JPH09275774A - 自動接ぎ木装置 - Google Patents

自動接ぎ木装置

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JPH09275774A
JPH09275774A JP8095137A JP9513796A JPH09275774A JP H09275774 A JPH09275774 A JP H09275774A JP 8095137 A JP8095137 A JP 8095137A JP 9513796 A JP9513796 A JP 9513796A JP H09275774 A JPH09275774 A JP H09275774A
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JP
Japan
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seedlings
seedling
tray
rootstock
scion
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Application number
JP8095137A
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English (en)
Inventor
Haruki Otsuki
晴樹 大月
Yoshiaki Goto
義昭 後藤
Masato Suzuki
正肚 鈴木
Sadao Sasaya
定夫 笹谷
Ken Kobayashi
研 小林
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SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Iseki and Co Ltd
Kubota Corp
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Iseki and Co Ltd
Kubota Corp
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO, Iseki and Co Ltd, Kubota Corp, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動接ぎ木装置において、上側部分が切断さ
れた台木用の苗と下側部分が切断された穂木用の苗と
を、互いに所定姿勢で接合する操作が的確に行えるよう
に構成する。 【解決手段】 複数の台木用の苗1及び複数の穂木用の
苗4を縦列状に支持しながら揃える第1及び第2苗揃え
機構14,15を備え、台木トレイ2及び穂木トレイ5
から一列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4を同時
に挟持して取り出し、縦列に沿って第1及び第2苗揃え
機構14,15に入れ込む第1及び第2取り出し機構2
1,22を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜の苗を対象と
した自動接ぎ木装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動接ぎ木装置においては、台木トレイ
及び穂木トレイに台木用の苗及び穂木用の苗を発芽させ
ておき、台木トレイから台木用の苗を取り出して上側部
分を切断し、穂木トレイから穂木用の苗を取り出して下
側部分が切断して、上側部分が切断された台木の苗の上
端に、下側部分が切断された穂木の苗の下端を接合して
接ぎ木処理し、この接ぎ木処理後の苗を仮植トレイに移
植していくように構成されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えばウリ科の野菜の
苗の接ぎ木処理においては、台木用の苗の上側部分を切
断する場合に一対の子葉の全てを切断するのではなく、
片葉を残して上側部分を切断する(台木用の苗の残され
た子葉を、接ぎ木処理後の成長の栄養源とする為)。こ
の後、片葉が残された台木用の苗の上端に穂木用の苗を
接合する際、仮植トレイへの移植後において台木用の苗
の片葉が、接ぎ木処理された上側の穂木用の苗の子葉の
日陰にならないように、台木用の苗の片葉の向きと穂木
用の苗の子葉の向きとを交差(例えば直交状態)させて
接合する。
【0004】以上のように野菜の苗の接ぎ木処理では、
台木トレイから取り出されて上側部分が切断された台木
用の苗と、穂木トレイから取り出されて下側部分が切断
された穂木用の苗とにおいて、互いに所定姿勢で接合す
る場合が多い。これに対し、台木トレイ及び穂木トレイ
に台木用の苗及び穂木用の苗を発芽させた場合、各台木
用の苗の子葉及び各穂木用の苗の子葉の向きは一定では
なく、色々な方向に向いている。本発明は前述のような
自動接ぎ木装置において、上側部分が切断された台木用
の苗と下側部分が切断された穂木用の苗とを、互いに所
定姿勢で接合する操作が的確に行えるように構成するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔I〕請求項1の特徴によれば例えば図5,6,7に示
すように、第1取り出し機構21により台木トレイ2か
ら台木用の苗1が取り出されて、第1苗揃え機構14に
入れ込まれ、第2取り出し機構22により穂木トレイ5
から穂木用の苗4が取り出されて、第2苗揃え機構15
に入れ込まれるのであり、台木用の苗1の子葉及び穂木
用の苗4の子葉がどのような方向に向いていても、この
後に第1及び第2苗揃え機構14,15によって、台木
用の苗1の子葉及び穂木用の苗4の子葉が所定の向きに
揃えられる(例えば図8及び図9参照)。
【0006】この場合、第1及び第2取り出し機構2
1,22により台木トレイ2及び穂木トレイ5から、一
列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4が取り出さ
れ、そのまま第1及び第2苗揃え機構14,15に入れ
込まれるので、台木用の苗1及び穂木用の苗4を一つず
つ取り出して入れ込んでいく構成に比べて、一つの台木
トレイ2及び穂木トレイ5からの台木用の苗1及び穂木
用の苗4の取り出し、及び入れ込みに要する全体の時間
が短くなる。第1及び第2苗揃え機構14,15におい
て、一列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4が縦列
状に支持されながら、一度に子葉が所定の向きに揃えら
れるので、子葉の向きを所定の向きに揃えるのに要する
時間も短くなる。
【0007】台木トレイから取り出された台木用の苗の
上側部分を切断する場合、前述のように片葉を残して上
側部分を切断する場合、台木用の苗の子葉が所定の向き
に揃えられていると、第1切断機構による台木用の苗の
上側部分の片葉を残しての切断が精度良く行える。台木
用の苗の上側部分を切断する際、片葉を残さずに子葉の
全てを切断する場合もある。このような場合には、接ぎ
木処理が確実に行われるようにする為に、台木用の苗の
上側部分を子葉に対して所定の向きに斜めに切断して、
下側部分が切断された穂木用の苗を、上側部分が切断さ
れた台木用の苗に接合する。これにより、前述のように
台木用の苗の子葉が所定の向きに揃えられていると、第
1切断機構による台木用の苗の上側部分の斜めの切断が
精度良く行える。穂木用の苗においても接ぎ木処理が確
実に行われるようにする為に、穂木用の苗の下側部分を
子葉に対して所定の向きに斜めに切断することがある。
これにより、前述のように穂木用の苗の子葉が所定の向
きに揃えられていると、第2切断機構による穂木用の苗
の下側部分の斜めの切断が精度良く行える。
【0008】台木用の苗の上側部分の切断、及び穂木用
の苗の下側部分の切断の終了後において、台木用の苗の
上端に穂木用の苗の下端を接合する場合、前述のように
台木用の苗の子葉及び穂木用の苗の子葉が所定の向きに
揃えられていると、接ぎ木機構によって上側部分が切断
された台木用の苗の上端に、下側部分が切断された穂木
用の苗の下端を所定姿勢に接合する操作も、精度良く行
える。
【0009】〔II〕請求項2の特徴によると、請求項
1の場合と同様に前項〔I〕に記載の「作用」を備えて
おり、これに加えて以下のような「作用」を備えてい
る。第1及び第2取り出し機構の挟持アームにより一列
の台木用の苗及び一列の穂木用の苗を挟持した場合、全
ての台木用の苗及び穂木用の苗が、挟持アームの一定位
置の挟持されるわけではなく、各台木用の苗及び各穂木
用の苗において位置がずれる場合が多い。
【0010】請求項2の特徴によると例えば図19に示
すように、第1及び第2取り出し機構の挟持アーム28
に融通部28aが備えられているので、例えば図19,
6,7に示すように、第1及び第2取り出し機構21,
22に支持された台木用の苗1及び穂木用の苗4が、第
1及び第2苗揃え機構14,15に入れ込まれる際、挟
持アーム28に挟持されている各台木用の苗1及び各穂
木用の苗4の位置がずれていても、第1及び第2苗揃え
機構21,22への入れ込みに伴って、台木用の苗1及
び穂木用の苗4が、入れ込み方向と交差する方向に適時
移動して、第1及び第2苗揃え機構14,15に円滑に
入れ込まれていく。
【0011】〔III〕請求項3の特徴によると、請求
項1又は2の場合と同様に前項〔I〕又は〔II〕に記
載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような
「作用」を備えている。台木トレイ及び穂木トレイには
何種類かの高さの異なるものがあったり、稲用の育苗箱
に台木トレイ及び穂木トレイを入れて使用する場合に
は、稲用の育苗箱に何種類かの高さの異なるものがあっ
たりする。
【0012】請求項3の特徴によると、前述のように高
さの異なる台木トレイ及び穂木トレイを使用した場合、
例えば図2に示すように高さ調節手段38により台木ト
レイ支持部25及び穂木トレイ支持部25の高さを調節
することによって、台木トレイ及び穂木トレイの高さの
違いに関係なく、台木トレイ支持部25及び穂木トレイ
支持部25における台木トレイ2及び穂木トレイ5と、
第1及び第2取り出し機構21,22との高さの関係
を、一定に維持することができる。
【0013】〔IV〕請求項4の特徴によると、請求項
1,2,3のうちのいずれか一つの場合と同様に、前項
〔I〕〔II〕〔III〕のうちのいずれか一つに記載
の「作用」を備えており、これに加えて以下のような
「作用」を備えている。台木トレイ及び穂木トレイにお
いて台木用の苗及び穂木用の苗を発芽させた場合、隣合
う台木用の苗及び隣合う穂木用の苗が絡み合うことがあ
るので、このように絡み合った状態では、第1及び第2
取り出し機構にとって絡み合いの状態が邪魔になり、台
木用の苗及び穂木用の苗を正常に取り出すことができな
い。
【0014】請求項4の特徴のような第1及び第2分離
機構を備えることにより、第1及び第2取り出し機構が
一列の台木用の苗及び一列の穂木用の苗を取り出す前
に、第1及び第2分離機構により隣合って絡み合う台木
用の苗及び穂木用の苗を分離しておけば、第1及び第2
取り出し機構によって一列の台木用の苗及び一列の穂木
用の苗を正常に取り出すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に自動接ぎ木装置の全体平面
が示され、図2に自動接ぎ木装置の全体側面が示されて
いる。図1及び図2に示すように、台木用の苗1を収容
した台木トレイ2を上下複数段に支持する台木ストッカ
ー10、穂木用の苗4を収容した穂木トレイ5を上下複
数段に支持する穂木ストッカー11、接ぎ木処理後の苗
7を移植するための仮植トレイ8を上下複数段に支持す
る仮植ストッカー12が備えられて、各々が横方向に並
列配置される。図13に示すように台木トレイ2、穂木
トレイ5及び仮植トレイ8は、収容セル2a,5aが縦
横に配列形成された軟質樹脂製の容器に構成されてお
り、稲用の苗や野菜を栽培するプラスティック製の育苗
箱13に入れられて取り扱われる。
【0016】図1及び図2に示すように、台木トレイ2
を搬送する台木トレイ搬送機構3、穂木トレイ5を搬送
する穂木トレイ搬送機構6、仮植トレイ8を搬送する仮
植トレイ搬送機構9が備えられている。台木トレイ搬送
機構3と穂木トレイ搬送機構6とが、平面視で平行で且
つ同じ高さの位置に配置されており、台木トレイ搬送機
構3及び穂木トレイ搬送機構6の下手側(紙面右側)
に、後述する第1及び第2取り出し機構21,22、第
1及び第2苗揃え機構14,15、第1及び第2カッタ
ー16,17(第1及び第2切断機構に相当)(図22
参照)、第3カッター18(図24参照)、第1及び第
2ロボットハンド19,20(接ぎ木機構及び移植機構
に相当)、クリップ供給機構30(図23参照)が配置
されている。
【0017】図1及び図2に示すように、台木トレイ搬
送機構3及び穂木トレイ搬送機構6よりも低い位置にお
いて、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6
と平行にこれらよりも後方に延長されて、仮植トレイ搬
送機構9が配置されている。台木用の苗1及び穂木用の
苗4が全て取り出された空の台木トレイ2及び穂木トレ
イ5が、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構
6の終端から出てくると、この空の台木トレイ2及び穂
木トレイ5を回収して搬送するローラコンベア型式の回
収搬送機構23が備えられており、回収搬送機構23が
仮植トレイ搬送機構9の上方位置において、仮植トレイ
搬送機構9と交差するように配置されている。
【0018】台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送
機構6は、台木トレイ2及び穂木トレイ5を連続的に搬
送する斜め下向きに配置された搬送部24(前半側)、
及び台木トレイ2及び穂木トレイ5を間欠的に搬送する
水平の搬送部25(後半側)(台木トレイ支持部及び穂
木トレイ支持部に相当)によって構成されている。仮植
トレイ搬送機構9は、仮植トレイ8を連続的に搬送する
斜め下向き及び水平に配置された搬送部26(前半側及
び後半側)、及び仮植トレイ8を間欠的に搬送する水平
の搬送部27(中半側)によって構成されている。
【0019】台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送
機構6において、水平の搬送部25は図14,15,1
6に示すように、台木トレイ2及び穂木トレイ5が入れ
られた育苗箱13を滑走自在に支持する支持部25a、
支持部25aの両側に配置されて回転駆動されるチェー
ン25b、所定のピッチでチェーン25bに支持されて
チェーン25bの回転方向と直交する方向(図14の紙
面上下方向、図15の紙面左右方向)にスライド自在に
支持された搬送ピン25c、搬送ピン25cを退入側に
付勢するバネ25e、搬送ピン25cの後部に接当して
搬送ピン25cを台木トレイ2及び穂木トレイ5側に突
出させるガイド板25d等によって構成されており、両
側のチェーン25bがモータ(図示せず)により間欠的
に回転駆動される。図2に示すように搬送部25の全体
が、高さ調節自在な支持台38(高さ調節手段に相当)
を介して支持されている。
【0020】以上の構造により、育苗箱13に入れられ
た台木トレイ2及び穂木トレイ5が搬送部24から搬送
部25に送り込まれると、チェーン25bの回転に伴い
ガイド部材25dによって、バネ25eで退入していた
両側の搬送ピン25cが突出して、台木トレイ2及び穂
木トレイ5における前後の収容セル2a,5aの間に入
り込み、両側のチェーン25b及び搬送ピン25cによ
り、台木トレイ2及び穂木トレイ5(育苗箱13)が支
持部25a上を間欠的に送られていく。
【0021】次に、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレ
イ搬送機構6の終端に配置される第1及び第2取り出し
機構21,22、第1及び第2苗揃え機構14,15に
ついて説明する。図3及び図18(イ)(ロ)(ハ)に
示すように、縦軸芯P1周りに揺動自在な基部21a,
22a、基部21a,22aに対して図3の紙面上下方
向に伸縮自在に支持される取り出し部21b,22bを
備えて、第1及び第2取り出し機構21,22が構成さ
れており、台木トレイ2及び穂木トレイ5の先端の一列
の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4の各々に対応し
て、一対の挟持アーム28及び一対のカッターアーム2
9が取り出し部21b,22bに備えられている。
【0022】図3及び図20(イ)(ロ)に示すよう
に、所定の狭い間隔を置いて一対の支持板31が対向す
るように配置され、一対の支持板31に振動を与える加
振機構(図示せず)を備えて、第1及び第2苗揃え機構
14,15が構成されている。一対の支持板31におい
て入口部(紙面左側)に切欠部31aが形成されて、終
端側(紙面右側)に一対のピン32が固定されており、
終端側(紙面右側)が低くなるように一対の支持板31
が傾斜して配置されている。
【0023】次に、この自動接ぎ木装置の全体の流れに
ついて説明する。図1及び図2に示すように台木ストッ
カー10及び穂木ストッカー11から、台木用の苗1を
収容した台木トレイ2、及び穂木用の苗4を収容した穂
木トレイ5が、作業者によって一つずつ取り出され、台
木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6に置かれ
ていき、仮植ストッカー12から土37(図25参照)
の入った仮植トレイ8が、作業者によって一つずつ取り
出されて、仮植トレイ搬送機構9に置かれる。
【0024】台木トレイ2及び穂木トレイ5が台木トレ
イ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6(搬送部25)
の終端に達すると、図3,5,17,18(イ)(ロ)
(ハ)に示すように取り出し部21b,22bの挟持ア
ーム28が、先端の一列の台木用の苗1及び一列の穂木
用の苗4の各々を挟持し、これと同時にカッターアーム
29が台木用の苗1及び穂木用の苗4の下端を挟み込ん
で切断する。
【0025】図4に示すように、一対の棒材39a,4
0aを片持ち状に且つ図4の紙面左右方向に往復移動自
在に支持した第1及び第2分離機構39,40が備えら
れている。これにより、台木トレイ2及び穂木トレイ5
の先端の一列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4
が、第1及び第2取り出し機構21,22の挟持アーム
28に挟持される前において、第1及び第2分離機構3
9,40が台木トレイ2及び穂木トレイ5側に移動し
て、先端の一列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4
と、次の一列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4と
間に、棒材39a,40aが入り込み、棒材39a,4
0aが図4の紙面左右方向に往復移動操作されて、先端
の一列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4と、次の
一列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4とが互いに
離される。
【0026】次に図5に示す状態において、第1及び第
2取り出し機構21,22の全体が上昇して、先端の一
列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗4が、台木トレ
イ2及び穂木トレイ5から抜き取られて縦列状に支持さ
れ、図6に示すように第1及び第2取り出し機構21,
22の全体が、縦軸芯P1周りに紙面右方に約90°向
きを変えて、図7に示すように基部21a,22aに対
して取り出し部21b,22bが紙面右方に伸長する。
【0027】従って、第1及び第2取り出し機構21,
22に挟持されていた台木用の苗1及び穂木用の苗4
が、図7及び図20(イ)に示すように、縦列に沿って
第1及び第2苗揃え機構14,15の一対の支持板31
の間に入れ込まれていく。この場合、図18(イ)及び
図19に示すように挟持アーム28の内側に横長の凹部
28a(融通部に相当)が形成され、一対の支持板31
の先端に左右に広がる切欠部31aが形成されており、
凹部28aの横幅L1よりも切欠部31aの左右幅L2
の方が大きなものに設定されている。これにより図19
及び図17に示すように、第1及び第2取り出し機構2
1,22により台木用の苗1及び穂木用の苗4が、縦列
に沿って一対の支持板31の間に入れ込まれる際、台木
用の苗1及び穂木用の苗4が凹部28a内である程度移
動して、一対の支持板31の間に円滑に入れ込まれてい
く。
【0028】入れ込みが終了すると第1及び第2取り出
し機構21,22の挟持アーム28が台木用の苗1及び
穂木用の苗4を離し、第1及び第2取り出し機構21,
22の全体が下方に移動して第1及び第2苗揃え機構1
4,15から離れ、図8に示すように基部21a,22
aに対して取り出し部21b,22bが紙面左方に収縮
し、図12に示すように第1及び第2取り出し機構2
1,22の全体が、約90°向きを変えて最初の状態に
戻る。
【0029】前述のようにして、台木用の苗1及び穂木
用の苗4が第1及び第2苗揃え機構14,15の一対の
支持板31の間に入れ込まれると、図8に示すように加
振機構により一対の支持板31に振動が加えられる。こ
れにより、終端側(紙面右側)が低くなるように一対の
支持板31が傾斜していること、及び支持板31への振
動によって、台木用の苗1及び穂木用の苗4が支持板3
1の終端側に移動していき、図9及び図20(ロ)に示
すように、先頭の台木用の苗1及び穂木用の苗4が支持
板31の一対のピン32に接当して、一対の子葉が所定
の向き(一対のピン32に沿う向き)に決められる。そ
して、後続の台木用の苗1及び穂木用の苗4も、先頭の
台木用の苗1及び穂木用の苗4に押し当てられて、一対
の子葉が所定の向き(一対のピン32に沿う向き)に揃
えられるのであり、以上のようにして一対の支持板31
に支持される全ての台木用の苗1及び穂木用の苗4の一
対の子葉が、所定の向き(一対のピン32に沿う向き)
に揃えられる。
【0030】次に図10及び図21に示すように、第1
ロボットハンド19が第1苗揃え機構14の先頭の台木
用の苗1を取り出して第1カッター16の位置まで運
び、図22に示すように第1カッター16により、台木
用の苗1の上側部分が片葉を残して斜めに切断される。
これと同時に、第2ロボットハンド20が第2苗揃え機
構15の先頭の穂木用の苗4を取り出して第2カッター
17の位置まで運び、図22に示すように第2カッター
17により、穂木用の苗4の下側部分が斜めに切断され
る。
【0031】次に、第1及び第2ロボットハンド19,
20が中央側に移動してきて、図11及び図23に示す
ように、第1及び第2ロボットハンド19,20によ
り、上側部分が切断された台木用の苗1の上端に、下側
部分が切断された穂木用の苗4の下端が接合され、クリ
ップ供給装置30によりクリップ35が接合部分に挟み
付けられて、一回の接ぎ木処理を終了する。この場合、
台木用の苗1の片葉と穂木用の苗4の子葉が平面視で略
直交するように、台木用の苗1に穂木用の苗4が接合さ
れる。
【0032】一回の接ぎ木処理が終了すると図24に示
すように第3カッター18により、接ぎ木処理後の苗7
の上端から下側に所定長さの位置が切断されて、接ぎ木
処理後の苗7の高さが設定高さに揃えられるのであり、
この後に第1ロボットハンド19により接ぎ木処理後の
苗7が、図12及び図25に示すように仮植トレイ8の
土37に移植される。この場合、仮植トレイ8の土37
に事前に縦穴37aが形成されており、この縦穴37a
に接ぎ木処理後の苗7が挿入されて移植が行われる。
【0033】以上のようにして、一つの台木用の苗1及
び穂木用の苗4の接合及び移植を繰り返していくのであ
り、第1及び第2苗揃え機構14,15に支持されてい
る台木用の苗1及び穂木用の苗4の接合及び移植を終了
すると、搬送部25のチェーン25b及び搬送ピン25
cにより台木トレイ2及び穂木トレイ5が、収容セル2
a,5aの1ピッチ分だけ間欠的に図12の紙面右方に
送られ、図5から図8に示すように第1及び第2取り出
し機構21,22が作動して、一列の台木用の苗1及び
一列の穂木用の苗4の取り出し、及び第1及び第2苗揃
え機構14,15への入れ込みが行われる。一つの仮植
トレイ8への移植が終了すると、図1及び図2に示すよ
うに仮植トレイ8が紙面右方に搬送され、養生ストッカ
ー33に上下複数段に支持されていく。
【0034】台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送
機構6の終端において、台木トレイ2及び穂木トレイ5
から、全ての台木用の苗1及び穂木用の苗4が抜き取ら
れると、空の台木トレイ2及び穂木トレイ5が、回収搬
送機構23により図1の紙面下方に搬送されて、収納コ
ンテナ34に回収されていく。
【0035】〔発明の実施の別形態〕図26(イ)
(ロ)に示すように、第1及び第2取り出し機構21,
22において、基部21a,22aに対し取り出し部2
1b,22bを、図26(イ)(ロ)の紙面上下方向に
伸縮自在、且つ図26(イ)(ロ)の紙面左右方向に移
動自在に支持してもよい。これにより、台木トレイ2及
び穂木トレイ5が台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ
搬送機構6(搬送部25)の終端に達すると、基部21
a,22aに対し取り出し部21b,22bが紙面左方
に移動して、取り出し部21b,22bの挟持アーム2
8が、先端の一列の台木用の苗1及び一列の穂木用の苗
4の各々を挟持し、これと同時にカッターアーム29が
台木用の苗1及び穂木用の苗4の下端を挟み込んで切断
する。
【0036】図3に示す構成では、一つの台木用の苗1
(一つの穂木用の苗4)に対して、一対の挟持アーム2
8の両方及び一対のカッターアーム29の両方が揺動駆
動されて、一つの台木用の苗1(一つの穂木用の苗4)
の挟持及び切断を行うように構成しているが、図26
(イ)(ロ)に示すように一対の挟持アーム28及び一
対のカッターアーム29のうち、片方の挟持アーム28
及びカッターアーム29を固定し、他方の挟持アーム2
8及びカッターアーム29を揺動駆動することにより、
一つの台木用の苗1(一つの穂木用の苗4)の挟持及び
切断を行うように構成してもよい。
【0037】図23及び図24に示すクリップ35を使
用せずに、台木用の苗1及び穂木用の苗4の接合部分に
瞬間接着剤を着けるようにしてもよい。図2に示す構成
では、台木トレイ搬送機構3及び穂木トレイ搬送機構6
における搬送部25の全体の高さを、支持台38によっ
て調節するように構成しているが、この搬送部25の高
さを固定とし、搬送部25の終端に達した一つの台木ト
レイ2及び一つの穂木トレイ5の高さを調節可能に構成
してもよい(台木トレイ支持部及び穂木トレイ支持部、
高さ調節手段に相当)。
【0038】図4に示す構成では、台木トレイ2及び穂
木トレイ5において、前後方向で隣合う一列の台木用の
苗1及び一列の穂木用の苗4を離す第1及び第2分離機
構39,40しか備えられていないが、この第1及び第
2分離機構39,40に加えて、台木トレイ2及び穂木
トレイ5の左右方向において隣合う一列の台木用の苗1
及び一列の穂木用の苗4を離す第3及び第4分離機構
(図示せず)を備えても良い。
【0039】
【発明の効果】請求項1の特徴によると自動接ぎ木装置
において、台木トレイ及び穂木トレイから取り出された
台木用の苗の子葉及び穂木用の苗の子葉を、所定の向き
に揃えるように構成することにより、台木用の苗の上側
部分の精度良い切断(片葉を残しての切断や、子葉に対
する所定の向きの斜めの切断等)、穂木用の苗の下側部
分の精度良い切断(子葉に対する所定の向きの斜めの切
断等)、並びに、上側部分が切断された台木用の苗と下
側部分が切断された穂木用の苗との所定姿勢での精度良
い接ぎ木処理が行えるようになって、自動接ぎ木装置に
おける接ぎ木処理の活着率を高めることができた。台木
トレイ及び穂木トレイから一列の台木用の苗及び一列の
穂木用の苗を取り出して、第1及び第2苗揃え機構に入
れ込むように構成することにより、全体の処理の時間短
縮を図ることができて、作業能率を向上させることがで
きた。
【0040】請求項2の特徴によると、請求項1の場合
と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えてい
る。請求項2の特徴によると、第1及び第2取り出し機
構の挟持アームに挟持されている各台木用の苗及び各穂
木用の苗の位置がずれていても、融通部の作用によって
台木用の苗及び穂木用の苗を、第1及び第2苗揃え機構
に円滑に入れ込むことができるので、円滑に入れ込むこ
とができないことによる台木用の苗及び穂木用の苗の損
傷を未然に防止して、作業能率を向上させることができ
る。
【0041】請求項3の特徴によると、請求項1又は2
の場合と同様に前述の請求項1又は2の「発明の効果」
を備えている。請求項3の特徴によると、異なる高さの
台木トレイ及び穂木トレイを使用しても、台木トレイ支
持部及び穂木トレイ支持部における台木トレイ及び穂木
トレイと、第1及び第2取り出し機構との高さの関係を
一定に維持することができるので、異なる高さの台木ト
レイ及び穂木トレイに対応できる融通性のあるものとな
る。このように異なる高さの台木トレイ及び穂木トレイ
を使用した場合、第1及び第2取り出し機構の高さを調
節することも考えられるが、台木用の苗及び穂木用の苗
の取り出しを行う第1及び第2取り出し機構の高さ調節
するように構成すると、複雑で大掛かりなものとなる。
これに対し、請求項3の特徴のように、台木トレイ及び
穂木トレイを支持する台木トレイ支持部及び穂木トレイ
支持部の高さを調節するように構成すれば、前述のよう
な構造の複雑化や大型化を伴うものではない。
【0042】請求項4の特徴によると、請求項1,2,
3のうちのいずれか一つの場合と同様に請求項1,2,
3のうちのいずれか一つの「発明の効果」を備えてい
る。請求項4の特徴によると、台木トレイ及び穂木トレ
イにおいて隣合う台木用の苗及び隣合う穂木用の苗が絡
み合っていても、この絡み合いを分離するように構成す
ることによって、第1及び第2取り出し機構によって台
木用の苗及び穂木用の苗を不良なく正常に取り出すこと
ができるようになり、作業能率を向上させることができ
る。
【0043】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動接ぎ木装置の全体平面図
【図2】自動接ぎ木装置の全体側面図
【図3】第1及び第2取り出し機構が台木用の苗及び穂
木用の苗を挟持する前の状態を示す平面図
【図4】第1及び第2取り出し機構が台木用の苗及び穂
木用の苗を挟持する前の状態において、第1及び第2分
離機構が作動している状態を示す平面図
【図5】図4の状態の次に、第1及び第2取り出し機構
が台木用の苗及び穂木用の苗を挟持した状態を示す平面
【図6】図5の状態の次に、第1及び第2取り出し機構
が台木用の苗及び穂木用の苗を取り出し、約90°向き
を変えた状態を示す平面図
【図7】図6の状態の次に、第1及び第2取り出し機構
が伸長して台木用の苗及び穂木用の苗を、第1及び第2
苗揃え機構に入れ込んだ状態を示す平面図
【図8】図7の状態の次に、第1及び第2取り出し機構
が収縮し、第1及び第2苗揃え機構に振動が加えられ
て、台木用の苗及び穂木用の苗の一対の子葉の向きが揃
えられる状態を示す平面図
【図9】図8の状態の次に、台木用の苗及び穂木用の苗
の一対の子葉の向きが揃えられて、第1及び第2苗揃え
機構の終端側に達した状態を示す平面図
【図10】図9の状態の次に、第1及び第2苗揃え機構
の終端側から第1及び第2ロボットハンドにより、台木
用の苗及び穂木用の苗が取り出されて第1及び第2カッ
ターの位置に運ばれた状態を示す平面図
【図11】図10の状態の次に、上側部分が切断された
台木の苗の上端に下側部分が切断された穂木の苗の下端
が、第1及び第2ロボットハンドにより所定姿勢で接合
されて接ぎ木処理が行われた状態を示す平面図
【図12】図11の状態の次に、接ぎ木処理後の苗が第
1ロボットハンドにより仮植トレイに移植された状態を
示す平面図
【図13】台木トレイ及び穂木トレイの状態を示す斜視
【図14】台木トレイ搬送機構及び穂木トレイ搬送機構
における後半側の搬送部の全体平面図
【図15】台木トレイ搬送機構及び穂木トレイ搬送機構
における後半側の搬送部の縦断正面図
【図16】台木トレイ搬送機構及び穂木トレイ搬送機構
における後半側の搬送部の縦断側面図
【図17】第1及び第2取り出し機構が台木用の苗及び
穂木用の苗を挟持して取り出した状態を示す側面図
【図18】第1及び第2取り出し機構における挟持アー
ム及びカッターアーム付近の平面図及び正面図
【図19】第1取り出し機構(第2取り出し機構)が台
木用の苗(穂木用の苗)を第1苗揃え機構(第2苗揃え
機構)に入れ込む状態を示す平面図
【図20】第1及び第2苗揃え機構の斜視図
【図21】第1及び第2ロボットハンドが第1及び第2
苗揃え機構の終端側から台木用の苗及び穂木用の苗を挟
持して取り出した状態を示す側面図
【図22】第1カッターにより台木用の苗の上側部分が
切断される状態、及び第2カッターにより穂木用の苗の
下側部分が切断される状態を示す側面図
【図23】上側部分が切断された台木の苗の上端に下側
部分が切断された穂木の苗の下端が、第1及び第2ロボ
ットハンドにより所定姿勢で接合され、接合部分にクリ
ップが挟み付けられて接ぎ木処理が行われた状態を示す
側面図
【図24】第3カッターにより接ぎ木処理後の苗の下側
部分が切断される状態を示す側面図
【図25】第3カッターにより下側部分が切断された接
ぎ木処理後の苗が、第1ロボットハンドにより仮植トレ
イに移植される状態を示す斜視図
【図26】発明の実施の別形態における第1及び第2取
り出し機構の平面図
【符号の説明】
1 台木用の苗 2 台木トレイ 4 穂木用の苗 5 穂木トレイ 7 接ぎ木処理後の苗 8 仮植トレイ 14 第1苗揃え機構 15 第2苗揃え機構 16 第1切断機構 17 第2切断機構 19,20 接ぎ木機構、移植機構 21 第1取り出し機構 22 第2取り出し機構 25 台木トレイ支持部、穂木トレイ支持部 28 挟持アーム 28a 融通部 38 高さ調節手段 39 第1分離機構 40 第2分離機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 義昭 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 鈴木 正肚 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 笹谷 定夫 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 小林 研 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の台木用の苗(1)を縦列状に支持
    しながら子葉を所定の向きに揃える第1苗揃え機構(1
    4)と、複数の穂木用の苗(4)を縦列状に支持しなが
    ら子葉を所定の向きに揃える第2苗揃え機構(15)と
    を備えて、 台木トレイ(2)から一列の台木用の苗(1)を同時に
    挟持して取り出して縦列状に支持し、前記一列の台木用
    の苗(1)を縦列に沿って前記第1苗揃え機構(14)
    に入れ込む第1取り出し機構(21)と、 穂木トレイ(5)から一列の穂木用の苗(4)を同時に
    挟持して取り出して縦列状に支持し、前記一列の穂木用
    の苗(4)を縦列に沿って前記第2苗揃え機構(15)
    に入れ込む第2取り出し機構(22)とを備え、 前記第1苗揃え機構(14)によって子葉が所定の向き
    に揃えられた台木用の苗(1)の上側部分を切断する第
    1切断機構(16)と、前記第2苗揃え機構(15)に
    よって子葉が所定の向きに揃えられた穂木用の苗(4)
    の下側部分を切断する第2切断機構(17)とを備える
    と共に、 前記上側部分が切断された台木用の苗(1)の上端に、
    前記下側部分が切断された穂木用の苗(4)の下端を所
    定姿勢で接合して接ぎ木処理する接ぎ木機構(19),
    (20)と、前記接ぎ木処理後の苗(7)を仮植トレイ
    (8)に移植する移植機構(19),(20)とを備え
    てある自動接ぎ木装置。
  2. 【請求項2】 前記台木用の苗(1)及び穂木用の苗
    (4)を挟持する一対の挟持アーム(28)を複数組備
    えて、前記第1及び第2取り出し機構(21),(2
    2)を構成すると共に、 前記第1及び第2苗揃え機構(14),(15)への入
    れ込み方向と交差する方向に前記台木用の苗(1)及び
    穂木用の苗(4)の移動を許す融通部(28a)を、前
    記挟持アーム(28)に備えてある請求項1記載の自動
    接ぎ木装置。
  3. 【請求項3】 前記台木トレイ(2)を支持する台木ト
    レイ支持部(25)、及び前記穂木トレイ(5)を支持
    する穂木トレイ支持部(25)を備え、前記台木トレイ
    支持部(25)及び穂木トレイ支持部(25)の高さを
    調節する高さ調節手段(38)を備えてある請求項1又
    は2記載の自動接ぎ木装置。
  4. 【請求項4】 前記台木トレイ(2)において隣合って
    絡みつく台木用の苗(1)を互いに離す第1分離機構
    (39)と、前記穂木トレイ(5)において隣合って絡
    みつく穂木用の苗(4)を互いに離す第2分離機構(4
    0)とを備えてある請求項1,2,3のうちのいずれか
    一つに記載の自動接ぎ木装置。
JP8095137A 1996-04-17 1996-04-17 自動接ぎ木装置 Pending JPH09275774A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103070023A (zh) * 2013-01-08 2013-05-01 北京农业智能装备技术研究中心 嫁接苗生产线
CN104871840A (zh) * 2015-06-15 2015-09-02 中国农业大学 嫁接苗整排自动嫁接装置
CN106665134A (zh) * 2017-02-16 2017-05-17 江苏省农业科学院 穴盘嫁接秧苗砧木切削装置
CN111279903A (zh) * 2020-04-09 2020-06-16 孙玉敏 一种植物嫁接处理装置

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CN111279903B (zh) * 2020-04-09 2022-04-08 济南正庄农业科技有限公司 一种植物嫁接处理装置

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