JP3395262B2 - 接木ロボットと移植装置 - Google Patents
接木ロボットと移植装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は台木苗と穂木苗を自動的
に供給・切断・接木する接木苗製造用の接木ロボットに
関し、特に、接木された苗の移植装置に関するものであ
る。
に供給・切断・接木する接木苗製造用の接木ロボットに
関し、特に、接木された苗の移植装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の接木苗製造用のロボットは例えば
実開平3−27933号公報、実開平4−49935号
公報等に開示されているような装置が知られている。前
記公報記載の接木ロボットは、円盤台の外周部に放射状
に複数個設けられた苗支持孔に予め配置された台木苗お
よび同一構造の円盤台に配置された穂木苗をそれぞれ3
60度回転させながら、該円盤台に隣接して、やはり3
60度の回転をする台木処理円盤部および穂木処理円盤
部にそれぞれ突出して設けられる固定ハンドに一つずつ
各苗を受け渡し、各苗処理円盤部がそれぞれ所定角度回
転した位置で、切断装置で台木苗および穂木苗をそれぞ
れ切断し、これらの苗をさらに所定角度回転させて台木
と穂木が接合できる位置に回転搬送させ、台木と穂木を
クリップで接合する装置である。本発明者らは前記接木
ロボットに代わる操作性の優れた接木ロボットを開発す
べく、研究を重ね一連の特許出願を行った。
実開平3−27933号公報、実開平4−49935号
公報等に開示されているような装置が知られている。前
記公報記載の接木ロボットは、円盤台の外周部に放射状
に複数個設けられた苗支持孔に予め配置された台木苗お
よび同一構造の円盤台に配置された穂木苗をそれぞれ3
60度回転させながら、該円盤台に隣接して、やはり3
60度の回転をする台木処理円盤部および穂木処理円盤
部にそれぞれ突出して設けられる固定ハンドに一つずつ
各苗を受け渡し、各苗処理円盤部がそれぞれ所定角度回
転した位置で、切断装置で台木苗および穂木苗をそれぞ
れ切断し、これらの苗をさらに所定角度回転させて台木
と穂木が接合できる位置に回転搬送させ、台木と穂木を
クリップで接合する装置である。本発明者らは前記接木
ロボットに代わる操作性の優れた接木ロボットを開発す
べく、研究を重ね一連の特許出願を行った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記本発明者らの開発
した接木ロボットは苗供給装置に配置された台木苗と穂
木苗をそれぞれの切断装置で切断し、切断された穂木と
台木をこれらの接合装置でクリップにより接合する装置
である。しかし、クリップ接合された接木を挿し木用ト
レイまたはポットに移植する自動装置は未だ開発されて
いない。そこで、本発明は接木ロボットの台木苗と穂木
苗を接木した後の接合苗を受け取り、自動的に移植する
接木の移植装置を提供することを目的とする。
した接木ロボットは苗供給装置に配置された台木苗と穂
木苗をそれぞれの切断装置で切断し、切断された穂木と
台木をこれらの接合装置でクリップにより接合する装置
である。しかし、クリップ接合された接木を挿し木用ト
レイまたはポットに移植する自動装置は未だ開発されて
いない。そこで、本発明は接木ロボットの台木苗と穂木
苗を接木した後の接合苗を受け取り、自動的に移植する
接木の移植装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成によって達成される。すなわち、台木苗と穂木苗を
それぞれ切断した後、接合する接合装置を備えた接木ロ
ボットにおいて、接合装置で接合した苗を、植え付ける
前に接合苗の台木部分の下の根に近い部分を切断するカ
ッタを有する移植装置を備えた接木ロボットである。ま
た、上記移植装置は接合苗の重心位置よりも下方の胚軸
を把持する移植ハンドを備え、該移植ハンドを用いて下
方に配置された挿し木用の容器に接合苗を搬送する構成
を備えることができる。
構成によって達成される。すなわち、台木苗と穂木苗を
それぞれ切断した後、接合する接合装置を備えた接木ロ
ボットにおいて、接合装置で接合した苗を、植え付ける
前に接合苗の台木部分の下の根に近い部分を切断するカ
ッタを有する移植装置を備えた接木ロボットである。ま
た、上記移植装置は接合苗の重心位置よりも下方の胚軸
を把持する移植ハンドを備え、該移植ハンドを用いて下
方に配置された挿し木用の容器に接合苗を搬送する構成
を備えることができる。
【0005】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、接木ロボッ
トの接合装置で接合された台木苗と穂木苗を接木装置に
隣接した移植装置の把持用の移植ハンドで受け取り、上
下動部材で該ハンドを下方に移送する。移送された苗
は、所定位置に容器が用意されているので、それに挿し
木をすることで接合苗を自動的に移植することができ
る。このとき、移植装置のカッタは植え付け前の接合苗
の台木部分の下の根に近い部分を切断するので、土に挿
し込むことで接木苗を容易に植え付けることができる。
また、請求項2記載の発明により、接合苗を挿し木用の
土に向けて搬送中の姿勢が安定し、子葉が翼の役目をし
て移送の安定性をさらに高め、土への接合苗の挿入時の
苗の姿勢の位置決めが確実となる。
トの接合装置で接合された台木苗と穂木苗を接木装置に
隣接した移植装置の把持用の移植ハンドで受け取り、上
下動部材で該ハンドを下方に移送する。移送された苗
は、所定位置に容器が用意されているので、それに挿し
木をすることで接合苗を自動的に移植することができ
る。このとき、移植装置のカッタは植え付け前の接合苗
の台木部分の下の根に近い部分を切断するので、土に挿
し込むことで接木苗を容易に植え付けることができる。
また、請求項2記載の発明により、接合苗を挿し木用の
土に向けて搬送中の姿勢が安定し、子葉が翼の役目をし
て移送の安定性をさらに高め、土への接合苗の挿入時の
苗の姿勢の位置決めが確実となる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面と共に説明する。ま
ず、台木苗と穂木苗の接合を自動的に行う接木ロボット
の概略を説明し、次いで、得られた接合苗の移植装置を
説明する。本実施例の接木ロボットの上面図を図1(天
板を外した図)に、その部分(接木部)拡大図を図2
に、前面図を図3に、側面図を図4にそれぞれ示す。な
お、後述するように、移植装置が図1〜図4の各図面で
も図示されるべきであるが、図面を簡単化するために、
台木苗と穂木苗を自動的に接合する工程までの各装置に
ついての説明のための図面(図1〜図4)には移植装置
は図示しないこととする。
ず、台木苗と穂木苗の接合を自動的に行う接木ロボット
の概略を説明し、次いで、得られた接合苗の移植装置を
説明する。本実施例の接木ロボットの上面図を図1(天
板を外した図)に、その部分(接木部)拡大図を図2
に、前面図を図3に、側面図を図4にそれぞれ示す。な
お、後述するように、移植装置が図1〜図4の各図面で
も図示されるべきであるが、図面を簡単化するために、
台木苗と穂木苗を自動的に接合する工程までの各装置に
ついての説明のための図面(図1〜図4)には移植装置
は図示しないこととする。
【0007】本実施例の接木ロボットの接合苗作製のた
めの機構は図1に示すようにクリップフィーダ部1と接
木部2からなり、接木部2は台木部3と穂木部5および
接合部6からなっている。クリップフィーダ部1のクリ
ップボウル7外周からクリップガイドレール9を設け、
その先端部に接木部2を隣接させる。また、台木と穂木
の各々を把持、搬送するためのそれぞれのロボットマニ
ュピュレータ10、11および苗供給板13、14を接
木部2の天板15(図3)に懸架している。図1に示す
接木部2部分の拡大図を図2に示すが、台木部3は台木
苗供給装置17と台木搬送装置18および台木切断装置
19からなり、また、穂木部5も同様に穂木苗供給装置
21、穂木搬送装置22、穂木切断装置23からなって
いる。
めの機構は図1に示すようにクリップフィーダ部1と接
木部2からなり、接木部2は台木部3と穂木部5および
接合部6からなっている。クリップフィーダ部1のクリ
ップボウル7外周からクリップガイドレール9を設け、
その先端部に接木部2を隣接させる。また、台木と穂木
の各々を把持、搬送するためのそれぞれのロボットマニ
ュピュレータ10、11および苗供給板13、14を接
木部2の天板15(図3)に懸架している。図1に示す
接木部2部分の拡大図を図2に示すが、台木部3は台木
苗供給装置17と台木搬送装置18および台木切断装置
19からなり、また、穂木部5も同様に穂木苗供給装置
21、穂木搬送装置22、穂木切断装置23からなって
いる。
【0008】台木苗供給装置17の台木苗供給板13の
台木苗胚軸径よりも大きな受け溝13aに台木胚軸を人
手により供給し、開いている両子葉の裏面を保持部13
bに接触させて台木を受け取る。この台木苗は図1の矢
印(イ)の方向に回転する台木搬送装置18により台木
切断装置19の位置(切断位置)まで搬送され、ここ
で、切断装置19が回転してその切断刃により台木苗の
子葉を一枚残して、その他の子葉部分は切り落とされ
る。台木切断装置19は先端に切断刃を取り付けた回転
式カッターであり、図1、図4の矢印(ハ)方向に回転
する。切断されて子葉一枚残した台木は矢印(ロ)方向
に搬送され、接木部2で接合部6の接合装置25(図
2、図3参照)で穂木と接合される。
台木苗胚軸径よりも大きな受け溝13aに台木胚軸を人
手により供給し、開いている両子葉の裏面を保持部13
bに接触させて台木を受け取る。この台木苗は図1の矢
印(イ)の方向に回転する台木搬送装置18により台木
切断装置19の位置(切断位置)まで搬送され、ここ
で、切断装置19が回転してその切断刃により台木苗の
子葉を一枚残して、その他の子葉部分は切り落とされ
る。台木切断装置19は先端に切断刃を取り付けた回転
式カッターであり、図1、図4の矢印(ハ)方向に回転
する。切断されて子葉一枚残した台木は矢印(ロ)方向
に搬送され、接木部2で接合部6の接合装置25(図
2、図3参照)で穂木と接合される。
【0009】また、同様に人手により穂木苗供給装置2
1の穂木苗供給板14の穂木苗胚軸受け溝14aに穂木
胚軸を人手により供給し、この穂木苗は穂木搬送装置2
2により矢印(ニ)方向(図1参照)に搬送され、切断
位置で矢印(ヘ)方向(図1、図4参照)に回転する穂
木切断装置23によりその胚軸部分より上の組織を残し
て、一部胚軸部と根部が切り落とされる。そして、子葉
部分を持つ穂木は矢印(ホ)方向に搬送され、台木と接
木部2において、クリップフィーダ部1から供給される
クリップで接合され、接合苗は後述の移植装置の移植ハ
ンドに受け渡される。
1の穂木苗供給板14の穂木苗胚軸受け溝14aに穂木
胚軸を人手により供給し、この穂木苗は穂木搬送装置2
2により矢印(ニ)方向(図1参照)に搬送され、切断
位置で矢印(ヘ)方向(図1、図4参照)に回転する穂
木切断装置23によりその胚軸部分より上の組織を残し
て、一部胚軸部と根部が切り落とされる。そして、子葉
部分を持つ穂木は矢印(ホ)方向に搬送され、台木と接
木部2において、クリップフィーダ部1から供給される
クリップで接合され、接合苗は後述の移植装置の移植ハ
ンドに受け渡される。
【0010】ここで、台木搬送装置18と穂木搬送装置
22について、主に図3により、若干の説明をする。台
木搬送装置18の台木搬送用回転アクチュエータ29は
天板15に支持され、該アクチュエータ29の下部には
台木搬送アーム支持体30が該アクチュエータ回転軸3
1を中心に回転自在に支持されている。台木搬送アーム
支持体30には、該支持体30に支持された台木搬送ア
ーム押出シリンダ33、該シリンダ33に固定された台
木搬送アーム34と該搬送アーム34先端の台木把持部
(一対の台木胚軸ハンド37と台木胚軸固定具38と円
筒ローラ41)が設けられている。前記ハンド37は図
示しないエアシリンダにより台木を把持するように開閉
制御される。また、台木搬送アーム支持体30には、穂
木との接合時に前記円筒ローラ41を鉛直方向に回転さ
せ、台木子葉を持ち上げるための支持アーム45と台木
子葉持ち上げ用回転アクチュエータ49が設けられてい
る。
22について、主に図3により、若干の説明をする。台
木搬送装置18の台木搬送用回転アクチュエータ29は
天板15に支持され、該アクチュエータ29の下部には
台木搬送アーム支持体30が該アクチュエータ回転軸3
1を中心に回転自在に支持されている。台木搬送アーム
支持体30には、該支持体30に支持された台木搬送ア
ーム押出シリンダ33、該シリンダ33に固定された台
木搬送アーム34と該搬送アーム34先端の台木把持部
(一対の台木胚軸ハンド37と台木胚軸固定具38と円
筒ローラ41)が設けられている。前記ハンド37は図
示しないエアシリンダにより台木を把持するように開閉
制御される。また、台木搬送アーム支持体30には、穂
木との接合時に前記円筒ローラ41を鉛直方向に回転さ
せ、台木子葉を持ち上げるための支持アーム45と台木
子葉持ち上げ用回転アクチュエータ49が設けられてい
る。
【0011】台木苗供給板13上の台木苗のセット位置
まで押し出された台木搬送アーム34先端の台木胚軸ハ
ンド37のエアシリンダが作動して台木苗を把持する。
ハンド37の作動と同時に台木搬送用回転アクチュエー
タ29も作動して、前記ハンド37で把持した台木苗を
切断位置まで搬送する。また、穂木との接合時には、支
持アーム45を鉛直方向に回転させ(図9参照)、台木
に残す子葉を持ち上げ、クリップ(図示せず)が台木胚
軸を把持できるようにする。穂木苗搬送装置22は穂木
搬送用回転アクチュエータ51と該アクチュエータ51
の下部の穂木搬送アーム支持体52が該アクチュエータ
回転軸53を中心に回転自在に支持されている。穂木搬
送アーム支持体52には、該支持体52に支持された穂
木搬送アーム押出シリンダ55、該シリンダ55により
伸縮される穂木搬送アーム56と該搬送アーム56先端
には穂木子葉支えプレート58と穂木胚軸ハンド59が
設けられている。前記ハンド59は穂木搬送アーム56
先端に設けられたアクチュエータ(図示せず)により穂
木を把持するように開閉制御される。また、穂木搬送ア
ーム56は押出量調整シム60により、その押し出し量
が調整され、搬送アーム押出シリンダ55で押し出され
る。穂木搬送アーム押出シリンダ55下部には裏当てガ
イド61が固定されていて、その先端の折曲片が穂木の
胚軸切断時の胚軸の裏当てをして、胚軸の切断を確実に
行うことができる。
まで押し出された台木搬送アーム34先端の台木胚軸ハ
ンド37のエアシリンダが作動して台木苗を把持する。
ハンド37の作動と同時に台木搬送用回転アクチュエー
タ29も作動して、前記ハンド37で把持した台木苗を
切断位置まで搬送する。また、穂木との接合時には、支
持アーム45を鉛直方向に回転させ(図9参照)、台木
に残す子葉を持ち上げ、クリップ(図示せず)が台木胚
軸を把持できるようにする。穂木苗搬送装置22は穂木
搬送用回転アクチュエータ51と該アクチュエータ51
の下部の穂木搬送アーム支持体52が該アクチュエータ
回転軸53を中心に回転自在に支持されている。穂木搬
送アーム支持体52には、該支持体52に支持された穂
木搬送アーム押出シリンダ55、該シリンダ55により
伸縮される穂木搬送アーム56と該搬送アーム56先端
には穂木子葉支えプレート58と穂木胚軸ハンド59が
設けられている。前記ハンド59は穂木搬送アーム56
先端に設けられたアクチュエータ(図示せず)により穂
木を把持するように開閉制御される。また、穂木搬送ア
ーム56は押出量調整シム60により、その押し出し量
が調整され、搬送アーム押出シリンダ55で押し出され
る。穂木搬送アーム押出シリンダ55下部には裏当てガ
イド61が固定されていて、その先端の折曲片が穂木の
胚軸切断時の胚軸の裏当てをして、胚軸の切断を確実に
行うことができる。
【0012】クリップフィーダ部1と接合装置25につ
いて図1、図2および図5(接合装置25部分の拡大上
面図)で説明する。クリップフィーダ部1(図1参照)
のクリップボウル7の内面に沿って螺旋状の上昇路を持
つ振動型のパーツフィーダにクリップ63(図5参照)
の取手部63aの両端部をガイドする溝を形成した振動
トラフからなるクリップガイドレール9を接続され、そ
のガイドレール9の先端には接木部2に臨むクリップ接
合装置25が接続されている。このガイドレール9の先
端は接木部2の台木と穂木の接合部6の直前でクリップ
63の取手部63aの両端部のガイド間隔を狭め、クリ
ップ63の把持部63bを開放するための狭窄ガイドレ
ール64が接続している。把持部63bを開放した状態
で前進したクリップ63(図5(a)参照)が台木と穂
木の接合位置に来ると、クリップ開閉具65がクリップ
63の取手部63aの付勢を開放する方向に移動して
(図5(b))、把持部63bにより台木と穂木を接合
状態に保つことができる。以後、接合された苗は以下に
詳細に説明する移植装置に受け渡されて、トレイ中に挿
し木されることになる。
いて図1、図2および図5(接合装置25部分の拡大上
面図)で説明する。クリップフィーダ部1(図1参照)
のクリップボウル7の内面に沿って螺旋状の上昇路を持
つ振動型のパーツフィーダにクリップ63(図5参照)
の取手部63aの両端部をガイドする溝を形成した振動
トラフからなるクリップガイドレール9を接続され、そ
のガイドレール9の先端には接木部2に臨むクリップ接
合装置25が接続されている。このガイドレール9の先
端は接木部2の台木と穂木の接合部6の直前でクリップ
63の取手部63aの両端部のガイド間隔を狭め、クリ
ップ63の把持部63bを開放するための狭窄ガイドレ
ール64が接続している。把持部63bを開放した状態
で前進したクリップ63(図5(a)参照)が台木と穂
木の接合位置に来ると、クリップ開閉具65がクリップ
63の取手部63aの付勢を開放する方向に移動して
(図5(b))、把持部63bにより台木と穂木を接合
状態に保つことができる。以後、接合された苗は以下に
詳細に説明する移植装置に受け渡されて、トレイ中に挿
し木されることになる。
【0013】本実施例の接木ロボットのクリップフィー
ダ部1と接合部2と移植装置67とプラグトレイ搬送装
置68の全体図を図6に示す。図6は接木ロボットの側
面図であり、クリップフィーダ部1と接木部2(台木部
3と穂木部5と接合部6から成る(図1参照))を上部
に配置し、このクリップフィーダ部1と接木部2の下方
に接合苗の植付部69とその両脇にプラグトレイ搬送装
置68の搬入部71と搬出部72が接木ロボットの支持
枠体73で支持されて配置されている。接木部2内の接
合装置25の前面にクリップ接合された苗を植付部69
に移送するための移送部75があり、この移送部75で
移植装置67がクリップ接合された苗を受け取り、直下
の植付部69(図6)に移送する構造となっている。そ
して植付部69にプラグトレイ搬入部71から順次搬入
されてくるプラグトレイ76中の各トレイ内に接合苗を
植え付け、苗の植え付けられたプラグトレイ76はその
搬出部72に順次搬出される構成になっている。
ダ部1と接合部2と移植装置67とプラグトレイ搬送装
置68の全体図を図6に示す。図6は接木ロボットの側
面図であり、クリップフィーダ部1と接木部2(台木部
3と穂木部5と接合部6から成る(図1参照))を上部
に配置し、このクリップフィーダ部1と接木部2の下方
に接合苗の植付部69とその両脇にプラグトレイ搬送装
置68の搬入部71と搬出部72が接木ロボットの支持
枠体73で支持されて配置されている。接木部2内の接
合装置25の前面にクリップ接合された苗を植付部69
に移送するための移送部75があり、この移送部75で
移植装置67がクリップ接合された苗を受け取り、直下
の植付部69(図6)に移送する構造となっている。そ
して植付部69にプラグトレイ搬入部71から順次搬入
されてくるプラグトレイ76中の各トレイ内に接合苗を
植え付け、苗の植え付けられたプラグトレイ76はその
搬出部72に順次搬出される構成になっている。
【0014】次に移植装置67とプラグトレイ搬入部7
1と搬出部72の概略の構成と機能を説明する。プラグ
トレイ搬入部71には支持枠体73上に取り付けられた
レール77上に図示しないベルトコンベアから複数個の
セル79(図15参照)が1セットとして並列状に配置
されたプラグトレイ76が順次搬入されるので、このプ
ラグトレイ76搬入後に、該搬入部71入口側のレール
77下に配置された搬入フック80をレール77上に突
出させ、該搬入フック80をプラグトレイ76後端の側
壁面に当接させて、搬入フック80に連結した搬入シリ
ンダ81でプラグトレイ76を植付部69に送り出す。
この時、次にベルトコンベア(図示せず)で搬入部71
に送られてくるプラグトレイ76が植付部69にセット
されたプラグトレイ76を押さないようにするために、
プラグトレイ76の先端を回転動作の可能な搬入ストッ
パ83で一旦停止さておく機構を採用している。
1と搬出部72の概略の構成と機能を説明する。プラグ
トレイ搬入部71には支持枠体73上に取り付けられた
レール77上に図示しないベルトコンベアから複数個の
セル79(図15参照)が1セットとして並列状に配置
されたプラグトレイ76が順次搬入されるので、このプ
ラグトレイ76搬入後に、該搬入部71入口側のレール
77下に配置された搬入フック80をレール77上に突
出させ、該搬入フック80をプラグトレイ76後端の側
壁面に当接させて、搬入フック80に連結した搬入シリ
ンダ81でプラグトレイ76を植付部69に送り出す。
この時、次にベルトコンベア(図示せず)で搬入部71
に送られてくるプラグトレイ76が植付部69にセット
されたプラグトレイ76を押さないようにするために、
プラグトレイ76の先端を回転動作の可能な搬入ストッ
パ83で一旦停止さておく機構を採用している。
【0015】移植装置67には、移送部75と植付部6
9との間を上下移動が可能なシリンダ84と該上下移動
シリンダ84に支持固定された部材85に取り付けられ
た水平方向に移動可能なアーム87が設けられている。
このアーム87の先端に接合苗の胚軸を把持するための
一対の移植ハンド88と土押え板89を取り付け、ま
た、前記アーム87には移植ハンド88の開閉用のアク
チュエータ91が設けられていて、これらの部材によ
り、プラグトレイ76中の並列状に配置された複数のセ
ル79の各々に接合苗を植え付けることができる。
9との間を上下移動が可能なシリンダ84と該上下移動
シリンダ84に支持固定された部材85に取り付けられ
た水平方向に移動可能なアーム87が設けられている。
このアーム87の先端に接合苗の胚軸を把持するための
一対の移植ハンド88と土押え板89を取り付け、ま
た、前記アーム87には移植ハンド88の開閉用のアク
チュエータ91が設けられていて、これらの部材によ
り、プラグトレイ76中の並列状に配置された複数のセ
ル79の各々に接合苗を植え付けることができる。
【0016】植付部69の支持枠体73にはプラグトレ
イ搬入部71側から搬出部72側に向いた方向に直交す
る方向(図6の紙面に垂直な方向)に移動可能なベース
移動シリンダ92(以後、横方向ベース移動シリンダと
言う)とプラグトレイ搬入部71側から搬出部72側に
向いた方向(図6の紙面方向)に移動可能なベース移動
シリンダ93(以後、縦方向ベース移動シリンダと言
う)が設けられていて、この二つのベース移動シリンダ
92、93によりプラグトレイ76を水平方向の前後左
右に自由に移動させることでプラグトレイ76の全ての
セル79を植付部69の所定位置に下降して来る接合苗
の下方に移動させることができる(図15の○印のセル
79の位置)。植付部69のプラグトレイ76の全ての
セル79中に接合苗の植え付けを終了すると、回転動作
が可能な搬出フック95が当該プラグトレイ76の後端
の側壁面を図示のように引っかけて、この搬出フック9
5が取り付けられている搬出シリンダ96の摺動でプラ
グトレイ搬出部72にプラグトレイ76を送り出す。
イ搬入部71側から搬出部72側に向いた方向に直交す
る方向(図6の紙面に垂直な方向)に移動可能なベース
移動シリンダ92(以後、横方向ベース移動シリンダと
言う)とプラグトレイ搬入部71側から搬出部72側に
向いた方向(図6の紙面方向)に移動可能なベース移動
シリンダ93(以後、縦方向ベース移動シリンダと言
う)が設けられていて、この二つのベース移動シリンダ
92、93によりプラグトレイ76を水平方向の前後左
右に自由に移動させることでプラグトレイ76の全ての
セル79を植付部69の所定位置に下降して来る接合苗
の下方に移動させることができる(図15の○印のセル
79の位置)。植付部69のプラグトレイ76の全ての
セル79中に接合苗の植え付けを終了すると、回転動作
が可能な搬出フック95が当該プラグトレイ76の後端
の側壁面を図示のように引っかけて、この搬出フック9
5が取り付けられている搬出シリンダ96の摺動でプラ
グトレイ搬出部72にプラグトレイ76を送り出す。
【0017】次に、移植装置67およびプラグトレイ搬
入部71および搬出部72の各々について詳細に説明す
る。まず、移植装置67について、図7〜図9を用いて
説明する。図7(天板15と支持枠体73を取り除いた
図)の接木ロボットの上方からクリップフィーダ部1と
接木部2を見た図であるが、前述のように、台木苗と穂
木苗の各々の供給装置17、21(図2参照)と切断装
置19、23と接合装置25を備えた接木部2におい
て、台木苗および穂木苗を各々の供給装置17、21と
切断装置19、23と接合装置25に順次搬送する各搬
送装置18、22の搬送円周の外側であり、しかも各々
の切断装置19、23の間にある空間に接合苗の移送部
75が位置している。すなわち、台木搬送装置18の台
木把持用のハンド37、38および穂木搬送装置22の
穂木把持用のハンド58等の搬送円周の外側であって、
接合装置25の直前に位置するように配置しているの
で、移植ハンド88の動作で、苗搬送装置18、22の
各々の苗把持用のハンド37、38、58等に干渉しな
く、しかも、デッドスペースを有効に利用できる。
入部71および搬出部72の各々について詳細に説明す
る。まず、移植装置67について、図7〜図9を用いて
説明する。図7(天板15と支持枠体73を取り除いた
図)の接木ロボットの上方からクリップフィーダ部1と
接木部2を見た図であるが、前述のように、台木苗と穂
木苗の各々の供給装置17、21(図2参照)と切断装
置19、23と接合装置25を備えた接木部2におい
て、台木苗および穂木苗を各々の供給装置17、21と
切断装置19、23と接合装置25に順次搬送する各搬
送装置18、22の搬送円周の外側であり、しかも各々
の切断装置19、23の間にある空間に接合苗の移送部
75が位置している。すなわち、台木搬送装置18の台
木把持用のハンド37、38および穂木搬送装置22の
穂木把持用のハンド58等の搬送円周の外側であって、
接合装置25の直前に位置するように配置しているの
で、移植ハンド88の動作で、苗搬送装置18、22の
各々の苗把持用のハンド37、38、58等に干渉しな
く、しかも、デッドスペースを有効に利用できる。
【0018】図8は接木ロボットの台木搬送装置18側
から見た植付部69と移送部75の要部を示す図であ
る。接木部2にはクリップ接合装置25と台木搬送装置
18および台木切断装置19と移送部75の要部が図示
されている。台木搬送装置18は台木胚軸を把持するた
めの台木胚軸ハンド37と台木胚軸固定具38が見えて
いる。なお、図8には台木胚軸ハンド37を直交する二
方向から見た二つの側面を同時に示している。図9(図
6のA−A線視図)は接木ロボット前面側から見た図で
あり、台木供給板13と台木搬送装置18と穂木供給板
14と穂木搬送装置22およびクリップ接合装置25と
移植装置67の要部が示されている。図8に示すよう
に、移植装置67は支持枠体73に一対の支持柱97
(図9参照)を介して支持され、磁石式の上下移動シリ
ンダ84と該上下移動シリンダ84の外周部の部材85
に摺動可能に磁石(図示せず)と該磁石に取り付けられ
た接合苗の胚軸を把持する一対の移植ハンド88とセル
79中の土を押えるための土押え板89、一方の支持柱
97に固定された接合苗の胚軸切断用のカッター99等
から構成されている。
から見た植付部69と移送部75の要部を示す図であ
る。接木部2にはクリップ接合装置25と台木搬送装置
18および台木切断装置19と移送部75の要部が図示
されている。台木搬送装置18は台木胚軸を把持するた
めの台木胚軸ハンド37と台木胚軸固定具38が見えて
いる。なお、図8には台木胚軸ハンド37を直交する二
方向から見た二つの側面を同時に示している。図9(図
6のA−A線視図)は接木ロボット前面側から見た図で
あり、台木供給板13と台木搬送装置18と穂木供給板
14と穂木搬送装置22およびクリップ接合装置25と
移植装置67の要部が示されている。図8に示すよう
に、移植装置67は支持枠体73に一対の支持柱97
(図9参照)を介して支持され、磁石式の上下移動シリ
ンダ84と該上下移動シリンダ84の外周部の部材85
に摺動可能に磁石(図示せず)と該磁石に取り付けられ
た接合苗の胚軸を把持する一対の移植ハンド88とセル
79中の土を押えるための土押え板89、一方の支持柱
97に固定された接合苗の胚軸切断用のカッター99等
から構成されている。
【0019】磁石式の上下移動シリンダ84はシリンダ
内を空気圧により上下動ができる磁性部材(図示せず)
により、磁石が上下方向に動くものである。磁石には移
植ハンド88と土押え板89を固定支持する水平移動ア
ーム87が水平方向に摺動できるようにベアリング10
0内に設けられている。そして、この水平移動アーム8
7は該アーム押し出し用の移植ハンド押出シリンダ10
1が摺動すると該シリンダ101と一体化した部材10
2(図9参照)を介して、水平移動アーム87はベアリ
ング100に沿って摺動する。図9のベアリング100
を示した部分は図8の当該部分のA−A線視図であり、
この押出シリンダ101を示した部分は図8のB−B線
視図であり、図9には移植ハンド88の片半分が図示さ
れている。また、支持柱97に固定された接合苗の胚軸
切断用のカッター99は支持柱97に並行した方向に配
置された回転軸103に取り付けた切断刃(図示せず)
をアクチュエータ104が水平方向に回転させて、不要
な接合苗の根に近い胚軸部分を切り落とすことができ
る。
内を空気圧により上下動ができる磁性部材(図示せず)
により、磁石が上下方向に動くものである。磁石には移
植ハンド88と土押え板89を固定支持する水平移動ア
ーム87が水平方向に摺動できるようにベアリング10
0内に設けられている。そして、この水平移動アーム8
7は該アーム押し出し用の移植ハンド押出シリンダ10
1が摺動すると該シリンダ101と一体化した部材10
2(図9参照)を介して、水平移動アーム87はベアリ
ング100に沿って摺動する。図9のベアリング100
を示した部分は図8の当該部分のA−A線視図であり、
この押出シリンダ101を示した部分は図8のB−B線
視図であり、図9には移植ハンド88の片半分が図示さ
れている。また、支持柱97に固定された接合苗の胚軸
切断用のカッター99は支持柱97に並行した方向に配
置された回転軸103に取り付けた切断刃(図示せず)
をアクチュエータ104が水平方向に回転させて、不要
な接合苗の根に近い胚軸部分を切り落とすことができ
る。
【0020】本実施例においては、接木ロボットの接木
部2と植付部69とを上下2段に配置し、それぞれを独
立した支持枠体73内に設置したので、2人の苗供給者
(台木苗供給者と穂木苗供給者)の間に最小スペースで
移植装置67を設けることができた。また、接木ロボッ
トの接木部2と植付部69が分離可能なため、植付部6
9部分にはポット移植装置(ポットは、プラグトレイの
ように複数のセルが一体になったものではなく、一つ一
つ個別になったもので、一つのポットには一本の苗を移
植する。)、プラグトレイ移植装置、これらの移植装置
なしの3種類の仕様設定が可能となる。
部2と植付部69とを上下2段に配置し、それぞれを独
立した支持枠体73内に設置したので、2人の苗供給者
(台木苗供給者と穂木苗供給者)の間に最小スペースで
移植装置67を設けることができた。また、接木ロボッ
トの接木部2と植付部69が分離可能なため、植付部6
9部分にはポット移植装置(ポットは、プラグトレイの
ように複数のセルが一体になったものではなく、一つ一
つ個別になったもので、一つのポットには一本の苗を移
植する。)、プラグトレイ移植装置、これらの移植装置
なしの3種類の仕様設定が可能となる。
【0021】また、台木苗と穂木苗を接合装置25でク
リップ接合して、台木搬送装置18の台木胚軸ハンド3
7に接合苗が保持されている状態の苗の胚軸部分を移植
装置67の移植ハンド88が把持して、その後台木胚軸
ハンド37を離すことで接合苗の移植装置への受け渡し
が行われる。このとき、移植ハンド88の胚軸把持部を
子葉からなるべく離れた土(セル79中の土)に挿入す
る直上近傍を把持するようにする。少なくとも接合苗の
重心位置よりも下方の胚軸を移植ハンド88で把持す
る。その理由は接合苗を下方に高速で移送する際に、接
合苗の重心の下を把持することで移送中の接合苗の姿勢
が安定し、また子葉が翼の役目をして移送の安定性をさ
らに高め、土への接合苗の挿入時の苗の姿勢の位置決め
が確実となるからである。
リップ接合して、台木搬送装置18の台木胚軸ハンド3
7に接合苗が保持されている状態の苗の胚軸部分を移植
装置67の移植ハンド88が把持して、その後台木胚軸
ハンド37を離すことで接合苗の移植装置への受け渡し
が行われる。このとき、移植ハンド88の胚軸把持部を
子葉からなるべく離れた土(セル79中の土)に挿入す
る直上近傍を把持するようにする。少なくとも接合苗の
重心位置よりも下方の胚軸を移植ハンド88で把持す
る。その理由は接合苗を下方に高速で移送する際に、接
合苗の重心の下を把持することで移送中の接合苗の姿勢
が安定し、また子葉が翼の役目をして移送の安定性をさ
らに高め、土への接合苗の挿入時の苗の姿勢の位置決め
が確実となるからである。
【0022】そして、上下移動シリンダ84により接合
苗を把持した移植ハンド88が直線的に下方に移送し、
プラグトレイ76に接合苗を移植することができる。こ
のとき、接合苗を鉛直下方に直線的に移送するため、接
合苗の子葉の空気抵抗が一番小さい状態で移送でき、か
なりの速さの移送速度とすることができる。また、植付
部69が接合部6の鉛直下方であるため、移送時間が最
も短い最短距離の移送間隔とすることができる。
苗を把持した移植ハンド88が直線的に下方に移送し、
プラグトレイ76に接合苗を移植することができる。こ
のとき、接合苗を鉛直下方に直線的に移送するため、接
合苗の子葉の空気抵抗が一番小さい状態で移送でき、か
なりの速さの移送速度とすることができる。また、植付
部69が接合部6の鉛直下方であるため、移送時間が最
も短い最短距離の移送間隔とすることができる。
【0023】このように、本実施例の移植装置67を用
いると、接木直後の接合苗をすぐ移植することができる
ため、接合苗がしおれて枯死することがない。また、接
木部2の台木搬送装置18の台木胚軸ハンド37あるい
は穂木搬送装置22の穂木胚軸ハンド58等の台木と穂
木とを接合する時に用いる胚軸把持用のハンド37、5
8と移植装置67の移植ハンド88はそれぞれ別の装置
に設けられているので、接合苗の移植作業中に接木部2
では台木苗と穂木苗の接木作業を並行して行うことがで
き、全体の接木作業のスピードを上げることができる。
また、接木苗を自動的に移植できるため省力効果が大
い。
いると、接木直後の接合苗をすぐ移植することができる
ため、接合苗がしおれて枯死することがない。また、接
木部2の台木搬送装置18の台木胚軸ハンド37あるい
は穂木搬送装置22の穂木胚軸ハンド58等の台木と穂
木とを接合する時に用いる胚軸把持用のハンド37、5
8と移植装置67の移植ハンド88はそれぞれ別の装置
に設けられているので、接合苗の移植作業中に接木部2
では台木苗と穂木苗の接木作業を並行して行うことがで
き、全体の接木作業のスピードを上げることができる。
また、接木苗を自動的に移植できるため省力効果が大
い。
【0024】また、接合苗の植付部69のプラグトレイ
搬送装置68(図6参照)は支持枠体73に取り付けら
れ、互いに直交する水平方向に摺動する二つの横方向ベ
ース移動シリンダ92と縦方向ベース移動シリンダ93
(図9の紙面に沿う方向を横方向とし、紙面に垂直方向
を縦方向としている)と、横方向摺動ベアリング110
上に固定支持された移植テーブル105と該移植テーブ
ル105上に設けられたプラグトレイ76の対向する両
側面下部を仮支持する一対の支持片106(図9参照)
等からなる。そして、横方向ベース移動シリンダ92と
縦方向ベース移動シリンダ93の動作の制御により、図
15に示すような順序で、移送部の真下にプラグトレイ
76中の植え付け対象のセル79(図中○印)を移動さ
せることができる。
搬送装置68(図6参照)は支持枠体73に取り付けら
れ、互いに直交する水平方向に摺動する二つの横方向ベ
ース移動シリンダ92と縦方向ベース移動シリンダ93
(図9の紙面に沿う方向を横方向とし、紙面に垂直方向
を縦方向としている)と、横方向摺動ベアリング110
上に固定支持された移植テーブル105と該移植テーブ
ル105上に設けられたプラグトレイ76の対向する両
側面下部を仮支持する一対の支持片106(図9参照)
等からなる。そして、横方向ベース移動シリンダ92と
縦方向ベース移動シリンダ93の動作の制御により、図
15に示すような順序で、移送部の真下にプラグトレイ
76中の植え付け対象のセル79(図中○印)を移動さ
せることができる。
【0025】すなわち、横方向ベース移動シリンダ92
の摺動部材107と一対のガイド109を、その中央で
貫通して支持する複数(4個)のベアリング110は移
植テーブル105と固定接続され、ガイド109の両端
は支持部材111、112(図9参照)により支持され
ていて、ガイド109を軌道用レールとして移植テーブ
ル105は横方向ベース移動シリンダ92により、横方
向に摺動できる。また、ガイド109の一端部の支持部
材111は縦方向ベース移動シリンダ93の折曲部材1
15に固定接続されている。また、ガイド109の他端
部の支持部材112は縦方向ベース移動シリンダ93の
一対のガイド117をその中央で貫通して支持するベア
リング118と固定接続され、ガイド117上を摺動で
きる。部材114は縦方向ベース移動シリンダ93の摺
動可能部に固定され、また、ガイド117は支持部材1
20(図9参照)を介して支持枠体73に支持固定され
ている。したがって、縦方向ベース移動シリンダ93の
部材114の摺動でガイド109を縦方向に摺動させる
ことができ、ガイド109の縦方向への摺動で移動テー
ブル105も縦方向に摺動できる。
の摺動部材107と一対のガイド109を、その中央で
貫通して支持する複数(4個)のベアリング110は移
植テーブル105と固定接続され、ガイド109の両端
は支持部材111、112(図9参照)により支持され
ていて、ガイド109を軌道用レールとして移植テーブ
ル105は横方向ベース移動シリンダ92により、横方
向に摺動できる。また、ガイド109の一端部の支持部
材111は縦方向ベース移動シリンダ93の折曲部材1
15に固定接続されている。また、ガイド109の他端
部の支持部材112は縦方向ベース移動シリンダ93の
一対のガイド117をその中央で貫通して支持するベア
リング118と固定接続され、ガイド117上を摺動で
きる。部材114は縦方向ベース移動シリンダ93の摺
動可能部に固定され、また、ガイド117は支持部材1
20(図9参照)を介して支持枠体73に支持固定され
ている。したがって、縦方向ベース移動シリンダ93の
部材114の摺動でガイド109を縦方向に摺動させる
ことができ、ガイド109の縦方向への摺動で移動テー
ブル105も縦方向に摺動できる。
【0026】次にプラグトレイ搬入部71を図10、図
11により説明する。図10は接木ロボットの側面図で
あり、図11は図10のB−B線から見た視図である。
プラグトレイ76はベルトコンベア122から順次搬入
部71のレール77上に送られてくる。該レール77は
図11から明瞭に分かるように、支持枠体73に固定さ
れた中央側の3本の平板125と両端側にある二つの折
曲板126との組み合わせからなり、中央側の平板12
5は、その平面が鉛直方向に向くように配置し、かつ両
端の折曲板126は、その一方の平面を前記平板125
の平面部分と平行な方向に配置と、他方の平面を水平方
向になるように配置する。両端の折曲板126の水平平
面にはプラグトレイ76の両側面を支持して、プラグト
レイ76がレール77上から落下しないようにするため
の支持片127がそれぞれ設けられている。レール77
を構成するこれらの板材125、126の相互の間隔は
スペーサ129で維持され、このレール77上をプラグ
トレイ76が摺動する。プラグトレイ76の摺動はその
端部側壁面に当接する搬入フック80で行う。すなわ
ち、搬入フック80は搬入部71の入口側のレール77
下に配置され、レール77の中央側の平板125の間か
らレール77上に出没可能になっているので、レール7
7上にベルトコンベア122からプラグトレイ76を搬
入するときは、この搬入フック80を平板125間に下
げておき、レール77上をプラグトレイ76が摺動でき
るようにしてある。また、プラグトレイ76を植付部6
9(図6参照)に向けて送り出す時には、この搬入フッ
ク80をプラグトレイ76の後端部側からレール77上
に突出させて、その後端側壁部に当接させてプラグトレ
イ76を植付部69に送り出すことができる。
11により説明する。図10は接木ロボットの側面図で
あり、図11は図10のB−B線から見た視図である。
プラグトレイ76はベルトコンベア122から順次搬入
部71のレール77上に送られてくる。該レール77は
図11から明瞭に分かるように、支持枠体73に固定さ
れた中央側の3本の平板125と両端側にある二つの折
曲板126との組み合わせからなり、中央側の平板12
5は、その平面が鉛直方向に向くように配置し、かつ両
端の折曲板126は、その一方の平面を前記平板125
の平面部分と平行な方向に配置と、他方の平面を水平方
向になるように配置する。両端の折曲板126の水平平
面にはプラグトレイ76の両側面を支持して、プラグト
レイ76がレール77上から落下しないようにするため
の支持片127がそれぞれ設けられている。レール77
を構成するこれらの板材125、126の相互の間隔は
スペーサ129で維持され、このレール77上をプラグ
トレイ76が摺動する。プラグトレイ76の摺動はその
端部側壁面に当接する搬入フック80で行う。すなわ
ち、搬入フック80は搬入部71の入口側のレール77
下に配置され、レール77の中央側の平板125の間か
らレール77上に出没可能になっているので、レール7
7上にベルトコンベア122からプラグトレイ76を搬
入するときは、この搬入フック80を平板125間に下
げておき、レール77上をプラグトレイ76が摺動でき
るようにしてある。また、プラグトレイ76を植付部6
9(図6参照)に向けて送り出す時には、この搬入フッ
ク80をプラグトレイ76の後端部側からレール77上
に突出させて、その後端側壁部に当接させてプラグトレ
イ76を植付部69に送り出すことができる。
【0027】ここで、搬入フック80のレール77上へ
の出没動作は搬入フック80用に設けられた上下動シリ
ンダ130と一対のリニアベアリング131で行われ
る。該上下動シリンダ130と一対のリニアベアリング
131はガイド133に対し、リニアベアリング13
4、板材135〜138を介して摺動可能に支持されて
いる。支持枠体73に固定され、搬入部71の全長に亙
って設けられたガイド133の両端は支持枠体73に固
定されたガイド支持部材139(図10参照)に支持さ
れている。そして、搬入フック80の上下動シリンダ1
30の植付部69(図6参照)方向への摺動は該シリン
ダ130が板材136にコ字状の部材140を介して固
定されているので、搬入シリンダ81により一対のガイ
ド133でガイドされて行われる。
の出没動作は搬入フック80用に設けられた上下動シリ
ンダ130と一対のリニアベアリング131で行われ
る。該上下動シリンダ130と一対のリニアベアリング
131はガイド133に対し、リニアベアリング13
4、板材135〜138を介して摺動可能に支持されて
いる。支持枠体73に固定され、搬入部71の全長に亙
って設けられたガイド133の両端は支持枠体73に固
定されたガイド支持部材139(図10参照)に支持さ
れている。そして、搬入フック80の上下動シリンダ1
30の植付部69(図6参照)方向への摺動は該シリン
ダ130が板材136にコ字状の部材140を介して固
定されているので、搬入シリンダ81により一対のガイ
ド133でガイドされて行われる。
【0028】また、次にくるプラグトレイ76は植付部
69にセットされた別のプラグトレイ76を押さないよ
うに、搬入部71の先端部の位置に停止させておく必要
がある。そのために、プラグトレイ待機位置設定用の搬
入ストッパ83(図6参照)が搬入部71の上方に設け
られている。支持枠体73に支持された一対の支持部材
141間に設けられたロッド142を支点として回転す
るガイド144とガイド144の一方の端部とシリンダ
145とを回転自在に接続し、さらに、ロッド142を
挟んでシリンダ145の接続する側とは対向する側のガ
イド144の他方の端部とガイド146の端部を回転自
在に接続しておく。ガイド146は図11から明らかな
ようにロッド142の両端を支持する一対の部材であ
る。一対のガイド146のロッド142とは反対側の端
部にはストッパ作用をするロッド148が固定されてい
る。こうして、シリンダ145の伸縮動作でロッド14
2の軸方向を支点としてロッド148は所定範囲内で矢
印A(図10参照)のように回転することができ、ロッ
ド148が最下端にあるとプラグトレイ76の先端側壁
部に当接して、該プラグトレイ76を所定位置に止める
ことができる。
69にセットされた別のプラグトレイ76を押さないよ
うに、搬入部71の先端部の位置に停止させておく必要
がある。そのために、プラグトレイ待機位置設定用の搬
入ストッパ83(図6参照)が搬入部71の上方に設け
られている。支持枠体73に支持された一対の支持部材
141間に設けられたロッド142を支点として回転す
るガイド144とガイド144の一方の端部とシリンダ
145とを回転自在に接続し、さらに、ロッド142を
挟んでシリンダ145の接続する側とは対向する側のガ
イド144の他方の端部とガイド146の端部を回転自
在に接続しておく。ガイド146は図11から明らかな
ようにロッド142の両端を支持する一対の部材であ
る。一対のガイド146のロッド142とは反対側の端
部にはストッパ作用をするロッド148が固定されてい
る。こうして、シリンダ145の伸縮動作でロッド14
2の軸方向を支点としてロッド148は所定範囲内で矢
印A(図10参照)のように回転することができ、ロッ
ド148が最下端にあるとプラグトレイ76の先端側壁
部に当接して、該プラグトレイ76を所定位置に止める
ことができる。
【0029】次に、搬出部72の構成を図12〜図14
により説明する。図12は接木ロボットの側面からみた
植付部69とプラグトレイ搬出部72の構成図であり、
図13は図12のA−A線から搬出レール150上に送
られたプラグトレイ76の後端側を見た図である。図1
4は搬出フック95部分の要部の下面図である。図12
に示すように、植付部69でプラグトレイ76中の全て
のセル79への接合苗の植え付けが終了すると、搬出フ
ック95のロッド151が図示の矢印Bのように回転す
ることでプラグトレイ76の後端を引っかけて、プラグ
トレイ76をプラグトレイ搬出部72に押し出す。搬出
フック95にはロッド151の回転シリンダ152と該
シリンダ152と連結した回転自在のロッド154、該
ロッド154の先端に一体的に軸支されたロッド155
(図13、14参照)、ロッド155の両端を支持する
一対のアーム156と該アーム156の外側にロッド1
55と一体化されたロッド151とが設けられている。
そして、支持枠体73に両端を支持された一対のガイド
158を貫通させた摺動用板材159(図13、14参
照)に、搬出フック95の一対のアーム156、シリン
ダ152が固定支持されていて(シリンダ152は折曲
部材161を介して)、また、図13に示すように搬出
シリンダ96の摺動用部材160も摺動用板材159に
支持固定されているので、搬出フック96の摺動が可能
となる。
により説明する。図12は接木ロボットの側面からみた
植付部69とプラグトレイ搬出部72の構成図であり、
図13は図12のA−A線から搬出レール150上に送
られたプラグトレイ76の後端側を見た図である。図1
4は搬出フック95部分の要部の下面図である。図12
に示すように、植付部69でプラグトレイ76中の全て
のセル79への接合苗の植え付けが終了すると、搬出フ
ック95のロッド151が図示の矢印Bのように回転す
ることでプラグトレイ76の後端を引っかけて、プラグ
トレイ76をプラグトレイ搬出部72に押し出す。搬出
フック95にはロッド151の回転シリンダ152と該
シリンダ152と連結した回転自在のロッド154、該
ロッド154の先端に一体的に軸支されたロッド155
(図13、14参照)、ロッド155の両端を支持する
一対のアーム156と該アーム156の外側にロッド1
55と一体化されたロッド151とが設けられている。
そして、支持枠体73に両端を支持された一対のガイド
158を貫通させた摺動用板材159(図13、14参
照)に、搬出フック95の一対のアーム156、シリン
ダ152が固定支持されていて(シリンダ152は折曲
部材161を介して)、また、図13に示すように搬出
シリンダ96の摺動用部材160も摺動用板材159に
支持固定されているので、搬出フック96の摺動が可能
となる。
【0030】また、プラグトレイ搬出部72には図13
から分かるように支持枠体73に固定された中央側の数
本のその平面が鉛直方向に向くように配置された平板1
62とその両端側の折曲板163との組み合わせからな
るレール150が設けられている。プラグトレイ76の
搬出部72への摺動は搬出フック95(図12)がプラ
グトレイ76の後端部を引っかけた状態で、搬出シリン
ダ96の作動で行う。
から分かるように支持枠体73に固定された中央側の数
本のその平面が鉛直方向に向くように配置された平板1
62とその両端側の折曲板163との組み合わせからな
るレール150が設けられている。プラグトレイ76の
搬出部72への摺動は搬出フック95(図12)がプラ
グトレイ76の後端部を引っかけた状態で、搬出シリン
ダ96の作動で行う。
【0031】以上の構成から成る接木ロボットの移植装
置の各々の作動部材のタイムチャートを図16に示し、
プラグトレイ搬入部71と搬出部72の各々の作動部材
のタイムチャートを図17に示す。まず、移植装置67
の移植ハンド押出シリンダ101と移植ハンド88と上
下移動シリンダ84のタイムチャートを図16で説明す
る。なお、ここで移植ハンド押出シリンダ101はシン
グルソレノイド電磁弁(図示せず)を用いて、その電磁
弁のオン、オフによりシリンダ101内のピストン(図
示せず)の片側毎にエア圧がかかる方が切り替わる形式
のエアシリンダであり、中間停止が必要のないものであ
る。一方上下移動シリンダ84はダブルソレノイド電磁
弁を用いて電磁弁が通電していない時は、シリンダ84
内のピストン(図示せず)の両側からエア圧を与える形
式のエアシリンダであり、中間停止が可能なシリンダで
ある。
置の各々の作動部材のタイムチャートを図16に示し、
プラグトレイ搬入部71と搬出部72の各々の作動部材
のタイムチャートを図17に示す。まず、移植装置67
の移植ハンド押出シリンダ101と移植ハンド88と上
下移動シリンダ84のタイムチャートを図16で説明す
る。なお、ここで移植ハンド押出シリンダ101はシン
グルソレノイド電磁弁(図示せず)を用いて、その電磁
弁のオン、オフによりシリンダ101内のピストン(図
示せず)の片側毎にエア圧がかかる方が切り替わる形式
のエアシリンダであり、中間停止が必要のないものであ
る。一方上下移動シリンダ84はダブルソレノイド電磁
弁を用いて電磁弁が通電していない時は、シリンダ84
内のピストン(図示せず)の両側からエア圧を与える形
式のエアシリンダであり、中間停止が可能なシリンダで
ある。
【0032】台木と穂木の各搬送装置18、22が各々
接合部6に搬送して来た苗をクリップ63で接合する
間、すなわち、台木搬送アーム34、穂木搬送アーム5
6の接合位置への押し出しと該接合位置からの引き込み
の間に移植ハンド88の移植ハンド押出シリンダ101
は押し出し位置(すなわち苗の接合位置)に移植装置6
7の移植ハンド88を押し出すことで、クリップ接合さ
れた苗を移植ハンド88が受け取ることができるように
している。従って、この移植ハンド押出シリンダ101
の押し出し動作を開始してからしばらく後に移植ハンド
88も作動を始めて、接合苗の胚軸を台木搬送装置18
の台木胚軸ハンド37から受け取る。
接合部6に搬送して来た苗をクリップ63で接合する
間、すなわち、台木搬送アーム34、穂木搬送アーム5
6の接合位置への押し出しと該接合位置からの引き込み
の間に移植ハンド88の移植ハンド押出シリンダ101
は押し出し位置(すなわち苗の接合位置)に移植装置6
7の移植ハンド88を押し出すことで、クリップ接合さ
れた苗を移植ハンド88が受け取ることができるように
している。従って、この移植ハンド押出シリンダ101
の押し出し動作を開始してからしばらく後に移植ハンド
88も作動を始めて、接合苗の胚軸を台木搬送装置18
の台木胚軸ハンド37から受け取る。
【0033】次にクリップ63を接合装置25に引っ掛
けないようにするため移植ハンド88を引っ込める。次
に移植装置67の上下移動シリンダ84が下降動作を開
始して移植ハンド88が受け取ったクリップ63付きの
接合苗を植付部69に下降させる。この上下移動シリン
ダ84が下降動作中に移植ハンド88を押し出す。ま
た、プラグトレイ76の一つのセル79に接合苗の植え
付けが終了すると、上下移動シリンダ84は上昇する
が、このとき、図18に示すように、そのまま、移植装
置67を上昇させると、移植ハンド88が接合苗の子葉
や、クリップ63に引っ掛かり苗を引き抜くおそれがあ
るので、クリップ63で挟んだ下の苗の近傍に移植ハン
ド88が上昇して来る時に、上下移動シリンダ84の動
作を一旦停止させ、移植ハンド88等を中間位置に停止
させ、移植ハンド押出シリンダ101により移植ハンド
88等の突出部を水平方向に引っ込めた後、上下移動シ
リンダ84を上限まで上昇させる。なお、図16の▼印
は次に述べるプラグトレイ搬送装置68のシーケンスと
を継ぐタイミングを表す。
けないようにするため移植ハンド88を引っ込める。次
に移植装置67の上下移動シリンダ84が下降動作を開
始して移植ハンド88が受け取ったクリップ63付きの
接合苗を植付部69に下降させる。この上下移動シリン
ダ84が下降動作中に移植ハンド88を押し出す。ま
た、プラグトレイ76の一つのセル79に接合苗の植え
付けが終了すると、上下移動シリンダ84は上昇する
が、このとき、図18に示すように、そのまま、移植装
置67を上昇させると、移植ハンド88が接合苗の子葉
や、クリップ63に引っ掛かり苗を引き抜くおそれがあ
るので、クリップ63で挟んだ下の苗の近傍に移植ハン
ド88が上昇して来る時に、上下移動シリンダ84の動
作を一旦停止させ、移植ハンド88等を中間位置に停止
させ、移植ハンド押出シリンダ101により移植ハンド
88等の突出部を水平方向に引っ込めた後、上下移動シ
リンダ84を上限まで上昇させる。なお、図16の▼印
は次に述べるプラグトレイ搬送装置68のシーケンスと
を継ぐタイミングを表す。
【0034】図17にはプラグトレイ搬送装置68の作
動部材のタイムチャートを示している。なお、横方向ベ
ース移動シリンダ92、縦方向ベース移動シリンダ93
共にダブルソレノイド電磁弁方式のエアシリンダであ
り、その他の図17に示すシリンダはシングルソレノイ
ド電磁弁方式のエアシリンダである。また、横方向ベー
ス移動シリンダ92には横位置センサ、左端センサ、右
端センサ(図示せず)が取り付けられていて、縦方向ベ
ース移動シリンダ93には縦位置センサ、前端センサ、
後端センサ(図示せず)が取り付けられている。
動部材のタイムチャートを示している。なお、横方向ベ
ース移動シリンダ92、縦方向ベース移動シリンダ93
共にダブルソレノイド電磁弁方式のエアシリンダであ
り、その他の図17に示すシリンダはシングルソレノイ
ド電磁弁方式のエアシリンダである。また、横方向ベー
ス移動シリンダ92には横位置センサ、左端センサ、右
端センサ(図示せず)が取り付けられていて、縦方向ベ
ース移動シリンダ93には縦位置センサ、前端センサ、
後端センサ(図示せず)が取り付けられている。
【0035】横方向ベース移動シリンダ92は各セル7
9の横方向の幅に相当する間隔を持って横方向にプラグ
トレイ76の横方向の幅に相当する距離の間で配置され
る複数の横位置センサで作動が制御され、縦方向ベース
移動シリンダ93は各セル79の縦方向の幅に相当する
間隔を持って縦方向にプラグトレイ76の縦方向の幅に
相当する距離の間で配置される複数の縦位置センサで作
動が制御される。すなわち、各々のセル79の横(縦)
方向の幅だけ、横(縦)方向移動シリンダ92、93が
作動することができる。図15を参照すると分かるよう
に、横方向ベース移動シリンダ92の3つの横位置セン
サにより、ステップ(1)→(2)にプラグトレイ76
の対応セル79を所定位置である植え付け位置(○印)
に移動できるように制御する。また、例えばステップ
(4)では左端センサの検知で横方向ベース移動シリン
ダ92の横、左方向への移動を停止させ、ステップ
(2)では右端センサの検知で横方向ベース移動シリン
ダ92の横、右方向への移動を停止させる。そして、横
方向ベース移動シリンダ92が横一列の全てのセル79
に接合苗の植え付けが行われた後は縦方向ベース移動シ
リンダ93が一列分だけ前進する(ステップ(2)→
(3))。この一列分の前進は縦方向にプラグトレイ7
6の縦方向の幅に相当する距離の間で配置される4つの
縦位置センサで作動が制御される。こうして、ステップ
(8)までの横方向ベース移動シリンダ92と縦方向ベ
ース移動シリンダ93の移動で複数のセル79を備えた
プラグトレイ76の全てのセル79が所定の植え付け位
置に移動することができる。ステップ(8)の示す位置
での横方向ベース移動シリンダ92の横位置センサと縦
方向ベース移動シリンダ93の縦位置センサとが全植え
付け終了センサを兼ねる。
9の横方向の幅に相当する間隔を持って横方向にプラグ
トレイ76の横方向の幅に相当する距離の間で配置され
る複数の横位置センサで作動が制御され、縦方向ベース
移動シリンダ93は各セル79の縦方向の幅に相当する
間隔を持って縦方向にプラグトレイ76の縦方向の幅に
相当する距離の間で配置される複数の縦位置センサで作
動が制御される。すなわち、各々のセル79の横(縦)
方向の幅だけ、横(縦)方向移動シリンダ92、93が
作動することができる。図15を参照すると分かるよう
に、横方向ベース移動シリンダ92の3つの横位置セン
サにより、ステップ(1)→(2)にプラグトレイ76
の対応セル79を所定位置である植え付け位置(○印)
に移動できるように制御する。また、例えばステップ
(4)では左端センサの検知で横方向ベース移動シリン
ダ92の横、左方向への移動を停止させ、ステップ
(2)では右端センサの検知で横方向ベース移動シリン
ダ92の横、右方向への移動を停止させる。そして、横
方向ベース移動シリンダ92が横一列の全てのセル79
に接合苗の植え付けが行われた後は縦方向ベース移動シ
リンダ93が一列分だけ前進する(ステップ(2)→
(3))。この一列分の前進は縦方向にプラグトレイ7
6の縦方向の幅に相当する距離の間で配置される4つの
縦位置センサで作動が制御される。こうして、ステップ
(8)までの横方向ベース移動シリンダ92と縦方向ベ
ース移動シリンダ93の移動で複数のセル79を備えた
プラグトレイ76の全てのセル79が所定の植え付け位
置に移動することができる。ステップ(8)の示す位置
での横方向ベース移動シリンダ92の横位置センサと縦
方向ベース移動シリンダ93の縦位置センサとが全植え
付け終了センサを兼ねる。
【0036】また、ステップ(9)での前端センサの検
知でプラグトレイ76の搬出のための動作が搬出フック
用ロッドの回転シリンダ152と搬出シリンダ96によ
り開始され、ステップ(10)(=ステップ(1))で
の後端センサの検知で搬入ストッパ用シリンダ145と
搬入フック用上下動シリンダ130、搬入シリンダ81
によるプラグトレイ76の搬入動作が開始される。ここ
で、図16の▼記号までシーケンスが進むと、図17の
▼記号が始まり、図17の次の▼記号までのシーケンス
動作が行われる。そして、次に図16の▼記号までシー
ケンスが終了するのを待って、図17の次の動作が進
む。こうした動作を繰り返すことで、移植装置67の動
作とプラグトレイ搬送装置68の動作を連動させること
ができる。
知でプラグトレイ76の搬出のための動作が搬出フック
用ロッドの回転シリンダ152と搬出シリンダ96によ
り開始され、ステップ(10)(=ステップ(1))で
の後端センサの検知で搬入ストッパ用シリンダ145と
搬入フック用上下動シリンダ130、搬入シリンダ81
によるプラグトレイ76の搬入動作が開始される。ここ
で、図16の▼記号までシーケンスが進むと、図17の
▼記号が始まり、図17の次の▼記号までのシーケンス
動作が行われる。そして、次に図16の▼記号までシー
ケンスが終了するのを待って、図17の次の動作が進
む。こうした動作を繰り返すことで、移植装置67の動
作とプラグトレイ搬送装置68の動作を連動させること
ができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、接木苗を自動的に移植
できるため省力効果が大きく、しかも接木直後にすぐ移
植できるので、苗が枯死することがない。また、接木部
と移植部は別のハンドで把持するので移植作業中に接ぎ
木作業を並行して行うことが可能となり、作業スピード
を上げることができる。
できるため省力効果が大きく、しかも接木直後にすぐ移
植できるので、苗が枯死することがない。また、接木部
と移植部は別のハンドで把持するので移植作業中に接ぎ
木作業を並行して行うことが可能となり、作業スピード
を上げることができる。
【図1】本発明の一実施例の接木ロボットの上面概略
図。
図。
【図2】本発明の一実施例の接木ロボットの接木部の上
面概略図。
面概略図。
【図3】本発明の一実施例の接木ロボットの接木部の前
面概略図。
面概略図。
【図4】本発明の一実施例の接木ロボットの接木部の側
面概略図。
面概略図。
【図5】本発明の一実施例の接木ロボットのクリップ接
合装置の要部上面概略図。
合装置の要部上面概略図。
【図6】本発明の一実施例の接木ロボットの全体の側面
概略図。
概略図。
【図7】本発明の一実施例の接木ロボットの接木部の上
面概略図。
面概略図。
【図8】本発明の一実施例の接木ロボットの接木部と植
付部の側面概略図。
付部の側面概略図。
【図9】図6のA−A線概略視図。
【図10】本発明の一実施例の接木ロボットの搬入部の
側面概略図。
側面概略図。
【図11】図10のB−B線概略視図。
【図12】本発明の一実施例の接木ロボットの搬出部の
側面概略図。
側面概略図。
【図13】図12のA−A線概略視図。
【図14】本発明の一実施例の接木ロボットの搬出フッ
ク部分の下面概略図。
ク部分の下面概略図。
【図15】本発明の一実施例の接木ロボットの植付部で
のプラグトレイの搬送手順の説明図。
のプラグトレイの搬送手順の説明図。
【図16】本発明の一実施例の接木ロボットの移植装置
の作動タイムチャートを示す図。
の作動タイムチャートを示す図。
【図17】本発明の一実施例の接木ロボットのプラグト
レイ搬送装置の作動タイムチャートを示す図。
レイ搬送装置の作動タイムチャートを示す図。
【図18】本発明の一実施例の接木ロボットの移植装置
の要部の上下動の中間位置で停止を説明する図。
の要部の上下動の中間位置で停止を説明する図。
1…クリップフィーダ部、2…接木部、3…台木部、5
…穂木部、6…接合部、63…クリップ、67…移植装
置、68…プラグトレイ搬送装置、69…植付部、71
…搬入部、72…搬出部、75…移送部、76…プラグ
トレイ、80…搬入フック、81…搬入シリンダ、83
…搬入ストッパ、84…上下移動シリンダ、88…移植
ハンド、89…土押え板、92…横方向ベース移動シリ
ンダ、93…縦方向ベース移動シリンダ、95…搬出フ
ック、96…搬出シリンダ、105…移植テーブル
…穂木部、6…接合部、63…クリップ、67…移植装
置、68…プラグトレイ搬送装置、69…植付部、71
…搬入部、72…搬出部、75…移送部、76…プラグ
トレイ、80…搬入フック、81…搬入シリンダ、83
…搬入ストッパ、84…上下移動シリンダ、88…移植
ハンド、89…土押え板、92…横方向ベース移動シリ
ンダ、93…縦方向ベース移動シリンダ、95…搬出フ
ック、96…搬出シリンダ、105…移植テーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 台木苗と穂木苗をそれぞれ切断した後、
接合する接合装置を備えた接木ロボットにおいて、接合装置で接合した苗を、植え付ける前に接合苗の台木
部分の下の根に近い部分を切断するカッタを有する 移植
装置を備えたことを特徴とする接木ロボット。 - 【請求項2】 移植装置は接合苗の重心位置よりも下方
の胚軸を把持する移植ハンドを備え、該移植ハンドを用
いて下方に配置された挿し木用の容器に接合苗を搬送す
る構成を備えたことを特徴とする請求項1記載の接木ロ
ボット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17929593A JP3395262B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 接木ロボットと移植装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17929593A JP3395262B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 接木ロボットと移植装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0731280A JPH0731280A (ja) | 1995-02-03 |
| JP3395262B2 true JP3395262B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=16063333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17929593A Expired - Fee Related JP3395262B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 接木ロボットと移植装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3395262B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP17929593A patent/JP3395262B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0731280A (ja) | 1995-02-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |