JP3219643B2 - タイヤ金型運搬装置 - Google Patents
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Description
る空気タイヤの加硫設備に適用するタイヤ金型運搬装置
に関するものである。
状態でタイヤ内方に加熱加圧媒体を導入して加硫反応を
行うが、このときの加硫反応時間に比べて未加硫タイヤ
の搬入、整形、並びに加硫済タイヤの取出しを行うため
の時間が非常に短く、このため、タイヤ搬出入装置やタ
イヤ搬出入のためにタイヤ加硫用金型を開閉する装置の
稼働率が低いという問題があり、この問題を解決すため
に、本件出願人は、1組の金型開閉装置及びタイヤ搬出
入装置と複数の金型とからなるタイヤ加硫設備を既に提
案した(特願平5−228961号明細書参照)。
00(200a及び200b)は、図9、図10に示す
ように複数のタイヤ加硫金型M(Ma、Mb、Mc、・
・・)を載架する複数の金型台204(204a、20
4b、204c、・・・)からなり、各金型台204
は、図示を省略した金型移動手段(例えばシリンダ駆動
のプッシャ)、必要に応じて加熱加圧媒体補充手段並び
に配管等が設けられている。
び201b)は、公知のタイヤ加硫機に類似(差異は後
記)の金型開閉装置205(205a及び205b)
と、タイヤ金型から加硫済タイヤを搬出する公知のアン
ローダ206(206a及び206b)と、タイヤ加硫
金型に未加硫タイヤを搬入する公知のローダ207(2
07a及び207b)とからなり、必要に応じて加硫済
タイヤ搬送用コンベヤ208(208a及び208
b)、未加硫タイヤ用ラック209(209a及び20
0b)等が設けられている。
203と、レール203に案内され、図示を省略した駆
動手段の作用により走行する公知の台車202(202
a及び202b)とからなり、金型交換ステーション
は、被加硫タイヤの仕様変更に伴うタイヤ加硫用金型内
のトレッド型、サイドウオール型等の交換や、消耗品で
あるブラダの交換等を行う金型交換テーブル210を有
し、上記交換作業に必要な金型開閉手段を具えている。
ン200から加硫の終了したタイヤ加硫金型Mを金型運
搬台車202aで受取って、金型開閉ステーション20
1aへ搬送する。同金型開閉ステーション201aに搬
入したタイヤ加硫用金型Mを金型開閉装置205aに結
合した後、金型開閉装置205aの作用によりタイヤ加
硫用金型Mを開き、同金型開閉装置205aに付属した
アンローダ206aにより加硫済タイヤを搬出し、加硫
済タイヤを搬出したタイヤ加硫用金型Mには、付属のロ
ーダ207aにより次に加硫される未加硫タイヤを搬入
し、タイヤ加硫用金型閉工程中に同タイヤの整形を行
い、タイヤ加硫用金型を閉じた後、タイヤ内方に加熱加
圧媒体を導入し、封入して、タイヤ加硫工程に入る。そ
して加硫を開始したタイヤ加硫用金型Mと加硫開閉装置
205aとの結合を解放し、再度、金型運搬台車202
aで搬送して、加硫ステーション200aへ戻す。
中、タイヤ内方に導入した加熱加圧媒体により、タイヤ
金型を押開こうとする力が働く。本件出願人は、このタ
イヤ加硫用金型を押開こうとする力をタイヤ加硫用金型
内で相殺可能にしたタイヤ加硫用金型を既に提案した
(特願平6−122661号明細書参照)。このタイヤ
加硫用金型は、図11〜図13により説明する。
て、タイヤ加硫用金型Mが閉じ、ブラダBを介してタイ
ヤTの内方に加熱加圧媒体が導入されて、加硫が開始さ
れた状態を示している。101がタイヤ加硫用金型Mの
基板で、同基板101は、金型開閉装置205aのフレ
ーム205e上に水平滑動自在に載架されており、図示
を省略した公知のロック装置によりフレーム205eに
固定されている。
01に固定した下円板(本実施例では加熱加圧媒体通路
を設けて熱板兼用にしているが、下円板103から独立
した従来公知の熱板を下円板103の下側に取付けても
よい)、105が下円板103に固定したサイドウオー
ル型、106が下サイドウオール型105の内周円筒面
に係合する外周面を持った下ビードリングで、円筒体1
20の中央外周部に形成したフランジ120aにクラン
パ108により着脱自在に組付けられており、下ビード
リング106にボルト締めしたブラダ押え107と下ビ
ードリング106との間にブラダBの下端部が挟持され
ている。
1に固設してもよいし、下円板103或いは下円板の下
側の独立熱板に固設してもよい。109が周方向に複数
に分割されたトレッド型で、閉時には、外周面が実用上
の円錐面を形成し、下円板103の外周部に形成したフ
ランジ103b上に固定した受圧板104上を滑動自在
なセグメント110の内周面にトレッド型109がボル
ト締めされている。
する円錐面を内周に有するアウターリングで、同アウタ
ーリング111には、セグメント110の円錐外周面に
上下方向に形成したT溝110aに係合して滑動可能な
T棒111aがアウターリング111の内周円錐面に固
定されており、上円板114の外周部に半径方向に伸び
る複数のアーム114aに半径方向への滑動自在に組付
けられたスライドガイド115がセグメント110の上
面に固定されており、上円板114とアウターリング1
11とが軸芯方向に相対的に昇降すると、トレッド型1
09がセグメント110を介して半径方向に移動して拡
縮されるとともに、トレッド型109が閉時には、セグ
メント110の上端部及び下端部に形成した爪110
b、110cが上円板114及び下円板103の外周部
に形成した爪114b、103aに係合し、トレッド型
開時には、上記爪110bと114b、110cと10
3aとの係合が解除される。
加圧媒体通路を設けて熱板に兼用しているが、上円板1
14から独立した公知な熱板を上円板114の上側に取
り付けてもよい)に固定した上サイドウオール、116
が上サイドウオール113にボルト締めした上ビードリ
ングである。121が上記円筒体120に昇降(滑動)
可能に嵌挿したセンターポスト、122がセンターポス
ト121の下端部に一体的に取付けて外周面が円筒体1
20の内周面を滑動するブッシュ、123が円筒体12
0の上端部に挿入して内周面がセンターポスト121を
滑動するパッキン、124がパッキン123の抜け止め
であり、センターポスト121の下端部に形成した凹部
121aには、センターポスト昇降シリンダ(図示せ
ず)のロッドの先端に組付けた自動連結手段が挿入さ
れ、センターポスト121の上端部には、キャップ12
5がピン126により固定されている。
フランジ、117がフランジ118にボルト締めしたブ
ラダ押えで、フランジ118の外周部とブラダ押え11
7との間にブラダBの上端部が挟持されており、上記セ
ンターポスト昇降シリンダの作動によりブラダBの両端
部が接近、離間する。なお上記円筒体120には、ブラ
ダBを介してタイヤTの内方に加熱加圧媒体を導入する
複数のノズル127aを有するノズルリング127が固
定され、ノズル127aに連通する加熱加圧媒体通路1
20c、加熱加圧媒体排出通路120dが形成されてお
り、これらの通路120c、120dと金型装置外管路
とを接続する逆止弁付クイックカプラ128、129が
これらの通路120c、120dの出口部に組付けられ
ている。
ート130は、その外周部がスペーサリング112及び
硬質断熱材131を介してアウターリング111にボル
ト締めされている。132が上円板114に固定したス
ペーサ、119a、119b、119cが軟質の保温材
である。上円板114とカバープレート130とのロッ
ク手段は、上円板114にボルト締めした内リング13
8と、カバープレート130の内周部にブッシュ133
を介して回転可能に組付けた外リング134と、外リン
グ134の内周と内リング138の外周とに形成され且
つ外リング134の回転角度如何により係合または軸芯
方向に通過可能な複数対の爪134a、138aと、後
記揺動回転装置とにより構成されている。
け止めである。図11、図12の140が金型開閉装置
205aの支柱部に昇降(滑動)可能に組付けたアーム
205cに固定したボルスタープレートで、昇降シリン
ダ205dの作動により昇降する。141がボルスター
プレート140とカバープレート130とを着脱する公
知の着脱装置、135がボルスタープレート140に固
定したプッシャ、142が一端をボルスタープレート1
40に固定した複数のロッド、143がロッド142の
他端にボルト締めした金型開閉シリンダ、144が金型
開閉シリンダ143のロッド143aの先端に固定した
延長ロッド、146が延長ロッド144に回転(滑動)
可能に組付けたスリーブ、145がスリーブ146の上
端内方にねじ込んだブッシュである。
114とを連結する連結手段は、延長ロッド144と、
ブッシュ145と、スリーブ146と、内リング138
に一体的に取付けた連結ロッド139と、連結ロッド1
39の外周上部とスリーブ146の内周下部とに形成し
てスリーブ146の回転角度如何により係合または軸芯
方向に通過可能な複数対の爪139a、146bとによ
り構成されている。
端がフオーク状に形成され、ピン149を介してボルス
タープレート140に回転可能に組付けられ、同レバー
148の他端とボルスタープレート140との間には、
シリンダ150が組付けられており、同シリンダ150
の作動によりレバー148がピン149を中心に揺動す
る。
アーム146cに固定したロッドで、同ロッド147
は、スリーブ146と平行である。そして同ロッド14
7が上記レバー148の先端フオーク部に形成したU字
溝に挿入され、スリーブ146の外周に軸芯と平行に形
成したキー溝146aにアーム137の先端が挿入さ
れ、同アーム137が外リング134に固定されてお
り、シリンダ150が作動して、レバー148が揺動す
ることにより、スリーブ146が回転するとともに、ス
リーブ146とアーム137とを介して外リング134
も回転する。この回転により、爪134a、138aの
組が係合状態にあるときは、爪139a、146bの組
が通過可能(解除状態)になり、爪134a、138a
の組が通過可能(解除状態)にあるときは、爪139
a、146bの組が係合状態になるようになっている。
レート140の着脱装置141とカバープレート130
とが当接している状態では、前記ストッパ135がカバ
ープレート130の内周部分を下方に押し下げて、弾性
変形させ、前記上円板114に固定されたスペーサ13
2に当り変形量を規制するようになっている。そして外
リング134が回転される時には、外リング134の内
周部の爪134aと、内リング138の外周爪138a
の高さ方向に隙間を有して容易に回転できる一方、回転
させて、前記爪134aと爪138aが係合状態になる
ようにして後、前記ボルスタープレート140を上昇さ
せ爪134aと爪138aが当接した時には前記カバー
プレート130の下方変位量の大半が残され、前記カバ
ープレート130がバネ体として作用し、アウターリン
グ111、セグメント110、上円板114の相対移動
を内部相殺するようになっている。即ち、タイヤ内部の
内圧力がトレッド金型109、セグメント110の半径
方向に力を発生し、この力がアウターリング111の傾
斜面で上向きの力に変換され、アウターリング111が
セグメント110に対し上方向へ移動しようとする動き
を前記カバープレートの下向きの弾性変形力が阻止する
ようになっている。
図13のタイヤ加硫用割金型装置の作用を具体的に説明
する。図12及び図13は、加硫ステーション200a
の金型台204aにあったタイヤ加硫用金型Ma内のタ
イヤの加硫が終了し、金型運搬台車202aにより、金
型開閉ステーション201aの金型開閉装置205a内
に搬入し終わった状態を示している。
係合状態にあり、爪139a、146bの組は、通過可
能の状態にある。この状態から、先ずシリンダ205d
を作動させて、アーム205cを下降させ、着脱装置1
41により、カバープレート130とボルスタープレー
ト140とを連結する(図11参照)とともに、プッシ
ャ135がカバープレート130を下方に変形させ、爪
134aと爪138aの係合面間に隙間を作る。また加
熱加圧媒体通路120c、120dをクイックカプラ1
28、129を介して金型外配管(図示せず)に接続す
る。
タイヤT内の加熱加圧媒体を排出し、タイヤT内の圧力
が充分に降下したことを確認したら、シリンダ150を
作動させ、爪139a、146bの組を係合させて、上
円板114とシリンダ143のロッド143とを連結す
るとともに、爪134a、138aの組を通過可能の状
態にして、ロックを解除する。
板114の押下げ方向に作動させるとともに、シリンダ
205dをボルスタープレート140の上昇方向に作動
させる。そうすると、トレッド型109がタイヤTから
引き剥がされて、拡径するとともに、爪110bと爪1
14b、爪103aと爪110cとの係合が解除され、
さらにボルスタープレート140が上昇して、シリンダ
143がストロークエンドに達すると、爪139a、1
46bが係合しているので、上円板114が引き上げら
れて、タイヤ加硫用金型が開く。
外へ搬出し、次いで加硫されるタイヤを搬入する。次い
でシリンダ205dを逆方向に作動させて、タイヤ加硫
用金型を閉じる。そうすると、先ず上円板114に吊架
されたセグメント110が受圧板104に当接し、それ
からはシリンダ143が押し戻されながら、ボルスター
プレート140を介してアウターシリンダ110が下降
して、トレッド型109が縮径して、タイヤ加硫用金型
が閉じ、さらにプッシャ135がカバープレート130
を下方に撓ませる。
気体が導入され、トレッド型109の縮径の最終段階で
は、爪110bと爪114b、爪103aと爪110c
とが係合する。かくしてタイヤ加硫用金型が閉じ終わっ
たら、シリンダ143の作動を停止するとともに、シリ
ンダ150を逆方向に作動させて、爪134a、138
aの組みを係合状態にして、カバープレート130と上
円板114とをロックするとともに、爪139a、14
6bの組を通過可能の状態にし、ボルスタープレート1
40が上昇して、前記爪134aと爪138aとが係合
当接する。次いでタイヤの内方に加熱加圧媒体を導入し
て、加硫工程に入る。
ドウオール型105、113を離間させようとする力
が、上円板114、爪114b、110b、セグメント
110、爪110c、103a、下円板103を介して
金型装置内で相殺される。またトレッド型109を拡径
させようとする半径方向の力が、セグメント110を介
してアウターリング111内で相殺されるとともに、セ
グメント110とアウターリング111との間に介在す
る滑動傾斜面により生じる上記半径方向力の垂直分力、
即ち、アウターリング111を浮き上がらせようとする
力が、スペーサリング112、硬質断熱材131、カバ
ープレート130及びカバープレートの弾性復帰力、外
リング134、爪134a、138a、内リング13
8、上円板114、爪114b、110bを介して金型
装置内で相殺される。
介して金型装置を外力で押さえておく必要がなく、着脱
装置141を解放し、シリンダ205dを作動させて、
アーム205cを上昇させてから、前記と逆の手順で金
型装置を加硫ステーションの所定位置に移動させて、加
硫を続行する。
すタイヤ加硫設備では、複数組のタイヤ金型を並べて加
硫を行う加硫ステーションと、同タイヤ金型を開いて加
硫済タイヤを取り出し、次に加硫すべき未加硫タイヤを
挿入して、整形したのち同タイヤ金型を閉じる金型開閉
ステーションとの間を重量物であるタイヤ金型を選択的
に効率よく且つ安全に搬送する必要がある。
稼働している間は問題がないが、万一、金型移載装置が
故障すると、修理の間、搬送中のタイヤ金型は勿論のこ
と、故障した金型移載装置が所属するグループの搬送中
以外のタイヤ金型でも加硫済タイヤの取り出し等の作業
を行えなくなって、生産量が低下するという問題があっ
た。
であり、その目的とする処は、加硫ステーションと金
型開閉ステーションとの間を重量物であるタイヤ金型を
選択的に効率よく且つ安全に搬送でき、金型開閉装置
等が故障したりしたときの生産量の低下を必要最小限に
止めることができ、コストダウンできる上に、故障発
生率を低減できるタイヤ金型運搬装置を提供しようとす
る点にある。
めに、本発明のタイヤ金型運搬装置は、複数組のタイヤ
金型Mを並べて加硫を行なう加硫ステーション1と、同
タイヤ金型Mを開いて加硫済タイヤを取り出し次に加硫
すべき未加硫タイヤを挿入して整形したのち同タイヤ金
型Mを閉じる金型開閉ステーション2との間を往復する
金型運搬装置3において、前記加硫ステーション1及び
前記金型開閉ステーション2に沿って敷設した第1軌道
4と、前記金型開閉ステーション2に設定した第1位置
P1と前記加硫ステーション1の前の複数個所に設定し
た第2位置P2との間を前記第1軌道4に沿って移動す
る駆動装置付台車19と、同台車19上に前記第1軌道
4に対して直交する方向に敷設した第2軌道12と、前
記加硫ステーション1の複数個所に設定した第3位置P
3に前記第1軌道4に対して直交する方向に敷設した第
3軌道13と、同第3軌道13の1つと前記台車19上
の第2軌道12とが接続したときにこれらの第2軌道1
2及び第3軌道13に沿って移動する金型移載装置32
とを具え、 前記台車19が前記第1位置P1にある時、
台車19上のタイヤ金型Mを前記第2軌道12から浮上
させ且つ上記台車19を前記第1軌道4から浮上させる
ことを特徴とする(請求項1)。
金型移載装置32に、第2軌道12に直交するように敷
設した第4軌道33上を移動可能なスライダ35と、同
スライダ35上を第2軌道12の方向に第5軌道37に
沿って移動可能なビーム38と、同ビーム38上を第2
軌道12の方向に第6軌道39に沿って移動可能なブロ
ック41と、ビーム38の両端部に回転可能に取付けた
チェーンホイール45と、同チェーンホイール45に噛
合し且つ適所をブロック41及び前記スライダ35に連
結したチェーン46とを設けてもよい(請求項2)。
1軌道4と前記第2軌道12と前記第3軌道13とのそ
れぞれを、重量受け専用軌道4b、12a、13aと方
向案内専用軌道4c、12b、13bとにより構成し、
同方向案内専用軌道4c、12b、13bをタイヤ金型
Mの中心点を通るよう敷設してもよい(請求項3)。
1軌道4を挟んで前記加硫ステーション1の各第3位置
P3と対称の各第4位置P4に前記第1軌道4に対して
直交する方向に敷設した第3軌道13を有し、同第3軌
道13の1つと前記台車19上の第2軌道12とが接続
したときにこれらの第2軌道12及び第3軌道13に沿
って金型移載装置32を移動させるようにしてもよい
(請求項4)。
車19上の第2軌道12及び前記金型移載装置32を水
平面内で180度旋回可能にしてもよい(請求項5)。
を図1〜図4に示す第1の実施の形態により説明する。
先ずタイヤ加硫設備の全体を図1により説明すると、加
硫ステーション1(1a及び1b)は、後に詳細を説明
するが、複数のタイヤ金型M(Ma、Mb、Mc、・・
・)を載架する複数の金型台5(5a、5b、5c、
…)からなり、各金型台5には、必要に応じて図示を省
略した加熱加圧媒体補充手段並びに配管等が設けられて
いる。
は、公知のタイヤ加硫機に類似の金型開閉装置6(6a
及び6b)と、タイヤ金型から加硫済タイヤを搬出する
公知のアンローダ7aと、タイヤ金型に未加硫タイヤを
搬入する公知のローダ8aとからなり、必要に応じて加
硫済タイヤ搬送用コンベヤ9a、未加硫タイヤ用ラック
10a等が設けられる。
定された第1軌道4と、同第1軌道4に案内されて図示
を省略した駆動装置により走行する台車装置3(3a及
び3b)とからなる。金型交換ステーションは、被加硫
タイヤの仕様変更に伴なうタイヤ金型内のトレッド型、
サイドウォール型等の交換や消耗品であるブラダの交換
等を行う金型交換テーブル11であって、これらの交換
作業に必要な金型開閉手順を具えている。なお必要に応
じてタイヤ金型予熱室を付属させてもよい。また金型交
換テーブル11を単なるタイヤ金型の仮置台またはタイ
ヤ金型予熱室とし、タイヤ金型をフォークリフト等によ
り他の場所に搬送して、金型内の部品交換を行うように
してもよい。
を詳細に説明する。加硫ステーション1内の金型台5の
増減の便を配慮して、本実施形態では、コモンベース1
4が複数に分割されている。図2には、そのうちの一つ
である金型台5a、5b用コモンベース14が示されて
おり、その両端部には、金型台5a、5b用架台14
a、14bが1体的に設けられている。
交した中心線X−Xに沿い且つコモンベース14を跨い
で複数の第1軌道4が固定されている。第1軌道4のフ
レーム4aの両サイドには、重量受専用軌道4bが配設
され、中央には、案内専用軌道4cが配置されている。
この重量受専用軌道4bは、ローラ15が各1列に水平
に組付けられて、ローラ列が形成され、台車19の裏面
にレール17が固定されて、このレール17がローラ1
5列の上に乗っている。
が2列に垂直に組付けられて、ローラ列が形成され、台
車19の裏面にキー18が固定され、このキー18がロ
ーラ16列の間に挿入されている。そして台車19が図
示を省略した駆動装置によりローラ16列により案内さ
れて、ローラ15列の上を移動するようになっている。
なお各ローラ列とレールまたはキーとの配置関係を逆に
することもできる。
0を1列に組付けた左右一対の重量受専用軌道12aと
同軌道12aの中央に垂直取付ローラ21を2列に組付
けた案内専用軌道12bとからなる第2軌道12が第1
軌道4に対して直交する方向に組付けられており、各タ
イヤ金型Mの裏面に固定したレール22が軌道12aに
乗り、タイヤ金型Mの裏面に固定したキー23が軌道1
2bのローラ列の間に挿入されている。
bの上にも、上記第2軌道12の延長方向に第2の軌道
12と同様にローラ24を1列に並べた一対の重量受専
用軌道13aとローラ25を2列に並べた案内専用軌道
13bとからなる第3軌道13が組付けられており、詳
細を後述するタイヤ金型移載装置32によりタイヤ金型
Mが台車装置3a上と金型台5a上または5b上との間
を移動するようになっている。
も、ローラとレールまたはキーの関係を逆にすること、
或いは滑動方式にすることもできる。台車装置3aがタ
イヤ金型Mを積載して金型開閉装置6a内に来て、金型
Mの開閉をするに当り、金型開閉装置6aへの金型Mの
位置決めのため、及び金型Mの開閉中の整形反力等が前
記第1の軌道4及び第2の軌道に直接作用することを防
止するため、第1軌道4のフレーム4aの金型開閉装置
6内の挿入部に複数の液圧シリンダ26が組付けられる
とともに、複数の位置決ロッド27の下端部が固定され
ている。
に来た時、同ロッド27の先端部に形成されたフランデ
27aが侵入可能な凹みを有するブロック28が台車1
9の下面に固定されており、同じく台車19下面に固定
されたブロック29を介して液圧シリンダ26により台
車19が浮上した時、上記ブロック28の凹みと位置決
ロッド27の先端フランヂ27aとが係合して、浮上し
た台車19の位置決めが行われるようになっている。
にも、同様に複数の液圧シリンダ30と、位置決めロッ
ド31と、ブロックとが組付けられており、タイヤ金型
Mの浮上及び位置決めが行われるようになっている。金
型移載装置32の台車19の上面には、タイヤ金型Mを
台車装置3a上と金型台5a上との間で移載する金型移
載装置32aと、タイヤ金型Mを台車装置3a上と金型
台5b上との間で移載する金型移載装置32bとが配置
されている。
b)は、台車19の上面に前記第2軌道12a、12b
と直交する方向に固定されたた第4軌道33を案内部材
として滑動する直動ベヤリング34にスライダ35が固
定され、このスライダ35が図示を省略したスライダ移
動用駆動装置により第2軌道12a、12bと直交する
方向に滑動し、このスライダ35に固定した直動ベヤリ
ング36を案内部材として第2軌道12a、12bに並
行に滑動可能な第5軌道37がビーム32に固定され、
このスライダ35に組付けられた流体圧シリンダ44の
ロッドエンド金具43がピンブロック42を介して上記
ビーム38に連結されており、流体圧シリンダ44によ
りビーム38が第2軌道に並行に滑動する。
ール45が回転可能に組付けられ、このチェーンホイー
ル45にチェーン46が掛け渡され、このチェーン46
の下側の適所がスライダ35に組付けられ、第6軌道3
9が第5軌道37に並行にビーム38に固定され、この
第6軌道39を案内部材として滑動する直動ベヤリング
40に金型駆動端用ブロック41が固定され、上記チェ
ーン46の上側の適所がこの金型駆動端用ブロック41
に組付けられており、上記流体圧シリンダ44により上
記流体圧シリンダ44により上記金型駆動端用ブロック
41がビーム38と同一方向に滑動する。
ム38のストロークの2倍のストロークで移動する。こ
の金型駆動端用ブロック41には、タイヤ金型Mの裏面
にブロック47を介してカム48が回転可能に組付けら
れ、このカム48に係合するコ字状の凹み49が金型駆
動端用ブロック41に形成されており、金型駆動端用ブ
ロック41の凹み49とカム48とがY1 −Y1 方向
(第2軌道または第3軌道の方向)にある時、スライダ
35が台車19の中心側に移動すれば、凹み49とカム
48とが係合して、タイヤ金型Mと移載装置32とが連
結され、スライダ35が反対方向に移動すれば、連結が
解除される。
装置(第1の実施の形態)の作用を具体的に説明する。
いま仮に金型台5a上のタイヤ金型Ma内でタイヤの加
硫が終了間近になると、空の台車装置3aがタイヤ金型
Maの前位置P2aに移動し、金型移載装置32a(タ
イヤ金型Mbの加硫が終了するのであれば金型移載装置
32b)のスライダ35が台車19の中心から遠ざかる
方向に移動する。
流体圧シリンダ44が作動して、金型駆動端用ブロック
41がタイヤ金型Maの下に移動した後、スライダ35
が逆に移動して、タイヤ金型Maと移載装置32aとが
連結する。タイヤ金型Maと移載装置32aとの連結が
完了したら、上記流体圧シリンダ44が逆方向に作動し
て、タイヤ金型Maが台車装置3aの中心P2aに移載
され、次いでタイヤ金型Maを積載した台車装置3aが
金型開閉装置6aの開閉位置P1まで移動する。
て、停止したら、シリンダ26及び30が作動して、台
車19が第1軌道4a、4bから浮上するとともに、タ
イヤ金型Maが第2軌道12a、12bから浮上して、
位置決ロッド27及び31と台車19とによりタイヤ金
型Maが金型開閉装置6aに位置決めされる。次いで公
知の手順で加硫済タイヤの取出し、次いで未加硫タイヤ
の搬入、整形が行われ、タイヤ金型が閉じと、タイヤ内
方に加硫用加熱加圧媒体が導入されて、次の加硫工程に
入る。
上記と逆の手順で、加硫ステーション内の所定位置に搬
送されて、加硫工程が続けられ、台車装置3aは、次に
加硫工程を終了するタイヤ金型を搬送するために移動す
る。なお金型の交換、ブラダの交換等を行う場合は、未
加硫タイヤを搬入しないで一旦タイヤ金型を閉じ、台車
装置3aにより金型交換ステーション11に移送し、金
型交換等を行った後、金型開閉ステーションに移送し
て、次に加硫する未加硫タイヤの搬入等を行う。
金型運搬装置を図5に示す第2の実施の形態により説明
する。この第2の実施の形態では、前記第1の実施の形
態と(1)詳細は後述するように台車装置3の台車の構
成が異なっている。(2)第1の実施の形態では金型移
載装置32が2組(32a、32b)装備されていた
が、第2の実施の形態では1組のみが装備されている。
(3)台車浮上用シリンダ26及び位置決ロッド27の
取付位置が変るのみで他は同じである。
ては同じ符号を使用して、異なる部分だけを説明する。
第1の実施の形態の台車19に対応する部材が本実施形
態では、下面にレール17及びキー18が固定した台車
50と、回転用軸受52及び平面ブッシュ53を介して
水平面内を旋回可能に台車50に組付けたターンテーブ
ル51とからなり、ターンテーブル51の上面には、第
1の実施の形態と同様に第2軌道12及び金型移載装置
32(但し上記のように1組の金型移載装置32)等が
配置され、ターンテーブル51の下面には、位置決めロ
ッド用ブロック28が組付けられており、図示を省略し
た駆動装置により台車50は、第1軌道4上を図1のX
−X方向に移動可能である。また図示を省略した駆動装
置によりターンテーブル51は、第2軌道12が第1軌
道4に対して時計方向及び反時計方向、即ち、第3軌道
13の方向に各90度旋回可能になっている。
れた台車浮上用シリンダ26及び位置決めロッド27
は、金型開閉装置内において、ターンテーブル51を直
接浮上位置決め可能に構成されている。このように構成
されているので、例えば金型台5a上とのタイヤ金型M
の移載に当っては、ターンテーブル51を時計方向に9
0度旋回した状態にする。また金型台5b上との間での
タイヤ金型Mの移載に当っては、ターンテーブル51を
反時計方向に90度旋回した状態にする。従って金型移
載装置32は、第1の実施の形態の金型移載装置32a
か、金型移載装置32bのいずれか一方を装備しておけ
ばよいこととなる。
台の前にある時に行なっても、台車装置3aが第1軌道
4上を移動中に行なってもよい。また台車装置3aが金
型開閉装置6a内の定位置P1に達した時、ターンテー
ブル51上の第2軌道12が第1軌道4に対して並行に
なるようにするか、直角になるようにするかは、加硫ス
テーション1a内の金型台及び金型交換テーブル11の
配置(片側に多く配置される場合は直角にした方が有
利)等を考慮して選択すればよい。なお移し替えられた
金型組立体を加硫ステーション5bの所定位置に固定す
るストッパーを含む固定装置100が各加硫ステーショ
ンに装備されているが、公知なので、詳細な説明は省略
する。
〜図8に示して説明する。 加硫ステーション51(グル
ープa用加硫ステーション51a、グループb用加硫ス
テーション51b)は、複数のタイヤ加硫用金型M(M
a1 〜Ma7 、Mb1 〜Mb7 )を収容する金型定置台
51(51a1 〜51a7 、51b1 〜51b7 )から
なり、必要に応じて加熱加圧媒体補充手段、配管等が設
けられている。
52(52a1 〜52a7 、52b1 〜52b7 )にタ
イヤ金型Mを載架したまま金型台に収納する形式にして
いるが、台車52から金型定置台51にタイヤ金型Mを
移載する形式にする場合は、金型移載手段(例えばロー
ラーコンベヤ及びシリンダ駆動プッシャ)が付属してい
る。
に類似の金型開閉装置55と、タイヤ金型Mから加硫済
タイヤを搬出する公知のアンローダ56(56a、56
b)と、タイヤ金型Mに未加硫タイヤを搬入する公知の
ローダ57(57a、57b)とからなり、必要に応じ
て加硫済タイヤ搬送用コンベヤ58、未加硫済タイヤ搬
送用コンベヤ59が設けられている。
記図9の金型開閉装置202(205a、205b)を
2台背中合わせに接合した構成になっている。同金型開
閉装置55の55a1 、55b1 が支持部55cに昇降
可能に組付けたアーム、55a2 、55b2 が支持部5
5cから延びた梁に固定した昇降シリンダで、同昇降シ
リンダ55a2 、55b2 のロッドの先端部が上記アー
ム55a1 、55b1に固定されており、同昇降シリン
ダ55a2 、55b2 の作動により、アーム55a1 、
55b1 が昇降する(55a1 、55a2 、55a3 が
前記図10の205c、205d、205eにそれぞれ
対応している)。
イヤ金型Mを載架した台車52(52a1 〜52a7 、
52b1 〜52b7 )と、搬送車53(グループa用搬
送車53a、グループb用搬送車53b、図示を省略し
た予備のグループc用搬送車53c)とからなり、各台
車52は、図8に示すように前記タイヤ金型Mの基板1
01に一体の台車本体61と、同台車本体61の下面に
固定した複数の脚63及び複数のエヤスライダ62と、
同エヤスライダ62に圧縮空気を供給する配管(図示せ
ず)とにより構成されている。
付ける代わりに台車61の上面に組付ける点以外は、前
記図13に示すタイヤ金型Mと全く同様に構成されてい
るので、図8に示すタイヤ金型Mの詳細な説明は省略す
る。上記搬送車53は、床面FLに埋設した導線を追尾
する形式の公知の自走台車で、搬送車53のフレームが
案内部材65と台車連結用電磁石64とを介して台車本
体61に昇降可能に連結されている。なおこのように連
結するのは、搬送中の搬送車53と台車本体61との相
対高さが変動しても差し支えないようにするためであ
る。
圧縮空気を供給するブロア等の圧縮空気供給源(図示せ
ず)と、台車52の圧縮空気供給口に連結される配管
(図示せず)とが設けられている。次に前記図6〜図8
に示すタイヤ金型運搬装置の作用を具体的に説明する。
複数の脚63の下面が金型定置台51の上面に当接して
載架された加硫中のタイヤ金型Mを支持している。仮に
タイヤ金型Ma1 内でタイヤの加硫が終了したとする
と、搬送車53aが台車52a1 の前に移動し、台車連
結用電磁石64に通電されて、搬送車53aと台車52
a1 とが連結され、次いでブロアが起動し、圧縮空気が
台車52a1の複数のエヤスライダ62に供給されて、
エヤスライダ62と床面との間から空気が吹き出し、台
車52a1 が僅かに浮上して、台車52a1 と床面とが
無接触状態になる。
車52a1 が搬送車53aにより金型開閉装置55内の
aグループ側、即ち、ベース板55a3 上に移動する。
ベース板55a3 上に到達したら、搬送車53aが微動
して、タイヤ金型Ma 1 とベース板55a3 とのセンタ
リングを行う。その際、必要に応じてセンタリング装置
(図示せず)の補助を受ける。
脚63がベース板55a3 の上面に当接して、静置され
る。次いで従来と同様の手順でタイヤ金型Ma1 が開か
れて、加硫済タイヤが取り出され、その後、次に加硫さ
れる未加硫タイヤが搬入され、整形されて、タイヤ金型
Ma1 が閉じられ、次いでタイヤ金型Ma1 が上記の要
領で加硫ステーション51内の所定位置51a1 に戻さ
れる。
置の1つが故障した場合、故障が搬送車53aに発生す
れば、台車52a1 との連結が解除され、予備の搬送車
53cが移動してきて、故障した搬送車53aが押され
るか、引かれるかして、通路が確保され、次いで予備の
搬送車53cが台車52a1 に連結されて、上記作業が
継続される。
a、その他金型開閉装置55のaグループで発生した場
合には、故障を修理する間、タイヤ金型Mが他のグルー
プのタイヤ開閉装置に移送されて、処理される。
は、加硫ステーション1内の複数のタイヤ金型Mの1つ
が加硫を終了すると、空の台車19をそのタイヤ金型M
の前(第2位置P2)に移動させ、必要に応じて第2軌
道12を旋回させてから、タイヤ金型移載装置32の金
型移動駆動装置を台車19の中心から遠ざける方向に移
動させる。加硫が終了したら、同駆動装置のビーム38
を移動させて、ブロック41をタイヤ金型Mの下方に挿
入し、それから、台車19の中心側に移動させて、タイ
ヤ金型Mの下面に設けた突起と同ブロック41に設けた
切欠きとを係合させて、台車19とタイヤ金型Mとを連
結させる。次いでビーム38を逆方向に移動させて、タ
イヤ金型Mを第3軌道13→第2軌道12に移動させ
る。その際、タイヤ金型Mは、重量受け専用軌道4b、
12a、13aと方向案内専用軌道4c、12b、13
bとにより支持されて、台車19の中心に移載される。
タイヤ金型Mの移載が終了したら、タイヤ金型Mを積載
した台車19を第1位置P1に移動させ、次いでタイヤ
金型Mを浮上させて、金型開閉装置への位置決めを行う
とともに、続いて行われる加硫済タイヤの取出し、未加
硫タイヤの搬入整形(Shaping)時に、整形反力
等を各軌道等に直接作用させないようにする。そして加
硫済タイヤの取出し、未加硫タイヤの搬入、整形を終了
して、タイヤ金型Mを閉じたら、タイヤ内方に加硫用加
熱加圧媒体を導入して、次の加硫工程に入り、加硫工程
に入ったタイヤ金型Mを上記と逆の手順で加硫ステーシ
ョン1内の所定位置へ搬送して、加硫工程を続け、台車
19を次に加硫工程を終了するタイヤ金型搬送のために
移動させる。なお金型の交換、ブラダの交換等を行う場
合は、未加硫タイヤを挿入しないで一旦タイヤ金型Mを
閉じてから、台車19により金型交換ステーションへ移
送し、金型交換等を行った後、金型開閉ステーション2
へ移送し、次に加硫される未加硫タイヤの搬入等を行う
ので、複数組のタイヤ金型Mを並べて加硫を行なう加硫
ステーション1と、同タイヤ金型Mを開いて加硫済タイ
ヤを取り出して次に加硫すべき未加硫タイヤを挿入して
整形したのち同タイヤ金型Mを閉じる金型開閉ステーシ
ョン2との間を重量物であるタイヤ金型Mを選択的に効
率よく且つ安全に搬送することができる。
路の両側に加硫中のタイヤ金型Mを置く金型台を配置す
る場合にも対応できるとともに、当初は少数の金型台を
設置し、追って金型台を増設してゆく場合にも容易に対
応できる。
態を示す平面図である。
である。
態を示す縦断側面図である。
示す平面図である。
面図である。
る。
型装置と金型開閉装置との1態様を図10の矢視B−B
線に沿って示す縦断正面図である。
の他の態様を図10の矢視B−B線に沿って示す縦断正
面図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数組のタイヤ金型Mを並べて加硫を行
なう加硫ステーション1と、同タイヤ金型Mを開いて加
硫済タイヤを取り出し次に加硫すべき未加硫タイヤを挿
入して整形したのち同タイヤ金型Mを閉じる金型開閉ス
テーション2との間を往復する金型運搬装置3におい
て、前記加硫ステーション1及び前記金型開閉ステーシ
ョン2に沿って敷設した第1軌道4と、前記金型開閉ス
テーション2に設定した第1位置P1と前記加硫ステー
ション1の前の複数個所に設定した第2位置P2との間
を前記第1軌道4に沿って移動する駆動装置付台車19
と、同台車19上に前記第1軌道4に対して直交する方
向に敷設した第2軌道12と、前記加硫ステーション1
の複数個所に設定した第3位置P3に前記第1軌道4に
対して直交する方向に敷設した第3軌道13と、同第3
軌道13の1つと前記台車19上の第2軌道12とが接
続したときにこれらの第2軌道12及び第3軌道13に
沿って移動する金型移載装置32とを具え、 前記台車19が前記第1位置P1にある時、台車19上
のタイヤ金型Mを前記第2軌道12から浮上させ且つ上
記台車19を前記第1軌道4から浮上させることを特徴
とする タイヤ金型運搬装置。 - 【請求項2】 前記タイヤ金型移載装置32に、前記第
2軌道12に直交するように敷設した第4軌道33上を
移動可能なスライダ35と、同スライダ35上を前記第
2軌道12の方向に第5軌道37に沿って移動可能なビ
ーム38と、同ビーム38上を前記第2軌道12の方向
に第6軌道39に沿って移動可能なブロック41と、前
記ビーム38の両端部に回転可能に取付けたチェーンホ
イール45と、同チェーンホイール45に噛合し且つ適
所を前記ブロック41及び前記スライダ35に連結した
チェーン46とを設けたことを特徴とする請求項1記載
のタイヤ金型運搬装置。 - 【請求項3】 前記第1軌道4と前記第2軌道12と前
記第3軌道13とのそれぞれを、重量受け専用軌道4
b、12a、13aと方向案内専用軌道4c、12b、
13bとにより構成し、同方向案内専用軌道4c、12
b、13bをタイヤ金型Mの中心点を通るよう敷設した
ことを特徴とする請求項1または2記載のタイヤ金型運
搬装置。 - 【請求項4】 前記第1軌道4を挟んで前記加硫ステー
ション1の各第3位置P3と対称の各第4位置P4に前
記第1軌道4に対して直交する方向に敷設した第3軌道
13を有し、同第3軌道13の1つと前記台車19上の
第2軌道12とが接続したときにこれらの第2軌道12
及び第3軌道13に沿って金型移載装置32を移動させ
ることを特徴とする請求項1〜3記載のタイヤ金型運搬
装置。 - 【請求項5】 前記台車19上の第2軌道12及び前記
金型移載装置32を水平面内で180度旋回可能にした
ことを特徴とする請求項1〜4記載のタイヤ金型運搬装
置。
Priority Applications (10)
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JP17749295A JP3219643B2 (ja) | 1994-11-18 | 1995-07-13 | タイヤ金型運搬装置 |
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SK1442-95A SK283583B6 (sk) | 1994-11-18 | 1995-11-16 | Dopravné zariadenie foriem na pneumatiky |
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