動送風機31と
コードリール32との間に配設された発熱しない集塵室
33を通り、この集塵室33が低温の状態を維持するた
め、集塵室33は、高温となる電動送風機31及びこれ
に連なった本体内排気風路71と発熱するコードリール
32との間で熱的緩衝作用をなすことができる。それに
より、電動送風機31及び本体内排気風路71とコード
リール32との相互熱干渉を防止できるとともに、集塵
室33内を通る低温の空気によって電動送風機31及び
本体内排気風路71とコードリール32とを冷却できる
ものであり、したがって、掃除機本体21の温度上昇が
抑制されるとともに給電コード81の温度が異常に高く
なることを抑制できる。
【0060】又、既述の掃除動作において、吸気口12
6に還流する空気を吸気口126側に向けて吹出す噴気
口132は、下向きではなく図9等に示されるように後
方を向いて開口されているので、そこから清掃ブレード
104aに向けて吹出される空気は、被掃除面Cと対向
する吸込み口体主部103の底壁122aの内面に沿っ
て被掃除面Cと略平行となるように水平方向に吹出され
る。言い換えれば、被掃除面Cに沿うように吹出され
る。そして、清掃ブレード104aを経て吸込み開口1
35に吸込まれる。
【0061】このような吸気口126のまわりでの空気
の流動によれば、この空気が被掃除面Cに交差するよう
に衝突して乱流を発生することを防止できるから、被掃
除面Cと前記底壁122aとの間の隙間から循環する空
気の一部が外部に向って漏れることを抑制できる。その
ため、特に、木で板張りされた床面のような平坦度が高
い被掃除面Cにあっては、この面C上の軽い塵埃が吸込
み口体101の動きに従いこの口体101の周囲に吹き
飛ばされることを防止して、この軽い塵埃を吸気口12
6に容易に吸込むことが可能となり、塵埃の吸込み性能
を向上できる。しかも、前記のように循環する空気が前
記隙間から漏れることを実質上問題がない程度にまで少
なく抑制できるために、吸込み口体主部103の底壁1
22aの周部に、ブラシ毛や弾性変形が容易なゴム製の
リップ等の防風手段を設ける必要もないから、吸込み口
体101の動きに従い被掃除面C上の塵埃が押し動かさ
れることがなく、前記塵埃を確実に吸込んで被掃除面C
を掃除することができる。
【0062】また、噴気口132から吹出される空気の
一部はその吹出し方向において吸気口126を通って被
掃除面Cと吸込み口体101の底壁122aとの間の隙
間から外部に漏れようとする。しかし、吹出し方向下流
側の後側底壁部122abの幅Aは吹出し方向上流側の
前側底壁部122afの幅Bよりも遥かに大きく、この
後側底壁部122abと被掃除面Cとの隙間での空気抵
抗を前記大きな幅Aに比例して大きく確保できる。その
ため、この大きな空気抵抗により前記隙間から外部への
空気の漏れをより少なくなるように抑制できる。すなわ
ち、被掃除面C上の軽い塵埃が吸込み口体101の動き
に従い、この口体101の特に後方、つまり、噴気口
32から空気が吹出す方向に塵埃が吹き飛ばされてしま
うことを防止できる。したがって、塵埃を吸気口126
に容易に吸込むことが可能となり、塵埃の吸込み性能を
向上できる。
【0063】なお、前記吹出し方向とは反対側に位置さ
れる前側底壁部122afの幅Bは狭くても、この底壁
部122afは吹出し方向上流側に位置されているか
ら、吹出された風の勢いを原因とする外部への空気の吹
き出しを防止できる。しかも、吸込み口体主部103の
前縁から吸気口126までの幅Bの寸法が短くて済むか
ら、部屋の隅等を掃除する際に吸込み口体主部103の
前縁が当る壁面に吸気口126をより近づけて掃除がで
きる点で優れている。
【0064】更に、既述のように前記噴気口132は被
掃除面Cに沿うように例えば吸込み開口135に向けて
突出しているから、この噴気口132から吹出される空
気の指向性が高められ、吸気口126を通り抜けようと
する風をより少なくできる。そのため、前記底壁122
aと被掃除面Cとの間からの空気の漏れをより少なくし
て、塵埃の吸込み性能をより向上できる。しかも、前記
のように吸気口126を通り抜ける風が極めて少ないこ
とに伴い、清掃ブレード104aに吹き当てられる風量
をより多く確保できるので、噴気口132から吹出され
る空気によって回転清掃体104を回転させる力(トル
ク)をより大きくすることができる。したがって、被掃
除面C内の塵埃のかき出し能力が向上され、掃除性能を
向上できる。
【0065】しかも、既述のように吸込み開口135の
少なくとも下部と噴気口132とが略同じ高さであるか
ら、噴気口132から吹出された空気を吸込み開口13
5に向けて直進するように流動させることができる。そ
れにより、これらの間に配設された吸気口126を通り
抜けようとする風をより少なくできるとともに、それに
応じて、より効果的に噴気口132から吹出される空気
を清掃ブレード104aに吹付けることができる。した
がって、この点においても、底壁122aと被掃除面C
との間からの空気の漏れがより少なくなって、塵埃の吸
込み性能をより向上できるとともに、噴気口132から
吹出される空気によって回転清掃体104を回転させる
力(トルク)をより大きくして、被掃除面C内の塵埃の
かき出し能力が向上され、掃除性能を向上できる。
【0066】又、既述のように吸込み口体主部103内
に設けられた導風ガイド124によって主部内排気風路
105と主部内吸気風路106とが区画されているから
以下の点で優れている。すなわち、吸込み口体主部10
3内に導かれた排気を、排気風路部分105cに通し
て、言い換えれば、排気を回転清掃体125に接触する
ことなく噴気口132に導くことができる。そのため、
前記排気が噴気口132に至る前に回転清掃体104に
衝突してその回りに分流して、その一部が噴気口132
を経ずして主部内吸気風路106の吸込み開口135に
至ることがない。このようないわゆるショートサーキッ
ト(短絡還流)現象を防止できるので、吸込み口体主部
103内に導入されたすべての排気を、噴気口132か
ら吹出させて、清掃ブレード104aを経て吸込み開口
135から回収して循環させることができる。したがっ
て、無駄な短絡還流による回転清掃体104の回転の低
下を防止できるから、この清掃体104による被掃除面
Cからの塵埃の遊離性能の低下を防止でき、被掃除面C
上の塵埃のかき出しと吸込み性能とを向上できる。
【0067】なお、本発明は前記第1の実施の形態に示
したアップライト型の電気掃除機だけに適用を限られる
ものではなく、キャニスタ型、ハンディ型、及びその他
各種形式の電気掃除機にも適用できる。したがって、吸
気口126は、掃除機本体21に直接設けられていても
良いとともに、本体外吸気風路と本体外排気風路とを有
する延長管等の中継管や通気ホースを介して掃除機本体
21に接続される吸込み口体101に設けられていても
良い。
【0068】又、本発明において吸気口126の幅方向
両側に設けられる噴気口132と吸込み開口135と
は、前記第1の実施の形態とは逆に、吸気口126の前
側に吸込み開口135を設けるとともに噴気口132を
吸気口126の後側に設けて、排気を吸い込み口体主部
103の前方に向けて吹出し清掃ブレード104aを経
て吸込み開口135に吸込ませるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0070】請求項1に記載の発明に係る空気循環式電
気掃除機用の吸込み口体によれば、主部内排気風路の
気口から吹出され清掃ブレードを経て主部内吸気風路の
吸込み開口へと至る空気が被掃除面に衝突することを
止したから、被掃除面上の塵埃を吹き飛ばすことをでき
るだけ抑制しつつ、回転清掃体の清掃ブレードにより被
掃除面から遊離された塵埃を、速やかに主部内吸気風路
に吸込むことができるとともに、前記漏れを抑制するた
めに前記底壁の周囲にブラシ毛等の防風手段を設ける必
要がないので、塵埃を容易に吸込むことができ、したが
って、被掃除面上の塵埃の吸込み性能を向上することが
できる。
【0071】請求項1の発明に従属する請求項2に記載
の発明によれば、噴気口から吹出される空気の吹出し方
向下流側での被掃除面と吸込み口体の底壁との間の隙間
での空気抵抗が大きく、前記隙間からの空気の漏れがよ
り少なくなるので、被掃除面上の塵埃の吸込み性能をよ
り向上することができる。
【0072】請求項3に記載の発明によれば、噴気口
ら吹出されて吸込み開口へと至る空気の指向性が高まっ
て、吸気口を通り抜けようとする空気をより少なくでき
ることに伴い、被掃除面と吸込み口体の底壁との間の隙
間からの空気の漏れがより少なくなって被掃除面上の塵
埃の吸込み性能をより向上でき、しかも、前記指向性に
より噴気口から吹出される空気によって回転清掃体を回
転させる力をより大きくできる。
【0073】請求項1〜3のいずれか発明に従属する請
求項4に記載の発明によれば、噴気口から吹出される空
気を吸込み開口に向けて直進するように流動させて、吸
気口を通り抜けようとする空気をより少なくできること
に伴い、被掃除面と吸込み口体の底壁との間の隙間から
の空気の漏れがより少なくなって被掃除面上の塵埃の吸
込み性能をより向上でき、しかも、噴気口から吹出され
る空気によって回転清掃体を回転させる力をより大きく
できる。
【0074】請求項1〜4のいずれか発明に従属する請
求項5に記載の発明によれば、主部内排気風路を通る排
気の一部が噴気口を経ずして主部内吸気風路の吸込み開
口に至る無駄な短絡還流をなくして、回転清掃体による
被掃除面からの塵埃の遊離性能の低下を防止できるの
で、被掃除面上の塵埃の吸込み性能をより向上できる。
【0075】請求項6の発明に係る空気循環式電気掃除
機によれば、その吸込み口体が前記請求項1〜5のうち
のいずれか1項に記載のものであるから、既述のように
被掃除面上の塵埃の吸込み性能を向上でき、それに伴い
掃除性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る循環式アップ
ライト型電気掃除機全体の構成を示す平面図。
【図2】第1の実施の形態に係る循環式アップライト型
電気掃除機全体の構成を示す裏面図。
【図3】第1の実施の形態に係る循環式アップライト型
電気掃除機をその上ケースを取外した状態で一部切欠し
て示す平面図。
【図4】第1の実施の形態に係る循環式アップライト型
電気掃除機全体の構成を示す縦断側面図。
【図5】第1の実施の形態に係る循環式アップライト型
電気掃除機が備える電動送風機の構成を示す断面図。
【図6】第1の実施の形態に係る循環式アップライト型
電気掃除機が備える吸込み口体の構成を一部切り欠いて
示す斜視図。
【図7】図6に示された吸込み口体が備える主部上ボデ
ィの構成を示す下面図。
【図8】図6に示された吸込み口体が備える主部下ボデ
ィの構成を示す平面図。
【図9】図6に示された吸込み口体の構成を示す断面
図。
【符号の説明】
21…掃除機本体、 31…電動送風機、 33…集塵室、 71…本体内排気風路、 85…フィルタ、 86…フィルタ、 89…本体内吸気風路、 101…吸込み口体、 102…接続管、 103…吸込み口体主部、 104…回転清掃体、 104a…清掃ブレード、 105…主部内排気風路、 105c…排気風路部分、 106…主部内吸気風路、 122a…吸込み口体主部の底壁、 122af…前側底壁部(上流側底壁部)、 122ab…後側底壁部(下流側底壁部)、 124…導風ガイド、 125…回転清掃体室、 126…吸気口、 132…噴気口、 135…吸込み開口、 A…後側底壁部(下流側底壁部)の幅、 B…前側底壁部(上流側底壁部)の幅、 C…被掃除面。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 5/14 A47L 9/00 A47L 9/04 A47L 9/08 A47L 9/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機の動作により吸い込まれる空気
    をフィルタに通して塵埃を捕捉し、前記フィルタを通過
    して前記電動送風機から排出される空気を吸込んで循環
    させながら掃除をする電気掃除機に備えられ、前記空気
    の吸込みを行なうとともに前記排出空気が戻され、か
    つ、戻された前記排出空気が吹付けられる清掃ブレード
    を有する回転清掃体が内蔵された吸込み口体において、 被掃除面と対向する底壁に前記清掃ブレードが露出する
    吸気口を有する吸込み口体主部と、 前記清掃ブレードと対向する噴気口を有し、この噴気口
    を前記吸気口の幅方向片側に配設して前記吸込み口体主
    部内に設けられた主部内排気風路と、 前記噴気口との間に前記吸気口を置いて位置される吸込
    み開口を有して前記吸込み口体主部内に設けられた主部
    内吸気風路とを具備し、前記吸込み口体主部が、前記噴気口から吹き出される空
    気を前記被掃除面と略平行に流動させて水平方向に吹出
    させる水平状の底壁を有し、この水平状の底壁に沿って
    前記噴気口から吹出されて前記吸込み開口へと至る空気
    を前記清掃ブレードに直接吹付けるようにした ことを特
    徴とする吸込み口体。
  2. 【請求項2】前記吸込み口体主部の底壁のうち、前記噴
    気口から吹出される空気の吹出し方向下流側に位置され
    た下流側底壁部の幅を、この下流側底壁部との間に前記
    吸気口を置いて吹出し方向上流側に位置された上流側底
    壁部の幅よりも大きくし、前記上流側底壁部がわに前記
    噴気口を設けるとともに、前記下流側底壁部がわに前記
    吸込み開口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    吸込み口体。
  3. 【請求項3】電動送風機の動作により吸い込まれる空気
    をフィルタに通して塵埃を捕捉し、前記フィルタを通過
    して前記電動送風機から排出される空気を吸込んで循環
    させながら掃除をする電気掃除機に備えられ、前記空気
    の吸込みを行なうとともに前 記排出空気が戻され、か
    つ、戻された前記排出空気が吹付けられる清掃ブレード
    を有する回転清掃体が内蔵された吸込み口体において、 被掃除面と対向する底壁に前記清掃ブレードが露出する
    吸気口を有する吸込み口体主部と、 前記被掃除面に沿うように突出されて前記清掃ブレード
    と対向し、かつ、前記被掃除面と略平行に空気を吹出す
    噴気口を有し、この噴気口を前記吸気口の幅方向片側に
    配設して前記吸込み口体主部内に設けられた主部内排気
    風路と、 前記噴気口との間に前記吸気口を置いて位置される吸込
    み開口を有して前記吸込み口体主部内に設けられた主部
    内吸気風路とを具備し、 前記噴気口から吹き出されて前記吸込み開口へと至る空
    気を前記清掃ブレードに直接吹付けるようにしたことを
    特徴とする 吸込み口体。
  4. 【請求項4】前記吸込み開口の少なくとも下部と前記
    気口とを略同じ高さとしたことを特徴とする請求項1〜
    3のうちのいずれか1項に記載の吸込み口体。
  5. 【請求項5】前記吸込み口体主部内に前記回転清掃体の
    外周に沿って湾曲されて前記吸込み口体主部の内面との
    間に前記主部内排気風路の一部をなす排気風路部分を形
    成する導風ガイドを設け、このガイドで前記主部内吸気
    風路と前記主部内排気風路とを区画したことを特徴とす
    る請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の吸込み口
    体。
  6. 【請求項6】電動送風機の動作により吸込み口体の吸気
    口から空気を吸い込み、この吸い込んだ空気をフィルタ
    に通して塵埃を捕捉し、前記フィルタを通過して前記電
    動送風機から排出される空気を前記吸気口に戻して、こ
    の戻された空気を吸込んで循環させながら掃除をする電
    気掃除機において、 前記吸込み口体が前記請求項1〜5のうちのいずれか1
    項に記載の吸込み口体であることを特徴とする電気掃除
    機。
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