JP2001218713A - 電気掃除機 - Google Patents
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- A47L9/24—Hoses or pipes; Hose or pipe couplings
- A47L9/248—Parts, details or accessories of hoses or pipes
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- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L5/00—Structural features of suction cleaners
- A47L5/12—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
- A47L5/14—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum cleaning by blowing-off, also combined with suction cleaning
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- A47L5/00—Structural features of suction cleaners
- A47L5/12—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
- A47L5/22—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum with rotary fans
- A47L5/36—Suction cleaners with hose between nozzle and casing; Suction cleaners for fixing on staircases; Suction cleaners for carrying on the back
- A47L5/362—Suction cleaners with hose between nozzle and casing; Suction cleaners for fixing on staircases; Suction cleaners for carrying on the back of the horizontal type, e.g. canister or sledge type
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- A47L7/04—Suction cleaners adapted for additional purposes; Tables with suction openings for cleaning purposes; Containers for cleaning articles by suction; Suction cleaners adapted to cleaning of brushes; Suction cleaners adapted to taking-up liquids for using the exhaust air for other purposes, e.g. for distribution of chemicals in a room, for sterilisation of the air
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- A47L9/02—Nozzles
- A47L9/08—Nozzles with means adapted for blowing
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】還流式掃除機の吸塵効率を向上し得ると共に、
低騒音化を図り得る電気掃除機を提供する。 【解決手段】吸込具２８から延長管２７及びホース２０
を介して掃除機本体１に至る吸気流路Ａと掃除機本体１
内の電動送風機１２の排気を吸込具２８に還流させる還
流路Ｂとを形成した電気掃除機において、ホース２０の
掃除機本体１への接続部２１または手許操作部２２の少
なくとも一方に還流路Ｂの排気の一部を排気する排気孔
２３を形成した電気掃除機。
低騒音化を図り得る電気掃除機を提供する。 【解決手段】吸込具２８から延長管２７及びホース２０
を介して掃除機本体１に至る吸気流路Ａと掃除機本体１
内の電動送風機１２の排気を吸込具２８に還流させる還
流路Ｂとを形成した電気掃除機において、ホース２０の
掃除機本体１への接続部２１または手許操作部２２の少
なくとも一方に還流路Ｂの排気の一部を排気する排気孔
２３を形成した電気掃除機。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に係
り、特に掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を
吸込具に還流するようにした排気還流式の電気掃除機に
関する。
り、特に掃除機本体に内蔵した電動送風機からの排気を
吸込具に還流するようにした排気還流式の電気掃除機に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的な電気掃除機においては、掃除機
本体に内蔵した電動送風機からの排気を本体背面等に形
成した排気口から外部に排出するようにしているが、電
動送風機からの排気がすべて排気口から排出されるた
め、かなりの勢いで外部に吹き出され、この排気風によ
って床面や絨毯上に沈滞する塵埃等が舞い上がり、部屋
中に拡散するという不具合が生じる。
本体に内蔵した電動送風機からの排気を本体背面等に形
成した排気口から外部に排出するようにしているが、電
動送風機からの排気がすべて排気口から排出されるた
め、かなりの勢いで外部に吹き出され、この排気風によ
って床面や絨毯上に沈滞する塵埃等が舞い上がり、部屋
中に拡散するという不具合が生じる。
【０００３】そこで、排気口から排出される排気風を減
らしたり、集塵効果を向上させるために、例えば、実公
昭３９−３６５５３号公報や特開平９−１３５７９５号
公報等に開示されるように、掃除機本体に連結されるホ
ース、パイプ及び吸込具に、吸気流路と共に電動送風機
からの排気を吸込具に還流する排気流路を形成した電気
掃除機が提案されている。
らしたり、集塵効果を向上させるために、例えば、実公
昭３９−３６５５３号公報や特開平９−１３５７９５号
公報等に開示されるように、掃除機本体に連結されるホ
ース、パイプ及び吸込具に、吸気流路と共に電動送風機
からの排気を吸込具に還流する排気流路を形成した電気
掃除機が提案されている。
【０００４】しかしながら、電動送風機からの排気をす
べて吸込具に還流させると、還流した排気がそのまま再
び吸引されることになり、新たな空気の吸引が阻害され
るため、塵埃等の吸引効率が低下する問題がある。
べて吸込具に還流させると、還流した排気がそのまま再
び吸引されることになり、新たな空気の吸引が阻害され
るため、塵埃等の吸引効率が低下する問題がある。
【０００５】その問題を解決するため、排気の一部を外
部に排出するための排気口を掃除機本体に形成すること
が考えられるが、排気口から電動送風機の騒音等が漏
れ、電気掃除機の騒音低減という課題を解決することが
できないものであった。
部に排出するための排気口を掃除機本体に形成すること
が考えられるが、排気口から電動送風機の騒音等が漏
れ、電気掃除機の騒音低減という課題を解決することが
できないものであった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、還流式掃除機の吸塵効率を向上し
得ると共に、騒音を低減し得る電気掃除機を提供するこ
とを課題とする。
鑑みなされたもので、還流式掃除機の吸塵効率を向上し
得ると共に、騒音を低減し得る電気掃除機を提供するこ
とを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、集塵室及び電
動送風機が収納される電動送風機室を有する掃除機本体
と、一端に前記掃除機本体の接続口に接続される接続部
を有する可撓性ホースと、該ホースの他端部に設けられ
た手許操作部に接続される延長パイプと、該延長パイプ
に接続される吸込具と、前記電動送風機の排気を吸込具
に還流させる還流路とを備えた電気掃除機において、前
記ホースの接続部または手許操作部の少なくとも一方
に、還流路の排気の一部を外部に排気する排気孔を形成
したことを特徴とする。
動送風機が収納される電動送風機室を有する掃除機本体
と、一端に前記掃除機本体の接続口に接続される接続部
を有する可撓性ホースと、該ホースの他端部に設けられ
た手許操作部に接続される延長パイプと、該延長パイプ
に接続される吸込具と、前記電動送風機の排気を吸込具
に還流させる還流路とを備えた電気掃除機において、前
記ホースの接続部または手許操作部の少なくとも一方
に、還流路の排気の一部を外部に排気する排気孔を形成
したことを特徴とする。
【０００８】前記接続部または手許操作部は、吸気流路
を構成するホースが接続されるパイプと、還流路を構成
するホースが接続される排気孔を有するパイプとから構
成し、前記ホースとパイプとの接続部及び排気孔を被う
カバーを設けると共に、前記還流路を構成するホースと
カバーとの間に還流路の排気の一部を排気する排気路を
形成する構成とすることが好ましい。
を構成するホースが接続されるパイプと、還流路を構成
するホースが接続される排気孔を有するパイプとから構
成し、前記ホースとパイプとの接続部及び排気孔を被う
カバーを設けると共に、前記還流路を構成するホースと
カバーとの間に還流路の排気の一部を排気する排気路を
形成する構成とすることが好ましい。
【０００９】また、前記排気路の排気を被掃除面に対し
て上向きに排気する手段を設けることが好ましい。
て上向きに排気する手段を設けることが好ましい。
【００１０】前記排気路に通気性吸音材を配設すること
が好ましい。
が好ましい。
【００１１】前記通気性吸音材及びカバーは、ホースと
パイプとが重合した位置より先端側まで延設することが
好ましい。
パイプとが重合した位置より先端側まで延設することが
好ましい。
【００１２】前記排気口を覆う位置に通気性吸音材を設
けることが好ましい。
けることが好ましい。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて以下に詳述する。
いて以下に詳述する。
【００１４】１は掃除機本体で、上ケース２と、下ケー
ス３と、後述する集塵室６を開閉自在に閉塞する蓋体４
とから構成されている。５は前記掃除機本体１内を前後
に区画する区画壁で、前空間を集塵室６、後空間を電動
送風機室７とし、前記集塵室６に集塵袋８を着脱自在に
収納すると共に、電動送風機室７内に後述の電動送風機
＊を収納している。９は前記下ケース３底面との間に間
隔を有して装着される隔壁で、掃除機本体１の外郭の一
部を構成しており、下ケース３底面と隔壁９との間に後
述する電動送風機１２の排気を接続口１０に還流する還
流路Ｂを形成している。
ス３と、後述する集塵室６を開閉自在に閉塞する蓋体４
とから構成されている。５は前記掃除機本体１内を前後
に区画する区画壁で、前空間を集塵室６、後空間を電動
送風機室７とし、前記集塵室６に集塵袋８を着脱自在に
収納すると共に、電動送風機室７内に後述の電動送風機
＊を収納している。９は前記下ケース３底面との間に間
隔を有して装着される隔壁で、掃除機本体１の外郭の一
部を構成しており、下ケース３底面と隔壁９との間に後
述する電動送風機１２の排気を接続口１０に還流する還
流路Ｂを形成している。
【００１５】１０は前記掃除機本体１前部に形成された
接続口で、被掃除面に対して少許上向きに形成され、後
述する可撓性ホース２０の接続部２１が着脱自在に接続
されるようになっており、接続部２１の還流路Ｂと掃除
機本体１の還流路Ｂとを連通する連通口１１が形成され
ている。
接続口で、被掃除面に対して少許上向きに形成され、後
述する可撓性ホース２０の接続部２１が着脱自在に接続
されるようになっており、接続部２１の還流路Ｂと掃除
機本体１の還流路Ｂとを連通する連通口１１が形成され
ている。
【００１６】１２は前記電動送風機室７に収納される電
動送風機で、ファンカバー１３に送風口１４が形成さ
れ、送風口１４から排気の一部を排出すると共に、残り
の排気を電動機部１２ａ内部を通過させ、電動機部１２
ａを冷却して排出するようになっている。１５は前記電
動送風機１２を囲繞するモータカバーで、前記ファンカ
バー１３の送風口１４からの排気を還流路Ｂに導く開口
１６と、電動機部１２ａを冷却した排気を還流路Ｂに導
く開口１７を有している。
動送風機で、ファンカバー１３に送風口１４が形成さ
れ、送風口１４から排気の一部を排出すると共に、残り
の排気を電動機部１２ａ内部を通過させ、電動機部１２
ａを冷却して排出するようになっている。１５は前記電
動送風機１２を囲繞するモータカバーで、前記ファンカ
バー１３の送風口１４からの排気を還流路Ｂに導く開口
１６と、電動機部１２ａを冷却した排気を還流路Ｂに導
く開口１７を有している。
【００１７】１８は前記掃除機本体１の電動送風機室７
後方に区画形成されたコードリール室で、コードリール
１９が回転自在に収納されている。
後方に区画形成されたコードリール室で、コードリール
１９が回転自在に収納されている。
【００１８】２０は可撓性ホースで、一端に前記掃除機
本体１の接続口１０に着脱自在に接続される接続部２１
を有すると共に、他端に手元操作部２２が設けられてい
る。前記ホース２０は、内側ホース２０ａと外側ホース
２０ｂとから構成され、内側ホース２０ａ内を吸気流路
Ａ、内側ホース２０ａと外側ホース２０ｂとの間を還流
路Ｂとしている。
本体１の接続口１０に着脱自在に接続される接続部２１
を有すると共に、他端に手元操作部２２が設けられてい
る。前記ホース２０は、内側ホース２０ａと外側ホース
２０ｂとから構成され、内側ホース２０ａ内を吸気流路
Ａ、内側ホース２０ａと外側ホース２０ｂとの間を還流
路Ｂとしている。
【００１９】前記接続部２１は、図１に示すごとく、内
側パイプ２１ａと外側パイプ２１ｂとから構成され、内
側パイプ２１ａ外周に内側ホース２０ａが螺合されると
共に、外側パイプ２１ｂ外周に外側ホース２０ｂが螺合
されるようになっている。
側パイプ２１ａと外側パイプ２１ｂとから構成され、内
側パイプ２１ａ外周に内側ホース２０ａが螺合されると
共に、外側パイプ２１ｂ外周に外側ホース２０ｂが螺合
されるようになっている。
【００２０】２３は前記外側パイプ２１ｂに穿設された
複数の排気孔で、外側パイプ２１ｂの外側ホース２０ｂ
が螺合される位置よりも接続口１０に挿入される位置側
に形成され、内側パイプ２１ａと外側パイプ２１ｂとの
間に形成される還流路Ｂを通過する排気の一部を外部に
排気するようになっている。
複数の排気孔で、外側パイプ２１ｂの外側ホース２０ｂ
が螺合される位置よりも接続口１０に挿入される位置側
に形成され、内側パイプ２１ａと外側パイプ２１ｂとの
間に形成される還流路Ｂを通過する排気の一部を外部に
排気するようになっている。
【００２１】２４は前記外側パイプ２１ｂ外周の排気孔
２３を覆う位置に配設されるウレタン等の通気性及び吸
音性を有する材料からなる第１の通気性吸音材で、排気
孔２３からの排気が第１の通気性吸音材２４を通ること
により排気速度を低下させると共に、第１の通気性吸音
材２４により排気孔２３で生じる風切り音を吸収するよ
うになっている。前記第１の通気性吸音材２４は、第１
の通気性吸音材２４と外側パイプ２１ｂとの隙間を排気
孔２３からの排気が通過しないように取り付けて、排気
孔２３からの排気が確実に第１の通気性吸音材２４を通
過するようにすることによって、排気孔２３からの排気
風の速度を確実に低下させることができる。
２３を覆う位置に配設されるウレタン等の通気性及び吸
音性を有する材料からなる第１の通気性吸音材で、排気
孔２３からの排気が第１の通気性吸音材２４を通ること
により排気速度を低下させると共に、第１の通気性吸音
材２４により排気孔２３で生じる風切り音を吸収するよ
うになっている。前記第１の通気性吸音材２４は、第１
の通気性吸音材２４と外側パイプ２１ｂとの隙間を排気
孔２３からの排気が通過しないように取り付けて、排気
孔２３からの排気が確実に第１の通気性吸音材２４を通
過するようにすることによって、排気孔２３からの排気
風の速度を確実に低下させることができる。
【００２２】２５は前記外側ホース２０ｂと外側パイプ
２１ｂとの螺合部を被うカバーで、一対の部品を相互に
係合することにより一体化するようになっており、該カ
バー２５と外側ホース２０ｂとの間に前記排気孔２３か
らの排気の排気路を形成している。
２１ｂとの螺合部を被うカバーで、一対の部品を相互に
係合することにより一体化するようになっており、該カ
バー２５と外側ホース２０ｂとの間に前記排気孔２３か
らの排気の排気路を形成している。
【００２３】２６は前記カバー２５内面に装着されたウ
レタン等の通気性、吸音性及び弾力性を有する材料から
なる第２の通気性吸音材で、前記カバー２５内面に貼着
されると共に、カバー２５内面と外側ホース外面との隙
間より厚く形成されており、カバー２５の装着と同時に
装着され、装着状態においてカバー２５と第２の通気性
吸音材２６との間及び外側ホース２０ｂ第２の通気性吸
音材２６との間が密着するようにしている。前記カバー
２５及び第２の通気性吸音材２６は、内側パイプ２１ａ
及び外側パイプ２１ｂより先端位置までホース２０を覆
うようになっている。
レタン等の通気性、吸音性及び弾力性を有する材料から
なる第２の通気性吸音材で、前記カバー２５内面に貼着
されると共に、カバー２５内面と外側ホース外面との隙
間より厚く形成されており、カバー２５の装着と同時に
装着され、装着状態においてカバー２５と第２の通気性
吸音材２６との間及び外側ホース２０ｂ第２の通気性吸
音材２６との間が密着するようにしている。前記カバー
２５及び第２の通気性吸音材２６は、内側パイプ２１ａ
及び外側パイプ２１ｂより先端位置までホース２０を覆
うようになっている。
【００２４】前記手許操作部２２は、上述した接続部２
１と同様の構成となっているので、説明を省略する。
１と同様の構成となっているので、説明を省略する。
【００２５】２７は前記ホース２０の手元操作部２２に
着脱自在に接続される延長管で、断面略円形の吸気流路
Ａを形成する内側円筒状部２７ａと、該内側円筒状部２
７ａと一部が一体に形成されると共に内側円筒状部２７
ａを覆うようにして形成される外側円筒状部２７ｂとか
ら構成され、内側円筒状部２７ａ内を吸気流路Ａとする
と共に、内側円筒状部２７ａと外側円筒状部２７ｂとの
間に形成される略三日月状の空間を還流路Ｂとしてい
る。
着脱自在に接続される延長管で、断面略円形の吸気流路
Ａを形成する内側円筒状部２７ａと、該内側円筒状部２
７ａと一部が一体に形成されると共に内側円筒状部２７
ａを覆うようにして形成される外側円筒状部２７ｂとか
ら構成され、内側円筒状部２７ａ内を吸気流路Ａとする
と共に、内側円筒状部２７ａと外側円筒状部２７ｂとの
間に形成される略三日月状の空間を還流路Ｂとしてい
る。
【００２６】２８は前記延長管２７に着脱自在に接続さ
れる吸込具で、前記ホース２２及び延長管２７を介して
還流される排気を被掃除面に吹きつけることにより被掃
除面の塵埃等を浮き上がらせ、吸塵効率を向上させるよ
うになっている。
れる吸込具で、前記ホース２２及び延長管２７を介して
還流される排気を被掃除面に吹きつけることにより被掃
除面の塵埃等を浮き上がらせ、吸塵効率を向上させるよ
うになっている。
【００２７】而して、上記のように構成された排気還流
式の電気掃除機は、電動送風機１２の吸引によって吸込
具２８から吸い込んだ塵埃等の混じった空気が、延長管
２７の吸気流路Ａ、ホース２０の吸気流路Ａを通って掃
除機本体１内に吸引される。掃除機本体１内では、集塵
袋８により塵埃等が取り除かれ、清浄化された空気が電
動送風機１２に吸引される。
式の電気掃除機は、電動送風機１２の吸引によって吸込
具２８から吸い込んだ塵埃等の混じった空気が、延長管
２７の吸気流路Ａ、ホース２０の吸気流路Ａを通って掃
除機本体１内に吸引される。掃除機本体１内では、集塵
袋８により塵埃等が取り除かれ、清浄化された空気が電
動送風機１２に吸引される。
【００２８】そして、電動送風機１２からの排気は、そ
の一部がファンカバー１３の外周部に形成された送風口
１４から排出されてモータカバー１５の開口１６を介し
て掃除機本体１の下部側に形成された還流路Ｂに還流さ
れ、残りの排気は電動機部１２ａを冷却した後モータカ
バー１５の開口１７を介して還流路Ｂに還流される。還
流路Ｂに還流された排気は、掃除機本体１の接続口１０
に形成された連通口１１を介してホース２０の還流路Ｂ
に還流される。
の一部がファンカバー１３の外周部に形成された送風口
１４から排出されてモータカバー１５の開口１６を介し
て掃除機本体１の下部側に形成された還流路Ｂに還流さ
れ、残りの排気は電動機部１２ａを冷却した後モータカ
バー１５の開口１７を介して還流路Ｂに還流される。還
流路Ｂに還流された排気は、掃除機本体１の接続口１０
に形成された連通口１１を介してホース２０の還流路Ｂ
に還流される。
【００２９】接続部２１の還流路Ｂに還流された排気の
一部は、接続部２１の外側パイプ２１ｂの排気孔２３か
ら第１の通気性吸音材２４及び第２の通気性吸音材２６
を介して外部に排気される。排気孔２３からの排気は、
掃除機本体１の還流路Ｂを通過する間に風速が低下して
おり、さらに第１の通気性吸音材２４及び第２の通気性
吸音材２５を介して排気されるため、排気の風速が一層
低下し、接続部２１からの排気によって被掃除面上の塵
埃等を舞いあげるのが防止される。また、接続口１０が
被掃除面に対して少許上向きに形成されていることと相
まって接続部２１からの排気によって被掃除面上の塵埃
等を吹き上げるのを確実に防止することができる。
一部は、接続部２１の外側パイプ２１ｂの排気孔２３か
ら第１の通気性吸音材２４及び第２の通気性吸音材２６
を介して外部に排気される。排気孔２３からの排気は、
掃除機本体１の還流路Ｂを通過する間に風速が低下して
おり、さらに第１の通気性吸音材２４及び第２の通気性
吸音材２５を介して排気されるため、排気の風速が一層
低下し、接続部２１からの排気によって被掃除面上の塵
埃等を舞いあげるのが防止される。また、接続口１０が
被掃除面に対して少許上向きに形成されていることと相
まって接続部２１からの排気によって被掃除面上の塵埃
等を吹き上げるのを確実に防止することができる。
【００３０】還流路Ｂから排気孔２３を通過する際の風
切り音は、第１の通気性吸音材２４により吸音されると
共に、カバー２５により遮音され、外部への漏れを大部
分低減することができる。また、電動送風機１２の騒音
は、掃除機本体１の還流路Ｂを通過する間に大きく減衰
され、排気孔２３から漏れることはなく、使用者に不快
感を与えることはない。
切り音は、第１の通気性吸音材２４により吸音されると
共に、カバー２５により遮音され、外部への漏れを大部
分低減することができる。また、電動送風機１２の騒音
は、掃除機本体１の還流路Ｂを通過する間に大きく減衰
され、排気孔２３から漏れることはなく、使用者に不快
感を与えることはない。
【００３１】また、電動送風機１２の電動機部１２ａを
冷却することにより温度上昇した排気は、掃除機本体１
の還流路Ｂを通過する間に冷却され、さらに第１の通気
性吸音材２４及び第２の通気性吸音材２６により冷却さ
れるため、接続部２１から排気される排気は十分に冷却
され、排気風の温度により与える不快感を低減すること
ができる。
冷却することにより温度上昇した排気は、掃除機本体１
の還流路Ｂを通過する間に冷却され、さらに第１の通気
性吸音材２４及び第２の通気性吸音材２６により冷却さ
れるため、接続部２１から排気される排気は十分に冷却
され、排気風の温度により与える不快感を低減すること
ができる。
【００３２】さらに、ホース２０の手許操作部２２から
も同様に、還流路Ｂの排気の一部が排気される。
も同様に、還流路Ｂの排気の一部が排気される。
【００３３】ホース２０の還流路Ｂに還流された残りの
排気は、延長管２７の還流路Ｂを通って吸込具２８に還
流し、被掃除面に吹きつけられて塵埃等を浮き上がら
せ、塵埃等と新たな外気と共に吸気流路Ａに吸引され
る。排気孔２３を形成して還流される排気の一部を外部
に排気することにより、吸込具２８において塵埃等を新
たな外気とともに効率よく吸引することができ、吸塵効
率を向上させることができる。
排気は、延長管２７の還流路Ｂを通って吸込具２８に還
流し、被掃除面に吹きつけられて塵埃等を浮き上がら
せ、塵埃等と新たな外気と共に吸気流路Ａに吸引され
る。排気孔２３を形成して還流される排気の一部を外部
に排気することにより、吸込具２８において塵埃等を新
たな外気とともに効率よく吸引することができ、吸塵効
率を向上させることができる。
【００３４】還流される排気は、電動送風機１２の電動
機部１２ａを冷却する際に温度上昇するため、使用する
に従って、次第に温度が上昇するが、ホース２０の接続
部２１及び手許操作部２２から還流空気の一部を排気し
て新たな外気を吸引することにより還流空気の温度を低
減することができ、電気掃除機を構成する各部品の温度
に対する耐久性を軽減することができる。
機部１２ａを冷却する際に温度上昇するため、使用する
に従って、次第に温度が上昇するが、ホース２０の接続
部２１及び手許操作部２２から還流空気の一部を排気し
て新たな外気を吸引することにより還流空気の温度を低
減することができ、電気掃除機を構成する各部品の温度
に対する耐久性を軽減することができる。
【００３５】また、掃除に伴って、ホース２０は接続部
２１及び手許操作部２２に対して屈曲される動作が生
じ、特に外側パイプ２０ｂの螺合部分端部において外側
ホース２０ｂが屈曲し、この部分においてもっとも外側
ホース２０ｂが破れやすい問題があるが、第２の通気性
吸音材２６がこの部分を被うため、外側ホース２０ｂの
屈曲が緩和され、外側ホース２０ｂの破損を防止するこ
とができる。
２１及び手許操作部２２に対して屈曲される動作が生
じ、特に外側パイプ２０ｂの螺合部分端部において外側
ホース２０ｂが屈曲し、この部分においてもっとも外側
ホース２０ｂが破れやすい問題があるが、第２の通気性
吸音材２６がこの部分を被うため、外側ホース２０ｂの
屈曲が緩和され、外側ホース２０ｂの破損を防止するこ
とができる。
【００３６】尚、上記実施形態では、ホース２０を内側
ホース２０ａと外側ホース２０ｂとから構成すると共
に、ホース２０の接続部２１を内側パイプ２１ａと外側
パイプ２１ｂとから構成したが、ホースを、吸気流路を
構成するホースと還流路を構成するホースとを並設する
ことにより構成すると共に、接続部を、吸気流路を構成
するパイプと還流路を構成するパイプとを並設すること
により構成してもよい。
ホース２０ａと外側ホース２０ｂとから構成すると共
に、ホース２０の接続部２１を内側パイプ２１ａと外側
パイプ２１ｂとから構成したが、ホースを、吸気流路を
構成するホースと還流路を構成するホースとを並設する
ことにより構成すると共に、接続部を、吸気流路を構成
するパイプと還流路を構成するパイプとを並設すること
により構成してもよい。
【００３７】また、掃除機本体１の接続口１０を被掃除
面に対して少許上向きに形成して接続部２１からの排気
が被掃除面の塵埃等を吹き上げないように形成したが、
ホースの接続部を上向きに湾曲させて形成してもよく、
また、接続部からの排気を上向きに案内するガイドを形
成するなどの他の構成を用いてもよい。
面に対して少許上向きに形成して接続部２１からの排気
が被掃除面の塵埃等を吹き上げないように形成したが、
ホースの接続部を上向きに湾曲させて形成してもよく、
また、接続部からの排気を上向きに案内するガイドを形
成するなどの他の構成を用いてもよい。
【００３８】さらに、接続部２１と手許操作部２２の両
方から排気するよう構成したが、接続部２１と手許操作
部２２のどちらか一方のみから排気する構成としてもよ
い。
方から排気するよう構成したが、接続部２１と手許操作
部２２のどちらか一方のみから排気する構成としてもよ
い。
【００３９】
【発明の効果】本発明の請求項１の構成によれば、還流
される排気の一部を外部に排気することにより吸込具か
ら新たな空気と共に効率よく吸塵することができ、吸塵
効率を向上させることができると共に、排気孔をホース
の接続部または手許操作部に形成することにより掃除機
本体の排気口をなくすことができ、排気口からの電動送
風機の騒音の漏れをなくして、低騒音化を図ることがで
きる等の効果を奏する。
される排気の一部を外部に排気することにより吸込具か
ら新たな空気と共に効率よく吸塵することができ、吸塵
効率を向上させることができると共に、排気孔をホース
の接続部または手許操作部に形成することにより掃除機
本体の排気口をなくすことができ、排気口からの電動送
風機の騒音の漏れをなくして、低騒音化を図ることがで
きる等の効果を奏する。
【００４０】また、本発明の請求項２記載の構成によれ
ば、排気孔の騒音を、ホースとパイプとの接続部を覆う
カバーを利用して遮音することができ、低騒音化を図る
ことができる等の効果を奏する。
ば、排気孔の騒音を、ホースとパイプとの接続部を覆う
カバーを利用して遮音することができ、低騒音化を図る
ことができる等の効果を奏する。
【００４１】本発明の請求項３記載の構成によれば、排
気路からの排気によって被掃除面の塵埃等を舞いあげる
のを防止することができる等の効果を奏する。
気路からの排気によって被掃除面の塵埃等を舞いあげる
のを防止することができる等の効果を奏する。
【００４２】本発明の請求項４記載の構成によれば、通
気性吸音材により排気路の排気風の風速を低減させて排
気風によって被掃除面の塵埃等を舞いあげるのを防止す
ることができると共に、通気性吸音材により排気孔の騒
音を吸収して低騒音化を図ることができる等の効果を奏
する。
気性吸音材により排気路の排気風の風速を低減させて排
気風によって被掃除面の塵埃等を舞いあげるのを防止す
ることができると共に、通気性吸音材により排気孔の騒
音を吸収して低騒音化を図ることができる等の効果を奏
する。
【００４３】本発明の請求項５記載の構成によれば、通
気性吸音材によりホースの屈曲を緩和することができ、
ホースの破損を防止することができる等の効果を奏す
る。
気性吸音材によりホースの屈曲を緩和することができ、
ホースの破損を防止することができる等の効果を奏す
る。
【００４４】本発明の請求項６記載の構成によれば、通
気性吸音材により排気路の排気風の風速を低減させて排
気風によって被掃除面の塵埃等を舞いあげるのを防止す
ることができると共に、通気性吸音材により排気孔の騒
音を吸収して低騒音化を図ることができる等の効果を奏
する。
気性吸音材により排気路の排気風の風速を低減させて排
気風によって被掃除面の塵埃等を舞いあげるのを防止す
ることができると共に、通気性吸音材により排気孔の騒
音を吸収して低騒音化を図ることができる等の効果を奏
する。
【図１】本発明の一実施形態を示す要部拡大断面図であ
る。
る。
【図２】同要部分解斜視図である。
【図３】同掃除機本体の断面図である。
【図４】同電気掃除機の全体構成を示す断面図である。
１ 掃除機本体 ６ 集塵室 ７ 電動送風機室 １０ 接続口 １２ 電動送風機 ２０ ホース ２１ 接続部 ２２ 手許操作部 ２３ 排気孔 ２４ 第１の通気性吸音材 ２５ カバー ２６ 第２の通気性吸音材
Claims (6)
- 【請求項１】 集塵室及び電動送風機が収納される電動
送風機室を有する掃除機本体と、一端に前記掃除機本体
の接続口に接続される接続部を有する可撓性ホースと、
該ホースの他端部に設けられた手許操作部に接続される
延長パイプと、該延長パイプに接続される吸込具と、前
記電動送風機の排気を吸込具に還流させる還流路とを備
えた電気掃除機において、前記ホースの接続部または手
許操作部の少なくとも一方に、還流路の排気の一部を外
部に排気する排気孔を形成したことを特徴とする電気掃
除機。 - 【請求項２】 前記接続部または手許操作部を、吸気流
路を構成するホースが接続されるパイプと、還流路を構
成するホースが接続される排気孔を有するパイプとから
構成し、前記ホースとパイプとの接続部及び排気孔を被
うカバーを設けると共に、前記還流路を構成するホース
とカバーとの間に還流路の排気の一部を排気する排気路
を形成したことを特徴とする請求項１記載の電気掃除
機。 - 【請求項３】 前記排気路の排気を被掃除面に対して上
向きに排気する手段を設けたことを特徴とする請求項２
記載の電気掃除機。 - 【請求項４】 前記排気路に通気性吸音材を配設したこ
とを特徴とする請求項２記載の電気掃除機。 - 【請求項５】 前記通気性吸音材及びカバーは、ホース
とパイプとが重合した位置より先端側まで形成したこと
を特徴とする請求項４記載の電気掃除機。 - 【請求項６】 前記排気口を覆う位置に通気性吸音材を
設けたことを特徴とする請求項２記載の電気掃除機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000030126A JP2001218713A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 電気掃除機 |
| TW092202212U TW579831U (en) | 2000-02-08 | 2001-01-20 | Electric vacuum cleaner |
| KR10-2001-0005987A KR100404453B1 (ko) | 2000-02-08 | 2001-02-07 | 전기 청소기 |
| CNB01102660XA CN1160017C (zh) | 2000-02-08 | 2001-02-07 | 电动吸尘器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000030126A JP2001218713A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 電気掃除機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001218713A true JP2001218713A (ja) | 2001-08-14 |
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ID=18555180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000030126A Pending JP2001218713A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 電気掃除機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
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| KR (1) | KR100404453B1 (ja) |
| CN (1) | CN1160017C (ja) |
| TW (1) | TW579831U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001309879A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Toshiba Tec Corp | 電気掃除機 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101653345B (zh) * | 2008-08-20 | 2013-04-03 | 泰怡凯电器(苏州)有限公司 | 旋风分离器、旋风分离装置及装有该装置的真空吸尘器 |
| TW201306786A (zh) * | 2011-08-05 | 2013-02-16 | Panasonic Corp | 電動吸塵器 |
| GB2528435A (en) * | 2014-07-09 | 2016-01-27 | Techtronic Ind Co Ltd | Surface cleaning apparatus |
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|---|---|---|---|---|
| KR920005910A (ko) * | 1990-09-01 | 1992-04-27 | 김정순 | 유탕처리 육가공 제품 |
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| JPH11187999A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Toshiba Tec Corp | 電気掃除機 |
| JP2001161612A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 電気掃除機用ホース及び電気掃除機 |
| JP3291495B2 (ja) * | 2000-10-03 | 2002-06-10 | 三洋電機株式会社 | 電気掃除機及び電気掃除機用パイプ |
-
2000
- 2000-02-08 JP JP2000030126A patent/JP2001218713A/ja active Pending
-
2001
- 2001-01-20 TW TW092202212U patent/TW579831U/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-02-07 KR KR10-2001-0005987A patent/KR100404453B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2001-02-07 CN CNB01102660XA patent/CN1160017C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001309879A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Toshiba Tec Corp | 電気掃除機 |
| JP4503781B2 (ja) * | 2000-04-28 | 2010-07-14 | 株式会社東芝 | 電気掃除機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100404453B1 (ko) | 2003-11-05 |
| KR20010078366A (ko) | 2001-08-20 |
| CN1160017C (zh) | 2004-08-04 |
| CN1307850A (zh) | 2001-08-15 |
| TW579831U (en) | 2004-03-11 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20051226 |