JPH0429954Y2 - - Google Patents

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JPH0429954Y2
JPH0429954Y2 JP1985149309U JP14930985U JPH0429954Y2 JP H0429954 Y2 JPH0429954 Y2 JP H0429954Y2 JP 1985149309 U JP1985149309 U JP 1985149309U JP 14930985 U JP14930985 U JP 14930985U JP H0429954 Y2 JPH0429954 Y2 JP H0429954Y2
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JP
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workpiece
air passage
reference surface
confirmation jig
contact
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JP1985149309U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワークの位置決め装置、特に多種類
のワークに対応させるためにワークとの当接面を
割り出し可能とした着座確認治具本体を備え、カ
ツタによる加工取代の均一化を図つたワークの位
置決め装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、この種ワークの位置決めは、前工程での
加工部又は粗材面を加工基準として、この加工基
準にストツパ等を当接させて行うことが一般に行
われていた。
また、実開昭57−28847号公報には、適当な幅
と長さおよび高さを有するとともに機械テーブル
等の溝に嵌合するキー構造を底部に有して該機械
テーブル等に立設可能な本体と、この本体に設け
られた穴に回転可能に挿入し得る支軸を有すると
ともに該支軸の反対側に基準立面を有する確認ゲ
ージとからなるものが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記前工程又は粗材面を加工基準とし
た場合、前加工寸法、粗材のバラツキ等の影響に
より、加工取代が不均一となつて加工残り発生の
原因となつてしまうという欠点があつた。
また、前記実開昭57−28847号公報に記載のも
のは、本体に設けられた穴内に確認ゲージを差し
込み、段取り替えはこの確認ゲージを差し換える
ものであるため、この段取り替えが面倒であるば
かりでなく、いわゆるワークストツパの改良に関
するもので、加工取代の均一化を図つたものでは
なく、上記と同様の問題点を有するものであると
考えられる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記のような従来の問題点に鑑み、加
工取代を一定に保ち、加工残りの発生防止及び取
代低減を可能とすることによつて加工精度の向上
を図つた多種類のワークに対応できるワークの位
置決め装置を提供せんとして案出されたものであ
り、その要旨は、ワークをクランプして着座せし
めた加工機本体の前端面に、ノブ軸の回転により
その左右に配設した一対の回転体を夫々回転させ
る回動機構と回転体に前後に連通するエアノズル
を備え後端をワーク基準面との当接面とした長さ
の異なる複数種類のロツドを同一円上に夫々取付
け前記エアノズルの一つの前部開口端と対応する
唯一のエア通路を外部エア通路と連通してなるワ
ークの着座確認治具本体を上下方向に回動自在に
取付け、該着座確認治具本体の後面から前記ワー
クのクランプ中心を跨ぐよう突設した前記ロツド
の後端を前記ワークの基準面に当接させて位置決
めを行ない固定するように構成したことを特徴と
するワークの位置決め装置にある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
により詳細に説明する。
図面は、本案装置の一実施例を備えた加工機械
の要部を示すもので、加工機本体1には外周を拡
張することによりワーク2をクランプするための
内張り装置3が備えられているとゝもに、この前
方には、ベース4の上方に着座させて加工を施す
ワーク2の位置決めを行うための着座確認治具本
体5が枢軸6を介して上下方向に回転自在に支承
されて配設され、またこの着座確認治具本体5の
内部には、前記クランプ中心を跨いで左右一対の
突当装置7,7が夫々装着されている。
この各突当装置7は、スリーブ状支持体8と、
該支持体に回転自在に支承された回転体9と、こ
の回転体9の後面に前部基端を夫々螺合させて同
一円上に取り付けた長さの異なる第一、第二及び
第三のロツド10,11及び12とから主に構成
されている。
この第一、第二及び第三のロツド10,11及
び12の前記回転体9の後面からの突出長さは、
夫々L1,L2及びL3(L1<L2<L3)となるよう設定
され、その後端10a,11a及び12aは、ワ
ーク2の加工を施す面(加工面)を基準面2aと
して、この基準面2aとの当接面となるよう構成
されており、また内部には、前後に連通したエア
ノズル10b,11b及び12が夫々形成され、
このエアノズル10b,11b及び12bの一つ
の前端開口部と対応する前記支持体8の内部には
唯一のエア通路8aが形成されて、このエア通路
8aは外部エア通路13と連通するよう構成され
ている。
而して、ワーク2の加工面、即ち基準面2aの
内張り装置3によるクランプ中心を跨ぐ二箇所で
一対の第一、第二又は第三のロツド10,11又
は12の後端10a,11a及び12aとを当接
させることにより、ワーク2を内張り装置3を中
心に回動せしめてその位置決めを行うとゝもに、
クランプすることにより、ワーク2の平行度及び
適正な取代を確保する。
そして、この前記当接に伴い、エアの閉鎖を検
出スイツチ(図示せず)で検出し、さらに回転体
9を回転させることにより、適正長さを有する第
一、第二又は第三のロツド10,11又は12を
選択し、この回転体9の後面からの突出長さL1
L2及びL3を任意選択して、複数種類のワーク2
の位置決めを行えるよう構成したものである。
また、前記着座確認治具本体5には、その前面
に突出したノブ14を備え、このノブ14のノブ
軸15には駆動ギヤ16が、また前記一対の回転
体9,9の後端には、この駆動ギヤ16と噛み合
う被動ギヤ17,17が夫々固着され、ノブ14
を回転させることにより駆動ギヤ16及び被動ギ
ヤ17,17を介して回転体9,9を同時に同方
向に回転させるよう構成されている。
なお、図示されていないが、ノブ軸15の後端
には凹部が形成されているとゝもに、この凹部に
嵌入自在な剛球が装着され、各回転体9の回転に
伴つて上記エアノズル10b,11b及び12b
とエア通路8bとが対向した位置にある時に、こ
の剛球が凹部内に嵌入して、この状態でノブ軸1
5の一時係止が行えるよう構成されている。
また、着座確認治具本体5がワーク2の前方に
あつてこの位置決めを行う時、前記突当装置7,
7の最上方にある第一のロツド10,10の後端
10a,10aが夫々ワーク2の基準面2aの両
側部下端に夫々当接することにより、他のロツド
11及び12の誤操作や、これらが邪魔となつて
しまうことが防止されている。なお、図中18は
ワーク基準パツドである。
而して、ベース4上にワーク2を載置し、着座
確認治具本体5を枢軸6を介して上方に回転させ
て、この第一、第二又は第三のロツド10,11
又は12の後端10a,11a及び12aをワー
ク2の基準面(加工面)2aに当接させることに
より、ワークの着座確認と位置決めを行つてカツ
タ19に対する平行度及び適正な取代を確保し、
この状態で内張り装置3によりクランプを行い、
さらに図示されていないが、ワーク2の上部をク
ランプした後干渉を避けるために着座確認治具本
体5を下方に回転させ、この状態でカツタ19に
よるワーク2の加工面(基準面)2aの加工を施
すのである。
〔考案の効果〕
本考案に係るワークの位置決め装置は、上記の
ように、ワークをクランプして着座せしめた加工
機本体の前端面に、ノブ軸の回転によりその左右
に配設した一対の回転体を夫々回転させる回動機
構と回転体に前後に連通するエアノズルを備え後
端をワーク基準面との当接面とした長さの異なる
複数種類のロツドを同一円上に夫々取付け前記エ
アノズルの一つの前部開口端と対応する唯一のエ
ア通路を外部エア通路と連通してなるワークの着
座確認治具本体を上下方向に回動自在に取付け、
該着座確認治具本体の後面から前記ワークのクラ
ンプ中心を跨ぐよう突設した前記ロツドの後端を
前記ワークの基準面に当接させて位置決めを行な
い固定するようように構成したものであるから、
簡単な操作により多種類のワークに自在に対応す
ることが出来るとゝもに、着座の確認を自動的に
行えるためカツタに対する平行度及び適正な取代
が保証されるといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を備えた加工機械の要
部を示し、第1図は一部切断の側面図、第2図は
平面図、第3図は正面図である。 1……加工機本体、2……ワーク、2a……同
基準面(加工面)、3……内張り装置(クラン
プ)、5……着座確認治具本体、6……枢軸、7
……突当装置、9……回転体、10,11,12
……ロツド、10a,11a,12a……同先
端、10b,11b,12b……エアノズル、1
3……外部エア通路、14……ノブ、15……ノ
ブ軸、17……ギヤ、19……カツタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークをクランプして着座せしめた加工機本体
    の前端面に、ノブ軸の回転によりその左右に配設
    した一対の回転体を夫々回転させる回動機構と回
    転体に前後に連通するエアノズルを備え後端をワ
    ーク基準面との当接面とした長さの異なる複数種
    類のロツドを同一円上に夫々取付け前記エアノズ
    ルの一つの前部開口端と対応する唯一のエア通路
    を外部エア通路と連通してなるワークの着座確認
    治具本体を上下方向に回動自在に取付け、該着座
    確認治具本体の後面から前記ワークのクランプ中
    心を跨ぐよう突設した前記ロツドの後端を前記ワ
    ークの基準面に当接させて位置決めを行ない固定
    するように構成したことを特徴とするワークの位
    置決め装置。
JP1985149309U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0429954Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985149309U JPH0429954Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985149309U JPH0429954Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6258141U JPS6258141U (ja) 1987-04-10
JPH0429954Y2 true JPH0429954Y2 (ja) 1992-07-20

Family

ID=31064393

Family Applications (1)

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JP1985149309U Expired JPH0429954Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5424783B2 (ja) * 1974-08-19 1979-08-23

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JPS6258141U (ja) 1987-04-10

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