JPS637495Y2 - - Google Patents

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JPS637495Y2
JPS637495Y2 JP9323184U JP9323184U JPS637495Y2 JP S637495 Y2 JPS637495 Y2 JP S637495Y2 JP 9323184 U JP9323184 U JP 9323184U JP 9323184 U JP9323184 U JP 9323184U JP S637495 Y2 JPS637495 Y2 JP S637495Y2
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JP
Japan
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workpiece
tool head
cam plate
grindstones
cam
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Expired
Application number
JP9323184U
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English (en)
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JPS619242U (ja
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Publication date
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Priority to JP9323184U priority Critical patent/JPS619242U/ja
Publication of JPS619242U publication Critical patent/JPS619242U/ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、クランクピン等の軸状ワークの周面
を砥石を用いて超仕上げするための超仕上工具に
関する。
(従来の技術) 従来この種工具として、USP356966号により、
第1図に示す如く、軸状ワークWをその軸線に直
交する方向に挿入自在の工具ヘツドaを備え、該
工具ヘツドaにその周囲3箇所に位置させて該ワ
ークWに向つて進退自在に各砥石bを設け、該各
砥石bを前進させて該ワークWの周面に圧接させ
た状態で該ワークWを回転させることにより該ワ
ークWの周面を研削して超仕上げするようにした
ものは知られ、この場合該各砥石bは夫々ラツク
cを介して該工具ヘツドaに進退自在に支持され
るものとし、該工具ヘツドaの開口部両側のラツ
クc,cを夫々複数のピンオンギアdを介してK
間のラツクcに連結すると共に、該中間のラツク
cをサーボモータeに連動する螺杆fに連結し、
かくて該モータeにより該螺杆fを介して該各砥
石bを互に同期して進退させるようにしている。
(本考案が解決しようとする問題点) 上記従来技術によれば、ピニオンギアdのバツ
クラツシユにより開口部両側の砥石b,bが中間
の砥石bに対し遅れて動き、ワークWに対する砥
石bの当り角にばらつきを生じ易く、又各砥石b
を一旦前進させると螺杆fのねじの摩擦角に起因
して各砥石bが前進位置にセルフロツクされ、加
工完了時にサーボモータeの回転トルクを減少さ
せつつワークWの回転を停止させても、この回転
トルクの減少に応じて砥石bのワークWに対する
加圧力が軽減されず、加圧力が残つた状態でワー
クWが停止して、ワークWの表面に砥石bの圧痕
が残つてしまうことがある。この場合、螺杆fや
ギアdの精密加工によりバツクラツシユや摩擦角
の影響を受けにくくすることが考えられるが、こ
れによれば設備コストが上昇してしまう。
本考案は、かかる従来技術の問題点を解決する
ことをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる問題点を解決すべく、軸状ワ
ークをその軸線に直交する方向に挿入自在の工具
ヘツドを備え、該工具ヘツドにその周囲複数箇所
に位置させて該ワークに向つて進退自在に各砥石
を設けるものにおいて、該工具ヘツドに該各砥石
に対応する周囲複数箇所のカム溝を有するカム板
を回動自在に配置し、該カム板をシリンダにより
回動させて該各砥石を該各カム溝に係合する各ピ
ンを介して進退させるようにしたことを特徴とす
る。
実施例 本考案の実施例を別紙図面に付説明する。
第2図に示すもので、超仕上工具は、クランク
ピン等の軸状ワークWをその軸線に直交する方向
に挿入自在の前端の工具ヘツド1と、該工具ヘツ
ド1から後方にのびる支持アーム2とから成り、
該支持アーム2に形成した長孔3に第3図示の如
くスライダ4を係合させて、これを機台(図示せ
ず)上の支軸5に軸支させることにより、クラン
クピン等の公転運動するワークWに連れ動きさせ
得るようにした。図面で6は工具ヘツド1を機台
に吊持させるバランサスプリングを示す。
該工具ヘツド1には、その周囲複数箇所にワー
クWに向つて進退自在に各砥石7を設けるもの
で、図示のものでは該工具ヘツド1の開口部両側
とその中間部との計3箇所にワークWの径方向に
進退自在のスライバー8を挿設して、該各バー8
に該各砥石7を取付けた。
ここで本考案によれば、該工具ヘツド1に、該
各砥石7に対応する周囲複数箇所、即ち3箇所の
カム溝9を有するカム板10を回動自在に配置
し、該カム板10をシリンダ11により回動させ
て該各砥石7を該各カム溝9に係合する各ピン1
2を介して進退させるもので、これを更に詳述す
るに、図示のものでは該工具ヘツド1を、ヘツド
本体1aとその一側面の側板1bとに分離構成
し、該本体1aにその周囲全長に亘る円弧状の凹
溝1cを形成してこれに周方向に傾斜する周囲3
箇所のカム溝9を形成した円弧状のカム板10を
装着し、前記各スライドバー8に第4図に示す如
く該カム板10を挿通する長孔8aを形成して、
該各バー8を該長孔8aの所定位置に横設した各
ピン12において該各カム溝9に係合させ、この
状態で該側板1bを該本体1aに取付けてこれら
カム板10及びスライドバー8を側方に抜け止め
し、更に該カム板10に該本体1aの周囲一側に
形成した透孔1dを通して外方に突出するレバ1
0aを突設し、前記支持アーム2に枢着したシリ
ンダ11のピストンロツド11aを該レバ10a
に枢着し、かくて該シリンダ11の作動により該
レバ10aを介して該カム板10を凹溝1cに沿
つて回動させるようにした。
次いで本考案の作用を上記実施例に基いて説明
する。
先ず、ワークWを工具ヘツド1に挿入し、次い
でシリンダ11の作動でカム板10を第1図で時
計方向に回動させるもので、これによれば該カム
板10の各カム溝9にピン12を介して係合する
各スライドバー8が該各カム溝9の傾斜に従つて
互に同期してワークW側に前進し、該各スライド
バー8に取付けた各砥石7がワークWの周面にそ
の周囲3方向から当接して、ワークWが調心把持
される。
この状態でワークWを回転させると共に、シリ
ンダ11の作動圧を所定圧に上昇保持させ、各砥
石7を所定の加圧力でワークWの周面に圧接させ
て研削加工を行い、次いで加工深度が所定値に達
したところでシリンダ11の作動圧を減少させつ
つワークWの回転を停止する。
ここで、前記カム溝9の傾斜角を適当に設定し
ておけば、各砥石7は前進位置にセルフロツクさ
れることなく圧接反力を受けてカム板10を反時
計方向に逆転させつつ後退可能となり、かくてシ
リンダ11の作動圧の減少に伴い各砥石7のワー
クWに対する加圧力が軽減され、ワークWの回転
停止時の加圧力を微小に調節制御して圧痕の発生
を防止することができる。
そして、ワークWの回転停止後、シリンダ11
によりカム板11を反時計方向に逆転させて各砥
石7を後退させ、加工済みのワークWを工具ヘツ
ド1から取外す。
(本考案の効果) この様に本考案によるときは、工具ヘツドにシ
リンダにより回動されるカム板を設け、該カム板
に形成した各カム溝とこれに係合するピンとを介
して各砥石を進退させるようにしたもので、上記
従来例の如く螺杆とラツクピニオンとを介して各
砥石を進退させるものに比し構造が簡単になると
共に、各砥石の進退動作の同期のばらつきやセル
フロツクの発生をより確実に防止でき、圧痕によ
る面粗度不良を生ずることなく且つ真円度等の精
度を高めてワークの超仕上げを行うことができる
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面図、第2図は本案工具の
1例の一部截除の正面図、第3図及び第4図は
夫々第2図の−線及び−線截断面図であ
る。 1……工具ヘツド、7……砥石、9……カム
溝、10……カム板、11……シリンダ、12…
…ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸状ワークをその軸線に直交する方向に挿入自
    在の工具ヘツドを備え、該工具ヘツドにその周囲
    複数箇所に位置させて該ワークに向つて進退自在
    に各砥石を設けるものにおいて、該工具ヘツドに
    該各砥石に対応する周囲複数箇所のカム溝を有す
    るカム板を回動自在に配置し、該カム板をシリン
    ダにより回動させて該各砥石を該各カム溝に係合
    する各ピンを介して進退させるようにしたことを
    特徴とする超仕上工具。
JP9323184U 1984-06-23 1984-06-23 超仕上工具 Granted JPS619242U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9323184U JPS619242U (ja) 1984-06-23 1984-06-23 超仕上工具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9323184U JPS619242U (ja) 1984-06-23 1984-06-23 超仕上工具

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Publication Number Publication Date
JPS619242U JPS619242U (ja) 1986-01-20
JPS637495Y2 true JPS637495Y2 (ja) 1988-03-03

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ID=30650723

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JP9323184U Granted JPS619242U (ja) 1984-06-23 1984-06-23 超仕上工具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4637635B2 (ja) * 2005-04-06 2011-02-23 中国電力株式会社 テーパ状部材研磨装置

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JPS619242U (ja) 1986-01-20

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