JP3098899B2 - 長尺ウェブ巻取物の転倒装置 - Google Patents
長尺ウェブ巻取物の転倒装置Info
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- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/22—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
- B65G47/24—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles
- B65G47/248—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles by turning over or inverting them
- B65G47/252—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles by turning over or inverting them about an axis substantially perpendicular to the conveying direction
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H19/00—Changing the web roll
- B65H19/22—Changing the web roll in winding mechanisms or in connection with winding operations
- B65H19/30—Lifting, transporting, or removing the web roll; Inserting core
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- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/417—Handling or changing web rolls
- B65H2301/4171—Handling web roll
- B65H2301/4174—Handling web roll by side portion, e.g. forwarding roll lying on side portion
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺ウェブがロール状
に巻き取られてなる巻取物を、その巻取軸が略水平にな
っている状態から略垂直となる状態に転倒させる装置に
関するものである。
に巻き取られてなる巻取物を、その巻取軸が略水平にな
っている状態から略垂直となる状態に転倒させる装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば特開平4-112172号公報に示されて
いるように、写真感光材料等の長尺ウェブはロール状に
巻き取った状態で取り扱われることが多い。そして、こ
の種の巻取物は、多くの場合、その巻取軸が略水平にな
る状態で巻取り装置において巻き取り、端末止めされ
る。一方この巻取物を後工程へ搬送する際には、その巻
取軸が略垂直となる安定な姿勢にしてコンベアで搬送す
るのが一般的である。そこで、この巻取物を、その巻取
軸が略水平になっている状態から、略垂直となる状態に
転倒させる装置が必要になる。
いるように、写真感光材料等の長尺ウェブはロール状に
巻き取った状態で取り扱われることが多い。そして、こ
の種の巻取物は、多くの場合、その巻取軸が略水平にな
る状態で巻取り装置において巻き取り、端末止めされ
る。一方この巻取物を後工程へ搬送する際には、その巻
取軸が略垂直となる安定な姿勢にしてコンベアで搬送す
るのが一般的である。そこで、この巻取物を、その巻取
軸が略水平になっている状態から、略垂直となる状態に
転倒させる装置が必要になる。
【０００３】そのような長尺ウェブ巻取物の転倒装置と
して従来、図10に示すように、２つのベルトコンベア5
1，52を互いに直角な向きにして組み合わせ、これらを
回転軸53の回りに90°回転自在としたものが知られてい
る。この従来装置は、ベルトコンベア54により巻取軸Ｃ
が略水平となる姿勢で搬送されて来た巻取物56を、同図
(1) に示す状態でベルトコンベア51上に受け入れ、巻取
物56がこのベルトコンベア51により同図(2) に示すよう
にベルトコンベア52に接するところまで搬送されたなら
ば、回転軸53回りに回転して巻取物56を転倒させ（同図
(3) の状態）、それにより巻取軸Ｃが略垂直となる姿勢
になった巻取物56を、該ベルトコンベア52を駆動させて
ベルトコンベア55に送り出すものである。
して従来、図10に示すように、２つのベルトコンベア5
1，52を互いに直角な向きにして組み合わせ、これらを
回転軸53の回りに90°回転自在としたものが知られてい
る。この従来装置は、ベルトコンベア54により巻取軸Ｃ
が略水平となる姿勢で搬送されて来た巻取物56を、同図
(1) に示す状態でベルトコンベア51上に受け入れ、巻取
物56がこのベルトコンベア51により同図(2) に示すよう
にベルトコンベア52に接するところまで搬送されたなら
ば、回転軸53回りに回転して巻取物56を転倒させ（同図
(3) の状態）、それにより巻取軸Ｃが略垂直となる姿勢
になった巻取物56を、該ベルトコンベア52を駆動させて
ベルトコンベア55に送り出すものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来装置は、ベル
トコンベア51の上に巻取物56を受け入れたなら直ぐに転
倒動作に入れる訳ではなく、巻取物56が図10の(2) に示
す位置まで搬送されてからでないと回転動作に入れず、
一方、転倒処理終了後も、同図(4) に示すように巻取物
56を完全にベルトコンベア56上に排出してからでないと
原位置への回転復帰動作に入ることができないので、１
つの巻取物当りの処理時間が長くなってしまうという問
題がある。
トコンベア51の上に巻取物56を受け入れたなら直ぐに転
倒動作に入れる訳ではなく、巻取物56が図10の(2) に示
す位置まで搬送されてからでないと回転動作に入れず、
一方、転倒処理終了後も、同図(4) に示すように巻取物
56を完全にベルトコンベア56上に排出してからでないと
原位置への回転復帰動作に入ることができないので、１
つの巻取物当りの処理時間が長くなってしまうという問
題がある。
【０００５】またこの従来装置は、ベルトコンベア51お
よび52上の巻取物を保持しておく手段を備えないので、
転倒動作中に慣性で巻取物56の位置がずれてそれに傷が
付く恐れがあり、さらには巻取物56が飛び跳ねる危険性
があるので転倒動作の高速化が困難であるという問題も
認められる。
よび52上の巻取物を保持しておく手段を備えないので、
転倒動作中に慣性で巻取物56の位置がずれてそれに傷が
付く恐れがあり、さらには巻取物56が飛び跳ねる危険性
があるので転倒動作の高速化が困難であるという問題も
認められる。
【０００６】転倒処理を高速で行なうことができる転倒
装置としては、例えば実開昭56-72852号公報に示される
ように、回転する羽根車の上に次々と物品を供給するよ
うにしたものが知られているが、この従来装置も転倒さ
せる物品を保持しておく手段を備えないので、上記と同
様に位置ずれにより物品に傷が付く恐れがある。
装置としては、例えば実開昭56-72852号公報に示される
ように、回転する羽根車の上に次々と物品を供給するよ
うにしたものが知られているが、この従来装置も転倒さ
せる物品を保持しておく手段を備えないので、上記と同
様に位置ずれにより物品に傷が付く恐れがある。
【０００７】巻取物の保持機構を有する転倒装置として
は、例えば特開平5-58597 号公報に示されているよう
に、巻芯（電線を巻いたボビン）の中に保持機構を持っ
た軸を挿入するようにしたものが知られているが、この
従来装置は巻芯を保持するだけであるので、長尺ウェブ
の巻取物に対しては外周の巻ずれを発生しやすく、適用
困難である。
は、例えば特開平5-58597 号公報に示されているよう
に、巻芯（電線を巻いたボビン）の中に保持機構を持っ
た軸を挿入するようにしたものが知られているが、この
従来装置は巻芯を保持するだけであるので、長尺ウェブ
の巻取物に対しては外周の巻ずれを発生しやすく、適用
困難である。
【０００８】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、長尺ウェブ巻取物を高速で転倒させることがで
き、また巻取物に巻ずれを起こしたり、傷を付けること
のない長尺ウェブ巻取物の転倒装置を提供することを目
的とするものである。
であり、長尺ウェブ巻取物を高速で転倒させることがで
き、また巻取物に巻ずれを起こしたり、傷を付けること
のない長尺ウェブ巻取物の転倒装置を提供することを目
的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明による第１の長尺
ウェブ巻取物の転倒装置は、請求項１に記載のように、
巻取軸が略平行となる状態で第１の載置面上に載置され
ている長尺ウェブ巻取物を、巻取軸が略垂直となる状態
に転倒させて第２の載置面上に移す長尺ウェブ巻取物の
転倒装置において、上記第１の載置面上にある巻取物の
外周を径方向から挟んで保持するチャック手段と、この
チャック手段に保持された巻取物の、第２の載置面側を
向く前方端面に対向する支持位置に設定され得る支持具
と、この支持具と上記チャック手段とを一体的に略90°
回転させて、該チャック手段に保持されている巻取物を
その上記前方端面から第２の載置面上に載置させる回転
移動手段と、この回転移動手段が動作開始した後、上記
支持位置に設定されている支持具とチャック手段とを巻
取物の巻取軸方向に相対移動させて該支持具を巻取物の
前方端面に接触させる手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
ウェブ巻取物の転倒装置は、請求項１に記載のように、
巻取軸が略平行となる状態で第１の載置面上に載置され
ている長尺ウェブ巻取物を、巻取軸が略垂直となる状態
に転倒させて第２の載置面上に移す長尺ウェブ巻取物の
転倒装置において、上記第１の載置面上にある巻取物の
外周を径方向から挟んで保持するチャック手段と、この
チャック手段に保持された巻取物の、第２の載置面側を
向く前方端面に対向する支持位置に設定され得る支持具
と、この支持具と上記チャック手段とを一体的に略90°
回転させて、該チャック手段に保持されている巻取物を
その上記前方端面から第２の載置面上に載置させる回転
移動手段と、この回転移動手段が動作開始した後、上記
支持位置に設定されている支持具とチャック手段とを巻
取物の巻取軸方向に相対移動させて該支持具を巻取物の
前方端面に接触させる手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【００１０】また本発明による第２の長尺ウェブ巻取物
の転倒装置は、請求項２に記載のように、上記第１の装
置における支持具が、前記支持位置において巻取物の前
方端面の左右端部に対向する１対の部材からなり、この
支持位置にある状態で巻取物が第２の載置面上に置かれ
たとき、該第２の載置面の左右外側に外れてこの面と干
渉しないように構成されていることを特徴とするもので
ある。
の転倒装置は、請求項２に記載のように、上記第１の装
置における支持具が、前記支持位置において巻取物の前
方端面の左右端部に対向する１対の部材からなり、この
支持位置にある状態で巻取物が第２の載置面上に置かれ
たとき、該第２の載置面の左右外側に外れてこの面と干
渉しないように構成されていることを特徴とするもので
ある。
【００１１】
【作用および発明の効果】上記構成の本発明の長尺ウェ
ブ巻取物の転倒装置においては、巻取物の外周をチャッ
ク手段により挟んで保持した状態で転倒動作がなされる
ので、巻取物が転倒中に位置ずれを起こして傷付くこと
が確実に防止される。
ブ巻取物の転倒装置においては、巻取物の外周をチャッ
ク手段により挟んで保持した状態で転倒動作がなされる
ので、巻取物が転倒中に位置ずれを起こして傷付くこと
が確実に防止される。
【００１２】またそれとともに、巻取物の倒れる方向前
側の端面を支持具に当てて支持しているので、転倒動作
が進んで巻取物が転倒姿勢（巻取軸が略垂直となる姿
勢）に近付いたときに、巻取物のチャック手段に保持さ
れている外周部分よりも内側の部分が先に落ちるように
軸方向に巻ずれを起こすことも防止される。
側の端面を支持具に当てて支持しているので、転倒動作
が進んで巻取物が転倒姿勢（巻取軸が略垂直となる姿
勢）に近付いたときに、巻取物のチャック手段に保持さ
れている外周部分よりも内側の部分が先に落ちるように
軸方向に巻ずれを起こすことも防止される。
【００１３】なお上述のような巻ずれは、転倒動作の初
期、つまり巻取物がまだ起立姿勢（巻取軸が略水平とな
っている姿勢）に近い姿勢にあるうちは起こり得ないも
のである。そこで、転倒動作を開始させてから巻取物の
前方端面を支持具に当てるようにしても、何ら問題はな
い。
期、つまり巻取物がまだ起立姿勢（巻取軸が略水平とな
っている姿勢）に近い姿勢にあるうちは起こり得ないも
のである。そこで、転倒動作を開始させてから巻取物の
前方端面を支持具に当てるようにしても、何ら問題はな
い。
【００１４】また本発明装置においては、転倒系内にお
いて巻取物を搬送する構成は備えないものであるから、
この搬送のために転倒系の転倒動作、あるいは原位置へ
の復帰動作を待機させる必要がなくなり、転倒処理を高
速で次々と実行可能となる。
いて巻取物を搬送する構成は備えないものであるから、
この搬送のために転倒系の転倒動作、あるいは原位置へ
の復帰動作を待機させる必要がなくなり、転倒処理を高
速で次々と実行可能となる。
【００１５】なお本発明装置においては、転倒系内でチ
ャック手段を（つまり巻取物を）支持具に対して相対移
動させているが、この相対移動は上述の通り転倒動作が
開始してからなされるものであるから、この相対移動の
ために転倒動作が遅らされることはなく、したがって上
述の通りの高速処理が可能である。
ャック手段を（つまり巻取物を）支持具に対して相対移
動させているが、この相対移動は上述の通り転倒動作が
開始してからなされるものであるから、この相対移動の
ために転倒動作が遅らされることはなく、したがって上
述の通りの高速処理が可能である。
【００１６】また、特に上記構成を有する本発明の第２
の装置においては、支持具が第２の載置面と干渉しない
ので、この支持具に受け止められている巻取物の前方端
面が該第２の載置面に到達する前に支持具を退出させる
ような動作が不要で、巻取物の第２の載置面上への移載
が円滑になされ得る。
の装置においては、支持具が第２の載置面と干渉しない
ので、この支持具に受け止められている巻取物の前方端
面が該第２の載置面に到達する前に支持具を退出させる
ような動作が不要で、巻取物の第２の載置面上への移載
が円滑になされ得る。
【００１７】以下、図面を参照して本発明について説明
する。図１，２および３はそれぞれ、本発明の一実施例
による長尺ウェブ巻取物の転倒装置の正面形状、側面形
状および平面形状を示すものである。図示されるように
この装置は、例えば写真感光材料等の長尺ウェブがロー
ル状に巻き取られてなる巻取物１を転倒させるものであ
り、この巻取物１は第１の載置面としての製品搬送コン
ベア15の上面に、巻取軸Ｃが略水平でかつコンベア15の
搬送方向と平行になる姿勢で載置されている。
する。図１，２および３はそれぞれ、本発明の一実施例
による長尺ウェブ巻取物の転倒装置の正面形状、側面形
状および平面形状を示すものである。図示されるように
この装置は、例えば写真感光材料等の長尺ウェブがロー
ル状に巻き取られてなる巻取物１を転倒させるものであ
り、この巻取物１は第１の載置面としての製品搬送コン
ベア15の上面に、巻取軸Ｃが略水平でかつコンベア15の
搬送方向と平行になる姿勢で載置されている。
【００１８】転倒装置は、上記の姿勢となっている巻取
物１の左右側外方に位置する１対のチャック２，２と、
１対の止め板（支持具）３，３とを有している。各チャ
ック２は１対のリニアブッシュ５，５を介して、架台20
に図１の左右方向に移動自在に取り付けられている。そ
して各チャック２は、エアシリンダ４により上記の方向
に移動される。各架台20はスライドガイド６，６を介し
て巻取物１の幅方向、つまり図２の左右方向に移動自在
に滑動台21に取り付けられている。上記止め板３は各々
この滑動台21に固定され、止め板３にはエアシリンダ16
が取り付けられている。このエアシリンダ16のピストン
16ａの先端は、架台20に固定されている。したがってこ
のエアシリンダ16のピストン16ａが伸長、収縮すれば、
架台20が図２の左右方向に移動する。
物１の左右側外方に位置する１対のチャック２，２と、
１対の止め板（支持具）３，３とを有している。各チャ
ック２は１対のリニアブッシュ５，５を介して、架台20
に図１の左右方向に移動自在に取り付けられている。そ
して各チャック２は、エアシリンダ４により上記の方向
に移動される。各架台20はスライドガイド６，６を介し
て巻取物１の幅方向、つまり図２の左右方向に移動自在
に滑動台21に取り付けられている。上記止め板３は各々
この滑動台21に固定され、止め板３にはエアシリンダ16
が取り付けられている。このエアシリンダ16のピストン
16ａの先端は、架台20に固定されている。したがってこ
のエアシリンダ16のピストン16ａが伸長、収縮すれば、
架台20が図２の左右方向に移動する。
【００１９】また各滑動台21は、スライドガイド７，７
を介して巻取物１の径方向、つまり図１の左右方向に移
動自在に回転台22に取り付けられている。また各滑動台
21は雌ねじブロック23，23’に連結され、これらの雌ね
じブロック23，23’はそれぞれ、回転台22，22に回転自
在に保持されたボールねじ８，８’に螺合している。ボ
ールねじ８，８’は互いに逆ねじとされたもので、カッ
プリング11によって一体化されている。モータ９により
これらのボールねじ８，８’が回転されると、その回転
方向に応じて滑動台21，21は、互いに近付く方向、ある
いは遠去かる方向に直線移動する。
を介して巻取物１の径方向、つまり図１の左右方向に移
動自在に回転台22に取り付けられている。また各滑動台
21は雌ねじブロック23，23’に連結され、これらの雌ね
じブロック23，23’はそれぞれ、回転台22，22に回転自
在に保持されたボールねじ８，８’に螺合している。ボ
ールねじ８，８’は互いに逆ねじとされたもので、カッ
プリング11によって一体化されている。モータ９により
これらのボールねじ８，８’が回転されると、その回転
方向に応じて滑動台21，21は、互いに近付く方向、ある
いは遠去かる方向に直線移動する。
【００２０】各回転台22は回転主軸10に固定されてお
り、この回転主軸10がカップリング12を介してモータ13
により正逆方向に回転されると、図２の矢印Ｒ方向に回
転する。なお上記回転主軸10は、ベアリングユニット1
4，14を介して円滑に回転自在に保持されている。
り、この回転主軸10がカップリング12を介してモータ13
により正逆方向に回転されると、図２の矢印Ｒ方向に回
転する。なお上記回転主軸10は、ベアリングユニット1
4，14を介して円滑に回転自在に保持されている。
【００２１】次に図４から図９を参照して、上記装置の
作動を説明する。前工程でロール状に巻かれた巻取物１
は、図４に示すように製品搬送コンベア15上に前述の姿
勢で載置され、このコンベア15により転倒装置側に次々
と搬送されて来る。このとき１対のチャック２，２は、
搬送されて来る巻取物１と干渉しないように、巻取物１
の巻径よりも大きい間隔となる位置に、一方止め板３，
３は巻取物１の巻径よりも狭い間隔となってそれぞれが
巻取物１の前方端面１ａ（後述する製品搬送コンベア18
側を向く端面）の左右側部に対向する支持位置に設定さ
れている。これらチャック２，２および止め板３，３の
位置設定は、巻取物１の巻径に応じてモータ９を駆動す
ることにより、滑動台21，21を図１の左右方向に移動さ
せて行なわれる。
作動を説明する。前工程でロール状に巻かれた巻取物１
は、図４に示すように製品搬送コンベア15上に前述の姿
勢で載置され、このコンベア15により転倒装置側に次々
と搬送されて来る。このとき１対のチャック２，２は、
搬送されて来る巻取物１と干渉しないように、巻取物１
の巻径よりも大きい間隔となる位置に、一方止め板３，
３は巻取物１の巻径よりも狭い間隔となってそれぞれが
巻取物１の前方端面１ａ（後述する製品搬送コンベア18
側を向く端面）の左右側部に対向する支持位置に設定さ
れている。これらチャック２，２および止め板３，３の
位置設定は、巻取物１の巻径に応じてモータ９を駆動す
ることにより、滑動台21，21を図１の左右方向に移動さ
せて行なわれる。
【００２２】図５に示すように、先頭の巻取物１の前方
端面１ａが止め板３，３に当たる寸前の位置まで来る
と、図示しない光電スイッチによって製品搬送コンベア
15が停止される。この際、巻取物１の前方端面１ａと止
め板３，３との間隔が、前記エアシリンダ16による架台
20の移動量以下となるように、コンベア15の停止タイミ
ングが設定される。以上のようにしてコンベア15が停止
したときの正面形状は、図１に示す通りである。
端面１ａが止め板３，３に当たる寸前の位置まで来る
と、図示しない光電スイッチによって製品搬送コンベア
15が停止される。この際、巻取物１の前方端面１ａと止
め板３，３との間隔が、前記エアシリンダ16による架台
20の移動量以下となるように、コンベア15の停止タイミ
ングが設定される。以上のようにしてコンベア15が停止
したときの正面形状は、図１に示す通りである。
【００２３】コンベア15が停止すると、次にエアリンダ
４，４が作動され、それによりチャック２，２が互いに
近付く方向に移動し、巻取物１の外周部を左右から挟み
付けて保持する。このときの正面形状を図６に示す。な
おチャック２，２の巻取物１と接する部分はゴムやスポ
ンジ等の弾性材料から形成され、巻取物１の外周部に傷
を付けないで、かつ滑ることなくこの巻取物１を確実に
保持可能となっている。
４，４が作動され、それによりチャック２，２が互いに
近付く方向に移動し、巻取物１の外周部を左右から挟み
付けて保持する。このときの正面形状を図６に示す。な
おチャック２，２の巻取物１と接する部分はゴムやスポ
ンジ等の弾性材料から形成され、巻取物１の外周部に傷
を付けないで、かつ滑ることなくこの巻取物１を確実に
保持可能となっている。
【００２４】チャック２，２が巻取物１を保持すると、
次にモータ13が起動され、回転主軸10が図２中の反時計
方向に回転される。すると、図７に示されるように回転
台22，22が回転主軸10とともに回転し、チャック２，２
に保持されている巻取物１がコンベア18側に向けて倒さ
れる。そしてこの回転台22，22の回転動作が開始した直
後、エアシリンダ16が駆動され、架台20が止め板３に近
付く方向に移動し、巻取物１の前方端面１ａが止め板
３，３に接する状態となる。巻取物１が大きく傾く前
に、このような状態にされていれば、巻取物１が、その
外周部分を残してそれよりも内側の部分のみが落ちるよ
うに巻ずれを起こすことが防止される。
次にモータ13が起動され、回転主軸10が図２中の反時計
方向に回転される。すると、図７に示されるように回転
台22，22が回転主軸10とともに回転し、チャック２，２
に保持されている巻取物１がコンベア18側に向けて倒さ
れる。そしてこの回転台22，22の回転動作が開始した直
後、エアシリンダ16が駆動され、架台20が止め板３に近
付く方向に移動し、巻取物１の前方端面１ａが止め板
３，３に接する状態となる。巻取物１が大きく傾く前
に、このような状態にされていれば、巻取物１が、その
外周部分を残してそれよりも内側の部分のみが落ちるよ
うに巻ずれを起こすことが防止される。
【００２５】また、巻取物１をチャック２，２によって
挾んで保持しながら転倒させているので、この巻取物１
が位置ずれを起こして傷付くことも確実に防止される。
挾んで保持しながら転倒させているので、この巻取物１
が位置ずれを起こして傷付くことも確実に防止される。
【００２６】回転主軸10が90°回転したところで、図８
に示すように、巻取物１の前方端面１ａが第２の載置面
としてのコンベア18の上面に載り、そこでモータ13が停
止される。また、そこでエアシリンダ４が前述の場合と
逆方向に作動されてチャック２，２が拡げられ、それと
併せてモータ９が起動され、止め板３，３の間隔が巻取
物１の巻径よりも大きくなる位置まで滑動台21，21が外
方に移動される（図３の状態）。それにより巻取物１
は、チャック２，２および止め板３，３から解放され
て、図９に示すようにその巻取軸Ｃが略垂直となる状態
に転倒されて、コンベア18上に載置される。
に示すように、巻取物１の前方端面１ａが第２の載置面
としてのコンベア18の上面に載り、そこでモータ13が停
止される。また、そこでエアシリンダ４が前述の場合と
逆方向に作動されてチャック２，２が拡げられ、それと
併せてモータ９が起動され、止め板３，３の間隔が巻取
物１の巻径よりも大きくなる位置まで滑動台21，21が外
方に移動される（図３の状態）。それにより巻取物１
は、チャック２，２および止め板３，３から解放され
て、図９に示すようにその巻取軸Ｃが略垂直となる状態
に転倒されて、コンベア18上に載置される。
【００２７】なお、巻取物１の前方端面１ａを支持する
左右方向位置に設定された止め板３，３の間隔は、コン
ベア18の全幅よりも広くなっている。したがって、巻取
物１がコンベア18上に載せられるとき、これらの止め板
３，３を巻取物１を支持する状態のままとしておいて
も、それらが該コンベア18と干渉することがなく、巻取
物１の移載が円滑になされ得る。
左右方向位置に設定された止め板３，３の間隔は、コン
ベア18の全幅よりも広くなっている。したがって、巻取
物１がコンベア18上に載せられるとき、これらの止め板
３，３を巻取物１を支持する状態のままとしておいて
も、それらが該コンベア18と干渉することがなく、巻取
物１の移載が円滑になされ得る。
【００２８】次いでコンベア18が起動され、巻取物１が
次の工程に向けて送り出される。それと並行してモータ
13が前述の場合と逆方向に駆動され、回転主軸10が図９
中で時計方向に90°回転され、チャック２，２および止
め板３，３が図４に示す回転位置に戻される。そして、
この原位置への復帰動作中にモータ９が起動され、滑動
台21，21が移動して、チャック２，２および止め板３，
３は、図１に示す左右方向位置、つまり巻取物１を受け
入れる位置に戻される。またこの復帰動作中にエアシリ
ンダ16が作動され、架台20は図２に示される初期位置に
戻される。なおこの初期位置は、ストッパ17によって規
定される。以後は、上に説明した動作が繰り返され、巻
取物１が次々と転倒処理される。
次の工程に向けて送り出される。それと並行してモータ
13が前述の場合と逆方向に駆動され、回転主軸10が図９
中で時計方向に90°回転され、チャック２，２および止
め板３，３が図４に示す回転位置に戻される。そして、
この原位置への復帰動作中にモータ９が起動され、滑動
台21，21が移動して、チャック２，２および止め板３，
３は、図１に示す左右方向位置、つまり巻取物１を受け
入れる位置に戻される。またこの復帰動作中にエアシリ
ンダ16が作動され、架台20は図２に示される初期位置に
戻される。なおこの初期位置は、ストッパ17によって規
定される。以後は、上に説明した動作が繰り返され、巻
取物１が次々と転倒処理される。
【００２９】
【実施例】以上説明した通り本装置においては、巻取物
１の転倒系内で巻取物１を搬送することがないので、チ
ャック２，２および止め板３，３の転倒動作あるいは原
位置への復帰動作を巻取物搬送のために待機させる必要
がなく、よってこの転倒処理を短い所要時間で次々と済
ますことができる。具体的に本装置は、巻径150 〜450
ｍｍ、幅70〜250 ｍｍ、重量１〜15ｋｇの巻取物１を１
個当り３〜５秒の所要時間で処理可能である。それに対
して図10に示したような従来装置の処理能力は、上記と
同程度の巻取物ならば６〜８秒／個である。
１の転倒系内で巻取物１を搬送することがないので、チ
ャック２，２および止め板３，３の転倒動作あるいは原
位置への復帰動作を巻取物搬送のために待機させる必要
がなく、よってこの転倒処理を短い所要時間で次々と済
ますことができる。具体的に本装置は、巻径150 〜450
ｍｍ、幅70〜250 ｍｍ、重量１〜15ｋｇの巻取物１を１
個当り３〜５秒の所要時間で処理可能である。それに対
して図10に示したような従来装置の処理能力は、上記と
同程度の巻取物ならば６〜８秒／個である。
【図１】本発明の一実施例による長尺ウェブ巻取物の転
倒装置の正面図
倒装置の正面図
【図２】上記長尺ウェブ巻取物の転倒装置の側面図
【図３】上記長尺ウェブ巻取物の転倒装置の平面図
【図４】上記長尺ウェブ巻取物の転倒装置の転倒動作に
入る前の状態を示す側面図
入る前の状態を示す側面図
【図５】上記長尺ウェブ巻取物の転倒装置の転倒動作初
期の状態を示す側面図
期の状態を示す側面図
【図６】上記長尺ウェブ巻取物の転倒装置のチャック手
段が巻取物を保持した状態を示す正面図
段が巻取物を保持した状態を示す正面図
【図７】上記長尺ウェブ巻取物の転倒装置の転倒動作途
中の状態を示す側面図
中の状態を示す側面図
【図８】上記長尺ウェブ巻取物の転倒装置の転倒動作終
了時の状態を示す側面図
了時の状態を示す側面図
【図９】上記長尺ウェブ巻取物の転倒装置が初期状態に
復帰したところを示す側面図
復帰したところを示す側面図
【図１０】従来の長尺ウェブ巻取物の転倒装置の一例
を、その転倒動作を追って示す側面図
を、その転倒動作を追って示す側面図
１ 巻取物 ２ チャック ３ 止め板 ４，16 エアシリンダ ５ リニアブッシュ ６，７ スライドガイド ８，８’ ボールねじ ９，13 モータ 10 回転主軸 11，12 カップリング 14 ベアリングユニット 15，18 製品搬送コンベア 17 ストッパ 20 架台 21 滑動台 22 回転台 23，23’ 雌ねじブロック
Claims (2)
- 【請求項１】 長尺ウェブがロール状に巻き取られてな
り、その巻取軸が略平行となる状態で第１の載置面上に
載置されている巻取物を、前記巻取軸が略垂直となる状
態に転倒させて第２の載置面上に移す長尺ウェブ巻取物
の転倒装置であって、 前記第１の載置面上にある巻取物の外周を径方向から挟
んで保持するチャック手段と、 このチャック手段に保持された巻取物の、第２の載置面
側を向く前方端面に対向する支持位置に設定され得る支
持具と、 この支持具と前記チャック手段とを一体的に略90°回転
させて、該チャック手段に保持されている巻取物をその
前記前方端面から第２の載置面上に載置させる回転移動
手段と、 この回転移動手段が動作開始した後、前記支持位置に設
定されている支持具とチャック手段とを巻取物の巻取軸
方向に相対移動させて該支持具を巻取物の前記前方端面
に接触させる手段とを備えたことを特徴とする長尺ウェ
ブ巻取物の転倒装置。 - 【請求項２】 前記支持具が、前記支持位置において巻
取物の前方端面の左右端部に対向する１対の部材からな
り、この支持位置にある状態で巻取物が第２の載置面上
に置かれたとき、該第２の載置面の左右外側に外れてこ
の面と干渉しないように構成されていることを特徴とす
る請求項１記載の長尺ウェブ巻取物の転倒装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27355393A JP3098899B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 長尺ウェブ巻取物の転倒装置 |
| EP94117216A EP0654432B1 (en) | 1993-11-01 | 1994-10-31 | Apparatus for overturning long-web rolls |
| US08/331,750 US5484251A (en) | 1993-11-01 | 1994-10-31 | Apparatus for overturning long-web rolls |
| DE69409328T DE69409328T2 (de) | 1993-11-01 | 1994-10-31 | Vorrichtung zum Kippen von Rollen aus langen Bahnen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27355393A JP3098899B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 長尺ウェブ巻取物の転倒装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07125841A JPH07125841A (ja) | 1995-05-16 |
| JP3098899B2 true JP3098899B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=17529420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27355393A Expired - Fee Related JP3098899B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 長尺ウェブ巻取物の転倒装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5484251A (ja) |
| EP (1) | EP0654432B1 (ja) |
| JP (1) | JP3098899B2 (ja) |
| DE (1) | DE69409328T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109878829A (zh) * | 2019-04-15 | 2019-06-14 | 天津华帅科技股份有限公司 | 一种用于药品包装机的倒瓶装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19544646C2 (de) * | 1995-11-30 | 1998-11-05 | Lingl Anlagenbau | Wendevorrichtung |
| KR100312529B1 (ko) * | 1999-05-10 | 2001-11-03 | 정문술 | 모듈 램 캐리어 |
| US20110049076A1 (en) * | 2009-09-02 | 2011-03-03 | Wehrli Richard F | Method and Apparatus for Vertically Orienting Precast Concrete Wall Panels |
| JP5442479B2 (ja) | 2010-02-05 | 2014-03-12 | 株式会社ワコム | 指示体、位置検出装置及び位置検出方法 |
| CN102431793B (zh) * | 2011-09-08 | 2015-04-01 | 大连现代辅机开发制造有限公司 | 一种空间旋转输送装置 |
| CN102700761B (zh) * | 2012-06-09 | 2014-02-12 | 中色科技股份有限公司 | 一种铝卷材翻卷机的受料座 |
| ITPR20120069A1 (it) * | 2012-10-19 | 2014-04-20 | Lancia S R L | Metodo e dispositivo verticalizzatore di oggetti o pila di oggetti |
| CN104139979B (zh) * | 2014-07-08 | 2016-09-07 | 东莞市三信精密机械有限公司 | 送料装置 |
| CN105000370B (zh) * | 2015-07-16 | 2018-06-26 | 浙江中北机械有限公司 | 手动搬运车自动化生产线输送装备及其检测方法 |
| CN208150527U (zh) * | 2018-03-01 | 2018-11-27 | 合肥鑫晟光电科技有限公司 | 一种物料添加系统 |
| CN108862011B (zh) * | 2018-07-11 | 2019-11-19 | 浙江凯岛起重机械有限公司 | 一种起重机吊装工件的辅助装置 |
| CN108892048B (zh) * | 2018-07-11 | 2019-10-08 | 徐州皇浦世味食品有限公司 | 一种起重机吊装工件辅助装置上的限位结构 |
| CN109625873A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-04-16 | 广州达意隆包装机械股份有限公司 | 一种翻转输送装置 |
| CN109928179B (zh) * | 2019-03-26 | 2020-05-05 | 中交第二航务工程局有限公司 | 立式预制装配式箱涵辅助翻身装置 |
| CN111573225B (zh) * | 2020-05-13 | 2021-12-10 | 吉林省汉华重型装备制造有限公司 | 一种工件翻转机构 |
| CN114354265B (zh) * | 2022-01-10 | 2023-11-07 | 上海海洋大学 | 一种可移出翻转机构的长柱状重力取样器 |
| IT202200000896A1 (it) * | 2022-01-20 | 2023-07-20 | Iwt Srl | Sistema automatizzato per la movimentazione, in particolare per il ribaltamento, di contenitori quali vaschette di gabbiette per la stabulazione di animali da laboratorio |
Family Cites Families (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE239751C (ja) * | ||||
| BE442604A (ja) * | ||||
| FR1093326A (ja) * | 1955-05-03 | |||
| US2207893A (en) * | 1938-07-26 | 1940-07-16 | Bliss E W Co | Coil transfer means |
| DE941600C (de) * | 1941-03-11 | 1956-04-12 | Siemag Siegener Maschb Ges Mit | Vorrichtung zum Stapeln und Weiterleiten von gewickelten Baendern und Drahtwickeln |
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| FR1363024A (fr) * | 1963-07-13 | 1964-06-05 | Siemag Siegener Masch Bau | Dispositif pour le changement d'orientation de bobines de fil ou de feuillard et d'organes similaires |
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| US3884362A (en) * | 1973-09-17 | 1975-05-20 | Beloit Corp | Upender for variable sizes of pressure-sensitive paper rolls |
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-
1993
- 1993-11-01 JP JP27355393A patent/JP3098899B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-10-31 DE DE69409328T patent/DE69409328T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-31 EP EP94117216A patent/EP0654432B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-31 US US08/331,750 patent/US5484251A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109878829A (zh) * | 2019-04-15 | 2019-06-14 | 天津华帅科技股份有限公司 | 一种用于药品包装机的倒瓶装置 |
| CN109878829B (zh) * | 2019-04-15 | 2021-04-20 | 天津华帅科技股份有限公司 | 一种用于药品包装机的倒瓶装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07125841A (ja) | 1995-05-16 |
| EP0654432A1 (en) | 1995-05-24 |
| DE69409328D1 (de) | 1998-05-07 |
| US5484251A (en) | 1996-01-16 |
| DE69409328T2 (de) | 1998-07-23 |
| EP0654432B1 (en) | 1998-04-01 |
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