JPH07275164A - アップライト型電気掃除機 - Google Patents
アップライト型電気掃除機Info
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- JPH07275164A JPH07275164A JP7098094A JP7098094A JPH07275164A JP H07275164 A JPH07275164 A JP H07275164A JP 7098094 A JP7098094 A JP 7098094A JP 7098094 A JP7098094 A JP 7098094A JP H07275164 A JPH07275164 A JP H07275164A
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- dust
- wake
- electric blower
- upright
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 集塵性能向上と移動抵抗の低減をはかるとと
もに熱気による構成部材の悪影響をなくしたアップライ
ト型電気掃除機を提供することを目的とする。 【構成】 掃除機本体１２のノズル部１８に設けた吸い
込み口１９の近傍に、電動送風機１０の後流を吹き出す
吹き出し口２１を設け、この吹き出し口２１から被掃除
面２８対して吹き出した後流２０により塵埃を吹き上げ
て集塵効率を高め、また、これによって生じた浮力が操
作抵抗を低減するように作用し、さらに、掃除機本体１
２には、一部の後流１７を排気口１６から外部に排出
し、循環する空気流の温度上昇をなくしているものであ
る。
もに熱気による構成部材の悪影響をなくしたアップライ
ト型電気掃除機を提供することを目的とする。 【構成】 掃除機本体１２のノズル部１８に設けた吸い
込み口１９の近傍に、電動送風機１０の後流を吹き出す
吹き出し口２１を設け、この吹き出し口２１から被掃除
面２８対して吹き出した後流２０により塵埃を吹き上げ
て集塵効率を高め、また、これによって生じた浮力が操
作抵抗を低減するように作用し、さらに、掃除機本体１
２には、一部の後流１７を排気口１６から外部に排出
し、循環する空気流の温度上昇をなくしているものであ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電動送風機の後流を清掃
に利用したアップライト型電気掃除機に関するものであ
る。
に利用したアップライト型電気掃除機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のアップライト型電気掃除
機は種々知られている。その中の一例を図５に基づいて
説明する。集塵力を発生する電動送風機１および塵埃を
集塵する集塵袋２は掃除機本体３内に設けており、ノズ
ル部４には、電動送風機１の吸い込みノズル５と吹き付
けノズル６が設けられている。そして、電動送風機１の
駆動により、空気流が、吸い込みノズル５・流路７・集
塵袋２・電動送風機１・流路８・吹き付けノズル６と循
環するものである。
機は種々知られている。その中の一例を図５に基づいて
説明する。集塵力を発生する電動送風機１および塵埃を
集塵する集塵袋２は掃除機本体３内に設けており、ノズ
ル部４には、電動送風機１の吸い込みノズル５と吹き付
けノズル６が設けられている。そして、電動送風機１の
駆動により、空気流が、吸い込みノズル５・流路７・集
塵袋２・電動送風機１・流路８・吹き付けノズル６と循
環するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成のもの
は、被掃除面の塵埃等を吹き上げて効率的に吸引し、か
つ吹付けノズル６からの空気流の吹付けにより掃除機本
体３の移動抵抗を少なくして操作性の向上をはかってい
る。
は、被掃除面の塵埃等を吹き上げて効率的に吸引し、か
つ吹付けノズル６からの空気流の吹付けにより掃除機本
体３の移動抵抗を少なくして操作性の向上をはかってい
る。
【０００４】本発明は上記従来のように、集塵効率が高
く、移動抵抗が少なく、かつ熱気により構成部材の寿命
に悪影響を及ぼさないアップライト型電気掃除機を提供
することを第一の目的とするものである。
く、移動抵抗が少なく、かつ熱気により構成部材の寿命
に悪影響を及ぼさないアップライト型電気掃除機を提供
することを第一の目的とするものである。
【０００５】また、微小ダストが排出されないアップラ
イト型電気掃除機を提供することを第二の目的とするも
のである。
イト型電気掃除機を提供することを第二の目的とするも
のである。
【０００６】また、電動送風機の熱気による温度上昇を
効果的に抑えるアップライト型電気掃除機を提供するこ
とを第三の目的とするものである。
効果的に抑えるアップライト型電気掃除機を提供するこ
とを第三の目的とするものである。
【０００７】また、第二、第三の目的を合理的な構成に
より達成するアップライト型電気掃除機を提供すること
を第四の目的とするものである。
より達成するアップライト型電気掃除機を提供すること
を第四の目的とするものである。
【０００８】さらに、絨毯面において十分な集塵効率を
確保し得るアップライト型電気掃除機を提供することを
第五の目的とするものである。
確保し得るアップライト型電気掃除機を提供することを
第五の目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、内部に電動送風機および集
塵袋を上部に移動用の把手を有する掃除機本体と、掃除
機本体下部に設けた、塵埃を吸い込む吸い込み口を有す
るノズル部と、前記吸い込み口から前記集塵袋へ塵埃を
導くための吸い込み流路と、前記吸い込み口近傍に設け
た被掃除面に前記後流を吹き付けるための吹き出し口
と、この吹き出し口に前記後流を導くための還流路とを
備え、前記掃除機本体には、電動送風機の後流の一部を
外部に排出するための排気口を設けたアップライト型電
気掃除機とするものである。
めの本発明の第一の手段は、内部に電動送風機および集
塵袋を上部に移動用の把手を有する掃除機本体と、掃除
機本体下部に設けた、塵埃を吸い込む吸い込み口を有す
るノズル部と、前記吸い込み口から前記集塵袋へ塵埃を
導くための吸い込み流路と、前記吸い込み口近傍に設け
た被掃除面に前記後流を吹き付けるための吹き出し口
と、この吹き出し口に前記後流を導くための還流路とを
備え、前記掃除機本体には、電動送風機の後流の一部を
外部に排出するための排気口を設けたアップライト型電
気掃除機とするものである。
【００１０】また第二の目的を達成するために本発明の
第二の手段は、第一の手段の構成に加えて、排気口には
フィルターを設けたアップライト型電気掃除機とするも
のである。
第二の手段は、第一の手段の構成に加えて、排気口には
フィルターを設けたアップライト型電気掃除機とするも
のである。
【００１１】また第三の目的を達成するために本発明の
第三の手段は、第一の手段の構成に加えて、電動送風機
の後流の一部を排気口に案内するガイドを設けたアップ
ライト型電気掃除機とするものである。
第三の手段は、第一の手段の構成に加えて、電動送風機
の後流の一部を排気口に案内するガイドを設けたアップ
ライト型電気掃除機とするものである。
【００１２】また第四の目的を達成するために本発明の
第四の手段は、第一の手段の構成に加えて、ガイドは筒
状としその開口部を電動送風機に接近させたアップライ
ト型電気掃除機とするものである。また同目的を達成す
るために本発明の第五の手段は、フイルターをガイドに
より掃除機本体に取り付けたアップライト型電気掃除機
とするものである。
第四の手段は、第一の手段の構成に加えて、ガイドは筒
状としその開口部を電動送風機に接近させたアップライ
ト型電気掃除機とするものである。また同目的を達成す
るために本発明の第五の手段は、フイルターをガイドに
より掃除機本体に取り付けたアップライト型電気掃除機
とするものである。
【００１３】また第五の目的を達成するために本発明の
第六の手段は、第一の手段の構成に加えて、吹き出し口
の近傍に回転ブラシを設けたアップライト型電気掃除機
とするものである。
第六の手段は、第一の手段の構成に加えて、吹き出し口
の近傍に回転ブラシを設けたアップライト型電気掃除機
とするものである。
【００１４】
【作用】本発明の第一の手段は、吸い込み口近傍の被掃
除面に対して電動送風機の後流の一部を吹き付けること
により集塵効率が向上し、同時に移動抵抗の低減に寄与
するものである。そして、掃除機本体に排気口を設けた
ことにより、循環する空気流の一部を外部に排出し熱気
による構成部材の悪影響をなくしているものである。
除面に対して電動送風機の後流の一部を吹き付けること
により集塵効率が向上し、同時に移動抵抗の低減に寄与
するものである。そして、掃除機本体に排気口を設けた
ことにより、循環する空気流の一部を外部に排出し熱気
による構成部材の悪影響をなくしているものである。
【００１５】また本発明の第二の手段は、排気口のフィ
ルター作用により微小ダストが外部へ流出することがな
いものである。
ルター作用により微小ダストが外部へ流出することがな
いものである。
【００１６】また本発明の第三の手段は、電動送風機の
後流の一部をガイドにより排気口に案内するため、熱気
による温度上昇を効果的に抑えることができるものであ
る。
後流の一部をガイドにより排気口に案内するため、熱気
による温度上昇を効果的に抑えることができるものであ
る。
【００１７】また本発明の第四の手段は、ガイドを筒状
としその開口部を電動送風機に接近させたため、合理的
なガイド構成により電動送風機の後流の一部をより一層
効果的に排出することができるものである。
としその開口部を電動送風機に接近させたため、合理的
なガイド構成により電動送風機の後流の一部をより一層
効果的に排出することができるものである。
【００１８】また第五の手段は、フイルターをガイドに
より掃除機本体に取り付けたものであるため、フイルタ
ーを取り付けるための特別な手段は不要であり、合理的
な構成となっている。
より掃除機本体に取り付けたものであるため、フイルタ
ーを取り付けるための特別な手段は不要であり、合理的
な構成となっている。
【００１９】さらに第六の手段は、吹き出し口の近傍に
設けている回転ブラシが一層効果的に塵埃を掻き上げる
ように作用し、集塵効率の高いアップライト型掃除機を
実現するものである。
設けている回転ブラシが一層効果的に塵埃を掻き上げる
ように作用し、集塵効率の高いアップライト型掃除機を
実現するものである。
【００２０】
（実施例１）本発明の第一の手段の実施例を図１・図２
を用いて説明する。図において、１０・１１は掃除機本
体１２の内部に設けている電動送風機および集塵袋、１
３は電動送風機１０と集塵袋１１を内包する本体カバー
である。また１４は集塵袋１２を出し入れするための
蓋、１５は掃除機本体１２の移動用の把手、１６は電動
送風機１０の後流１７の一部を掃除機本体１２の外部に
排出するための排気口である。１８は掃除機本体１２の
下部に設けている塵埃を吸い込むためのノズル部で、塵
埃を吸い込むための吸い込み口１９を有している。また
本実施例では、この吸い込み口１９に隣接して、電動送
風機１０によって生じた後流の一部２０を吹き出す吹き
出し口２１を設けている。ノズル部１８で吸い込んだ塵
埃は、吸い込み流路２２を通って集塵袋１１に導かれ
る。２３は吸い込み流路２２内を通過する吸い込み流を
示しており、２４は塵埃の集塵袋１１への入り口を示し
ている。前記電動送風機１０の後流の一部は、還流路２
５を通って前記吹き出し口２１に接続されている。ま
た、２６・２７は掃除機を安定して走行させるための前
車輪と後車輪である。２８は被掃除面を示す。
を用いて説明する。図において、１０・１１は掃除機本
体１２の内部に設けている電動送風機および集塵袋、１
３は電動送風機１０と集塵袋１１を内包する本体カバー
である。また１４は集塵袋１２を出し入れするための
蓋、１５は掃除機本体１２の移動用の把手、１６は電動
送風機１０の後流１７の一部を掃除機本体１２の外部に
排出するための排気口である。１８は掃除機本体１２の
下部に設けている塵埃を吸い込むためのノズル部で、塵
埃を吸い込むための吸い込み口１９を有している。また
本実施例では、この吸い込み口１９に隣接して、電動送
風機１０によって生じた後流の一部２０を吹き出す吹き
出し口２１を設けている。ノズル部１８で吸い込んだ塵
埃は、吸い込み流路２２を通って集塵袋１１に導かれ
る。２３は吸い込み流路２２内を通過する吸い込み流を
示しており、２４は塵埃の集塵袋１１への入り口を示し
ている。前記電動送風機１０の後流の一部は、還流路２
５を通って前記吹き出し口２１に接続されている。ま
た、２６・２７は掃除機を安定して走行させるための前
車輪と後車輪である。２８は被掃除面を示す。
【００２１】そして、前記排気口２５を覆ってその内側
にはフイルター２９を設けており、このフイルター２９
を抑え込んでガイド３０を掃除機本体１２に取り付けて
いる。このガイド３０の取り付けは、掃除機本体１２に
対して着脱自在にネジ止め等により行なわれている。ま
た、ガイドの構成は、この実施例では、円錐形状の筒状
としてその開口部を電動送風機１０の側面に接近させ、
効率的に電動送風機１０の後流の一部を排気口２５に導
くように配慮しているが、単なる板状、あるいはその他
の形状であっても良く、電動送風機１０の後流の一部を
排気口２５に導くことができるものであればその形状は
特にこだわらないものである。
にはフイルター２９を設けており、このフイルター２９
を抑え込んでガイド３０を掃除機本体１２に取り付けて
いる。このガイド３０の取り付けは、掃除機本体１２に
対して着脱自在にネジ止め等により行なわれている。ま
た、ガイドの構成は、この実施例では、円錐形状の筒状
としてその開口部を電動送風機１０の側面に接近させ、
効率的に電動送風機１０の後流の一部を排気口２５に導
くように配慮しているが、単なる板状、あるいはその他
の形状であっても良く、電動送風機１０の後流の一部を
排気口２５に導くことができるものであればその形状は
特にこだわらないものである。
【００２２】以下本実施例の動作について説明する。電
源を入れて電動送風機１０を駆動させると、後流１７・
２０と吸い込み流２３とが発生する。後流１７はフイル
ター２９を通って排気口１６から掃除機本体１２の外部
に排出される。後流２０は、還流路２５を通って吹き出
し口２１より被掃除面２８に向かって吹き付けられる。
この被掃除面２８に吹き付けられた後流２０は、被掃除
面２８の塵埃を吹き上げるように作用する。従ってこの
塵埃は、吹き上げられた状態で、さらに吸い込み流２３
によって吸い込み口１９から吸い込まれることになる。
つまり、吸い込み流路２２を通って集塵袋１１に溜まる
ことになる。
源を入れて電動送風機１０を駆動させると、後流１７・
２０と吸い込み流２３とが発生する。後流１７はフイル
ター２９を通って排気口１６から掃除機本体１２の外部
に排出される。後流２０は、還流路２５を通って吹き出
し口２１より被掃除面２８に向かって吹き付けられる。
この被掃除面２８に吹き付けられた後流２０は、被掃除
面２８の塵埃を吹き上げるように作用する。従ってこの
塵埃は、吹き上げられた状態で、さらに吸い込み流２３
によって吸い込み口１９から吸い込まれることになる。
つまり、吸い込み流路２２を通って集塵袋１１に溜まる
ことになる。
【００２３】このように本実施例は、電動送風機１０の
後流の一部を還流路２５を利用してノズル部１８に設け
た吹き出し口２１から吹き出して、吸い込み口１９近傍
の被掃除面の塵埃を吹き上げるようにしているもので、
集塵効率の高いアップライト型電気掃除機を実現するも
のである。また本実施例によれば、電動送風機１０の後
流の一部を外部に排出しているため、循環している空気
流の温度上昇が抑えられ、電動送風機等の構成部材が熱
気により悪影響を受けることがないものである。さら
に、フイルター２９を設けているため、外部に排出する
微小ダストをなくすことができる。また被掃除面２８に
後流の一部を吹き付ける構成としているため、ノズル部
１８に浮力Ｆ1 が生じて移動抵抗が減少して、操作性の
良いアップライト型電気掃除機を実現するものである。
後流の一部を還流路２５を利用してノズル部１８に設け
た吹き出し口２１から吹き出して、吸い込み口１９近傍
の被掃除面の塵埃を吹き上げるようにしているもので、
集塵効率の高いアップライト型電気掃除機を実現するも
のである。また本実施例によれば、電動送風機１０の後
流の一部を外部に排出しているため、循環している空気
流の温度上昇が抑えられ、電動送風機等の構成部材が熱
気により悪影響を受けることがないものである。さら
に、フイルター２９を設けているため、外部に排出する
微小ダストをなくすことができる。また被掃除面２８に
後流の一部を吹き付ける構成としているため、ノズル部
１８に浮力Ｆ1 が生じて移動抵抗が減少して、操作性の
良いアップライト型電気掃除機を実現するものである。
【００２４】（実施例２）続いて本発明の第二の手段の
アップライト型電気掃除機の実施例を図３・図４を用い
て説明する。本実施例の全体構成は前記図１と同様であ
るので説明を省略する。３１は掃除機本体の下部に配設
したノズル部で、塵埃を吸い込むための吸い込み口３
２、吸い込み口３２から吸い込んだ塵埃を集塵袋に導く
ための吸い込み流路３３、および回転ブラシ３４を備え
ている。３５は吸い込み流路３３内を通過する吸い込み
流である。また３６は電動送風機の一部の後流３７を吹
き出し口３８へ導くための還流路である。回転ブラシ３
４は、吹き出し口３８の近傍に設けており、モータ３９
・ベルト４０によって回転駆動される。また４１は前車
輪、４２は被掃除面、４３は後車輪である。
アップライト型電気掃除機の実施例を図３・図４を用い
て説明する。本実施例の全体構成は前記図１と同様であ
るので説明を省略する。３１は掃除機本体の下部に配設
したノズル部で、塵埃を吸い込むための吸い込み口３
２、吸い込み口３２から吸い込んだ塵埃を集塵袋に導く
ための吸い込み流路３３、および回転ブラシ３４を備え
ている。３５は吸い込み流路３３内を通過する吸い込み
流である。また３６は電動送風機の一部の後流３７を吹
き出し口３８へ導くための還流路である。回転ブラシ３
４は、吹き出し口３８の近傍に設けており、モータ３９
・ベルト４０によって回転駆動される。また４１は前車
輪、４２は被掃除面、４３は後車輪である。
【００２５】以下本実施例の動作について説明する。本
実施例では、モータ３９によって駆動される回転ブラシ
３４を、吹き出し口３８の近傍に設けている。回転ブラ
シ３４が回転すると、従来と同様に絨毯などにからみつ
いた塵埃がかき上げられる。この状態で吹き出し口３８
から後流３７が吹き出されると、前記塵埃が吹き上げら
れて絨毯から離れ易くなるものである。従って使用者が
ノズル部３１を操作すると、この絨毯面の塵埃は吸い込
み口３２から吸い込み流３５とともに吸い込まれ、吸い
込み流路３３を通って集塵袋１１へと導かれるものであ
る。また、移動抵抗は浮力Ｆ2 が生ずるため操作性が向
上するものである。
実施例では、モータ３９によって駆動される回転ブラシ
３４を、吹き出し口３８の近傍に設けている。回転ブラ
シ３４が回転すると、従来と同様に絨毯などにからみつ
いた塵埃がかき上げられる。この状態で吹き出し口３８
から後流３７が吹き出されると、前記塵埃が吹き上げら
れて絨毯から離れ易くなるものである。従って使用者が
ノズル部３１を操作すると、この絨毯面の塵埃は吸い込
み口３２から吸い込み流３５とともに吸い込まれ、吸い
込み流路３３を通って集塵袋１１へと導かれるものであ
る。また、移動抵抗は浮力Ｆ2 が生ずるため操作性が向
上するものである。
【００２６】以上のように本実施例によれば、吹き出し
口３８の近傍に回転ブラシ３４を設けた構成としている
ため、特に被掃除面４２が絨毯である場合に、絨毯にか
らみついた塵埃を効率よく集塵できる集塵効率の高いア
ップライト型電気掃除機とすることができるものであ
る。
口３８の近傍に回転ブラシ３４を設けた構成としている
ため、特に被掃除面４２が絨毯である場合に、絨毯にか
らみついた塵埃を効率よく集塵できる集塵効率の高いア
ップライト型電気掃除機とすることができるものであ
る。
【００２７】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、電動送風機の後
流を利用しているため、集塵効率が高く、また移動抵抗
が低くて操作のしやすいアップライト型電気掃除機を実
現するものである。そして、掃除機本体に排気口を設け
たことにより、循環する空気流の一部を外部に排出し熱
気による構成部材の悪影響をなくしているものであり、
長時間の使用にも支障がないという効果を奏している。
流を利用しているため、集塵効率が高く、また移動抵抗
が低くて操作のしやすいアップライト型電気掃除機を実
現するものである。そして、掃除機本体に排気口を設け
たことにより、循環する空気流の一部を外部に排出し熱
気による構成部材の悪影響をなくしているものであり、
長時間の使用にも支障がないという効果を奏している。
【００２８】また本発明の第二の手段は、排気口のフィ
ルター作用により微小ダストが外部へ流出することがな
く、快適使用が行えるものである。
ルター作用により微小ダストが外部へ流出することがな
く、快適使用が行えるものである。
【００２９】また本発明の第三の手段は、電動送風機の
後流の一部をガイドにより排気口に案内するため、熱気
による温度上昇を効果的に抑えることができ、長時間の
使用が可能なものである。
後流の一部をガイドにより排気口に案内するため、熱気
による温度上昇を効果的に抑えることができ、長時間の
使用が可能なものである。
【００３０】また本発明の第四の手段は、ガイドを筒状
としその開口部を電動送風機に接近させたため、合理的
なガイド構成により電動送風機の後流の一部をより一層
効果的に排出することができ、熱気による構成部材の悪
影響をなくすことができるものである。
としその開口部を電動送風機に接近させたため、合理的
なガイド構成により電動送風機の後流の一部をより一層
効果的に排出することができ、熱気による構成部材の悪
影響をなくすことができるものである。
【００３１】また第五の手段は、フイルターをガイドに
より掃除機本体に取り付けたものであるため、フイルタ
ーを取り付けるための特別な手段は不要であり、合理的
な構成となっている。
より掃除機本体に取り付けたものであるため、フイルタ
ーを取り付けるための特別な手段は不要であり、合理的
な構成となっている。
【００３２】さらに第六の手段は、吹き出し口の近傍に
設けている回転ブラシが一層効果的に塵埃を掻き上げる
ように作用し、集塵効率の高いアップライト型掃除機を
実現するものである。
設けている回転ブラシが一層効果的に塵埃を掻き上げる
ように作用し、集塵効率の高いアップライト型掃除機を
実現するものである。
【図１】本発明の第一の手段の実施例におけるアップラ
イト型電気掃除機の側断面図
イト型電気掃除機の側断面図
【図２】同図１の矢印ｂ方向からみたノズル部の平断面
図
図
【図３】本発明の第二の手段の実施例におけるノズル部
の側断面図
の側断面図
【図４】同図３の矢印ｃ方向からみたノズル部の平断面
図
図
【図５】従来のアップライト型電気掃除機の概略構成を
示す側断面図
示す側断面図
１０ 電動送風機 １１ 集塵袋 １２ 掃除機本体 １６ 排気口 １８ ノズル部 １９ 吸い込み口 ２１ 吹き出し口 ２２ 吸い込み流路 ２５ 還流路 ２９ フィルター ３０ ガイド ３４ 回転ブラシ
Claims (6)
- 【請求項１】 内部に電動送風機および集塵袋を上部に
移動用の把手を有する掃除機本体と、掃除機本体下部に
設けた、塵埃を吸い込む吸い込み口を有するノズル部
と、前記吸い込み口から前記集塵袋へ塵埃を導くための
吸い込み流路と、前記吸い込み口近傍に設けた被掃除面
に前記後流を吹き付けるための吹き出し口と、この吹き
出し口に前記後流を導くための還流路とを備え、前記掃
除機本体には、電動送風機の後流の一部を外部に排出す
るための排気口を設けたアップライト型電気掃除機。 - 【請求項２】 排気口にはフィルターを設けた請求項１
記載のアップライト型電気掃除機。 - 【請求項３】 電動送風機の後流の一部を排気口に案内
するガイドを設けた請求項２記載のアップライト型電気
掃除機。 - 【請求項４】 ガイドは筒状としその開口部を電動送風
機に接近させた請求項３記載のアップライト型電気掃除
機。 - 【請求項５】 フイルターをガイドにより掃除機本体に
取り付けた請求項３記載のアップライト型電気掃除機。 - 【請求項６】 吹き出し口の近傍に回転ブラシを設けた
請求項１〜５のいずれか記載のアップライト型電気掃除
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7098094A JPH07275164A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | アップライト型電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7098094A JPH07275164A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | アップライト型電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07275164A true JPH07275164A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13447193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7098094A Pending JPH07275164A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | アップライト型電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07275164A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997036533A1 (de) * | 1996-04-01 | 1997-10-09 | Vorwerk & Co. Interholding Gmbh | Elektro-staubsauger |
| JP2001037683A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-02-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
| KR100386252B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2003-06-02 | 엘지전자 주식회사 | 배기환류 진공청소기의 평판형 이젝터 |
| KR100386251B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2003-06-02 | 엘지전자 주식회사 | 진공청소기의 이젝터 |
| KR100654393B1 (ko) * | 1999-08-02 | 2006-12-08 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 진공 청소기 |
| KR100677243B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2007-02-05 | 엘지전자 주식회사 | 배기환류 진공청소기 |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP7098094A patent/JPH07275164A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997036533A1 (de) * | 1996-04-01 | 1997-10-09 | Vorwerk & Co. Interholding Gmbh | Elektro-staubsauger |
| JP2001037683A (ja) * | 1999-07-27 | 2001-02-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気掃除機 |
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| KR100386252B1 (ko) * | 2000-11-27 | 2003-06-02 | 엘지전자 주식회사 | 배기환류 진공청소기의 평판형 이젝터 |
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