JP3035409U - 渦巻き掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の掃除機は掃除される面に付着しているゴ
ミを除去する力が弱く、電気エネルギー消費が大きい。
また、掃除機内のゴミのにおいやばい菌が室内に入り、
衛生上よくない。さらに、じゅうたんや薄いシートを掃
除するとき、それがゴミ吸い取り器に吸い付けられ、う
まく掃除できないことがよくある。本案はこれらの欠点
を除くために提案されるものである。 【構成】ゴミ吸い取り器１に吹き出しノズル９を設け、
それを掃除機本体７に２重ホース２で接続する。２重ホ
ース２の中ホースはフィルタ３につながり、ファン４の
遠心力で空気を２重ホース２の外ホースに送り込む。掃
除機本体７に仕切り板５と仕切り６を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は掃除機のゴミ吸い取り器に吹き出しノズルを設け、渦巻きを利用し たものである。

従来の掃除機はゴミ吸い取り器から大量の室内空気を吸込み、フィルタでゴミ をろ過したあと、空気を室内に吐き出す。ゴミはゴミ吸い取り器と掃除される面 との間のすきまを通る気流によって吸い込まれる。吹き出す気流と比べ、吸込む 気流の方が面に付着しているゴミを除去する力が弱い。ゴミを吸込む力を大きく するために気流を速くすることができるが、余分な電気エネルギーを使う。また 、掃除するとき、ゴミがフィルタにろ過されるが、掃除機内のゴミのにおいやば い菌は気流とともに室内に入り、衛生上よくない。さらに、じゅうたんや薄いシ ートを掃除するとき、それがゴミ吸い取り器に吸い付けられ、うまく掃除できな いことがよくある。

本案はこれらの欠点を除くために提案されるものである。これを図面について 説明すればファン４の遠心力でフィルタ３から空気を吸込み、２重ホース２の外 ホースに空気を送り込み、ゴミ吸い取り器１に設けている吹き出しノズル９から 空気を吹き出す。空気は図１の中の矢印で示すように掃除される面に吹き出され 、面に付着しているゴミを落とす。また、Ａ−Ａ断面の中の矢印で示すように空 気が渦を巻きながら２重ホース２の中ホースに吸込まれる。

このようにすれば、従来の掃除機の欠点を除けることができる。吹き出す気流 でゴミを落とす力が大きくなるだけでなく、掃除機用電気エネルギーが節約でき る。また、空気が掃除機内で循環され、室内にゴミのにおいやばい菌を出さない 。さらに、ゴミ吸い取り器１では吹き出しと吸込みの空気量が同じなので、じゅ うたんや薄いシートを吸い付ける心配がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案の断面図とＡ−Ａ断面

【符号の説明】

１はゴミ吸い取り器、２は２重ホース、３はフィルタ、
４はファン、５は仕切り板、６は仕切り、７は掃除機本
体、８はブラシ、９は吹き出しノズル。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ゴミ吸い取り器に吹き出しノズルを設け、
   渦巻きを利用した掃除機