JPH0558597A - ボビン転倒装置 - Google Patents

ボビン転倒装置

Info

Publication number
JPH0558597A
JPH0558597A JP24017791A JP24017791A JPH0558597A JP H0558597 A JPH0558597 A JP H0558597A JP 24017791 A JP24017791 A JP 24017791A JP 24017791 A JP24017791 A JP 24017791A JP H0558597 A JPH0558597 A JP H0558597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
horizontal
arm
supporting arm
supporting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24017791A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Miyahara
正晴 宮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP24017791A priority Critical patent/JPH0558597A/ja
Publication of JPH0558597A publication Critical patent/JPH0558597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸線が水平な状態にあって重量のあるボビン
を軸線が垂直な安定した状態に容易に転倒することがで
きる。 【構成】 ボビン支持腕28が枢支ピン34で折れるこ
とができるように連結された水平腕32と可動腕36と
から成っている。ボビン22内に係入してボビン22を
支持するボビン支持体24は、このボビン支持腕24の
可動腕36に取付けられている。このボビン支持腕24
を上昇しつつボビン支持腕24の枢支ピン34が水平拘
管26A内にあって拘束された状態からボビン支持腕2
4が水平管26Aの開口部26aから突出して腕が折れ
る状態に油圧シリンダ38Aによって水平駆動すると、
ボビン22はその軸線が徐々に立上がって転倒される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電線等の重量
のある線条体が巻取られたボビンを軸線が床に水平な状
態から軸線が垂直な状態に転倒するボビン転倒装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】太い電線等の重量のある線条体が巻取ら
れたボビンは軸線が床に水平な状態では転がり易いため
運搬、保管に不安定であり、軸線が垂直な安定な状態で
運搬、保管することが要求される。従来技術では、この
ようなボビンの転倒作業は、作業者の人力で行なわれて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】軽量のボビンを転倒す
ることは一人の作業者も容易に行なうことができるが、
重量のあるボビンを一人の作業者で行なうことは困難で
あって複数人の作業者の手を必要とし、作業性が悪い上
に安全性に問題があり、また転倒作業中ボビンの倒れ方
によっては巻取られている線条体が緩んで再巻締めする
必要があった。
【0004】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、重
量のあるボビンでも一人の作業者で容易に転倒すること
ができ、従って高い作業性で安全に作業することができ
る上に線条体に緩みを生ずることなく、転倒を安定して
行なうことができるボビン転倒装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、軸線が床に平行な状態にあるボビンの中
空部内に係入してこのボビンを支持するボビン支持体
と、水平拘束部材内に摺動自在に配置されボビン支持体
を支持するボビン支持腕と、このボビン支持腕を駆動す
る駆動手段とを備え、ボビン支持腕は、水平拘束部材内
の奥に配置された水平腕と水平拘束部材内の開口部側に
配置され水平腕に枢支されてボビン支持体が取付けられ
た可動腕とから成り、駆動手段は、水平腕の枢支点を水
平拘束部材の開口部を出入りするように水平駆動する水
平駆動源とこの水平駆動源と共に水平腕を垂直駆動する
垂直駆動源とから成っていることを特徴とするボビン転
倒装置を提供することにある。
【0006】
【作用】このように、ボビン支持腕が枢支点で折れるこ
とができるように連結された水平腕と可動腕とから成っ
ており、このボビン支持腕を上昇しつつボビン支持腕の
枢支点が水平拘束部材内にあって枢支点が拘束された状
態からボビン支持腕が水平拘束部材の開口部から突出し
て腕が折れる状態にボビン支持腕を水平駆動すると、ボ
ビンはその軸線が徐々に立上がって転倒される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1乃至図3は本発明に係るボビン転倒装置10
を示し、このボビン転倒装置10は、キャスタ12A、
12Bを有し押し手14によって押しながら走行するこ
とができる手押し式走行台車16と、この走行台車16
上に設けられた1対のスライド軸18、18’に案内さ
れながら昇降することができるリフタ20とを備えてい
る。キャスタ12Aは、固定型であるが、キャスタ12
Bは、首振型であり、押し手14を左右に振って走行台
車16を任意の方向に走行することができる。
【0008】また、ボビン転倒装置10は、軸線が床に
平行な状態にあるボビン22の中空部22a内に係入し
てこのボビン22を支持する円筒形のボビン支持体24
と、水平拘束部材26内に摺動自在に配置されボビン支
持体24を支持するボビン支持腕28と、このボビン支
持腕28を駆動する駆動手段30とを備えている。水平
拘束部材26は、図示の実施例では、ボビン支持腕28
が摺動自在に貫通する水平管26Aから成り、この水平
管26Aはリフタ20に固定されている。
【0009】ボビン支持腕28は、水平管26A内の奥
に配置された水平腕32と水平管26A内の開口部26
a側に配置され水平腕32に枢支ピン34で枢支されて
ボビン支持体24が取付けられた可動腕36とから成っ
ている。特に、図1及び図2から解るように、可動腕3
6は、ボビン支持体24内に延びてこのボビン支持体2
4を支持している。
【0010】駆動手段30は、水平腕32の枢支ピン3
4が水平管26Aの開口部26aを出入りするように水
平駆動する水平駆動源38と、この水平駆動源38と共
に水平腕32を垂直駆動する垂直駆動源40とから成っ
ている。
【0011】図示の実施例では、水平駆動源38及び垂
直駆動源40は、いずれもそれぞれ油圧シリンダ38
A、40Aから成っている。油圧シリンダ38Aは、水
平管26A内に配置されてそのピストンロッド38a
は、水平腕32に連結されている。また、油圧シリンダ
40Aは、走行台車16に取付けられ、そのピストンロ
ッド40aは、リフタ20に連結されている。尚、図3
において符号42は、油圧シリンダ38A、40Aに油
圧を供給するバルブ、符号44は、このバルブ42を制
御するフートペダルである。
【0012】次に、本発明のボビン転倒装置10の動作
を図4乃至図7を参照して詳細にのべると、先ず、図4
に示すように、枢支ピン34を水平管26A内に引き込
んでボビン支持腕28の枢支点を拘束した状態で手押し
式走行台車16を押して床46上で軸線が水平な状態に
あって満巻されたボビン22の中空部22a内にボビン
支持体24を係入してボビン22を支持する状態とす
る。次いで、走行台車16を後退させながら油圧シリン
ダ38Aのピストンロッド38aを伸長しつつ、油圧シ
リンダ40Aのピストンロッド40aを伸長する。この
ようにすると、ボビン支持腕28が前進すると共に上昇
して、ボビン支持腕28の枢支点である枢支ピン34が
水平管26A内にあって枢支点が拘束された状態からボ
ビン支持腕28の枢支ピン34が水平管26Aの開口部
26aから突出してボビン支持腕28が折れることがで
きる状態になる(図5参照)。
【0013】従って、その後、油圧シリンダ40Aのピ
ストンロッド40aの伸長に伴ってボビン支持腕28を
上昇すると共に手押し式走行台車16を前進すると、ボ
ビン22は、図6に示すようにその軸線が徐々に立上が
って傾きながら転倒し、最後に図7に示すように、鍔2
2bが床46に安定して支持されるようになる。この状
態から油圧シリンダ40Aのピストンロッド40aを更
に伸長すると、ボビン支持体24をボビン22の中空部
22aから抜くことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、ボビン
支持腕が枢支点で折れることができ、このボビン支持腕
が折れることがない拘束状態から折れることができる非
拘束状態に変化しつつ上昇することによって支持された
ボビンを徐々に傾けて転倒することができ、従って重量
のあるボビンの転倒作業を一人の作業者で効率よく且つ
安全に行なうことができ、またボビンの転倒は常に安定
して行なうことができるので、ボビン内の線条体の巻緩
みを生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボビン転倒装置の上面図である。
【図2】本発明に係るボビン転倒装置の側断面図であ
る。
【図3】本発明に係るボビン転倒装置の背面図である。
【図4】本発明の装置の動作の過程においてボビン支持
腕が拘束状態にある一部断面図である。
【図5】本発明の装置の動作の過程においてボビン支持
腕が非拘束状態にある一部断面図である。
【図6】本発明の装置の動作の過程においてボビン支持
腕が上昇してボビンを傾倒している状態にある一部断面
図である。
【図7】本発明の装置の動作の過程においてボビン支持
腕が更に上昇してボビンを完全に転倒した状態にある一
部断面図である。
【符号の説明】
10 ボビン転倒装置 16 走行台車 20 リフタ 22 ボビン 24 ボビン支持体 26 水平拘束部材 26A 水平管 28 ボビン支持腕 30 駆動手段 32 水平腕 34 枢支ピン 36 可動腕 38 水平駆動源 38A 油圧シリンダ 40 垂直駆動源 40A 油圧シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線が床に平行な状態にあるボビンの中
    空部内に係入して前記ボビンを支持するボビン支持体
    と、水平拘束部材内に摺動自在に配置され前記ボビン支
    持体を支持するボビン支持腕と、前記ボビン支持腕を駆
    動する駆動手段とを備え、前記ボビン支持腕は、前記水
    平拘束部材内の奥に配置された水平腕と前記水平拘束部
    材内の開口部側に配置され前記水平腕に枢支されて前記
    ボビン支持体が取付けられた可動腕とから成り、前記駆
    動手段は、前記水平腕の枢支点を前記水平拘束部材の開
    口部を出入りするように水平駆動する水平駆動源と前記
    水平駆動源と共に前記水平腕を垂直駆動する垂直駆動源
    とから成っていることを特徴とするボビン転倒装置。
JP24017791A 1991-08-28 1991-08-28 ボビン転倒装置 Pending JPH0558597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24017791A JPH0558597A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 ボビン転倒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24017791A JPH0558597A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 ボビン転倒装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0558597A true JPH0558597A (ja) 1993-03-09

Family

ID=17055621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24017791A Pending JPH0558597A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 ボビン転倒装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0558597A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5484251A (en) * 1993-11-01 1996-01-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus for overturning long-web rolls

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5484251A (en) * 1993-11-01 1996-01-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Apparatus for overturning long-web rolls

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4061237A (en) Forklift truck
US5052877A (en) Carriage for the transportation of a cylindrical object
US4213727A (en) Drum handling apparatus
EP0659679A1 (en) Fork lift truck loading mechanism
US4762291A (en) Self-loading reel trailer
US5513939A (en) Lifting device for propane tank
JPH01216782A (ja) 析畳み式スタンド
JP6101127B2 (ja) タイヤ保持装置
US4953724A (en) Jib stretching and folding device
JP2002211405A (ja) 吊上げ運搬装置
JPH02504136A (ja) 改良された貯蔵装置
JPH0558597A (ja) ボビン転倒装置
US5070678A (en) Christmas tree moving and bagging cart
US2477871A (en) Handling truck
JPH05221355A (ja) 二段式駐輪装置
GB2152007A (en) A device for moving a barrel
US3286986A (en) Apparatus for hoisting and transporting a table
JPH06199256A (ja) 二段式駐輪装置
JPH11198601A (ja) ホイールドーリ
JP3138769B1 (ja) 孔付き荷体の把持装置及び孔付き荷体用把持搬送車
JPH05239945A (ja) 二段式駐輪装置
JP7319935B2 (ja) 車椅子収容装置が搭載された車両
JPH08239043A (ja) 重量物搬送方法
JP3118146B2 (ja) 補助把持ハンドルを備えた移動台車
JP7318484B2 (ja) 搬送補助具および搬送容器