JP2892911B2 - 円筒型電池の整列装置 - Google Patents

円筒型電池の整列装置

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JP2892911B2 JP5192333A JP19233393A JP2892911B2 JP 2892911 B2 JP2892911 B2 JP 2892911B2 JP 5192333 A JP5192333 A JP 5192333A JP 19233393 A JP19233393 A JP 19233393A JP 2892911 B2 JP2892911 B2 JP 2892911B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒型電池の整列装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、単1、単2、単3等の円筒型電池
は例えば2本または4本を1ユニットとして熱収縮性フ
ィルムによりシュリンク包装して出荷されている。この
ように円筒型電池をシュリンク包装するには、従来より
整列装置が用いられている。前記整列装置は、組み立て
を完了した円筒型電池を外周面に円筒型電池を横置きに
して挿入する複数の凹部が前記電池の包装個数(例えば
4個)を1単位とする箇所において等周角度の距離をあ
けて形成され、かつ前記単位間で前記周角度より大きい
周角度の距離をあけて形成された回転可能な円板を有す
る供給手段に送り、前記供給手段から送られた電池を搬
送手段で受けて4個の電池を1単位として互いに接触す
るように集合して整列する構成になっている。このよう
に整列された円筒型電池は、その後工程において、4個
の電池を1単位として熱収縮性フィルムによりシュリン
ク包装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た整列装置により包装した円筒型電池(例えば4パック
電池)はそれらの外側に印刷した商品名、例えば「TO
SHIBA」がばらばらになって配列されているため、
外観性において劣るという問題があった。
【0004】本発明の目的は、複数個の円筒型電池の商
品名や形番等が揃ってシュリンク包装されたパック電池
を得ることが可能な円筒型電池の整列装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる円筒型電
池の整列装置は、外周面に円筒型電池を横置きにして挿
入する複数の凹部が前記電池の包装個数を1単位とする
箇所において等周角度の距離をあけて形成され、かつ前
記単位間で前記周角度より大きい周角度の距離をあけて
形成された回転可能な円板を有する供給手段と、外周面
に円筒型電池を横置きにして挿入する複数の凹部が前記
電池の包装個数を1単位とする箇所において等周角度の
距離をあけて形成され、かつ前記単位間で前記周角度よ
り大きい周角度の距離をあけて形成された円板を有し、
前記円板は前記供給手段の円板に近接すると共にそれと
同期して反対方向に回転する第1搬送手段と、前記第1
搬送手段の前記凹部に挿入された前記円筒型電池の両端
面を保持して回転させる電池回転手段と、前記電池回転
手段により回転する前記電池の所定の基準マークに基づ
いて前記電池の位相位置を検出する検出手段と、前記検
出手段の基準マーク検出信号出力により前記電池回転手
段の回転を停止させる制御手段と、前記第1搬送手段の
所定位置で前記電池回転手段による電池保持を解除する
電池保持解除手段と、外周面に円筒型電池を横置きにし
て挿入する複数の凹部が前記電池の包装個数を1単位と
する箇所において等周角度の距離をあけて形成され、か
つ前記単位間で前記周角度より大きい周角度の距離をあ
けて形成された円板と前記各凹部底部の前記円板の外周
面に埋め込まれた磁石とを有し、前記円板は前記第1搬
送手段の円板に近接すると共にそれと同期して反対方向
に回転する第2搬送手段と、前記第2搬送手段によりそ
の垂直下方位置まで搬送された前記電池の両端付近を上
下間で挟持する水平方向に延出されたタイミングベルト
を有し、前記タイミングベルトは前記第2搬送手段の円
板と同期して回動する第3搬送手段と、前記第3搬送手
段から搬送された前記電池の両端付近を上下間で挟持す
る水平方向に延出されたタイミングベルトを有し、これ
らタイミングベルトは前記第3 搬送手段のタイミングベ
ルトより遅い速度で回動して前記第3搬送手段から搬送
された複数の電池を前記単位で互い接触して整列させる
第4搬送手段とを具備したことを特徴とするものであ
る。本発明に係わる円筒型電池の整列装置において、前
記電池回転手段は、 前記第1搬送手段の円板の両側面に
隣接して配置され、前記円板と同期して同方向に回転す
る第1、第2の支持円板と、 前記第1搬送手段の円板と
反対側の前記第2支持円板の側面に隣接して配置固定さ
れ、外周面にカム溝が前記供給手段と前記第1搬送手段
とが接近する箇所で前記第1搬送手段の円板側に近接
し、前記第1搬送手段と前記第2搬送手段とが接近する
箇所で前記第1搬送手段の円板側から遠ざかるように形
成された前記電池保持解除手段を兼ねる円板と、 前記第
1支持円板の外周面に先端が前記第1搬送手段の複数の
凹部に挿入された円筒型電池の一端にそれぞれ当接する
ように配置された複数の回転軸と、 前記各回転軸に連結
され、前記検出手段の基準マーク検出信号出力に基づい
て前記制御手段により前記回転軸の回転を停止するため
の複数のクラッチと、 前記各回転軸に前記クラッチを介
して連結された駆動軸を有する複数のモータと、 前記第
2支持円板の外周縁部を貫通して支持され、先端が前記
第1搬送手段の複数の凹部にそれぞれ対向するように配
置されると共に他端付近に設けたローラピンを介して前
記円板のカム溝に係合された複数の支持部材と、 前記各
支持部材の内部に収納された複数のスプリングと、 前記
各支持部材の先端部に先端が前記第1搬送手段の複数の
凹部に挿入された円筒型電池の他端にそれぞれ当接する
ように挿入されるとともに前記スプリングにより先端が
前記電池に向けて付勢される複数のプランジャとを具備
した構造を有することが好ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、前記供給手段および前記第1
搬送手段で円筒型電池を包装個数(例えば4個)を1単
位として等間隔をあけて横置きにして移動させ、かつ前
記各単位をそれら単位内の電池間距離より長くして移動
させると共に、前記各電池を前記第1搬送手段で移動さ
せる際に前記電池回転手段、前記検出手段および前記制
御手段より前記電池に印刷された商品名、形番等が前記
第3搬送手段に送られたときに互いに揃えられるように
位置合わせを行い、さらに第2搬送手段をを介して前記
電池を垂直下方位置で前記第3搬送手段に送り、前記第
3搬送手段から搬送された複数の電池を前記第4搬送手
段により前記単位(4個)で互い接触させ、前記単位間
で所望の距離があけられるように整列させることができ
る。このように整列された円筒型電池は、その後の工程
において4個を1単位として熱収縮性フィルムによりシ
ュリンク包装される。したがって、本発明の整列装置を
使用することによって4個の円筒型電池の商品名や形番
等が全て一つの面に揃って配列された4パック電池を得
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4を参照し
て詳細に説明する。図1は、本実施例の整列装置を示す
上面図、図2は図1の断面図、図3は図1の供給手段を
示す円板の正面図、図4は図1のカム溝を有する円板を
示す斜視図、図5は図1の第1搬送手段付近を示す要部
断面図である。ただし、図2にはシュリンク包装部材が
付加されている。
【0008】テーブル1の左側上方には、シュート2が
配置されている。図示しない駆動手段により反時計回り
方向に回転される供給手段である第1円板3は、前記シ
ュート2の下部円弧部内に配置されている。前記第1円
板3は、外周面に円筒型電池を横置きにして挿入する複
数の凹部3がその厚さ方向に形成されている。前記各凹
部4は、図3に示すように電池の包装個数(例えば4
個)を1単位とする箇所(P1 〜P4 )において等周角
度の距離をあけて形成され、かつ前記単位間(P4 とP
1 )で前記周角度より大きい周角度の距離をあけて形成
されている。前記第1円板3は、供給する円筒型電池の
長さより小さい厚さを有する。
【0009】一対のフレーム5a、5bは、前記テーブ
ル1上に互いに一定距離をあけて、かつ前記第1円板3
の側面に沿うように立設されている。第1支持円板6、
前記第1円板3より径が大きい第1搬送手段である第2
円板7および第2支持円板8は、前記一対のフレーム5
a、5b間に配置されている。軸9は、前記第1支持円
板6、第2円板7および第2支持円板8の中心に軸着さ
れている。プーリ10は、前記一方のフレーム5aを貫
通して突出した前記軸9部分に嵌着されている。前記プ
ーリ10と図示しないモータの駆動軸とには、図示しな
いタイミングベルトが枢支され、前記モータの駆動軸の
回転力が前記タイミングベルトを介して前記軸9に伝達
され、前記第1支持円板6、第2円板7および第2支持
円板8が一体的に例えば時計回り方向に回転させるよう
になっている。
【0010】前記第2円板7は、その外周面が前記第1
円板3の外周面と近接して配置されている。前記第2円
板7は、外周面に円筒型電池を横置きにして挿入する複
数の凹状ステーション11がその厚さ方向に形成されて
いる。前記各凹状ステーション11は、前述した第1円
板3の複数の凹部4と同様に電池の包装個数(例えば4
個)を1単位とする箇所において等周角度の距離をあけ
て形成され、かつ前記単位間で前記周角度より大きい周
角度の距離をあけて形成されている。前記第1、2の円
板3、7の回転に際し、前記第2円板7は前記第1円板
3と最短で対向する位置において前記第1円板3の凹部
4の一つと前記第2円板7のステーション11の一つと
が一致するようになっている。前記第2円板7は、搬送
させる円筒型電池の長さより小さい厚さを有する。
【0011】複数の小型モータ12は、前記第1支持円
板6の外周面に前記第2円板7の前記ステーション11
に対応して固定されている。前記各モータ12の駆動軸
13は、電磁クラッチ・ブレーキ14を介して回転軸1
5に連結されている。前記回転軸15の他端(前記第2
円板7側の端部)には、前記第2円板7の各ステーショ
ン11に挿入された円筒型電池の一方の端面に当接され
るチップ16が取着されている。複数の棒状支持部材1
7は、前記第2支持円板8の外周面近傍に前記第2円板
7の前記ステーション11に対応して進退自在に挿入さ
れている。前記第2円板7側の前記各支持部材17の先
端部付近には、スプリング18がそれぞれ内蔵されてい
る。前記各支持部材17の先端には、前記スプリング1
8により前記第2円板7側に付勢され、前記第2円板7
の各ステーション11に挿入された円筒型電池の他方の
端面に当接されるプランジャ19がそれぞれ取り付けら
れている。外周面にカム溝20が形成された円板21
は、前記第2支持円板8と前記フレーム5bの間に配置
され、かつ前記フレーム5bに固定されている。前記カ
ム溝20は、図4に示すように前記第1円板3と前記第
2円板7とが最短で対向する位置に対応する部位P11
ら時計回り方向に前記第2円板7と後述する第3円板と
が最短で対向する位置に対応する部位P12までの前記円
板21外周面領域においてその外周面のほぼ中央に形成
され、かつ前記部位P12から時計回り方向に前記部位P
11までの前記円板21外周面領域において前記部位
12、P11の中間部で前記フレーム5b側に近接するよ
うに蛇行して形成されている。前記各支持部材17の後
端付近は、それぞれ前記円板21の外周面に延出され、
かつ前記円板21の中心方向に向かうローラピン22が
それぞれ取り付けられている。前記ローラピン22は、
前記円板21の前記カム溝20に係合され、前記ローラ
ピン22の前記カム溝20との係合位置により前記支持
部材17が前進・後退される。このような各部材により
電池回転手段および電池保持解除手段が構成されてい
る。すなわち、前記カム溝20と前記ローラピン22と
の位置関係により前記支持部材17が前記第2円板7に
向けて前進し、前記ローラピン22が前記カム溝20の
部位P11に移動すると、図5に示すように前記支持部材
17先端のプランジャ19が前記第2円板7のステーシ
ョン11に挿入された円筒型電池Bの他方の端面に当接
され、前記小型モータ12により回転される前記回転軸
15先端のチップ16が前記電池Bの一方の端面に当接
して前記電池Bが前記チップ16と前記プランジャ19
先端で挟持され、前記回転軸15を前記モータ12によ
り回転することにより前記電池Bが回転される。一方、
後述する検出センサおよび制御手段により前記電池Bの
回転が停止された後において、前記ローラピン22が前
記円板21のカム溝20に沿って移動し、前記ローラピ
ン22が前記カム溝20の部位P12を通過すると、前記
支持部材17が後退し、前記支持部材17先端のプラン
ジャ19が前記円筒型電池Bの他方の端面から離れて前
記チップ16と前記プランジャ19先端での前記電池B
の挟持が解除される。
【0012】リード23を有する複数の検出センサ24
は、図5に示すように前記第2円板7の側面に前記ステ
ーション11に対応してそれぞれ固定されている。前記
各検出センサ24は、前記チップ16と前記プランジャ
19先端で挟持された前記円筒型電池Bの前記第2円板
7の側面から突出した部分における例えば缶体の接合線
を基準点として検出するものである。前記検出センサ2
4の検出信号は、前記リード23を通して制御手段25
に出力される。前記制御手段25は、前記駆動軸13と
前記回転軸15との間に配置された前記電磁クラッチ・
ブレーキ14に接続されている。すなわち、前記第2円
板7のステーション11において前記チップ16と前記
プランジャ19先端とにより挟持された状態で回転され
る円筒型電池Bを前記検出センサ24によりその基準点
を検出し、その検出信号を前記制御手段25に入力する
と、前記制御手段25から前記電磁クラッチ・ブレーキ
14に前記駆動軸13と前記回転軸15の連結を解除す
る信号が出力されて前記電池Bの回転が停止される。
【0013】図示しない駆動手段により反時計回り方向
に回転され、かつ前記第2円板7より径の小さい第2搬
送手段である第3円板26は、その外周面が前記第2円
板7の外周面と近接してその右側に配置されている。前
記第3円板26は、外周面に円筒型電池を横置きにして
挿入する複数の凹部27がその厚さ方向に形成されてい
る。前記各凹部27は、前述した第1円板3の凹部4と
同様に電池の包装個数(例えば4個)を1単位とする箇
所において等周角度の距離をあけて形成され、かつ前記
単位間で前記周角度より大きい周角度の距離をあけて形
成されている。永久磁石28は、前記各凹部27底部の
前記第3円板26部分にそれぞれ埋め込まれている。前
記第2、3の円板7、26の回転に際し、前記第3円板
26は前記第2円板7と最短で対向する位置において前
記第2円板7の凹状ステーション11の一つと前記第3
円板26の凹部27の一つとが一致するようになってい
る。前記第3円板26は、搬送させる円筒型電池の長さ
より小さい厚さを有する。
【0014】前記第3円板26の径方向に沿って延出さ
れた第3搬送手段である一対の上下無端ベルト29a、
29b、29a´、(29b´)は、一端が前記第3円
板26の両側面側の垂直下方位置に存在するようにそれ
ぞれ配置されている。前記上部無端ベルト29a、29
a´は、半時計回り方向にそれぞれ回動され、前記下部
無端ベルト29b、(29b´)は時計回り方向にそれ
ぞれ回動される。前記上部無端ベルト29a、29a´
と前記下部無端ベルト29b、(29b´)とは、円筒
型電池の直径に相当する距離離れて配置されている。ま
た、前記一対の上下無端ベルト29a、29b、29a
´、(29b´)は前記第3円板26の回転速度に同期
して回動される。このような一対の上下無端ベルト29
a、29b、29a´、(29b´)において、前記一
方の上下無端ベルト29a、29bは前記第3円板26
の垂直下方位置に搬送された円筒型電池の一端付近を挟
持し、他方の上下無端ベルト29a´、(29b´)は
前記円筒型電池の他端付近を挟持して前記電池を水平方
向に搬送する。
【0015】第4搬送手段である上下無端ベルト30
a、30bは、一端が前記一方の上下無端ベルト29
a、29bの他端と他方の上下搬送ベルト29a´、
(29b´)の他端の間に位置するように前記各無端ベ
ルト29a、29b、29a´、(29b´)に対して
平行に配置されている。前記上部無端ベルト30aは、
半時計回り方向に回動され、前記下部無端ベルト30b
は時計回り方向に回動される。また、前記上下無端ベル
ト30a、30bは前記一対の上下無端ベルト29a、
29b、29a´、(29b´)より低い速度で回動
(走行)される。前記上部無端ベルト30aと前記下部
無端ベルト30bとは、円筒型電池の直径に相当する距
離離れて配置されている。コンベア31は、前記上下無
端ベルト30a、30bの後段に配置される。電池包装
のための熱収縮性フィルム32は、前記コンベア31の
上方から前記コンベア31で搬送される電池の上面側に
供給されると共に前記コンベア31の下方から前記コン
ベア31で搬送される電池と前記コンベア31上面の間
に供給される。ただし、前記コンベア31の下方から供
給される熱収縮性フィルムは図示していない。
【0016】次に、前述した整列装置の作用を説明す
る。まず、第1円板3を半時計回り方向、第1支持円板
6、第2円板7および第2支持円板8を時計回り方向、
第3円板26を半時計回り方向、にそれぞれ回転させ、
かつ一対の上下無端ベルト29a、29b、29a´、
(29b´)および上下無端ベルト30a、30bをそ
れぞれ所定方向に回動させ、さらに前記第1支持円板6
に固定された複数の小形モータ12をそれぞれ回転させ
る。シュート2に複数の例えば単3形の円筒型電池Bを
横置きにして互いに外周面が接触するように並べて供給
することにより前記電池Bは前記シュート2の円弧部に
落下される。前記電池Bが前記シュート2の円弧部に落
下される過程で、回転する前記第1円板3の凹部4に係
合、保持されて移動される。この際、前記凹部4は図3
に示すように前記電池Bの包装個数(例えば4個)を1
単位とする箇所(P1 〜P4 )において等周角度の距離
をあけて前記第1円板3の外周面に形成され、かつ前記
単位間(P4 とP1 )で前記周角度より大きい周角度の
距離をあけて前記第1円板3の外周面に形成されている
ため、前記電池Bは4個を1単位として等周角度で前記
凹部4に保持され、前記単位間の電池Bはそれより大き
い等周角度で前記凹部4に保持されながら移動される。
【0017】前記第1円板3の各凹部4で保持された複
数の前記電池Bは、前記第1円板3が前記第2円板7と
最短で対向する位置において前記第2円板7の凹状ステ
ーション11に移し替えられる。この時、前記電池Bが
移し替えられた前記ステーション11に対応する支持部
材17のローラピン22が円板21に形成されたカム溝
20に係合されながら図4に示す部位P11に移動するた
め、前記支持部材17が最大距離前進され、図5に示す
ように前記支持部材17先端のプランジャ19が前記第
2円板17のステーション11に挿入された円筒型電池
Bの他方の端面に当接され、前記小型モータ12により
回転される前記回転軸15先端のチップ16が前記電池
Bの一方の端面に当接して前記電池Bが前記チップ16
と前記プランジャ19先端で挟持され、前記モータ12
により回転された前記回転軸15により前記電池Bが回
転される。前記電池Bは、前記ステーション11で回転
されながら前記第2円板7と共に移動される間に前記第
2円板7の側面に前記各ステーション11に対応してそ
れぞれ取り付けられた検出センサ24によりその基準点
が検出され、その検出信号は制御手段25に入力され
る。前記検出信号が前記制御手段25に入力されると、
前記制御手段25から前記回転軸15と駆動軸13を繋
ぐ電磁クラッチ・ブレーキ14にそれらの連結を解除す
る信号が出力されて前記電池Bの回転が停止される。こ
のため、前記第1円板3の複数の凹部4から前記第2円
板7の前記各ステーション11に移された全ての円筒型
電池Bは前記第2円板7と共に移動される間に外観的位
相が揃えられる。
【0018】前記第2円板7のステーション11で保持
され、かつ回転が停止された前記電池Bは前記第2円板
7が前記第3円板26と最短で対向する位置に到達され
ると、前記電池Bを保持する前記ステーション11に対
応する支持部材17のローラピン22が円板21に形成
されたカム溝20に係合されながら図4に示す部位P12
に移動するため、前記支持部材17が後退し、前記支持
部材17先端のプランジャ19が前記電池Bの他方の端
面から離れて前記チップ16と前記プランジャ19先端
での前記電池Bの挟持が解除される。前記挟持が解除さ
れた前記電池Bは、同時に前記第3円板26の凹部27
に移し替えられる。この時、前記凹部27底部の前記第
3円板26部分には永久磁石28が埋め込まれているた
め、前記凹部27に移し替えられた前記電池Bは永久磁
石28の磁力により保持される。
【0019】前記第3円板26の凹部27で保持された
前記電池Bが、前記第3円板26の半時計回り方向の回
転によりその垂直下方位置に到達すると、前記電池Bは
第3円板26の両側面側の垂直下方位置に延出された一
対の上下無端ベルト29a、29b、29a´、(29
b´)間で両端付近が挟持されて水平方向に搬送され
る。この時、前記一対の上下無端ベルト29a、29
b、29a´、(29b´)は前記第3円板26と同期
して回動するため、前記一対の上下無端ベルト29a、
29b、29a´、(29b´)に移し替えられた電池
Bは前記第1円板3、第2円板7および第3円板26に
おいて4個の電池Bを1単位として等周角度で保持さ
れ、前記単位間の電池Bがそれより大きい等周角度で保
持された位置関係および揃った外観的位相が維持されな
がら搬送される。
【0020】前記一対の上下無端ベルト29a、29
b、29a´、(29b´)で挟持されて搬送された前
記電池Bがその他端に達すると、一端が前記上下無端ベ
ルト29a、29b、29a´、(29b´)間に配置
された上下無端ベルト30a、30bに移し替えられ
る。この時、前記上下無端ベルト30a、30bは前記
一対の上下無端ベルト29a、29b、29a´、(2
9b´)より低い速度で回動(走行)されるているた
め、移し替えられた複数の電池Bは4個の電池単位で互
い側面が接触され、かつ単位間で所定の距離d(例えば
7.5mm)をあけて整列される。このように整列され
た複数の電池Bは、コンベア31上に移送され、上下か
ら供給された熱収縮性フィルム32で挟まれ、前記距離
dをあけて分離された前記4個の電池単位でシュリンク
包装されることにより4パック電池が組み立てられる。
【0021】したがって、本発明の整列装置によれば例
えば4個の円筒型電池の商品名や形番等が全て一つの面
に揃って配列された4パック電池を得ることができる。
なお、前記実施例では第2円板の各ステーションに対応
して円筒型電池を回転させる個別の小型モータを前記第
2円板に設けたが、必ずしも各ステーション対応してモ
ータを設ける必要がない。例えば、前記モータの代わり
に前記第1支持円板の前記第2円板と反対側の側面と対
向する大口径のドライブギャと前記ステーションに対応
して配置した複数の駆動軸の端部に前記ドライブギャと
噛合するようにそれぞれ取り付けられたピニオンギャと
を用い、前記ドライブギャの回転運動を前記ピニオンギ
ャを介して前記駆動軸に伝達し、前記駆動軸に電磁クラ
ッチ・ブレーキを介して連結された先端にチップを有す
る回転軸を回転させて円筒型電池を回転させるようにし
てもよい。このような構成において、検出センサが前記
円筒型電池の所定基準点を検出した時に、前記電磁クラ
ッチによる前記駆動軸と回転軸との連結を解除すること
により前記電池の回転を停止させることができる。
【0022】前記実施例では、検出センサにより検出さ
れる円筒型電池の基準点として缶体の接合線を利用した
が、前記接合線のない電池においては別途基準マークを
缶体の所定の箇所に付せばよい。
【0023】前記実施例では、4パック電池を得るため
の整列装置について説明したが、2パック電池等にも同
様に適用できる。前記実施例では、単3形の円筒型電池
を例にして説明したが、単1形、単2形、単4形の円筒
型電池にも同様に適用できる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係わる円
筒型電池の整列装置によれば複数個の円筒型電池の商品
名や形番等が揃ってシュリンク包装され、外観的に美麗
なパック電池を得ることができる等顕著な効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の整列装置を示す上面図。
【図2】図1の整列装置の断面図。
【図3】図1の供給手段を示す円板の正面図。
【図4】図1のカム溝を有する円板を示す斜視図。
【図5】図1の第1搬送手段付近を示す要部断面図。
【符号の説明】
1…テーブル、2…シュート、3…第1円板、4…凹
部、7…第2円板、11…凹状ステーション、12…小
形モータ、14…電磁クラッチ・ブレーキ、18…棒状
支持部材、20…カム溝、21…円板、22…ピン、2
4…検出センサ、25…制御手段、26…第3円板、2
7…凹部、28…永久磁石、29a、29b、29a
´、(29b´)、30a、30b…無端ベルト、B…
円筒型電池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−156850(JP,A) 特開 昭63−254665(JP,A) 実開 昭60−13664(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 2/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に円筒型電池を横置きにして挿入
    する複数の凹部が前記電池の包装個数を1単位とする箇
    所において等周角度の距離をあけて形成され、かつ前記
    単位間で前記周角度より大きい周角度の距離をあけて形
    成された回転可能な円板を有する供給手段と、 外周面に円筒型電池を横置きにして挿入する複数の凹部
    が前記電池の包装個数を1単位とする箇所において等周
    角度の距離をあけて形成され、かつ前記単位間で前記周
    角度より大きい周角度の距離をあけて形成された円板を
    有し、前記円板は前記供給手段の円板に近接すると共に
    それと同期して反対方向に回転する第1搬送手段と、 前記第1搬送手段の前記凹部に挿入された前記円筒型電
    池の両端面を保持して回転させる電池回転手段と、 前記電池回転手段により回転する前記電池の所定の基準
    マークに基づいて前記電池の位相位置を検出する検出手
    段と、 前記検出手段の基準マーク検出信号出力により前記電池
    回転手段の回転を停止させる制御手段と、 前記第1搬送手段の所定位置で前記電池回転手段による
    電池保持を解除する電池保持解除手段と、 外周面に円筒型電池を横置きにして挿入する複数の凹部
    が前記電池の包装個数を1単位とする箇所において等周
    角度の距離をあけて形成され、かつ前記単位間で前記周
    角度より大きい周角度の距離をあけて形成された円板と
    前記各凹部底部の前記円板の外周面に埋め込まれた磁石
    とを有し、前記円板は前記第1搬送手段の円板に近接す
    ると共にそれと同期して反対方向に回転する第2搬送手
    段と、 前記第2搬送手段によりその垂直下方位置まで搬送され
    た前記電池の両端付近を上下間で挟持する水平方向に延
    出されたタイミングベルトを有し、前記タイミングベル
    トは前記第2搬送手段の円板と同期して回動する第3搬
    送手段と、前記第3搬送手段から搬送された前記電池の両端付近を
    上下間で挟持する水平方向に延出されたタイミングベル
    トを有し、これらタイミングベルトは前記第3搬送手段
    のタイミングベルトより遅い速度で回動して 前記第3搬
    送手段から搬送された複数の電池を前記単位で互い接触
    して整列させる第4搬送手段とを具備したことを特徴と
    する円筒型電池の整列装置。
  2. 【請求項2】 前記電池回転手段は、 前記第1搬送手段の円板の両側面に隣接して配置され、
    前記円板と同期して同方向に回転する第1、第2の支持
    円板と、 前記第1搬送手段の円板と反対側の前記第2支持円板の
    側面に隣接して配置固定され、外周面にカム溝が前記供
    給手段と前記第1搬送手段とが接近する箇所で前記第1
    搬送手段の円板側に近接し、前記第1搬送手段と前記第
    2搬送手段とが接近する箇所で前記第1搬送手段の円板
    側から遠ざかるように形成された前記電池保持解除手段
    を兼ねる円板と、 前記第1支持円板の外周面に先端が前記第1搬送手段の
    複数の凹部に挿入された円筒型電池の一端にそれぞれ当
    接するように配置された複数の回転軸と、 前記各回転軸に連結され、前記検出手段の基準マーク検
    出信号出力に基づいて前記制御手段により前記回転軸の
    回転を停止するための複数のクラッチと、 前記各回転軸に前記クラッチを介して連結された駆動軸
    を有する複数のモータと、 前記第2支持円板の外周縁部を貫通して支持され、先端
    が前記第1搬送手段の複数の凹部にそれぞれ対向するよ
    うに配置されると共に他端付近に設けたローラピンを介
    して前記円板のカム溝に係合された複数の支持部材と、 前記各支持部材の内部に収納された複数のスプリング
    と、 前記各支持部材の先端部に先端が前記第1搬送手段の複
    数の凹部に挿入された円筒型電池の他端にそれぞれ当接
    するように挿入されるとともに前記スプリングにより先
    端が前記電池に向けて付勢される複数のプランジャとを
    具備することを特徴とする請求項1記載の円筒型電池の
    整列装置。
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