JP2006044603A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送用走行体1に設けられた被搬送物支持台3を搬送経路中の特定区間に敷設されたカムレール40によって突き上げて上昇位置に切り換えるように構成された搬送装置において、上昇位置での被搬送物支持台3の保持機能を高めて安全性を向上させる。
【解決手段】被搬送物支持台3を昇降自在に支持するクロスリンク機構12の搬送用走行体1側に、当該クロスリンク機構12の起伏運動に伴ってほぼ水平方向に往復移動する被係止部33が設けられ、前記被搬送物支持台3が所定位置まで上昇したときに前記被係止部33に自動係合するロック用係止具34が設けられ、前記特定区間の終端部には、搬送用台車1の走行に伴い前記ロック用係止具34をロック解除姿勢に切り換えるロック解除用カム41が設けられた構成。
【選択図】図6

Description

本発明は、搬送用走行体に設けられた被搬送物支持台を搬送経路側に設けられたカムレールによって上昇位置に切り換えるように構成された搬送装置に関するものである。
この種の搬送装置は、特許文献1に記載のように、搬送用走行体に起伏自在なクロスリンク機構を介して被搬送物支持台が昇降自在に支持され、搬送経路中の特定区間には、前記クロスリンク機構に設けられた被操作部に作用して当該クロスリンク機構を起立させることにより前記被搬送物支持台を上昇位置に切り換えるカムレールが配設されたものである。
特開平7−172538号公報
而して、従来のこの種の搬送装置の構成によれば、例えば特許文献1に記載されるように、クロスリンク機構に設けられた被操作部がクロスリンクを突き上げる昇降ロッドで構成されている場合、当該被操作部(昇降ロッド)の材質劣化や重量オーバーの被搬送物が搭載されるなどで当該被操作部(昇降ロッド)が折損するような事故が生じたとき、当該被操作部(昇降ロッド)とカムレールとで上昇位置に保持されていた被搬送物支持台が重力で下降限位置まで衝撃的に落下することになり、人身事故などの重大な事故につながる恐れがあった。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る搬送装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、搬送用走行体1に起伏自在なクロスリンク機構12を介して被搬送物支持台3が昇降自在に支持され、搬送経路中の特定区間には、前記クロスリンク機構12に設けられた被操作部14に作用して当該クロスリンク機構12を起立させることにより前記被搬送物支持台3を上昇位置に切り換えるカムレール40が配設された搬送装置において、前記クロスリンク機構12の搬送用走行体1側に、当該クロスリンク機構12の起伏運動に伴ってほぼ水平方向に往復移動する被係止部33が設けられ、前記被搬送物支持台3が所定位置まで上昇したときに前記被係止部33に自動係合するロック用係止具34が設けられ、前記特定区間の終端部には、搬送用走行体1の走行に伴い前記ロック用係止具34をロック解除姿勢に切り換えるロック解除用カム41が設けられた構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、前記クロスリンク機構12が、並設されて互いに連動する2つのクロスリンク13a,13bを備えている場合、前記被係止部33は、前記2つのクロスリンク13a,13b間に架設された搬送用走行体1側のスライド支点軸25で構成することができる。
また、請求項3に記載のように、被搬送物支持台3の上昇位置の高さが異なる複数の特定区間が設けられている場合、前記ロック用係止具34には、各特定区間での被搬送物支持台3の上昇位置に対応して複数の係止部34b,34cを設けることができる。
上記構成の本発明に係る搬送装置によれば、仮にクロスリンク機構側の被操作部が折損するような事態が生じても、クロスリンク機構側の被係止部に自動係合しているロック用係止具が当該クロスリンク機構の倒伏運動、即ち、被搬送物支持台の降下運動を阻止することになり、当該被搬送物支持台が衝撃的に落下することに起因する重大な事故を回避でき、安全性を高めることができる。しかも、特定区間の始端部でクロスリンク機構を起立状態にロック(被搬送物支持台を上昇位置でロック)したり、特定区間の終端部でそのロック状態を解除するための特別な操作や電源を必要とするアクチェーターは不要であり、作業性を低下させるような不都合や大幅なコストアップを伴うことなく容易に実施できる。
尚、前記被係止部は、クロスリンク機構の搬送用走行体側のスライド支点軸に近い位置でクロスリンクに設けることもできるが、この場合、前記被係止部は、クロスリンク機構の起伏運動に伴って若干上下にも移動することになる。従って、前記被係止部は、クロスリンク機構の搬送用走行体側のスライド支点と同心状に設けることが望ましいが、特に、並設されて互いに連動する2つのクロスリンクを備えたクロスリンク機構である場合、請求項2に記載の構成によれば、その2つのクロスリンク間に架設された搬送用走行体側のスライド支点軸で前記被係止部を兼用させることができ、構造を簡素化して安価に実施できる。また、当該スライド支点軸は上下動を伴わないので、ロック用係止具の自動係合動作も確実に行わせることができる。
また、請求項3に記載の構成によれば、1つのロック用係止具を使用しながら、高さの異なる複数の上昇位置で被搬送物支持台をロックすることができ、各上昇位置ごとに対応させて複数のロック用係止具と各ロック用係止具に対応するロック解除用カムとを設ける場合よりも構造が簡単で安価に実施することができる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1は、昇降自在な被搬送物支持台を備えた摩擦駆動形式の台車利用の搬送装置の基本構成を例示するもので、1は走行方向に長い平面長方形の搬送用走行体であって、左右一対前後二組の車輪ユニット2a〜2dと、昇降自在な被搬送物支持台3とを備えている。各車輪ユニット2a〜2dは、搬送経路に沿って敷設された左右一対のガイドレール4a,4bの上を転動する車輪5を有すると共に、左右の片側(図示例では左側)の前後2つの車輪ユニット2a,2cには、ガイドレール4aを左右両側から挟む振れ止め用垂直軸ローラー6が設けられている。この搬送用走行体1は、搬送経路中の適当箇所に併設された摩擦駆動手段7によって推進される。この摩擦駆動手段7は従来周知のもので、搬送用走行体1にその全長にわたって連続するように形成された左右一対の互いに平行な垂直摩擦面8a,8bの内、一方の摩擦面8aに当接する駆動摩擦輪9と当該駆動摩擦輪9を回転駆動するモーター10、及び駆動摩擦輪9との間で搬送用走行体1を挟むように他方の摩擦面8bに当接するバックアップローラー11から構成されている。
尚、搬送用走行体1を推進させる手段として摩擦駆動手段7を例示したが、車輪5の少なくとも一つをモーター駆動する方式や、搬送用走行体1の搬送経路に沿って移動するように張設された駆動チエンと搬送用走行体1とを係合させて当該駆動チエンで搬送用走行体1を推進させる方式など、他の如何なる方式の推進手段であっても良い。また、摩擦駆動手段7を利用する場合に搬送用走行体1側に必要な垂直摩擦面8a,8bは、図示のように搬送用走行体1の左右両側面をそのまま転用しても良いし、他の部材を取り付けて構成しても良い。更に、搬送用走行体1として個々に独立した台車を利用しているが、スラットコンベヤのように搬送経路方向に連続する搬送用走行体1上に、適当間隔おきに被搬送物支持台3が配設された搬送装置であっても良い。
被搬送物支持台3は、この被搬送物支持台3の下側で搬送用走行体1との間に介装されたクロスリンク機構12により垂直に昇降移動可能に支持されている。このクロスリンク機構12は、左右一対のクロスリンク13a,13bと被操作部14とを備えている。搬送用走行体1の搬送経路中の特定区間、即ち、被搬送物支持台3を上昇位置に上げておく特定区間には、前記クロスリンク機構12の被操作部14に作用して当該クロスリンク機構12を起立させ、以て被搬送物支持台3を上昇位置に上げるカムレール40が敷設されている。
図2〜図4は、本発明に基づいて構成されたクロスリンク機構12の一実施形態を示すもので、当該クロスリンク機構12が備える左右一対のクロスリンク13a,13bは、中央交叉部が左右水平方向の共通中央支点軸16の両端部で枢着された2本のリンク15a,15bから成り、各2本のリンク15a,15bの内、内側になる両リンク15aの前端部は、搬送用走行体1側の平面矩形枠状フレーム17の前端部上側の左右両側に設けられた左右一対の軸受け部材18に互いに同心状の左右水平方向の位置固定支点軸19により上下揺動自在に枢着され、当該両リンク15aの後端部は、左右水平方向の共通スライド支点軸20によって連結されると共に、当該共通スライド支点軸20の両端に支承されたローラー21が、被搬送物支持台3の後端部下側の左右両側に設けられた前後方向スライドガイド22に前後方向に転動可能に嵌合されている。各2本のリンク15a,15bの内、外側になる両リンク15bの前端部は、被搬送物支持台3の前端部下側の左右両側に設けられた左右一対の軸受け部材23に互いに同心状の左右水平方向の位置固定支点軸24により上下揺動自在に枢着され、当該両リンク15bの後端部は、左右水平方向の共通スライド支点軸25によって連結されると共に、当該共通スライド支点軸25の両端に支承されたローラー26が、搬送用走行体1側の平面矩形枠状フレーム17の後端部上側の左右両側に設けられた前後方向スライドガイド27に前後方向に転動可能に嵌合されている。
図2〜図4に示すクロスリンク機構12の被操作部14は、左右一対のクロスリンク13a,13bを構成する各2本のリンク15a,15bの内、内側になる両リンク15aの前端部近傍位置で両リンク15aどうしを互いに連結一体化する左右水平方向の連結部材28の中央部下側に軸受け部材29と左右水平方向の支軸30とを介して支承されたカム従動ローラー31によって構成されている。このカム従動ローラー31は、図2に示すように被搬送物支持台3が下降限位置にあるとき、搬送用走行体1の底面よりも下方に突出している。
また、上記のクロスリンク機構12には、被搬送物支持台3を上昇位置でロックするロック手段32が併設されている。このロック手段32は、左右一対のクロスリンク13a,13bを構成する各2本のリンク15a,15bの内、外側になる両リンク15bの後端部間に架設された前記共通スライド支点軸25を被係止部33とし、この被係止部33に対して自動係合する左右一対の係止具34を備えたものである。各係止具34は、図3及び図4に示すように、被操作部14のカム従動ローラー31に対して左右振り分け状態に配置されたもので、搬送用走行体1側の平面矩形枠状フレーム17の前後方向中間位置で左右横方向に架設された補強材34を利用して配設された左右二組の軸受け部材35に互いに同心状の左右水平方向の支軸36により上下揺動自在に軸支され、各係止具34に付設された当接部材37が前記軸受け部材35に受け止められるホームポジションに重力により保持されている。また、各係止具34には、下向きにアーム部34aが一体に連設され、このアーム部34aの下端に互いに同心状の左右水平方向の支軸38を介してカム従動ローラー39が支承されている。このカム従動ローラー39は、搬送用走行体1の底面よりも下方に突出している。
被搬送物支持台3は、通常は重力により図2に示す下降限位置まで降下して安定している。このときの被搬送物支持台3の下降限位置は、搬送用走行体1側に立設した高さ調整可能な支持具(従来周知のもので、図示省略している)によって決められる。このように被搬送物支持台3が下降限位置にあるときは、クロスリンク機構12の左右一対のクロスリンク13a,13bは、図2に示すように倒伏状態にあって、被操作部14のカム従動ローラー31は、搬送用走行体1の底面から下方に最大量突出している。
而して、走行する搬送用走行体1が被搬送物支持台3を上昇位置に上げておく特定区間に進入すると、図5に示すように、被操作部14のカム従動ローラー31がカムレール40に乗り上げて行き、カムレール40が被操作部14のカム従動ローラー31及び連結部材28を介して左右一対のクロスリンク13a,13bの内側のリンク15aを突き上げることになる。従って、左右一対のクロスリンク13a,13bが連動して起立運動することになり、当該左右一対のクロスリンク13a,13bで支持されている被搬送物支持台3が水平姿勢を保ったまま上昇移動することになる。このとき、左右一対のクロスリンク13a,13bにおける上下各共通スライド支点軸20,25がローラー21,26及びスライドガイド22,27を介して水平前方にスライドすることになるが、被搬送物支持台3が上昇位置に達する直前に下側の共通スライド支点軸25(被係止部33)が左右一対の係止具34をその先端下側の傾斜面を介して押し上げながら通過し、被搬送物支持台3が上昇位置に達したとき、即ち、被操作部14のカム従動ローラー31がカムレール40の最上平坦面に達したとき、当該下側の共通スライド支点軸25(被係止部33)に対して左右一対の係止具34の凹入係止部34bが上から重力で嵌合係止することになる。勿論、各係止具34を下向きに強制付勢するスプリングを併用しても良い。
上記のように、搬送用走行体1が特定区間に進入したとき、下降限位置にあった被搬送物支持台3がカムレール40とクロスリンク機構12との働きで上昇位置に上げられるが、このときロック手段32の係止具34が自動的にクロスリンク機構12における被係止部33(下側の共通スライド支点軸25)に自動係合し、左右一対のクロスリンク13a,13bが起立状態から倒伏運動するのを阻止する。即ち、被搬送物支持台3が上昇位置から下降するときの、起立状態のクロスリンク13a,13bの共通スライド支点軸25(被係止部33)の後方へのスライドを、当該共通スライド支点軸25(被係止部33)に嵌合している両係止具34の凹入係止部34bが阻止するので、仮に、被搬送物支持台3を上昇位置に上げておく特定区間内を搬送用走行体1が走行中に、カムレール40によって押し上げられている被操作部14(カム従動ローラー31)が何らかの原因で破損したりして、当該各レール40によるクロスリンク13a,13bに対する突き上げ作用がなくなっても、換言すれば、前記特定区間の始端部と終端部との間ではカムレール40がない状態であっても、被搬送物支持台3を上昇位置に確実に保持させることができる。
被搬送物支持台3を上昇位置に上げておく特定区間の終端部には、図6に示すように搬送用走行体1の搬送経路側にロック解除用カム41が敷設されている。このロック解除用カム41は、搬送用走行体1の走行に伴って係止具34のカム従動ローラー39が乗り上げるように、各係止具34に対応してカムレール40の左右両側に配置されたもので、当該ロック解除用カム41にカム従動ローラー39が乗り上げて係止具34が重力に抗して上方に揺動し、当該係止具34の凹入係止部34bがクロスリンク機構12側の共通スライド支点軸25(被係止部33)から上方に離脱した後、クロスリンク機構12の被操作部14であるカム従動ローラー31がカムレール40の終端下り勾配部を下って、クロスリンク13a,13bが倒伏運動し、共通スライド支点軸25(被係止部33)が係止具34の凹入係止部34bの真下位置から後方に離れるように、長さと位置とが設定されている。従って、前記特定区間の終端部では、自動的にロック手段32による被搬送物支持台3の上昇位置でのロック作用が解除された後、カムレール40とクロスリンク機構12との作用により、上昇位置に保持されていた被搬送物支持台3が下降限位置まで降下せしめられることになる。
尚、特定区間における被搬送物支持台3の上昇位置の高さは、カムレール40による被操作部14(カム従動ローラー31)の突き上げ高さ、即ち、カムレール40の高さによって決まることになるが、図7に示すように、搬送用走行体1の搬送経路中に、被搬送物支持台3を高レベルHまで上昇させるための高さの高いカムレール40Hが敷設された特定区間と、被搬送物支持台3を低レベルLまで上昇させるための高さの低いカムレール40Lが敷設された特定区間とが混在している場合には、ロック手段32の係止具34には、カムレール40Hによってクロスリンク13a,13bを突き上げたときの共通スライド支点軸25(被係止部33)の位置に対応する凹入係止部34bと、カムレール40Lによってクロスリンク13a,13bを突き上げたときの共通スライド支点軸25(被係止部33)の位置に対応する凹入係止部34cとを、前後方向に並設すれば良い。
この構成によれば、カムレール40Hによって被搬送物支持台3を高レベルHまで上昇させたときは、係止具34の支軸36に近い側の凹入係止部34bによってクロスリンク13a,13bの共通スライド支点軸25(被係止部33)がロックされ、カムレール40Lによって被搬送物支持台3を低レベルLまで上昇させたときは、係止具34の支軸36から遠い側の凹入係止部34cによってクロスリンク13a,13bの共通スライド支点軸25(被係止部33)がロックされる。また、カムレール40Hを備えた特定区間とカムレール40Lを備えた特定区間の何れにおいても、その終端部には、図8に示すように、係止具34のカム従動ローラー39に作用して当該係止具34を、その凹入係止部34b,34cの何れもが共通スライド支点軸25(被係止部33)のスライド経路より上方に離れる高さまで押し上げることができる高さを有すると共に、後方にスライドする共通スライド支点軸25(被係止部33)がこれら凹入係止部34b,34cよりも後方に離れるまで押し上げておける長さを有するロック解除用カム41を敷設しておくことにより、被搬送物支持台3が降下を始める前にロック手段32によるクロスリンク13a,13bの起立状態でのロックを解除することができる。
尚、上記の実施形態では、係止具34に前後2つの凹入係止部34b,34cを設けたが、カムレール40Hによって高レベルHまで被搬送物支持台3を上昇させたときに起立状態のクロスリンク13a,13bをロックする凹入係止部34bのみを備えた係止具と、カムレール40Lによって低レベルLまで被搬送物支持台3を上昇させたときに起立状態のクロスリンク13a,13bをロックする凹入係止部34cのみを備えた係止具とを各別に設けることもできる。この場合、少なくとも凹入係止部34bを備えた一方の係止具を押し上げるロック解除用カム41は、当該凹入係止部34bの位置から後方にスライドする共通スライド支点軸25(被係止部33)が再び他方の係止具の凹入係止部34cに係合しないように、当該凹入係止部34cを備えた他方の係止具も同時に押し上げるように構成しておく必要がある。
また、上記の実施形態では、クロスリンク機構12の被操作部14として、クロスリンク13a,13bを構成するリンク15a,15bの内、搬送用走行体1側に位置固定の支点軸19を有するリンク15aにカム従動ローラー31を設けたが、図1Aに示すように、搬送用走行体1に昇降自在に支持させた昇降ロッド42で構成された被操作部14であっても良い。この場合、昇降ロッド42の下端にはカムレール40に作用するカム従動ローラーが設けられ、昇降ロッド42の上端には、前記リンク15a側に軸支されたローラーを突き上げる突き上げ台が設けられる。従って、カムレール40が昇降ロッド42を突き上げることにより、当該昇降ロッド42がその上端の突き上げ台と前記リンク15a側のローラーとを介してクロスリンク13a,13bを起立させることになる。この場合、昇降ロッド42によるクロスリンク側の突き上げ位置は、リンク15a,15bを互いに枢着する共通中央支点軸16の位置であっても良い。このような昇降ロッド42から成る被操作部14を採用しているときは、大荷重の被搬送物を取り扱う搬送装置の場合に当該昇降ロッド42が座屈折損する可能性が高いので、特に本発明によるロック手段32の併用は効果がある。
また、ロック用係止具34が係合するクロスリンク13a,13b側の被係止部33として、クロスリンク13a,13bにおける搬送用走行体1側の共通スライド支点軸25を利用したが、このような共通スライド支点軸25が存在しないときは、スライド支点軸25の近くでリンク15bに、ロック用係止具34が係合する被係止部33を形成するための部材を付設しても良い。
A図は台車利用の搬送装置の基本構成を例示する一部縦断概略側面図であり、B図は同概略平面図である。 本発明に係るロック手段を備えたクロスリンク機構を示す縦断側面図である。 同クロスリンク機構がカムレールにより起立動作した状態を示す縦断背面図である。 同クロスリンク機構の倒伏状態での横断平面図である。 同クロスリンク機構がカムレールにより起立動作した状態を示す縦断側面図である。 同クロスリンク機構のロック手段がロック解除操作されたときの状態を示す縦断側面図である。 本発明の第二実施形態であって、クロスリンク機構がカムレールにより起立動作した状態を示す縦断背面図である。 同第二実施形態において、クロスリンク機構のロック手段がロック解除操作されたときの状態を示す縦断側面図である。
符号の説明
1 搬送用走行体
3 被搬送物支持台
12 クロスリンク機構
13a,13b 左右一対のクロスリンク
14 被操作部
15a,15b リンク
16 共通中央支点軸
19,24 位置固定支点軸
20,25 共通スライド支点軸
21,26 ローラー
22,27 前後方向スライドガイド
28 連結部材
31 カム従動ローラー(被操作部)
32 ロック手段
33 被係止部(共通スライド支点軸25)
34b,34c 係止部
39 カム従動ローラー
40 カムレール
41 ロック解除用カム
42 昇降ロッド(被操作部)

Claims (3)

  1. 搬送用走行体に起伏自在なクロスリンク機構を介して被搬送物支持台が昇降自在に支持され、搬送経路中の特定区間には、前記クロスリンク機構に設けられた被操作部に作用して当該クロスリンク機構を起立させることにより前記被搬送物支持台を上昇位置に切り換えるカムレールが配設された搬送装置において、前記クロスリンク機構の搬送用走行体側に、当該クロスリンク機構の起伏運動に伴ってほぼ水平方向に往復移動する被係止部が設けられ、前記被搬送物支持台が所定位置まで上昇したときに前記被係止部に自動係合するロック用係止具が設けられ、前記特定区間の終端部には、搬送用走行体の走行に伴い前記ロック用係止具をロック解除姿勢に切り換えるロック解除用カムが設けられた、搬送装置。
  2. 前記クロスリンク機構が、並設されて互いに連動する2つのクロスリンクを備え、前記被係止部が、前記2つのクロスリンク間に架設された搬送用走行体側のスライド支点軸で構成されている、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 被搬送物支持台の上昇位置の高さが異なる複数の特定区間が設けられ、前記ロック用係止具には、各特定区間での被搬送物支持台の上昇位置に対応して複数の係止部が設けられている、請求項1または2に記載の搬送装置。
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