JP2000083500A - 苗移植装置 - Google Patents

苗移植装置

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JP2000083500A
JP2000083500A JP10253607A JP25360798A JP2000083500A JP 2000083500 A JP2000083500 A JP 2000083500A JP 10253607 A JP10253607 A JP 10253607A JP 25360798 A JP25360798 A JP 25360798A JP 2000083500 A JP2000083500 A JP 2000083500A
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JP
Japan
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seedling
panel
finger
seedlings
sponge
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10253607A
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English (en)
Inventor
Masahiko Inui
政彦 乾
Yasuji Inaguma
康詞 稲熊
Takuya Mizuno
卓弥 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Seisakusho KK
Original Assignee
Chuo Seisakusho KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

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  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】苗の根部のスポンジ部を大きく変形させること
なく苗パネルから苗を確実に抜き取り、育用パネルに移
植することができる苗移植装置を提供する。 【解決手段】苗パネルから取り出された苗を育用パネル
に移植するチャックユニットのフィンガー部9に、チャ
ック時のフィンガー間隔を規制するストッパ13と、チ
ャック時に苗の根部のスポンジ部Aを突き刺す針14と
を設ける。ストッパ13によりスポンジ部Aの変形が防
止され、針14により苗の脱落を防止しつつ、安定に保
持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水耕栽培用の苗パ
ネルで一定の大きさまで育った苗を、自動的に育用パネ
ルに移植するための苗移植装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水耕栽培においては、苗間隔の狭い苗パ
ネルで苗を一定の大きさまで育てたのち、その根部のス
ポンジとともに苗間隔の広い育用パネルに移植する作業
が行われる。この移植を開閉式のフィンガー部を備えた
ロボットにより行うことは既になされている。しかし苗
を直接フィンガー部によりチャックすると、苗を傷める
おそれがある。
【0003】そこで本発明者等は、苗押上機構により苗
パネルから苗を押し上げることにより、フィンガー部が
苗の根部のスポンジ部をチャックするようにした移植装
置を先に開発し、既に特許出願済みである。この移植装
置によれば、苗を傷めるおそれは回避することができ
る。
【0004】ところがチャックユニットの空気圧が僅か
でも強すぎると、フィンガー部がスポンジ部を大きく変
形させてしまい、育用パネルのポットにスポンジ部がう
まく挿入できないことがあった。そこでフィンガー部に
ストッパを設けてスポンジ部の変形を防止する試みも行
ったが、苗パネルから苗を抜き取る時に苗がすっぽ抜け
るおそれがあり、移植を自動化するうえで障害となって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、苗の根部のスポンジ部を大きく変形
させることなく苗パネルから苗を確実に抜き取り、育用
パネルに移植することができるようにした苗移植装置を
提供するためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の苗移植装置は、苗パネルと育用パ
ネルとの間に、苗パネルから取り出された苗を育用パネ
ルに移植するチャックユニットを設けた苗移植装置であ
って、このチャックユニットのフィンガー部に、チャッ
ク時のフィンガー間隔を規制するストッパと、チャック
時に苗の根部のスポンジ部を突き刺す針とを設けたこと
を特徴とするものである。
【0007】本発明の苗移植装置は、チャックユニット
のフィンガー部にチャック時のフィンガー間隔を規制す
るストッパを設けたので、苗の根部のスポンジ部を大き
く変形させることがない。しかもチャックユニットのフ
ィンガー部に、チャック時に苗の根部のスポンジ部を刺
す針を設けたので、ストッパによりフィンガー間隔を規
制したにもかかわらず、苗を安定に保持することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態
を示す。図1は本発明の苗移植装置の全体を示す平面
図、図2は正面図である。1は苗パネルコンベヤ2によ
り矢印方向に移動されて来る苗パネルであり、この例で
は8列のポットが形成されている。各ポットには根部が
スポンジ部に包まれた苗が収納されている。3は苗パネ
ルコンベヤ2に隣接させて設けられた育用パネルコンベ
ヤであり、育用パネル4を矢印方向から搬送するための
ものである。図示のように、育用パネル4には広い間隔
でポットが形成されている。
【0009】これらの苗パネルコンベヤ2と育用パネル
コンベヤ3との上方には、水平レール5が架設されてお
り、図3に示されるように多数のチャックユニット6が
水平レール5に沿って移動できるように設けられてい
る。各チャックユニット6は昇降シリンダ7を備え、そ
のピストンロッド8の下部に、苗パネル1から育用パネ
ル4に苗を移植するためのフィンガー部9が取り付けら
れている。
【0010】このため、チャックユニット6を苗パネル
1の上部に移動させた状態でピストンロッド8によりフ
ィンガー部9を降ろして苗をチャックし、水平レール5
に沿ってチャックユニット6を育用パネル4の上部まで
移動させることにより、苗の移植を行うことができる。
なお、図示の例では8個のチャックユニット6の位置を
個別に制御することにより苗間隔を自由に設定できるよ
うになっているが、その機構は本発明の要部ではないた
め説明を省略する。この苗間隔設定機構については、本
出願人の特願平10−104926号に記載されてい
る。
【0011】図4はピストンロッド8の下部の拡大図で
ある。図示のように、ピストンロッド8の下部にはガイ
ド10に沿って昇降されるベース板11が取り付けられ
ており、その下端にフィンガー開閉用シリンダ12が固
定されている。図5はその部分の平面図であり、フィン
ガー開閉用シリンダ12の動作により開閉される一対の
フィンガー部9が示されている。本発明では、フィンガ
ー部9にチャック時のフィンガー間隔を規制するストッ
パ13と、チャック時に苗の根部のスポンジ部Aを刺す
針14とが設けられている。
【0012】この実施形態では、ストッパ13はフィン
ガー部9の基部9aに螺合されたストッパボルト13a
と、その突出量を固定するためのナット13bとからな
る。このストッパ13を調整することにより、図6のよ
うにチャック時のフィンガー本体9bの間隔を、スポン
ジ部Aを大きく変形させない間隔に規制することができ
る。もちろんストッパ13の構造は、これに限定される
ものではない。
【0013】針14はフィンガー本体9bの内側に、水
平に設けられている。フィンガー本体9bの内側にはス
ポンジ部Aの外形状に沿った円弧状凹面9cが形成され
ており、2対の針14がこの部分に突設されている。し
かしその本数はこれに限定されるものではない。この針
14はフィンガー部9を閉じたときに図6のようにスポ
ンジ部Aを水平方向から突き刺し、苗の落下を防止す
る。図示のように2対の針14を設けておけば、針14
が苗の中心を突き刺すことがないので、苗の損傷がな
い。
【0014】図4に示される15は苗押さえ用シリンダ
である。その側方にはリニアガイド16によりロッド1
7が昇降自在に支持されている。このロッド17の下端
には苗押し込み金具18が取り付けられており、またこ
のロッド17の上部にはアーム19が取り付けられてい
る。そして苗押さえ用シリンダ15によりアーム19を
押し上げると、ロッド17及び苗押し込み金具18は図
4に示される上昇位置を取り、苗押さえ用シリンダ15
のピストンロッドを下降させると、ロッド17及び苗押
し込み金具18は想像線で示す位置まで下降して苗を育
用パネル4のポット内に押し込むようになっている。こ
の苗押さえ機構は本発明の必須要件ではない。
【0015】なお図2及び図3に示すように、この実施
形態では苗パネル1の下方に苗押上機構20が設けられ
ている。苗押上機構20は苗パネル1のポットの列数と
同数の円柱21を備え、苗のスポンジ部Aを苗パネル1
から押し上げるためのものである。
【0016】このように構成された本発明の苗移植装置
の動作は次の通りである。まず苗パネルコンベヤ2によ
り苗パネル1を図1に示す位置まで搬送するが、この苗
位置は苗チャック位置より1ピッチ手前の位置であっ
て、この時チャックユニット6はチャック開の状態で下
降して待機している。またこれと同時に、スポンジ部A
がフィンガー部9と同じ高さとなるまで苗押上機構20
により苗のスポンジ部Aを苗パネル1から押し上げ、苗
前進シリンダー22により、そのまま苗パネル1を1ピ
ッチ前進させると、苗は苗チャック位置まで移動してチ
ャックできる状態となる。
【0017】次にフィンガー開閉用シリンダ12により
フィンガー部9を閉じれば、フィンガー本体9bが苗の
スポンジ部Aをチャックすることとなるが、図6に示し
たようにストッパ13がフィンガー間隔を規制し、スポ
ンジ部Aを大きく変形させないようにする。しかもフィ
ンガー部9に設けた針14がスポンジ部Aを突き刺すた
め、フィンガー間隔を規制したにもかかわらず苗は脱落
のおそれなく確実にチャックされる。
【0018】その後、チャックユニット6の昇降シリン
ダ7によりフィンガー部9は苗とともに上昇され、チャ
ックユニット6を水平レール5に沿って育用パネル4上
まで移動させる。そして再びチャックユニット6の昇降
シリンダ7によりフィンガー部9を下降させ、フィンガ
ー部9を開いて育用パネル4のポット内に苗を移植す
る。このとき、前記した苗押し込み金具18が(図4中
に想像線で示す位置まで)下降し、苗を育用パネル4の
ポット内に押し込む。このとき針14はスポンジ部Aか
ら抜けるため、苗を育用パネル4のポット内に押し込む
うえで支障はなく、またストッパ13によりスポンジ部
Aの変形が防止されているため、スムーズに苗を育用パ
ネル4のポット内に押し込むことができる。
【0019】この動作を繰り返すことにより苗の移植を
自動的に行うことができるが、この実施形態の装置では
同時に8本の苗を8個のチャックユニット6によりチャ
ックし、育用パネルコンベヤ3により育用パネル4を移
動させながら順次2列ずつ移植を行うようになってい
る。そして8列の苗が苗パネル1から取り出された後、
苗パネルコンベヤ2により苗パネル1を1ピッチ分移動
させ、同様に苗の移植を行えばよい。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
チャックユニットのフィンガー部にチャック時のフィン
ガー間隔を規制するストッパを設けたので、苗の根部の
スポンジ部を大きく変形させることがなく、苗を育用パ
ネルのポット内にうまく移植することができる。しかも
チャックユニットのフィンガー部に、チャック時に苗の
根部のスポンジ部を刺す針を設けたので、ストッパによ
りフィンガー間隔を規制したにもかかわらず、苗を安定
に保持することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の苗移植装置の全体を示す平面図であ
る。
【図2】本発明の苗移植装置の正面図である。
【図3】本発明の苗移植装置の側面図である。
【図4】要部の側面図である。
【図5】フィンガー部が開いた状態を示す平面図であ
る。
【図6】フィンガー部が閉じた状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
A 苗の根部のスポンジ部 1 苗パネル 2 苗パネルコンベヤ 3 育用パネルコンベヤ 4 育用パネル 5 水平レール 6 チャックユニット 7 昇降シリンダ 8 ピストンロッド 9 フィンガー部 9a フィンガー部の基部 9b フィンガー部本体 9c 円弧状凹面 10 ガイド 11 ベース板 12 フィンガー開閉用シリンダ 13 ストッパ 13a ストッパボルト 13b ナット 14 針 15 苗押さえ用シリンダ 16 リニアガイド 17 ロッド 18 苗押し込み金具 19 アーム 20 苗押上機構 21 円柱 22 苗前進シリンダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗パネルと育用パネルとの間に、苗パネ
    ルから取り出された苗を育用パネルに移植するチャック
    ユニットを設けた苗移植装置であって、このチャックユ
    ニットのフィンガー部に、チャック時のフィンガー間隔
    を規制するストッパと、チャック時に苗の根部のスポン
    ジ部を突き刺す針とを設けたことを特徴とする苗移植装
    置。
  2. 【請求項2】 苗パネルの下方に、苗押上機構を設けた
    請求項1に記載の苗移植装置。
JP10253607A 1998-09-08 1998-09-08 苗移植装置 Withdrawn JP2000083500A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021141870A (ja) * 2020-03-13 2021-09-24 株式会社日立産機中条エンジニアリング 苗の移植装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021141870A (ja) * 2020-03-13 2021-09-24 株式会社日立産機中条エンジニアリング 苗の移植装置
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