JP2002085303A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JP2002085303A
JP2002085303A JP2000274624A JP2000274624A JP2002085303A JP 2002085303 A JP2002085303 A JP 2002085303A JP 2000274624 A JP2000274624 A JP 2000274624A JP 2000274624 A JP2000274624 A JP 2000274624A JP 2002085303 A JP2002085303 A JP 2002085303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum cleaner
dust
outlet
suction
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000274624A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Ohara
直行 尾原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000274624A priority Critical patent/JP2002085303A/ja
Publication of JP2002085303A publication Critical patent/JP2002085303A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃の吹き飛ばしがなく、微小塵埃の排出が
ない排気循環型の電気掃除機を提供する。 【解決手段】 還流Aの吹き出し口12を吸い込み口9
の周囲の少なくとも半分以上に設けるとともにノズル部
8の走行方向の後側に吸気を遮断する吸気口リップ体1
9を揺動自在に設けるとともに、吹き出し口12の断面
積と吸い込み口9の吸い込み通路の入口20の断面積を
ほぼ等しくすることによって、吹き出し口12と吸い込
み口9との間に還流によるエアーカーテンを形成するこ
とができ、還流する空気流を吸い込み流としてほとんど
吸い込むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機の後流
をノズル部の吸い込み口に導く環流通路を備えた排気循
環型の電気掃除機に関し、特に還流による微少塵埃の排
出をなくしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては特開
平7−136082号公報に示すような構成が提案され
ていた。図4は前記公報に記載された従来の電気掃除機
の外観斜視図であり、図5は同電気掃除機の断面図であ
る。図において1は電動送風機であり、その吸引側には
集塵袋2を取り付けている。電動送風機1と集塵袋2は
掃除機本体3の本体カバー4内に設けられている。本体
カバー4には集塵袋2を出し入れするための蓋5が設け
られている。また、掃除機本体3には移動するのに用い
る把手6が設けられている。前記掃除機本体3には電動
送風機1の後流Aを外部へ排出する排気口7が設けら
れ、また掃除機本体3の下部にはノズル部8が設けられ
ている。ノズル部8には塵埃を吸い込むための吸い込み
口9と、吸い込み口9の領域内に位置し絨毯等にからみ
ついた塵埃をかき上げる駆動モータ(図示せず)で駆動
される回転ブラシ10と、吸い込み口9の走行方向側に
は被掃除面11に向いた吹き出し口12とが設けられて
いる。そして掃除機本体3とノズル部8との間には塵埃
を集塵袋2に導く吸い込み流路13と電動送風機1の後
流Aの一部を吹き出し口12に環流させる環流通路14
とが設けられている。図中でBは吸い込み通路13内を
通過する吸い込み流であり、15は塵埃の集塵袋2への
入口であり、16および17は掃除機を安定させて走行
させる前ローラと後ローラである。
【0003】前記構成において、電源を入れて電動送風
機1を作動させると、電動送風機1の後流Aと吸い込み
流Bが同時に発生する。後流Aは排気口7を通って掃除
機本体3の外部に排出されるが、一部は環流通路14を
通って吹き出し口12から被掃除面11に吹き出され、
回転ブラシ10でかき上げられた被掃除面11の塵埃を
同時に吹き上げて効率よく集塵する。そしてこの塵埃は
吸い込み通路13を通って集塵袋2へと導かれ、ここに
集塵される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の構成で
は、電動送風機1の後流の一部しか吸込口10に環流さ
せていないため、せっかく集塵した塵埃を排気と共に外
部に排出してしまうという問題があった。また、全ての
後流Aを環流させると吹き出し口12が吸い込み口9の
一部にしか形成されてないので、吸い込み流として吸収
しきれずに一部が吸い込み口9からノズル部8の外側へ
逆流して塵埃を吹き飛ばすという問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、電動
送風機後流を吸い込み流として環流させ、塵埃の吹き飛
ばしがなく、微小塵埃の排出のない排気循環型の電気掃
除機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の電気掃除機は、吹き出し口と吸い込
み口との間に還流によりエアーカーテンを形成する構成
とした。この構成により、環流する空気流を全て吸い込
み流として吸収でき、塵埃吹き飛ばしがなく、かつ、微
小塵埃の排出のない排気循環型の電気掃除機とすること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、電動送
風機および集塵袋を内設した掃除機本体と、前記掃除機
本体の移動用の把手と、前記掃除機本体に配設したごみ
吸い込み用のノズル部と、前記ノズル部に設けたごみを
吸うための吸い込み口から前記集塵袋へごみを導く吸い
込み流路と、前記電動送風機の後流を前記ノズル部に設
けた吹き出し口に導く還流通路とを備え、前記吹き出し
口と前記吸い込み口との間に還流によるエアーカーテン
を形成するような構成にすることにより、還流が吹き出
し口から吸い込み口の方向への1方向に整流され、環流
する空気流を吸い込み流として吸収でき、塵埃の吹き飛
ばしがなく、かつ、微小塵埃の排出がないようにするこ
とができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の吹き出し口を吸い込み口の周囲の少なくとも半
分を下回らないように設けるとともに、ノズル部の走行
方向の後側に吸気を遮断する吸気口リップ体を設ける構
成とすることにより、吸い込み口の大部分をエアーカー
テンと吸気口リップ体とで囲むことができるので、確実
に環流する空気流を吸い込み流として吸収でき、塵埃の
吹き飛ばしがなく、かつ、微小塵埃の排出がないように
することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の吹き出し口を吸い込み口の周囲全域に設ける構
成とすることにより、吸い込み口の全域にエアーカーテ
ンを形成できるので、より確実に環流する空気流を吸い
込み流として吸収でき、塵埃の吹き飛ばしがなく、か
つ、微小塵埃の排出がないようにすることができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、吹き出し口の断
面積と吸い込み口の吸い込み通路の入り口の断面積との
比が0.9以上、1.1 以下とする構成とすることに
より、吹き出し口の風速と吸い込み口の風速とがほぼ等
しくなり、安定したエアーカーテンを形成できる。
【0011】請求項5に記載の発明は、吹き出し口の被
掃除面への傾斜角度は10°〜80°とする構成とする
ことにより、掃除面で反射した還流すなわち吹き出し流
は吸い込み口の方に向かうのでノズル部より外部に漏れ
にくくなり、環流する空気流を吸い込み流として吸収し
やすくなる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を、図面を用いて説明す
る。なお従来例と同一構成部品については同一符号を付
して、その説明を省略する。
【0013】(実施例1)本実施例の特徴は吹き出し口
12と吸い込み口9との間に還流によるエアーカーテン
を形成するようにしたことである。
【0014】図1は、本発明の第1の実施例における電
気掃除機のノズル部の要部拡大断面図であり、図2は同
電気掃除機の断面図である。また、図3は同電気掃除機
のノズル部の要部底面図である。以下、図1〜3を用い
て、具体構成について述べる。
【0015】ノズル部8の吹き出し口12は、吸い込み
口9のノズル部の走行方向に対する壁面18のみなら
ず、吸い込み口9の両側面の外側で被掃除面に対して約
30゜傾斜させて均等に形成されている。またノズル部
8の走行方向に対する後側には弾性ゴムからなる吸気口
リップ体19が前後に揺動自在に設けられている。吹き
出し口13の全断面積は吸い込み口9における吸い込み
通路13の入り口20の断面積と略等しくしてある。ま
た、本実施例では従来の掃除機のように電動送風機1の
後流Aを掃除機本体3の外側に排出する排気口は設けて
いない。
【0016】上記構成において、電動送風機1の後流は
全て環流通路14を通って吹き出し口12から吸い込み
口9の領域内の被掃除面に吹き出され、塵埃をまきあげ
て吸い込み流Bとして吸い込み通路13を通って集塵袋
2に運ばれ捕獲される。この時、吹き出し口12は吸い
込み口9の走行方向の後側を除いてほぼ全域に形成して
あり吹き出し流Cが被掃除面との間にエアーカーテンを
構成し、ノズル8の走行方向の後側は吸気口リップ体1
9によって大気と遮断されているので、ノズル部8の底
面と被掃除面との隙間Hを通ってノズル部8の外側から
流入する空気を最小限にすることができる。すなわち吹
き出し流Cが吸い込み口9内でオーバーフローしてノズ
ル部8の外側に逆流すること事がないので、塵埃を吹き
とばすことなく吸い込み流Bとすることができる。さら
に吹き出し口12の断面積を吸い込み口9における吸い
込み通路13の入り口部20の断面積と略同一にするこ
とで、それぞれ吹き出し流Cと吸い込み流Bの風速を同
じにでき整流された空気流が構成されるので前記エアー
カーテンの形成を容易にすることができる。
【0017】さらに、吹き出し口12および吸い込み口
9の角にRを設けるとさらに均一なエアーカーテンが形
成されやすくなる。
【0018】なお、前記説明では吹き出し口12をノズ
ル部8の走行方向に対して前側と両側面にわたって設け
たが、これら側面の全域に設ける必要はなく、これら側
面の全域の長さの半分を超える長さであればほぼ同等の
効果が得られる。また、本実施例では、回転ブラシ10
を設けてあるがこれは備えていなくても良い。
【0019】なお、吹き出し口12の被掃除面11への
傾斜角度は30゜に限定されるものではなく掃除面の塵
埃が吹き出し流によりノズル部の外側に飛び出さないよ
うな角度であればよい。この角度は10°〜80°ぐら
いであるが、ノズル部8の走行速度の影響を受けるので
前記目的を確実に達成できる角度としては20°〜60
°ぐらいが実用的である。
【0020】また、本実施例では吹き出し口12の断面
積と吸い込み口9の吸い込み通路の入り口部20の断面
積とを略等しくしたが、これに限定されるものではなく
これらの比が0.9以上、1.1以下にしてもほぼ同様
の効果が得られる。ここで、この比に限定したのは、こ
の比の範囲から外れるとエアーカーテンの一部が破壊さ
れやすくなり、一度破壊されるとこの個所は拡がりエア
ーカーテンとしての機能が失われてくるからである。
【0021】(実施例2)本実施例は吹き出し口12を
吸い込み口9の全周に設ける構成とした。この構成で
は、吹き出し口12と吸い込み口9との間の全周にエア
ーカーテンが形成されるので、より確実に環流する空気
流を吸い込み流として吸収できる。なお、この場合吸気
口リップ体19を設ける必要がなく構成をより簡略にす
ることができる。
【0022】なお、本実施例でもノズルの吹き出し角
度、および吹き出し口と吸い込み口との比を実施例1と
同様にしても同様の効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電動送
風機後流を吸い込み流として環流させ、塵埃の吹き飛ば
しがなく、微少塵埃の排出のない排気循環型の電気掃除
機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電気掃除機のノズル
部の要部拡大断面図
【図2】同電気掃除機の断面図
【図3】同電気掃除機のノズル部の要部底面図
【図4】従来の電気掃除機の外観斜視図
【図5】同電気掃除機の断面図
【符号の説明】
1 電動送風機 2 集塵室 3 掃除機本体 6 把手 8 ノズル部 9 吸い込み口 11 被掃除面 12 吹き出し口 13 吸い込み流路 14 環流通路 19 吸気口リップ体 20 入り口部 A 後流 B 吸い込み流

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機および集塵袋を内設した掃除
    機本体と、前記掃除機本体の移動用の把手と、前記掃除
    機本体に配設したごみ吸い込み用のノズル部と、前記ノ
    ズル部に設けたごみを吸うための吸い込み口から前記集
    塵袋へごみを導く吸い込み流路と、前記電動送風機の後
    流を前記ノズル部に設けた吹き出し口に導く還流通路と
    を備え、前記ノズル部の前記吹き出し口と前記吸い込み
    口との間に還流によるエアーカーテンを形成するように
    した電気掃除機。
  2. 【請求項2】 吹き出し口を吸い込み口の周囲の少なく
    とも半分を下回らないように設けるとともに、ノズル部
    の走行方向の後側に吸気を遮断する吸気口リップ体を設
    ける構成とした請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 吹き出し口を吸い込み口の周囲全域に設
    ける構成とした請求項1に記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 吹き出し口の断面積と吸い込み口の吸い
    込み通路の入り口の断面積との比が0.9以上、1.1
    以下とする構成とした請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 吹き出し口の被掃除面への傾斜角度は1
    0°〜80°とする構成とした請求項1乃至4のいずれ
    か1項に記載の電気掃除機。
JP2000274624A 2000-09-11 2000-09-11 電気掃除機 Pending JP2002085303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000274624A JP2002085303A (ja) 2000-09-11 2000-09-11 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000274624A JP2002085303A (ja) 2000-09-11 2000-09-11 電気掃除機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002085303A true JP2002085303A (ja) 2002-03-26

Family

ID=18760356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000274624A Pending JP2002085303A (ja) 2000-09-11 2000-09-11 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002085303A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059012B2 (en) 2002-04-16 2006-06-13 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Robot vacuum cleaner with air agitation
EP2064979A1 (de) * 2007-11-14 2009-06-03 Wessel-Werk Gmbh Elektrosaugkopf
WO2013002599A2 (ko) * 2011-06-30 2013-01-03 주식회사 부강샘스 진공청소기
WO2016051968A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-07 シャープ株式会社 電気掃除機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059012B2 (en) 2002-04-16 2006-06-13 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Robot vacuum cleaner with air agitation
EP2064979A1 (de) * 2007-11-14 2009-06-03 Wessel-Werk Gmbh Elektrosaugkopf
WO2013002599A2 (ko) * 2011-06-30 2013-01-03 주식회사 부강샘스 진공청소기
WO2013002599A3 (ko) * 2011-06-30 2013-06-13 주식회사 부강샘스 진공청소기
WO2016051968A1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-07 シャープ株式会社 電気掃除機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6725500B2 (en) Air recirculating surface cleaning device
JP2004160102A (ja) 電気掃除機
KR100357939B1 (ko) 전기청소기
JP2002165731A (ja) 電気掃除機
JPH11346964A (ja) 電気掃除機
JP4099709B2 (ja) 空気清浄機能付き電気掃除機
JP2002085303A (ja) 電気掃除機
JP2000166826A (ja) 電気掃除機
JPH11216084A (ja) 電気掃除機用吸込み口体及びこれを備えた電気掃除機
JP3162011B2 (ja) 電気掃除機及びその吸込み口体
JPH11187988A (ja) 気流循環式掃除機
JP2000014604A (ja) 電気掃除機
JPH07136082A (ja) アプライト型電気掃除機
JPH07275164A (ja) アップライト型電気掃除機
JP2003114039A (ja) 清掃機
JP3447208B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
KR0137488B1 (ko) 진공청소기의 먼지 비산장치
JPH1147050A (ja) 電気掃除機用吸口体及びそれを用いた電気掃除機
JPH11113816A (ja) 電気掃除機用吸込具
JP3407793B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
JP3204219B2 (ja) 電気掃除機
JP2003135326A (ja) 掃除機の吸込口体
KR20010055314A (ko) 배기 환류식 진공 청소기의 환류공기 유로구조
JP3765028B2 (ja) 電気掃除機用吸込具
JP2000175848A (ja) 空気循環式電気掃除機