JP3118146B2 - 補助把持ハンドルを備えた移動台車 - Google Patents
補助把持ハンドルを備えた移動台車Info
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- JP3118146B2 JP3118146B2 JP06213808A JP21380894A JP3118146B2 JP 3118146 B2 JP3118146 B2 JP 3118146B2 JP 06213808 A JP06213808 A JP 06213808A JP 21380894 A JP21380894 A JP 21380894A JP 3118146 B2 JP3118146 B2 JP 3118146B2
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- grip handle
- handle
- trolley
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、農業用等の各種の物品
の移動台車に関し、特に、比較的小型軽量の各種作業機
の収納、作業現場への運搬等のために移動台車に備えら
れる移動補助部材に関する。
の移動台車に関し、特に、比較的小型軽量の各種作業機
の収納、作業現場への運搬等のために移動台車に備えら
れる移動補助部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の農業用等の各種の作業機等を載置
した移動台車は、作業中等通常の移動においては操縦ハ
ンドルを有するので、付設の車輪の回転によって直進・
旋回等自由にできるものであるが、障害物のある収納庫
への移動、作業現場へのトラック等での運搬時の積み降
ろし、あるいは、作業時泥濘に入った時等に前記台車を
作業者が持ち上げるための機構・構造を備えていないの
で、移動台車の適当な部分を把持して持ち上げを行って
いた。
した移動台車は、作業中等通常の移動においては操縦ハ
ンドルを有するので、付設の車輪の回転によって直進・
旋回等自由にできるものであるが、障害物のある収納庫
への移動、作業現場へのトラック等での運搬時の積み降
ろし、あるいは、作業時泥濘に入った時等に前記台車を
作業者が持ち上げるための機構・構造を備えていないの
で、移動台車の適当な部分を把持して持ち上げを行って
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の如く従来の農業
用等の各種の作業機等を載置した移動台車は、該移動台
車を持ち上げるための適当な機構・構造あるいは把持部
を備えていないので、持ち上げ時、作業者が機体の下部
にある台車フレーム等を把持していたために腰を落とし
て持ち上げ作業を行わなければならない等、作業者の前
記移動台車の持ち上げに多大の困難と労力を要するとい
う問題があった。
用等の各種の作業機等を載置した移動台車は、該移動台
車を持ち上げるための適当な機構・構造あるいは把持部
を備えていないので、持ち上げ時、作業者が機体の下部
にある台車フレーム等を把持していたために腰を落とし
て持ち上げ作業を行わなければならない等、作業者の前
記移動台車の持ち上げに多大の困難と労力を要するとい
う問題があった。
【０００４】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、特に、前記移動台車を障害物
のある収納庫への移動、作業現場へのトラック等での運
搬時の積み降ろし、あるいは、作業時泥濘に入った時等
の場合に、前記移動台車を作業者が容易に持ち上げるこ
とのできる簡易な機構・構造を備えた移動台車を提供す
ることである。
ものであり、その目的は、特に、前記移動台車を障害物
のある収納庫への移動、作業現場へのトラック等での運
搬時の積み降ろし、あるいは、作業時泥濘に入った時等
の場合に、前記移動台車を作業者が容易に持ち上げるこ
とのできる簡易な機構・構造を備えた移動台車を提供す
ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係る補助把持ハンドルを備えた移動台車
は、車輪を備えた台車フレームと、該台車フレームの後
部に取り付けられた操縦ハンドルと、前記台車フレーム
に搭載された物品と、から成る移動台車であって、前記
移動台車の前部に回動及び着脱自在に補助把持ハンドル
を立設せしめるとともに、前記補助把持ハンドルにホー
スリールが一体に取り付けられ、前記補助把持ハンドル
の把持部が該ホースリールのホースガイドを兼ねている
ことを特徴としている。そして、本発明の補助把持ハン
ドルを備えた移動台車の具体的な態様は、前記台車フレ
ームに搭載された物品が、コンプレッサもしくは噴霧機
であることを特徴としている。
く、本発明に係る補助把持ハンドルを備えた移動台車
は、車輪を備えた台車フレームと、該台車フレームの後
部に取り付けられた操縦ハンドルと、前記台車フレーム
に搭載された物品と、から成る移動台車であって、前記
移動台車の前部に回動及び着脱自在に補助把持ハンドル
を立設せしめるとともに、前記補助把持ハンドルにホー
スリールが一体に取り付けられ、前記補助把持ハンドル
の把持部が該ホースリールのホースガイドを兼ねている
ことを特徴としている。そして、本発明の補助把持ハン
ドルを備えた移動台車の具体的な態様は、前記台車フレ
ームに搭載された物品が、コンプレッサもしくは噴霧機
であることを特徴としている。
【０００６】
【作 用】前述の如く構成された本発明に関わる移動台
車用把持ハンドルは、作業者が移動台車の持ち上げを必
要とした時、操縦ハンドルと補助把持ハンドルとを把持
して持ち上げ作業を行うものであり、作業者の位置によ
っては前記補助把持ハンドルを回動して使用できる。
車用把持ハンドルは、作業者が移動台車の持ち上げを必
要とした時、操縦ハンドルと補助把持ハンドルとを把持
して持ち上げ作業を行うものであり、作業者の位置によ
っては前記補助把持ハンドルを回動して使用できる。
【０００７】
【実施例】以下、図１〜４により本発明の一実施例を説
明する。図１は本発明の補助把持ハンドルを備えた移動
式のツインエンジンコンプレッサ装置の全体構成を示す
斜視図、図２は図１に示したツインエンジンコンプレッ
サ装置の側面図である。
明する。図１は本発明の補助把持ハンドルを備えた移動
式のツインエンジンコンプレッサ装置の全体構成を示す
斜視図、図２は図１に示したツインエンジンコンプレッ
サ装置の側面図である。
【０００８】図示例のツインエンジンコンプレッサ装置
１は、左右一対のゴムタイヤ式等の車輪２１、２１を軸
架した台車フレーム２と、該台車フレーム２に載置され
るツインエンジンコンプレッサ３と、前記台車フレーム
２の後部に設けられた操縦ハンドル４と、前記車輪２１
前方に前記台車フレーム２から下方に延長して配置され
たスタンド５と、前記台車フレーム２前部に配置される
ホースリール７と、該ホースリール７に一体に取り付け
られた補助把持ハンドル９の把持部９１と、前記台車フ
レーム２前部に立設固定せしめた前記ホースリール７等
を支持する支え受け筒体６と、前記ツインエンジンコン
プレッサ３からの圧縮空気を前記ホースリール７側の圧
力ホース７３に供給する接続ホース８等から成ってい
る。更に、工具等の収納容器１０が前記台車フレーム２
の前部空間に載置されている。
１は、左右一対のゴムタイヤ式等の車輪２１、２１を軸
架した台車フレーム２と、該台車フレーム２に載置され
るツインエンジンコンプレッサ３と、前記台車フレーム
２の後部に設けられた操縦ハンドル４と、前記車輪２１
前方に前記台車フレーム２から下方に延長して配置され
たスタンド５と、前記台車フレーム２前部に配置される
ホースリール７と、該ホースリール７に一体に取り付け
られた補助把持ハンドル９の把持部９１と、前記台車フ
レーム２前部に立設固定せしめた前記ホースリール７等
を支持する支え受け筒体６と、前記ツインエンジンコン
プレッサ３からの圧縮空気を前記ホースリール７側の圧
力ホース７３に供給する接続ホース８等から成ってい
る。更に、工具等の収納容器１０が前記台車フレーム２
の前部空間に載置されている。
【０００９】また、前記ツインエンジンコンプレッサ３
は、それぞれのシリンダを水平対向配置せしめたエンジ
ンと該エンジンにより駆動されるエアコンプレッサとを
その内部に備えており、前記エンジンとコンプレッサと
のクランク軸を共有しているものである。前記ツインエ
ンジンコンプレッサ３の上部には燃料タンク３２と空気
タンク３１が配置され、後側部にはエンジン冷却フア
ン、リコイル式エンジンスタータ等の部材３３が配設さ
れている。
は、それぞれのシリンダを水平対向配置せしめたエンジ
ンと該エンジンにより駆動されるエアコンプレッサとを
その内部に備えており、前記エンジンとコンプレッサと
のクランク軸を共有しているものである。前記ツインエ
ンジンコンプレッサ３の上部には燃料タンク３２と空気
タンク３１が配置され、後側部にはエンジン冷却フア
ン、リコイル式エンジンスタータ等の部材３３が配設さ
れている。
【００１０】前記支え受け筒体６は、前記台車フレーム
２の前部に鉛直に配置されていて、その下部を溶接等で
前記台車フレーム２に固着されていて、図３に拡大展開
して示されているように、パイプ状をしており、中空孔
６２を備えている。その上部には対抗する位置に二つの
水平方向に延びる長孔６１、６１を備えている。該長孔
６１、６１は前記支え受け筒体６の軸心を中心に水平方
向に略９０度の角度範囲で開口している。
２の前部に鉛直に配置されていて、その下部を溶接等で
前記台車フレーム２に固着されていて、図３に拡大展開
して示されているように、パイプ状をしており、中空孔
６２を備えている。その上部には対抗する位置に二つの
水平方向に延びる長孔６１、６１を備えている。該長孔
６１、６１は前記支え受け筒体６の軸心を中心に水平方
向に略９０度の角度範囲で開口している。
【００１１】前記ホースリール７には該リール７を挾持
せしめる支持ブラケット７１が設けられており、リール
ハンドル７２を回転することによって、前記圧力ホース
７３の巻き込みができる。前記支持ブラケット７１の下
部水平部には前記補助把持ハンドル９が溶接等で固定さ
れている。図１、２に示されているように前記補助把持
ハンドル９の固定位置を前記ホースリールの前記圧力ホ
ース７３の前記繰り出し、巻き込み側位置に配置するこ
とにより、前記補助ハンドル９の把持部９１が該繰り出
し、巻き込み用のホースガイドを兼ねることができる。
せしめる支持ブラケット７１が設けられており、リール
ハンドル７２を回転することによって、前記圧力ホース
７３の巻き込みができる。前記支持ブラケット７１の下
部水平部には前記補助把持ハンドル９が溶接等で固定さ
れている。図１、２に示されているように前記補助把持
ハンドル９の固定位置を前記ホースリールの前記圧力ホ
ース７３の前記繰り出し、巻き込み側位置に配置するこ
とにより、前記補助ハンドル９の把持部９１が該繰り出
し、巻き込み用のホースガイドを兼ねることができる。
【００１２】また、支持ブラケット７１の下部には、前
記ホースリール７と前記補助把持ハンドル９とを前記台
車フレーム２に支持するために、前記支え受け筒体６の
前記中空孔６２に挿入される軸体９２が固定されてい
る。前記軸体９２には、挿入したとき前記支え受け筒体
６の二つの長孔６１、６１に対応する位置に円孔９３、
９３が穿設されている。
記ホースリール７と前記補助把持ハンドル９とを前記台
車フレーム２に支持するために、前記支え受け筒体６の
前記中空孔６２に挿入される軸体９２が固定されてい
る。前記軸体９２には、挿入したとき前記支え受け筒体
６の二つの長孔６１、６１に対応する位置に円孔９３、
９３が穿設されている。
【００１３】前記ホースリール７の前記軸体９２を前記
支え受け筒体６の中空孔６２に挿入すると、前記支え受
け筒体６の前記二つの長孔６１、６１と前記軸体９２の
円孔９３、９３とが合致するように構成されており、こ
の合致した位置で、挿通ボルト６３を前記長孔６１、６
１及び円孔９３、９３に挿入することにより前記挿通ボ
ルト６３を前記支え受け筒体６と前記軸体９２に貫通さ
せ、前記挿通ボルト６３の突出端部のネジ部６４にナッ
ト６５を螺合させる。前記挿通ボルト６３の頭部６６と
前記ナット６５の外径は、前記長孔６１、６１の上下幅
より小さく構成されており、したがって、前記軸体９２
は前記長孔６１、６１の水平方向に該長孔６１、６１の
長さ（略９０度の角度範囲）だけ回動することができる
が、上方に抜き出すことはできない。
支え受け筒体６の中空孔６２に挿入すると、前記支え受
け筒体６の前記二つの長孔６１、６１と前記軸体９２の
円孔９３、９３とが合致するように構成されており、こ
の合致した位置で、挿通ボルト６３を前記長孔６１、６
１及び円孔９３、９３に挿入することにより前記挿通ボ
ルト６３を前記支え受け筒体６と前記軸体９２に貫通さ
せ、前記挿通ボルト６３の突出端部のネジ部６４にナッ
ト６５を螺合させる。前記挿通ボルト６３の頭部６６と
前記ナット６５の外径は、前記長孔６１、６１の上下幅
より小さく構成されており、したがって、前記軸体９２
は前記長孔６１、６１の水平方向に該長孔６１、６１の
長さ（略９０度の角度範囲）だけ回動することができる
が、上方に抜き出すことはできない。
【００１４】更に、図４に示されているように、前記支
え受け筒体６には、前記ホースリール７を必要としない
時、前記支持ブラケット７１ごと取り除ぞいて、単独の
補助把持ハンドル９’を挿入・取着できるものである。
該単独の補助把持ハンドル９’は軸体９２’部分と把持
部９１’部分から構成されており、前記軸体９２’の上
部に円孔９３’、９３’が穿設されている。前記補助把
持ハンドル９’の前記支え受け筒体６への挿入及び取着
は、前記ホースリース７と一体となったものの場合とま
ったく同じである。したがって、前記補助把持ハンドル
９’は、前記ボルト６３で取着すると、回動はできる
が、上方へ抜き出すことはできない。
え受け筒体６には、前記ホースリール７を必要としない
時、前記支持ブラケット７１ごと取り除ぞいて、単独の
補助把持ハンドル９’を挿入・取着できるものである。
該単独の補助把持ハンドル９’は軸体９２’部分と把持
部９１’部分から構成されており、前記軸体９２’の上
部に円孔９３’、９３’が穿設されている。前記補助把
持ハンドル９’の前記支え受け筒体６への挿入及び取着
は、前記ホースリース７と一体となったものの場合とま
ったく同じである。したがって、前記補助把持ハンドル
９’は、前記ボルト６３で取着すると、回動はできる
が、上方へ抜き出すことはできない。
【００１５】次に、このように構成された本発明の一実
施例の作用について説明する。作業者は、通常の移動に
おいては、操縦ハンドル４を握って機体後部を押し下げ
て前端のスタンド５を浮かせ、その機体の姿勢のまま
で、必要作業場所までツインエンジンコンプレッサを搭
載した移動台車を手押し移動させ、その作業場所におい
て、ツインエンジンコンプレッサ装置を作動させて各種
の作業を行うものである。
施例の作用について説明する。作業者は、通常の移動に
おいては、操縦ハンドル４を握って機体後部を押し下げ
て前端のスタンド５を浮かせ、その機体の姿勢のまま
で、必要作業場所までツインエンジンコンプレッサを搭
載した移動台車を手押し移動させ、その作業場所におい
て、ツインエンジンコンプレッサ装置を作動させて各種
の作業を行うものである。
【００１６】そして、該移動台車を障害物のある収納庫
への移動、作業現場へのトラック等での運搬時の積み降
ろし、あるいは、泥濘に入った時等、移動台車の持ち上
げが必要になった場合には、例えば、作業者は一方の手
で前記補助把持ハンドル９の把持部９１を握り、他方の
手で操縦ハンドル４の横桿４１を握って持ち上げること
ことにより容易に移動台車を移動できる。なお、前記補
助把持ハンドル９は回動自在であるので、作業者の手首
の動きに自然に対応して回動するので、作業がスムーズ
に行える。
への移動、作業現場へのトラック等での運搬時の積み降
ろし、あるいは、泥濘に入った時等、移動台車の持ち上
げが必要になった場合には、例えば、作業者は一方の手
で前記補助把持ハンドル９の把持部９１を握り、他方の
手で操縦ハンドル４の横桿４１を握って持ち上げること
ことにより容易に移動台車を移動できる。なお、前記補
助把持ハンドル９は回動自在であるので、作業者の手首
の動きに自然に対応して回動するので、作業がスムーズ
に行える。
【００１７】そして、補助把持ハンドル９は移動台車の
台車フレーム２より上部に位置しているので、作業者が
腰を必要以上に落とさず楽に持ち上げることができる。
また、作業者の位置等その使い勝手によっては、図２の
ように、前記補助把持ハンドル９を備えた前記ホースリ
ール７を９０度回動させて使用することもできる。
台車フレーム２より上部に位置しているので、作業者が
腰を必要以上に落とさず楽に持ち上げることができる。
また、作業者の位置等その使い勝手によっては、図２の
ように、前記補助把持ハンドル９を備えた前記ホースリ
ール７を９０度回動させて使用することもできる。
【００１８】更に、ツインエンジンコンプレッサ装置を
作動させて各種の作業を行うにあたって、前記ホースリ
ール７を使用する場合、前記補助把持ハンドル９の把持
部９１と前記支持ブラケット７１との間に前記ホースリ
ール７の圧力ホース７３を導き、前記把持部９１により
前記圧力ホース７３を案内させて、該圧力ホース７３の
繰り出し、巻き込みを行う。前記補助把持ハンドル９の
前記把持部９１はその長い把持部分全体をホースガイド
として使用できるので、巻き込みが容易であるとともに
均等の巻き込みが可能である。
作動させて各種の作業を行うにあたって、前記ホースリ
ール７を使用する場合、前記補助把持ハンドル９の把持
部９１と前記支持ブラケット７１との間に前記ホースリ
ール７の圧力ホース７３を導き、前記把持部９１により
前記圧力ホース７３を案内させて、該圧力ホース７３の
繰り出し、巻き込みを行う。前記補助把持ハンドル９の
前記把持部９１はその長い把持部分全体をホースガイド
として使用できるので、巻き込みが容易であるとともに
均等の巻き込みが可能である。
【００１９】更にまた、前記ホースリール７の使用を必
要としない場合には、該ホースリール７を前記支え受け
筒体６から抜き出し、該支え受け筒体６の中空孔６２に
単独の前記補助把持ハンドル９’の軸体９２’を挿入し
て、該軸体９２’の円孔９３’、９３’と前記支え受け
筒体６の長孔６１、６１に前記ボルト６３を挿入して前
記ナット６３と螺合して、前記補助把持ハンドル９’を
移動台車に取着する。これにより前記補助把持ハンドル
９’の把持部９１’を手で握ることにより、前記移動台
車の持ち上げが可能である。前記補助把持ハンドル９’
も移動台車に対して９０度の範囲で回動して使用できる
ものである。｀以上、本発明の一実施例について説明し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱す
ることなく、種々の設計変更が可能であるとともに、種
々の装置を搭載した移動台車に適用できるものである。
要としない場合には、該ホースリール７を前記支え受け
筒体６から抜き出し、該支え受け筒体６の中空孔６２に
単独の前記補助把持ハンドル９’の軸体９２’を挿入し
て、該軸体９２’の円孔９３’、９３’と前記支え受け
筒体６の長孔６１、６１に前記ボルト６３を挿入して前
記ナット６３と螺合して、前記補助把持ハンドル９’を
移動台車に取着する。これにより前記補助把持ハンドル
９’の把持部９１’を手で握ることにより、前記移動台
車の持ち上げが可能である。前記補助把持ハンドル９’
も移動台車に対して９０度の範囲で回動して使用できる
ものである。｀以上、本発明の一実施例について説明し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱す
ることなく、種々の設計変更が可能であるとともに、種
々の装置を搭載した移動台車に適用できるものである。
【００２０】例えば、図５に示されているように、移動
台車を備えた動力噴霧機１１に前記補助把持ハンドル
９’を装備することができる。この移動台車を備えた噴
霧機１１は、左右一対のゴムタイヤ式等の車輪２１’、
２１’を軸架した台車フレーム２’と、該台車フレーム
２’に載置される噴霧機本体１２と、前記台車フレーム
２’の後部に設けられた操縦ハンドル４’と、前記車輪
２１’前方に前記台車フレーム２’から下方に延長して
配置された補助車輪１６と、散布ホース８’と、支え受
け筒体６’と、前記補助把持ハンドル９’とから成って
いる。
台車を備えた動力噴霧機１１に前記補助把持ハンドル
９’を装備することができる。この移動台車を備えた噴
霧機１１は、左右一対のゴムタイヤ式等の車輪２１’、
２１’を軸架した台車フレーム２’と、該台車フレーム
２’に載置される噴霧機本体１２と、前記台車フレーム
２’の後部に設けられた操縦ハンドル４’と、前記車輪
２１’前方に前記台車フレーム２’から下方に延長して
配置された補助車輪１６と、散布ホース８’と、支え受
け筒体６’と、前記補助把持ハンドル９’とから成って
いる。
【００２１】前記噴霧機本体１２は、薬剤タンク１３、
エンジン１４と燃料タンク１５等で構成されている。前
記噴霧機１１の通常の移動においては、前記操縦ハンド
ル４’を握って手押し移動することによって行うが、持
ち上げが必要になった場合には、作業者が一方の手で前
記補助把持ハンドル９’の把持部９１’を握り、他方の
手で前記操縦ハンドル４’を握って持ち上げることこと
により移動できる。
エンジン１４と燃料タンク１５等で構成されている。前
記噴霧機１１の通常の移動においては、前記操縦ハンド
ル４’を握って手押し移動することによって行うが、持
ち上げが必要になった場合には、作業者が一方の手で前
記補助把持ハンドル９’の把持部９１’を握り、他方の
手で前記操縦ハンドル４’を握って持ち上げることこと
により移動できる。
【００２２】また、前記補助把持ハンドルは一つに限ら
ず、複数設置することができるものであるとともに、前
記ホースリールのみではなく、他の部材の必要部署に設
けることができるものである。
ず、複数設置することができるものであるとともに、前
記ホースリールのみではなく、他の部材の必要部署に設
けることができるものである。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明は、農業用等各種の物品を搭載した移動台車に簡易な
構造の補助把持ハンドルを装着するのみで、移動台車を
障害物のある収納庫への移動、トラック等への積み降ろ
し、あるいは、作業時泥濘に入った時等に、前記補助把
持ハンドルを把持することにより前記移動台車を容易
に、かつ、安全に持ち上げることができて、軽量機種と
しての特徴を生かすことができ、また、前記補助把持ハ
ンドルを他の用途と兼用できる。
明は、農業用等各種の物品を搭載した移動台車に簡易な
構造の補助把持ハンドルを装着するのみで、移動台車を
障害物のある収納庫への移動、トラック等への積み降ろ
し、あるいは、作業時泥濘に入った時等に、前記補助把
持ハンドルを把持することにより前記移動台車を容易
に、かつ、安全に持ち上げることができて、軽量機種と
しての特徴を生かすことができ、また、前記補助把持ハ
ンドルを他の用途と兼用できる。
【図１】本発明の一実施例のツインエンジンコンプレッ
サ装置の全体構成を示す斜視図。
サ装置の全体構成を示す斜視図。
【図２】図１で示したツインエンジンコンプレッサ装置
の側面図。
の側面図。
【図３】図１の装置の要部である補助把持ハンドルの取
付部の拡大展開図。
付部の拡大展開図。
【図４】補助把持ハンドルの他の実施例。
【図５】本発明の他の実施例の噴霧機の全体構成を示す
斜視図。
斜視図。
２…台車フレーム ３…ツインエンジンコンプレッサ ４…操縦ハンドル ７…ホースリール ９、９’…補助把持ハンドル １０…容器 １１…噴霧機 ２１…車輪 ９１、９１’…把持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 浩樹 東京都青梅市末広町１丁目７番地２ 株 式会社 共立内 (56)参考文献 特開 昭61−77563（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−216863（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−235266（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−235268（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−112262（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−18561（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−20180（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−115872（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−143963（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−93924（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−87363（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−106366（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B62B 5/06
Claims (2)
- 【請求項１】 車輪（２１，２１）を備えた台車フレー
ム（２）と、該台車フレーム（２）の後部に取り付けら
れた操縦ハンドル（４）と、前記台車フレーム（２）に
搭載された物品（３，１０，１２）と、から成る移動台
車（１，１１）であって、該移動台車（１，１１）の前
部に回動及び着脱自在に補助把持ハンドル（９）を立設
せしめるとともに、該補助把持ハンドル（９）にホース
リール（７）が一体に取り付けられ、前記補助把持ハン
ドル（９）の把持部（９１）が前記ホースリール（７）
のホースガイドを兼ねていることを特徴とする補助把持
ハンドルを備えた移動台車。 - 【請求項２】 前記台車フレーム（２）に搭載された物
品がコンプレッサ（３）もしくは噴霧機（１２）である
ことを特徴とする請求項１に記載の補助把持ハンドルを
備えた移動台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06213808A JP3118146B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 補助把持ハンドルを備えた移動台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06213808A JP3118146B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 補助把持ハンドルを備えた移動台車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0872723A JPH0872723A (ja) | 1996-03-19 |
| JP3118146B2 true JP3118146B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=16645385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06213808A Expired - Fee Related JP3118146B2 (ja) | 1994-09-07 | 1994-09-07 | 補助把持ハンドルを備えた移動台車 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3118146B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106167035A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-11-30 | 陈国旭 | 手扶式动力传动双车轮、窄轮距、两挡变速的农村小道运输车 |
-
1994
- 1994-09-07 JP JP06213808A patent/JP3118146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0872723A (ja) | 1996-03-19 |
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