JP2003033299A - 床用吸込具 - Google Patents

床用吸込具

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JP2003033299A
JP2003033299A JP2001223806A JP2001223806A JP2003033299A JP 2003033299 A JP2003033299 A JP 2003033299A JP 2001223806 A JP2001223806 A JP 2001223806A JP 2001223806 A JP2001223806 A JP 2001223806A JP 2003033299 A JP2003033299 A JP 2003033299A
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JP
Japan
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suction tool
tool body
suction
floor
flocked
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JP2001223806A
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English (en)
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Hiromichi Matsuhashi
弘道 松橋
Kenichiro Doi
憲一郎 土肥
Akihiro Morita
明宏 森田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸込具本体の移動性を低下させることなく、
フローリング等の傷付きを防止できる床用吸込具を提供
する。 【解決手段】 吸込具本体4両側前方下部に、吸込具本
体4の底面から前面にわたって、柔軟な毛を多数植毛し
た植毛部材25、30を各々貼着し、吸込具本体4に配
設された弾性材製のバンパー14の下端を、植毛部材2
5、30の上端部に重合させることにより、バンパー1
4によって植毛部材25、30上端部から剥がれるのを
防止する床用吸込具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に使用
される床用吸込具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機に使用される床用吸込
具は、前後方向への移動性を考慮して底面に車輪が配設
されているが、フローリングを掃除する際、フローリン
グに砂などが落ちていた場合、車輪とフローリングとの
間に砂などを噛み込み、特に、床用吸込具を横方向に移
動させる際に、砂などによりフローリングを傷つける問
題が生じていた。
【0003】この欠点を解決するため、例えば実開昭6
1−77936号公報(A47L 9/02)等に開示される
ごとく、吸込具本体の底面にフェルトや植毛部材を貼着
することが考えられる。
【0004】しかしながら、フェルトや植毛部材は、単
に吸込具本体に貼着されているだけであるため、掃除中
の吸込具本体の前後移動により、フェルトや植毛部材が
はがれやすい問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、吸込具本体の移動性を低下させる
ことなく、フローリング等の傷付きを防止できる床用吸
込具を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下面に吸込口
を有し、内部に吸気流路を有する吸込具本体と、該吸込
具本体に回動自在に接続される継手管と、前記吸込具本
体に配設される弾性材製のバンパーとを備え、前記吸込
具本体の前方下部に植毛部材を貼着するとともに、前記
バンパーの下端を、前記植毛部材の上端部に重合させた
ことを特徴とする。
【0007】前記吸込具本体の前方下部に凹部を形成
し、該凹部に植毛部材を貼着することが望ましい。
【0008】また、前記吸込具本体の前方下部に、植毛
部材を貼着したカバー部材を配設してもよい。
【0009】さらに、前記吸込口に臨ませて回転ブラシ
を回転自在に配設するとともに、前記カバー部材により
回転ブラシを支持してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に詳述する。
【0011】1は床用吸込具で、上ケース2、下ケース
3からなる吸込具本体4と、前記吸込具本体4後部に、
上下ケース2、3により挟持され、吸込具本体1に対し
て左右方向に回転自在な継手管5と、該継手管5に接続
され、吸込具本体1に対して上下方向に回動自在な接続
管6とから構成されている。
【0012】7は前記吸込具本体4の後部中央に配設さ
れた補助車輪で、掃除中、床用吸込具を前後移動させる
際に、最も力が加わる位置に該補助車輪7を配設するこ
とにより、床用吸込具の移動性を向上するようになって
いる。
【0013】8は前記吸込具本体4前方下面に形成され
る吸込口、9は前記吸込口8に連通して吸込具本体4内
に形成される回転ブラシ収納室(吸気流路)、10は前
記回転ブラシ収納室9に回転自在に収納される回転ブラ
シで、該回転ブラシ10の一側の軸支部11に図示しな
いベルトを架設することにより、前記吸込具本体4に内
蔵された図示しない電動機にて回転駆動されるようにな
っている。
【0014】12は前記吸込具本体4の回転ブラシ収納
室9前壁を構成する下ケース3前部に形成された切欠部
で、該切欠部12は、前記吸込具本体4の略全幅にわた
って形成されている。
【0015】13は前記吸込口8の後部に、吸込口8の
略全幅にわたって配設されたサクションキーパーとなる
ブラシ体で、前記吸込口8の後方からの空気漏れを防止
して、吸込力の低下を防止するようになっている。
【0016】14は前記吸込具本体4の前面及び両側面
にわたって配設される弾性材製のバンパーで、上部に前
記上下ケース2、3にて挟持される取付片15を一体形
成するとともに、該取付片15に係合穴16を形成して
おり、前記取付片15を、前記上ケース2及び下ケース
3にて挟持させるとともに、取付片15の係合穴16を
介して、上下ケース2、3に各々形成した係合リブ1
7、係合爪18を係合させることにより取付けられるよ
うになっている。
【0017】19は前記バンパー14の、吸込具本体4
前部の切欠部12に対応する位置に一体形成されたフラ
ップ部で、前記切欠部12を覆うことにより、床面の掃
除状態における吸込具本体4前方からの空気の漏れを防
止して吸込力を維持するとともに、吸込具本体4を壁や
家具等に当接させた際に、前記バンパー14が弾性変形
することにより該フラップ部19が若干内側に変形し、
回転ブラシ10先端がより壁際まで届くようになり、壁
際の塵埃を効率よく除去できるようになっている。
【0018】20は前記吸込具本体4底面の吸込口8一
側部に、前記回転ブラシ10の軸支部11を覆う状態に
配設され、前記回転ブラシ10を支持する第1カバー部
材で、前端部に前記下ケース3に係合する係合部21を
形成するとともに、後端部側面に係合穴22を形成して
おり、前記第1カバー部材20の係合部21を下ケース
3に係合させるとともに、前記吸込具本体4に形成され
たクランプ(摺動部材)23を摺動させることにより、
該第1カバー部材20を前記下ケース3に固定されるよ
うになっている。
【0019】24は前記第1カバー部材20の前部に、
底面から前面にわたって形成された凹部で、該凹部24
に植毛部材25を貼着するようになっており、該植毛部
材25により、吸込具本体4の移動性を向上できるよう
になっている。
【0020】前記第1カバー部材20は、前記下ケース
3に取付けた状態で、前記バンパー14が凹部24の上
端に重合するようになっており、したがってバンパー1
4下端と植毛部材25上端が重合して(図6中、重合部
26)、掃除中の吸込具本体4の前後移動により植毛部
材25がはがれるのを防止できるようになっている。
【0021】27は前記吸込具本体4底面の吸込口8他
側部に、前記回転ブラシ9の軸支部11を覆う状態に配
設され、前記回転ブラシ10を支持する第2カバー部材
で、該第2カバー部材27に形成された取付穴28を介
して、前記吸込具本体4にネジ止めされるようになって
いる。
【0022】29は前記第2カバー部材28に、吸込具
本体4底面から前面にわたって形成された凹部で、該凹
部29に植毛部材30を貼着するようになっており、該
植毛部材30により、吸込具本体4の移動性を向上でき
るようになっている。
【0023】前記第2カバー部材28も、上述の第1カ
バー部材20と同様に、前記下ケース3に取付けた状態
で、前記バンパー14が凹部29の上端に重合するよう
になっており、したがってバンパー14下端と植毛部材
30上端が重合して(図8中、重合部31)、掃除中の
吸込具本体4の前後移動により植毛部材30がはがれる
のを防止できるようになっている。
【0024】上記構成によると、吸込具本体4の両側前
方下部に各々植毛部材25、30を配設することによ
り、吸込具本体4の移動性を確保できるとともに、フロ
ーリングを掃除する際、フローリングに砂などが落ちて
いた場合でも、起毛布により砂を捕捉するため、特に、
床用吸込具を横方向に移動させる際に、砂などによりフ
ローリングを傷つけるのを防止できる。
【0025】また、植毛部材25、30の上端部には、
バンパー14が重合するようになっているため、吸込具
本体4の前後移動を繰り返しても、植毛部材25、30
をはがれにくくすることができる。
【0026】さらに、第1、第2カバー部材20、27
に、植毛部材25、30を貼着する凹部24、29を形
成することにより、第1、第2カバー部材20、27の
強度を向上できる。
【0027】また、植毛部材25、30は、各々吸込具
本体4と別体の第1、第2カバー部材20、27に貼着
されるようになっているため、植毛部材25、30の接
着工程における輸送費等を抑えることができ、コストを
低減できる。
【0028】さらに、下ケース3に着脱自在に取付けら
れる第1、第2カバー20、27にて回転ブラシ10を支
持しているため、回転ブラシ10に糸くず等が絡まった
場合など、第1、第2カバー20、27を取り外すことで
容易に回転ブラシ10を取り外してメンテナンスを行う
ことができ、使用性を向上することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、吸込具本体
の両側前方下部に植毛部材を配設することにより、吸込
具本体の移動性を確保できるとともに、フローリングを
掃除する際、フローリングに砂などが落ちていた場合で
も、起毛布により砂を捕捉するため、特に床用吸込具を
横方向に移動させる際に、砂などによりフローリングを
傷つけるのを防止できる。
【0030】また、植毛部材の上端部にバンパー下端を
重合させることにより、吸込具本体の前後移動に伴う植
毛部材のはがれを防止できる。
【0031】本発明の請求項2によると、上記効果に加
え、吸込具本体の前方下部に、植毛部材を貼着する凹部
を形成することにより、吸込具本体の強度を向上でき
る。
【0032】本発明の請求項3によると、植毛部材を、
吸込具本体とは別体のカバー部材に貼着することによ
り、植毛部材の接着工程における輸送費等を抑えること
ができ、コストを低減できる。
【0033】本発明の請求項4によると、上記効果に加
え、吸込具本体に着脱自在に取付けられるカバー部材に
て回転ブラシを支持するため、回転ブラシに糸くず等が
絡まった場合など、カバー部材を取り外すことで容易に
回転ブラシを取り外してメンテナンスを行うことがで
き、使用性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床用吸込具の斜視図である。
【図2】同底面図である。
【図3】同上面図である。
【図4】同中央部の断面図である。
【図5】同吸込具本体の一側部における断面図である。
【図6】同図5における要部拡大断面図である。
【図7】同吸込具本体の他側部における断面図である。
【図8】同図7における要部拡大断面図である。
【図9】同床用吸込具の後面図である。
【図10】同床用吸込具の横断面図である。
【図11】同第1カバー部材の斜視図である。
【図12】同第2カバー部材の斜視図である。
【符号の説明】
4 吸込具本体 5 継手管 8 吸込口 9 回転ブラシ収納室(吸気流路) 14 バンパー 19 フラップ部 20 第1カバー 24 凹部 25 植毛部材 27 第2カバー 29 凹部 30 植毛部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 明宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B061 AA06 AA26 AA51 AD03 AD05 AD13 AD17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に吸込口を有し、内部に吸気流路を
    有する吸込具本体と、該吸込具本体に回動自在に接続さ
    れる継手管と、前記吸込具本体に配設される弾性材製の
    バンパーとを備え、前記吸込具本体の前方下部に植毛部
    材を貼着するとともに、前記バンパーの下端を、前記植
    毛部材の上端部に重合させたことを特徴とする床用吸込
    具。
  2. 【請求項2】 前記吸込具本体の前方下部に凹部を形成
    し、該凹部に植毛部材を貼着したことを特徴とする請求
    項1記載の床用吸込具。
  3. 【請求項3】 前記吸込具本体の前方下部に、植毛部材
    を貼着したカバー部材を配設したことを特徴とする請求
    項1記載の床用吸込具。
  4. 【請求項4】 前記吸込口に臨ませて回転ブラシを回転
    自在に配設するとともに、前記カバー部材により回転ブ
    ラシを支持したことを特徴とする請求項3記載の床用吸
    込具。
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