JPH0129001Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0129001Y2
JPH0129001Y2 JP1982159230U JP15923082U JPH0129001Y2 JP H0129001 Y2 JPH0129001 Y2 JP H0129001Y2 JP 1982159230 U JP1982159230 U JP 1982159230U JP 15923082 U JP15923082 U JP 15923082U JP H0129001 Y2 JPH0129001 Y2 JP H0129001Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
indexing
workpiece
turntable
pressure cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982159230U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5962950U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15923082U priority Critical patent/JPS5962950U/ja
Publication of JPS5962950U publication Critical patent/JPS5962950U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0129001Y2 publication Critical patent/JPH0129001Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はターンテーブルの割出し位置決め装置
に係り、特に繰返し位置決め精度が高く且つ耐久
性に優れた自動割出し位置決め装置に関するもの
である。
ロボツト等の自動加工機械に被加工物を送給
し、所定の加工を行つた後に、次工程へ送り出す
搬送装置としては、一般的には、タクト移動する
コンベアや一定角度づつ回転するターンテーブル
が使用される。
後者のターンテーブル型の搬送装置はコンベア
型に比較して構造が簡単であり、小規模な短い加
工ラインに用いられることが多い。
ターンテーブル型の搬送装置を用いて自動加工
機へ被加工物を搬送する一例を第1図に基いて説
明すると、1はターンテーブルで、テーブル1の
面上に複数(第1図では3個)の取付具が取付け
られている。
搬入ステーシヨンAにおいて作業者により被加
工物3が取付具2上にセツトされると、テーブル
1が矢印D方向に回転しセツトされた加工物3は
取付具に取付けられたまま加工ステーシヨンBへ
移動し加工位置へ正しく位置決めされる。
加工ステーシヨンBに位置決めされた被加工物
3は自動加工機4により所定の加工が施される
が、これに併行して次の被加工物3が同じ様に搬
入ステーシヨンAにおいて取付けられる。
自動加工機4により所定の加工が施された被加
工物3は再びテーブル1の一定量の回転により搬
出ステーシヨンCに移動し、ここで取付具2から
外されて次工程へ搬出される。
この時次の被加工物3は加工ステーシヨンBに
至り同様の加工が行なわれる。
このようにして被加工物3は次々と搬送位置決
めされて加工サイクルを終るが、加工ステーシヨ
ンBに位置決めされる被加工物3の位置にばらつ
きを生ずると、自動加工機4は被加工物3の位置
に無関係に一定の動きで加工するため被加工物3
の加工品質にばらつきを生ずることになる。
従つて被加工物3の加工品質を高めるためには
加工ステーシヨンBに於ける被加工物3の位置決
め精度を高めなければならない。
テーブル1の割出し位置決め精度を高める方法
としては、例えばNC工作機械と同様なNC制御
を用いる方法などがあるが、設備費が高価とな
る。
廉価な割出し装置としては第2図及び第3図に
示すように楔挿入方式があるが、実際の使用面に
おいて次のような欠点がある。
第2図において、テーブル1はドツグ及びリミ
ツトスイツチ等のセンサー(図示なし)により粗
い位置決めが行なわれてテーブル1の外周部に設
けられた楔挿入用ノツチ5がほぼ楔6に相対する
位置となつてテーブル1が停止する。
次に楔6がノツチ5方向に前進し、楔6がノツ
チ5に挿入され、テーブル1の位置決め誤差を修
正する。
しかしながら、楔6とノツチ5の接触面の摩擦
抵抗により第4図に示すように楔6が完全に挿入
されないまま楔6の進入が停止することがある。
又位置決めの基準面となるノツチ5と楔6とに
は常に摩擦抵抗の大きい摺動が生じ、長期間の使
用により基準面の摩耗による位置決め精度劣化の
要因となる。
以上2つの理由から楔方式は適当な方法とは言
えない。
本考案は上記のような欠点を改善したターンテ
ーブルの割出し位置決め装置に関するもので、 テーブルの位置決めを確実に行うことが出来る
ため繰返し位置決め精度を高め、且つ基準面の摩
耗を伴わない耐久性のある割出し位置決め装置を
提供するものである。
次に本考案の詳細を実施例について図面により
説明する。
第5図乃至第8図において駆動部7により駆動
される鎖車8はチエン9を介して鎖車10を駆動
する。
鎖車10は同軸のタイヤ11とともに回転す
る。
12はシリンダーで一端をレバー13に枢着さ
れて、シリンダー12が伸張するとタイヤ11が
ターンテーブル1の外周部に圧接され、タイヤ1
1の回転によりテーブル1が回転する。
シリンダー12を縮小するとタイヤ11がテー
ブル1から離隔され、テーブル1への回転駆動力
が断たれる。
テーブル1はベース14上に取付けられた軸1
4′を中心としてテーパー車輪15に支持されて
回転する。
第9図及び第10図に示す如く支柱16にブラ
ケツト17が結合され、ブラケツト17には高圧
用シリンダー18及び低圧用シリンダー19が回
動自在にピン結合される。
高圧用シリンダー18の押圧力は低圧用シリン
ダー19の押圧力よりも高く設定されている。
高圧用シリンダー18及び低圧用シリンダー1
9の尖端には夫々第一クランプ20及び第二用ク
ランプ21がピン結合され、高圧用シリンダー1
8及び低圧用シリンダー19が縮小した状態にお
いて第一クランプ20及び第二クランプ21はと
もにテーブル1の外周より退避し、テーブル1が
回転してもテーブル1の外周に固着された割出し
ブロツク22には衝突することはない。
高圧用シリンダー18が伸張すると第一用クラ
ンプ20が支柱16に固着され割出しブロツク2
2と対抗する位置にあるストツパー23に当接し
且つ割出しブロツクの回転方向前面側22と干渉
する位置迄突出する。
低圧用シリンダー19は高圧用シリンダー18
よりも力が弱く、低圧用シリンダー19が伸張す
ると第二クランプ21が割出しブロツク22の回
転方向後面側と干渉する位置迄突出する。
テーブル1の外周部に固着される割出しブロツ
ク22の数は、テーブル面上に配置される取付具
2の数に等しく、且つ、割出ブロツク22はテー
ブル1の回転方向の両側面に平面状の被押圧面を
有する。
第11図及び第12図はテーブル1の粗割出し
装置を示し、24はドツグ台25上に固定された
ドツグでテーブル1と共に回転する。
テーブルの外側には床上に固定されたリミツト
スイツチ台26が設置され、リミツトスイツチ台
26上にはテーブル1の回転を高速回転から低速
回転に切換えるためのリミツトスイツチ27とテ
ーブル1の低速回転を停止せしめるためのリミツ
トスイツチ28が設置されている。
次に本考案の割出し装置による割出し動作を説
明する。
第5図に示す搬入ステーシヨンAにおいて、作
業者が被加工物3を取付具2上に取付ける。
次にテーブル1の外周部にタイヤ11が当接し
回転を始めると、テーブル1は第5図において時
計方向に回転を始める。
被加工物3が加工ステーシヨンBに接近する
と、テーブル1上に配置されたドツグ24がリミ
ツトスイツチ27を叩き、タイヤ11の回転は減
速する、次にドツグ24がリミツトスイツチ28
を叩くとタイヤ11がテーブル1の外周より離
れ、テーブル1の回転は停止し粗位置決めを完了
する。
この時割出しブロツク22はストツパー23の
微か手前に停止している。
今迄縮小していた高圧用シリンダー18が伸張
し、第一クランプ20はストツパー23の一側面
に当接し第一クランプ20の位置決めを完了す
る。
次に、今迄縮小していた低圧用シリンダー19
が伸張し、第二クランプ21は割出しブロツク2
2の被押圧面の回転方向後面側を押動する。
テーブル1は駆動用のタイヤ11から離隔して
回動自在となつているため、第二クランプ21に
押された割出しブロツク22の被押圧面の回転方
向前面側が第一クランプ20に当接する位置迄回
動する。
第二クランプ21の押圧力は第一クランプ20
の押圧力より低いため第一クランプ20が押し返
されることはない。
かくしてテーブル1の精密割出しを完了し、被
加工物3は自動加工機4により所定の加工を完了
し、上記の回転割出しと同じ動作を繰り返して加
工ステーシヨンBより搬出ステーシヨンCに至り
作業者によつて搬出される。
この時点で次の被加工物3が加工ステーシヨン
Bに精密位置決めされて同様の加工を施される。
以上述べたようにテーブル1は割出しブロツク
22がストツパー23の端面を基準面としてクラ
ンプし位置決めされるので繰返し位置決め精度は
非常に高く、割出しブロツク2−2を挾持する高
圧クランプ20及び低圧クランプ21の構造が簡
単であるため耐久性のある信頼度の高い割出しを
行うことが出来る。
又、取付具2の数だけテーブル1の外周に配設
される割出しブロツクの取付位置精度は、取付具
2の位置を一度調整しておけば自動加工機4に対
する取付具2の位置誤差を零に調整出来るので問
題とはならない。
かくして低コストでもつて信頼度の高い精密割
出し装置を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は割出し装置をもつたターンテーブルの
應用例、第2図及び第3図は従来の割出し装置を
示す平面図及び断面図、第4図は従来の割出し装
置による位置め誤差を示す平面図、第5図及び6
図は本考案の割出し装置をもつたターンテーブル
の平面図及び正面図、第7図及び8図はテーブル
駆動装置の正面図及び側面図、第9図及び10図
は本考案の割出し装置の平面図及び側面図、第1
1図及び12図は粗割出し装置の平面図及び側面
図を示す。 A……搬入ステーシヨン、B……加工ステーシ
ヨン、1……テーブル、2……取付具、3……被
加工物、4……自動加工機、5……ノツチ、6…
…楔、7……駆動部、8……鎖車、9……チエ
ン、10……鎖車、11……タイヤ、12……シ
リンダー、13……レバー、14……軸、15…
…テーパー車輪、16……支柱、17……ブラケ
ツト、18……高圧用シリンダー、19……低圧
用シリンダー、20……第一用クランプ、21…
…第二用クランプ、22……割出しブロツク、2
3……ストツパー、24……ドツグ、25……ド
ツグ台、26……リミツトスイツチ台、27……
リミツトスイツチ、28……リミツトスイツチ
台、14′……ベース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース上に回転可能に設けられたテーブルと該
    テーブルの回転角度を割出す割出装置を備えたタ
    ーンテーブルにおいて、上記テーブルの外周面
    に、上記テーブルの回転方向の前後両面に被押圧
    面を有する複数個の割出しブロツクを配設し、上
    記ベースに上記割出しブロツクと対抗するストツ
    パーと、上記被押圧面の回転方向前面側及び上記
    ストツパーに接離可能な押圧面を有する第一クラ
    ンプと、上記被押圧面の回転方向後面側に接離可
    能な押圧面を有する第二クランプとを設け、上記
    第一クランプの押圧力を上記第二クランプの押圧
    力よりも高く設定し、上記割出装置によりほぼ回
    転角度に割出されたテーブルの割出しブロツクを
    上記第一クランプ及び第二クランプにて挟持する
    ように構成したことを特徴とするターンテーブル
    の位置決め装置。
JP15923082U 1982-10-21 1982-10-21 タ−ンテ−ブルの位置決め装置 Granted JPS5962950U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15923082U JPS5962950U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 タ−ンテ−ブルの位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15923082U JPS5962950U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 タ−ンテ−ブルの位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962950U JPS5962950U (ja) 1984-04-25
JPH0129001Y2 true JPH0129001Y2 (ja) 1989-09-04

Family

ID=30350573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15923082U Granted JPS5962950U (ja) 1982-10-21 1982-10-21 タ−ンテ−ブルの位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5962950U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2757116B2 (ja) * 1994-03-02 1998-05-25 株式会社音戸工作所 インデックステーブル装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718847A (en) * 1980-07-10 1982-01-30 Fanuc Ltd Indexing control device for intermittently revolving body

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5049790U (ja) * 1973-08-31 1975-05-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718847A (en) * 1980-07-10 1982-01-30 Fanuc Ltd Indexing control device for intermittently revolving body

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5962950U (ja) 1984-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5189843A (en) Wafer slicing and grinding machine and a method of slicing and grinding wafers
US4274802A (en) Automated device
US6010284A (en) Boring machine for machining or boring a semi-cylindrical workpiece
JPH0129001Y2 (ja)
JP2002200537A (ja) シリンダヘッドの切削加工装置
US5112170A (en) Casting fin removing apparatus for aluminum wheel
JPH0691403A (ja) 工作機械のワーク供給装置
JPS6049535B2 (ja) ワ−ク供給装置
JPH0637841Y2 (ja) 旋盤用ワーク搬送装置
JPH0354837Y2 (ja)
JPH07108447A (ja) 面取り装置
JPH0373417B2 (ja)
JPH09295290A (ja) ロボットによるワークの自動加工装置
KR200395170Y1 (ko) 정밀부품 자동 가공장치
JPS60207755A (ja) 面取り加工装置
JPS63154233A (ja) ワ−ク送り装置
JP2813418B2 (ja) パレットクランプ装置
JPH042721Y2 (ja)
JP2854504B2 (ja) 歯車研削装置
JPS5928760Y2 (ja) 溝加工機における工作物保持装置
JP2556793B2 (ja) ブロ−チ盤ボルスタ上の治具パレット自動交換装置
JPH035407Y2 (ja)
JPH02185335A (ja) ワーク搬送用パレット
JPH027010Y2 (ja)
JPH0636739U (ja) パレット受け渡し装置