JP3228167B2 - 絶縁テープ用ウレタン系接着剤組成物 - Google Patents

絶縁テープ用ウレタン系接着剤組成物

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JP3228167B2
JP3228167B2 JP04543297A JP4543297A JP3228167B2 JP 3228167 B2 JP3228167 B2 JP 3228167B2 JP 04543297 A JP04543297 A JP 04543297A JP 4543297 A JP4543297 A JP 4543297A JP 3228167 B2 JP3228167 B2 JP 3228167B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、絶縁テープ用ウレタン系接着剤
組成物に係り、特に、絶縁テープにおける接着層を与え
る、熱可塑性のエステル型ウレタン樹脂を用いたホット
メルト型の接着剤組成物に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、ポリエステルフィルム等の樹脂
フィルム上に、電気絶縁性を有する接着層が塗工形成さ
れて、構成された絶縁テープが知られており、それは、
例えば、銅箔の両面に絶縁テープが貼り付けられてな
る、電子・電気機器や自動車等の内部配線用フラットケ
ーブルの構成材料として、用いられている。特開平5−
159632号公報にも、その一例が明らかにされてい
る。
【0003】特に、フラットケーブルは、今日、コンピ
ューター、OA機器、携帯電話、更には自動車に至る広
い用途に用いられてきており、このため、そうしたフラ
ットケーブルの使用環境の多様化に対応すべく、更なる
高性能化、高機能化の要求が為されている。具体的に
は、最近のOA機器の高密度化による、使用環境温度の
上昇や、また携帯電話等は、種々な環境下におかれるケ
ースが多く、このため、そのような用途に使用される絶
縁テープにおける接着層を与える接着剤には、大略、−
30℃〜80℃の温度領域における優れた接着特性の保
持が要請されているのであり、また、自動車用にあって
は、更に厳しく、−40℃〜110℃の温度領域におけ
る特性の発現が要請されているのである。
【0004】また、熱可塑性接着剤を用いて所定の接着
層が形成されてなる絶縁テープにおいては、それがロー
ル状に巻き付けられた状態で、例えば、夏場等の保存時
等において、高温雰囲気中に長時間晒されたりすると、
接着層とその表面に接触せしめられる樹脂フィルムとが
貼り付いてしまい、ロールの巻き戻しが不能乃至は困難
となる、所謂ブロッキングが生じることが、往々にして
あり、それが一つの問題ともなっている。
【0005】ところで、従来、フラットケーブル等に用
いられている絶縁テープにおける接着層を与える接着剤
には、溶剤塗工タイプとして、ポリエステル系のホット
メルト型接着剤が主として用いられている。そして、そ
のような接着剤にあっては、高温から低温にかけて、広
い温度領域下での特性を維持するために、ガラス転移点
(Tg)の異なる二つのポリエステルをブレンドして、
熱可塑性ベースレジンを構成しており、これによって、
その実用化を図っている。
【0006】しかしながら、かかる従来のポリエステル
系接着剤は、そのベースレジン(ポリエステル)の共重
合組成を変えることで、任意の特性を出し得る反面、雰
囲気温度変化に対する接着力の変化が大きいという問題
があり、そのため、上述せるようにTgの異なるポリエ
ステルをブレンドして、特性のバランスを図り、その実
用化を達成したのであるが、そのような接着剤にあって
は、全体的に接着力が低目となってしまう傾向があっ
た。更に、製品たる絶縁テープのブロッキングを防止す
るために、低Tgのポリエステル成分の添加量が制約さ
れてしまうという問題も内在している。
【0007】一方、接着剤の耐熱性を向上せしめるべ
く、Tgの高いポリエステルを用いた場合にあっては、
常温から低温にかけての温度領域での接着力が低下して
しまい、また、低温領域での接着力を維持するためにT
gの低いポリエステルを用いると、逆に、耐熱接着力が
大きく低下してしまう問題があった。更に、Tgの低い
ポリエステルは、粘着性を有しており、そのために、接
着性には優れているものの、製品にブロッキングを発生
させる原因となるところから、その添加量を抑える必要
があったのである。
【0008】
【解決課題】このため、本発明者らは、上述の如き事情
に鑑み、ホットメルト型の絶縁テープ用接着剤におい
て、広い温度範囲で高い接着力を発現させるべく、その
熱可塑性ベースレジンについて種々検討した結果、従来
のポリエステル系ではなく、主鎖にウレタン結合を有す
る、Tg(ガラス転移点)が所定範囲内にある熱可塑性
のエステル型ウレタン樹脂を用いることで、その目的を
有利に達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至
ったのである。
【0009】従って、本発明の主たる解決課題とすると
ころは、広い温度範囲で高い接着力を発揮し得る、実用
的な絶縁テープ用ウレタン系接着剤組成物を提供するこ
とにある。
【0010】
【解決手段】そして、本発明は、かくの如き技術的課題
の解決のために、樹脂フィルム上に層状に塗布されて、
絶縁テープの接着層を構成するホットメルト型の絶縁テ
ープ用ウレタン系接着剤組成物であって、熱可塑性ベー
スレジンとして、ガラス転移点が25℃〜40℃の範囲
内にある熱可塑性のエステル型ウレタン樹脂を用いたこ
とを特徴とする絶縁テープ用ウレタン系接着剤組成物
を、その要旨とするものである。
【0011】また、本発明は、樹脂フィルム上に層状に
塗布されて、絶縁テープの接着層を構成するホットメル
ト型の絶縁テープ用ウレタン系接着剤組成物であって、
熱可塑性ベースレジンとして、ガラス転移点が25℃〜
40℃の範囲内にある熱可塑性のエステル型ウレタン樹
脂からなるA成分と、アクリル系樹脂またはガラス転移
点が40℃〜65℃の範囲内にあるポリスチレン樹脂か
らなるB成分とを用い、且つそれらA、B両成分の配合
割合を、それらの合計量を100重量部としたときに、
A成分=80〜98重量部、B成分=2〜20重量部と
なるようにしたことを特徴とする絶縁テープ用ウレタン
系接着剤組成物をも、その要旨とするものであり、この
ように、A成分に加えて、所定量のB成分を配合せしめ
て、熱可塑性ベースレジンとして用いることにより、目
的とする接着剤組成物の接着力を低下させることなく、
その耐ブロッキング性を更に向上せしめることが出来る
のである。
【0012】さらに、本発明は、樹脂フィルム上に層状
に塗布されて、絶縁テープの接着層を構成するホットメ
ルト型の絶縁テープ用ウレタン系接着剤組成物であっ
て、熱可塑性ベースレジンとして、ガラス転移点が25
℃〜40℃の範囲内にある熱可塑性のエステル型ウレタ
ン樹脂からなるA成分と、アクリル系樹脂またはガラス
転移点が40℃〜65℃の範囲内にあるポリスチレン樹
脂からなるB成分と、ガラス転移点が−40℃〜−10
℃の範囲内にある熱可塑性のエステル型ウレタン樹脂か
らなるC成分とを用い、且つそれらA、B、C三成分の
配合割合を、それらの合計量を100重量部としたとき
に、A成分=60〜96重量部、B成分=2〜20重量
部、C成分=2〜20重量部となるようにしたことを特
徴とする絶縁テープ用ウレタン系接着剤組成物をも、そ
の要旨とするものである。このように、A成分及びB成
分に加えて、更に、特定のC成分を配合せしめて、熱可
塑性ベースレジンを構成することにより、B成分の配合
にて若干低下するようになる低温領域における接着性を
改善しつつ、耐ブロッキング性の向上を効果的に図るこ
とが出来るのである。
【0013】なお、かかる本発明に従う絶縁テープ用ウ
レタン系接着剤組成物の好ましい態様によれば、前記ア
クリル系樹脂としては、メタクリル酸メチルの単独重合
体またはそれを主成分とする共重合体が用いられること
となる。
【0014】また、上記した本発明に従う各接着剤組成
物の好ましい態様の他の一つによれば、前記熱可塑性ベ
ースレジンに対して、難燃剤が配合されて、難燃性の接
着剤組成物とされると共に、更に、疎水性シリカ並び
に、タルク及びクレーのうちの少なくとも何れか一方が
配合せしめられて、目的とする接着剤組成物とされてい
る。これによって、優れた接着性を良好に維持しつつ、
難燃性の改善が有利に図られ得ると共に、耐ブロッキン
グ性も更に効果的に高められ得ることとなるのである。
しかも、燃焼時の溶融粘度が上昇せしめられ得て、ドリ
ップの発生も効果的に防止され得ることとなるのであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】ここにおいて、かかる本発明に従
う絶縁テープ用ウレタン系接着剤組成物において、その
熱可塑性ベースレジンとして用いられる樹脂(A成分)
は、主鎖にウレタン結合を有するホットメルト型の熱可
塑性エステル型ポリウレタン樹脂であると共に、そのガ
ラス転移点(Tg)が25℃〜40℃の範囲内にあるも
のである。かかるエステル型ポリウレタン樹脂のTg
が、25℃よりも低い場合には、ブロッキングが惹起さ
れ、また40℃よりも高いTgを有する場合にあって
は、接着性が低下することとなるところから、接着力の
温度依存性や耐ブロッキング性の点等よりして、本発明
においては、25℃〜40℃の範囲内のTgを有するエ
ステル型ウレタン樹脂が用いられるのである。
【0016】ところで、かくの如きエステル型ウレタン
樹脂は、よく知られているように、ジオール成分とジカ
ルボン酸成分とイソシアネート成分とを用いて、バルク
重合や溶液重合等の重合手法に従って反応(重縮合)せ
しめて、製造されるものであり、通常、ジオール成分と
ジカルボン酸成分とを予め反応せしめて、直鎖状のポリ
エステルを準備し、そしてそれに更にイソシアネート成
分を反応せしめて、目的とするエステル型ウレタン樹脂
が調製されることとなる。このような熱可塑性のエステ
ル型ウレタン樹脂は、種々のタイプのものが市販されて
おり、本発明にあっては、そのような市販品の中から、
本発明の要求を満たすTg範囲のエステル型ウレタン樹
脂が選択されて、利用されることとなる。
【0017】なお、上述の熱可塑性のエステル型ウレタ
ン樹脂を与えるジオール成分としては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオー
ル、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオ
ール、1,10−デカンジオール等が挙げられ、またジ
カルボン酸成分としては、フタル酸、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸等の芳香
族系ジカルボン酸や、無水マレイン酸、コハク酸、アジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、スベリン酸、ピメ
リン酸、ドデカンジカルボン酸等の脂肪族系ジカルボン
酸を挙げることが出来、更にイソシアネート成分として
は、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(M
DI)、トリレンジイソシアネート、1,5′−ナフタ
レンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート(XDI)、水添
MDI、水添XDI等を挙げることが出来る。そして、
これらジオール成分、ジカルボン酸成分及びイソシアネ
ート成分が、それぞれ、1種若しくは2種以上組み合わ
されて、目的とするエステル型ウレタン樹脂が構成され
るのである。
【0018】また、本発明にあっては、接着力を低下さ
せることなく、耐ブロッキング性を向上せしめるべく、
上述の如きTgが25℃〜40℃のエステル型ウレタン
樹脂からなるA成分と共に、アクリル系樹脂またはTg
が40℃〜65℃の範囲内にあるポリスチレン樹脂から
なるB成分が用いられることとなるが、それらA、B両
成分の配合割合は、A成分=80〜98重量部、B成分
=2〜20重量部(但し、A成分+B成分=100重量
部)となるようにする必要がある。けだし、B成分の配
合量が少ない場合にあっては、その配合効果を充分に発
揮することが出来ないからであり、また20重量部を越
えるような配合量となると、低温領域における接着性が
低下するようになるからである。
【0019】そして、このB成分として用いられるアク
リル系樹脂は、アクリル酸エステルやメタクリル酸エス
テルの単独重合体乃至は共重合体であって、市販されて
いるものの中から、適宜に選択使用されることとなる
が、特に、本発明にあっては、メタクリル酸メチルの単
独重合体や、メタクリル酸メチルを主成分(50%以
上)とする共重合体が、有利に用いられることとなる。
また、B成分の他の一つであるポリスチレン樹脂は、T
gが40℃〜65℃のものである必要があり、このTg
範囲を外れると、耐ブロッキング性の充分な改善効果を
期待することが出来ず、また接着性においても、悪影響
が生じるようになる。
【0020】さらに、本発明にあっては、上記の如く、
A成分に対してB成分を加えることによって、目的とす
る接着剤組成物の低温領域における接着性が若干低下す
るのを改善するために、ガラス転移点が−40℃〜−1
0℃の範囲内にある、主鎖にウレタン結合を有する熱可
塑性エステル型ウレタン樹脂からなるC成分が、更に配
合せしめられることとなるが、それらA、B、C三成分
の配合割合は、A成分=60〜96重量部、B成分=2
〜20重量部、C成分=2〜20重量部(但し、A成分
+B成分+C成分=100重量部)となるようにする必
要がある。かかるC成分の配合量が余りにも少ないと、
それによる低温接着性の改善効果が充分に奏され得なく
なるからであり、また、その配合量が多過ぎても、耐熱
性を低下せしめる等の問題を惹起することとなるからで
ある。
【0021】なお、かかるC成分としてのエステル系ウ
レタン樹脂は、前記したA成分としてのエステル型ウレ
タン樹脂と同様なものであって、Tgのみが異なるもの
であり、従って、そのようなA成分と同様に、前記した
ジオール成分、ジカルボン酸成分及びイソシアネート成
分の中から、それぞれ、適宜に1種若しくは2種以上選
択されて、それらが反応(重縮合)せしめられることに
より、目的とするTgが−40℃〜−10℃の範囲内の
ものとして調製されることとなる。かかるエステル型ウ
レタン樹脂のTgが、−40℃よりも低いものでは、僅
かな添加量でも、耐熱性が低下する等の問題が惹起さ
れ、また−10℃よりも高いTgのものにあっては、低
温下での接着力が低下する等の問題を惹起する。このよ
うなTg領域の熱可塑性エステル型ウレタン樹脂も、既
に市販されており、本発明にあっては、そのような市販
品の中から適宜に選択されて、利用されることとなる。
【0022】ところで、上記したA成分、またはA、B
の二成分、またはA、B、Cの三成分をベースレジンと
した接着剤組成物の適用される絶縁テープにおいては、
その優れた接着作業性と共に、難燃性を有していること
が要求されるところから、そのような本発明に従う接着
剤組成物には、従来と同様な難燃剤、例えば、臭素系難
燃剤や塩素系難燃剤等が適宜に配合せしめられ、また必
要に応じて、それらの難燃剤に加えて、難燃助剤が配合
せしめられることとなるが、この難燃助剤にあっても、
無機系難燃助剤等、従来より公知のものが適宜に選択、
使用されることとなる。なお、臭素系難燃剤としては、
デカブロモジフェニルオキサイド、ヘキサブロモベンゼ
ン、臭素化ビスフェノールA、エチレンビスペンタブロ
モジフェニル等が、また塩素系難燃剤としては、塩素化
パラフィン、塩素化ポリエチレン等が、更に無機系難燃
助剤としては、三酸化アンチモン、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム等が、それぞれ、例示され得、
それらの1種が単独でまたは2種以上が組み合わされて
用いられるのである。
【0023】また、それらの難燃剤や難燃助剤の配合量
は、特に限定されるものではないものの、少量の配合で
は充分な難燃性が得られず、また過剰に配合せしめられ
ると、接着特性が低下せしめられることとなるところか
ら、一般には、熱可塑性ベースレジンの100重量部に
対して、各難燃剤が、合計で、20〜60重量部程度の
割合となる量において、また各難燃助剤が、合計で、3
0重量部程度以下の割合となる量において、それぞれ、
添加、配合される。
【0024】さらに、本発明にあっては、上述の如き熱
可塑性ベースレジンに難燃剤や難燃助剤が配合されてな
る配合系に対して、更に、疎水性シリカと共に、タルク
及びクレーのうちの少なくとも何れか一方が好適に配合
せしめられ、これによって、接着性を何等低下せしめる
ことなく、難燃性と耐ブロッキング性とが、大幅に向上
せしめられ得るのである。
【0025】ところで、ここで用いられる疎水性シリカ
は、耐火物原料として知られる標準的なシリカの表面が
CH3 基で覆われる等して、疎水化されてなるものであ
る。このような疎水性シリカを用いて、前記配合系に配
合せしめることによって、親水性シリカを用いる場合と
は異なり、熱可塑性ベースレジンの加水分解が何等生ぜ
しめられることなく、接着剤組成物の難燃性が有利に向
上され得ることとなるのである。
【0026】また、この疎水性シリカは、所定のゴム材
料や樹脂材料等の粘度を上昇させる増粘剤として、或い
は塗料等のチキソトロピー性を増大させて、該塗料中の
顔料等の沈降を防止する沈降防止剤等として、一般に使
用されているものであって、本発明では、そのような耐
水性シリカが用いられるのである。従って、かかる疎水
性シリカが含有せしめられてなる接着剤組成物にあって
は、燃焼時の溶融温度が上昇せしめられ得て、ドリップ
の発生が効果的に防止され得るのであり、しかも、接着
剤組成物が塗工液として調製される際に、そのチキソト
ロピー性が有利に高められ得、それによって、各種充填
剤の沈降、堆積が可及的に防止され得、また、それが生
じたとしても、優れた再分散性が発揮され得て、かかる
塗工液の保存安定性と取扱性とが、何れも、効果的に向
上され得るのである。
【0027】なお、そのような疎水性シリカとしては、
一般に、粒状若しくは粉状の固形の粉粒体が用いられる
こととなるが、その具体的形状は、何等限定されるもの
ではない。また、その粒径も、特に限定されるものでは
なく、ベースレジンに対する分散性等を考慮して、適宜
に決定されるところであるが、通常、0.01〜10μ
m程度の粒度のものが用いられることとなる。更に、か
かる疎水性シリカの配合量にあっても、目的に応じて適
宜に決定されることとなるが、タルク及び/又はクレー
と協働した耐ブロッキング性の向上作用を有利に引き出
す上で、熱可塑性ベースレジンの100重量部に対し
て、5〜10重量部の範囲内の割合とされることが望ま
しい。
【0028】また、かかる疎水性シリカと共に、前記配
合系に配合せしめられるタルク及び/又はクレーとして
は、何れも、公知のものが適宜に利用され得、例えば、
クレーにおいては、カオリンクレーや焼成クレー、パイ
ロフィライト系クレー等、各種のものが適宜に用いられ
ることとなる。また、そのようなタルクやクレーの粒径
は、特に限定されるものではなく、前記疎水性シリカと
同様に、ベースレジンに対する分散性等を考慮して、適
宜に決定されることとなるが、一般に、0.1〜10μ
m程度の粒度のものが用いられることとなる。更に、そ
れらタルクやクレーの配合量においても、目的に応じて
適宜に決定されることとなるが、耐ブロッキング性の有
効な向上を図る上において、通常、熱可塑性ベースレジ
ンの100重量部に対して、5〜50重量部の範囲内の
割合において、有利に配合せしめられることとなる。
【0029】そして、本発明に従う絶縁テープ用ウレタ
ン系接着剤組成物にあっては、上述の如き難燃剤や難燃
助剤、更には疎水性シリカやタルク及び/又はクレーが
配合せしめられる他、更に、必要に応じて、従来から用
いられている公知の配合剤や添加剤等が、種々の目的を
もって、従来と同様な配合比率において配合せしめられ
得るものである。即ち、そのような接着剤組成物におい
ては、例えば、隠蔽性を付与するために、二酸化チタン
等が配合され得、また、その他、熱膨張係数の低下や間
隙充填性の付与、更には価格の低下等を目的とした各種
の充填剤や、可塑剤、酸化防止剤、銅害防止剤等が、適
宜に配合され得るのである。
【0030】また、かくの如き構成を有する絶縁テープ
用ウレタン系接着剤組成物を用いて溶剤塗工するため
に、その塗工液を調製する際には、アルコール、トルエ
ン、アセトン、メチルエチルケトン等の所定の溶剤を用
い、その溶剤中に、前述の如き特定の熱可塑性ベースレ
ジン(A成分、B成分、C成分)を溶解すると共に、必
要に応じて、難燃剤、疎水性シリカ、タルク、クレー、
更には難燃助剤を始めとする各種の配合剤を、それぞ
れ、含有、分散せしめて、目的とする塗工液として調製
するのである。
【0031】そして、そのようにして調製された、本発
明に従う接着剤組成物の塗工液を用いて、PETフィル
ム等の所定の樹脂フィルムの一面上に、常法に従って、
所定の厚さで塗布した後、これを乾燥せしめることによ
り、かかる接着剤組成物からなる接着層が形成されて、
目的とする絶縁テープが作製され得るのであり、そし
て、この絶縁テープが、フラットケーブル用等として用
いられて、その優れた接着特性等を発揮するのである。
【0032】
【実施例】以下に、本発明の幾つかの実施例を示し、本
発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明
が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも
受けるものでないことは、言うまでもないところであ
る。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には
上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない
限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、
修正、改良等を加え得るものであることが、理解される
べきである。
【0033】先ず、熱可塑性ベースレジンのA成分とし
て、ジオール成分:エチレングリコール、ネオペンチル
グリコールと、ジカルボン酸成分:アジピン酸、フタル
酸との4成分を反応させて得られるランダム共重合体か
らなる、直鎖状のポリエステルに対して、イソシアネー
ト成分としてのヘキサメチレンジイソシアネートを反応
せしめて得られた、Tgが30℃の熱可塑性エステル型
ウレタン樹脂:ウレタン(1)を準備すると共に、B成
分として、アクリル系樹脂:大日本インキ化学工業株式
会社製クリスボンアシスターNB−60−33(メタク
リル酸メチル系樹脂)、またはポリスチレン樹脂:三洋
化成工業株式会社製ハイマーST−95を準備し、更
に、前記A成分と同様に、ジオール成分:1,6−ヘキ
サンジオール、1,4−ブタンジオールとジカルボン酸
成分:アジピン酸とからなる3成分のランダム共重合体
からなるポリエステルに対して、イソシアネート成分と
して、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート及
びトリジンジイソシアネートを用いて、反応(バルク重
合)せしめて、Tgが−20℃〜−10℃の熱可塑性エ
ステル型ウレタン樹脂:ウレタン(2)を準備した。
【0034】また、比較のために、熱可塑性ベースレジ
ンとして、ポリエステル(高Tg):ユニチカ株式会社
製エリテールUE−3500(Tg=35℃)と、ポリ
エステル(低Tg):ユニチカ株式会社製エリテールU
E−3220(Tg=5℃)を準備した。
【0035】さらに、他の配合剤として、臭素系難燃剤
であるエチレンビスペンタブロモジフェニル(サイテッ
クス8010:アルベマール・コーポレーション)、難
燃助剤たる三酸化アンチモン(住友金属鉱山株式会
社)、疎水性シリカ(アエロジルR−972:日本アエ
ロジル株式会社)、及びタルク(シムゴン:日本タルク
株式会社)、及びクレー(サムソンクレー:高木クレー
株式会社)を、それぞれ、準備した。
【0036】そして、それら各配合成分を、下記表1及
び表2に示す如き配合割合となる量にて、メチルエチル
ケトン及びトルエンの混合溶剤中に溶解乃至は分散せし
めて、互いに組成の異なる各種の絶縁テープ用接着剤組
成物の塗工液を調製した。なお、それら複数の塗工液の
うち、熱可塑性ベースレジンの主成分として、ウレタン
(1)を用いてなるものを実施例とする一方、ポリエス
テル等を用いたものを比較例とした。
【0037】次いで、それら塗工液と、別に準備された
PETフィルム(厚さ:12μm)とを用いて、各PE
Tフィルムの一方の表面上に、各種の塗工液をそれぞれ
コーティングし、その後、それを乾燥させて、互いに組
成の異なる接着剤組成物からなる接着層が20μmの厚
さで形成されてなる絶縁テープを得た。そして、かくし
て得られた各種の絶縁テープを用い、以下のようにし
て、各絶縁テープの接着層を構成する接着剤組成物の接
着性(−40℃〜80℃の温度領域において)及び耐ブ
ロッキング性を調べ、その結果を、下記表1及び表2に
併せて示した。
【0038】接 着 性 熱ロールを用いて、ロール温度:170℃、線速:0.
5m/min、圧力:3.0kg/cm2 の条件によ
り、表面に錫メッキを施してなる厚さ50μmの銅箔
を、各絶縁テープの接着層側にそれぞれ貼り合わせて、
絶縁テープの種類が互いに異なる各種のテストピースを
作製し、この作製された各テストピースから、1cm×
10cmのサンプル片を、ぞれぞれ、3枚ずつ切り出し
た。そして、かくして得られた多数のサンプル片を用
い、JIS−K−6854に準拠して、−40℃、室
温、若しくは80℃の温度下において、引っ張り速度:
50mm/minの条件で、180度剥離試験を行な
い、各サンプル片から銅箔を180度剥離させた際の荷
重を測定し、これにより、各接着剤組成物の接着力(初
期接着力)を調べた。そして、その測定値が0.5kg
/cm以上であるもの、即ち接着性に優れたものを○と
して、また測定値が0.3kg/cm以上で且つ0.5
kg/cm未満であるもの、即ち接着性にやや問題はあ
るが、実用的には許容されるものを△として、更に、測
定値が0.3kg/cm未満であり、接着性に劣るもの
を×として、それぞれ、評価した。
【0039】耐ブロッキング性 各絶縁テープから、2.5cm×15cmの短冊片を3
枚切り出す一方、10cm×15cmのシート片を切り
出し、絶縁テープをコイル状に巻き付けた状態を想定し
て、かかるシート片の樹脂フィルム面に、それら3枚の
短冊片を接着層側の面において重ね合わせ、更に、それ
ら短冊片とシート片の重ね合わせ面とは反対側の面に、
それぞれ、離型用PETフィルムとシリコーンゴムシー
トを順次載置し、その状態で、熱プレス装置により、温
度:50℃、時間:5分、面圧力:10kg/cm2
プレス条件にて、各絶縁テープの樹脂フィルム面と接着
層側の面とを圧着せしめて、各絶縁テープからなる各種
のブロッキングサンプルを作製した。次いで、この作製
された各ブロッキングサンプルを用いて、JIS−K−
6854に準拠して、引張速度:200mm/minの
条件で、T型剥離試験を行ない、各ブロッキングサンプ
ルをT型に剥離させた際の荷重を測定した。そして、そ
の測定値が5g/25mm未満であるもの、即ち耐ブロ
ッキング性に極めて優れたものを◎として、また、測定
値が5g/25mm以上で、且つ10g/25mm未満
の、耐ブロッキング性の良好なものを○とし、そして測
定値が10g/25mm以上で、且つ15g/25mm
未満であるもの、即ち耐ブロッキング性にやや問題はあ
るものの、実用性においては許容されるものを△とし、
更に、測定値が15g/25mm以上である、耐ブロッ
キング性が劣悪なものを×として、それぞれ、評価し
た。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】 註)配合割合は、重量部にて示される。
【0042】 これらの表から明らかなように、本発明
に従う実〜5の接着剤組成物にあっては、広い温
度領域における接着性と共に、耐ブロッキング性におい
て、何れも良好な評価が得られている。これに対して、
熱可塑性ベースレジンとして、従来の如きポリエステル
を用いた場合にあっては、そのTgの異なるものを配合
せしめた場合(比較例3、4)にあっても、−40℃〜
80℃の広い温度領域における接着性において、問題を
生じ、またエステル型ウレタン樹脂を用いても、そのT
gが本発明の範囲外のものであったり(比較例5)、本
発明の範囲外のTgを有するエステル型ウレタン樹脂が
熱可塑性ベースレジンの主体であったりした場合(比較
例6)にも、同様に問題を生じるものであることが明ら
かである。
【0043】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に従う絶縁テープ用ウレタン系接着剤組成物にあって
は、充分な耐ブロッキング性を確保しつつ、高温から低
温に至るまでの広い温度範囲において、高い接着力を発
揮せしめ得るものであり、以てそのような接着剤組成物
にて形成される接着層を有する絶縁テープ、更にはその
ような絶縁テープが貼り付けられて構成されるフラット
ケーブル等の材料の有用性を、著しく高め得たのであ
り、そこに、本発明の大きな技術的意義が存するのであ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−8773(JP,A) 特開 平3−210377(JP,A) 特開 昭62−167383(JP,A) 特開 平2−16180(JP,A) 特開 平2−182774(JP,A) 特開 昭62−177084(JP,A) 特開 平5−25455(JP,A) 特開 平4−28783(JP,A) 特開 平8−67807(JP,A) 特開 平9−255935(JP,A) 特開 平5−325683(JP,A) 特開 平5−159632(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 175/06 C09J 125/06 - 125/14 C09J 133/00 - 133/26 C09J 7/02 - 7/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂フィルム上に層状に塗布されて、絶
    縁テープの接着層を構成するホットメルト型の絶縁テー
    プ用ウレタン系接着剤組成物であって、熱可塑性ベース
    レジンとして、ガラス転移点が25℃〜40℃の範囲内
    にある熱可塑性のエステル型ウレタン樹脂からなるA成
    分と、アクリル系樹脂またはガラス転移点が40℃〜6
    5℃の範囲内にあるポリスチレン樹脂からなるB成分
    と、ガラス転移点が−40℃〜−10℃の範囲内にある
    熱可塑性のエステル型ウレタン樹脂からなるC成分とを
    用い、且つそれらA、B、C三成分の配合割合を、それ
    らの合計量を100重量部としたときに、A成分=60
    〜96重量部、B成分=2〜20重量部、C成分=2〜
    20重量部となるようにしたことを特徴とする絶縁テー
    プ用ウレタン系接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記アクリル系樹脂が、メタクリル酸メ
    チルの単独重合体またはそれを主成分とする共重合体で
    あることを特徴とする請求項1に記載の絶縁テープ用ウ
    レタン系接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記熱可塑性ベースレジンに対して、難
    燃剤が配合されて、難燃性の接着剤組成物とされると共
    に、更に、疎水性シリカ並びに、タルク及びクレーのう
    ちの少なくとも何れか一方が配合されていることを特徴
    とする請求項1又は請求項に記載の絶縁テープ用ウレ
    タン系接着剤組成物。
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