JPH0634259Y2 - 真空包装装置用のオートローダ装置 - Google Patents

真空包装装置用のオートローダ装置

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JPH0634259Y2
JPH0634259Y2 JP11884788U JP11884788U JPH0634259Y2 JP H0634259 Y2 JPH0634259 Y2 JP H0634259Y2 JP 11884788 U JP11884788 U JP 11884788U JP 11884788 U JP11884788 U JP 11884788U JP H0634259 Y2 JPH0634259 Y2 JP H0634259Y2
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JP
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conveyor
alignment
vacuum packaging
packaging device
moving
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JP11884788U
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Inventor
義晴 高山
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株式会社シンダイゴ
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、真空包装装置用のオートローダ装置(以
下、単にオートローダ装置という)に関する。
尚、この明細書において「包装品」とは、真空包装装置
で処理する前段階として、一方がシールされ他方に未シ
ール部が残された袋体に被包装物を詰めたものを意味す
るものとする。
<従来の技術> 従来のオートローダ装置としては、例えば、実願昭61−
163549号及び実願昭62−108290号として先に当出願人が
提案したようなものが知られている。
これらはいずれも、第7図にみられるように、図示せぬ
包装装置より排出された包装品1を搬送・供給する供給
コンベア2と、この供給コンベア2に対し直角交差方向
で設けられ、供給コンベア2にて搬送されてくる包装品
1を順次受け取り整列させる整列コンベア4と、及びこ
の整列せしめられた包装品1を複数個一括的に真空包装
装置5へ移載する移載機構6とを備えてなるものであ
る。
<考案が解決しようとする課題> ところで、このオートローダ装置においてポイントとな
るところの一つは、供給コンベア2から整列コンベア4
への包装品1の移載である。つまり、供給コンベア2か
ら整列コンベア4への包装品1の移載は、真空包装装置
5への複数の包装品の一括的移載を容易にするために、
常に一定の姿勢状態、例えば包装品1が必ず平行に並び
しかもその未シール部3が必ず一直線上に並ぶ状態にな
ることが必要であるということである。このような移載
は、例えば肉塊や魚の切身のようなものの包装品につい
ては意外に面倒なものである。
そこで、この要求を満足させるべくなされたのがこの発
明であり、特に供給コンベアの改良を目的としている。
<課題を解決するための手段> 具体的には、包装装置より排出された包装品を搬送・供
給する供給コンベアと、この供給コンベアに対し直角交
差方向で設けられ、供給コンベアにて搬送されてくる包
装品を順次受け取り整列させる整列コンベアと、及びこ
の整列せしめられた包装品を複数個一括的に真空包装装
置へ移載する移載機構とよりなる真空包装装置用のオー
トローダ装置にあって、供給コンベアに、先端部が整列
コンベア上に突出・後退自在であるコンベア部を設け、
そして、このコンベア部を、搬送されてくる包装品の先
端の未シール部が整列コンベア側に被さるようになるま
で突出状態とさせておく一方で、この未シール部が整列
コンベア側に被さった状態に達したら当該未シール部を
上下方向で押圧して保持する押圧・保持手段により整列
コンベア側で保持させると同時に後退させることによ
り、当該コンベア部上の包装品を押圧・保持手段による
未シール部の保持状態のまま整列コンベア上に落下・移
載させるようにしており〔請求項(1)〕、また、供給
コンベアのコンベア部を、ベースフレームに取り付けら
れた固定ローラと移動フレームに取り付けられた移動ロ
ーラと及びこれらの各ローラ間に懸け渡されたコンベア
ベルトとにて形成し、またこのコンベア部を突出・後退
させるための駆動機構としては、回動体と、この回動体
の一部がスライド自在に係合するスライド溝を有し、回
動体の一部がスライド溝内を回動体の回動に応じてスラ
イドすることにより揺動する揺動アームと、及び揺動ア
ームを移動フレームに関節構造で連結する連結アームと
からなり、揺動アームの揺動にて移動フレームと伴に移
動フレームに取り付けられた移動ローラ及びコンベアベ
ルトを進退動させてなるものとしている〔請求項
(2)〕。
<作用> すなわち、供給コンベアのコンベア部を整列コンベア上
で突出・後退させることにより、包装品を整列コンベア
上に落下させて移載するようにしているので、包装品
は、常に一定の姿勢状態つまり供給コンベアで送られて
きたままの姿勢状態で整列コンベア上へ移載され、順次
送られてくる各包装品は、常に互いが平行な状態となっ
て整列コンベア上に並び、しかも供給コンベアの後退に
際して未シール部が整列コンベア側に押圧・保持手段に
より保持されるようになっているので、この各包装品の
未シール部は一直線上に並ぶことになる〔請求項
(1)〕。
そして、そのためのコンベア部の突出・後退は、回動す
る回動体の一部がスライド溝内をスライドすることによ
り揺動アームが揺動し、この揺動アームの揺動が連結ア
ームを介して移動フレームを進退動させ、この移動フレ
ームの進退動により移動フレームに取り付けられた移動
ローラ及びコンベアベルトが進退動することによりなさ
れるものである〔請求項(2)〕。
<実施例> 以下、この考案の実施例を第1図〜第6図を参照して説
明する。尚、従来技術と共通乃至類似する部分について
は同一符号を付し、重複する説明は省略するものとす
る。
このオートローダ装置10は、供給コンベア11、整列コン
ベア12及び移載機構13を備えている。
供給コンベア11は、図示せぬ包装装置より排出された包
装品1を搬送して整列コンベア12へ供給するもので、先
端部15が整列コンベア12上に突出・後退自在であるコン
ベア部16を備えている。
このコンベア部16は、3個の固定ローラ17a、17b、17c
及び2個の移動ローラ18a、18bを配し、この各ローラ間
にコンベアベルト19を懸け渡してなるもので、固定ロー
ラ17a、17b、17cは、供給コンベア11全体のフレームを
形成するベースフレーム20に取り付けられ、移動ローラ
18a、18bは、移動フレーム21に取り付けられている。
このコンベア部16を突出・後退させるための駆動機構
は、ロータリアクチュエータ23、揺動アーム24及び連結
アーム25を備えている。
ロータリアクチュエータ23は、矢示Aの如く180°回動
する「回動体」としての回動プレート26を有し、この回
動プレート26には係合凸部27が設けられている。揺動ア
ーム24は、スライド溝28を有する細長いプレート状のも
ので、前記係合凸部27がスライド溝28内を回動プレート
26の回動に応じてスライドすることにより、ピローブロ
ック29にて支持された基端部を支点に、矢示B乃至Cの
如く揺動するようにされている。そして、この揺動が、
揺動アーム24と移動フレーム21とを関節構造で連結する
連結アーム25を介して移動フレーム21を矢示D乃至Eの
如く進退動させる。
また、ロータリアクチュエータ23は、上下動できるよう
にされており、この上下動に応じて係合凸部27とスライ
ド溝28との係合位置が上下するようにされている。つま
り、係合位置の上下動により回動プレート26の回動に対
応する揺動アーム24の揺動量が変化し、コンベア部16の
進退ストロークが変化するものである。このようにコン
ベア部16の進退ストローク変更できるようにしたのは、
包装品1のサイズに適応させるためである。具体的に
は、ロータリアクチュエータ23を載置する載置プレート
30は一対の円筒状の支持体31、31で支持されているもの
であるが、この支持体31は、それぞれ円筒内面のネジ部
により、外面にネジ部を有する支柱32に螺合されてお
り、傘歯車33を介して伝わる操作ハンドル34の回動力で
支柱32、32が回動するのに応じて上下動するようにされ
ているものである。
尚、図中35は、コンベア部16の駆動用モータであり、36
は駆動ベルトである。
整列コンベア12には、押圧・保持手段としての押圧シリ
ンダ37、押圧バンド38、及び光電スイッチ39とが設けら
れている。
押圧シリンダ37は、突出した状態のコンベア部16の先端
に対応する部位に設けられており、コンベア部16が後退
する際に包装品1の未シール部3を押圧・保持して位置
決めさせるためのものである。
押圧バンド38は、その基端部が押圧シリンダ37に固定さ
れた状態で整列コンベア12に沿って延設されており、整
列コンベア12が始動してから一定の間だけ包装品1をガ
イドするためのものである。
光電スイッチ39は、押圧シリンダ37と同様に突出した状
態のコンベア部16の先端に対応する部位に設けられてお
り、コンベア部16の先端部15に到った包装品1をキャッ
チしてONとなり、押圧シリンダ37及びロータリアクチュ
エータ23を作動させるためのものである。
整列コンベア12は、やや供給コンベア11側に下がり傾斜
とされていると同時に、その表面は、包装品1に対し大
きな摩擦力を与えるようにされている。尚、第5図中の
40は、底受定規で、包装品1のサイズに応じて位置決め
自在となるようにされている。
以下、このオートローダ装置10の作動状態について説明
する。
供給コンベア11により送られてきた包装品1がコンベア
部16の先端部15に到ると、この包装品1を捉えることに
より光電スイッチ39がONとなる。そして、この光電スイ
ッチ39により、先ず押圧シリンダ37が作動し、包装品1
の未シール部3を押圧・保持して位置決めさせる。この
際包装品1内の内容物1xは、慣性で未シール部3側に偏
る。次いで、ロータリアクチュエータ23が作動し、前述
の如くして移動フレーム21が、そこに取り付けられてい
る移動ローラ18a、18b及びコンベアベルト19と伴に矢示
Cの如く後退する。すると、未シール部3を押圧シリン
ダ37で押圧・保持された包装品1は取り残さて、そのま
まの状態で整列コンベア12上に落下する。この際、整列
コンベア12が上述のように傾斜しているので、上述のご
とく未シール部3側に偏った内容物1xは、未シール部3
を押圧シリンダ37で押圧・保持された状態において底、
つまりシール部側へ滑って移動する。この間、整列コン
ベア12は停止しているが、上記一連の過程が終了すると
同時に動き始める。そして、包装品1は、上述のように
整列コンベア12の表面が大きな摩擦力を持っているの
で、傾斜している整列コンベア12上を滑ることなく、最
初に押圧シリンダ37で位置決めされた状態を保ったまま
搬送されてゆく。この際、包装品1のサイズに合わせて
位置決めされた底受定規40により包装品1は、その底を
支持され、上述の位置決めがさらに確実になるようにさ
れている。
このようにして、供給コンベア11により順次送られてく
る包装品1は、常に送られてきた状態の姿勢状態で供給
コンベア11より整列コンベア12上へ移載され、常に互い
が平行な状態となって整列コンベア12上に並び、しかも
その未シール部3が一直線上に並ぶことになる。
<考案の効果> この考案に係るオートローダ装置は、以上説明してきた
如く、供給コンベアのコンベア部を整列コンベア上で突
出・後退させることにより、包装品を整列コンベア上に
落下させて移載するようにしているので、包装品は常に
一定の姿勢状態つまり供給コンベアで送られてきたまま
の姿勢状態で整列コンベア上へ移載され、順次送られて
くる各包装品は常に互いが平行な状態となって整列コン
ベア上に並び、しかもその未シール部が一直線上に並ぶ
ことになり、包装品を複数個一括的に真空包装装置へ移
載するのに最適なものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この考案に係るオートローダ装置の概略平面
図、 第2図は、第1図中の矢示II方向からみた供給コンベア
の概略側面図、 第3図は、第2図中の矢示III方向からみた供給コンベ
アの概略側面図、 第4図は、コンベア部が後退した状態を示す第2図相当
の概略側面図、 第5図は、供給コンベアと整列コンベアとの関係を示す
概略側面図、 第6図は、供給コンベアと整列コンベアとの関係を示す
概略斜視図、そして 第7図は、従来のオートローダ装置の概略平面図であ
る。 1……包装品 5……真空包装装置 10……オートローダ装置 11……供給コンベア 12……整列コンベア 13……移載機構 15……先端部 16……コンベア部 17……固定ローラ 18……移動ローラ 19……コンベアベルト 20……ベースフレーム 21……移動フレーム 24……揺動アーム 25……連結アーム 26……回動プレート(回動体) 28……スライド溝 37……押圧シリンダ(押圧・保持手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装装置より排出された包装品を搬送・供
    給する供給コンベアと、 この供給コンベアに対し直角交差方向で設けられ、供給
    コンベアにて搬送されてくる包装品を順次受け取り整列
    させる整列コンベアと、及び この整列せしめられた包装品を複数個一括的に真空包装
    装置へ移載する移載機構とよりなる真空包装装置用のオ
    ートローダ装置に於いて、 上記供給コンベアは、先端部が上記整列コンベア上に突
    出・後退自在であるコンベア部を備えており、そして、
    このコンベア部は、搬送されてくる包装品の先端の未シ
    ール部が整列コンベア側に被さるようになるまでは突出
    状態であり、この未シール部が整列コンベア側に被さっ
    た状態に達して当該未シール部を上下方向で押圧して保
    持する押圧・保持手段により整列コンベア側で保持させ
    ると同時に後退し、この後退により当該コンベア部上の
    包装品を押圧・保持手段による未シール部の保持状態の
    まま整列コンベア上に落下・移載させるものであること
    を特徴とする真空包装装置用のオートローダ装置。
  2. 【請求項2】供給コンベアのコンベア部は、ベースフレ
    ームに取り付けられた固定ローラと、移動フレームに取
    り付けられた移動ローラと、及びこれらの各ローラ間に
    懸け渡されたコンベアベルトとを備えてなり、また このコンベア部を突出・後退させるための駆動機構は、
    回動体と、この回動体の一部がスライド自在に係合する
    スライド溝を有し、前記回動体の一部がスライド溝内を
    回動体の回動に応じてスライドすることにより揺動する
    揺動アームと、及び揺動アームを前記移動フレームに関
    節構造で連結する連結アームとを備えてなり、揺動アー
    ムの揺動にて移動フレームと伴に移動フレームに取り付
    けられた移動ローラ及びコンベアベルトを進退動させて
    なるものであることを特徴とする請求項(1)記載の真
    空包装装置用のオートローダ装置。
JP11884788U 1988-09-12 1988-09-12 真空包装装置用のオートローダ装置 Expired - Lifetime JPH0634259Y2 (ja)

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EP3597570A4 (en) * 2017-03-17 2020-04-22 Ishida Co., Ltd. ITEM ORIENTATION DEVICE
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