JPH053309B2 - - Google Patents

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JPH053309B2
JPH053309B2 JP62130761A JP13076187A JPH053309B2 JP H053309 B2 JPH053309 B2 JP H053309B2 JP 62130761 A JP62130761 A JP 62130761A JP 13076187 A JP13076187 A JP 13076187A JP H053309 B2 JPH053309 B2 JP H053309B2
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JP
Japan
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base
mounting table
auxiliary
auxiliary stand
pipe
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JP62130761A
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Shoichi Kunieda
Masamichi Nakayama
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MIWA IRYO DENKI KK
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MIWA IRYO DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、床面にて転動する車輪を備えた基体
の上側に人体を横臥可能な載置台を備えた運搬台
車に関するものである。
【従来の技術】
従来、この種の運搬台車として、例えば、実開
昭57−139319号公報に示されるものが存在する。
即ち、このものは、前後方向に長い基体の下側に
床面にて転動する複数の車輪を備え、前記基体の
輪郭の内側であつてその上部の前後複数箇所に、
それぞれ中間部が水平な左右方向の軸線の周りに
回動可能に支持された複数の支持レバーを設けそ
の各支持レバーの各上側片の上端部を、人体を横
臥可能な載置台を受ける枠体の下側部に枢着連結
し、前記各上側片と一体的に回動する各支持レバ
ーの各下側片の下端部をその下端部の揺動方向に
往復移動可能な連杆に連結し、一部の前記支持レ
バーには、これを回動するための油圧装置の如き
伸縮可能な駆動装置を連結したものである。
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のものによれば、前記駆動装置によつ
て載置台の高さを自由自在に変更できる反面、実
際、患者の運搬等に当つて次にように不具合が指
摘される。即ち、先ず、この運搬台車を移動操作
する場合、載置台の前、後縁部や左右角部に左右
の手をあてがつて操作しなければならないが、特
に、運搬台車を手前に引いたり、移動方向を変更
するとき等には操作しずらいと共に、大きな力が
必要となり微力な看護婦には大変な重労働にな
る。又、載置台の特に左右両側部に仕切のような
安全手段がないので、運搬台車の移動中に載置台
上の患者を落下させる危険性があると共に、患者
を載置台とベツトとの間で移し替えるとき、少な
くとも載置台の厚み分の段差があるので、患者を
一時上げたり支える等の配慮が必要であり、しか
も、患部を傷つける虞れもある。更に、載置台の
高さ調節に際し、駆動装置のモータのスイツチが
モータの付近に設置されていれば、しやがみなが
ら不自然な態勢で操作しなければならない。 然るに、本発明は、運搬台車の移動に当たつ
て、その前進、後退、移動方向変更等を極めて容
易に行うことができると共に、比較的軽快に移動
することができるようにし、又、載置台上の患者
を安全に運搬できると共に、患者を載置台とベツ
トとの間で極めて容易、かつ安全に移し替えるこ
とができるようにし、更に、載置台の高さ調節操
作を起立した体勢で容易に実施できるようにする
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、特に、
載置台の外周に、手でつかんで運搬台車を移動操
作するためのパイプを固定し、そのパイプの左右
各直線部分に、それぞれ前後に長い補助台を載置
台の外側で起伏回動可能並びにパイプに沿つてス
ライド可能に支持し、前記パイプの左右各直線部
分には、それぞれ補助台の位置規制用のストツパ
ーピンを設け、前記各補助台基部には、それぞれ
起立位置に於いてスライド方向から前記ストツパ
ーピンと嵌合することによりその補助台を起立位
置に保持する嵌合溝を設け、前記各補助台の基部
とパイプの直線部分との間に、その補助台をその
嵌合溝がストツパーピンに嵌合する一方向に付勢
するばねを設け、更に、前記載置台の下方には、
基部が前記駆動装置に連結されると共に操作部が
載置台の前後一側部の下方に配置され、かつその
操作部を上下方向に移動することによつて前記駆
動装置を作動する操作部材を設けたことを特徴と
するものである。
【作用】
前記手段によれば、患者を載置台上に乗せて運
搬台車を移動するときは、その前側若しくは後側
にてパイプを手でつかみ、この状態でその運搬台
車の前進、後退、方向変更等を容易に、しかも比
較的軽快に実施することができる。又、この移動
に際して、左右の補助台を起立し、その嵌合溝を
パイプのストツパーピンに嵌合することによつて
その各補助台を起立位置に保持しておけば、患者
が載置台上に安全に確保され、落下させるような
危険性がない。而して、載置台上の患者をベツト
上に移し替える際は、運搬台車をベツトのわきに
横付けし、このとき、その載置台とベツトとの間
に高低差がある場合、操作部材を操作して駆動装
置を作動することにより各支持レバーを一斉に同
様に回動させ、載置台をベツトに対する適当な高
さに調節することができる。次いで、ベツト側の
補助台をばねの作用に抗してスライドさせること
により、その嵌合溝とストツパーピンとの係合を
解除し、その補助台を倒してベツトの上に倒伏す
る。これによつて、患者を載置台上からベツト上
に円滑、かつ容易に、しかも極めて安全に移すこ
とができる。逆にベツト上から載置台上に移す場
合も全く同様に実施できる。 実施例 以下に、本発明を具体化した一実施例を添付図
面について詳細に説明する。 第1図に於いて1で示される運搬台車の基体2
の下部の前後各部分には、それぞれ床面3上を転
動する各一対の小車輪4が垂直軸線の周りに回動
可能な軸部材4Aの下端部に支持されると共に、
前後中間部には、前記前後小車輪4よりもやや外
側に配置されしかも直径が大なる大車輪5が垂直
軸線の周りに回動可能な軸部材5Aの下端部に支
持され、それ等大小各車輪5,4によつて運搬台
車1は水平面内のあらゆる方向に移動することが
可能である。 第1図乃至第3図及び第5図に於いて前記基体
2の下部の前後及び中間部左右には第6図に示さ
れるような構成の補助支持体6が設けられる。そ
の各補助支持体6は、前記床面3に接地して前記
各車輪4,5が床面3から上方に離隔するように
基体2を上方に持上げ支持して運搬台車1を床面
上に不動状態に固定配置する支持位置と、床面3
から上方に離隔して前記各車輪4,5の床面3へ
の接地を許容させる非支持位置との間に移動可能
とされる。 そこで、その各補助支持体6の構成について特
に第6図を参照して説明すると、前記基体2の下
部に筒状の案内筒7が固着され、その案内筒7の
下面にキヤツプ8が螺合固定される。9は前記案
内筒7の内面とキヤツプ8の案内孔8Aとによつ
て上下に移動可能に支持された支持柱で、その下
端部には滑り止め用の輪ゴム10を有する脚11
が固着され、その上端のつば12とキヤツプ8の
内面との間に配置されたコイルばね13の作用に
よつて常には上方に付勢される。14は上端部が
前記案内筒7に回動可能に支持された一対のスト
ツパー部材で、その下側には左右方向に突出する
上昇ストツパー15と下降ストツパー16とが設
けられる。17は一対の回動片で、その上端部が
前記上昇、下降各ストツパー15,16の間に於
いてストツパー部材14に枢着され、かつ下端部
が前記支持柱9に枢着される。18は略コ字状の
連結片で、その各開放端部が前記各回動片17の
上端部の枢軸に連結される。 それ等4個の補助支持体6は同時に上昇及び下
降するように連結されると共に、足によつて操作
されるようになつている。即ち、第5図に示され
るように、前後の補助支持体6の各連結片18が
前後方向に長い連結棒19によつて連結されると
共に、中間部左右の補助支持体6の各連結片18
が左右方向に長い連結杆20によつて連結され、
その連結棒19と連結杆20とはそれ等の中間部
で十字架状に固定連結される。21は足で操作可
能な下降用操作部材で、前記基体2に垂下固定さ
れた左右一対の垂下片22に回動可能に架設され
た回動軸23の一端に固定連結される。24は足
で操作可能な上昇用操作部材で、前記回動軸23
の他端側に於いて他方の前記垂下片22に回動可
能に支持される。その上昇用操作部材24は前記
回動軸23の他端に固定された突片25の開放端
部に回動可能に連結される。又、前記下降用操作
部材21の開放端部は一方の前記垂下片22に回
動可能に枢支された中間回動片26に中間連結片
27を介して可動連結され、更に、前記中間回動
片26の下部開放端部と前記連結棒19とは連結
片28によつて可動連結される。以上によつて第
1作動体Aが構成される。 次に、前記基体2の上部に設けられる載置台に
関して説明すると、図中29,30は基体2の前
後中間部上面の内側左右と後側部上面の内側左右
に起立固定された各一対の起立片である。31,
32は第1図及び第2図に示されるように左右方
向から見て略L字状を呈する各左右一対の支持レ
バーで、それぞれ中間部が軸によつて一体的に連
結された下側片31A,32Aと上側片31B,
32Bとによつて構成される。それ等の支持レバ
ー31,32は、それぞれ第3図に示されるよう
に前記基体2の左右方向の幅寸法の約1/3の幅寸
法を隔ててその中間部が前記起立片29,30に
回動可能に支持され、その左側の前後一対のもの
31,32の下側片31A,32Aの下端部同志
及び右側の前後一対のもの31,32の下側片3
1A,32Aの下端部同志がそれぞれ棒状の連杆
33によつてリンク状に可動連結される。又、前
側の一対の支持レバー31の上側片31Bは左右
方向の連結軸34によつて一体的に連結され、そ
れによつてその一対の支持レバー31は一体的に
回動可能とされる。 図中35は人体36を横臥状態に支持可能な前
後に長い載置台で、その下面には、その前後方向
の略全長に渡り第3図に示されるように前記前後
各一対の支持レバー31,32の上側片31B,
32Bの左右幅寸法と略同様の左右幅寸法を有す
る枠体35Aと、その枠体35Aの前後略中間部
と前側部との2箇所に於いてそれぞれその枠体3
5Aの左右内側から下方に垂下しそれぞれその下
端部に前記各支持レバー31,32の上側片31
B,32Bの上端部を可動連結した前後各一対宛
の垂下連結片37,38とが固定され、又、周囲
の全周にわたり、手でつかんで運搬台車1を移動
操作するためのパイプ39が水平に固定される。
前記パイプ39の左右直線部分には夫々合計6個
宛であつて後記補助台の位置規制用のストツパー
ピン40が左右に貫通突出状態に固定され、又、
その前側及び後側の各2個のストツパーピン40
の間のパイプ39上には規制片41がそれぞれ固
定され、更に、後側端部のストツパーピン40の
後方のパイプ39上に保持片42が固定される。 図中43は前記パイプ39の左右直線部分に起
伏回動可能に装置される前後に長い補助台で、略
コ字状の枠棒44と、芯板45と、その芯板45
を覆う布等の覆い部材46とによつて構成され
る。前記枠棒44の開放端部には、前記パイプ3
9に対して回動可能及びパイプ39に沿つてスラ
イド可能に嵌合する嵌合片47が固定され、その
各嵌合片47には、それぞれ最端部のストツパー
ピン40に嵌合して補助台43を起立位置に保持
する嵌合溝47Aと、前記ストツパーピン40の
外側突出部下面に係合して補助台43の起立位置
から内側への回動を阻止すると共に同ストツパー
ピン40の内側突出部下面に係合して補助台43
の略水平な倒伏位置から下方への回動を阻止する
係止突片47Bとが設けられる。又、前記前後各
嵌合片47の間に於いて補助台43には、4個の
ストツパーピン40に対してそれぞれ前記係止突
片47Bと全く同様に係合することによりこの係
止突片47と共働して補助台43を起立位置と倒
伏位置とに係止するための係止片48が取付けら
れる。49は前記保持片42と後方の前記嵌合片
47の間に於いてパイプ39に挿通支持されたコ
イル状の圧縮ばねで、前記補助台43を常には前
方に付勢して前記嵌合片47の係止突片47Bが
前記規制片41に当接する前方移動位置に配置さ
せる。 次に、前記載置台35を上昇及び下降させるた
めの第2作動体Bについて説明すると、図中50
は前記基体2の前側左右中央部に装置された駆動
装置としての油圧装置で、基体2に枢支された操
作部材51の上下回動操作によつて後端から出入
運動するピストン52が設けられる。その操作部
材51の前端操作部は、第1図及び第2図に示さ
れるように、載置台35の前側部の下方に略対応
する位置に突出配置される。53は一端が前記基
体2に枢着されかつ前記ピストン52に連結され
た伝動レバーである。54は左右一対の作動レバ
ーで、それぞれその下端部が前記伝動レバー53
の下端軸部に連結されかつ上端部が前側の各支持
レバー31の上側片31Bに連結される。 本実施例は以上に説明した如く構成される。以
下に作用について説明する。 載置台35上に患者を横臥状態に支持して運搬
する場合は、第1図及び第3図に示されるように
車輪4,5のみを接地させると共に、左右の補助
台43を起立させておく。この状態で補助台43
のパイプ39をつかんで運搬台車1を押したり、
引張つたりしてその運搬台車1を床面3上であら
ゆる方向に自由自在に移動させることができる。 而して、患者を運搬台車1からベツドや診察台
に移す場合は、ベツド等のわきにその長手方向と
平行に運搬台車1を配置し、しかも、第3図に示
されるように、その載置台35の左右一側部つま
りベツド側の一側部が同図に二点鎖線で示される
ベツドE(四すみに脚がある周知の長方形のベツ
ド)の上面の上方に対応するように配置する。こ
の場合、その載置台35の下側の前記枠体35A
や、前後各一対の垂下連結片37,38や、前後
各一対の支持レバー31,32がそれぞれ前記載
置台35の左右一側面から内側に相当奥まつたと
ころに配置されているので、その載置台35の下
側に相対的に前記ベツドEを容易に深く差し入れ
配置できるものである。また、この際、もしも、
載置台35がベツドより低い場合には、操作部材
51を下方に押出操作して油圧によりピストン5
2を後方に突出させることにより、伝動レバー5
3及び作動レバー54を介して前側の左右一対の
支持レバー31が起立回動され、これと同時に連
結杆33を介して後側の左右一対の支持レバー3
2も同一量起立回動され、これによつて、載置台
35が上方に水平状態で上昇し、前記ベツドの上
面よりも上方に配置される。この上昇量は前記操
作部材51の押圧加減で目で確かめながら容易に
実施できる。 次に、下降用操作部材21を第1図に示される
状態から第2図に示される状態に踏み込むことに
より、回動軸23が第2図の時計方向に回動され
て上昇用操作部材24が第1図の状態から第2図
の状態に上昇配置される一方、中間回動片26が
第2図の反時計方向に回動されて連結棒19及び
連結杆20が一体化に前方に移動され、これによ
つて、4個の補助支持体6の各回動片17及びス
トツパー部材14の連結部が一斉に前方に移動さ
れ、第2図及び第6図に示されるように支持柱9
が一斉に下降してその脚11が床面3に接地し、
しかも基体2が少しく持上げられ、全部の車輪
4,5が第2図に示されるように床面3から上方
に離れる。これによつて運搬台車1が床面3上に
安定配置される。 続いて、操作部材51を前記と逆に上方に移動
操作して油圧によりピストン52を前方に引込め
ることにより、伝動レバー53及び作動レバー5
4を介して前側の左右一対の支持レバー31を倒
伏回動させると同時に連結棒33を介して後側の
左右一対の支持レバー32も同一量倒伏回動さ
せ、これによつて、載置台35を水平状態に下降
させ、その載置台35の下面をベツドの上面に当
接させる。 次に、ベツド側に位置する補助台43を圧縮ば
ね49の作用に抗して後方に移動させることによ
り、その前後の各嵌合片47の嵌合溝47Aをそ
れぞれストツパーピン40から後方に離隔させて
その係合保持作用を解除し、而して、その補助台
43をベツド側に回動させてベツドの上面に水平
配置し、この状態で載置台35上に横臥された患
者を補助台43上を経てベツド上に円滑かつ容易
に、しかも極めて安全に移すとができる。 患者を移し終えれば、補助台43を前記と逆に
起立回動させることにより、その前後の各嵌合片
47の嵌合溝47Aがストツパーピン40と対応
した時、これ等が圧縮ばね49の作用によつて自
動的に嵌合し、補助台43を起立位置に保持する
ことができる。 又、運搬台車1をベツトから離すには、上昇用
操作部材24を第2図から第1図に示される下方
位置に踏込むことにより、下降用操作部材21が
第1図に示されるように上方位置に上昇し、又、
連結棒19及び連結杆20が一体的に後方に移動
され、これによつて、4個の補助支持体6の各回
動片17及びストツパー部材14の連結部が一斉
に死点を経て後方に移動しコイルばね13の作用
によつて各支持柱9が一斉に上昇してその各脚1
1が床面3から上方に隔離し、これによつて、各
車輪4,5が第1図に示されるように床面3に接
地する。これによつて、運搬台車1を自由自在に
移動させることができる。
【発明の効果】
本発明は以上に詳述したように、特に、載置台
の外周に、手でつかんで運搬台車を移動操作する
ためのパイプを固定し、そのパイプの左右各直線
部分に、それぞれ前後方向に長い補助台を載置台
の外側で起状回動可能並びにパイプに沿つてスラ
イド可能に支持し、前記パイプの左右各直線部分
には、それぞれ前記補助台の位置規制用のストツ
パーピンを設け、前記各補助台の基部には、それ
ぞれ起立位置に於いてスライド方向から前記スト
ツパーピンと嵌合することによりその補助台を起
立位置に保持する嵌合溝を設け、前記各補助台の
基部とパイプの直線部分との間に、その補助台を
その嵌合溝がストツパーピンに嵌合する一方向に
付勢するばねを設け、更に、前記載置台の下方に
は、基部が前記駆動装置に連結されると共に操作
部が載置台の前後一側部の下方に配置され、かつ
その操作部を上下方向に移動することによつて前
記駆動装置を作動する操作部材を設けたものであ
る。したがつて、患者を載置台上に乗せて運搬台
車を移動するときには、その前側若しくは後側に
てパイプを手でしつかりつかむことができるの
で、運搬台車の前進、後退、方向変更等を極めて
容易に、しかも比較的軽快に実施することができ
る。而して、この移動に際して、左右の補助台を
起立し、その嵌合溝をパイプのストツパーピンに
嵌合することによつてその各補助台を起立位置に
保持しておけば、患者が載置台上に安全に確保さ
れ、落下させるような危険性がない。又、載置台
とベツトとの間で患者を移し替える際にその載置
台の高さを調節する場合は、載置台の側部下方に
位置する操作部材の操作部を起立した状態で操作
して駆動装置を容易に作動することができる。而
して、その移し替える際に、前記嵌合溝とストツ
パーピンとの係合を解除して補助台をベツト上に
倒伏することにより、患者をひきずるようにして
円滑、かつ容易に、しかも極めて安全に移すこと
ができ、患者に傷つけるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は車輪を床面上に接地させた状態の運搬
台車の側面図、第2図は補助支持体によつて車輪
を床面から上方に離隔させた状態の運搬台車の側
面図、第3図は運搬台車の正面図、第4図は載置
台の上面図、第5図は補助支持体及びその連結機
構の斜視図、第6図は一部を切欠して示す補助支
持体の拡大側面図出ある。 図中1は運搬台車、2は基体、3は床面、4,
5は車輪、31,32は支持レバー、31A,3
2Aは下側片、31B,32Bは上側片、33は
連杆、35は載置台、36は人体、39はパイ
プ、40はストツパーピン、43は補助台、47
Aは嵌合溝、49は圧縮ばね(ばね)、50は油
圧装置(駆動装置)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前後方向に長い基体の下側に床面にて転動す
    る複数の車輪を備え、前記基体の輪郭の内側であ
    つてその上部の前後複数箇所に、それぞれ中間部
    が水平な左右方向の軸線の周りに回動可能に支持
    された複数の支持レバーを設け、その各支持レバ
    ーの各上側片の上端部を、人体を横臥可能な載置
    台を受ける枠体の下側部に枢着連結し、前記各上
    側片と一体的に回動する各支持レバーの各下側片
    の下端部をその下端部の揺動方向に往復移動可能
    な連杆に連結し、少なくとも一部の前記支持レバ
    ーには、これを回動するための油圧装置の如き伸
    縮可能な駆動装置を連結した運搬台車に於いて、 前記載置台の外周に、手でつかんで運搬台車を
    移動操作するためのパイプを固定し、そのポイプ
    の左右各直線部分に、それぞれ前後方向に長い補
    助台を載置台の外側で起伏回動可能並びにパイプ
    に沿つてスライド可能に支持し、前記パイプの左
    右各直線部分には、それぞれ前記補助台の位置規
    制用のストツパーピンを設け、前記各補助台の基
    部には、それぞれ起立位置に於いてスライド方向
    から前記ストツパーピンと嵌合することによりそ
    の補助台を起立位置に保持する嵌合溝を設け、前
    記各補助台の基部とパイプの直線部分との間に、
    その補助台をその嵌合溝がストツパーピンに嵌合
    する一方向に付勢するばねを設け、更に、前記載
    置台の下方には、基部が前記駆動装置に連結され
    ると共に操作部が載置台の前後一側部の下方に配
    置され、かつその操作部を上下方向に移動するこ
    とによつて前記駆動装置を作動する操作部材を設
    けたことを特徴とする運搬台車。
JP62130761A 1987-05-27 1987-05-27 運搬台車 Granted JPS6323663A (ja)

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JPS6323663A JPS6323663A (ja) 1988-01-30
JPH053309B2 true JPH053309B2 (ja) 1993-01-14

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