JP3015402U - 重量物搬送装置 - Google Patents

重量物搬送装置

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JP3015402U
JP3015402U JP1995002563U JP256395U JP3015402U JP 3015402 U JP3015402 U JP 3015402U JP 1995002563 U JP1995002563 U JP 1995002563U JP 256395 U JP256395 U JP 256395U JP 3015402 U JP3015402 U JP 3015402U
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鴻奠 吉兼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量物を簡易かつ安価な構造で迅速に搬送す
ることが可能な重量物搬送装置を提供する。 【構成】 本装置は、車輪2A〜2Dにより移動自在
で、地上Eに置かれた重量物Wを受け入れる受入れ空間
11を設けた架台1と、地上よりもやや高い位置で上記
架台1に設けられ、バネ部材31により水平面内で上記
受入れ空間11内へ突出付勢された可動床3A〜3D
と、上記架台1に設けられ、操作レバー4と機械的に連
動してその操作方向と操作量に応じて昇降作動をなし、
上記可動床3A〜3Dを退出させつつ上記受入れ空間1
1内に受け入れられた重量物Wを支持してこれを上記可
動床3A〜3Dよりも高い位置へ上昇させる昇降機構5
A,5Bとを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は重量物搬送装置に関し、特にモータ等の原動機を使用することなく地 上の重量物を持ち上げ搬送できる簡易かつ安価な重量物搬送装置に関する。本考 案は、パチンコ球入りケース、ビール瓶入りケース等の重量物の搬送に広く利用 される。
【0002】
【従来の技術】
簡易な重量物の搬送装置としては、キャスタ輪を設けた架台上にフラットな載 せ面を形成して、この載せ面上に重量物を載置し、架台に設けた手押しハンドル で全体を移動させる搬送装置が多用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の搬送装置では、載せ面は地上に比較的近い位置にあるもの の、パチンコ玉を満載した収納箱の如き重量物を中腰で、載せ面上へ引き上げる のはかなりの労力を要していた。一方、モータ等を使用したフォークリフト型の ものもあるが、減速機構等が複雑となり大型で高価なものになるとともに、減速 機構が介在するために迅速な昇降作動は困難である。
【0004】 本考案はかかる課題を解決するもので、重量物を簡易かつ安価な構造で迅速に 搬送することが可能な重量物搬送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の重量物搬送装置は、車輪2A〜2Dにより移動自在で、地上Eに置か れた重量物Wを受け入れる受入れ空間11を設けた架台1と、地上よりもやや高 い位置で上記架台1に設けられ、バネ部材31により水平面内で上記受入れ空間 11内へ突出付勢された可動床3A〜3Dと、上記架台1に設けられ、操作レバ ー4と機械的に連動してその操作方向と操作量に応じて昇降作動をなし、上記可 動床3A〜3Dを退出させつつ上記受入れ空間11内に受け入れられた重量物W を支持してこれを上記可動床3A〜3Dよりも高い位置へ上昇させる昇降機構5 A,5Bとを具備することを特徴とする。
【0006】 ここで、「重量物」とは、収納された内部重量物を箱、容器に収納された全体 の重量物でもよいし、箱等に収容されないその物自体等でもよい。更に、この重 量物としては、例えば、上端外周側の全部又はその一部にフレア形状の係止用突 起を有する、パチンコ球入りケース又はビール瓶入りケース等とすることができ る。また、この重量物としては、別体である係止用突起(S字状物等)が取付け られ、掛止され若しくは引っ掛けされて構成される係止用突起付き重量物も適用 される。また、上記重量物に設けられる「係止用突起」は、通常、この重量物の 上端外周側に設けられるが、これに限らず、係止・支持できる場所にしかもそれ が可能な突起形状であればよい。例えば、その外周全部でなくても、少なくとも 両側に設けられておればよいし、その数も安定して係止・支持できる範囲にて選 択されるし、その上端側でなく中間部側に設けられていてもよいし、略全体に下 方に延在するフレア形状のものでもよいし、係止できるようなフック形状のもの を数カ所に形成若しくは取着したものでもよい。また、以上の点は、他の本発明 についても、同様に適用される。
【0007】 上記昇降機構5A,5Bは、第2考案に示すように、上記操作レバー4に連結 されて引き起こし回動せしめられる平行リンク52,53を有し、該平行リンク 52,53に上記重量物Wを支持する支持部58を設けるものとすることができ る。 また、上記昇降機構5A,5Bは、第3考案に示すように、上記操作レバー4 に連結されて直線動せしめられるカム部材591と、カム部材591のカム面5 91aに当接して垂直のガイド孔593内をカム部材591の移動に伴い上下動 するガイドピン594とを有し、該ガイドピン594に上記重量物Wを支持する 支持部58を設けるものとすることができる。
【0008】 上記重量物Wを支持する支持部は、第4考案に示すように、上記重量物Wに形 成された係止用突起W1に上昇途中で係合してこれを押し上げる係止体58を有 しているものとすることができる。 上記係止体58は、第5考案に示すように、樹脂製とし、又は、上記重量物W との接触部分に樹脂板を貼付したものとすることができる。 上記架台1は、第6考案に示すように、平行に伸びる左右の脚部12,13を 有し、これら脚部12,13間に上記受入れ空間11が形成されているものとす ることができる。
【0009】 上記可動床3A〜3Dは、第7考案に示すように、基端が回動自在に架台1に 結合されて、上記バネ部材31により受入れ空間11内へ進出付勢されており、 受入れ空間11内へ進入した上記重量物Wに当接して上記バネ部材31のバネ力 に抗して回動退出せしめられるものとすることができる。 また、上記可動床は、第8考案に示すように、少なくとも2以上の案内溝を有 し、上記架台は該案内溝を案内されるピンを有し、該可動床は該ピンにより平行 移動可能な状態で該架台1に結合され、バネ部材により受入れ空間11内へ突出 付勢されており、受入れ空間11内へ進入した上記重量物Wに当接して上記バネ 部材のバネ力に抗して退出せしめられるものとすることができる。 更に、上記可動床3A〜3Dは、第9考案に示すように、対になって複数が設 けられて、互いに対向して上記受入れ空間11内へ突出するものである。また、 この可動床には、第10考案に示すように、ワイヤ状体の先端が取り付けられる ものとし、該ワイヤ状体の他端には変移操作手段が取り付けられるものとするこ とができる。更に、この可動床には、第11考案に示すように、上記架台とシリ ンダ状体を介して結合され、該シリンダ状体は管状体を介して容積操作手段が取 り付けられるものとすることができる。
【0010】 上記架台1は、第12考案に示すように、穴状のハンドル接続手段を有するも のとし、略コの字状のハンドルを、該ハンドル接続手段に挿入することで着脱可 能に立設配置することができる。 上記ハンドルの下方に、第13考案に示すように、両端でぶら下がる形で上下 に回動可能な略コの字状の係止具を取り付け、上記架台に該係止具が係止される 鉤部を設け、上記ハンドルの挿入により該係止具が該鉤部に自然に係止されるも のとすることができる。
【0011】 また、上記ハンドルの各足部(左右辺の立設部)には、第14考案に示すよう に、上記受入れ空間を囲う形で、ガード部(L字状若しくはF字状等)が取付け られた構成とすることができる。 第15考案に示すように、上記架台1は、上記ガード部の水平面上での位置を 固定するための上に向けて開口している凹部を有するものとし、該ガード部は該 凹部に嵌合する凸部を有し、且つ、上記ハンドルに対して上下動自在に取り付け られているものとすることができる。 上記ガード部は、第16考案に示すように、上記ハンドルの上記コの字の足に 対してそれぞれ回動自在に取り付けられているものとすることができる。 上記操作レバーは、第17考案に示すように、回動可能な関節を備えているも のとすることができる。
【0012】 第18考案の重量物搬送装置は、車輪により移動自在で、地上に置かれた重量 物を受け入れる受入れ空間を設けた架台と、地上よりもやや高い位置で、該受入 れ空間に対して出入自在に上記架台に設けられ、該受入れ空間内へ突出付勢され た可動床と、上記架台に設けられて、操作レバーに連動して昇降作動をなし、上 記可動床を退出させつつ上記受入れ空間内に受け入れられた重量物を支持してこ れを上記可動床よりも高い位置へ上昇させる昇降機構とを具備し、 上記架台は平行に伸びる左右の脚部を有し、これら脚部間に上記受入れ空間が 形成されており、上記可動床は基端が回動自在に架台に結合されて、バネ部材に より受入れ空間内へ突出付勢されており、受入れ空間内へ進入した上記重量物に 当接して上記バネ部材のバネ力に抗して回動退出せしめられるものであり、且つ 、対になって複数が設けられていて、互いに対向して上記受入れ空間内へ突出す るものであり、更に、ワイヤ状体の先端が取り付けられ、該ワイヤ状体の他端に 取り付けられる変移操作手段を操作することで上記受入れ空間内から退出せしめ られるものであり、上記昇降機構は、上記操作レバーに連結されて引き起こし回 動せしめられる平行リンクを有しており、該平行リンクは、上記重量物を支持す る支持部と接続されており、該支持部は、上記重量物に形成された係止用突起に 上昇途中で係合してこれを押し上げる係止体を有しており、上記架台は穴状のハ ンドル接続手段を有し、略コの字状のハンドルが、該ハンドル接続手段に挿入さ れることで着脱可能に立設配置されることを特徴とする。
【0013】 第19考案の重量物搬送装置は、上記第18考案の装置に示す、上記架台、上 記可動床及び上記昇降機構を具備し、 上記架台は平行に伸びる左右の脚部を有し、これら脚部間に上記受入れ空間が 形成されており、上記可動床は案内溝を有し、上記架台は該案内溝を案内される ピンを有し、該可動床は該ピンにより平行移動可能な状態で該架台に結合され、 バネ部材により受入れ空間内へ突出付勢されており、受入れ空間内へ進入した上 記重量物に当接して上記バネ部材のバネ力に抗して退出せしめられるものであり 、且つ、対になって複数が設けられていて、互いに対向して上記受入れ空間内へ 突出するものであり、更に、上記架台とシリンダ状体を介して結合され、該シリ ンダ状体が取り付けられている管状体の他端に取り付けられている容積操作手段 を操作することで上記受入れ空間内から退出せしめられるものであり、上記昇降 機構は、上記操作レバーに連結されて直線動せしめられるカム部材と、該カム部 材のカム面に当接して垂直のガイド孔内をカム部材の移動に伴い上下動するガイ ドピンとを有しており、該ガイドピンは、上記重量物を支持する支持部に接続さ れており、該支持部は、上記重量物に形成された係止用突起に上昇途中で係合し てこれを押し上げる係止体を有しており、上記架台は穴状のハンドル接続手段を 有し、略コの字状のハンドルが、該ハンドル接続手段に挿入されることで着脱可 能に立設配置されることを特徴とする。
【0014】
【作用】
本第1考案において、架台1を地上Eに置かれた重量物Wの近くへ移動し、受 入れ空間11を重量物Wに向けてこの方向へ架台1を押しやると、重量物Wは、 受入れ空間11内にある可動床3A〜3Dに当接してこれを、この空間11から 退出させつつ相対的に受入れ空間11内へ進入する。この状態で操作レバー4を 一方向へ操作すると、昇降機構5A,5Bが作動して重量物Wを係止しつつ、こ れを上記可動床3A〜3Dよりも高い位置へ上昇させる。これにより、重量物W と可動床3A〜3Dの当接状態が解消されて、可動床3A〜3Dはバネ部材31 の付勢力により再び受入れ空間11内へ突出進入する。この後、操作レバー4を 戻し操作すると昇降機構5A,5Bにより重量物Wは下降し、突出状態にある上 記可動床3A〜3Dの上に載置される。従って、可動床3A〜3D上に重量物W を載せた架台1を目的地へ移動させる。可動床3A〜3Dは地上に比較的近い位 置に設けられるから、昇降機構5A,5Bの昇降量は小さくて良く、これと機械 的に連結された操作レバー4の操作量も小さくできる。本構成によれば、モータ や減速機構を設ける必要がないから、全体がコンパクトになる。
【0015】 本第2考案においては、昇降機構5A,5Bに平行リンクを備えることで、重 量物を支持する支持部を簡易に昇降させることができる。 本第3考案においては、昇降機構にカム部材とガイドピンを備えているため、 支持部58を水平方向の揺動なく垂直に上下動させることができる。 本第4考案においては、支持部に係止体を備えているため、係止用突起を有す る重量物Wを底面以外の部分で簡易に支持することができる。 本第5考案においては、係止体の重量物との接触部分が樹脂であるため、係止 用突起を有する重量物Wを傷を付けることなく支持することができる。 本第6考案においては、架台に平行に伸びる左右の脚部を有するため、その脚 部の間の受入れ空間11内で重量物を安定的に支持することができる。
【0016】 本第7考案においては、可動床は基端が回動自在に架台に結合されて、バネ部 材により受入れ空間内へ突出付勢されているため、受入れ空間内へ進入した重量 物に当接して上記バネ部材のバネ力に抗して回動退出される。また、昇降機構に より重量物が持ち上げられたときは、バネ力によって、自動的に可動床は受入れ 空間内、即ち、重量物の下に進入することができる。 本第8考案は、可動床が回転運動するのではなく、平行移動するほかは第7考 案と同様の作用を有する。 本第9考案においては、可動床は対になって複数が設けられて、互いに対向し て上記受入れ空間内へ突出するため、重量物の重量を左右の可動床で安定的に支 えることができる。
【0017】 本第10考案においては、可動床にワイヤ状体の先端が取り付けられ、該ワイ ヤ状体の他端には変移操作手段が取り付けられているため、可動床は、変移操作 手段を操作することで上記受入れ空間内から退出されることができる。即ち、一 旦可動床上に積載した重量物を、再び昇降機構で持ち上げ、可動床を受入れ空間 内から退出させ、昇降機構で重量物を床の上に下ろすことができる。 本第11考案においては、変移を流体によって可動床に伝えるほかは、第10 考案と同様の効果を有する。
【0018】 本第12考案においては、架台は穴状のハンドル接続手段を有し、略コの字状 のハンドルが、ハンドル接続手段に挿入されることで着脱可能に立設配置される ため、架台を動かさないときには、架台からハンドルを取り外しておくことがで きる。 本第13考案においては、ハンドルの下方には上下に回動可能な略コの字状の 係止具が取り付けられ、上記架台には該係止具が係止される鉤部が設けられてい るため、ハンドルの挿入により該係止具が該鉤部に自然に係止される。 本第14考案においては、上記受入れ空間を囲う形で、コの字の足にそれぞれ 取り付けられているガード部を有するため、上記重量物が重心の高い物である場 合に、その転倒並びに転倒を引き起こす障害物との接触を防止することができる 。
【0019】 本第15考案においては、上記架台は、上に向けて開口している凹部を有し、 該ガード部は該凹部に嵌合する凸部を有するため、該凸部が該凹部に嵌合するこ とで、上記ガード部に力がかかった場合にも該ガード部が動かされにくくなる。 また、該ガード部が上記ハンドルに対して上下動自在に取り付けられているため 、該ハンドルを上記架台に取り付けるときに、同時に上記凹部と上記凸部の位置 合わせをする必要がなく、該ガード部を上げた状態で、まず該ハンドルを上記架 台に取り付け、その後に上記凹部と上記凸部の位置合わせをして該ガード部を下 ろし、該凹部と該凸部を嵌合させることができる。 本第16考案においては、上記ガード部は、上記ハンドルのコの字の足に対し て回動自在に取り付けられているため、該ガード部は、該ハンドルが上記架台か ら外されている状態ではコンパクトに折り畳むことができる。 本第17考案においては、操作レバーに回動可能な関節を備えているため、操 作レバーを使用しないときには、操作レバーを折り畳むことができる。 本第18考案若しくは本第19考案においては、上記に示すような効果を種々 備えた、大変有用なものである。
【0020】
【実施例】
以下、実施例により本考案を具体的に説明する。 実施例1 図1には重量物搬送装置の全体側面図を、図2にはその架台部の平面図を、図 3には重量物搬送装置の正面図を示す。これらの図において、架台1は左右を平 行に伸びる脚部12,13と、これら脚部12,13の一端上面間に架設された 横板14とより構成されて、全体が平面視で略コ字形をなし、脚部12,13と 横板14に囲まれて前方(図2の左側)へ開放する長方形の受入れ空間11が形 成されている。各脚部12,13の先端には平面視で矩形筒状をなす枠部121 ,131が設けられて、これら枠部121,131内に車輪2A,2Bが軸支さ れている。また、上記横板14の中央部下面には左右位置に、自在に方向を変え 得るキャスタ輪2C,2Dが設けてある。
【0021】 左右の上記脚部12,13には前後位置に可動床3A〜3Dが設けてある。こ れら可動床3A〜3Dは前側面が傾斜する略台形の板体で、左右の各対3A,3 B及び3C,3Dが先端33間に所定の間隔を形成して各脚部12,13に取り 付けられている。即ち、各可動床3A〜3Dは基部前端が脚部12,13下面に 支軸32により回動自在に結合されており、基部後端と脚部12,13側面との 間に張設したコイルバネ31により、図示の如く、各先端33が受入れ空間11 内へ突出せしめられている。
【0022】 左右の脚部12,13上にはこれに沿って昇降機構5A,5Bを構成する支持 アーム51が位置しており、支持アーム51の前後端は、斜め後下方へ伸びるリ ンクアーム52,53により脚部12,13側面に結合されている。後側リンク アーム53のやや後方には、脚部12,13側面より斜め後上方へ伸びるリンク アーム54が設けられ、その先端と上記リンクアーム53の先端とがリンクアー ム55で結ばれている。左右のリンクアーム54はビーム56により結合され、 該ビーム56の中央には、後上方へ伸びる足踏み式の操作レバー4が設けてある 。
【0023】 上記横板14上にはパイプ材をコの字状に屈曲成形した手押しハンドル15が 立設され、該ハンドル15の左右辺151,152からは前方へ水平にコ字形の ガード部16が突出している。上記ビーム56と手押しハンドル15の間にはコ イルバネ17が設けられ、このバネ力により操作レバー4は図1に示す上方位置 に保持されている。従って、操作レバー4を足で押し下げると(図1の矢印)、 リンクアーム55を介して平行リンクをなす前後のリンクアーム52,53が引 き起こされ(図1の矢印)、支持アーム51が水平姿勢を保って上方へ回動上昇 せしめられる。
【0024】 左右の上記各支持アーム51には前後位置にステー57が設けられ、これらス テー57は逆L字状に屈曲して脚部12,13の内側面に沿って受入れ空間11 内へ延び、ここで各脚部12,13に沿って前後方向へ伸びる長尺の係止板58 に結合されて、これを支持している。左右の各係止板58は内上方へ傾斜して設 けてある。
【0025】 上記構造の重量物搬送装置で、地上に置かれたパチンコ玉収納箱Wを搬送する 場合には、架台1の受入れ空間11を収納箱Wに向けてこの方向へ架台1を押し やる。収納箱Wは相対的に受入れ空間11内へ進入し、ここへ突出している可動 床3A〜3Dに当接する。可動床3A〜3Dに当接すると、これらは前端の支軸 32を中心にコイルバネ31のバネ力に抗して外方へ回動し、この可動床3A〜 3Dは、この空間11から退出する(可動床3Bの場合について図2の鎖線で示 す)。 従って、各図に鎖線で示すように、架台1の受入れ空間11内へ収納箱W全体 を進入・受入れさせた後、操作レバー4を足で押し下げると、既述の如くリンク アーム55,52,53を介して支持アーム51が上方へ移動し、これにステー 57で結合された係止板58も上昇する。この上昇過程で係止板58は収納箱W の左右の側壁の係止用突起W1(図3)に係合して、収納箱Wをその底面が可動 床3A〜3Dよりも高くなる位置まで引き上げる。収納箱Wとの当接状態が解消 されると、各可動床3A〜3Dはコイルバネ31により当初の突出状態(図2の 実線)に戻される。その後、操作レバー4から足を離すと、該レバー4はコイル バネ17により上方へ戻され、支持アーム51及び係止板58が回動下降して、 突出する前後左右の可動床3A〜3D上へ収納箱Wが載置される。この状態で、 手押しハンドル15により架台1を目的地へ移動させる。
【0026】 実施例2 上記実施例1では昇降機構に平行リンク52,53を使用したが、例えば図4 及び図5に示す構造によっても良い。即ち、図4において、カム部材591は長 尺の板材で、図略のガイド部材により架台1の上記脚部12,13(図2)上に 水平動自在に設けられている。上記カム部材591は上側面がカム面591aと なっており、該カム面591aは長手方向の二箇所が滑らかな曲面で上方へ突出 している(図4)。尚、図5においては、このカム面は直線的な面で上方へ突出 している。 一方、脚部12,13上にはカム部材591に沿って前後位置に、カム面59 1aの突出部の間隔と同一間隔でガイド片592が設けてあり、各ガイド片59 2には上方へ伸びる長孔状のガイド孔593が形成されている。これらガイド孔 593内には上記支持アーム51(図2)の前後位置に突設したガイドピン59 4が嵌装してあり、これらガイドピン594はカム部材591のカム面591a (図4)、591b(図5)上に位置している。尚、上記カム部材591の一端 にはリンクアーム55(図1)が連結されている。そして、これらのガイドピイ 594には、支持アーム51が取り付けられている(図5)。
【0027】 上記構造において、操作レバー4(図1)を押し下げるとリンクアーム55を 介してカム部材591が後方へ移動し(図4の鎖線)、これに伴って前後のガイ ドピン594がカム面591a、591bの突出部斜面に乗り上げつつガイド孔 594内を上方へ移動し、この結果、支持アーム51が上昇する。本実施例によ れば、支持アーム51(即ち係止板58)を垂直方向で上下動させることができ る。
【0028】 実施例3 本実施例の搬送装置において、図6に示すように、互いに対向する可動床3E 、3F(例えば4以上でもよい。)には、各可動床に対して2つ(例えば3以上 でもよい。)の案内溝(34及び34、35及び35)を有している。そして、 架台1はこの案内溝34、35を案内されるピン18、18、19、19を有し 、可動床3E、3Fはピン18、19により平行移動可能な状態で架台1に結合 されている。また、バネ部材31、31により受入れ空間11内へ突出付勢され ている。 以上の構成により、この受入れ空間11内へ進入した所定の重量物(図示せず )に、各可動床3E、3Fが当接して、バネ部材31のバネ力に抗して外側に退 出せしめられて、2点鎖線の位置まで平行移動させられる。これにより、所定の 重量物が受入れ空間11内に収納される。この場合も、上記実施例と同様に、所 定の重量物が上方へ上げられると、バネ力により各可動床3E、3Fは元の位置 に戻る。
【0029】 実施例4 本実施例の搬送装置において、図7に示すように、可動床3E、3Fの内側端 部にはワイヤ状体(ワイヤ等)6a、6bの先端が取り付けられており、ワイヤ 状体6a、6bの他端には変移操作手段(図示しない。)が取り付けられている 。この変移操作手段は、このワイヤ状体6a、6bを伸縮させることができ、ハ ンドル側に取り付けられる把持型等とすることができる。尚、同図中、61は取 付け部、62はプーリーを示す。変移操作手段を操作することでワイヤ状体6a 、6bが引っ張られて、可動床3E、3Fは、受入れ空間11内から退出せしめ られる。
【0030】 また、上記ワイヤ方式の代わりに、シリンダ方式を採用することもできる。即 ち、図示しないが、可動床と架台はシリンダ状体(シリンダ等)を介して結合さ れ、このシリンダ状体は管状体を介して容積操作手段(蛇腹状容器等からなり、 押圧によりその容積が増減するもの。)が取り付けられている。そして、通常、 この容積変更手段は、上記と同様に手元側に設けられており、可動床は、この容 積操作手段を操作することで、受入れ空間内から退出せしめられる。 上記により、一旦、可動床上に載せた重量物を、床上に降ろしたい場合、この 重量物を支持アーム上に支持させた後、この変移操作手段若しくは容積操作手段 の操作により、可動床を所定空間から退出させ、その後、操作レバーを操作する ことにより、この重量物を床上に降ろすことができる。
【0031】 尚、本考案においては、前記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途 に応じて本考案の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、図8 〜11に示すような装置とすることができる。この装置は、以下に示す更なる改 良点を備えるものである。例えば、上記架台1は穴状(若しくは孔状)のハンド ル接続手段71を有し、略コの字状のハンドル8が、該ハンドル接続手段71に 挿入されることで着脱可能に立設配置される。また、特に図10に示すように、 ハンドル8の下方には両端でぶら下がる形で上下に回動可能な略コの字状の係止 具81が取り付けられ、架台1には係止具81が係止される鉤部が設けられてい る。ハンドル8の上方からの挿入により、係止具81が回動しながら滑り落ちる ように鉤部82に自然に係止されるようになっている。
【0032】 更に、図12〜14に示すように、コの字状のハンドル8の各足部には、受入 れ空間を囲う形で、ガード部(例えばL字状等)83a、83bが取り付けられ ている構成とすることができる。上記架台1には、図8に示すように、ガード部 83a、83bの水平面上での位置を固定するための上に向けて開口している凹 部(孔部)72a、72bが形成されており、ガード部83a、83bは凹部に 嵌合する凸部を有する。そして、ハンドル8に対して、図12〜14に示すよう に、このハンドル8の足部には外径が小さくて、装着される円筒部若しくはリン グ部を備えるガード部83a、83bが上下にスライド可能のような径小部(調 整部となる。)85a、85bが形成されている。この長さ(図14のL1 )は 、上下動させたい距離(図12のL2 の長さ)に応じ適宜のものとする。これに より、このガード部82を挿入用凹部に完全に位置決めしなくても、まずハンド ルを挿入し、その後、この上下動を利用してこの挿入用凹部に挿入配置できるの で、大変便利である。このガード部83a、83bは、ハンドル8の上記コの字 状本体(足)に対して、それぞれ横方向で且つ内側に(図12の矢印方向)、即 ち本装置(車幅)から外に出ないように、回動自在に取り付けられている。従っ て、使用ごには、図14に示すように内側に折り畳んでしかもハンドル自体を装 置本体から取り外して、保管、収納できるので、大変便利である。尚、ハンドル 8に、図13に示すような補強用横棒(管)体を取り付けることもできる。
【0033】 また、上記操作レバー4は回動可能な関節部41を備え、この関節部41を支 点として回動する。従って、使用しない時にはこの操作レバー4を前方に押し倒 しておくことができる。尚、この操作レバー4があまりにも前方に倒れないよう に、適宜の角度内に納まるように、前倒れ防止具(ストッパー等)がこのレバー 等の所定位置に設けられている。 更に、架台の両側方には、カバー73a、73bが取り付けられており、内部 を覆って安全性及び美観を高めている。図11は可動床3A、3B及び支持アー ム51を正面からみた説明図であり、支持アーム51はやや内側に傾斜しており 、重量物の両側のフレア部等を把持しやすい構成となっている。また、この支持 アーム51の重量物と接触する側には樹脂板(ナイロン製板)511が貼着され ており、重量物を保護している。
【0034】
【考案の効果】
以上の如く、本考案の重量物搬送装置によれば、モータや減速機構等を設ける ことなく、簡易かつ安価な構成で迅速に重量物を持ち上げて搬送することができ る。 また、空荷で若しくは重量物を積載したまましばらく搬送の必要がない場合は 、ハンドルを取り外しておくことができ、パチンコ屋等の狭い空間で使用する場 合若しくは倉庫等にしまっておく場合にも邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る重量物搬送装置の全体側面図で
ある。
【図2】実施例1に係る重量物搬送装置の架台部の平面
を示す説明図で、図1のII−II線に沿った断面を示す説
明図である。
【図3】実施例1に係る重量物搬送装置の正面図であ
る。
【図4】実施例2における昇降機構の概略側面図であ
る。
【図5】図4に示す昇降機構の変形した態様を示すとと
もにこの昇降機構を説明する説明図である。
【図6】実施例3における重量物搬送装置の要部平面図
である。
【図7】実施例4における重量物搬送装置の要部平面図
である。
【図8】他の態様の重量物搬送装置の全体側面図であ
る。
【図9】図8に示す重量物搬送装置の平面図である。
【図10】図8に示す重量物搬送装置の裏面図である。
【図11】図8に示す重量物搬送装置の可動床及び支持
アームを正面からみた説明図である。
【図12】脱着可能で且つ回動可能なガード部を備える
ハンドルの斜視図である。
【図13】図12に示すハンドルの正面図である。
【図14】図12に示すハンドルのガード部を折り畳ん
だ状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1;架台、11;受入れ空間、12,13;脚部、12
1,131;枠部、14;横板、15;手押しハンド
ル、16;ガード部、2A〜2D;車輪、3A〜3D;
可動床、31;コイルバネ(バネ部材)、32;支軸、
33;可動床の先端、4;操作レバー、5A,5B;昇
降機構、51;支持アーム、52,53;リンクアーム
(平行リンク)、54,55;リンクアーム、56;ビ
ーム、57;ステー、58;係止板(支持部、係止
体)、591;カム部材、591a;カム面、593;
ガイド孔、594;ガイドピン、6a、6b;ワイヤ状
体、71;ハンドル接続手段(挿入用穴)、8;ハンド
ル、E;地上、W;重量物、W1;係止用突起。

Claims (19)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪により移動自在で、地上に置かれた
    重量物を受け入れる受入れ空間を設けた架台と、地上よ
    りもやや高い位置で、該受入れ空間に対して出入自在に
    上記架台に設けられ、該受入れ空間内へ突出付勢された
    可動床と、上記架台に設けられて、操作レバーに連動し
    て昇降作動をなし、上記可動床を退出させつつ上記受入
    れ空間内に受け入れられた重量物を支持してこれを上記
    可動床よりも高い位置へ上昇させる昇降機構とを具備す
    ることを特徴とする重量物搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記昇降機構は、上記操作レバーに連結
    されて引き起こし回動せしめられる平行リンクを有し、
    該平行リンクに上記重量物を支持する支持部を接続した
    請求項1記載の重量物搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記昇降機構は、上記操作レバーに連結
    されて直線動せしめられるカム部材と、該カム部材のカ
    ム面に当接して垂直のガイド孔内をカム部材の移動に伴
    い上下動するガイドピンとを有し、該ガイドピンに上記
    重量物を支持する支持部を接続した請求項1記載の重量
    物搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記重量物を支持する支持部は、上記重
    量物に形成された係止用突起に上昇途中で係合してこれ
    を押し上げる係止体を有している請求項1乃至3のいず
    れかに記載の重量物搬送装置。
  5. 【請求項5】 上記係止体は樹脂製若しくは該係止体の
    上記重量物との接触部分に樹脂板が貼付されている請求
    項4記載の重量物搬送装置。
  6. 【請求項6】 上記架台は平行に伸びる左右の脚部を有
    し、これら脚部間に上記受入れ空間が形成されている請
    求項1乃至5のいずれかに記載の重量物搬送装置。
  7. 【請求項7】 上記可動床は基端が回動自在に架台に結
    合されて、バネ部材により受入れ空間内へ突出付勢され
    ており、受入れ空間内へ進入した上記重量物に当接して
    上記バネ部材のバネ力に抗して回動退出せしめられるも
    のである請求項1乃至6のいずれかに記載の重量物搬送
    装置。
  8. 【請求項8】 上記可動床は少なくとも2以上の案内溝
    を有し、上記架台は該案内溝を案内されるピンを有し、
    該可動床は該ピンにより平行移動可能な状態で該架台に
    結合され、バネ部材により受入れ空間内へ突出付勢され
    ており、受入れ空間内へ進入した上記重量物に当接して
    上記バネ部材のバネ力に抗して退出せしめられるもので
    ある請求項1乃至6のいずれかに記載の重量物搬送装
    置。
  9. 【請求項9】 上記可動床は対になって複数が設けられ
    て、互いに対向して上記受入れ空間内へ突出するもので
    ある請求項1乃至8のいずれかに記載の重量物搬送装
    置。
  10. 【請求項10】 上記可動床にはワイヤ状体の先端が取
    り付けられ、該ワイヤ状体の他端には変移操作手段が取
    り付けられており、該可動床は、該変移操作手段を操作
    することで上記受入れ空間内から退出せしめられるもの
    である請求項1乃至9のいずれかに記載の重量物搬送装
    置。
  11. 【請求項11】 上記可動床と上記架台はシリンダ状体
    を介して結合され、該シリンダ状体は管状体を介して容
    積操作手段が取り付けられており、該可動床は、該容積
    操作手段を操作することで上記受入れ空間内から退出せ
    しめられるものである請求項1乃至9のいずれかに記載
    の重量物搬送装置。
  12. 【請求項12】 上記架台は穴状のハンドル接続手段を
    有し、略コの字状のハンドルが、該ハンドル接続手段に
    挿入されることで着脱可能に立設配置される請求項1乃
    至は11のいずれかに記載の重量物搬送装置。
  13. 【請求項13】 上記ハンドルの下方には両端でぶら下
    がる形で上下に回動可能な略コの字状の係止具が取り付
    けられ、上記架台には該係止具が係止される鉤部が設け
    られ、上記ハンドルの挿入により該係止具が該鉤部に自
    然に係止される請求項12記載の重量物搬送装置。
  14. 【請求項14】 上記ハンドルの各足部には、上記受入
    れ空間を囲う形で、ガード部が取り付けられている請求
    項12又は13記載の重量物搬送装置。
  15. 【請求項15】 上記架台は、上記ガード部の水平面上
    での位置を固定するための上に向けて開口している凹部
    を有し、該ガード部は該凹部に嵌合する凸部を有し、且
    つ、上記ハンドルに対して上下動自在に取り付けられて
    いることを特徴とする請求項14記載の重量物搬送装
    置。
  16. 【請求項16】 上記ガード部は、上記ハンドルの足部
    に対してそれぞれ回動自在に取り付けられていることを
    特徴とする請求項14又は15記載の重量物搬送装置。
  17. 【請求項17】 上記操作レバーには回動可能な関節が
    備えられていることを特徴とする請求項1乃至16のい
    ずれかに記載の重量物搬送装置。
  18. 【請求項18】 車輪により移動自在で、地上に置かれ
    た重量物を受け入れる受入れ空間を設けた架台と、地上
    よりもやや高い位置で、該受入れ空間に対して出入自在
    に上記架台に設けられ、該受入れ空間内へ突出付勢され
    た可動床と、上記架台に設けられて、操作レバーに連動
    して昇降作動をなし、上記可動床を退出させつつ上記受
    入れ空間内に受け入れられた重量物を支持してこれを上
    記可動床よりも高い位置へ上昇させる昇降機構とを具備
    し、 上記架台は平行に伸びる左右の脚部を有し、これら脚部
    間に上記受入れ空間が形成されており、 上記可動床は基端が回動自在に架台に結合されて、バネ
    部材により受入れ空間内へ突出付勢されており、受入れ
    空間内へ進入した上記重量物に当接して上記バネ部材の
    バネ力に抗して回動退出せしめられるものであり、 且つ、対になって複数が設けられていて、互いに対向し
    て上記受入れ空間内へ突出するものであり、 更に、ワイヤ状体の先端が取り付けられ、該ワイヤ状体
    の他端に取り付けられる変移操作手段を操作することで
    上記受入れ空間内から退出せしめられるものであり、 上記昇降機構は、上記操作レバーに連結されて引き起こ
    し回動せしめられる平行リンクを有しており、 該平行リンクは、上記重量物を支持する支持部と接続さ
    れており、 該支持部は、上記重量物に形成された係止用突起に上昇
    途中で係合してこれを押し上げる係止体を有しており、 上記架台は穴状のハンドル接続手段を有し、略コの字状
    のハンドルが、該ハンドル接続手段に挿入されることで
    着脱可能に立設配置されることを特徴とする重量物搬送
    装置。
  19. 【請求項19】 車輪により移動自在で、地上に置かれ
    た重量物を受け入れる受入れ空間を設けた架台と、地上
    よりもやや高い位置で、該受入れ空間に対して出入自在
    に上記架台に設けられ、該受入れ空間内へ突出付勢され
    た可動床と、上記架台に設けられて、操作レバーに連動
    して昇降作動をなし、上記可動床を退出させつつ上記受
    入れ空間内に受け入れられた重量物を支持してこれを上
    記可動床よりも高い位置へ上昇させる昇降機構とを具備
    し、 上記架台は平行に伸びる左右の脚部を有し、これら脚部
    間に上記受入れ空間が形成されており、 上記可動床は案内溝を有し、上記架台は該案内溝を案内
    されるピンを有し、該可動床は該ピンにより平行移動可
    能な状態で該架台に結合され、バネ部材により受入れ空
    間内へ突出付勢されており、受入れ空間内へ進入した上
    記重量物に当接して上記バネ部材のバネ力に抗して退出
    せしめられるものであり、 且つ、対になって複数が設けられていて、互いに対向し
    て上記受入れ空間内へ突出するものであり、 更に、上記架台とシリンダ状体を介して結合され、該シ
    リンダ状体が取り付けられている管状体の他端に取り付
    けられている容積操作手段を操作することで上記受入れ
    空間内から退出せしめられるものであり、 上記昇降機構は、上記操作レバーに連結されて直線動せ
    しめられるカム部材と、該カム部材のカム面に当接して
    垂直のガイド孔内をカム部材の移動に伴い上下動するガ
    イドピンとを有しており、 該ガイドピンは、上記重量物を支持する支持部に接続さ
    れており、 該支持部は、上記重量物に形成された係止用突起に上昇
    途中で係合してこれを押し上げる係止体を有しており、 上記架台は穴状のハンドル接続手段を有し、略コの字状
    のハンドルが、該ハンドル接続手段に挿入されることで
    着脱可能に立設配置されることを特徴とする重量物搬送
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114194272A (zh) * 2021-11-03 2022-03-18 芜湖普威技研有限公司 夹具快速切换小车

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