JPH08239043A - 重量物搬送方法 - Google Patents

重量物搬送方法

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JPH08239043A
JPH08239043A JP7089595A JP7089595A JPH08239043A JP H08239043 A JPH08239043 A JP H08239043A JP 7089595 A JP7089595 A JP 7089595A JP 7089595 A JP7089595 A JP 7089595A JP H08239043 A JPH08239043 A JP H08239043A
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JP
Japan
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movable floor
heavy object
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heavy
movable
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JP7089595A
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Tokisada Yoshikane
鴻奠 吉兼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量物を簡易かつ安価な構造で、容易に、簡
易に且つ迅速に搬送することが可能な重量物搬送方法を
提供する。 【構成】 車輪2により移動自在で、受入れ空間内へ突
出付勢された可動床3及び可動床よりも高い位置へ上昇
させる昇降機構5及び略コの字状のハンドル15を具備
する重量物搬送装置の重量物受入れ空間を、重量物Wに
向けて架台1を押しやり、受入れ空間から可動床を退出
させて重量物Wを受入れ空間内へ進入させ、次いで操作
レバー4を操作して昇降機構4を作動させ、重量物の係
止部を係止しつつ、可動床3B等よりも高い位置へ上昇
させ、その後重量物Wと可動床3Bの当接状態が解消さ
れて、可動床はバネ部材31の付勢力により再び受入れ
空間内へ突出進入し、その後操作レバー4を戻し重量物
Wを下降させて突出状態にある可動床3B上に重量物W
を載置させ、このまま目的地へ移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は重量物搬送方法に関し、
特にモータ等の原動機を使用することなく地上の重量物
を容易に且つ簡易に持ち上げることができる重量物搬送
方法に関する。本発明は、パチンコ球入りケース、ビー
ル瓶入りケース等の重量物の搬送に広く利用される。
【0002】
【従来の技術】簡易な重量物の搬送方法としては、キャ
スタ輪を設けた架台上にフラットな載せ面を形成して、
この載せ面上に重量物を載置し、架台に設けた手押しハ
ンドルで全体を移動させる搬送方法が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の搬
送方法では、載せ面は地上に比較的近い位置にあるもの
の、パチンコ玉を満載した収納箱の如き重量物を中腰
で、載せ面上へ引き上げるのはかなりの労力を要してい
た。一方、モータ等を使用したフォークリフト型のもの
もあるが、減速機構等が複雑となり大型で高価なものに
なるとともに、減速機構が介在するために迅速な昇降作
動は困難である。
【0004】本発明はかかる課題を解決するもので、重
量物を簡易かつ安価な構造で、容易に、簡易に且つ迅速
に搬送することが可能な重量物搬送方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明の重量物搬送
方法は、車輪により移動自在で、少なくとも両側に係止
用突起を有し且つ地上に置かれた重量物を受け入れる受
入れ空間を設けた架台と、地上よりもやや高い位置で、
該受入れ空間に対して出入自在に上記架台に設けられ、
該受入れ空間内へ突出付勢された可動床と、上記架台に
設けられて、操作レバーに連動して昇降作動をなし、上
記可動床を退出させつつ上記受入れ空間内に受け入れら
れた重量物を支持してこれを上記可動床よりも高い位置
へ上昇させる昇降機構と、上記架台に取り付けられた略
コの字状のハンドルと、を具備する重量物搬送装置の上
記重量物受入れ空間を、上記重量物に向けて上記架台を
押しやり、その後、上記重量物は上記受入れ空間内にあ
る上記可動床に当接し、更に上記架台を押しやると該受
入れ空間から該可動床を退出させて上記重量物を該受入
れ空間内へ進入させ、次いで、上記操作レバーを操作し
て、上記昇降機構を作動させて、上記重量物の上記係止
用突起を係止しつつ、上記可動床よりも高い位置へ上昇
させ、その後、上記重量物と上記可動床の当接状態が解
消されて、該可動床はバネ部材の付勢力により再び上記
受入れ空間内へ突出進入し、その後、上記操作レバーを
戻し操作し、上記昇降機構により上記重量物を下降させ
て、突出状態にある上記可動床上に該重量物を載置さ
せ、該可動床上に上記重量物を載せた上記重量物搬送装
置を目的地へ移動させることを特徴とする。尚、上記重
量物に設けられる「係止用突起」は、通常、この重量物
の上端外周側に設けられるが、これに限らず、係止・支
持できる場所にしかもそれが可能な形状であればよい。
例えば、その外周全部でなくても、少なくとも両側に設
けられておればよいし、その数も安定して係止・支持で
きる範囲にて選択されるし、その上端側でなく中間部側
に設けられていてもよいし、略全体に下方に延在するフ
レア形状のものでもよいし、係止できるようなフック形
状のものを数カ所に形成若しくは取着したものでもよ
い。また、ここで、「重量物」とは、収納された内部重
量物を箱、容器に収納された全体の重量物でもよいし、
箱等に収容されないその物自体等でもよい。また、この
重量物としては、別体である係止用突起(S字状物等)
が取り付けられ、掛止され若しくは引っ掛けられて構成
される係止用突起付き重量物も適用できる。以上の点
は、他の発明についても、同様に適用される。
【0006】本第2発明の重量物搬送方法は、車輪によ
り移動自在で、少なくとも両側に係止用突起を有し且つ
地上に置かれた重量物を受け入れる受入れ空間を設けた
架台と、地上よりもやや高い位置で、該受入れ空間に対
して出入自在に上記架台に設けられ、該受入れ空間内へ
突出付勢された可動床と、上記架台に設けられて、操作
レバーに連動して昇降作動をなし、上記可動床を退出さ
せつつ上記受入れ空間内に受け入れられた重量物を支持
してこれを上記可動床よりも高い位置へ上昇させる昇降
機構と、上記架台に取り付けられた略コの字状のハンド
ルと、上記受入れ空間内へ突出付勢された上記可動床を
該受入れ空間から退出させる退出手段と、を具備する重
量物搬送装置の上記重量物受入れ空間を、上記重量物に
向けて上記架台1を押しやり、その後、上記重量物は上
記受入れ空間内にある上記可動床に当接し、更に上記架
台を押しやると該受入れ空間から該可動床を退出させて
上記重量物を該受入れ空間内へ進入させ、次いで、上記
操作レバーを操作して、上記昇降機構を作動させて、上
記重量物の上記係止用突起を係止しつつ、上記可動床よ
りも高い位置へ上昇させ、その後、上記重量物と上記可
動床の当接状態が解消されて、該可動床はバネ部材の付
勢力により再び上記受入れ空間内へ突出進入し、その
後、上記操作レバーを戻し操作し、上記昇降機構により
上記重量物を下降させて、突出状態にある上記可動床上
に該重量物を載置させ、該可動床上に上記重量物を載せ
た上記重量物搬送装置を目的地へ移動させることができ
るとともに、上記重量物を上記可動床上に載置させた状
態にて、上記昇降機構を作動させて、上記重量物の上記
係止用突起を係止しつつ、上記可動床よりも高い位置へ
上昇させ、その後、上記退出手段を作動させて、上記受
入れ空間内へ突出付勢された上記可動床を該受入れ空間
から退出させ、次いで、上記昇降機構を作動させて、上
記重量物を床上に降ろすことを特徴とする。
【0007】上記退出手段は、上記可動床にワイヤ状体
の先端が取り付けられ、該ワイヤ状体の他端に変移操作
手段が取り付けられている構成であるものとすることが
できる。また、この退出手段は、上記可動床と上記架台
がシリンダ状体を介して結合され、該シリンダ状体が管
状体を介して容積操作手段が取り付けられている構成で
あるものとすることができる。上記ハンドルは、脱着可
能のように取り付けられているものとすることができ
る。更に、上記重量物としては、上端外周側にフレア形
状の係止用突起を有する、パチンコ球入りケース又はビ
ール瓶入りケース等とすることができる。
【0008】上記重量物搬送装置において、上記昇降機
構5A,5Bは、上記操作レバー4に連結されて引き起
こし回動せしめられる平行リンク52,53を有し、該
平行リンク52,53に上記重量物Wを支持する支持部
58を設けるものとすることができる。この場合は、昇
降機構5A,5Bに平行リンクを備えることで、重量物
を支持する支持部を簡易に昇降させることができる。ま
た、この昇降機構5A,5Bは、上記操作レバー4に連
結されて直線動せしめられるカム部材591と、カム部
材591のカム面591aに当接して垂直のガイド孔5
93内をカム部材591の移動に伴い上下動するガイド
ピン594とを有し、該ガイドピン594に上記重量物
Wを支持する支持部58を設けるものとすることができ
る。この場合は、昇降機構にカム部材とガイドピンを備
えているため、支持部58を水平方向の揺動なく垂直に
上下動させることができる。
【0009】上記重量物Wを支持する支持部は、上記重
量物Wに形成された係止用突起W1に上昇途中で係合し
てこれを押し上げる係止体58を有しているものとする
ことができる。この場合は、支持部に係止体を備えてい
るため、係止用突起を有する重量物Wを底面以外の部分
で簡易に支持することができる。上記係止体58は、樹
脂製とし、又は、上記重量物Wとの接触部分に樹脂板を
貼付したものとすることができる。この場合は、係止体
の重量物との接触部分が樹脂であるため、係止用突起を
有する重量物Wを傷を付けることなく支持することがで
きる。上記架台1は、平行に伸びる左右の脚部12,1
3を有し、これら脚部12,13間に上記受入れ空間1
1が形成されているものとすることができる。この場合
は、架台に平行に伸びる左右の脚部を有するため、その
脚部の間の受入れ空間11内で重量物を安定的に支持す
ることができる。
【0010】上記可動床3A〜3Dは、基端が回動自在
に架台1に結合されて、上記バネ部材31により受入れ
空間11内へ進出付勢されており、受入れ空間11内へ
進入した上記重量物Wに当接して上記バネ部材31のバ
ネ力に抗して回動退出せしめられるものとすることがで
きる。この場合は、可動床は基端が回動自在に架台に結
合されて、バネ部材により受入れ空間内へ突出付勢され
ているため、受入れ空間内へ進入した重量物に当接して
上記バネ部材のバネ力に抗して回動退出される。また、
昇降機構により重量物が持ち上げられたときは、バネ力
によって、自動的に可動床は受入れ空間内、即ち、重量
物の下に進入することができる。また、この可動床は、
少なくとも2以上の案内溝を有し、上記架台は該案内溝
を案内されるピンを有し、該可動床は該ピンにより平行
移動可能な状態で該架台1に結合され、バネ部材により
受入れ空間11内へ突出付勢されており、受入れ空間1
1内へ進入した上記重量物Wに当接して上記バネ部材の
バネ力に抗して退出せしめられるものとすることができ
る。この場合は、可動床が回転運動するのではなく、平
行移動するほかは第7発明と同様の作用を有する。更
に、この可動床3A〜3Dは、対になって複数が設けら
れて、互いに対向して上記受入れ空間11内へ突出する
ものとすることができる。この場合は、可動床は対にな
って複数が設けられて、互いに対向して上記受入れ空間
内へ突出するため、重量物の重量を左右の可動床で安定
的に支えることができる。
【0011】上記可動床には、ワイヤ状体の先端が取り
付けられるものとし、該ワイヤ状体の他端には変移操作
手段が取り付けられるものとすることができる。また、
この可動床には、第11発明に示すように、上記架台と
シリンダ状体を介して結合され、該シリンダ状体は管状
体を介して容積操作手段が取り付けられるものとするこ
とができる。
【0012】上記架台1は、穴状のハンドル接続手段を
有するものとし、略コの字状のハンドルを、該ハンドル
接続手段に挿入することで着脱可能に立設配置すること
ができる。この場合は、架台は穴状のハンドル接続手段
を有し、略コの字状のハンドルが、ハンドル接続手段に
挿入されることで着脱可能に立設配置されるため、架台
を動かさないときには、架台からハンドルを取り外して
おくことができる。また、上記ハンドルの下方に、両端
でぶら下がる形で上下に回動可能な略コの字状の係止具
を取り付け、上記架台に該係止具が係止される鉤部を設
け、上記ハンドルの挿入により該係止具が該鉤部に自然
に係止されるものとすることができる。この場合は、ハ
ンドルの下方には上下に回動可能な略コの字状の係止具
が取り付けられ、上記架台には該係止具が係止される鉤
部が設けられているため、ハンドルの挿入により該係止
具が該鉤部に自然に係止される。
【0013】また、上記ハンドルは、上記受入れ空間を
囲う形で、上記コの字の足にそれぞれ取り付けられてい
るガード部を有するものとすることができる。この場合
は、上記受入れ空間を囲う形で、コの字の足にそれぞれ
取り付けられているガード部を有するため、上記重量物
が重心の高い物である場合に、その転倒並びに転倒を引
き起こす障害物との接触を防止することができる。
【0014】上記架台1は、上記ガード部の水平面上で
の位置を固定するための上に向けて開口している凹部を
有するものとし、該ガード部は該凹部に嵌合する凸部を
有し、且つ、上記ハンドルに対して上下動自在に取り付
けられているものとすることができる。この場合は、上
記架台は、上に向けて開口している凹部を有し、該ガー
ド部は該凹部に嵌合する凸部を有するため、該凸部が該
凹部に嵌合することで、上記ガード部に力がかかった場
合にも該ガード部が動かされにくくなる。また、該ガー
ド部が上記ハンドルに対して上下動自在に取り付けられ
ているため、該ハンドルを上記架台に取り付けるとき
に、同時に上記凹部と上記凸部の位置合わせをする必要
がなく、該ガード部を上げた状態で、まず該ハンドルを
上記架台に取り付け、その後に上記凹部と上記凸部の位
置合わせをして該ガード部を下ろし、該凹部と該凸部を
嵌合させることができる。
【0015】上記ガード部は、上記ハンドルの上記コの
字の足に対してそれぞれ回動自在に取り付けられている
ものとすることができる。この場合は、上記ガード部
は、上記ハンドルのコの字の足に対して回動自在に取り
付けられているため、該ガード部は、該ハンドルが上記
架台から外されている状態ではコンパクトに折り畳むこ
とができる。また、上記操作レバーは、回動可能な関節
を備えているものとすることができる。この場合は、操
作レバーに回動可能な関節を備えているため、操作レバ
ーを使用しないときには、操作レバーを折り畳むことが
できる。
【0016】更に、上記重量物搬送装置は、車輪により
移動自在で、地上に置かれた重量物を受け入れる受入れ
空間を設けた架台と、地上よりもやや高い位置で、該受
入れ空間に対して出入自在に上記架台に設けられ、該受
入れ空間内へ突出付勢された可動床と、上記架台に設け
られて、操作レバーに連動して昇降作動をなし、上記可
動床を退出させつつ上記受入れ空間内に受け入れられた
重量物を支持してこれを上記可動床よりも高い位置へ上
昇させる昇降機構とを具備し、上記架台は平行に伸びる
左右の脚部を有し、これら脚部間に上記受入れ空間が形
成されており、上記可動床は基端が回動自在に架台に結
合されて、バネ部材により受入れ空間内へ突出付勢され
ており、受入れ空間内へ進入した上記重量物に当接して
上記バネ部材のバネ力に抗して回動退出せしめられるも
のであり、且つ、対になって複数が設けられていて、互
いに対向して上記受入れ空間内へ突出するものであり、
更に、ワイヤ状体の先端が取り付けられ、該ワイヤ状体
の他端に取り付けられる変移操作手段を操作することで
上記受入れ空間内から退出せしめられるものであり、上
記昇降機構は、上記操作レバーに連結されて引き起こし
回動せしめられる平行リンクを有しており、該平行リン
クは、上記重量物を支持する支持部と接続されており、
該支持部は、上記重量物に形成された係止用突起に上昇
途中で係合してこれを押し上げる係止体を有しており、
上記架台は穴状のハンドル接続手段を有し、略コの字状
のハンドルが、該ハンドル接続手段に挿入されることで
着脱可能に立設配置されたものとすることができる。
【0017】また、上記重量物搬送装置は、上記に示
す、上記架台、上記可動床及び上記昇降機構を具備し、
上記架台は平行に伸びる左右の脚部を有し、これら脚部
間に上記受入れ空間が形成されており、上記可動床は案
内溝を有し、上記架台は該案内溝を案内されるピンを有
し、該可動床は該ピンにより平行移動可能な状態で該架
台に結合され、バネ部材により受入れ空間内へ突出付勢
されており、受入れ空間内へ進入した上記重量物に当接
して上記バネ部材のバネ力に抗して退出せしめられるも
のであり、且つ、対になって複数が設けられていて、互
いに対向して上記受入れ空間内へ突出するものであり、
更に、上記架台とシリンダ状体を介して結合され、該シ
リンダ状体が取り付けられている管状体の他端に取り付
けられている容積操作手段を操作することで上記受入れ
空間内から退出せしめられるものであり、上記昇降機構
は、上記操作レバーに連結されて直線動せしめられるカ
ム部材と、該カム部材のカム面に当接して垂直のガイド
孔内をカム部材の移動に伴い上下動するガイドピンとを
有しており、該ガイドピンは、上記重量物を支持する支
持部に接続されており、該支持部は、上記重量物に形成
された係止用突起に上昇途中で係合してこれを押し上げ
る係止体を有しており、上記架台は穴状のハンドル接続
手段を有し、略コの字状のハンドルが、該ハンドル接続
手段に挿入されることで着脱可能に立設配置されたもの
とすることができる。
【0018】
【作用】本発明において、架台1を地上Eに置かれた重
量物Wの近くへ移動し、受入れ空間11を重量物Wに向
けてこの方向へ架台1を押しやると、重量物Wは、受入
れ空間11内にある可動床3A〜3Dに当接してこれ
を、この空間11から退出させつつ相対的に受入れ空間
11内へ進入する。この状態で操作レバー4を一方向へ
操作すると、昇降機構5A,5Bが作動して重量物Wを
係止しつつ、これを上記可動床3A〜3Dよりも高い位
置へ上昇させる。これにより、重量物Wと可動床3A〜
3Dの当接状態が解消されて、可動床3A〜3Dはバネ
部材31の付勢力により再び受入れ空間11内へ突出進
入する。この後、操作レバー4を戻し操作すると昇降機
構5A,5Bにより重量物Wは下降し、突出状態にある
上記可動床3A〜3Dの上に載置される。従って、可動
床3A〜3D上に重量物Wを載せた架台1を目的地へ移
動させる。可動床3A〜3Dは地上に比較的近い位置に
設けられるから、昇降機構5A,5Bの昇降量は小さく
て良く、これと機械的に連結された操作レバー4の操作
量も小さくできる。本構成によれば、モータや減速機構
を設ける必要がないから、全体がコンパクトになるとと
もに、容易に且つ簡易にしかも何処でも搬送できる。
【0019】また、可動床を受入れ空間から退出させる
退出手段を有する装置を用いる場合には、一旦可動床上
に積載した重量物を、再び昇降機構で持ち上げ、可動床
を受入れ空間内から退出させ、昇降機構で重量物を床の
上に下ろすことができる。更に、可動床にワイヤ状体の
先端が取り付けられ、該ワイヤ状体の他端には変移操作
手段が取り付けられている搬送装置を用いる場合、可動
床は、変移操作手段を操作することで、容易に上記受入
れ空間内から退出させることができる。また、退出手段
がシリンダ方式の場合には、変移を流体によって可動床
に伝えるほかは、上記と同様の効果を有する。上記ハン
ドルが、脱着可能のように取り付けられている搬送装置
を用いる場合には、目的地への搬送後、このハンドルを
外すことにより、省スペースでの収納性に優れるし、例
えばパチンコの行う人の側に置いておくこともできる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 実施例1 図1には重量物搬送装置の全体側面図を、図2にはその
架台部の平面図を、図3には重量物搬送装置の正面図を
示す。これらの図において、架台1は左右を平行に伸び
る脚部12,13と、これら脚部12,13の一端上面
間に架設された横板14とより構成されて、全体が平面
視で略コ字形をなし、脚部12,13と横板14に囲ま
れて前方(図2の左側)へ開放する長方形の受入れ空間
11が形成されている。各脚部12,13の先端には平
面視で矩形筒状をなす枠部121,131が設けられ
て、これら枠部121,131内に車輪2A,2Bが軸
支されている。また、上記横板14の中央部下面には左
右位置に、自在に方向を変え得るキャスタ輪2C,2D
が設けてある。
【0021】左右の上記脚部12,13には前後位置に
可動床3A〜3Dが設けてある。これら可動床3A〜3
Dは前側面が傾斜する略台形の板体で、左右の各対3
A,3B及び3C,3Dが先端33間に所定の間隔を形
成して各脚部12,13に取り付けられている。即ち、
各可動床3A〜3Dは基部前端が脚部12,13下面に
支軸32により回動自在に結合されており、基部後端と
脚部12,13側面との間に張設したコイルバネ31に
より、図示の如く、各先端33が受入れ空間11内へ突
出せしめられている。
【0022】左右の脚部12,13上にはこれに沿って
昇降機構5A,5Bを構成する支持アーム51が位置し
ており、支持アーム51の前後端は、斜め後下方へ伸び
るリンクアーム52,53により脚部12,13側面に
結合されている。後側リンクアーム53のやや後方に
は、脚部12,13側面より斜め後上方へ伸びるリンク
アーム54が設けられ、その先端と上記リンクアーム5
3の先端とがリンクアーム55で結ばれている。左右の
リンクアーム54はビーム56により結合され、該ビー
ム56の中央には、後上方へ伸びる足踏み式の操作レバ
ー4が設けてある。
【0023】上記横板14上にはパイプ材をコの字状に
屈曲成形した手押しハンドル15が立設され、該ハンド
ル15の足部(左右辺立設部)151,152からは前
方へ水平にコ字形のガード部16が突出している。上記
ビーム56と手押しハンドル15の間にはコイルバネ1
7が設けられ、このバネ力により操作レバー4は図1に
示す上方位置に保持されている。従って、操作レバー4
を足で押し下げると(図1の矢印)、リンクアーム55
を介して平行リンクをなす前後のリンクアーム52,5
3が引き起こされ(図1の矢印)、支持アーム51が水
平姿勢を保って上方へ回動上昇せしめられる。
【0024】左右の上記各支持アーム51には前後位置
にステー57が設けられ、これらステー57は逆L字状
に屈曲して脚部12,13の内側面に沿って受入れ空間
11内へ延び、ここで各脚部12,13に沿って前後方
向へ伸びる長尺の係止板58に結合されて、これを支持
している。左右の各係止板58は内上方へ傾斜して設け
てある。
【0025】上記構造の重量物搬送装置で、地上に置か
れたパチンコ玉収納箱Wを搬送する場合には、架台1の
受入れ空間11を収納箱Wに向けてこの方向へ架台1を
押しやる。収納箱Wは相対的に受入れ空間11内へ進入
し、ここへ突出している可動床3A〜3Dに当接する。
可動床3A〜3Dに当接すると、これらは前端の支軸3
2を中心にコイルバネ31のバネ力に抗して外方へ回動
し、この可動床3A〜3Dは、この空間11から退出す
る(可動床3Bの場合について図2の鎖線で示す)。従
って、各図に鎖線で示すように、架台1の受入れ空間1
1内へ収納箱W全体を進入・受入れさせた後、操作レバ
ー4を足で押し下げると、既述の如くリンクアーム5
5,52,53を介して支持アーム51が上方へ移動
し、これにステー57で結合された係止板58も上昇す
る。この上昇過程で係止板58は収納箱Wの左右の側壁
の係止用突起W1(図3)に係合して、収納箱Wをその
底面が可動床3A〜3Dよりも高くなる位置まで引き上
げる。収納箱Wとの当接状態が解消されると、各可動床
3A〜3Dはコイルバネ31により当初の突出状態(図
2の実線)に戻される。その後、操作レバー4から足を
離すと、該レバー4はコイルバネ17により上方へ戻さ
れ、支持アーム51及び係止板58が回動下降して、突
出する前後左右の可動床3A〜3D上へ収納箱Wが載置
される。この状態で、手押しハンドル15により架台1
を目的地へ移動させる。
【0026】実施例2 上記実施例1では昇降機構に平行リンク52,53を使
用したが、例えば図4及び図5に示す構造によっても良
い。即ち、図4において、カム部材591は長尺の板材
で、図略のガイド部材により架台1の上記脚部12,1
3(図2)上に水平動自在に設けられている。上記カム
部材591は上側面がカム面591aとなっており、該
カム面591aは長手方向の二箇所が滑らかな曲面で上
方へ突出している(図4)。尚、図5においては、この
カム面は直線的な面で上方へ突出している。一方、脚部
12,13上にはカム部材591に沿って前後位置に、
カム面591aの突出部の間隔と同一間隔でガイド片5
92が設けてあり、各ガイド片592には上方へ伸びる
長孔状のガイド孔593が形成されている。これらガイ
ド孔593内には上記支持アーム51(図2)の前後位
置に突設したガイドピン594が嵌装してあり、これら
ガイドピン594はカム部材591のカム面591a
(図4)、591b(図5)上に位置している。尚、上
記カム部材591の一端にはリンクアーム55(図1)
が連結されている。そして、これらのガイドピイ594
には、支持アーム51が取り付けられている(図5)。
【0027】上記構造において、操作レバー4(図1)
を押し下げるとリンクアーム55を介してカム部材59
1が後方へ移動し(図4の鎖線)、これに伴って前後の
ガイドピン594がカム面591a、591bの突出部
斜面に乗り上げつつガイド孔594内を上方へ移動し、
この結果、支持アーム51が上昇する。本実施例によれ
ば、支持アーム51(即ち係止板58)を垂直方向で上
下動させることができる。
【0028】実施例3 本実施例の搬送装置において、図6に示すように、互い
に対向する可動床3E、3F(例えば4以上でもよ
い。)には、各可動床に対して2つ(例えば3以上でも
よい。)の案内溝(34及び34、35及び35)を有
している。そして、架台1はこの案内溝34、35を案
内されるピン18、18、19、19を有し、可動床3
E、3Fはピン18、19により平行移動可能な状態で
架台1に結合されている。また、バネ部材31、31に
より受入れ空間11内へ突出付勢されている。以上の構
成により、この受入れ空間11内へ進入した所定の重量
物(図示せず)に、各可動床3E、3Fが当接して、バ
ネ部材31のバネ力に抗して外側に退出せしめられて、
2点鎖線の位置まで平行移動させられる。これにより、
所定の重量物が受入れ空間11内に収納される。この場
合も、上記実施例と同様に、所定の重量物が上方へ上げ
られると、バネ力により各可動床3E、3Fは元の位置
に戻る。
【0029】実施例4 本実施例の搬送装置において、図7に示すように、可動
床3E、3Fの内側端部にはワイヤ状体(ワイヤ等)6
a、6bの先端が取り付けられており、ワイヤ状体6
a、6bの他端には変移操作手段(図示しない。)が取
り付けられている。この変移操作手段は、このワイヤ状
体6a、6bを伸縮させることができ、ハンドル側に取
り付けられる把持型等とすることができる。尚、同図
中、61は取付け部、62はプーリーを示す。変移操作
手段を操作することでワイヤ状体6a、6bが引っ張ら
れて、可動床3E、3Fは、受入れ空間11内から退出
せしめられる。
【0030】また、上記ワイヤ方式の代わりに、シリン
ダ方式を採用することもできる。即ち、図示しないが、
可動床と架台はシリンダ状体(シリンダ等)を介して結
合され、このシリンダ状体は管状体を介して容積操作手
段(蛇腹状容器等からなり、押圧によりその容積が増減
するもの。)が取り付けられている。そして、通常、こ
の容積変更手段は、上記と同様に手元側に設けられてお
り、可動床は、この容積操作手段を操作することで、受
入れ空間内から退出せしめられる。上記により、一旦、
可動床上に載せた重量物を、床上に降ろしたい場合、こ
の重量物を支持アーム上に支持させた後、この変移操作
手段若しくは容積操作手段の操作により、可動床を所定
空間から退出させ、その後、操作レバーを操作すること
により、この重量物を床上に降ろすことができる。
【0031】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、
図8〜11に示すような装置とすることができる。この
装置は、以下に示す更なる改良点を備えるものである。
例えば、上記架台1は穴状(若しくは孔状)のハンドル
接続手段71を有し、略コの字状のハンドル8が、該ハ
ンドル接続手段71に挿入されることで着脱可能に立設
配置される。また、特に図10に示すように、ハンドル
8の下方には両端でぶら下がる形で上下に回動可能な略
コの字状の係止具81が取り付けられ、架台1には係止
具81が係止される鉤部が設けられている。ハンドル8
の上方からの挿入により、係止具81が回動しながら滑
り落ちるように鉤部82に自然に係止されるようになっ
ている。
【0032】更に、図12〜14に示すように、コの字
状のハンドル8の各足部には、受入れ空間を囲う形で、
ガード部(例えばL字状等)83a、83bが取り付け
られている構成とすることができる。上記架台1には、
図8に示すように、ガード部83a、83bの水平面上
での位置を固定するための上に向けて開口している凹部
(孔部)72a、72bが形成されており、ガード部8
3a、83bは凹部に嵌合する凸部を有する。そして、
ハンドル8に対して、図12〜14に示すように、この
ハンドル8の足部には外径が小さくて、装着される円筒
部若しくはリング部を備えるガード部83a、83bが
上下にスライド可能のような径小部(調整部となる。)
85a、85bが形成されている。この長さ(図14の
1 )は、上下動させたい距離(図12のL2 の長さ)
に応じ適宜のものとする。これにより、このガード部8
2を挿入用凹部に完全に位置決めしなくても、まずハン
ドルを挿入し、その後、この調整部による上下動を利用
して、この挿入用凹部に挿入配置できるので、大変便利
である。このガード部83a、83bは、ハンドル8の
上記コの字状本体(足)に対して、それぞれ横方向で且
つ内側に(図12の矢印方向)、即ち本装置(車幅)か
ら外に出ないように、回動自在に取り付けられている。
従って、使用ごには、図14に示すように内側に折り畳
んでしかもハンドル自体を装置本体から取り外して、保
管、収納できるので、大変便利である。尚、ハンドル8
に、図13に示すような補強用横棒(管)体を取り付け
ることもできる。
【0033】また、上記操作レバー4は回動可能な関節
部41を備え、この関節部41を支点として回動する。
従って、使用しない時にはこの操作レバー4を前方に押
し倒しておくことができる。尚、この操作レバー4があ
まりにも前方に倒れないように、しかも適宜の角度内に
納まるように、前倒れ防止具(ストッパー等)がこのレ
バー等の所定位置に設けられている。更に、架台の両側
方には、カバー73a、73bが取り付けられており、
内部を覆って安全性及び美観を高めている。図11は可
動床3A、3B及び支持アーム51を正面からみた説明
図であり、支持アーム51はやや内側に傾斜しており、
重量物の両側のフレア部等を把持しやすい構成となって
いる。また、この支持アーム51の重量物と接触する側
には樹脂板(ナイロン製板)511が貼着されており、
重量物を保護している。
【0034】
【発明の効果】以上の如く、本発明の重量物搬送装置に
よれば、モータや減速機構等を設けることなく、簡易か
つ安価な構成で迅速に重量物を持ち上げて搬送すること
ができる。また、空荷で若しくは重量物を積載したまま
しばらく搬送の必要がない場合は、ハンドルを取り外し
ておくことができ、パチンコ屋等の狭い空間で使用する
場合若しくは倉庫等にしまっておく場合にも邪魔になる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る重量物搬送装置の全体側面図で
ある。
【図2】実施例1に係る重量物搬送装置の架台部の平面
を示す説明図で、図1のII−II線に沿った断面を示す説
明図である。
【図3】実施例1に係る重量物搬送装置の正面図であ
る。
【図4】実施例2における昇降機構の概略側面図であ
る。
【図5】図4に示す昇降機構の変形した態様を示すとと
もにこの昇降機構を説明する説明図である。
【図6】実施例3における重量物搬送装置の要部平面図
である。
【図7】実施例4における重量物搬送装置の要部平面図
である。
【図8】他の態様の重量物搬送装置の全体側面図であ
る。
【図9】図8に示す重量物搬送装置の平面図である。
【図10】図8に示す重量物搬送装置の裏面図である。
【図11】図8に示す重量物搬送装置の可動床及び支持
アームを正面からみた説明図である。
【図12】脱着可能で且つ回動可能なガード部を備える
ハンドルの斜視図である。
【図13】図12に示すハンドルの正面図である。
【図14】図12に示すハンドルのガード部を折り畳ん
だ状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1;架台、11;受入れ空間、12,13;脚部、12
1,131;枠部、14;横板、15;手押しハンド
ル、16;ガード部、2A〜2D;車輪、3A〜3D;
可動床、31;コイルバネ(バネ部材)、32;支軸、
33;可動床の先端、4;操作レバー、5A,5B;昇
降機構、51;支持アーム、52,53;リンクアーム
(平行リンク)、54,55;リンクアーム、56;ビ
ーム、57;ステー、58;係止板(支持部、係止
体)、591;カム部材、591a;カム面、593;
ガイド孔、594;ガイドピン、6a、6b;ワイヤ状
体、71;ハンドル接続手段(挿入用穴)、8;ハンド
ル、E;地上、W;重量物、W1;係止用突起。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪により移動自在で、少なくとも両側
    に係止用突起を有し且つ地上に置かれた重量物を受け入
    れる受入れ空間を設けた架台と、地上よりもやや高い位
    置で、該受入れ空間に対して出入自在に上記架台に設け
    られ、該受入れ空間内へ突出付勢された可動床と、上記
    架台に設けられて、操作レバーに連動して昇降作動をな
    し、上記可動床を退出させつつ上記受入れ空間内に受け
    入れられた重量物を支持してこれを上記可動床よりも高
    い位置へ上昇させる昇降機構と、上記架台に取り付けら
    れた略コの字状のハンドルと、を具備する重量物搬送装
    置の上記重量物受入れ空間を、上記重量物に向けて上記
    架台を押しやり、 その後、上記重量物は上記受入れ空間内にある上記可動
    床に当接し、更に上記架台を押しやると該受入れ空間か
    ら該可動床を退出させて上記重量物を該受入れ空間内へ
    進入させ、 次いで、上記操作レバーを操作して、上記昇降機構を作
    動させて、上記重量物の上記係止用突起を係止しつつ、
    上記可動床よりも高い位置へ上昇させ、その後、上記重
    量物と上記可動床の当接状態が解消されて、該可動床は
    バネ部材の付勢力により再び上記受入れ空間内へ突出進
    入し、 その後、上記操作レバーを戻し操作し、上記昇降機構に
    より上記重量物を下降させて、突出状態にある上記可動
    床上に該重量物を載置させ、該可動床上に上記重量物を
    載せた上記重量物搬送装置を目的地へ移動させることを
    特徴とする重量物搬送方法。
  2. 【請求項2】 車輪により移動自在で、少なくとも両側
    に係止用突起を有し且つ地上に置かれた重量物を受け入
    れる受入れ空間を設けた架台と、地上よりもやや高い位
    置で、該受入れ空間に対して出入自在に上記架台に設け
    られ、該受入れ空間内へ突出付勢された可動床と、上記
    架台に設けられて、操作レバーに連動して昇降作動をな
    し、上記可動床を退出させつつ上記受入れ空間内に受け
    入れられた重量物を支持してこれを上記可動床よりも高
    い位置へ上昇させる昇降機構と、上記架台に取り付けら
    れた略コの字状のハンドルと、上記受入れ空間内へ突出
    付勢された上記可動床を該受入れ空間から退出させる退
    出手段と、を具備する重量物搬送装置の上記重量物受入
    れ空間を、上記重量物に向けて上記架台を押しやり、 その後、上記重量物は上記受入れ空間内にある上記可動
    床に当接し、更に上記架台を押しやると該受入れ空間か
    ら該可動床を退出させて上記重量物を該受入れ空間内へ
    進入させ、 次いで、上記操作レバーを操作して、上記昇降機構を作
    動させて、上記重量物の上記係止用突起を係止しつつ、
    上記可動床よりも高い位置へ上昇させ、その後、上記重
    量物と上記可動床の当接状態が解消されて、該可動床は
    バネ部材の付勢力により再び上記受入れ空間内へ突出進
    入し、 その後、上記操作レバーを戻し操作し、上記昇降機構に
    より上記重量物を下降させて、突出状態にある上記可動
    床上に該重量物を載置させ、該可動床上に上記重量物を
    載せた上記重量物搬送装置を目的地へ移動させることが
    できるとともに、 上記重量物を上記可動床上に載置させた状態にて、上記
    昇降機構を作動させて、上記重量物の上記係止用突起を
    係止しつつ、上記可動床よりも高い位置へ上昇させ、そ
    の後、上記退出手段を作動させて、上記受入れ空間内へ
    突出付勢された上記可動床を該受入れ空間から退出さ
    せ、次いで、上記昇降機構を作動させて、上記重量物を
    床上に降ろすことを特徴とする重量物搬送方法。
  3. 【請求項3】 上記退出手段は、上記可動床にワイヤ状
    体の先端が取り付けられ、該ワイヤ状体の他端に変移操
    作手段が取り付けられている構成である請求項2記載の
    重量物搬送方法。
  4. 【請求項4】 上記退出手段は、上記可動床と上記架台
    がシリンダ状体を介して結合され、該シリンダ状体が管
    状体を介して容積操作手段が取り付けられている構成で
    ある請求項2記載の重量物搬送方法。
  5. 【請求項5】 上記ハンドルは、脱着可能のように取り
    付けられている請求項1乃至4のうちのいずれかに記載
    の重量物搬送方法。
  6. 【請求項6】 上記重量物は、上端外周側にフレア形状
    の係止用突起を有する、パチンコ球入りケース又はビー
    ル瓶入りケースである請求項1乃至5のうちのいずれか
    に記載の重量物搬送方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224708A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Nippon Yusoki Co Ltd 運搬車
CN109421779A (zh) * 2017-08-24 2019-03-05 重庆市宇红轨道车辆配件有限公司 一种闸瓦生产物料搬运防遗洒装置
CN111762253A (zh) * 2020-07-14 2020-10-13 饶明权 一种园林景观花盆搬运车
CN112249129A (zh) * 2020-11-10 2021-01-22 湖南天添物流有限公司 一种具有方便卸货功能的物流货物转运车及其使用方法

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