JPH08242696A - 苗置き台 - Google Patents
苗置き台Info
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- JPH08242696A JPH08242696A JP7052590A JP5259095A JPH08242696A JP H08242696 A JPH08242696 A JP H08242696A JP 7052590 A JP7052590 A JP 7052590A JP 5259095 A JP5259095 A JP 5259095A JP H08242696 A JPH08242696 A JP H08242696A
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
木ロボットに供給し得る装置を提供すること。 【構成】 根鉢付き苗からなるセル苗102を複数個、
一列状に収納したセルトレイ103を挟み込むことで、
これを支持するフォーク状状切欠き101を並列状に複
数配置した苗置き台100であり、切欠き101の開放
端からセルトレイ103を切欠き101に入れた後、セ
ルトレイ103をセル苗102から抜き取ることで、苗
置き台100上に複数のセル苗102を列状に保管する
ことができる。このとき、セルトレイ103を逆さにし
て挿入するとセル苗102を安定した置き方で苗置き台
100上に保管することができ、保管中のセル苗102
を接ぎ木ロボットに供給するために、順次取り出す時に
は、葉が重力で下方に垂れ下がるため、苗の専有面積が
小さくなり、苗を一つずつ取り上げやすい長所がある。
Description
供給される接ぎ木苗の置き台に関する。
台木苗と穂木苗の各供給装置に配置された台木苗と穂木
苗をそれぞれの切断装置で切断し、切断された穂木と台
木をこれらの接合装置でクリップにより接合する接ぎ木
ロボットと該接ぎ木ロボットで自動的に接ぎ木された苗
を土入れポットに移植する移植装置および移植された接
ぎ木苗を順化、育成させる装置について研究開発を行
い、一連の特許出願(特願平6−308962号など)
を行ってきた。
た、特願平6−308962号に開示した台木苗と穂木
苗の接合を自動的に行う接ぎ木ロボットの概略を説明す
る。接ぎ木ロボットの上面図を図10(天板を外した
図)に、その前面図を図11に、側面図を図12にそれ
ぞれ示す。
機構は図10に示すようにクリップフィーダ部1と接木
部2からなり、接木部2は台木部3と穂木部5および接
合部6からなっている。クリップフィーダ部1のクリッ
プボウル7外周からクリップガイドレール9を設け、そ
の先端部に接木部2を隣接させる。また、台木と穂木の
各々を把持、搬送するためのそれぞれの搬送装置18、
22を接木部2の天板15(図11参照)に懸架してい
る。台木部3は台木苗ストッカー装置13と台木苗供給
装置17と台木搬送装置18および台木切断装置19か
らなり、また、穂木部5も同様に穂木苗ストッカー装置
14、穂木苗供給装置21、穂木搬送装置22および穂
木切断装置23からなっている。
カー装置14に一人の作業者によりそれぞれセットされ
た複数の台木苗と穂木苗は各ストッカー装置13、14
の無端ベルトによりそれぞれ台木苗供給装置17と穂木
苗供給装置21に順次搬送される。台木苗供給装置17
と穂木苗供給装置21に搬送された苗は台木苗供給装置
17と穂木苗供給装置21にそれぞれ設けられた苗把持
ハンド76、81に把持される。そして、台木苗把持ハ
ンド76に把持された台木苗は図10の矢印(イ)の方
向に回転する台木搬送装置18により台木切断装置19
の位置(切断位置)まで搬送され、ここで、切断装置1
9の切断刃により台木苗の胚軸を斜めに切り落とす。切
断された台木は矢印(ロ)方向に搬送され、接木部2で
接合部6の接合装置25(図11参照)で穂木とクリッ
プにより接合される。
14から穂木苗供給装置21の穂木苗把持ハンド81に
受け渡された穂木苗は穂木搬送装置22により矢印
(ニ)方向に搬送され、切断装置23の切断刃によりそ
の胚軸部分より上の組織を残して、一部胚軸部と根部が
切り落とされる。そして、穂木は矢印(ハ)方向に搬送
され、接木部2において、台木とクリップフィーダ部1
から供給されるクリップで接合され、接合苗は適宜の方
法で移植される。
苗供給装置17について、主に図13により詳細に説明
する。台木苗ストッカー装置13は一対の無端ベルト7
2と各無端ベルト72用の3つのプーリー73とからな
り、該3つのプーリー73の中のひとつのプーリー73
aは駆動モータ74により駆動される駆動プーリーであ
り、該プーリー73aと残りの2つのアイドルプーリー
(アイドラー)73bに支持された無端ベルト72は回
転駆動する。3つのプーリー73は支柱75により接ぎ
木ロボット本体の土台に支えられている。この一対の無
端ベルト72は、互いに逆方向に回転するものであり、
一対の無端ベルト72の2つのアイドラー73b間に支
持されるベルト部分は所定の間隔を隔てて設けられた互
いに平行な軌道を有する。この平行軌道部分の一対の無
端ベルト72の間の一方の端部から作業者が苗をセット
することで、苗は一対の無端ベルト72に挟み込まれた
状態で平行軌道上を接ぎ木ロボット本体側に搬送され
る。
ルト72間に形成される前記平行軌道部位に作業者が台
木苗のセル苗を安定した姿勢で搬送するために上下逆に
してセットし、根鉢上面を無端ベルト72に載せてセル
苗を搬送する。
されている間に台木苗供給装置17の台木苗把持ハンド
76(アクチュエータ76aで作動)と胚軸位置決めハ
ンド77(アクチュエータ77aで作動)は平行移動ア
クチュエータ78により前進させられ、回転アクチュエ
ータ79により180°反転させられ、台木苗把持ハン
ド76は無端ベルト72により形成される平行軌道の前
方に近づく。そして、一対の無端ベルト72で形成され
る平行軌道部位の端部に台木苗が搬送されるタイミング
に合わせて、一対の台木苗把持ハンド76の先端が開
き、この一対のハンド76間に台木苗を受け入れた後
に、該ハンド76は上下逆向きの台木苗の胚軸を把持す
る。台木苗供給装置17は台木苗を台木苗ストッカー装
置13から受け取ってから、該台木苗を台木搬送装置1
8に供給するための位置まで移動する際、回転アクチュ
エータ79により台木苗を180°反転させる。これ
は、穂木苗と接合後、接合苗を放出する際は重量の重い
根鉢が下にあった方が根鉢の損傷も少なく、接合苗の姿
勢も安定するので、この段階で台木苗を正常な向きにし
ておくためである。
うに、台木苗ストッカー装置13から台木苗を受け取る
際には台木苗把持ハンド76に接近した位置で胚軸を把
持することができ、台木搬送装置18に台木苗を受け渡
す位置では根鉢から比較的離れた胚軸位置に胚軸を把持
したまま、上下移動シリンダ80により上下方向にスラ
イドさせて胚軸を鉛直方向に固定支持する。図13では
台木苗把持ハンド76と胚軸位置決めハンド77の間隔
が右側のストッカー装置13近傍と左側の台木苗供給装
置17および台木搬送装置18側とで異なる状態を示し
ている。スライドさせ台木苗搬送装置18に苗を受け渡
す位置では把持ハンド76と胚軸位置決めハンド77の
間に間隔A(図13参照)ができ、この部分で台木苗搬
送装置18の胚軸把持ハンド37が胚軸を確実に把持す
ることができる。なお、図13には台木搬送装置の台木
胚軸把持ハンド37と台木根固定ハンド38も図示され
ている。
ボットのストッカー装置13、14に苗を供給するに
は、あらかじめ多数の台木苗および穂木苗をストッカー
装置13、14に供給し易いようにセットしておくと、
作業能率が向上する。
かった。そこで、本発明の目的は、例えば、多数の台木
苗および穂木苗をスムーズに接ぎ木ロボットに供給し得
る装置として使用できる多数の苗を、整理して配置でき
る苗置き台を提供することである。
構成によって達成される。すなわち、根鉢付き苗からな
るセル苗を複数個、一列状に収納したセルトレイを挟み
込むことで、これを支持するフォーク状切欠きを並列状
に複数配置したことを特徴とする苗置き台である。
苗を複数個、列状に収納したセルトレイを切欠きに入れ
た後、このセルトレイをセル苗から抜き取ることで、苗
置き台上に複数のセル苗を列状に保管することができ
る。
をフォーク状切欠きに挿入しておくことが望ましい。セ
ルトレイを逆さにした苗置き台に挿入するとセルトレイ
から抜いたセル苗を安定した置き方で苗置き台上に保管
することができる。また、この保管中のセル苗を接ぎ木
ロボットに供給するために、順次取り出す時には、葉が
重力で下方に垂れ下がるため、苗の専有面積が小さくな
り、苗を一つずつ取り上げやすい長所がある。
図1には本実施例の苗置き台100の平面図(図1
(a))と側面図(図1(b))を示す。苗置き台10
0にはフォーク状の切欠き101が並列に複数個設けら
れていて、この切欠き101に逆さに向けたセル苗10
2を一列状に連結して収納したセルトレイ103が設け
られている。図1(b)に示すように苗置き台100の
フォーク状切欠き101の開放端からセル苗102を複
数個、列状に収納したセルトレイ103を入れる。
01を図2に示すようにセル苗102から抜き取ること
で、苗置き台100上に根鉢102aが支持されるの
で、複数のセル苗102を列状に苗置き台100上に保
管することができる。
02を上向きに置くと根鉢102aが逆円錐形状である
ため倒れやすく、また、葉が横に広がるためセル苗10
2を近接して置くと、セル苗102を一つ取る時に隣の
セル苗102に引っ掛かる事がある。これに対して、セ
ルトレイ103を逆さにしてこれをフォーク状切欠き1
01に挿入すると、セルトレイ103から抜いたセル苗
102は安定した置き方で保管することができる。ま
た、この保管中のセル苗102を接ぎ木ロボットに供給
するために、順次取り出す時には、葉が重力で下方に垂
れ下がるため、セル苗102の専有面積が小さくなり、
セル苗102を一つずつ取り上げやすい。特に、前記本
発明者の開発した特願平6−308962号に開示した
接ぎ木ロボットのストッカー装置13、14の一対の無
端ベルトのベルト72(図10、図13)間に根鉢付き
セル苗102を順次供給する場合には、図1または図2
に示す苗置き台100上に一列状に配置したセル苗10
2を順次取り出し、接ぎ木ロボットの台木苗ストッカー
装置13または穂木苗ストッカー装置14に都合良く供
給することができる。
のフォーク状切欠き101の開放端部をテーパ101a
を設ければ、テーパ101a部分で苗の胚軸を誘導しな
がら苗置き台100上にセル苗102を容易に挿入する
ことができる。セルトレイ103に収納されたセル苗1
02の根鉢102aに対してセル苗102は正確に中心
から立ち上がっているとは限らないので、テーパ部10
1aがあるとセル苗102のひっかかりを無くし、セル
苗102の胚軸をスムーズに切欠き101内に誘導する
ことができる。
き101を持った苗置き台100の上面に該切欠き10
1に添って段部105を設けることもできる。この段部
105は図5(図5(b)はセルトレイ103挿入方向
から見た断面図)に示すように、セルトレイ103から
セル苗102を抜く際に、苗置き台100とセルトレイ
103の間に空間を設けることになるので、セルトレイ
103底面から苗抜きピン106等で押して複数個のセ
ル苗102をセルトレイ103から同時に抜くことが可
能となる。
01に添って設けた段部105を苗置き台100のフォ
ーク状切欠き101の開放端からさらに延長させた延長
部105aを設けた例を示す。この場合には、セルトレ
イ103を各フォーク状切欠き101に複数供給するこ
とができる。セルトレイ103は剛性がない材質のもの
から作製される場合が多いので、フォーク状切欠き10
1にセル苗102を挿入する際に、セルトレイ103を
挿入しにくい欠点があったが、この段部105の延長部
105aにセルトレイ103を載せてから誘導すると挿
入し易くなる。また、この段部105の延長部105a
に次のセルトレイ103を乗せて置くと、苗置き台10
0上のセル苗102がなくなった時に、次のセル苗10
2を手早く接ぎ木ロボットに供給することができ、連続
作業が可能となる。図6(b)には4本のセル苗102
を収納したセルトレイ103を延長部105aに載置し
た例を示す。
た苗置き台100の切欠き101の開放端とは反対側の
切欠き端部に苗抜き穴101bを設けておけば、段部1
05の延長部105aに図6(b)に示すように次のセ
ルトレイ103が置かれている場合に、苗抜き穴101
bからもセル苗102を抜き出すことができる。
ォーク状切欠き101部分を溝状とし、該溝状切欠き1
01にセット可能な苗運搬具107を設けた例を示す。
図7(a)は苗置き台100の各々の溝状切欠き101
に苗運搬具107をセットした状態を示す平面図、図7
(b)は図7(a)のS−S線視図である。苗運搬具1
07は溝状切欠き101に嵌まり込む形状の二股状の苗
載せ部107aと取手部107bとからなり、苗載せ部
107aの先端にはテーパ状の苗挿入口107cを設
け、この部分を溝状切欠き101の開放端側に載せる。
苗載せ部107aの基部には取手部107bを設け、取
手部107bを苗載せ部107aより一段高くしたの
で、苗置き台100の各々のフォーク状切欠き101に
挿入されたセルトレイ103からセル苗102を抜き取
った後、図8に示すように、苗運搬具107により一列
分のセル苗102を同時にまとめて、図9に示すように
接ぎ木ロボットのストッカー装置13、14に運び出す
ことができる。この苗運搬具107を使用することによ
り、能率が良く、穂木、台木を一人の供給者で供給でき
る。また、苗運搬具107の取手部107bを苗載せ部
107aより一段高くしたので、取手部107bにより
フォーク状切欠き101部分にセルトレイ103を挿入
する時の終端位置決めができ、また取手部107bを握
って前方に押し出す際、手が苗置き台100に触れない
ため、苗運搬具107を水平方向に押し出すことができ
る。
の先端のテーパ部107cは苗挿入時の誘導路となり、
また、苗運搬具107を苗置き台100のフォーク状切
欠き101にセットする時の位置決め部材ともなる。
ル苗を列状に多数保管することができ、接ぎ木ロボット
側の要求に応じて、多数の苗でも容易に供給することが
できる。
図。
図。
拡大図。
図。
断面拡大図。
ぎ木ロボットのストッカー装置に供給する様子を示す
図。
側面図。
具合を説明するための図。
…セル苗、103…セルトレイ、105…段部、105
a…段部延長部、107…苗運搬具、107a…苗載せ
部、107b…取手部
Claims (1)
- 【請求項1】 根鉢付き苗からなるセル苗を複数個、一
列状に収納したセルトレイを挟み込むことで、これを支
持するフォーク状切欠きを並列状に複数配置したことを
特徴とする苗置き台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7052590A JPH08242696A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 苗置き台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7052590A JPH08242696A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 苗置き台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08242696A true JPH08242696A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12919013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7052590A Pending JPH08242696A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 苗置き台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08242696A (ja) |
Cited By (16)
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---|---|---|---|---|
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CN105684814A (zh) * | 2016-02-16 | 2016-06-22 | 余启佳 | 一种大果榆树苗之种植方法 |
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-
1995
- 1995-03-13 JP JP7052590A patent/JPH08242696A/ja active Pending
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Legal Events
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