JP3184027B2 - 接ぎ木苗製造装置 - Google Patents

接ぎ木苗製造装置

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JP3184027B2
JP3184027B2 JP29192293A JP29192293A JP3184027B2 JP 3184027 B2 JP3184027 B2 JP 3184027B2 JP 29192293 A JP29192293 A JP 29192293A JP 29192293 A JP29192293 A JP 29192293A JP 3184027 B2 JP3184027 B2 JP 3184027B2
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久也 山田
潔 内田
治夫 古賀
明 竹村
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G2/00Vegetative propagation
    • A01G2/30Grafting
    • A01G2/32Automatic apparatus therefor

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  • Transplanting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台木の茎と穂木の茎と
を、その両者の切断面個所にて接合して固定する接ぎ木
苗製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、台木の茎と穂木の茎とを、その両
者の切断面個所にて接合させ、この接合個所をクリップ
にて固定する接ぎ木苗製造装置として、特開平2−10
7125号公報、特開平4−187029号公報及び特
開平4−304817号公報に開示されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの装置に共通す
る点は、1本の穂木と台木とを順次接合し、クリップに
て固定するものであり、複数の苗を一挙に接ぎ木作業で
きないから効率が悪いという問題があった。
【0004】また、穂木を搬送するラインと台木を搬送
するラインとを平面視で平行状に配置し、両ラインの搬
送下流端部間に穂木及び台木の回転式把持移送機構、切
断機構、接合機構及びクリップによる固定機構等の作業
部を配置し、さらに、接ぎ木済の苗の搬送ラインは前記
両ラインに対して直交するように配置し、装置全体とし
て平面視でT字状に配置されたもの(特願平4−304
817号公報)や、特開平4−187029号公報のよ
うに、穂木を搬送するラインと台木を搬送するラインと
を平面視で平行状に配置し、両ラインの搬送下流端部間
に穂木及び台木の回転式把持移送機構、切断機構、接合
機構及びクリップによる固定機構等の作業部を配置し、
さらに、接ぎ木済の苗の搬送ラインは前記作業部より下
流側にて前記両ラインと平行状に配置したものが提案さ
れているが、いずれも、穂木搬送ラインと台木搬送ライ
ンとの間に無駄な空間や床面積が存在し、装置全体とし
て大型化するという問題があった。
【0005】他方、特開平2−211810号公報で
は、穂木を搬送するラインと台木を搬送するラインとを
平面視で平行状に配置したものであって、各ラインに載
置した苗箱には、それぞれ穂木、台木の苗を搬送方向と
直交する方向に複数本植立されており、前記直交する複
数本の苗の茎部をガイド板と押え板とからなる枠体で一
挙に把持する挟持装置を各ラインの上流側に配置し、そ
の下流側には前記枠体に挟持された複数本の穂木、台木
の茎部を各々切断する切断装置を配置し、さらにその下
流側に、前記切断された台木の苗箱のラインに、前記切
断された穂木を挟持する枠体を横移動させる移動手段
が、前記両ラインの上方を跨ぐフレームに設け、台木の
ラインにおいて、前記台木の茎部に穂木の茎部を上から
接合させる接合装置を配置したものが開示されている。
【0006】しかし、この構成の接ぎ木製造装置でも、
両ラインの搬送方向の上流から下流にわたって、挟持装
置、切断装置、接合装置を配置しているので、無駄な空
間や床面積が存在し、装置全体として大型化するという
問題は解決できなかった。
【0007】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたものであり、複数本の穂木及び台木を一挙に切
断、接合などの作業を実行して作業効率を高めると共
に、装置の小型化を図ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の接ぎ木苗製造装置は、穂木
用苗搬送ラインと台木用苗搬送ラインと接ぎ木済苗搬送
ラインとを平面視で平行状に配置し、且つ各ラインに
は、穂木、台木及び接ぎ木済の各苗を複数本が苗搬送方
向と交差するように横列状に配置し、前記3つの搬送ラ
インの上方を跨ぐように設けたフレームには、前記各穂
木及び各台木の茎の上下部位をそれぞれ把持すると共
に、昇降可能且つ前記苗の横列方向に移動可能な把持移
送機構と、切断機構と、接合機構とを配置したものであ
る。
【0009】そして、請求項2の発明は、請求項1に記
載の接ぎ木苗製造装置において、前記接ぎ木済苗の搬送
ラインに臨んで、接合部材の供給装置を配置したもので
ある。
【0010】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明すると、図1は接ぎ木苗製造装置1全体の概略平面
図、図2は概略正面図、図3は各作業の機構の移動範囲
を示す概略平面図である。
【0011】図1に示すように、接ぎ木苗製造装置1
は、穂木用苗搬送ライン2と台木用苗搬送ライン3と接
ぎ木済苗搬送ライン4とを平面視で平行状に配置する各
搬送ラインはベルトコンベヤ等の周知構成の搬送手段か
らなり、各搬送ライン2,3,4上に載置される各トレ
イ5には、穂木用苗H、台木用苗D、接ぎ木済苗Sがそ
れぞれ複数本(X方向に6本列、Y方向に12本列)を
収納できる鉢部20が平面視マトリックス状に形成され
ているものである。
【0012】そして、図1における左端にある穂木用苗
搬送ライン2と中央にある台木用苗搬送ライン3とでは
トレイ5を、図1の矢印Y方向に前記鉢部20の間隔P
1毎に間欠的に搬送され、苗の把持移送機構7、切断機
構8、接合機構としてのクリップ搬送機構9等を配置し
た門型フレーム6の下方個所で後述する各種作業を実行
し、接ぎ木用の接合部材としてのクリップ10により台
木用苗Hの根元側と穂木用苗Dの先端側とを接ぎ木され
た接ぎ木済苗Sは、接ぎ木済苗搬送ライン4において、
前記両搬送ライン2,3におけるトレイ5の搬送方向と
逆向き(反矢印Y方向)に前記ピッチP1にて間欠搬送
されるものである。また、接ぎ木済苗搬送ライン4の側
方であって、門型フレーム6の下方には、不要となった
台木用苗Dにおける上側茎部を集めるための廃棄箱12
が設置され、また、その廃棄箱12の上方近傍には、ク
リップ10を1個づつクリップ搬送機構9に供給するた
めの接合部材供給装置としてのクリップフイーダ11が
配置されている。なお、符号13は前記各機構7,8,
9等の駆動用の圧縮エア源となるコンプレッサ、符号1
4は作業を制御するための電気的制御回路等の制御用中
央処理装置である。
【0013】後に詳述する把持移送機構7では、前記穂
木用苗搬送ライン2及び台木用苗搬送ライン3における
トレイ5,5から穂木用苗Hを6本、台木用苗Dを6
本、合計12本の苗を一挙に把持するものであり、ま
た、この把持移送機構7では、1本の苗につきその根元
側と先端(上端側)の茎部(上下2箇所)を上下の把持
ハンド15,16にて挟持する。この上部把持ハンド1
5群を支持する上部移送フレーム17と下部把持ハンド
16群を支持する下部移送フレーム18とは、一体的に
寸法H1(図示せず)だけ上昇し、この上下両把持ハン
ド15,16にて挟持した苗をトレイ5の鉢部から上方
に抜き出し、次いで、トレイ5の上方に空間にて上下把
持ハンド15,16の間に切断機構8におけるカッタ1
9を押し進めて一挙に12本の苗の茎部をその軸線に対
して斜め切りする。
【0014】そして、前記茎が切断された12本の苗の
下部側茎を挟持したまま、下部把持ハンド16群の下部
移送フレーム18は、台木用苗Dの下部側茎部(養土
付)が接ぎ木済苗搬送ライン4のトレイ5上に位置し、
穂木用苗Hの下部側茎部(養土付)が台木用苗搬送ライ
ン3におけるトレイ5上に位置するように、距離L1
(1ライン幅分)だけ横移動する。他方、上部把持ハン
ド15群の上部移送フレーム17は、前記茎が切断され
た12本の苗の上部側茎を挟持したまま若干寸法H2
(図示せず)だけ上昇させた後、穂木用苗Hの上部側茎
が接ぎ木済苗搬送ライン4のトレイ5の上方に位置し、
台木用苗Dの上部側茎が廃棄箱12上に位置するように
距離L2(前記距離L1の二倍)だけ横移動した後、穂
木用苗Hの上部側茎が台木用苗Dの下部側茎部(養土
付)の切断面に接合するように、上部把持ハンド15群
を所定寸法H2だけ下降させる。この状態で、前記接ぎ
木済苗搬送ライン4のトレイ5の上方にて、クリップ搬
送機構9に予め装填されたクリップ10を前記各苗の接
合部に接近させて挟持するようにして固定すると接ぎ木
済苗Sとなるのである。このように、接ぎ木作業を終了
した接ぎ木済の6本の苗Sは、前記把持移送機構7をH
1の距離だけ下降させることで、接ぎ木済苗搬送ライン
4のトレイ5の空の鉢部20に収納されるので、この状
態で、上部把持ハンド15及び下部把持ハンド16を開
いて茎の把持を開放すれば良い。このときには、不要と
なる穂木用苗Hの根元側茎部(養土付)は、下部把持ハ
ンド16の開き動にて台木用苗搬送ライン3において台
木用苗Dが抜き出されたトレイ5の空の鉢部20に収納
されるし、不要となった台木用苗Dにおける先端側茎
は、上部把持ハンド15の開き動にて廃棄箱12に向か
って自然落下して廃棄される。
【0015】次に、把持移送機構7の細部構成につい
て、図4〜図9を参照しながら説明する。把持移送機構
7の昇降枠21は、門型フレーム6の上面板に固定した
昇降用エアシリンダ等の第1昇降アクチュエータ22に
て、穂木用搬送ライン2及び台木用苗搬送ライン3の上
面に対して大きく上下動する。昇降枠21には、距離L
1だけ横移動する横移動用エアシリンダ等の第1横移動
アクチュエータ23を介して12対の下部把持ハンド1
6が備えられた下部移送フレーム18が装着されてい
る。
【0016】また、昇降枠21の前面の上下ガイドレー
ル24に横移動用エアシリンダ等の第2横移動アクチュ
エータ25を上下動自在に配置し、この第2横移動アク
チュエータ25を、昇降枠21に固定されたエアシリン
ダ等の第2昇降アクチュエータ26にて小さい距離H2
だけ上下動するように装着されている。この第2横移動
アクチュエータ25にて、12対の上部把持ハンド15
が備えられた上部移送フレーム17が距離L2だけ横移
動するように構成されている。
【0017】図4で理解できるように、台木苗D(穂木
用苗Hとも共通する)の下部側茎を挟持する下部把持ハ
ンド16の基部は、切断機構8から遠い側に位置し、台
木苗Dの上部側茎を挟持する上部把持ハンド15の基部
は切断機構8に近い側に位置している。上部把持ハンド
15の左右支持体15a,15bの拡狭移動機構と、下
部把持ハンド16の左右支持体16a,16bの拡狭移
動機構とは同じであるので、下部把持ハンド16におけ
る拡狭移動機構にて代表して説明すると、図7に示すよ
うに、下部移送フレーム18における上下等の対の横長
のガイド軸30,30には、左右一対の摺動支持片31
a,31bと左右一対の摺動支持片32a,32bを左
右摺動自在に被嵌し、一対の摺動支持片31a,31b
には前記下部把持ハンド16の12本の左支持体16a
が一定間隔(P2)にて取付く横杆33を固着する。他
方の一対の摺動片32a,32bには、前記12本の右
支持体16bが一定間隔(P2)にて取付く横杆34を
固着する。
【0018】そして、図6及び図7において、下部移送
フレーム18の左端に設けた拡狭移動用アクチュエータ
35のピストンロッド35aを摺動支持片31aに固定
する一方、下部移送フレーム18の右端に設けた拡狭移
動用アクチュエータ36のピストンロッド36aを摺動
支持片32bに固定する。この構成により、左右両拡狭
移動用アクチュエータ35,36のピストンロッド35
a,36aを突出動させると、左右支持体16a,16
bの左右間隔が狭まるように横杆33,34が横移動
し、左右支持体16a,16b先端の挟持片37a,3
7bにて台木用苗D(穂木用苗H)の根元側茎を左右か
ら挟持することになる。
【0019】反対にピストンロッド35a,36aを突
出動させると、左右支持体16a,16bの左右間隔が
拡がるように横杆33,34が横移動し、左右支持体1
6a,16b先端の挟持片37a,37bは前記茎を放
すように拡がるのである。
【0020】上部移送フレーム17においても、拡狭移
動用アクチュエータ35,36及び横杆38,39を介
して左右支持体15a,15bを左右移動させて、この
先端の挟持片40a,40bにて台木用苗D(穂木用苗
H)の先端側茎を挟持したり、この茎を放したりするも
のである。なお、図6では上部移送フレーム17等は図
示省略している。
【0021】なお、挟持片37a,37b(挟持片40
a,40bも同じ)は、図7及び図9に示すように、断
面L字状に形成され、水平板部の内辺には茎を囲むよう
に案内できる平面視略V字状の案内溝41が形成されて
おり、前記挟持片37a,37b(挟持片40a,40
bも同じ)には、挟持するときの茎の損傷を防止するた
めのスポンジ等の軟質弾性体42が固着されている。
【0022】次に、図4、図5、図8及び図9に基づい
て切断機構8について説明する。切断機構8におけるカ
ッタ19は前記把持移送機構7と対向した位置に台木用
苗D(穂木用苗H)の搬送方向上流側から各茎に対して
接近して押し切りするものであって、図9に示すように
茎の軸線に対して斜めに切断する。
【0023】前記把持移送機構7にて挟持されて所定高
さまで持ち上げられた台木用苗D及び穂木用苗Hを12
本一挙に切断するとき、各苗の茎部がカッタ19の押し
切りに対して逃げ移動しないようにするため、上部把持
ハンド15と下部把持ハンド16との上下間にて、左右
一対の把持片43a,43bにて茎の位置を拘束した後
に、カッタ19を図5の矢印Y方向に押し進める。
【0024】切断用フレーム44は門型フレーム6に対
して高さ位置不変に保持され、切断用フレーム44に
は、前記12本の左把持片43aの基部を支持する横杆
45と右把持片43bの基部を支持する横杆46とが左
右移動可能に支持されている。そして、切断用フレーム
44に取付けられたエアシリンダ等の把持移動用アクチ
ュエータ47の左側から突出するピストンロッド47a
を前記横杆46に連結する一方、右側から突出するピス
トンロッド47bを前記横杆45に連結する。これによ
り、両ピストンロッド47a,47bが互いに突出する
と、左右両把持片93a,43bの左右間隔が縮まり苗
の茎を左右から把持する。反対に両ピストンロッド47
a,47bが互いに後退すると、左右両把持片43a,
43bの左右間隔が拡がるのである。
【0025】他方、切断用フレーム44に前後移動(矢
印Y方向)に移動可能に支持された支持フレーム48に
は12本の丸棒、角棒、板状等のカッタ軸49を一定間
隔(P2)にて突出させ、カッタアクチュエータ50に
より支持フレーム48を(矢印Y方向)移動させるもの
である。
【0026】なお、前記実施例では、多数の上部把持ハ
ンド15(下部把持ハンド16)を左右2つのアクチュ
エータ35,36にて一斉に左右移動させる構成である
ので、全ての把持ハンドの拡狭移動量が同一となる。従
って、この構成では、穂木用苗Hと台木用苗Dの種類
(品質)の相違や、各固体別による苗茎の直径差異、柔
らかさの差異に応じて各把持ハンドごとに拡狭移動量を
変更するする調節が困難となる。そこで、図10に示す
ように、各苗個所ごとに揺動型のエアアクチュエータ5
1を設ける。そして、図11に示すように、空気圧回路
52におけるON・OFF制御弁53とアクチュエータ
51との間に、減圧弁(圧力調節弁)54を介挿し、各
茎を強すぎることも弱すぎることなく適当な圧力にて把
持できるようにすることが好ましい。なお、符号55は
フイルタ、56はレブリケータ、57はリリーフ弁であ
る。
【0027】次に、図12〜図15を参照しながら、台
木と穂木とを接合するための接合機構としてのクリップ
搬送機構9の詳細構成について説明する。
【0028】従来から構成が公知な振動式のパーツフイ
ーダ等からなるクリップフイーダ11に、洗濯はさみ式
の合成樹脂製等の接ぎ木用の接合部材としてのクリップ
10をランダムに入れると、上面開放型の供給通路11
a内でクリップ10が、その二股状の茎掴み部10aが
供給口11bに近い先頭となり、二股状の開閉操作部1
0b、10bが後になるように姿勢が揃えられて一列状
に並べられる(図14(a)参照)。なお、符号10c
は茎掴み部10aを常時閉じ方向に付勢するためのリン
グばねである。
【0029】クリップ搬送機構9は、図12及び図13
に示すように、門型フレーム6の下面に設けた支持枠体
60に対してその下面側に吊支される移動枠体61がX
方向及びY方向に移動可能となるように構成されてい
る。即ち、支持枠体60の下面に固定したX方向に長手
のガイドレール62に対して移動枠体61の上部吊支体
61aを左右方向(X方向)に移動自在に吊支し、支持
枠体60の下面側に設けた従動プーリ63と駆動プーリ
64とにタイミングベルト65を巻掛けし、駆動プーリ
64は門型フレーム6上に固定した正逆回転可能なステ
ップモータ66にて駆動され、タイミングベルト65と
前記上部吊支体61aとを連結金具69にて連結する。
また、上部吊支体61aの下面に設けた前後方向(Y方
向)のガイドレール67に対して移動枠体61を移動自
在に吊支し、門型フレーム6下面に固定した駆動アクチ
ュエータ68のピストンロッド(図示せず)を移動枠体
61に連結して、ピストンロッドが突出動すれば、移動
枠体61が前記把持移送機構7の前面に接近するように
移動させられる(図12の二点鎖線参照)。
【0030】前記移動枠体61には、6対の左右ハンド
体70a,70bからなるクリップホルダ70が把持移
送機構7における上部把持ハンド15(下部把持ハンド
16)の設置間隔に等しい一定間隔(P2)にて配置さ
れている。
【0031】6本の右ハンド体70bの基部を固定した
横杆71と、同じく6本の左ハンド体70aの基部を固
定した横杆72とは、移動枠体60に対して互い左右移
動可能に装着されている。
【0032】他方、各クリップホルダ70における左右
ハンド体70a,70bには互いに内向きに開口するY
方向に長手の案内溝76,76が形成されており、この
案内溝76,76にクリップ10におけるリングばね1
0cが挿通して姿勢保持されながら、クリップ10の先
端である茎掴み部10aが保持部77まで移動できる。
【0033】そして、後述するように左右ハンド体70
a,70bの間隔がP4に保持された状態で、前記クリ
ップフイーダ11における供給通路11aの供給口11
bの前方に位置するとき、供給通路11a上に沿って配
置したエアシリンダ等のクリップ供給用アクチュエータ
78におけるピストンロッド78a先端の押し体79が
クリップ10を前方に押し出してクリップホルダ70に
受け継ぎさせる(図14(a)参照)。一つのクリップ
ホルダ70に対して1つのクリップ10の受け継ぎを終
了すると、ステップモータ66を作動させ、移動枠体6
0全体をピッチP2だけ横方向(X方向)に間欠移動さ
せて、空状態のクリップホルダ70を供給口11bの前
方に位置させ、このクリップホルダ70にクリップ10
を受け継がせるという作業を繰り返して、6つのクリッ
プホルダ70の全てにクリップ10が供給されると、前
記台木用苗Dと穂木用苗Hとの切断個所を接合させた状
態把持移送機構6の前方に向かって移動枠体61を大き
くX方向に移動させるのである。
【0034】なお、移動枠体61に固定したエアシリン
ダ等の第1クリップ用アクチュエータ73における左側
から突出するピストンロッド73aを第2クリップ用ア
クチュエータ74に連結し、該第2クリップ用アクチュ
エータ74のピストンロッド74aを前記横杆71に連
結する一方、右側から突出するピストンロッド73bを
第2クリップ用アクチュエータ75に連結し、該第2ク
リップ用アクチュエータ75のピストンロッド75aを
前記横杆72に連結する。これにより、両ピストンロッ
ド73a,73bが互いに突出すると、左右両ハンド体
70a,70bの左右間隔がP3(図14(b)の状態
参照)まで縮まり、クリップ10における左右の開閉操
作部10b,10bの間隔を狭くし、茎掴み部10aが
拡がった状態に保持できる。両ピストンロッド73a,
73bが互いに後退すると、左右両ハンド体70a,7
0bの左右間隔がP4(図14(a)の状態参照)まで
拡がり、クリップフイーダ11における供給口11bか
らクリップ10を受け継ぐ待機姿勢となる。そして、こ
の拡がった状態で第2クリップ用アクチュエータ74,
75を作動させてピストンロッド74a,75aを突出
動させると、左右両ハンド体70a,70bの左右間隔
がP5(図14(c)の状態参照)まで拡がり、クリッ
プ10における茎掴み部10aにて接ぎ木苗Sの接合部
を左右から掴んで固定する。ピストンロッド74a,7
5aを後退動させると、左右両ハンド体70a,70b
の左右間隔がP4(図14(b)の状態参照)まで狭く
なるように復帰するのである。
【0035】以上の構成により、把持移送機構7にて、
6本の穂木用苗Hと6本の台木用苗Dとの合計12本の
苗を上部把持ハンド15及び下部把持ハンド16にて挟
持してトレイ5からピックアップして、茎の中途部を切
断し、且つ切断後の茎上部側を若干持ち上げた状態で茎
上部側をL2の距離移動させ、茎下部側を距離L1だけ
横移動させた後、前記持ち上げた分だけ茎上部側を下降
させて穂木用苗Hの茎上部側を台木用苗Dの茎下部の切
断面に接合させるという行程中に、クリップ搬送機構9
では、クリップフイーダ11から6本のクリップ10を
クリップホルダ70に装填した後、前記6本の苗の接合
部の個所に接近すべくX方向に移動するという行程を同
時進行させるのである。クリップ10により前記6本の
苗の接合部を接合固定するという接ぎ木作業を完了する
と、クリップ搬送機構9は元の位置に戻って、クリップ
装填作業を実行する。この間に、前記把持移送機構7を
H1の距離だけ下降させることで、接ぎ木作業を終了し
た接ぎ木済の6本の苗Sは、接ぎ木済苗搬送ライン4の
トレイ5の空の鉢部20に収納されるので、この状態
で、上部把持ハンド15及び下部把持ハンド16を開い
て茎の把持を開放すれば良い。このとき、不要となる穂
木用苗Hの根元側茎部(養土付)は、下部把持ハンド1
6の開き動にて台木用苗搬送ライン3において台木用苗
Dが抜き出されたトレイ5の空の鉢部20に収納される
し、不要となった台木用苗Dにおける先端側茎は、上部
把持ハンド15の開き動にて廃棄箱12に向かって自然
落下して廃棄される。
【0036】また、前記作業により穂木用苗搬送ライン
2におけるトレイ5は空になるので、その空のトレイ5
を接ぎ木済苗Sの収納に使用すべく、接ぎ木済苗搬送ラ
イン4に載置すれば良く、他方、台木用苗搬送ライン3
でのトレイ5には、当該台木用苗Dを抜き出した後の空
の鉢部20に不要となった穂木用苗Hの根元側茎部(養
土付)を収納できるから、空のトレイ5を別途準備する
必要がなくトレイ5の必要個数も少なくて済み、前記不
要苗部の収納場所を別途確保する必要がなく設置面積を
少なくすることができる。
【0037】前記実施例では、6本の接ぎ木苗を同時に
製造できる装置について説明したが、この本数の多少は
設置部の必要面積に応じて増減できる。そして、本発明
では、各苗の搬送ラインで供給される苗の背丈より上方
空間において、切断作業、接合作業、クリップ固定作業
を実行するので、前記各作業のための機構を必要以上に
小型化すべき制限を受けることがないので、各機構部の
設計に自由度が与えられる。
【0038】
【発明の作用・効果】以上に説明したように請求項1に
記載の発明は、穂木用苗搬送ラインと台木用苗搬送ライ
ンと接ぎ木済苗搬送ラインとを平面視で平行状に配置
し、且つ各ラインには、穂木、台木及び接ぎ木済の各苗
を複数本が苗搬送方向と交差するように横列状に配置
し、前記3つの搬送ラインの上方を跨ぐように設けたフ
レームには、前記各穂木及び各台木の茎の上下部位をそ
れぞれ把持すると共に、昇降可能且つ前記苗の横列方向
に移動可能な把持移送機構と、切断機構と、接合機構と
を配置したものであって、前記1つのフレームの箇所の
みで、各搬送ラインにおいて横一列状に並んだ複数本の
苗を把持し、移送し、切断し、さらには接合部材による
苗の固定作業を実行できるから、接ぎ木苗製造作業の効
率が格段に向上するという効果を奏する。また、穂木、
台木及び接ぎ木済の各苗を搬送する搬送ラインを平面視
で平行状に配置し、この3つの搬送ラインの上方を跨ぐ
ように設けたフレームに、各作業機構を設けるから、苗
の背丈の上方空間を利用して各種の作業ができることに
なり、無駄な空間ができず、製造装置全体としての敷地
面積を少なくでき、コンパクトな接ぎ木製造装置を提供
することができるという効果を奏する。
【0039】さらに、請求項2の発明では、前記構成に
加えて、前記接ぎ木済苗の搬送ラインに臨んで、接合部
材の供給装置を配置したものであるから、接合機構での
接ぎ木のための接合部材の供給作業と、接合部材による
苗の接合固定作業とに無駄な動きを少なくできる。そし
て、接合部材の供給装置の設置による無駄な空間も少な
くでき、一層コンパクトな接ぎ木製造装置を提供するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】接ぎ木苗製造装置の概略平面図である。
【図2】接ぎ木苗製造装置の概略正面図である。
【図3】門型フレーム部分における把持移送機構と、切
断機構と、クリップ搬送機構との移動範囲を示す説明図
である。
【図4】把持移送機構と、切断機構との側面図である。
【図5】把持移送機構と、切断機構との一部切欠き平面
図である。
【図6】下部移送フレームと下部把持ハンドとの一部切
欠き正面図である。
【図7】下部移送フレームと下部把持ハンドとの一部切
欠き斜視図である。
【図8】切断機構の要部斜視図である。
【図9】茎切断時における部品の位置関係を示す要部断
面図である。
【図10】把持ハンド用アクチュエータの他の実施例を
示す斜視図である。
【図11】把持ハンド用アクチュエータの制御よう空気
圧回路を示す図である。
【図12】クリップ搬送機構を示す図13におけるXII
−XII 線矢視断面図である。
【図13】図12のXIII −XIII 線矢視図である。
【図14】(a)はクリップフイーダからクリップホル
ダへのクリップ受け継ぎ状態を示す平断面図、(b)は
クリップにおける茎掴み部を開いた状態を示す平面図、
(c)はクリップにて茎を掴む状態を示す平面図であ
る。
【図15】図14(a)のXV−XV線矢視断面図であ
る。
【符号の説明】
H 穂木用苗 D 台木用苗 S 接ぎ木済苗 1 接ぎ木苗製造装置 2 穂木用苗搬送ライン 3 台木用苗搬送ライン 4 接ぎ木済苗搬送ライン 5 トレイ 6 門型フレーム 7 把持搬送機構 8 切断機構 9 クリップ搬送機構 10 クリップ 15 上部把持ハンド 16 下部把持ハンド 17 上部移送フレーム 18 下部移送フレーム 19 カッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 潔 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (72)発明者 古賀 治夫 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (72)発明者 竹村 明 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (72)発明者 上山 正直 兵庫県尼崎市塚口本町5丁目3番1号 昭和精機工業株式会社 内 (72)発明者 安部 芳則 兵庫県尼崎市塚口本町5丁目3番1号 昭和精機工業株式会社 内 (56)参考文献 特開 平2−211810(JP,A) 特開 平4−304817(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穂木用苗搬送ラインと台木用苗搬送ライ
    ンと接ぎ木済苗搬送ラインとを平面視で平行状に配置
    し、且つ各ラインには、穂木、台木及び接ぎ木済の各苗
    を複数本が苗搬送方向と交差するように横列状に配置
    し、前記3つの搬送ラインの上方を跨ぐように設けたフ
    レームには、前記各穂木及び各台木の茎の上下部位をそ
    れぞれ把持すると共に、昇降可能且つ前記苗の横列方向
    に移動可能な把持移送機構と、切断機構と、接合機構と
    を配置したことを特徴とする接ぎ木苗製造装置。
  2. 【請求項2】 前記接ぎ木済苗の搬送ラインに臨んで、
    接合部材の供給装置を配置したことを特徴とする請求項
    1に記載の接ぎ木苗製造装置。
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