JPS608912Y2 - 倣い加工装置 - Google Patents

倣い加工装置

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JPS608912Y2
JPS608912Y2 JP4231980U JP4231980U JPS608912Y2 JP S608912 Y2 JPS608912 Y2 JP S608912Y2 JP 4231980 U JP4231980 U JP 4231980U JP 4231980 U JP4231980 U JP 4231980U JP S608912 Y2 JPS608912 Y2 JP S608912Y2
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JP
Japan
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movable shaft
template
support
tool head
follower
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Expired
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JP4231980U
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English (en)
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JPS56142942U (ja
Inventor
正義 荻原
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工作物を支持する工作物支持台と工具を保持
する工具ヘッドとを、これらにそれぞれ設けられたテン
プレートとフォロアとを当接させた状態で相対移動させ
て工作物を加工するようにした倣い加工装置に関する。
一般に上記のような倣い加工装置においては、工具ヘッ
ドを工作物支持台側へ押圧することによってテンプレー
トとフォロアとの間に接触圧を付与するようにしている
が、このような装置によって工作物をフライス加工する
場合等、加工時の反力が大きいものについては工具ヘッ
ドを大きな力で工作物支持台側へ押圧してテンプレート
とフォロアとの間の接触圧を加工時の反力より大きくす
る必要があり、テンプレートおよびフォロアは、この押
圧力によって位置変化が生じないように工作物支持台も
しくは工具ヘッドに強固に取付ける必要がある。
このためには、テンプレートおよびフォロアのいずれを
も工作物支持台または工具ヘッドに直接固定すればよい
が、このようにすると、工具の摩耗補正をテンプレート
またはフォロアの位置補正によって対応する場合、テン
プレートまたはフォロアと工作物支持台または工具ヘッ
ドとの間に挟設されているスペーサを交換しなければな
らず作業性が悪い欠点がある。
本考案はこのような問題点に鑑み、テンプレートまたは
フォロアの内の一方を、その支持剛性を殆んど抵下させ
ることなしに容易に位置調整できるようにして、上記の
問題点を解決したもので、以下その実施例を図面に基づ
いて説明する。
第1図および第2図において11は、固定ベース10の
一端に突設された工作物支持台で、この支持台11上に
は一対の固定台12.13が互いに対向して載置され、
この固定台12.13にそれぞれ軸承された一対の支持
軸14.15によって環状の工作物Wの両端面が挾持さ
れている。
そして、図略の割出機構によって支持軸14.15が同
時に回転割出しされ工作物Wの外周面に等角度間隔で工
作物軸線と平行に刻設された複数の被加工溝Waが工具
Tと対向する位置に順番に位置決めされる。
また、支持台11の工具Tと対向する側面には、固定ブ
ロック16.可動軸17を介して被加工iWaの仕上形
状と相似に形成された水平断面が半円状のテンプレート
18が取付けられている。
一方、固定ベース10の後方には、トラバース台22が
工作物軸線と平行な方向へ移動可能に案内され、このト
ラバース台22上に、送り込み台23が工作物軸線と直
交する方向に移動可能に案内されている。
そして、この送り込み台23上にコラム24′が載置さ
れ、このコラム24の支持台11側の側面に、円板状の
工具Tを工作物軸線を通る水平面内で回転可能に支持す
る工具ヘッド25が固着されている。
また、前記送り込み台23の支持台11と対向する面に
は、前記テンプレート18と係合するフォロア26がテ
ンプレート18と同一高さで回転可能に枢支されており
、固定ベース10の一側面にはトラバース台22移動用
のシリンダ27が固着され、トラバース台22の工作物
支持台11から遠い側の側面には送り込み台23を支持
台11側へ押動してテンプレート18とフォロア26の
間に所定の接触圧を付与する押圧用シリンダ28が設け
られている。
次にテンプレート1Bの支持構造を説明すると、前記固
定ブロック16は第3図に示すように、工作物軸線と直
交する方向に支持台11を貫通して固設され、この固定
ブロック16の工具ヘッド25側の端面に、送り込み台
23の移動方向と平行な支持穴16aが穿設されている
そして、この穴16a内に支持スリーブ30が固着され
、この支持スリーブ30の内部に、工具ヘッド25側の
先端部にテンプレート18を固着した可動軸17が軸移
動のみが許容されて同心的に案内支持されている。
この可動軸17の先端部に近い外周面には雄ねじ17a
が刻設され、これに可動軸17に加わる押圧力を支持ス
リーブ30を介して支持台11に伝達する環状の当接部
材31が螺合している。
また、可動軸17の工具ヘッド25から遠い側の端部に
はボルト32が螺着され、このボルト32と支持スリー
ブ30との間には可動軸17を工具ヘッド25から離れ
る方向へ押動するスプリング33が縮設されている。
また、前記固定ブロック16に穴16aと平行に穿設さ
れた貫通穴16bの両端部には一対の支持ブロック35
.36が固着され、これら一対の支持ブロック35.3
6に操作軸38が回転可能に支承されている。
この操作軸38の工具ヘッド25から遠い側の支持ブロ
ック35から突出する端部には操作ノブ37が固着され
支持ブロック36から突出する他端には、前記当接部材
31の外周に刻設された歯溝31aに噛合する歯車40
が相対回転を規制して取付けられている。
そして、支持ブロック35には、先端が操作軸38の外
周面に係合して操作軸38の回転を阻止する回り止め用
のボルト41が螺合されている。
さらに、前記支持スリーブ30は第4図に示すように取
付は角度が所定の範囲で調整可能になっているとともに
、支持ブロック36には操作軸38を挾んで一対のポル
)43a、43bが上下動可能に螺合されて、これら一
対のボルト43 a。
43bの先端が支持スリーブ30のフランジ部30aの
下端部に刻設された水平当接面42に当接されており、
取付ボルト45a〜45bを弛めた後で、一対のボルト
43aw43bの位置調整ヲ行うことにより、テンプレ
ート18の角度位相を調整でき、テンプレート18とフ
ォロア26を正確に線接触させることができる。
上記装置において工具Tの直径が、工作物加工もしくは
、刃先の再研摩によって減少した場合には、ボルト41
を弛めた後、操作ノブ37を工具Tの径の減少に応じた
量だけ第3図においてA方向から見て反時計方向へ回動
させる。
これにより、当接部材31は操作軸38、歯車40を介
してこれと逆方向に回動され、可動軸17およびテンプ
レート18が工具ヘッド25から遠ざかる方向へ一体的
に移動される。
これにより、工具T中心の倣い時における位置が所定量
だけ支持台11側へ移動され、工具Tの径の減少が補正
される。
また、加工時においては、テンプレート18に加わる押
圧力が、可動軸17の先端に近い部分に螺合する当接部
材31を介して支持台11に伝達されるため、倣い加工
時において可動軸17が撓んでテンプレート18の位置
がずれることはなく、高精度の倣い加工ができる。
なお、上記実施例においては、可動軸17にテンプレー
ト18を取付け、送り込み台23にフォロア26を取付
けていたが、可動軸17にフォロア26を取付け、テン
プレート18を送り込み台23に取付けてもよい。
以上述べたように本考案においては、工具ヘッドの押圧
力向へ移動できるように工作物支持台上に支承した可動
軸の先端にテンプレートまたはフォロアを取付けるとと
もに、この可動軸の先端に近い外周面に、可動軸に加わ
る押圧力を支持台に伝達する当接部材を螺合し、この当
接部材の回動による可動軸の軸移動によってテンプレー
トの位置調整を行うようにしたから、当接部材の回動の
みによってテンプレートの位置を調整できて、テンプレ
ートの位置補正に要する時間を大幅に短縮できる上、テ
ンプレートに加わる力が可動軸の先端に近い部分に螺合
する当接部材を介して支持台に伝達されるため、テンプ
レートまたはフォロアを支持する可動軸が加工中に撓ん
でテンプレートまたはフォロアの位置がずれることがな
く、高精度な倣い加工が行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はその倣い
加工装置の側面図、第2図は同装置の平面図、第3図は
第2図における■−■線断面矢視図、第4図は第3図に
おけるIV−IV線断面矢視図である。 11・・・・・・工作物支持台、17・・曲回動軸、1
8・・・・・・テンプレート、22・・曲トラバース台
、23・・・・・・送り込み台、25・・・・・・工具
ヘッド、26・・曲フォロア、30・・・・・・支持ス
リーブ、31・・回当接部材、37・・・・・・操作ノ
ブ、38・・開操作軸、4゜・・・・・・歯車、41・
・・・・・ボルト、T・曲・工具、w・・曲玉作物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工具ヘッドを工作物支持台側へ押動してこれらにそれぞ
    れ設けられたテンプレートとフォロアとの間に所定の接
    触圧を付与し、この状態で前記工具ヘッドを前記押動力
    向と交差する方向へ相対移動して前記支持台上の工作物
    を工具ヘッド上の工具によって加工するようにした倣い
    加工装置において、前記支持台に先端が支持台から前記
    工具ヘッド側に突出する可動軸を前記押動方向と平行に
    かつ軸移動可能に支承すとともに、この可動軸の前記先
    端にテンプレートまたはフォロアを取付け、また、前記
    可動軸の先端部近傍の外周に前記支持台側の端面が前記
    支持台に当接して前記可動軸に加わる押圧力を前記支持
    台に伝達する当接部材を螺合し、さらに、この当接部材
    の回動によって前記可動軸の位置調整を行う位置調整機
    構と、加工中における前記当接部材の回動を阻止する回
    り止め部材とを設けた倣い加工装置。
JP4231980U 1980-03-29 1980-03-29 倣い加工装置 Expired JPS608912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4231980U JPS608912Y2 (ja) 1980-03-29 1980-03-29 倣い加工装置

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JP4231980U JPS608912Y2 (ja) 1980-03-29 1980-03-29 倣い加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56142942U JPS56142942U (ja) 1981-10-28
JPS608912Y2 true JPS608912Y2 (ja) 1985-03-30

Family

ID=29637697

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JP4231980U Expired JPS608912Y2 (ja) 1980-03-29 1980-03-29 倣い加工装置

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JPS56142942U (ja) 1981-10-28

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