JP2001002294A - フイルム用巻芯の供給方法および装置 - Google Patents

フイルム用巻芯の供給方法および装置

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JP2001002294A
JP2001002294A JP11175981A JP17598199A JP2001002294A JP 2001002294 A JP2001002294 A JP 2001002294A JP 11175981 A JP11175981 A JP 11175981A JP 17598199 A JP17598199 A JP 17598199A JP 2001002294 A JP2001002294 A JP 2001002294A
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film
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axial direction
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JP11175981A
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Takayuki Fujiwara
隆行 藤原
Katsuhiro Sugiyama
勝弘 杉山
Tomohiro Nakada
知宏 中田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な工程および構成で、巻芯にフイルムを効
率的かつ高精度に巻き付けることを可能にする。 【解決手段】チャック機構84は、巻芯の軸方向に所定
の幅寸法を有して前記巻芯の周面を把持することが可能
な第1および第2ブロックラッパ106、108と、前
記第1および第2ブロックラッパ106、108に設け
られ、該第1および第2ブロックラッパ106、108
に把持されている前記巻芯を回転自在にセンタリング支
持するローラ116、118とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルム用巻芯を
回転させることにより前記巻芯に長尺フイルムを巻き付
けて巻回体を得るフイルム巻き取り機構に対し、前記巻
芯を供給するためのフイルム用巻芯の供給方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、フイルムを巻芯に自動的に巻
き付ける巻き替え機や、幅広のフイルムを裁断して巻芯
に自動的に巻き付ける裁断機では、フイルム巻き取りス
テーションの周囲に前記巻芯を自動的に供給する巻芯自
動供給装置と、前記巻芯自動供給装置から供給された該
巻芯を回転させて前記フイルムを前記巻芯に自動的に巻
き付ける自動巻き取り装置と、該フイルムが巻き付けら
れた巻回体(製品)を自動的に払い出す製品払い出し装
置とが配置されている。
【0003】ところが、この種の構成では、特に、巻芯
自動供給装置と自動巻き取り装置との動作領域が部分的
に干渉するため、フイルムの巻き取りが完了してから新
しい巻芯にフイルム巻き取り動作を開始するまでの時間
を短縮することが困難なものとなっていた。巻芯自動供
給装置が巻芯をフイルム巻き取りステーションに配置し
た後、前記巻芯自動供給装置をこのフイルム巻き取りス
テーションから十分に待避させてから、再度、フイルム
巻き取り動作を開始するようにしているためである。こ
れにより、巻芯へのフイルム巻き取り作業全体を高速化
することができず、しかも装置全体が複雑化して設備費
が相当に高騰するという問題があった。
【0004】そこで、例えば、特開平5−17058号
公報に開示されているように、エンドレスベルトが待避
位置で新たな巻き取りコアを包囲し、巻き取り位置でウ
エブ材料の巻き取りが完了した後、このエンドレスベル
トを前記巻き取り位置に前進させ、この状態で前記巻き
取りコアを回転させて新たなウエブ材料の巻き付けを行
う方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、エンドレスベルトのみで巻芯を巻き取り
位置に正確に供給することが困難であることから、巻芯
位置を固定させるために金具が用いられている。従っ
て、金具をシリンダにより進退させる必要があり、この
金具を待避させるために時間的ロスが発生してしまう。
さらに、巻芯固定用の金具が用いられるため、エンドレ
スベルトを巻芯の軸方向全周に対して密に配置すること
ができず、この巻芯に沿ってフイルムを高品質に巻き付
けることが困難になるという問題が指摘されている。
【0006】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、巻芯へのフイルムの巻き付け作業を迅速かつ高精度
に行うとともに、構成の簡素化が可能なフイルム巻芯の
供給方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフイルム用
巻芯の供給方法および装置では、センタリング機能を有
するチャック機構により巻芯が把持された後、このチャ
ック機構がフイルム巻き取り機構に対応して配置され
る。そして、チャック機構により巻芯がセンタリング保
持された状態で、フイルム巻き取り機構の作用下に前記
巻芯に長尺フイルムが巻き付けられる。
【0008】従って、チャック機構を介して巻芯を巻き
取り位置に高精度かつ円滑に供給するとともに、フイル
ム巻き取り機構でこの巻芯を把持した直後に該巻芯への
長尺フイルムの巻き付け作業が開始される。これによ
り、タイムロスを有効に削減することができ、巻芯に対
して長尺フイルムを効率的かつ高精度に巻き付けること
が可能になる。
【0009】ここで、チャック機構は、少なくとも1個
が可動である複数のブロック体を備えており、各ブロッ
ク体には、巻芯を回転自在にセンタリング支持するロー
ラ部材が組み込まれている。このため、簡単な構成で、
巻芯を確実に芯出し支持することが可能になる。
【0010】また、チャック機構により保持されている
巻芯の両端がフイルム巻き取り機構により把持される
際、保持手段が解除されて前記チャック機構が前記巻芯
の軸方向に移動可能になる。従って、チャック機構に保
持されている巻芯が軸方向にずれていても、フイルム巻
き取り機構により前記巻芯の両端が把持される際に、該
巻芯が前記チャック機構と一体的に軸方向に位置補正さ
れる。これにより、巻芯に巻き付けられる長尺フイルム
の端部がこの巻芯の両端面から突出してしまう等の巻き
付け不良の発生を有効に阻止することができる。
【0011】さらにまた、巻芯の軸長に応じて複数のチ
ャック機構をこの巻芯の軸方向に並列させることによ
り、複数の前記チャック機構を介して種々の軸長の異な
る巻芯の周面全体を一体的かつ確実に保持することが可
能になる。このため、巻芯の周面に対し長尺フイルムを
軸方向に隙間なくラップすることができ、種々の軸長の
異なる巻芯に対して高品質なフイルム巻き付け作業が遂
行される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るフイルム用巻芯の供給装置10を組み込むフイル
ム裁断機(またはフイルム巻き替え機)12の概略構成
説明図である。
【0013】フイルム裁断機12は、PETフイルム、
PENフイルムまたはTACフイルムをベースとしたロ
ール状感光材料(以下、フイルムロール14という)が
配置され、このフイルムロール14を回転させて長尺フ
イルム16を送り出すフイルム送出装置18と、この長
尺フイルム16を、順次、次段の工程に搬送する搬送装
置20と、前記搬送装置20により搬送される前記長尺
フイルム16を幅方向に裁断して所定の幅寸法を有する
長尺フイルム24a、24bを形成する裁断装置26
と、前記長尺フイルム24a、24bを巻芯28に巻き
付ける一組の巻き取り装置30と、前記巻き取り装置3
0に前記巻芯28を自動的に供給する供給装置10と、
前記巻芯28に巻き付けられた前記長尺フイルム24
a、24bを所定の長さに切断する切断機構32と、該
巻芯28に前記長尺フイルム24a、24bが巻き付け
られた巻回体34を自動的に払い出す製品払い出し装置
36とを備える。
【0014】フイルム送出装置18は、フイルムロール
14が支持される送出軸38a、38bを備え、この送
出軸38a、38bがターレット39に配置されてい
る。搬送装置20は、サクションドラム等のメインフィ
ードローラ40と複数のローラ42とを備えており、裁
断装置26は、左右に配置された回転カッタ44を備え
ている。
【0015】裁断装置26の下方には、裁断された長尺
フイルム24a、24bを互いに異なる方向に分離する
ための分離ローラ46a、46bが配置され、この分離
ローラ46a、46bの下流側には、ニップローラ48
a、48bを介して切断装置32が配置される。この切
断装置32の下方には、ニップローラ49a、49bを
介して巻き取り装置30が配置されている。
【0016】図1および図2に示すように、巻き取り装
置30は、巻芯28の両端を保持してこの巻芯28を回
転させる巻き取りチャック50a、50bを備え、前記
巻き取りチャック50a、50bがスライド手段52を
介して互いに近接および離間する方向(矢印C方向)に
進退可能である。巻き取りチャック50a、50bは、
テーパ51a、51bを介して大径となっており、その
大径部の外径Hが巻芯28の外径よりも小さな寸法に設
定される。巻き取りチャック50aには、長尺フイルム
24a、24bを巻芯28に巻き付けた後に前記長尺フ
イルム24a、24bにテンションを付与するトルク制
御可能なサーボモータ54が連結される。
【0017】スライド手段52は、ガイドレール56に
沿って位置調整可能なベース部材58a、58bを備
え、ベース部材58aには、第1シリンダ60aを介し
て進退自在な第1可動ベース62aが設けられる。この
第1可動ベース62aにサーボモータ54が固定され、
このサーボモータ54の駆動軸64にベルト・プーリ6
6を介して巻き取りチャック50aの回転軸68aが連
結される。回転軸68aはベアリング(図示せず)を介
して第1可動ベース62aに回転自在に支持されてい
る。ベース部材58bには、第2シリンダ60bを介し
て第2可動ベース62bが進退自在に設けられるととも
に、この第2可動ベース62bにベアリング(図示せ
ず)を介して巻き取りチャック50bの回転軸68bが
回転自在に支持される。
【0018】図1に示すように、製品払い出し装置36
は、基台70の両側面に配設されガイドレール72に沿
ってそれぞれ昇降自在な昇降台74を備える。各昇降台
74上には、ローラ76、78が図示しない回転駆動面
の作用下に回転自在に支持されている。ローラ76、7
8間には、巻回体34を次段の工程に移送するためにコ
ンベア79が配置されている。
【0019】供給装置10は、巻き取り装置30の両側
に位置してそれぞれ配置されており、前記巻き取り装置
30に向かって(矢印A方向)延在するガイドレール8
0上にスライドベース82が進退自在に載置される。ス
ライドベース82上には、チャック機構84がガイドレ
ール80と直交する方向に位置調整可能に載置される。
【0020】図2〜図4に示すように、チャック機構8
4は、スライドベース82上にガイドレール80と直交
する方向(矢印C方向)に設けられたレール部材86
a、86b上に配置される複数のチャックユニット88
を備えるとともに、前記スライドベース82上には、各
チャックユニット88を巻芯28の軸方向(矢印C方
向)に移動させる駆動手段90を構成するラック92が
固着される。このラック92は、レール部材86a、8
6bと同様に、スライドベース82上を所定の長さにわ
たって延在している。
【0021】各チャックユニット88は、レール部材8
6a、86b上に載置される可動台94を備え、この可
動台94上に駆動手段90を構成する絶対値エンコーダ
付きACサーボモータ96が固定される。ACサーボモ
ータ96の駆動軸98には、保持手段を構成する電磁ク
ラッチ100を介してピニオン102が連結されてお
り、このピニオン102がラック92に噛合する。
【0022】可動台94には支持台104が設けられ、
この支持台104に第1および第2ブロックラッパ(ブ
ロック体)106、108が支軸110を支点にして揺
動自在に装着される。第1および第2ブロックラッパ1
06、108は、巻芯28の軸方向に所定の寸法H1に
設定されており、互いに対向してその一部が円弧である
第1および第2曲面112、114が矢印C方向に延在
して形成される。第1および第2ブロックラッパ10
6、108が互いに閉じられた状態で、第1および第2
曲面112、114により構成される曲率が巻芯28の
外径より若干大きくなるように設定されている。
【0023】第1および第2ブロックラッパ106、1
08には、それぞれ第1および第2曲面112、114
から内方に一部を突出して複数のローラ116、116
a、118および118aが回転自在に装着される。ロ
ーラ116、116a、118および118aは、少な
くとも表面が金属、合成樹脂またはゴムで構成されてお
り、長尺フイルム24a、24bの種類に応じて適宜選
択される。
【0024】ローラ116、116aは、巻芯28の軸
芯に対し位置決めを行うために第1ブロックラッパ10
6の所定の位置でのみ回転可能である一方、ローラ11
8、118aは、図示しないばね等を介して前記巻芯2
8を押し付ける機能を有しており、第2ブロックラッパ
108に対し移動可能に装着されている。第1ブロック
ラッパ106にはローラ116aが設けられており、こ
のローラ116a(またはローラ118a)は、長尺フ
イルム24a、24bの先端をローラ118a(または
ローラ116a)とともに挟持して巻芯28に円滑に案
内するためのモータ(図示せず)に連結されている。
【0025】図3に示すように、可動台94には、開閉
手段120を構成する第1および第2シリンダ122、
124の端部が揺動自在に支持される。第1および第2
シリンダ122、124から突出するロッド122a、
124aには、第1および第2ブロックラッパ106、
108が連結される。
【0026】図1に示すように、チャック機構84の上
方には、順次、図示しないコンベア等により搬送されて
くる巻芯28をこのチャック機構84に1つずつ送り出
すためのサクションカップ126がシリンダ128を介
して昇降自在に配置される。このシリンダ128は、鉛
直方向下方に向かって進退自在なロッド130を有し、
このロッド130の先端にサクションカップ126が固
着されている。
【0027】このように構成されるフイルム裁断機12
の動作について、第1の実施形態に係る供給装置10と
の関連で以下に説明する。
【0028】図1に示すように、フイルム送出装置18
に装着されたフイルムロール14は、送出軸38aの回
転作用下に巻き戻され、長尺フイルム16が搬送装置2
0を構成するメインフィードローラ40に導かれる。こ
のメインフィードローラ40は、例えば、サクションド
ラム等により構成されており、図示しないACサーボモ
ータの作用下に所定の速度パターンで速度制御されてい
る。メインフィードローラ40によって速度調整がなさ
れた長尺フイルム16は、裁断装置26に送られて回転
カッタ44の作用下に裁断される。このため、所定の幅
寸法を有する長尺フイルム24a、24bが、分離ロー
ラ46a、46bを介して互いに離間する方向に搬送さ
れ、ニップローラ48a、48b、49aおよび49b
を介して鉛直方向下方に送られる。
【0029】図5に示すように、巻き取り装置30に巻
芯28が保持されており、この巻き取り装置30に送ら
れる長尺フイルム24a(同様に構成される長尺フイル
ム24b側については、その説明を省略する)がこの巻
芯28に巻き取られる。その際、供給装置10では、第
2ブロックラッパ108が第2シリンダ124の作用下
に開放方向に揺動しており、第1ブロックラッパ106
の上方には、サクションカップ126に吸着された新た
な巻芯28が配置されている。
【0030】そこで、シリンダ128の作用下にサクシ
ョンカップ126が下降し、このサクションカップ12
6に吸着されている巻芯28が第1ブロックラッパ10
6内に送り込まれる(図5中、2点鎖線参照)。次に、
サクションカップ126の吸着作用が解除され、前記サ
クションカップ126が上方に待避されるとともに、第
2シリンダ124が駆動されて第2ブロックラッパ10
8が支軸110を支点にして閉じる方向に揺動する。こ
のため、チャック機構84は、複数のローラ116、1
18により巻芯28の外周を軸方向に沿ってセンタリン
グ支持することができる。
【0031】図6に示すように、チャック機構84によ
り巻芯28がセンタリング保持されると略同時に、巻き
取り装置30による長尺フイルム24aの巻き付け作業
が終了する。そして、製品払い出し装置36を構成する
昇降台74がガイドレール72の案内作用下に上昇す
る。このため、巻芯28に長尺フイルム24aが巻き付
けられた製品である巻回体34が昇降台74に設けられ
ているローラ76、78に支持され、この状態におい
て、第1および第2ニップローラ48a、49aが閉じ
られて前記長尺フイルム24aが保持され、さらに切断
機構32を介して該長尺フイルム24aが短尺方向(幅
方向)に切断(クロスカット)される。
【0032】図7に示すように、巻芯28に巻き付けら
れた長尺フイルム24aの端部が切断された後、巻回体
34を支持する昇降台74が鉛直方向下方に移動すると
ともに、チャック機構84が新たな巻芯28をセンタリ
ング保持した状態で巻き取り装置30側へ移動し、この
巻芯28をフイルム巻き取り位置に配置させる。フイル
ム巻き取り位置では、図2に示すように、巻き取り装置
30を構成する第1および第2シリンダ60a、60b
が駆動されると、巻き取りチャック50a、50bが互
いに近接する方向に変位して、チャック機構84に外周
面が保持されている巻芯28の両端に挿入される。
【0033】ここで、巻き取りチャック50a、50b
にはテーパ51a、51bが設けられており、このテー
パ51a、51bの押圧作用下に第2ブロックラッパ1
08に設けられているローラ118が図示しないばね等
の弾性力に抗して前記第2ブロックラッパ108内に退
避する。また、巻き取りチャック50a、50bの大径
部の外径Hが巻芯28の外径よりも小さな寸法に設定さ
れているため、この巻き取りチャック50a、50b
を、第1ブロックラッパ106と第2ブロックラッパ1
08との間に円滑に挿入可能することができる。
【0034】その際、保持手段を構成する電磁クラッチ
100が滅勢され、チャックユニット88が巻芯28の
軸方向に移動可能な状態となっており、巻き取りチャッ
ク50a、50bで前記巻芯28を把持すると、該巻芯
28が前記チャックユニット88と一体的に移動して軸
方向のずれを吸収することができる。
【0035】さらに、サーボモータ54が駆動され、ベ
ルト・プーリ66を介して巻き取りチャック50aが回
転を開始する(図8参照)。そして、巻芯28の外周部
に長尺フイルム24aが2〜3周だけ巻き付けられた
後、第1および第2シリンダ122、124が駆動さ
れ、第1および第2ブロックラッパ106、108が支
軸110を支点にして互いに開放方向に揺動するととも
に、チャック機構84を構成するチャックユニット88
が巻き取り装置30から離間する方向に移動する(図9
参照)。
【0036】なお、巻芯28に長尺フイルム24aの巻
き付け作業が行われている間、第1および第2ニップロ
ーラ48a、49aが開放されるとともに、昇降台74
上に配置されていた巻回体34は、コンベア79を介し
て次なる工程へと排出される。
【0037】チャックユニット88が所定の位置に待避
した後、ACサーボモータ96が駆動され、ピニオン1
02およびラック92を介してチャックユニット88の
位置補正が行われ、さらに第1シリンダ122が駆動さ
れて第1ブロックラッパ106が新たな巻芯28を受容
する位置に配置される(図10参照)。
【0038】このように、第1の実施形態では、チャッ
ク機構84を構成する第1および第2ブロックラッパ1
06、108が、図4に示すように、巻芯28の軸方向
(矢印C方向)に所定の寸法H1を有しており、この第
1および第2ブロックラッパ106、108を開閉する
ことによって、前記巻芯28の周面全体を軸方向にわた
りローラ116、118を介してセンタリング保持する
ことができる。
【0039】次いで、チャックユニット88が移動さ
れ、第1および第2ブロックラッパ106、108に保
持されている巻芯28がフイルム巻き付け位置に配置さ
れる。そして、巻き取り装置30を構成する巻き取りチ
ャック50a、50bで巻芯28の両端部が保持された
直後に、サーボモータ54の駆動作用下に前記巻芯28
を回転させて長尺フイルム24aの巻き取り作業が開始
される。
【0040】すなわち、巻き取り装置30では、第1お
よび第2ブロックラッパ106、108で巻芯28をセ
ンタリング支持した状態で、この巻芯28を回転させる
ことができ、前記巻芯28への長尺フイルム24aの巻
き取り作業が迅速かつ効率的に遂行されるという効果が
得られる。しかも、第1および第2ブロックラッパ10
6、108に設けられているローラ116、118で巻
芯28の周面全体を軸方向にわたって支持するため、こ
の巻芯28の周面幅方向全長にわたり長尺フイルム24
aを確実にラップすることが可能になり、長尺フイルム
24aの巻き付け不良を可及的に阻止することができ
る。
【0041】また、第1の実施形態では、チャックユニ
ット88がレール部材86a、86bに沿って巻芯28
の軸方向に移動自在であり、第1および第2ブロックラ
ッパ106、108にセンタリング保持されている前記
巻芯28の両端が巻き取り装置30を構成する巻き取り
チャック50a、50bで把持される際、保持手段を構
成する電磁クラッチ100が滅勢される。
【0042】これにより、巻芯28の軸方向にずれが生
じていても、巻き取りチャック50a、50bにより前
記巻芯28が把持される際、チャックユニット88が前
記巻芯28と一体的に矢印C方向に移動して、該巻芯2
8の位置ずれを吸収することができる。従って、巻芯2
8の軸方向へのずれに起因して長尺フイルム24aの端
部が前記巻芯28の端面から外方に突出する等の巻き付
け不良の発生を可及的に阻止することが可能になる。
【0043】さらにまた、第1の実施形態では、チャッ
ク機構84がそれぞれ矢印C方向に位置調整可能な複数
台のチャックユニット88を備えている。このため、巻
芯28の軸長が異なる際には、この巻芯28の軸長に対
応して所定台数のチャックユニット88が矢印C方向に
並設され、該複数台のチャックユニット88を介して前
記巻芯28の周面を幅方向全周にわたり確実に保持する
ことができる。
【0044】例えば、第1および第2ブロックラッパ1
06、108の所定の寸法H1が100mmに設定され
るとともに、巻き取りチャック50a、50bの巻芯端
面保持部と回転軸68a、68bの保持部までの距離H
2がその半分の寸法(50mm)に設定されている(図
2参照)。好ましくは、H1≦2×H2の関係に設定さ
れる。そして、長尺フイルム24aのスリット幅(巻芯
28の幅寸法)が254mmの場合、3台のチャックユ
ニット88が並設されてこの3台のチャックユニット8
8で巻芯28を一体的に保持するように動作される。
【0045】その際、両側のチャックユニット88は、
長尺フイルム24aの両端より23mmずつオーバーハ
ングすることになる。ところが、巻き取りチャック50
a、50bの巻芯端面保持部から回転軸68a、68b
の保持部までの距離H2が50mmに設定されているた
め、チャックユニット88が巻き取り装置30に干渉す
ることがない。これにより、各種の軸寸法の異なる巻芯
28に対し、長尺フイルム24aの全幅を確実にラップ
することが可能になるという効果が得られる。
【0046】図11は、本発明の第2の実施形態に係る
フイルム用巻芯の供給装置160を組み込むフイルム裁
断機(あるいは、フイルム巻き替え機)162の概略構
成説明図である。なお、第1の実施形態に係るフイルム
裁断機12と同一の構成要素には同一の参照符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0047】フイルム裁断機162を構成する上側枠体
164には、パスローラ166がスライド手段168を
介して矢印D方向に位置調整可能に配置される。パスロ
ーラ166には、図示しない回転駆動源が連結されてお
り、このパスローラ166は、矢印E方向に対してメイ
ンフィードローラ(図示せず)と同等以上の送り速度に
なるように周速が設定されている。
【0048】パスローラ166にはニップローラ170
が摺接自在に配置されており、このニップローラ170
は、シリンダ172を介して前記パスローラ166に対
して進退自在である。パスローラ166およびニップロ
ーラ170を支持するスライド手段168は、多種類
(例えば、二種類)の異なる巻芯径に対応して矢印D方
向に位置調整自在である。
【0049】巻き取り装置30は、長尺フイルム24a
を切断する際にこの長尺フイルム24aを新たな巻芯2
8の周面に保持された進退自在なニップローラ174
と、切断された前記長尺フイルム24aの端部を前記新
たな巻芯28の周面に倣わせる進退自在な倣いローラ1
76とを備える。ニップローラ174は第1駆動シリン
ダ178に連結されるとともに、倣いローラ176は第
2駆動シリンダ180に連結される。
【0050】製品払い出し装置36を構成する昇降台7
4上には、長尺フイルム24aの幅方向に進退自在な本
体部182が載置される。本体部182にはトルクモー
タ184が組み込まれており、このトルクモータ184
の駆動軸186には、ベルト・プーリ手段188を介し
てテンション付与ローラ190が係合するとともに、こ
のテンション付与ローラ190に並設してテンション付
与ローラ192が配置される。
【0051】本体部182の側部には、長尺フイルム2
4aの幅方向に進退自在に配置されるスライドベース1
94を介してモータ196が配置される。このモータ1
96にベルト・プーリ198を介してアーム200が揺
動自在に支持されており、このアーム200の上部にラ
イダローラ202が回転自在に支持される。
【0052】供給装置160を構成するチャック機構8
4は、複数台のチャックユニット88を備えるととも
に、各チャックユニット88は、固定型の第1ブロック
ラッパ210と可動型の第2ブロックラッパ212とを
備える。第2ブロックラッパ212は、シリンダ214
から下方向に突出するロット216の先端に支持されて
いる。第1および第2ブロックラッパ210、212に
は、それぞれ少なくとも一部が円弧である第1および第
2曲面218、220にローラ222、224が回転自
在に配置されるとともに、前記ローラ224は、図示し
ないばね等を介して巻芯28に対して進退自在である。
【0053】チャック機構84の下方には、巻芯28を
第1および第2ブロックラッパ210、212に送り出
すための巻芯支持台226がシリンダ128を介して昇
降自在に配置される。この巻芯支持台226には、図示
しない真空発生源に連通するサクションボックス228
が装着されるとともに、前記巻芯支持台226の下降位
置に対応して支持ローラ230が配設される。
【0054】このように構成されるフイルム裁断機16
2の動作について、第2の実施形態に係る供給装置16
0との関連で以下に説明する。
【0055】図12に示すように、巻き取り装置30を
介して巻芯28に長尺フイルム24aが規定長さまで巻
き取られると、昇降台74が上昇してライダローラ20
2と一対のテンション付与ローラ190、192とによ
り巻回体34が保持される(図13参照)。ここで、ラ
イダローラ202および一対のテンション付与ローラ1
90、192により巻回体34が保持された際、サーボ
モータ54のトルク制御が行われており、この巻回体3
4を構成する長尺フイルム24aには所定のテンション
が付与されている。
【0056】この状態で、トルクモータ184が駆動さ
れ、長尺フイルム24aには、テンション付与ローラ1
90を介して所定のテンションが与えられる。次に、サ
ーボモータ54の駆動が停止されるとともに、巻き取り
チャック50a、50bが巻回体34の両端部から離脱
されてこの巻回体34をアンチャックする。これによ
り、巻回体34は、テンション付与ローラ190、19
2により長尺フイルム24aに所定のテンションが付与
された状態で、製品払い出し装置36に受け渡されて製
品払い出し位置まで下降する(図14参照)。
【0057】一方、図12および図13に示すように、
巻き取り装置30により巻芯28に長尺フイルム24a
が巻き付けられる際、新たな巻芯28が供給装置160
を構成する巻芯支持台226に装着されたサクションボ
ックス228に吸着保持されるとともに、この新たな巻
芯28の下部が支持ローラ230に支持される。そし
て、巻芯支持台226がサクションボックス228と一
体的に上昇することにより、新たな巻芯28が巻芯受け
取り位置から巻芯受け渡し位置まで上昇された後、チャ
ック機構84を構成する第1および第2ブロックラッパ
210、212により把持されている。
【0058】次いで、巻芯28に長尺フイルム24aが
所定長さだけ巻き付けられて巻回体34が得られ、この
巻回体34が製品払い出し装置36に保持されて下降し
た後、図15に示すように、第1および第2ブロックラ
ッパ210、212が、サクションボックス228に吸
着保持されていた新たな巻芯28を保持し、この巻芯2
8をフイルム巻き取り位置に配置する。
【0059】ここで、第1駆動シリンダ178の駆動作
用下に、ニップローラ174が突出して巻芯28の外周
部に長尺フイルム24aを把持する。そして、切断機構
32が駆動されて長尺フイルム24aがクロスカットさ
れ、第2駆動シリンダ180の作用下に倣いローラ17
6が巻芯28側に移動することによって、前記長尺フイ
ルム24aの端部が前記巻芯28の周面に巻き付けられ
る。
【0060】この状態で、巻き取り装置30の作用下に
巻芯28が回転され、この巻芯28の外周に長尺フイル
ム24aが2〜3周だけ巻き付けられた後、第1および
第2ブロックラッパ210、212、ニップローラ17
4および倣いローラ176が待避され、前記巻芯28に
前記長尺フイルム24aが所定の長さまで巻き取られる
(図16参照)。
【0061】このように、第2の実施形態では、供給装
置160を構成する第1および第2ブロックラッパ21
0、212が巻芯28の周面を軸方向全周にわたってセ
ンタリング保持するとともに、フイルム巻き付け位置に
おいて、前記第1および第2ブロックラッパ210、2
12により該巻芯28をセンタリング保持した状態で、
巻き取り装置30を介して前記巻芯28を回転させるこ
とができる。これにより、巻芯28への長尺フイルム2
4aの巻き付け作業が、ロス時間を可及的に削減して効
率的かつ高精度に遂行される等、第1の実施形態と同様
の効果が得られる。
【0062】
【発明の効果】本発明に係るフイルム用巻芯の供給方法
および装置では、巻芯がセンタリング機能を有し開閉可
能なチャック機構により把持された状態で、フイルム巻
き取り機構を介して前記巻芯に長尺フイルムが所定の長
さまで巻き付けられる。これにより、時間的なロスを可
及的に削減して、巻芯への長尺フイルムの巻き付け作業
を効率的かつ高精度に遂行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るフイルム用巻芯
の供給装置を組み込むフイルム裁断機の概略構成説明図
である。
【図2】前記フイルム裁断機を構成する巻き取り装置お
よび前記供給装置の平面説明図である。
【図3】前記供給装置の概略構成説明図である。
【図4】前記供給装置の概略斜視説明図である。
【図5】巻芯に長尺フイルムが巻き付けられる際の動作
説明図である。
【図6】巻き付け作業の終了後に昇降台が上昇する際の
動作説明図である。
【図7】巻回体が得られた後に前記長尺フイルムの端部
を切断する際の動作説明図である。
【図8】前記切断後に新たな巻芯を把持した供給装置が
フイルム巻き付け位置に移動する際の動作説明図であ
る。
【図9】前記供給装置を構成する第1および第2ブロッ
クラッパを開放する際の動作説明図である。
【図10】前記第1および第2ブロックラッパを待避さ
せる一方、前記巻芯への前記長尺フイルムの巻き付け作
業を行う際の動作説明図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係るフイルム用巻
芯の供給装置を組み込むフイルム裁断機の概略構成説明
図である。
【図12】前記第2の実施形態において、前記巻芯に前
記長尺フイルムを巻き付ける際の動作説明図である。
【図13】前記第2の実施形態において、巻回体が得ら
れた後に昇降台が上昇する際の動作説明図である。
【図14】前記第2の実施形態において、前記巻回体を
下降させる際の動作説明図である。
【図15】前記第2の実施形態において、前記巻回体を
構成する前記長尺フイルムを切断する際の動作説明図で
ある。
【図16】前記第2の実施形態において、新たな巻芯に
前記長尺フイルムを巻き付ける際の動作説明図である。
【符号の説明】
10、160…供給装置 12、162…
フイルム裁断機 18…フイルム送出装置 20…搬送装置 16、24a、24b…長尺フイルム 26…裁断装置 28…巻芯 30…巻き取り
装置 32…切断機構 34…巻回体 36…製品払い出し装置 50a、50b
…巻き取りチャック 82…スライドベース 84…チャック
機構 88…チャックユニット 90…駆動手段 92…ラック 94…可動台 96…ACサーボモータ 100…電磁ク
ラッチ 102…ピニオン 106、108、210、212…ブロックラッパ 116、116a、118、118a、222、224
…ローラ 120…開閉手段 122、12
4、214…シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 知宏 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 3F064 AA03 CB11 EB20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルム用巻芯を回転させることにより前
    記巻芯に長尺フイルムを巻き付けて巻回体を得るフイル
    ム巻き取り機構に対し、前記巻芯を供給するためのフイ
    ルム用巻芯の供給方法であって、 前記巻芯を、センタリング機能を有するチャック機構に
    より把持する工程と、 前記チャック機構を前記フイルム巻き取り機構に対応し
    て配置する工程と、 前記チャック機構により前記巻芯をセンタリング保持し
    た状態で、前記フイルム巻き取り機構を介して該巻芯に
    前記長尺フイルムを所定の長さまで巻き付ける工程と、 を有することを特徴とするフイルム用巻芯の供給方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の供給方法において、前記チ
    ャック機構に保持されている前記巻芯の両端を前記フイ
    ルム巻き取り機構により把持する際、該チャック機構を
    前記巻芯の軸方向に移動不能に固定する保持手段を解除
    し、前記チャック機構を前記軸方向に移動可能にするこ
    とを特徴とするフイルム用巻芯の供給方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の供給方法におい
    て、前記巻芯の軸長が異なる際に、前記軸長に応じて複
    数の前記チャック機構を前記巻芯の軸方向に並列させ、
    複数の前記チャック機構により前記巻芯の周面を一体的
    に保持することを特徴とするフイルム用巻芯の供給方
    法。
  4. 【請求項4】フイルム用巻芯を回転させることにより前
    記巻芯に長尺フイルムを巻き付けて巻回体を得るフイル
    ム巻き取り機構に対し、前記巻芯を供給するためのフイ
    ルム用巻芯の供給装置であって、 前記巻芯をセンタリング機能を有して把持するととも
    に、前記フイルム巻き取り機構に対して進退可能なチャ
    ック機構を備え、 前記チャック機構は、前記巻芯の軸方向に所定の幅寸法
    を有し該巻芯の周面を把持するとともに、少なくとも1
    個が可動である複数のブロック体と、 前記各ブロック体に設けられ、該ブロック体に把持され
    ている前記巻芯を回転自在にセンタリング支持するロー
    ラ部材と、 を備えることを特徴とするフイルム用巻芯の供給装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の供給装置において、前記チ
    ャック機構は、複数の前記ブロック体が装着されて前記
    巻芯の軸方向に移動可能なチャックユニットと、 前記チャックユニットを前記軸方向に移動不能に保持す
    る保持手段と、 を備えることを特徴とするフイルム用巻芯の供給装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載の供給装置におい
    て、前記チャック機構は、複数の前記ブロック体が装着
    された複数のチャックユニットと、 前記チャックユニットを前記巻芯の軸方向に移動させる
    駆動手段と、 を備えることを特徴とするフイルム用巻芯の供給装置。
JP11175981A 1999-06-22 1999-06-22 フイルム用巻芯の供給方法および装置 Pending JP2001002294A (ja)

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EP05008667A EP1568635B1 (en) 1999-06-22 2000-06-21 Method of and apparatus for inspecting appearance of end face of film roll
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115072312A (zh) * 2022-06-15 2022-09-20 西安航空学院 一种基于物联网控制的服装加工用运输装置

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