JPH0235293Y2 - - Google Patents

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JPH0235293Y2
JPH0235293Y2 JP1984070626U JP7062684U JPH0235293Y2 JP H0235293 Y2 JPH0235293 Y2 JP H0235293Y2 JP 1984070626 U JP1984070626 U JP 1984070626U JP 7062684 U JP7062684 U JP 7062684U JP H0235293 Y2 JPH0235293 Y2 JP H0235293Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、人体を横臥状態に支持して運搬する
ことが可能な運搬台車に関するものである。
【従来の技術】
従来、この種の運搬台車として、例えば、特開
昭58−200745号公報に示されるものが存在する。
即ち、このものは、運搬台車の上部に、人体を横
臥状態に支持することが可能な前後方向に長い支
持台を設け、その支持台の長手方向の一側部に、
前後方向に長い補助台を前後方向の軸線の周りに
回動可能に装置し、その補助台は常には自重によ
って垂下状態に吊下されるようになっている。 又、他の例として、実開昭58−80223号公報に
示されるものが存在する。即ち、このものは、支
持台の長手方向の一側部に、補助台を前後方向の
軸線の回りに回動可能に装置して、起立位置と垂
下位置とをとり得るようにし、その起立位置に於
いては、ストツパーピンと嵌合溝との嵌合作用に
よって、補助台を保持できるようになっている。
【考案が解決しようとする課題】
処が、前記従来の前者のものによれば、前記補
助台は常には自重によって垂下状態で吊り下げら
れているので、患者を運搬台車の支持台とベツド
との間で移し替える際、操作者は吊下状態の前記
補助台を手で持ち上げて保持しながら、運搬台車
をベツドのわきに横付けしなければならないの
で、特に微力な操作者にとっては重労働となると
共に、迅速に遂行できない問題点があり、又、前
記運搬台車を移動するとき前記補助台が揺動して
台車にぶつける等して損傷するおそれがあると共
に、前記支持台に患者を乗せて運搬するときは支
持台の側部に前記補助台が存在しないので、時と
して患者が支持台から落下するおそれもある。 又、従来の前記後者のものによれば、補助台を
起立位置に保持できるので、患者の運搬を安全に
できる反面、前記補助台を起立位置と垂下位置と
の間に於いて保持できないので、患者を運搬台車
とベツドとの間で移し替える際、前記前者の従来
例のものと同様に、補助台を手で持ち上げて略水
平状態に保持しながら、運搬台車をベツドのわき
に横付けしなければならないので、特に微力な操
作者にとっては重労働となると共に、迅速に遂行
できない問題点がある。 然るに、本考案は、患者を運搬台車の支持台と
ベツドとの間で容易かつ迅速に移し替えることが
できるようにすると共に、補助台を起立位置に保
持できるようにして、前記従来のものの如き問題
点を一掃できるようにし、しかも、補助台を略水
平な倒伏位置に配置した場合には、その補助台を
その全長にわたって各ストツパーピンで受け止め
ることにより安定配置できるようにすると共に、
患者の移し替えの際に加わる重量を各ストツパー
ピンで分散して受けることにより必要な強度を確
保でき、患者を極めて安全に移し替えられる運搬
台車を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するために、支持台
の長手方向の側部に、前後方向の軸線を有する軸
を設け、その軸に、補助台の前後各基端部を回動
可能並びにその軸線方向に移動可能に支持し、前
記軸に、前記補助台の前記各基端部に対応する前
後各ストツパーピンを設け、前記補助台の各基端
部には、起立位置に於いてそれぞれ前記各ストツ
パーピンに係合することによりその補助台を起立
位置に保持するための嵌合溝を設け、更に、補助
台を常には前記軸線方向の一方向に付勢して前記
各嵌合溝と各ストツパーピンとの嵌合を保持する
ばねを備え、前記補助台の各基端部に、前記各ス
トツパーピンに係合して補助台を略水平な倒伏位
置に規制しその下方への回動を阻止する前後各係
止突片を設け、 更に、前記各ストツパーピンの間に於ける前記
軸上に、前記各ストツパーピンと同様の数個のス
トツパーピンを設けると共に、前記補助台には、
前記数個のストツパーピンに各別に係合し、かつ
前記前後各係止突片と協働して補助台を前記略水
平な倒伏位置に係止するための数個の係止片を設
けたことを特徴とするものである。
【作用】
前記手段によれば、前記補助台は、起立位置に
於いてその前記各嵌合溝と各ストツパーピンとの
嵌合が前記ばねの作用により保持されてその起立
位置に安定的に配置され、而して、その補助台を
前記ばねの作用に抗して軸線方向に移動すること
により、その各嵌合溝と各ストツパーピンとの嵌
合が解除され、その補助台を略水平な倒伏位置に
回動することができ、その水平な倒伏位置に於い
ては補助台はその長手方向にわたりいくつかのス
トツパーピンにより安定的に支持することができ
る。 従って、患者を運搬台車とベツドとの間で移し
替える際は、運搬台車をベツドのすぐわきに横付
けした状態で、前記補助台を起、伏操作すること
ができると共に、その起、伏各位置に安定配置で
き、しかも、補助台を起立位置に配置して運搬台
車を移動するとき、前記補助台が妄動するような
ことがないと共に、支持台上に患者を乗せている
ときは安全に運搬できる。又、補助台を略水平な
倒伏位置に配置した場合には、その補助台をその
全長にわたって各ストツパーピンで受け止めるこ
とにより安定配置できると共に、患者の移し替え
の際に加わる重量を各ストツパーピンで分散して
受けることにより必要な強度を確保でき、患者を
極めて安全に移し替えることができる。
【実施例】
以下に、本考案を具体化した一実施例を添付図
面について詳細に説明する。 第1図に於いて1で示される運搬台車の基体2
の下部の前後各部分には、それぞれ床面3上を転
動する各一対の小車輪4が垂直軸線の周りに回動
可能に支持されると共に、前後中間部分には、前
記前後各小車輪4よりもやや外側に配置されしか
も直径が大なる大車輪5が垂直軸線の周りに回動
可能に支持され、それ等大小各車輪5,4によっ
て運搬台車1は水平面内のあらゆる方向に移動す
ることが可能である。 第1図乃至第3図及び第5図に於いて前記基体
2の下部の前後及び中間部左右には第6図に示さ
れるような構成の補助支持体6が設けられる。そ
の各補助支持体6は、前記床面3に接地して前記
各車輪4,5が床面3から上方に離隔するように
基体2を上方に持上げ支持して運搬台車1を床面
上に不動状態に固定配置する支持位置と、床面3
から上方に離隔して前記各車輪4,5の床面3へ
の接地を許容させる非支持位置との間に移動可能
とされる。 そこで、その各補助支持体6の構成について特
に第6図を参照して説明すると、前記基体2の下
部に筒状の案内筒7が固着され、その案内筒7の
下面にキャツプ8が螺合固定される。9は前記案
内筒7の内面とキャツプ8の案内孔8Aとによっ
て上下に移動可能に支持された支持柱で、その下
端部には滑り止め用の輪ゴム10を有する脚11
が固着され、その上端のつば12とキャツプ8の
内面との間に配置されたコイルばね13の作用に
よって常には上方に付勢される。14は上端部が
前記案内筒7に回動可能に支持された一対のスト
ツパー部材で、その下側には左右方向に突出する
上昇ストツパー15と下降ストツパー16とが設
けられる。17は一対の回動片で、その上端部が
前記上昇、下降各ストツパー15,16の間に於
いてストツパー部材14に枢着され、かつ下端部
が前記支持柱9に枢着される。18は略コ字状の
連結片で、その各開放端部が前記各回動片17の
上端部の枢軸に連結される。 それ等4個の補助支持体6は同時に上昇及び下
降するように連結されると共に、足によって操作
されるようになっている。即ち、第5図に示され
るように、前後の補助支持体6の各連結片18が
前後方向に長い連結棒19によって連結されると
共に、中間部左右の補助支持体6の各連結片18
が左右方向に長い連結杆20によって連結され、
その連結棒19と連結杆20とはそれ等の中間部
で十字架状に固定連結される。21は足で操作可
能な上昇用操作部材で、前記基体2に垂下固定さ
れた左右一対の垂下片22に回動可能に架設され
た回動軸23の一端に固定連結される。24は足
で操作可能な下降用操作部材で、前記回動軸23
の他端側に於いて他方の前記垂下片22に回動可
能に支持される。その下降用操作部材24は前記
回動軸23の他端に固定された突片25の開放端
部に回動可能に連結される。又、前記上昇用操作
部材21の開放端部は一方の前記垂下片22に回
動可能に枢支された中間回動片26に中間連結片
27を介して可動連結され、更に、前記中間回動
片26の下部開放端部と前記連結棒19とは連結
片28によって可動連結される。以上によって第
1作動体Aが構成される。 次に、前記基体2の上部に設けられる支持台に
関して説明すると、図中29,30は基体2の前
後中間部の左右と後側部の左右とに起立固定され
た各一対の起立片である。31,32は各左右一
対のL字状の支持レバーで、それぞれその中間部
が前記起立片29,30に回動可能に支持され、
その左側同志及び右側同志の各一対のものの下端
部が連結棒33によって可動連結される。又、前
側の一対の支持レバー31は連結軸34によって
一対的に回動可能に連結される。 図中35は人体36を横臥状態に支持可能な前
後に長い支持台で、その下面には前記各支持レバ
ー31,32の上端部に可動連結される前後各一
端宛の垂下連結片37,38が設けられ、又、周
囲には全周にわたってパイプ39が水平に固定さ
れる。前記パイプ39の左右直線部分は後記補助
台の回動のための枢軸として機能し、而して、そ
のパイプ39の左右直線部分には夫々合計6個宛
のストツパーピン40が左右に貫通突出状態に固
定され、又、その前側及び後側の各2個のストツ
パーピン40の間のパイプ39上には規制片41
がそれぞれ固定され、更に、後側端部のストツパ
ーピン40の後方のパイプ39上には保持片42
が固定される。 図中43は前記パイプ39の左右直線部分に起
伏回動可能に装置される前後に長い補助台で、略
コ字状の枠棒44と、芯板45と、その芯板45
を覆う布等の覆い部材46とによって構成され
る。前記枠棒44の開放端部には、前記パイプ3
9に対して回動可能及びパイプ39に沿ってスラ
イド可能に嵌合する嵌合片47が固定され、その
各嵌合片47には、それぞれ最端部のストツパー
ピン40に嵌合して補助台43を起立位置に保持
する嵌合溝47Aと、前記ストツパーピン40の
外側突出部下面に係合して補助台43の起立位置
から内側への回動を阻止すると共に同ストツパー
ピン40の内側突出部下面に係合して補助台43
の略水平な倒伏位置から下方への回動を阻止する
係止突片47Bとが設けられる。又、前記前後各
嵌合片47の間に於いて補助台43には、4個の
ストツパーピン40に対してそれぞれ前記係止突
片47Bと全く同様に係合することによりこの係
止突片47と協働して補助台43を起立位置と倒
伏位置とに係止するための係止片48が取付けら
れる。49は前記保持片42と後方の前記嵌合片
47の間に於いてパイプ39に挿通支持されたコ
イル状の圧縮ばねで、前記補助台43を常には前
方に付勢して前記嵌合片47の係止突片47Bが
前記規制片41に当設する前方移動位置に配置さ
せる。 次に、前記支持台35を上昇及び下降させるた
めの第2作動体Bについて説明すると、図中50
は前記基体2の前記左右中央部に装置された油圧
装置で、基体2に枢支された操作部材51の上下
回動操作によって後端から出入運動するピストン
52が設けられる。53は一端が前記基体2に枢
着されかつ前記ピストン52に連結された伝動レ
バーである。54は左右一対の作動レバーで、そ
れぞれその下端部が前記伝動レバー53の下端軸
部に連結されかつ上端部が前側の各支持レバー3
1の中間部に連結される。 本実施例は以上に説明した如く構成される。以
下に作用について説明する。 支持台35上に患者を横臥状態に支持して運搬
する場合は、第1図及び第3図に示されるように
車輪4,5のみを接地させると共に、左右の補助
台43を起立させておく。この状態で補助台43
のパイプ39をつかんで運搬台車1を押したり、
引張ったりしてその運搬台車1を床面3上であら
ゆる方向に自由自在に移動させることができる。 而して、患者を運搬台車1からベツドや診察台
に移す場合はは、ベツド等のわきにその長手方向
と平行に運搬台車1を配置し、しかも、その支持
台35の左右一側部がベツドの上面の上方に対応
するように配置する。この際、もしも、支持台3
5がベツドよりも低い場合には、操作部材51を
下方に押圧操作して油圧によりピストン52を後
方に突出させることにより、伝動レバー53及び
作動レバー54を介して前側の左右一対の支持レ
バー31が起立回動され、これと同時に連結棒3
3を介して後側の左右一対の支持レバー32も同
一量起立回動され、これによつて、支持台35が
上方に水平状態で上昇し、前記ベツドの上面より
も上方に配置される。この上昇量は前記操作部材
51の押圧加減で目で確めながら容易に実施でき
る。 次に、上昇用操作部材21を第1図に示される
状態から第2図に示される状態に踏み込むことに
より、回動軸23が第2図の時計方向に回動され
て下降用操作部材24が第1図の状態から第2図
の状態に上昇配置される一方、中間回動片26が
第2図の反時計方向に回動されて連結棒19及び
連結杆20が一体的に前方に移動され、これによ
って、4個の補助支持体6の各回動片17及びス
トツパー部材14の連結部が一斉に前方に移動さ
れ、第2図及び第6図に示されるように支持柱9
が一斉に下降してその脚11が床面3に接地し、
しかも基体2が少しく持上げられ、全部の車輪
4,5が第2図に示されるように床面3から上方
に離れる。これによつて運搬台車1が床面3上に
安定配置される。 続いて、操作部材51を前記と逆に上方に移動
操作して油圧によりピストン52を前方に引込め
ることにより、伝動レバー53及び作動レバー5
4を介して前側の左右一対の支持レバー31を倒
伏回動させると同時に連結棒33を介して後側の
左右一対の支持レバー32も同一量倒伏回動さ
せ、これによって、支持台35を水平状態に下降
させ、その支持台35の下面をベツドの上面に当
接させる。 次に、ベツド側に位置する補助台43を圧縮ば
ね49の作用に抗して後方に移動させることによ
り、その前後の各嵌合片47の嵌合溝47Aをそ
れぞれストツパーピン40から後方に離隔させて
その係合保持作用を解除し、而して、その補助台
43をベツド側に回動させてベツドの上面に水平
配置し、この状態で支持台35上に横臥された患
者を補助台43上を経てベツド上に円滑かつ容易
に、しかも極めて安全に移すことができる。この
場合、補助台43を略水平は倒伏位置に配置した
とき、その補助台43の前記各係止突片47B及
びその間に介在する各係止片48をそれぞれスト
ツパーピン40に係合させて、その補助台43を
その全長にわたって受け止めることができるの
で、その補助台43を安定配置できると共に、患
者の移し替えの際に加わる重量を各ストツパーピ
ン40で分散して受けることにより必要な強度を
確保でき、患者を極めて安全に移し替えることが
できる。 患者を移し終えれば、補助台43を前記と逆に
起立回動させることにより、その前後の各嵌合片
47の嵌合溝47Aがストツパーピン40と対応
した時、これ等が圧縮ばね49の作用によって自
動的に嵌合し、補助台43を起立位置に保持する
ことができる。 又、運搬台車1をベツドから離すには、上昇用
操作部材24を第2図から第1図に示される下方
位置に踏み込むことにより、下降用操作部材21
が第1図に示されるように上方位置に上昇し、
又、連結棒19及び連結杆20が一体的に後方に
移動され、これによって、4個の補助支持体6の
各回動片17及びストツパー部材14の連結部が
一斉に死点を経て後方に移動しコイルばね13の
作用によって各支持柱9が一斉に上昇してその各
脚11が床面3から上方に離隔し、これによっ
て、各車輪4,5が第1図に示されるように床面
3に接地する。これによって、運搬台車1を自由
自在に移動させることができる。この場合、補助
台43は、その嵌合溝47Aとストツパーピン4
0との嵌合が圧縮ばね49の作用により保持され
ているため、起立位置に安定保持され、妄動して
損傷するようなことがないと共に、支持台35上
に横臥された患者も支持台35の左右側部から落
下するような危険がなく安全である。
【考案の効果】
本考案は以上に詳述したように、特に、運搬台
車の支持台の長手方向の側部に、前後方向の軸線
を有する軸を設け、その軸に、補助台の前後の基
端部を回動可能並びにその軸線方向に移動可能に
枝持し、前記軸に前後各ストツパーピンを設け、
前記補助台の各基端部には、それぞれ起立位置に
おいて前記各ストツパーピンに係合することによ
りその補助台を起立位置に保持するための各嵌合
溝を設け、更に、補助台を常には前記軸方向の一
方向に付勢して前記各嵌合溝と各ストツパーピン
との嵌合を保持するばねを備えている。 従って、患者を運搬台車の支持台とベツドとの
間で移し替える場合、運搬台車をベツドのすぐわ
きに横付けした状態で、前記補助台を起、伏操作
できるので、患者の移動準備を極めて容易、かつ
迅速に実施できると共に、補助台を起、伏各位置
に安定配置できる。又、前記補助台を起立位置に
配置して運搬台車を移動するときは、前記嵌合溝
とストツパーピンとの嵌合がばねの作用により保
持されて補助台が起立位置に安定配置されている
ので、その補助台が妄動して損傷することがない
と共に、支持台上に患者を乗せているときは前記
起立している補助台がガードになり安全である等
の優れた実用上の効果を奏する。 更に、前記補助台の各基端部に、前記各ストツ
パーピンに係合して補助台を略水平な倒伏位置に
規制しその下方えの回動を阻止する前後各係止突
片を設ける一方、前記ストツパーピンの間に於け
る前記軸上に、前記各ストツパーピンと同様の数
個のストツパーピンを設けると共に、前記補助台
には、前記数個のストツパーピンに格別に係合
し、かつ前記前後各係止突片と協働して補助台を
前記略水平な倒伏位置に係止するための数個の係
止片を設けたので、補助台を略水平な倒伏位置に
配置した場合には、その補助台をその全長にわた
って各ストツパーピンで受け止めることができる
ので、その補助台を極めて安定的に配置できると
共に、患者の移し替えの際に加わる重量を各スト
ツパーピンで分散して受けることにより必要な強
度を確保でき、患者を極めて安全に移し替えるこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は車輪を床面上に接地させた状態の運搬
台車の側面図、第2図は補助支持体によって車輪
を床面から上方に離隔させた状態の運搬台車の側
面図、第3図は運搬台車の正面図、第4図は支持
台の上面図、第5図は補助支持体及びその連結機
構の斜面図、第6図は一部を切欠して示す補助支
持体の拡大側面図である。 1……運搬台車、35……支持台、39……パ
イプ(軸)、40……ストツパーピン、43……
補助台、47A……嵌合溝、47B……係止突
片、48……係止片、49……圧縮ばね(ばね)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 人体を横臥状態に支持することが可能な前後方
    向に長い支持台の左右少なくとも一側部に、前後
    方向に長い補助台を前後方向の軸線の周りに回動
    可能に装置し、前記支持台の長手方向の側部に、
    前後方向の軸線を有する軸を設け、その軸に、前
    記補助台の前後各基端部を回動可能並びにその軸
    線方向に移動可能に支持し、その補助台の前後基
    端部に嵌合溝を設ける一方、前記軸には、前記各
    嵌合溝に対し解除可能に嵌合して前記補助台を起
    立位置に保持するための各ストツパーピンを設
    け、前記補助台を常には前記軸線方向の一方向に
    付勢して前記各嵌合溝と各ストツパーピンとの嵌
    合を保持するばねを備えた運搬台車に於いて、 前記補助台の各基端部に、前記各ストツパーピ
    ンに係合して補助台を略水平な倒伏位置に規制し
    その下方への回動を阻止する前後各係止突片を設
    け、 更に、前記各ストツパーピンの間に於ける前記
    軸上に、前記各ストツパーピンと同様の数個のス
    トツパーピンを設けると共に、前記補助台には、
    前記数個のストツパーピンに各別に係合し、かつ
    前記前後各係止突片と協働して補助台を前記略水
    平な倒伏位置に係止するための数個の係止片を設
    けたことを特徴とする運搬台車。
JP7062684U 1984-05-15 1984-05-15 運搬台車 Granted JPS60182032U (ja)

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