JPH05228547A - 縦型パンチプレス - Google Patents

縦型パンチプレス

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JPH05228547A
JPH05228547A JP3173392A JP3173392A JPH05228547A JP H05228547 A JPH05228547 A JP H05228547A JP 3173392 A JP3173392 A JP 3173392A JP 3173392 A JP3173392 A JP 3173392A JP H05228547 A JPH05228547 A JP H05228547A
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JP
Japan
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work
carriage
base
loader
clamp
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JP3173392A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ito
茂 伊藤
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦型パンチプレスのキャレッジを回動させる
ことなく、ワークを簡単に取付け、取外すことができ、
且つワークを横方向に載積するライン棚を使用できるよ
うにした縦型パンチプレスを提供しようとするものであ
る。 【構成】 垂直方向に取付けられたキャレッジ23に、
水平方向及び垂直方向に変換されるローダーベース65
を設け、このローダーベース65の表裏側にワークWを
把持する基準クランプ89を配し、且つ前記ローダーベ
ース65の水平・基準変換および反転せしめるローダー
・アンローダー装置57を備え、水平方向でワークを搬
入支持せしめ、ローダーベース65をキャレッジに移動
させてワークWを移し、且つ加工済ワークと未加工をロ
ーダーベース65の反転により交換させるようにした縦
型パンチプレス1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを自動的に取付
け、取外すローダ・アンローダー装置を備えた縦型パン
チプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縦型パンチプレスにおいて、ワー
クを自動的に取付けまたは取外すという機能を備えたも
のは少く、ワークを送りローラによって垂直方向に搬送
し、ワークを装着するキャレッジに導いて取付けるとい
う試みはなされている。
【0003】この方式では、従来よりワークを積載して
いたライン棚が横置型であるため、一枚取りしたワーク
を垂直方向に変換しなければならず、縦型パンチプレス
への搬入出装置と一枚取り装置との間にワーク立設装置
を用意しなければならなかった。
【0004】このため、一般には垂直方向に設けられた
キャレッジを、水平方向に回動してワークを搬入して取
付け、キャレッジを垂直方向に戻してパンチング加工を
施し、加工後に再度キャレッジを水平方向に回動してワ
ークを取外すようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにキャレッジを垂直方向から水平方向に回動させ
るには、その構造が複雑となると共にキャレッジの垂直
方向への支持機構が難かしく、キャレッジの立設精度に
も影響を及ぼすという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、キャレッジを回動させる
ことなくワークを簡単に取付け、取外すことができ、且
つワークを積載するライン棚は従来の横置型のものを使
用できる縦型パンチプレスを提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の縦型パンチプレスは、水平方向に設けられ
たベース上に垂直方向に立設されたキャレッジベース
と、このキャレッジベースの一方の面側で水平方向に移
動自在に設けられ、搬送されたワークを把持するワーク
クランプを備えたキャレッジと、このキャレッジの移動
方向に対して直角方向でキャレッジを挾んで両側に対向
して立設された門型フレームと、この門型フレームの内
側対向面に上下動自在に設けられ、前記ワーク面にパン
チング加工を行なうパンチヘッドおよびダイヘッドを備
えたパンチング加工装置とからなり、前記キャレッジに
ワークを搬送するための表裏面にそれぞれワークを把持
する基準クランプを備えたローダーベースを、ワーク搬
入位置である水平方向より前記キャレッジのワーククラ
ンプ位置である垂直方向に搬送すると共に、前記搬送中
に自在に反転せしめるローダー・アンローダー装置を備
えてなることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記した構成よりなる縦型パンチプレスは、ワ
ークを水平方向に構成した従来のライン棚より一枚取り
して水平方向に置かれたローダーベースに転送すると、
ローダーベースの上面に設けた基準クランプによって把
持される。このワークを把持したローダーベースは、ロ
ーダー・アンローダー装置によって縦型パンチプレスの
キャレッジに搬送される。この搬送中にローダーベース
は回転され、ワークを把持していない側をキャレッジに
対向させて当接させる。この当接によりキャレッジにセ
ットしてあった加工済ワークをローダベースの基準クラ
ンプにて受取り、更にローダーベースを回転させて未加
工のワークをキャレッジに搬入し、キャレッジは未加工
のワークを把持して門型フレーム側に移動して位置決め
され、パンチング加工が施される。
【0009】一方、ローダベースは加工済ワークを下側
面にして水平方向に戻り、ローダベースの下方に設けら
れた例えば搬出コンベア上に加工済ワークを落とし、ロ
ーダーベースの上面側には次のワークが搬入され基準ク
ランプにて把持され待機する。そして、キャレッジにセ
ットしたワークヘの加工終了と共に上記した作動が繰返
される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図7に
よって説明する。
【0011】図1,図2および図3において、縦型パン
チプイス1は床面上に設置された長方体のベース3を備
えており、このベース3の長手方向の略々中央付近に
は、ベース3に対して垂直方向に門型フレーム5が立設
されている。この門型フレーム5はアーチ状に形成され
たフレームで、その中央部には空間部7が形成されてい
る。この門型フレーム5の直立された支柱部内には、図
示されてないボールネジがベース3に対して垂直方向に
設けてあって、このボールネジにはパンチヘッド9とダ
イヘッド11が螺合されており、ボールネジの回転によ
って上下方向(Y軸方向)に移動自在に設けてある。
【0012】これらのパンチヘッド9とダイヘッド11
とは、その先端にパンチとダイとをそれぞれ対向して設
けてあって、その対向される位置は前記空間部7内に配
されるように、その先端方向は空間部7内に突出されて
いる。このパンチヘッド7とダイヘッド11とは、先端
がパンチとダイとを取付けた部分が異なるもので、いず
れも先端側にはシリンダを内蔵し、後部にはボールネジ
に螺着されるボールナットを備えたもので、その構造は
全く同じものであるから、先端のパンチとダイとを入れ
換えることにより共用できるようになっている。
【0013】前記空間部7の一方側には門型フレーム5
を貫通し、パンチヘッド9とダイヘッド11との軸線に
対して直角方向に延伸されたキャレッジベース13が設
けてある。このキャレッジベース13は前記ベース3の
長手方向全長に亘って設けてあり、前記門型フレーム5
の左右側には定尺物のワークWを片寄せできる長さを有
している。このキャレッジベース13の内方側にはベー
ス3に平行に設けられた上下各1本のガイドレール15
が設けてある。
【0014】これらのガイドレール15には両側がコの
字状部材17で形成され、互に向いい合う突出部19に
はバー部材21で接続されたキャレッジ23が移動自在
に設けてあり、図示してないボールネジまたはギヤ装置
などによって位置決め自在に停止されるようになってい
る。このキャレッジ23の上部の突出部19の下側に
は、少くとも各2個1組のワーククランプ25が設けて
あると共に、下部の突出部19の上側には各1個のワー
ククランプ25が設けてある。
【0015】これらの各ワーククランプ25はいずれも
同じもので、図4に示すように、前記キャレッジ23に
突設されたクランププレート27に組付けられるクラン
プボディ29を備えてある。このクランプボディ29に
はシャフト31を介してシリンダボディ33が設けてあ
り、シリンダボディ33内にはピストン35がバネ37
を介して挿入してある。このピストン35のピストンロ
ッド39にはワーク把持部41が取付けてある。
【0016】このワーク把持部41はシリンダボディ3
3より突設されたクランプガイド43と、前記ピストン
ロッド39に固着された楔状部材45と、この楔状部材
45の楔状面に当接されたクランプ部材47と、楔状部
材45の下面に設けられたネイルプレート49とによっ
て形成されている。前記クランプ部材47は支軸51に
よって支承され、楔状部材45との間に介在されるプッ
シュバネ53によって、その先端部は上下に回動される
ようになっている。この上下動される先端部内にはワー
クWの端面に当接して位置決めするサイドゲージ55が
設けてある。
【0017】なお、クランプボディ29の上部に設けた
ハンドル状突起はクランプレバー57であって、ワーク
クランプ25をキャレッジ23に取付ける部材である。
【0018】上記したワーククランプ25は、所定位置
にワークWが置かれると、シリンダボディ33に圧力流
体が供給され、ピストン35の移動に伴ないワーク把持
部41がBからAまで突出される。そして、クランプ部
材47のサイドゲージ55がワークWの端面に当接する
と、クランプ部材47と楔状部材45との間のプッシュ
バネ53が圧縮される。この圧縮に逆らって楔状部材4
5がピストン35に押されると、クランプ部材47は楔
状部材45の楔状面を上方に移動するので、支軸51を
介してクランプ部材47の先端はネイルプレート49側
に回動され、ワークWはサイドゲージ55をストッパー
として把持される。そして、シリンダボディ33への付
勢が解除されると、ワーク把持部41はワークWの把持
を解いてクランプガイド43に沿って引き戻される。
【0019】上述したワーククランプ25を上下方向に
複数個設けたキャレッジ23は、垂直方向にワークWを
把持して門型フレーム5の加工位置へ移動される。
【0020】前記ワークWをキャレッジ23に搬出入す
るローダー・アンローダー装置57は、図1ないし図3
に示すように、門型フレーム5の一側方のベース3に回
動自在に設けられた1対のシリンダ59と、これらの各
シリンダ59のピストンロッド61に回動自在に取付け
られた1対のローダーアーム63と、この1対のローダ
ーアーム63の先端に回動自在に軸支されたローダーベ
ース65とを備えている。
【0021】前記シリンダ59は、その支点67がベー
ス3上に設けられた固定金具69に回動自在に取付けら
れており、シリンダ59の他端に突出されたピストンロ
ッド61には、ローダーアーム63の一端が取付けてあ
って回動自在になっている。このローダーアーム63は
直線的なアーム部材であって、その両端部は互に別の方
向に且つ互に平行する所定角度に折曲された能動突出部
71と従動突出部73が設けてある。
【0022】能動突出部71側の折曲位置には支軸75
が取付けられ、この支軸75はベース3上に突設された
軸受部材77に回動自在に設けてある。前記能動突出部
71の先端(図1では下端)は前記ピストンロッド61
の先端が回動自在に取付けてあって、シリンダ59の作
動によってピストンロッド61に係合された能動突出部
71は、支軸75を中心として揺動されるようになって
いる。この揺動によってローダーアーム63は支軸75
を中心として上方向に揺動される。したがって、このロ
ーダーアーム63の従動突出部73の先端の軌跡は1/
4円弧を描くように移動される。
【0023】この従動突出部73の先端には軸孔79が
設けてあって、この軸孔79には取付部材81が固定さ
れる。この取付部材81は略長方形状の取付部材であっ
て長手方向の下方には後述するローダーベース回転用モ
ータ83が固定され、このローダーベース回転用モータ
83の回転軸と、前記軸孔79との間にはプーリを介し
てベルトが取付けられており、ローダーベース回転用モ
ータ83の回転は、軸孔79を挿通する支持軸85に伝
えられるようになっている。この支持軸85を挿通する
軸孔79の上部にはローダーベース65を取付ける回転
中心孔87が設けてある。
【0024】この回転中心孔87には支軸を介してロー
ダーベース65が回転自在に取付けられるが、このロー
ダーベース65の回転は支軸に設けた図示していないギ
アと、前記支持軸85にも同様なギアが取付けられて噛
合されており、前記ローダーベース回転用モータ83の
回転は、前記支持軸85へプーリとベルトによって伝え
られ、支持軸85からはギアを介してローダーベース6
5に伝えられるようになっている。
【0025】ローダーベース65は、ワークWを収納す
るに十分な大きさで形成された厚板部材で、上下面には
それぞれ同じ位置で且つキャレッジ23に設けられたワ
ーククランプ25には接触しない位置に、複数個の基準
クランプ89が設けてある。この基準クランプ89はロ
ーダーベース65の長手方向の辺上に設けてあって、ロ
ーダーベース65の上下面より少し離れた状態に設けて
ある。
【0026】この基準クランプ89は図5に示すよう
に、ローダーベース65の端部に設けられた取付部材9
1を介してシリンダ部93と、前記取付部材91より延
伸された支柱部材95と、この支柱部材95の先端に設
けられた回動自在の一対からなる把持部材97とより形
成され、前記シリンダ部93内より突出されたピストン
ロッド99の先端と、前記把持部材97とはバネ部材1
01で結ばれている。
【0027】この基準クランプ89はシリンダ部93内
に圧力流体が供給されると、ピストンロッド99が押し
出されバネ部材101を介して把持部材97を閉じる。
そして、シリンダ部93への作動が解除されるとピスト
ンロッド99は、シリンダ部93内のコイルスプリング
によって戻され、把持部材97は支柱部材95の先端部
分で2直角の方向に開放される。この開放に備えて本実
施例ではローダーベース65の基準クランプ89取付位
置近傍に、ローダーベース65を貫通する開放孔103
を設けて把持部材97の接触を防止している。
【0028】上記した基準クランプ89を設けたローダ
ーベース65の表裏面には複数個のフリーベア105を
設けてあり、後述するワークWの搬入時の滑りを良好に
保つようになっている。これらのフリーベア105の間
にはワークWを基準クランプ89の把持位置迄押し上げ
る突出部材107が複数個設けてあって、搬入したワー
クWを把持位置まで押し上げておき、基準クランプ89
にて把持されるとローダーベース65に格納されるよう
になっている。
【0029】搬入装置は特に図示していないが、ワーク
Wを載置してローダーベース65の表面側に搬送台を有
し、上面に複数個のフリーベアを配設した従来より用い
られているものを、水平方向に支持されたローダーベー
ス65の高さに合わせて設けてあり、その搬入方向は図
2及び図3に示した縦型パンチプレスの左方向より搬入
され、前記ローダーベース65の基準クランプ89の間
に置かれるようになっている。
【0030】一方、搬出装置109は図1に示すよう
に、水平方向に支持されたローダーベース65の下方に
設けられた、従来より使用されているコンベアによって
いる。この搬出装置109はローダーベース65の裏面
側に支持された加工済ワークを、前記基準クランプ89
の開放によって落されたものを回収するようになってい
る。なお、図3に示したローダーベース65の周辺には
ロケートピン111が設けられており、搬入されたワー
クWの位置決めを行なうものである。
【0031】上記構成よりなる縦型パンチプレス1は、
図3に示すように、水平方向に支持されたローダーベー
ス65の表側に、ローダーベース65と同じ高さに形成
された搬送台を介して、図3の左側よりワークWが搬入
される。このワークWはローダーベース65の表側に搬
入され、対向する複数の基準クランプ89の間に載置さ
れ、ローダーベース65に設けたロケートピン111の
突出により位置決めされる。
【0032】このロケートピン111によって位置決め
されたワークWは、図5に示した突出部材107によっ
て押し上げられ、基準クランプ89のシリンダ93が作
動されて把持部材97によって把持される。
【0033】次に、図1及び図3に示したローダー・ア
ンローダー装置57のシリンダ59が作動され、シリン
ダ59に設けられたピストンロッド61がローダーアー
ム63の能動突出部71を押し、ローダーアーム63は
支軸75を回転中心として、図1において反時計方向に
回動され図6に示した状態を経て図7に示すようにキャ
レッジ23のワークWの取付位置に当接する。
【0034】このローダーベース65がキャレッジ23
のワーク取付位置に達すると、ローダーベース65の基
準クランプ89のクランプ線上に、キャレッジ23に設
けたワーククランプ25が図4に示したピストン35の
作動によってワーク把持部41が突出されてワークWを
把持する。
【0035】次に、基準クランプ89のシリンダ部93
の作動が解除されて、図5に示したシリンダ部93内の
コイルスプリングによりピストンロッド99は後退し、
把持部材97は2直角方向に開放される。そして、ロー
ダー・アンローダー装置57のシリンダ59が逆に作動
され、ローダーアーム73は支軸75を中心として時計
方向に回転し、ローターベース65は水平方向に回動停
止される。この停止により次のワークWはローダーベー
ス65の表側にセットされ待機する。
【0036】一方、キャレッジ23に取付けられたワー
クWは、門型フレーム5に移動され位置決めされ、前記
パンチヘッド9とダイヘッド11とに挾まれてパンチン
グ加工が施される。以上はワークWの最初にセットされ
たものについての作動であって、以下述べるものは連続
加工における1サイクルである。
【0037】前記したワークWのパンチング加工が終了
されると、キャレッジ23はワークセット位置となるロ
ーダーベース65を設けた位置側に移動される。この移
動完了と共にローダー・アンローダー装置57のシリン
ダ59が作動され、ローダーアーム73が反時計方向に
移動されると共に、ローダーベース回転用モータ83が
駆動され、取付部材81に設けられたプーリーを介して
支持軸85が回転され、この支持軸85に設けられたギ
ア機構によって、ローダーベース65は回転中心孔87
を中心として回転を始めローダーアーム73がキャレッ
ジ23の位置に当接するまでに、ローダーベース65は
半回転されて空状態の基準クランプ89側をキャレッジ
23側に当接させる。
【0038】この時、空の基準クランプ89の開放状態
で2直角方向に開いているため、加工済ワークW1 の上
下端面に挿入され、シリンダ部93の作動によって加工
済ワークW1 を把持する。この基準クランプ89の加工
済ワークW1 の把持により、キャレッジ23のワークク
ランプ25はシリンダボディ33内の圧力流体を遮断し
て、ワーク把持部41をワーククランプ25のクランプ
ボディ29側に引込み、加工済ワークW1 はローダーベ
ース65側に移される。
【0039】この加工済ワークW1 を支持したローダー
ベース65は、図6に示すようにシリンダ59への圧力
流体の逆作動により、ローダーアーム73の能動突出部
71が中間位置になったとき停止され、ローダーベース
回転用モータ83によって半回転される。この半回転に
よりローダーベース65の裏側に支持されていた未加工
のワークWは、キャレッジ23に対向される方向に位置
を換え、再度、シリンダ59への作動によってキャレッ
ジ23側へリターンされて、キャレッジ23へ次のワー
クWを供給する。その供給完了後は水平方向になる迄シ
リンダ59への逆作動によって停止される。この停止時
にローダーベース65の裏側に把持された加工済ワーク
1 は、基準クランプ89の把持を解除されて搬出装置
109上に落下され1サイクルを終了する。
【0040】そして、ローダーベース65の表側には次
のワークWが搬入され、基準クランプ89によって把持
されて待機される。
【0041】以上のように、本実施例の縦型パンチプレ
ス1は、水平方向と垂直方向とに変換されるローダーベ
ース65の表裏側に2直角方向に開放される基準クラン
プ85を設け、ローダーベース65を更に回転させて反
転するようにしたので、ワークWの搬入から加工を経て
搬出するまでを1サイクルの作動で可能とし、縦型パン
チプレス1の自動化を達成させることができる。そし
て、従来より使用されているワークWのライン棚やフリ
ーベア等による搬送装置を取付けることも可能であり、
無駄のない自動機として使用することができる。
【0042】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、適宜の変更を行なうことによって、
その他の態様でも実施し得るものである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特許請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、
ワークを支持するキャレッジ側を回動させることなく、
ワークを簡単に正確に取付け、取外すことができると共
に、ワークを載積するライン棚は従来の横置型のものを
使用でき、且つワークの搬送装置を従来のものを使用で
きる等、多くの利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における縦型パンチプレスの
側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1の要部でワーククランプの拡大断面図であ
る。
【図5】図1の要部でローダーベースの拡大一部断面図
である。
【図6】図1の主要部の動作を示す側面図である。
【図7】図1の主要部の動作を示す側面図である。
【符号の説明】
1 縦型パンチプレス 3 ベース 5 門型フレーム 9 パンチヘッド 11 ダイヘッド 13 キャレッジベース 23 キャレッジ 25 ワーククランプ 57 ローダー・アンローダー装置 65 ローダーベース 89 基準クランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に設けられたベース上に垂直方
    向に立設されたキャレッジベースと、このキャレッジベ
    ースの一方の面側で水平方向に移動自在に設けられ、搬
    送されたワークを把持するワーククランプを備えたキャ
    レッジと、このキャレッジの移動方向に対して直角方向
    でキャレッジを挾んで両側に対向して立設された門型フ
    レームと、この門型フレームの内側対向面に上下動自在
    に設けられ、前記ワーク面にパンチング加工を行なうパ
    ンチヘッドおよびダイヘッドを備えたパンチング加工装
    置とからなり、前記キャレッジにワークを搬送するため
    の表裏面にそれぞれワークを把持する基準クランプを備
    えたローダーベースを、ワーク搬入位置である水平方向
    より前記キャレッジのワーククランプ位置である垂直方
    向に搬送すると共に、前記搬送中に自在に反転せしめる
    ローダー・アンローダー装置を備えてなることを特徴と
    する縦型パンチプレス。
JP3173392A 1992-02-19 1992-02-19 縦型パンチプレス Pending JPH05228547A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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