JPS5928760Y2 - 溝加工機における工作物保持装置 - Google Patents

溝加工機における工作物保持装置

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JPS5928760Y2
JPS5928760Y2 JP13404579U JP13404579U JPS5928760Y2 JP S5928760 Y2 JPS5928760 Y2 JP S5928760Y2 JP 13404579 U JP13404579 U JP 13404579U JP 13404579 U JP13404579 U JP 13404579U JP S5928760 Y2 JPS5928760 Y2 JP S5928760Y2
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JP
Japan
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workpiece
groove
axis
shaft
pair
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JP13404579U
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JPS5652646U (ja
Inventor
英俊 高橋
菊次郎 戸田
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 本考案は、工作物軸線と直交する軸線を回転軸線として
工作物を回転させて工作物外周面に等角度間隔で形成さ
れた被加工溝を順次工具と対向する角度位置に割出して
加工するようにした溝加工機における工作物保持装置に
関する。
等速継手の内輪外周に形成された溝を加工する溝加工機
fこおいては、工作物を工作物軸線と直交する軸線を回
転軸線として回転させて溝加工を行うとともに、溝の加
工が完了する度に工作物を工作物軸線を中心として回転
させ、異なる被加工溝を順番に工具方圧面に対向する加
工位置(こ高精度に位置決めしなければならない。
本考案はこのような点に鑑み、工作物の回転割出を行っ
た後で、工作物軸線を挾んで対向する位置に同軸線に設
けられた一対の位相決め部材によって、工作物軸線を挾
んで対向する一対の溝部を挾持して工作物の位相決めを
行い、これによって被加工溝を正しく位置決めするよう
にしたもので、以下瘉こその実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図において、10は溝加工機のテーブル11上に載
置された主軸台で、この主軸台10には囲路の駆動モー
タによって回転駆動される一方の回転軸12が軸承され
、この回転軸12の前端面には工作物保持部材13が取
付けられている。
この工作物保持部材13先端部(こは第2図に示すよう
に、工作物Wの底面を回転軸12の回転軸線と平行に支
持する工作物支持面14aが形成された支持部14が突
設され、この支持部14の先端には工作物支持面14a
と鋭気をなす傾斜面14bが形成されている。
また、この工作物保持部材13上には、支持部14上に
載置された工作物Wの回転軸12側外周面の上端部に当
接する一対の基準部材17.18が回転軸線を挾んで取
付けられており、工作物支持面14aの中央には、工作
物Wの回転割出時において工作物W中心fこ穿設された
工作物軸線方向の貫通穴側面に係合して案内するガイド
体20が固着されている。
さらに、工作物保持部材13の基準部材17取付位置の
近傍には位相決め軸21が、工具Gの加工面中心の移動
軸線と回転軸線との交点Ocに向って進退可能に装架さ
れ、回転軸線を挾んで反対の側Oこは案内軸22が交点
Ocに向って進退可能に装架されており、これによって
位相決め軸21の先端面が、工具Gの方圧面と対向する
溝doと反時計方向Oこ隣接する溝d1に対向され、案
内軸22の先端面が、溝d1と反時言彷向(こ隣接する
溝d2に対向せしめられている。
なお、これらの軸21.22と工作物保持部材13との
間には、スプリング23.24が縮設され、軸21.2
2は後退方向に押圧されている。
また、主軸台10には、ピストンロッド先端に操作板2
5.26をそれぞれ固設した一対のシリンダ装置27,
2Bが取付けられており、回転軸12力精定の角度位相
に停止されると、操作板25,26が軸21922の後
端面に係合可能になる。
第3図は、回転軸12を特定の角度位置(こ停止させる
定位置停止装置の構成を示すもので、テーブル11上の
シリンダ装置30(こよってノックピン29を前進させ
、ノックピン29の先端係合部29aを回転軸12外周
面(こ刻設された位相決め溝12aに係合させて回転軸
12を特定の角度位置に停止させるようになっている。
第1図において31は回転軸12の先端面に対向する位
置に設けられた固定台で、この固定台31内部にはピス
トン体33が回転軸12の軸線方向へ摺動鳴−こ嵌合さ
れ、固定台31との間(こ縮設されたスプリング32に
よって回転軸12側への押圧力が付与あれでいる。
そして、このピストン体33には、回転軸12側端部に
クランプ部材34を装着した回転軸35が回転可能fこ
軸承され、クランプ部材34には、工作物Wの上部外周
面4こ当接する基準面34aと、工作物割出部材13先
端の傾斜面14bに係合する保合面34bとが形成され
ている。
前記固定台31側部(こは、回転軸12側の位相決め軸
21と同一軸線上でピストンを進退させるシリンダ装置
36が設けられており、このシリンダ装置36のピスト
ンロッド37先端には、位相決め軸21に係合する溝d
1+こ対して工作物中心を挾んで反対の側にある溝゛d
−こ係合する係合面37aが形成されている。
なお、このシリンダ装置36は位相決め軸21を前進さ
せるシリンダ装置27よりも所定量だけ押圧力が高く設
定されている。
また、固定台31の工具Gの側側部(こは、シリダ装置
39が設けられ、このシリンダ装置39のピストンロッ
ド39a先端には工作物割出板38が時計方向のみの旋
回が許容されて枢支されている。
この工作物割出板38の回転軸線から離れた側の1ll
s lよ、シリンダ装置39と平行に軸架され、スプリ
ング40によって回転軸12側へ押圧された可動軸41
の先端こ枢支されており、この可動軸41の後端部には
、保合面42に当接して可動軸41の前進運動を所定位
置で停止するストッパ43が設けられている。
このため、工作物割出板38が1点鎖線で示す位置まで
前進されて可動軸41のストッパ43が保合面42に当
接すると、工作物割出板38は可動軸41先端の枢軸を
中心として時計方向に旋回される。
工作物割出板38の先端には、工作物割出板38が1点
鎖線で示す位置まで前進すると工作物外周面の溝側面に
係合する係合部材44が、時計方向のみの回転が許容さ
れて枢着されているため、上記の動作によって工作物W
は反時計方向に回転され、図においては溝d5が工具加
工面と対向する位置に割出される。
なお、係合部材44は工作物割出板38tこ対して時計
方向の回転が許容されているため、工作物割出部材38
が原位置に復帰する時に係合部材44が工作物W(こ干
渉して後退が阻止されることは防止される。
次(こ上記構成の工作物保持装置の動作を説明する。
加工開始時においては、回転軸12が所定の角度位置に
位相決めされ、シリンダ装置28の作動によって案内軸
22が前進端に移動されている。
この状態で作業者は案内軸22に工作物Wの溝が係合す
るよう(こ位相決めして工作物を工作物保持部材13上
に載置し、囲路の起動スイッチを押圧する。
起動スイッチが押圧されるとシリンダ装置28のピスト
ンが後退して案内軸22が後退され、この後シリンダ装
置27と36の後室に圧油が供給されて位相決め軸21
とピストンロッド37が同時に前進を開始する。
位相決め軸21先端と溝d0との距離はピストンロッド
37先端像合面37aと溝d4との距離に比べて短いた
め、位相決め軸21の先端が溝dlに係合して工作物W
を基準部材17から離脱せしめた後(こ、ピストンロッ
ド37の先端係合面37aが溝d4に係合して工作物W
を基準部材17側へ押圧する。
これによリ、工作物Wは位相決め軸21とピストンロッ
ド37によって正しい位相に挾持された状態で、基準部
材17側へ押圧される。
この後、固定台31内のピストン体33の左室への圧油
の供給が停止されると、スプリング32の押圧力によっ
てピストン体33が回転軸12側へ移動し、回転軸35
の先端に枢支されたグランプ部材34の係合面34 a
、34 bが工作物外周面上部と、工作物保持部材1
3の傾斜面とにそれぞれ係合し、工作物Wを挾持する。
そして、シリンダ装置27,36の前室に圧油が供給さ
れて、位相決め軸21とピストンロッド37が後退され
た後で、テーブル上のノックピン29が後退され。
この後、回転軸12が回転されて溝d。
と溝d3の加工が行われる。
この時、加工物Wは工作物支持部材13上に正しい位相
で挾持されるため、溝ctoとd3の中心が工具加工面
の中心の移動軸上に正しく位置決めされ、溝dOおよび
d3は高精度に力任される。
溝doとd3の加工が完了すると、回転軸12が特定の
角度位置に停止された後に回転軸35が後退されて工作
物Wがアンクランプさへ この後、工作物割出板38の
前進によって工作物Wが反時計方向に回転されて、溝d
5が工具加工面に対向する位置に割出される。
そして、上記の場合と同様にして位相決め軸21とピス
トンロッド37の前進(こよって工作物Wの位相決めが
行われた後、回転軸35の前進番こよって工作物Wが挾
持され、回転軸12が再び回転されて溝d5とd2力功
ロエされる。
さらに。溝d4とdlも同様(こして加工位置に割出さ
れて加工され、加工を完了する。
以上述べたように、本考案の工作物支持装置においては
、工作物の回転割出を行った後で、工作物軸線を挾んで
対向する位置にある一対の溝を、これに対向して設けた
一対の位相決め部材(こよって挾持して工作物の位相決
めを行い、位相決めを行った状態で工作物を挾持するよ
うにしたから、工具加工面に対向する位置に割出された
溝および、工作物軸線を挾んでこの溝に対向する位置に
設けられた溝の中心を工具中心に正しく位置決めするこ
とができ、工具加工面に対向する溝と工作物軸線を挾ん
でこれに対向する溝の両方を高精度に加工できる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は工作物保
持装置の平面図、第2図は第1図における■−■線断面
矢視図、第3図は第1図におけるm−m線断面矢視図で
ある。 12・・・・・・一方の回転軸、13・・・・・・工作
物保持部材、17.18・・・・・・基準部材、21・
・・・・・位相決め軸、27,36・・・・・・シリン
ダ装置、33・・・・・・ピストン体、34・・・・・
・クランプ部材、35・・・・・・他方の回転軸、37
・・・・・・ピストンロッド、38・・・・・・工作物
割出板、G・・・−・・工A、W・・・・・・工作物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作物の球状外周面に等角度間隔で形成された断面半円
    状の円弧溝を加工する溝加工機における工作物保持装置
    であって、互いに同一軸線上に設けられ回転可能に軸承
    された一対の回転軸と、この一対の回転軸の一方に設け
    られ工作物を保持する保持部材と、工作物軸線と直交す
    る方向Oこ進退され先端部が溝内側面に係合して工作物
    を工作物軸線を中心として所定角度ずつ回動させる割出
    部材と、この割出部材を進退させる作動装置と、前記保
    持部材上の工作物の外周面Oこ対向して同軸的に配置さ
    れた一対の位相決め部材と、この一対の位相決め部材を
    所定の推力で前進させて先端係合面を工作物軸線を挾ん
    で対向する位置にある溝に係合させ工作物を特定の角度
    位相に位置決めする抑圧手段と、工作物を前記保持部材
    上にクランプするクランプ機構とを備えたことを特徴と
    する溝加工機における工作物保持装置。
JP13404579U 1979-09-26 1979-09-26 溝加工機における工作物保持装置 Expired JPS5928760Y2 (ja)

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JPS5652646U JPS5652646U (ja) 1981-05-09
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