JP3849747B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、掃除する場所や掃除機の状況に応じ、掃除機本体に浮上力を与えて使用したり、通常の掃除機としても使用できる電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15は、例えば特開平6−133900号公報に示された従来の電気掃除機を示す断面図である。図において81は電気掃除機本体であり、集塵室82と電動送風機90を内蔵している。88は集塵室82の前方に着脱自在に装着された吸込みホース、83は電動送風機90近傍に形成された第1排気口、84は第1排気口83を覆うように掃除機本体81の底部89に形成された第1スカート、85は第1スカート84の外周に設けられた第2スカート、86は第1スカート84と第2スカート85の間の底部89に設けられた複数の第2排気口、87は掃除機本体81の後面に形成された排出口である。
このように構成されているので、電動送風機90からの排気は床面に直接衝突して、その排気圧により、電気掃除機本体81を床面から浮上させる。その後、排気は第1スカート84と第2スカート85の間に流入し、第2排気口86を通過して、排出口87より掃除機本体81外に排出される。
【0003】
この結果、電動送風機90を運転することで、排気圧により掃除機本体81が床面より浮上するので、床面と掃除機本体81との摩擦抵抗が減少して電気掃除機本体81の引き回し労力が少なく操作が楽になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の電気掃除機は、第1、第2のスカート84、85が汚れや磨耗などで床との隙間が生じたとき、第1排気口83から吹き出す排気と排気により飛ばされた塵埃を第2排気口86を経て排出口87から排出し切れず塵埃を含んだ排気が第1、第2のスカート84、85から外に吹き飛ばされるという問題があった。
【0005】
また、段差のある床を掃除するときは第1、第2のスカート84、85と床面との隙間が生じたり、第2排気口86と床との間隙が部分的に大きくなり、第1排気口83から吹き出す排気と排気により飛ばされた塵埃を第2排気口86を経て排出口87から排出し切れず塵埃を含んだ排気が第1、第2のスカート84、85から外に吹き飛ばされるという問題があった。
また、掃除機を二階等で使用する場合、排気を排出する側の階下では掃除機の排気音がやや大きいという問題があった。
そして、浮上式の掃除機を一般的な非浮上式の掃除機として使用することができないという問題があった。
【0006】
この発明は、掃除する場所や掃除機の状況に応じ、簡単に掃除機本体に浮上力を与えて使用したり、通常の掃除機とし使用したりできる電気掃除機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる電気掃除機は、集塵室及び電動送風機を収納する掃除機本体と、この掃除機本体の底部内側に設けられた吸気口から前記電動送風機の排気を吸入し前記掃除機本体外部に導く排気風路と、この排気風路の前記吸気口に隣接して設けられ前記電動送風機の排気を前記掃除機本体の底部から排出する浮上排気口と、この浮上排気口と前記吸気口との開閉を切換える切換弁と、前記浮上排気口を取巻くように前記掃除機本体の底部に着脱自在に装着されるスカート部とを備え前記スカート部は、前記スカート部の前記掃除機本体の底部への着脱に連動して前記切換弁に切換え動作をさせる切換手段を備え、
装着のときは、前記浮上排気口が開、前記吸気口が閉と切換わり、脱着のときは、前記浮上排気口が閉、前記吸気口が開と切換わるものである。
【0008】
また、スカート部は、平底部の周縁から立設された周側壁を有する盆形状のスカート支持体と、このスカート支持体の周縁の床側に支持されたスカートからなり、スカート支持体は、前記平底部に立設され浮上排気口から排出された浮上排気を取入れ、床面に排出する浮上排気風路と、前記平底部に設けられ、前記浮上排気風路から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、前記周側壁に設けられ前記浮上排気吸入口から吸入された浮上排気を外部に排気する排気口と、を備え、前記スカート部を掃除機本体に装着することにより、前記掃除機本体の底部と前記スカート支持部の間に前記浮上排気吸入口から吸入した浮上排気を前記排気口に導く浮上排気風路を形成したものである。
【0009】
また、スカート部は、平底部の周縁から立設された周側壁及びこの周側壁端部に固着された蓋板を有する箱体状のスカート支持体と、このスカート支持体の周縁の床側に支持されたスカートからなり、スカート支持体は、前記平底部と前記蓋板に開口部を有し浮上排気口から排出された浮上排気を取入れ、床面に排出する浮上排気風路と、前記平底部に設けられ、前記浮上排気風路から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、前記周側壁に設けられ前記浮上排気吸入口から吸入された浮上排気を外部に排気する排気口と、を備える。
【0010】
また、切換手段は、スカート支持体の浮上排気風路の端部に立設され、スカート部の着脱に応じ切換弁を移動させる切換片としたものである。
【0011】
また、集塵室、電動送風機及び吸込具に排気を送出するとともに塵埃を吸い込んだ吸気を取入れる吸排気パイプが連結される吸排気パイプ連結室とを収納する掃除機本体と、
この掃除機本体の底部内側に設けられた吸気口から前記電動送風機の排気を吸入し、前記吸排気パイプ連結室に設けられた排気口に導く排気風路と、この排気風路の前記吸気口に隣接して設けられ前記電動送風機の排気を前記掃除機本体の底部から床面側に排出させる浮上排気口と、前記吸排気パイプ連結室の底部の前記排気風路の排気口に隣接して設けられ、前記浮上排気口から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、前記浮上排気口と前記吸気口との開閉を各々切換える第1の切換弁と、前記浮上排気吸入口と前記排気口との開閉を各々切換える第2の切換弁と、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口を取巻くように前記掃除機本体の底部に着脱自在に装着されスカート部とを備え前記スカート部は、前記スカート部の前記掃除機本体の底部への着脱に連動して前記第1,第2の切換弁に各々切換え動作をさせる切換手段を備え、装着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が開、前記吸気口と前記排気口が閉と切換わり、脱着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が閉、前記吸気口と前記排気口が開と切換わるものである。
【0012】
また、電動送風機に電動機を冷却する自冷ファンを備える。
【0013】
また、集塵室、電動送風機を収納する掃除機本体と、この掃除機本体の底部内側に設けられた吸気口から前記電動送風機の排気を吸入し背面側より排気する排気風路と、この排気風路の前記吸気口に隣接して設けられ前記電動送風機の排気を前記掃除機本体の底部から床面側に排出する浮上排気口と、前記排気風路に連通して前記底部に設けられ、前記浮上排気口から排気された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、前記浮上排気口と前記吸気口との開閉を各々切換える第1の切換弁と、前記浮上排気吸入口の開閉を行う第2の切換弁と、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口を取巻くように前記掃除機本体の底部に着脱自在に装着されスカート部とを備え前記スカート部は、前記スカート部の前記掃除機本体の底部への着脱に連動して前記第1,第2の切換弁に各々切換え動作をさせる切換手段を備え、装着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が開、前記吸気口が閉と切換わり、脱着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が閉、前記吸気口が開と切換わるものである。
【0014】
また、スカート部は、浮上排気口及び浮上排気吸入口が位置する部分を開口した開口部を有するスカート支持体と、このスカート支持体の周縁の床側に支持されたスカートからなり、切換手段は、前記スカート支持体に立設され、前記スカート部の着脱に応じ第1、第2の切換弁を各々移動させる第1、第2の切換片としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係わる電気掃除機の断面図、図2はスカート部の斜視図、図3は底面図、図4はスカート部を外した場合の電気掃除機の断面図である。図において1は掃除機本体で、前方に使い捨て集塵袋2を収納する集塵室3、後方に電動送風機4を収納する電動機室5、その後方に設けられフィルター6を有する排気室7及び底部8より構成されている。
【0016】
10は電動機室5の下方に設けられた吸気口10aから排気室7に導く排気風路、9はこの排気風路10の吸気口に隣接して電動機室5の下方の底部8に設けられ、電動送風機4の排気を床面側に排出する浮上排気口、11は排気室下方の底部8に設けられ浮上排気口9から吐出された排気を排気室7に吸入する浮上排気吸入口である。12は浮上排気口9と吸気口10aとの開閉を各々切換える第1の切換弁であり、常時浮上排気口9を閉口するように付勢手段(図示せず)により付勢されている。13は浮上排気吸入口を開閉する第2の切換弁であり、常時第2の吸入口を閉口するように付勢手段(図示せず)により付勢されている。29は集塵室3の前方に着脱自在に装着された吸込みホースである。
【0017】
14は掃除機本体1の底部8に着脱自在に装着されるスカート部であり、図2に示すように浮上排気口9と前輪25が位置する部分の開口部15a、後輪26が位置する部分を開口部15b及び浮上排気吸入口が位置する部分を開口部15cとしたスカート支持体15、スカート支持体15の底部に一端が取付けられ、他端が床面に当接し、開口部15a、15b、15cを取巻くように設けられ、軟質材からなる環状の外側スカート体16と外側スカート16の内側で浮上排気吸入口11を間に挟むように設けられた内側スカート17から構成される。
【0018】
18、19はスカート部14を掃除機本体1の底部8に着脱自在に装着するための嵌合片であり、底部8に設けられた嵌合穴27、28に各々嵌合される。20は第1の切換弁12を移動させ切換える切換手段である第1の切換片、21は切換弁13を移動させ切換える切換手段である第2の切換片である。なお、内側スカート17は外側スカート16より短くしてある。なお、図3の一点鎖線はスカート部14の開口部15a、15b、15cと 第1の切換片20、第2の切換片21を示す。
【0019】
次に、掃除機本体1を浮上させて通常に使用する場合の動作について図1〜3により説明する。
まず、スカート部14の嵌合片18、19を掃除機本体1の底部8の嵌合穴27、28に各々嵌合する。すると、第1の切換片20は第1の切換弁12を移動させ吸気口10aを閉口させ、浮上排気口9が開口する。第2の切換片21は切換弁13を移動さ浮上排気吸入口を開口する。
【0020】
次に、掃除機の電源を入れ、高速回転する電動送風機4の回転に伴ない矢印に示すように、空気の移動が始り、集塵室3からの空気は電動送風機4を通過して高圧排気となり浮上排気口9より床面に向けて排出され、内側スカート17に排気が当たり、内側のスカート17と底部8及び床面に囲まれた空間に圧力が生じ、掃除機本体1を持ち上げ、排気が内側スカート17と床面との間から流出する。このとき、外側スカート16は内側スカート17より長いので、内側スカート17から流出した排気は、外部に排気されず、内側、外側スカート17、16の間に入り込み、浮上排気吸気口11から排気室7に入り込み外部に排気される。
【0021】
次に、スカート部14が磨耗したり汚れたり、または、二階の掃除などで階下への騒音を避ける場合に掃除機本体1を浮上させないで使用する場合の動作について図1〜4により説明する。
まず、スカート部14の嵌合片を18、19を掃除機本体1の底部8の嵌合穴27、28から外す。すると、図4に示すように第1の切換片20は第1の切換弁12を移動させ、吸気口10aを開口させ、浮上排気口9が閉口する。第2の切換片21は切換弁13を移動さ浮上排気吸入口を閉口する。
【0022】
次に、掃除機の電源を入れると、集塵室3からの空気は電動送風機4を通過して高圧排気となり吸気口10aより入り込み排気風路10を経て排気室7に入り込み外部に排気される。
【0023】
以上のように、通常は排気を利用して移動をし易くして使用でき、スカート部14が汚れや磨耗で排気もれが生じたり、段差等のある床を掃除するときは、スカート部14を簡単に取外して塵埃が飛ばないようにして使用できる。また、掃除する床下側に部屋があるときなどは、スカート部14を外して使用し、騒音を防ぐことができる。
【0024】
実施の形態2.
本実施の形態は排気循環タイプで浮上式の電気掃除機において、スカート部を着脱自在にしたものである。図5は実施の形態2に係わる電気掃除機の断面図、図6はスカート部の斜視図、図7は底面図、図8はスカート部を外した場合の電気掃除機の断面図である。
図において実施の形態1で示した図1と同一または相当部分には、同じ符号を付し、説明を省略する。31は掃除機本体で、前方に使い捨て集塵袋2を収納する集塵室3、後方に電動送風機4を収納する電動機室5、電動機室5の上方の制御室32、後述の吸排気パイプ36が装着される吸排気パイプ装着室32より構成されている。
【0025】
30は集塵室3の下方に設けられ、浮上排気口9に隣接して設けられた吸気口30aから電動送風機4の排気を吸入し、吸排気パイプ連結室32に設けられた排気口30bに導く排気風路、33は吸排気パイプ連結室32の底部の排気風路30の排気口30bに隣接して設けられ、浮上排気口9から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口、34は浮上排気口9と吸気口30aとの開閉を各々切換える第1の切換弁であり、35は浮上排気吸入口33と排気口30bとの開閉を各々切換える第2の切換弁である。第1、第2の切換弁34、35は常時浮上排気口9と浮上排気吸入口33を各々閉口するように付勢手段(図示せず)により付勢されている。
【0026】
36は吸排気パイプ装着室32の前方に着脱自在に装着された吸排気パイプであり、この先に吸排ホース及び吸込具(図示せず)が接続される。37は浮上排気吸入口33からの浮上排気を吸込具に導く排気風路、38は吸込具から塵埃を吸い込む吸気風路であり、排気風路37は吸気風路38を取囲むように設けられている。
【0027】
41は掃除機本体31の底部8に着脱自在に装着されるスカート部であり、図6、7に示すように浮上排気吸入口33が位置する部分が開口した開口41a、浮上排気口9と前輪25が位置する部分が開口した開口部41b、後輪26が位置する部分を開口した開口部41cを有するスカート支持体42、スカート支持体42の底部に一端が取付けられ、他端が床面に当接し、開口部41a、41b、41cを取巻くように設けられ、軟質材からなる環状の外側スカート体16と外側スカート16の内側で浮上排気吸入口33を間に挟むように設けられた内側スカート17から構成される。
【0028】
43、44はスカート部41を掃除機本体31の底部8に着脱自在に装着するための嵌合片であり、図7に示す底部8の嵌合穴45、46に各々嵌合される。47は第1の切換弁34を移動させ切換える切換手段である第1の切換片、48は第2の切換弁35を移動させ切換える切換手段である第2の切換片である。
なお、図7の一点鎖線はスカート支持体42の開口部41a、41b、41c及び第1、第2の切換片47、48を示す。
【0029】
次に、掃除機本体1を浮上させて通常に使用する場合の動作について図5〜7により説明する。
まず、スカート部41の嵌合片43、44を掃除機本体31の底部8の嵌合穴45、46に各々嵌合する。すると、第1の切換片47は第1の切換弁34を移動させ吸気口30aを閉口させ、浮上排気口9が開口する。第2の切換片48は第2の切換弁35移動さ浮上排気吸入口33を開口する。
【0030】
次に、掃除機の電源を入れると集塵室3からの空気は電動送風機4を通過して高圧排気となり浮上排気口9より床面に向けて排出され、内側スカート17に排気が当たり、内側のスカート17と底部8及び床面に囲まれた空間に圧力が生じ、掃除機本体1を持ち上げ、排気が内側スカート17と床面の間から流出する。このとき、外側スカート16は内側スカート17より長いので、内側スカート17から流出した排気は、外部に排気されず、内側、外側スカート17、16の間に入り込み、浮上排気吸気口33から吸排気パイプ装着室32に入り込む。
【0031】
吸排気パイプ装着室32に入り込んだ排気は、吸排気パイプ36の排気風路37に導かれ、吸込具に達し、吸込具の排気口から床面に吐出し床の塵埃を舞上げる。そして、吸込具の吸気口から塵埃とともに排気を吸い込み吸気風路38を移動して集塵室3内に入り集塵袋2に塵挨のみ捕獲され、清浄空気のみ電動送風機4に吸引され、電動送風機4を通過して高圧排気となり浮上排気口9より床面に向けて排出される。
【0032】
次に、スカート部14が磨耗したり汚れたり、または、二階の掃除などで階下への騒音を避ける場合に掃除機本体1を浮上させないで使用する場合の動作について図5〜8により説明する。
まず、スカート部41の嵌合片を43、44を掃除機本体31の底部8の嵌合穴45、46から外す。すると、図8に示すように第1の切換片47は第1の切換弁34を移動させ第1の吸入口30aを開口させ、浮上排気口9が閉口する。第2の切換片48は切換弁35を移動さ第2の吸入口30aを開口させ、浮上排気吸入口33が閉口する。
【0033】
次に、掃除機の電源を入れると、集塵室3からの空気は電動送風機4を通過して高圧排気となり第1の吸入口30aより入り込み排気風路30を経て吸排気パイプ装着室32に入り込む。吸排気パイプ装着室32に入り込んだ排気は、吸排気パイプ36の排気風路37に導かれ、吸込具に達し、吸込具の排気口から床面に吐出し床の塵埃を舞上げる。そして、吸込具の吸気口から塵埃とともに排気を吸い込み吸気風路38を移動して集塵室3内に入り集塵袋2に塵挨のみ捕獲され、清浄空気のみ電動送風機4に吸引され、電動送風機4を通過して高圧排気となり浮上排気口9より床面に向けて排出される。
【0034】
以上のように、排気循環タイプの掃除機において、通常は排気を利用して移動をし易くでき、また、スカート部41が汚れや磨耗で排気もれが生じたり、段差等のある床を掃除するときは、スカート部41を外して塵埃が飛ばないようにして使用できる。さらに、掃除する床下側に部屋があるときなどは、スカート部41を外して使用し、騒音を防ぐことができる。
また、排気を吸込具に循環させて床面に吐出し床の塵埃を舞上げ、塵埃が床から取れやすくでき、また、吸排気パイプ36において排気風路37は吸気風路38を取囲むように設けられているので、排気が吸込具に移動中に吸気風路38の吸気により冷却され、排気循環による排気の温度上昇を防ぐことができる。
さらに、排気循環による電動機4からの高温排気はスカート部41内や吸込具内の床面で排気が冷却され、また、吸気風路38により冷却され、温度上昇が防止できる。
【0035】
実施の形態3.
実施の形態2の循環式では排気の循環を繰り返すと電動送風機の消費電力により循環空気の温度が上昇し、スカート部内の床面、例えば、じゅうたん等が高温になる恐れがあり、吸排気パイプ等も温度が上昇するので、電動機に吸塵用ファン(循環用)と、電動機を冷却する自冷ファンを設けたものである。 図9は実施の形態3に係わる電気掃除機の断面図である。図において実施の形態1で示した図1及び実施の形態2で示した図5と同一または相当部分には、同じ符号を付し、説明を省略する。
【0036】
51は掃除機本体で、前方に集塵袋2を収納する集塵室3、後方に吸塵用ファン52と自冷用ファン53を各々有する電動機54、吸塵用ファン52を収容する吸塵ファン室5、自冷用ファン53と電動機54を収納する電動機室56、電動機室56上方の制御室32、電動機室56後方に設けられフィルター6を有する排気室7及び底部8、吸排気パイプ36が装着される吸排気パイプ装着室32より構成されている。
底部8、スカート部14は実施の形態2の図6、7と各々同じである。
【0037】
次に、掃除機本体1を浮上して使用する場合の動作について説明する。
まず、スカート部14を実施の形態2と同様にして、掃除機本体31の底部8に装着し、吸気口30aと排気口30bを閉口させ、浮上排気口9と浮上排気吸入口33を開口する。
【0038】
次に、掃除機の電源を入れると、集塵室3からの空気は吸塵ファン52に吸気され 高圧排気となり吸塵ファン52の排気口52aを経て浮上排気口9より床面に向けて排出される。この浮上排気により掃除機本体51を持ち上げ、浮上排気が内側スカート17と床面の間から流出する。そして、内側スカート17から流出した排気は、浮上吸気口33から吸排気パイプ装着室32に入り込む。
【0039】
一方、排気口52aから排気された排気の一部は制御室32を経て電動機室56に流入する。この電動機室56に流入した排気と吸塵ファン52に吸気され、高圧排気となった排気の一部は自冷ファン53により吸気され電動機54を冷却して排気室7に排気され、フィルター6を通過して外部に排気される。
【0040】
吸排気パイプ装着室32に入り込んだ排気の動作は、実施の形態2と同じである。
【0041】
次に、掃除機本体1を浮上させないで使用する場合は、実施の形態2と同じようにしてスカート部14を取り外し、吸気口30aと排気口30bを開口させ、浮上排気口9と浮上排気吸入口33を閉口する。
【0042】
次に、掃除機に電源を入れると、集塵室3からの空気は吸塵ファン52に吸気され 高圧排気となり吸塵ファン52の排気口52aから吸塵ファン室55に排出される。この排気は排気風路30の吸入口30aから入り込み排気風路30を経て排気口30bから吸排気パイプ装着室32に入り込む。吸排気パイプ装着室32に入り込んだ排気の動作は、実施の形態2と同じである。
【0043】
一方、排気口52aから排気された排気の一部は制御室32を経て電動機室56に流入する。この電動機室に流入した排気と吸塵ファン52に吸気され、高圧排気となった排気の一部は自冷ファン53により吸気され電動機54を冷却して排気室7に排気され、フィルター6を通過して外部に排気される。
【0044】
以上のように、排気循環タイプの掃除機において、排気の温度の上昇を防ぐことができ床面に対する影響もなく、通常は排気を利用して移動をし易く、また、吸塵が床から取れやすくできる。また、スカート部14が汚れや磨耗で排気もれが生じたり、段差等のある床を掃除するときは、スカート部14を外して塵埃が飛ばないようにして使用できる。さらに、掃除する床下側に部屋があるときなどは、スカート部14を外して使用し、騒音を防ぐことができる。
【0045】
なお、本実施の形態では吸塵ファン52からの排気の一部で制御室32を冷却した場合を示したが、この排気の一部はコードリール(図示せず)を空冷してもよよい。
また、吸塵用ファン52による排気は全て循環させ、掃除機本体51の浮上に使用されるようにしてもよい。
【0046】
実施の形態4.
本実施の形態は、浮上排気の排気を掃除機本体外で行うようにしたスカート部を備えたものである。
図10は実施の形態4に係わる電気掃除機の断面図、図11はスカート部の斜視図、図12はスカート部を外した場合の電気掃除機の断面図である。
図において実施の形態1で示した図1と同一または相当部分には、同じ符号を付し、説明を省略する。61は掃除機本体で、前方に使い捨て集塵袋2を収納する集塵室3、後方に電動送風機4を収納する電動機室5、その後方に設けられフィルター6を有する排気室7、底部8及び後述のスカート部62を装着する係合部72、73より構成されている。
【0047】
62は掃除機本体1の底部8に着脱自在に装着されるスカート部であり、図11に示すよう、平底部63aの周縁から立設され、端部が掃除機本体61の底部8に当接する周側壁63bを有する盆形状のスカート支持体63とこのスカート支持体63の周縁の床側に支持されたスカート16、17から構成される。
76は浮上排気口9と吸気口10aとの開閉を各々切換える切換弁であり、常時浮上排気口9を閉口するように付勢手段(図示せず)により付勢されている。
【0048】
スカート支持体63において、66は平底部63aから筒状に立設され、掃除機本体61の浮上排気口9の周囲の底部8に当接し、浮上排気口9から排出された浮上排気を取入れ、床面に排出する浮上排気風路66aを形成する浮上排気シール壁、67は浮上排気シール壁66の端部に立設され、スカート部62の掃除機本体61への着脱に応じ切換弁76を移動させる切換手段である切換片、65は平底部63aから筒状に立設され、掃除機本体61の底部8に当接して掃除機本体61の前輪25をシールする前輪シール室65aを形成する前輪シール壁、64はスカート16と17の間の平底部63aに設けられ、浮上排気風路66aから排気された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口、69は周側壁63bに設けられ浮上排気吸入口65aから吸入された浮上排気を外部に排気する排気口、70、71は掃除機本体61に設けられた係合部72、73に各々係合する係合片である。なお、後輪はスカート部62の外側に配置されるが、スカート部62の内側に配置する場合は、後輪シール室を設ける。
【0049】
次に、掃除機本体61を浮上させて通常に使用する場合の動作について図10、11により説明する。
まず、スカート部62の係合片70、71を掃除機本体61に設けられた係合部72、73に各々係合させる。すると、切換片67は切換弁76を移動させ吸気口10aを閉口させ、浮上排気口9が開口する。
このようにスカート部62を掃除機本体61に装着すると、掃除機本体61の底部8とスカート支持部63の間に浮上排気吸入口64から吸入した浮上排気を排気口69に導く排気風路78が形成される。
【0050】
次に、掃除機の電源を入れ、電動送風機4の回転に伴ない矢印に示すように、空気の移動が始り、集塵室3からの空気は電動送風機4を通過して高圧排気となり、浮上排気口9と浮上排気風路66aを経て床面に向けて排出され、内側スカート17に排気が当たり、内側のスカート17と底部8及び床面に囲まれた空間に圧力が生じ、掃除機本体1を持ち上げ、排気が内側スカート17と床面との間から流出する。このとき、外側スカート16は内側スカート17より長いので、内側スカート17から流出した排気は、外部に排気されず、内側、外側スカート17、16の間に入り込み、浮上排気吸入口64及び排気風路78を経て排気口69から外部に排気される。
【0051】
次に、スカート部62が磨耗したり汚れたり、または、二階の掃除などで階下への騒音を避ける場合に掃除機本体1を浮上させないで使用する場合の動作について図12により説明する。
まず、スカート部62の係合片70、71を掃除機本体61に設けられた係合部72、73から取外す。すると、図12に示すように切換片67は切換弁76を移動させ吸気口10aを開口させ、浮上排気口9が閉口する。
【0052】
次に、掃除機の電源を入れると、集塵室3からの空気は電動送風機4を通過して高圧排気となり吸気口10aより入り込み排気風路10を経て排気室7に入り込み外部に排気される。
【0053】
以上のように、通常は排気を利用して移動をし易くして使用でき、スカート部62が汚れや磨耗で排気もれが生じたり、段差等のある床を掃除するときは、スカート部62を簡単に取外して塵埃が飛ばないようにして使用できる。また、掃除する床下側に部屋があるときなどは、スカート部62を外して使用し、騒音を防ぐことができる。
また、浮上排気の排気を掃除機本体61外で行うようにしたので、浮上排気吸入口を開閉する切換弁を不要とすることができる。
また、浮上排気が浮上排気吸入口64及び排気風路78を経て排気口69から外部に排気されるときに、浮上排気吸入口64から入り込んだ浮上排気が掃除機本体61の底部8に突き当たるので、掃除機本体61を浮上させる力が働き、浮上排気口9から排出されたときに浮上させる力と合い重なり浮上する力を増加させることができる。
【0054】
実施の形態5.
本実施の形態は、スカート部内に浮上排気の排気風路を設けたものである。
図13は実施の形態4に係わる電気掃除機の断面図、図14はスカート部の斜視図である。
図において実施の形態1、4で示した図1、10と同一または相当部分には、同じ符号を付し、説明を省略する。74は掃除機本体61の底部8に着脱自在に装着されるスカート部であり、図14に示すよう、平底部63aの周縁から立設された周側壁63bとこの周側壁63bに固着された蓋板75を有する箱体状のスカート支持体77、とこのスカート支持体77の周縁の床側に支持されたスカート16、17から構成される。
【0055】
スカート支持体77の蓋板75は浮上排気シール壁66が挿入され固着される開口部75aと前輪シール壁65が挿入され固着される開口部(図示せず)が設けられている。78は浮上排気吸入口64から吸入した浮上排気を排気口69に導く排気風路である。
【0056】
この構成における動作は、スカート部74を掃除機本体61に装着しなくとも浮上排気吸入口64から吸入した浮上排気を排気口69に導く排気風路78が形成される点を除いては実施の形態4と同じであり説明を省略する。
【0057】
以上のように、通常は排気を利用して移動をし易くして使用でき、スカート部62が汚れや磨耗で排気もれが生じたり、段差等のある床を掃除するときは、スカート部62を簡単に取外して塵埃が飛ばないようにして使用できる。また、掃除する床下側に部屋があるときなどは、スカート部62を外して使用し、騒音を防ぐことができる。
また、浮上排気の排気を掃除機本体61外で行うようにしたので、浮上排気吸入口を開閉する切換弁を不要とすることができる。
また、浮上排気が浮上排気吸入口64及び排気風路78を経て排気口69から外部に排気されるときに、浮上排気吸入口64から入り込んだ浮上排気が掃除機本体61の底部8に突き当たるので、掃除機本体61を浮上させる力が働き、浮上排気口9から排出されたときに浮上させる力と合い重なり浮上する力を増加させることができる。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、集塵室及び電動送風機を収納する掃除機本体と、この掃除機本体の底部内側に設けられた吸気口から前記電動送風機の排気を吸入し前記掃除機本体外部に導く排気風路と、この排気風路の前記吸気口に隣接して設けられ前記電動送風機の排気を前記掃除機本体の底部から排出する浮上排気口と、この浮上排気口と前記吸気口との開閉を切換える切換弁と、前記浮上排気口を取巻くように前記掃除機本体の底部に着脱自在に装着されるスカート部とを備え前記スカート部は、前記スカート部の前記掃除機本体の底部への着脱に連動して前記切換弁に切換え動作をさせる切換手段を備え、
装着のときは、前記浮上排気口が開、前記吸気口が閉と切換わり、脱着のときは、前記浮上排気口が閉、前記吸気口が開と切換わるので、掃除する場所や掃除機の状況に応じ、掃除機本体に浮上力を与えて使用したり、通常の掃除機とし使用したりすることができる。
【0059】
また、スカート部は、平底部の周縁から立設された周側壁を有する盆形状のスカート支持体と、このスカート支持体の周縁の床側に支持されたスカートからなり、スカート支持体は、前記平底部に立設され浮上排気口から排出された浮上排気を取入れ、床面に排出する浮上排気風路と、前記平底部に設けられ、前記浮上排気風路から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、前記周側壁に設けられ前記浮上排気吸入口から吸入された浮上排気を外部に排気する排気口と、を備え、前記スカート部を掃除機本体に装着することにより、前記掃除機本体の底部と前記スカート支持部の間に前記浮上排気吸入口から吸入した浮上排気を前記排気口に導く浮上排気風路を形成したので、掃除する場所や掃除機の状況に応じ、簡単な操作で掃除機本体に浮上力を与えて使用したり、通常の掃除機とし使用したりすることができる。
また、浮上排気の排気を掃除機本体外で行うようにしたので、掃除機本体に浮上排気吸入口を開閉する切換弁を設けなくともよい。
また、浮上排気吸入口から入り込んだ浮上排気が掃除機本体の底部に突き当たるので、掃除機本体を浮上させる力が働き、浮上排気口から排出されたときに浮上させる力と合い重なり浮上する力を増加させることができる。
【0060】
また、スカート部は、平底部の周縁から立設された周側壁及びこの周側壁端部に固着された蓋板を有する箱体状のスカート支持体と、このスカート支持体の周縁の床側に支持されたスカートからなり、スカート支持体は、前記平底部と前記蓋板に開口部を有し浮上排気口から排出された浮上排気を取入れ、床面に排出する浮上排気風路と、前記平底部に設けられ、前記浮上排気風路から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、前記周側壁に設けられ前記浮上排気吸入口から吸入された浮上排気を外部に排気する排気口と、を備えたので、掃除する場所や掃除機の状況に応じ、簡単な操作で掃除機本体に浮上力を与えて使用したり、通常の掃除機とし使用したりすることができる。
また、浮上排気の排気を掃除機本体外で行うようにしたので、掃除機本体に浮上排気吸入口を開閉する切換弁を設けなくともよい。
また、浮上排気吸入口から入り込んだ浮上排気が掃除機本体の底部に突き当たるので、掃除機本体を浮上させる力が働き、浮上排気口から排出されたときに浮上させる力と合い重なり浮上する力を増加させることができる。
【0061】
また、切換手段は、スカート支持体の浮上排気風路の端部に立設され、スカート部の着脱に応じ切換弁を移動させる切換片としたので、簡単な操作で掃除機本体に浮上力を与えて使用したり、通常の掃除機とし使用したりすることができる。
【0062】
また、集塵室、電動送風機及び吸込具に排気を送出するとともに塵埃を吸い込んだ吸気を取入れる吸排気パイプが連結される吸排気パイプ連結室とを収納する掃除機本体と、
この掃除機本体の底部内側に設けられた吸気口から前記電動送風機の排気を吸入し、前記吸排気パイプ連結室に設けられた排気口に導く排気風路と、この排気風路の前記吸気口に隣接して設けられ前記電動送風機の排気を前記掃除機本体の底部から床面側に排出させる浮上排気口と、前記吸排気パイプ連結室の底部の前記排気風路の排気口に隣接して設けられ、前記浮上排気口から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、前記浮上排気口と前記吸気口との開閉を各々切換える第1の切換弁と、前記浮上排気吸入口と前記排気口との開閉を各々切換える第2の切換弁と、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口を取巻くように前記掃除機本体の底部に着脱自在に装着されスカート部とを備え前記スカート部は、前記スカート部の前記掃除機本体の底部への着脱に連動して前記第1,第2の切換弁に各々切換え動作をさせる切換手段を備え、装着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が開、前記吸気口と前記排気口が閉と切換わり、脱着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が閉、前記吸気口と前記排気口が開と切換わるので、掃除する場所や掃除機の状況に応じ、簡単な操作で掃除機本体に浮上力を与えて使用したり、通常の掃除機とし使用したりすることができる。
【0063】
また、電動送風機に電動機を冷却する自冷ファンを備えたので、排気循環による温度上昇を防ぐことができる。
【0064】
また、集塵室、電動送風機を収納する掃除機本体と、この掃除機本体の底部内側に設けられた吸気口から前記電動送風機の排気を吸入し背面側より排気する排気風路と、この排気風路の前記吸気口に隣接して設けられ前記電動送風機の排気を前記掃除機本体の底部から床面側に排出する浮上排気口と、前記排気風路に連通して前記底部に設けられ、前記浮上排気口から排気された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、前記浮上排気口と前記吸気口との開閉を各々切換える第1の切換弁と、前記浮上排気吸入口の開閉を行う第2の切換弁と、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口を取巻くように前記掃除機本体の底部に着脱自在に装着されスカート部とを備え前記スカート部は、前記スカート部の前記掃除機本体の底部への着脱に連動して前記第1,第2の切換弁に各々切換え動作をさせる切換手段を備え、装着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が開、前記吸気口が閉と切換わり、脱着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が閉、前記吸気口が開と切換わるので、掃除する場所や掃除機の状況に応じ、簡単な構成で掃除機本体に浮上力を与えて使用したり、通常の掃除機とし使用したりすることができる。
【0065】
また、スカート部は、浮上排気口及び浮上排気吸入口が位置する部分を開口した開口部を有するスカート支持体と、このスカート支持体の周縁の床側に支持されたスカートからなり、切換手段は、前記スカート支持体に立設され、前記スカート部の着脱に応じ第1、第2の切換弁を各々移動させる第1、第2の切換片としたので、掃除する場所や掃除機の状況に応じ、簡単な操作で掃除機本体に浮上力を与えて使用したり、通常の掃除機とし使用したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機の断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機のスカート部の斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機の底面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る電気掃除機のスカート部を外したときの断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る電気掃除機の断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る電気掃除機のスカート部の斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に係る電気掃除機の底面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に係る電気掃除機のスカート部を外したときの断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る電気掃除機の断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る電気掃除機の断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態4に係る電気掃除機のスカート部の斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態4に係る電気掃除機のスカート部を外したときの断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態5に係る電気掃除機の断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態5に係る電気掃除機のスカート部の斜視図である。
【図15】 従来の電気掃除機の断面図である。
【符号の説明】
1、31、51、61 掃除機本体、3 集塵室、4 電動送風機、7 排気室、9 浮上排気口、8 底部、10、30、78 排気風路 10a、30a吸気口、11、33 浮上排気吸入口、12 第1の切換弁、13 第2の切換弁、14、41、62、74 スカート部、15、42、63、77 スカート支持体、20 第1の切換片、21 第2の切換片、63a 平底部、63b 周側壁、64 浮上排気吸入口、66a 浮上排気風路、67 切換片 、69 排気口75蓋板、76 切換弁。

Claims (8)

  1. 集塵室及び電動送風機を収納する掃除機本体と、
    この掃除機本体の底部内側に設けられた吸気口から前記電動送風機の排気を吸入し前記掃除機本体外部に導く排気風路と、
    この排気風路の前記吸気口に隣接して設けられ前記電動送風機の排気を前記掃除機本体の底部から排出する浮上排気口と、
    この浮上排気口と前記吸気口との開閉を切換える切換弁と、
    前記浮上排気口を取巻くように前記掃除機本体の底部に着脱自在に装着されるスカート部とを備え
    前記スカート部は、前記スカート部の前記掃除機本体の底部への着脱に連動して前記切換弁に切換え動作をさせる切換手段を備え、
    装着のときは、前記浮上排気口が開、前記吸気口が閉と切換わり、脱着のときは、前記浮上排気口が閉、前記吸気口が開と切換わることを特徴とする電気掃除機。
  2. スカート部は、平底部の周縁から立設された周側壁を有する盆形状のスカート支持体と、
    このスカート支持体の周縁の床側に支持されたスカートからなり、スカート支持体は、前記平底部に立設され浮上排気口から排出された浮上排気を取入れ、床面に排出する浮上排気風路と、
    前記平底部に設けられ、前記浮上排気風路から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、
    前記周側壁に設けられ前記浮上排気吸入口から吸入された浮上排気を外部に排気する排気口と、を備え、前記スカート部を掃除機本体に装着することにより、前記掃除機本体の底部と前記スカート支持部の間に前記浮上排気吸入口から吸入した浮上排気を前記排気口に導く浮上排気風路を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. スカート部は、平底部の周縁から立設された周側壁及びこの周側壁端部に固着された蓋板を有する箱体状のスカート支持体と、
    このスカート支持体の周縁の床側に支持されたスカートからなり、
    スカート支持体は、前記平底部と前記蓋板に開口部を有し浮上排気口から排出された浮上排気を取入れ、床面に排出する浮上排気風路と、
    前記平底部に設けられ、前記浮上排気風路から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、
    前記周側壁に設けられ前記浮上排気吸入口から吸入された浮上排気を外部に排気する排気口と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 切換手段は、スカート支持体の浮上排気風路の端部に立設され、スカート部の着脱に応じ切換弁を移動させる切換片としたことを特徴とする請求項2または請求項3記載の電気掃除機。
  5. 集塵室、電動送風機及び吸込具に排気を送出するとともに塵埃を吸い込んだ吸気を取入れる吸排気パイプが連結される吸排気パイプ連結室とを収納する掃除機本体と、
    この掃除機本体の底部内側に設けられた吸気口から前記電動送風機の排気を吸入し、前記吸排気パイプ連結室に設けられた排気口に導く排気風路と、
    この排気風路の前記吸気口に隣接して設けられ前記電動送風機の排気を前記掃除機本体の底部から床面側に排出させる浮上排気口と、
    前記吸排気パイプ連結室の底部の前記排気風路の排気口に隣接して設けられ、前記浮上排気口から排出された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、
    前記浮上排気口と前記吸気口との開閉を各々切換える第1の切換弁と、
    前記浮上排気吸入口と前記排気口との開閉を各々切換える第2の切換弁と、
    前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口を取巻くように前記掃除機本体の底部に着脱自在に装着されスカート部とを備え
    前記スカート部は、前記スカート部の前記掃除機本体の底部への着脱に連動して前記第1,第2の切換弁に各々切換え動作をさせる切換手段を備え、
    装着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が開、前記吸気口と前記排気口が閉と切換わり、脱着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が閉、前記吸気口と前記排気口が開と切換わることを特徴とする排気循環タイプの電気掃除機。
  6. 電動送風機に電動機を冷却する自冷ファンを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の排気循環タイプの電気掃除機。
  7. 集塵室、電動送風機を収納する掃除機本体と、
    この掃除機本体の底部内側に設けられた吸気口から前記電動送風機の排気を吸入し背面側より排気する排気風路と、
    この排気風路の前記吸気口に隣接して設けられ前記電動送風機の排気を前記掃除機本体の底部から床面側に排出する浮上排気口と、
    前記排気風路に連通して前記底部に設けられ、前記浮上排気口から排気された浮上排気を吸入する浮上排気吸入口と、
    前記浮上排気口と前記吸気口との開閉を各々切換える第1の切換弁と、
    前記浮上排気吸入口の開閉を行う第2の切換弁と、
    前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口を取巻くように前記掃除機本体の底部に着脱自在に装着されスカート部とを備え
    前記スカート部は、前記スカート部の前記掃除機本体の底部への着脱に連動して前記第1,第2の切換弁に各々切換え動作をさせる切換手段を備え、
    装着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が開、前記吸気口が閉と切換わり、脱着のときは、前記浮上排気口と前記浮上排気吸入口が閉、前記吸気口が開と切換わることを特徴とする電気掃除機。
  8. スカート部は、浮上排気口及び浮上排気吸入口が位置する部分を開口した開口部を有するスカート支持体と、
    このスカート支持体の周縁の床側に支持されたスカートからなり、
    切換手段は、前記スカート支持体に各々立設され、前記スカート部の着脱に応じ第1、第2の切換弁を各々移動させる第1、第2の切換片としたことを特徴とする請求項5乃至請求項7記載の電気掃除機。
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