JP4570836B2 - 接着剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は接着剤組成物に関し、より詳細には、熱活性接着剤と加熱再剥離性接着剤の両方の性質を備える接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
接着剤組成物のカテゴリの1つには周知のように感圧性接着剤組成物がある。
感圧性接着剤組成物は粘着剤とも呼ばれる。粘着剤は常温でタックを有し、水、溶剤又は熱などで賦活することなく単に圧力だけで、直ちに実用に耐える接着力を一般に発揮することができる。このような粘着剤の一例は、特開2000−186265号公報に開示されており、これは酸成分を含まず、−10℃以下のガラス転移点を有するアクリル系重合体50〜5質量%と脂肪族ポリカーボネートジオール含有ポリエステル系重合体50〜95質量%とを含んでいる。
【0003】
他方、接着剤組成物には、例えば特開2001−316658号公報に開示されているように、外部から熱を受けて溶融又はタックを発現して接合できるものもある。このような接着剤組成物は熱活性接着剤とも呼ばれる。
熱活性接着剤には、米国特許第5,192,612号明細書に開示されているように再剥離性を示すものがある。このような再剥離性の熱活性接着剤は、粘着性ポリマー(例えばアクリル系重合体)を含む感圧接着剤基礎樹脂と、常温(25℃)において非粘着性である結晶性ポリマー(例えばポリカプロラクトン)を含む脱粘着樹脂と、無機粒子(例えばシリカ)からなる脱粘着粒子とを含んでいる。
【0004】
また、幾つかの熱活性接着剤は加熱により再剥離性を示し、接着後、使用中又は使用完了後に必要に応じて、被着体からの剥離が可能である。かかる加熱再剥離型の熱活性接着剤の一例は米国特許第5,412,035号明細書に開示されており、これは20〜40℃の範囲の温度で有効な粘着剤(例えばゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤)及び結晶性高分子(例えば、炭素数14〜22個のアルキル基を有する(メタ)アクリレートを含む側鎖結晶性ポリマー)からなる。
【0005】
同様のタイプの熱活性接着剤が、特開2000−119624号公報にも開示されている。この加熱再剥離型の熱活性接着剤に、結晶性高分子としてポリカプロラクトンが使用されている。また、粘着剤には、ヒドロキシル基及びフェニル基を含有した粘着性ポリマーが含まれ、上記ポリカプロラクトンの融点以上の温度ではポリカプロラクトンと極めて相溶し易くなっている。このような熱活性接着剤は、常温では結晶化したポリカプロラクトンにより粘着性をほとんど示さないが、加熱されてポリカプロラクトンが溶融した後は非常に高い接着力を発現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の加熱再剥離型の熱活性接着剤は、多くの場合、フィルム状に加工して屋外や屋内の装飾シートやマーキングフィルム(以下、「装飾シート等」という。
)に適用される。この場合、そのような熱活性接着剤を介して装飾シート等と被着体とをできるだけ高いタックで接合させることが、装飾シート等の施工者にとって望ましい。
また、例えば、装飾シート等を寒冷地においても容易に適用できるようにするために、このような加熱再剥離型の熱活性接着剤を、比較的低温で、比較的高い接着力を維持できるようにすることが望ましい。
そこで、本発明は、タック及び低温接着力を改良した、熱活性及び加熱再剥離性を有する接着剤組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に従い、上記課題は、フェニル基及びヒドロキシル基を有するアクリル系粘着ポリマーである粘着性の第1ポリマー、40〜60℃の融点を有する結晶性ポリエステル又は40〜60℃の融点を有する結晶性ポリカーボネートである結晶性の第2ポリマー、及び−80℃〜0℃のガラス転移点を有し、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール及びそれらのウレタン化合物からなる群から選択される少なくとも1つの非結晶性の第3ポリマー含む接着剤組成物により解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に従って詳細に説明する。ただし、本発明はこれら実施形態に限定されないことは当業者は容易に理解できる。
本発明の接着剤組成物は、粘着性の第1ポリマーと、結晶性を有する第2ポリマーと、非結晶性の第3ポリマーとを含む。
【0009】
第1ポリマーは、約25℃の常温でタック又は粘着性を示す粘着性ポリマーであって、通常10〜95質量%、好適には20〜90質量%、より好適には30〜85質量%接着剤組成物に含まれており、上記第2ポリマーの融点以上の温度で第2ポリマーと相溶することができる。典型的な第1ポリマー、すなわち粘着性ポリマーは、アクリル系ポリマー、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)等のニトリル−ブタジエン系共重合体、スチレンブタジエンゴム(SBR)等のスチレン−ブタジエン系共重合体、非結晶性ポリウレタン及びシリコーン系ポリマー並びにこれらの混合物から選択される。
【0010】
好適な粘着性ポリマーは、ヒドロキシル基とフェニル基とを分子内に有しており、前述した結晶性ポリマーとの相溶性を効果的に高めることができる。また、粘着性ポリマーは、必要に応じ、紫外線を含む電磁波や電子線の照射及び/又は加熱により架橋されるものであり得る。この場合、粘着性ポリマーに、上記官能基以外のエポキシ基及び/又はカルボキシル基のような、架橋性官能基をさらに導入することにより、架橋反応性を付与し得る。あるいは、接着剤組成物に架橋成分をさらに含めて、それを介して粘着性ポリマーを架橋させてもよい。架橋成分は2官能性以上で上述の架橋性官能基と反応できる化合物である限り特に限定されない。そのような化合物は通常モノマー又はオリゴマーからなる。
【0011】
このような好適な粘着性ポリマーは、粘着性ポリマーの全体中に、通常50質量%以上、好適には60質量%以上、より好適には70質量%以上含まれる。また、本発明の目的及び効果を損なわない限り、ヒドロキシル基、フェニル基及び任意の架橋性官能基、を有しない他の粘着性ポリマーも使用できる。
【0012】
上述した好ましい粘着性ポリマーは、通常、以下に述べる複数のモノマー:
(A)ヒドロキシル基を分子内に有するモノマー
(B)フェニル基を分子内に有するモノマー
(C)所望により用いられる架橋性官能基を分子内に有するモノマー
の混合物から誘導された共重合体である。また、粘着性ポリマーは、分子内のカルボキシル基等を反応させて、ヒドロキシル基及びフェニル基を付加したものでもよい。上記共重合体は周知・慣用の方法、例えば溶液重合により製造可能である。
【0013】
上記の、ヒドロキシル基を分子内に有するモノマー(A)及びフェニル基を分子内に有するモノマー(B)に由来する基本単位は、粘着性ポリマー中に、通常30〜100質量%、好適には35〜95質量%、より好適には40〜90質量%含まれる。粘着性ポリマーが前記基本単位を比較的少ない割合で含む場合、結晶性ポリマーと相溶し難くなる。粘着性ポリマーが30〜60質量%の上記基本単位を有する場合、接着剤組成物は、被着体との圧着に有利な粘着性又はタックを示す。
【0014】
ヒドロキシル基を分子内に有するモノマー(A)に由来する基本単位は、粘着性ポリマー中に、通常0.1質量%以上、好適には1質量%以上、より好適には2〜25質量%含まれる。粘着性ポリマーが前記基本単位を比較的少ない割合で含む場合、結晶性ポリマーと相溶し難くなる。他方、粘着性ポリマーが前記基本単位を比較的多い割合で含む場合、被着体と効果的に圧着し難くなる。
【0015】
架橋性官能基を分子内に有するモノマー(C)に由来する基本単位は、粘着性ポリマー中に、通常0〜15質量%、好適には0.7〜10質量%、より好適には1〜7質量%含まれる
粘着性ポリマーの分子量は、本発明の目的及び効果を達成する限り限定されないが、粘着性ポリマーは通常10,000〜1,000,000の重量平均分子量を有する。
【0016】
前述したモノマーは、好適には(メタ)アクリルモノマーであり、これからアクリル系粘着ポリマーを誘導することができる。ヒドロキシル基を分子内に有する(メタ)アクリルモノマーの例には、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル及び2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレートが含まれる。特に、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレートは分子内にヒドロキシル基とフェニル基の両方を有し、粘着性ポリマーの結晶性ポリマーに対する相溶性を効果的に高めることができる点で好ましい。
【0017】
また、フェニル基を分子内に有する(メタ)アクリルモノマーの好適な例には、フェノキシエチルアクリレートやフェノキシプロピルアクリレートが含まれる。これらはいずれもフェノキシ基をフェニル基として有する。
また、架橋性官能基を分子内に有する(メタ)アクリルモノマーの例には、(メタ)アクリル酸のような不飽和酸やグリシジル(メタ)アクリレートのようなエポキシ基含有(メタ)アクリルモノマーが含まれる。これらはいずれも熱架橋性官能基を分子内に有する。また、アクリロイルベンゾフェノンのような、不飽和二重結合と光架橋性官能基とを分子内に有する(メタ)アクリルモノマーを導入して、粘着性ポリマーに光架橋性を付与してもよい。あるいは、粘着性ポリマーに熱架橋性官能基及び光架橋性官能基を導入して熱架橋性及び光架橋性を付与してもよい。
【0018】
また、上記モノマー以外に、4〜10の炭素数をもったアルキル基を有する(但し、ヒドロキシル基、フェニル基及び架橋性官能基は有さない。)アクリルモノマー(D)がさらに含まれていることが望ましい。このようなアクリルモノマーの例は、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸イソオクチル及びアクリル酸2−エチルヘキシルを含む。
【0019】
本発明の第2ポリマーは、一般に、常温で結晶性であり、且つ40〜60℃の融点を有する結晶性ポリマーである。このような結晶性ポリマーが含まれる場合、接着剤組成物は高い凝集力を有する一方、常温で粘着性又はタックをほとんど示さない。融点以上の温度に加熱して融解させた結晶性ポリマーは、特にアクリル系粘着ポリマーと極めて相溶し易く、接着剤組成物中で高分子可塑剤として働く。その結果、接着剤組成物は凝集力を失うが他方でタックを増加させて被着体と接合することができる。すなわち本発明の接着剤組成物は、基本的に、熱活性接着剤である。この接着剤組成物が再び常温にまで冷やされると、結晶性ポリマーが再結晶化する。その結果、接着剤組成物はタックを失うが凝集力を増加させて、被着体と非常に高い接着力で接合することができる。
【0020】
接着剤組成物は加熱再剥離容易性も有し、被着体を傷つけることなく加熱により被着体から容易に除去できる。なぜなら接着剤組成物は、加熱された場合に結晶性ポリマーが融解する結果、凝集力を失い、接着力を減少させるからである。
すなわち本発明の接着剤組成物の被着体への接合は可逆的である。
【0021】
粘着性ポリマーと結晶性ポリマーとの相溶は、一般に、接着剤組成物の透明度の変化又は曇り(ヘイズ)の低下により目視又は偏光顕微鏡で観察できる。従って、接着剤組成物の熱活性化や再剥離に必要な加熱量が簡便に把握できる。特にヘイズは色差計により正確に計測可能であるので、本発明の接着剤組成物の品質管理に有用である。本発明の接着剤組成物は、粘着性ポリマーと結晶性ポリマーとが相溶しており、一般に比較的低いヘイズを有する。本発明の接着剤組成物は、好適には3%以下のヘイズ、より好適には2%以下のヘイズを有する。
【0022】
結晶性ポリマーは、本発明の範囲を逸脱しない限り特に限定されない。結晶性ポリマーの例は、結晶性ポリエステル(例えば結晶性ポリカプロラクトン)及び/又は結晶性ポリカーボネートを含む。これらのうち結晶性ポリカーボネートや1,9−ノナンジオール含有結晶性ポリエステルは、耐熱性及び耐加水分解性等の耐候性に比較的優れている。これらを含む接着剤組成物は、加熱され又は水分と接触する場合でも、高い凝集力を可逆的に長期間提供することができる。従って、本発明の接着剤組成物は、優れた環境安定性及び高度の長期信頼性を有し、熱活性化による望ましい接着力及び加熱再剥離容易性を示し得る。
【0023】
結晶性ポリカーボネートは耐加水分解性に特に優れており、多湿下で使用される接着剤組成物で非常に有効である。このような結晶性ポリカーボネートの例には結晶性ポリカーボネートジオールが含まれる。結晶性ポリカーボネートジオールは、例えば、エチレンカーボネートのようなカーボネート化合物と1,6−ヘキサンジオールのようなジオール化合物との反応生成物である。また結晶性ポリマーの例として1,9−ノナンジオール含有結晶性ポリエステルジオールが挙げられる。これは、1,9−ノナンジオールとジカルボン酸との反応生成物であり、高い結晶性を有する。
必要に応じて、上記結晶性ポリカーボネートジオールや結晶性ポリエステルジオールをジイソシアネートでウレタン化することによりウレタン化合物を形成させて、分子量を制御することができ、又は粘着性ポリマーとの相溶性を高めることができる。
【0024】
上記結晶性ポリマーの添加量を変化させることにより、常温における接着剤組成物のタックを制御することができる。例えば、この接着剤組成物が30質量%以上の結晶性ポリマーを含む場合、常温でタックを比較的低くすることができ、効果的な位置合わせが可能になる。また接着剤組成物が、20質量%以下の結晶性ポリマーを、比較的低いTg(約−15℃以下)を有するアクリル系粘着性ポリマー(例えば、2−エチルヘキシルアクリレート及び/又はブチルアクリレートを主成分としたモノマー成分の重合体)と共に含む場合、常温で高いタックを有する加熱再剥離容易な感圧性接着剤組成物が得られる。
【0025】
本発明の接着剤組成物は、第3ポリマーをさらに含む。この第3ポリマーは、−80℃〜0℃のガラス転移点を有する非結晶性のポリエステルポリオール及び/又はポリカーボネートポリオールから構成される。これらは高分子可塑剤として第1ポリマー及び第2ポリマーを相溶し易くすることにより、接着剤組成物の常温における粘着性又はタックを高めることができる。第3ポリマーを、好ましくは第2ポリマーと同様に、そのポリオール部分とジイソシアネートとを反応させることにより、ウレタン化することもできる。これにより、相溶効果を高めることができ、または分子量制御を有利に行い得る。また、第3ポリマーが存在することにより、−5℃程度の比較的低温でも、この接着剤組成物は比較的高い接着力を維持することができる。上記のポリエステルポリオール及びポリカーボネートポリオールのそれぞれの例は、好適には、ポリカプロラクトンジオール又はアルカンジオールとジカルボン酸との反応生成物、及びアルカンジオールとエチレンカーボネートのようなカーボネート化合物との反応生成物である。これらは粘着性ポリマーや結晶性ポリマーとの相溶性に優れている。
【0026】
本発明の接着剤組成物は、例えば下記に述べる方法によってテープ又はシートに加工して効果的に使用することができる。ただし、本発明はこの方法に限定されず、当業者に周知・慣用の方法を使用してもよい。
まず、第1ポリマー、第2ポリマー及び第3ポリマーを所定の配合比で溶剤中で均一に混合して、接着剤組成物前駆体を調製する。混合には、ホモミキサーやプラネタリーミキサーのような装置を使用できる。また、溶剤には、例えば酢酸エチル、トルエン、メチルエチルケトン、アセトン又はこれらの混合物を使用することができる。さらに、上述した架橋剤も必要に応じ添加することができる。
【0027】
つぎに、この接着剤組成物前駆体を基材に所定量塗布する。塗布には、ナイフコータ、ロールコータ、ダイコータ又はバーコータのような手段を使用することができる。基材は、一般に、金属、紙又はプラスチックからなるフィルムである。このようなフィルム状の基材は通常5〜500μm、好適には10〜300μmの厚さを有する。また、フィルム状の基材は、可視光や紫外光に対する透明性若しくは反射性又は再帰反射性を有していてもよく、あるいは印刷等により着色又は装飾されて装飾シートやマーキングフィルムを構成してもよい。
【0028】
次いで接着剤組成物前駆体を上記基材と共にオーブンに入れる。そこで接着剤組成物前駆体を所定温度、所定時間で加熱乾燥して、溶剤を除去し、所定の厚さを有するテープ状又はシート状の接着剤組成物(以下「フィルム接着剤」という。)にする。このフィルム接着剤は、基材を取り外して又は基材と共に、被着体に接着させる。
【0029】
必要に応じて、このフィルム接着剤をライナーで覆って保護してもよい。一般にライナーは紙又はプラスチックからなる。剥離される紙基材の場合、通常、ポリエチレン又はシリコーンの剥離層が設けられている。また、シリコーンの剥離層の場合、一般に、クレーコートやポリエチレンコートのようなアンダーコートが基材と剥離層との間に介在する。また、望ましいプラスチック基材は、入手容易性の観点からポリエチレンテレフタレート(PET)である。また、剥離されるプラスチックの場合も、同様に剥離処理されていることが望ましい。
【0030】
ライナーの表面に微細な凹凸を設けた状態で、ライナーとフィルム接着剤とを密着させてもよい。この場合、上記の凹凸に対応した形状が、転写によりフィルム接着剤表面に形成される。この凹凸は規則的又は不規則なパターンで配置されていてもよい。また、本発明の目的及び効果を損なわない限り、ライナーの凹部にガラスビーズを配置し、上記転写の際にフィルム接着剤に散在させることができる。
【0031】
フィルム接着剤を被着体と密着させる。このフィルム接着剤はそのタックによりこの状態でも被着体との密着に優れている。次いで、このフィルム接着剤は、結晶性ポリマー(すなわち第2ポリマー)の融点以上の温度に加熱することにより熱活性化させてフィルム接着剤と被着体とを接着させる。このとき、本発明のフィルム接着剤は高いタックを備えており、ごくわずかの圧力を加えるだけで被着体との間に実用に耐える接着力を発揮する。そのためフィルム接着剤の施工が非常に容易である。
フィルム接着剤が接合された被着体を、−5℃程度の比較的低い温度の場所(寒冷地)で使用することもできる。本発明のフィルム接着剤は、かかる低温でも比較的高い接着力を維持できるからである。
必要に応じて、このフィルム接着剤を、結晶性ポリマーの融点以上の温度に加熱することにより被着体から剥離することができる。
【0032】
被着体表面は、例えば、アルミニウム、ステンレス、銅若しくは亜鉛鋼板等の金属、ポリイミド、アクリル樹脂、ポリウレタン、メラミン樹脂、エポキシ樹脂若しくは塩化ビニル等の有機材料、又はセラミック若しくはガラス等の無機酸化物材料であり得る。
【0033】
本発明の目的及び効果を損なわない限り、粘着付与剤を粘着性ポリマーと併用してもよい。
また、上記結晶性ポリマーと相溶可能な、例えばアクリル系のポリマーも添加することができる。そのようなアクリル系ポリマーは、例えば、下記の混合物又は混合モノマー:
(i)2−エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート及びメチルアクリレートからなるアルキルアクリレート混合物、又は
(ii)アクリル酸及び/又はメタクリル酸を含んでなる混合モノマー
の重合物である。このアクリル系ポリマーは非粘着性ポリマーであり得る。その際、本発明の接着剤組成物が前記メタクリル酸のカルボキシル基と反応する架橋成分を含むことが望ましい。
【0034】
さらに本発明の接着剤組成物は、前記の粘着付与剤やアクリル系ポリマー以外に、種々の添加剤を含んでいてもよい。そのような添加剤は、例えば、粘着付与剤、粘度調整剤、消泡剤、レベリング剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料、防黴剤、粘着性ポリマー若しくは非粘着性ゴムポリマーからなる弾性微小球、又は架橋反応を促進する触媒である。
本発明を好適な実施形態を用いて説明したが、本発明はこれらに限定されない。
【0035】
【実施例】
以下、本発明を実施例に従い具体的に説明する。ただし、本発明はこれら実施例に制限されないことは言うまでもない。
実施例1〜5及び比較例1〜2
1.フィルム接着剤の作製
酢酸エチル及びトルエンの混合溶剤(酢酸エチル:トルエン=50:50(質量比))中で、第1ポリマー、第2ポリマー、第3ポリマー(比較例では第3ポリマーは不使用)及び架橋剤を、表1に記載する質量比で混合し、接着剤組成物前駆体を調製した。つぎに、この接着剤組成物前駆体を、35μmの厚さを有するポリウレタンフィルムに所定量塗布した。次いで、その接着剤組成物前駆体を上記ポリウレタンフィルムと共にオーブンに入れた。その中で、接着剤組成物前駆体を、100℃で5分間加熱乾燥して酢酸エチル及びトルエンの混合溶剤を除去し、次いでポリウレタンフィルムを除いて30μmの厚さを有するフィルム接着剤を作製した。
【0036】
以下、フィルム接着剤の作製に使用した成分を列挙する:
第1ポリマー
(1)PSA-1:フェノキシエチルアクリレート/2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート/ブチルアクリレート/アクリル酸(質量比30:15:50:5)共重合体。
(2)PSA-2:フェノキシエチルアクリレート/2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/アクリル酸(質量比30:15:50:5)の共重合体。
【0037】
第2ポリマー
(1)PCL-H1P:結晶性ポリカプロラクトン(ダイセル化学工業、PLACCEL H1P、Mw=25,000)。
(2)CrysP-1:ポリカプロラクトンジオール(ダイセル化学工業、PLACCEL 240、Mw=11,000)とイソホロンジイソシアネートとを反応させたポリカプロラクトン系ポリウレタン(Mw=28,000)。
(3)CrysP-2:ポリエステルポリオール(クラレ、クラレポリオールO-2010、Mw=7,000)とイソホロンジイソシアネートとを反応させたポリエステル系ポリウレタン(Mw=40,000)。
(4)CrysP-3:ポリカーボネートジオール(ダイセル化学工業、PLACCEL CD220、Mw=7,000)とイソホロンジイソシアネートとを反応させたポリカーボネート系ポリウレタン(Mw=15,000)。
【0038】
第3ポリマー
(1)Poly-1:ポリカーボネートジオール(ダイセル化学工業、PLACCEL CD220PL、Mw=4,000)とイソホロンジイソシアネートとを反応させたポリカーボネート系ポリウレタン(Mw=37,000、DSCに基づくTg=−37℃)。
(2)Poly-2:ポリカプロラクトンジオール(ダイセル化学工業、PLACCEL 205、Mw=500)とイソホロンジイソシアネートとを反応させたポリカプロラクトン系ポリウレタン(Mw=26,000、DSCに基づくTg=−35℃)。
(3)Poly-3:ポリエステルポリオール(クラレ、クラレポリオールPMSA-2000)とイソホロンジイソシアネートとを反応させたポリエステル系ポリウレタン(Mw=38,000、DSCに基づくTg=−30℃)。
架橋剤
イソフタロイルビス(2−メチルアジリジン)。
【0039】
2.フィルム接着剤の評価
(1)初期接着力(低温接着力も含む)
つぎに、上記フィルム接着剤を、ローラによって約2kg/cm2の圧力を加えながらSUS304のステンレス板(JIS G 4305、厚さ0.8mm)と貼り合せて、試料を作製した。
この試料を25℃すなわち常温で24時間放置した後、300mm/分のスピードで、この試料からフィルム接着剤を25℃又は−5℃でそれぞれ180°剥離して、そのときの180°ピール接着力(初期接着力)をそれぞれの温度で求めた。
表1に、上述の初期接着力を示す。
【0040】
実施例1〜実施例5のフィルム接着剤は第3ポリマーの添加により、比較例1及び比較例2のそれらに比べ常温で高いタックを備えていることが確認された。
また、第3ポリマーが第1ポリマーと効果的に相溶していること、即ち第3ポリマーが実質上可塑剤となっていることが目視により確認された。
【0041】
(2)加熱再剥離容易性
上記の試料を、また、オーブンに入れ80℃で3分間加熱した後、オーブンから取り出し、25℃で3分間放置した。このとき、第1ポリマー、第2ポリマー及び第3ポリマーが互いに相溶していることが目視で確認された。次いで、300mm/分のスピードでフィルム接着剤を試料から25℃で180°剥離して、そのときの180°ピール接着力を求めた。また、試料をオーブンから取り出して25℃で24時間放置した後に、25℃での180°ピール接着力を測定した。
表1に、上述の180°ピール接着力を示す。
【0042】
【表1】
Figure 0004570836
【0043】
表1から、実施例1〜実施例5と比較例1及び比較例2とのフィルム接着剤はそれぞれ、25℃において、同程度の高い初期接着力を有することが示される。
しかし、実施例1〜実施例5のフィルム接着剤は、−5℃の比較的低温で接着力を向上させているのに対して、比較例1及び比較例2のフィルム接着剤は、接着力を低下させている。比較例1及び比較例2では、比較的高いTgをもったアクリル系の第1ポリマーがフィルム接着剤の大部分を占めることにより低温接着力が低下したものと考えられる。
さらに、実施例1〜実施例5のフィルム接着剤は、加熱後3分を経ても、低接着力が持続し、再剥離容易であることが明らかである。さらに本発明のフィルム接着剤は、加熱後24時間後には高接着力を示し、熱活性接着剤として有用である。

Claims (5)

  1. フェニル基及びヒドロキシル基を有するアクリル系粘着ポリマーである粘着性の第1ポリマー、
    40〜60℃の融点を有する結晶性ポリエステル又は40〜60℃の融点を有する結晶性ポリカーボネートである結晶性の第2ポリマー、及び
    −80℃〜0℃のガラス転移点を有し、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール及びそれらのウレタン化合物からなる群から選択される少なくとも1つの非結晶性の第3ポリマー
    を含む接着剤組成物。
  2. 前記結晶性の第2ポリマーの含有量が30質量%以上である請求項1に記載の接着剤組成物。
  3. 前記結晶性の第2ポリマーの含有量が20質量%以下である請求項1に記載の接着剤組成物。
  4. 前記結晶性の第2ポリマーが、結晶性ポリカプロラクトン、ポリカプロラクトンジオールとイソホロンジイソシアネートとを反応させたポリカプロラクトン系ポリウレタンポリエステルポリオールとイソホロンジイソシアネートとを反応させたポリエステル系ポリウレタン及びポリカーボネートジオールから成る群から選ばれる請求項1〜3のいずれかに記載の接着剤組成物。
  5. 前記粘着性の第1ポリマーが、そのモノマー成分として、2−エチルヘキシルアクリレート及び/又はブチルアクリレートを含む請求項1〜4のいずれかに記載の加熱再剥離容易な接着剤組成物。
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