JPH0873031A - 搬送物の位置決め装置 - Google Patents
搬送物の位置決め装置Info
- Publication number
- JPH0873031A JPH0873031A JP23418494A JP23418494A JPH0873031A JP H0873031 A JPH0873031 A JP H0873031A JP 23418494 A JP23418494 A JP 23418494A JP 23418494 A JP23418494 A JP 23418494A JP H0873031 A JPH0873031 A JP H0873031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positioning
- pallet
- clamp
- engagement portion
- pair
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- Pending
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- Special Conveying (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パレットをコンベア上の所定位置に精度よく
位置決めする。 【構成】 パレット1の搬送方向左右に一対設けられた
円柱状の位置決め係合部3、4の各々に対応し、一対の
クランプ手段5、6をコンベア2の左右に配置する。ク
ランプ手段6のクランプアーム15a、15bは平面視
「<」形及び「>」形の挟持面を有し、位置決め係合部
4を搬送方向の前後から挟持して搬送方向及び搬送方向
に垂直な方向の位置を規制し、クランプ手段5のクラン
プアーム7a、7bは搬送方向に垂直で互いに平行な挟
持面を有し、位置決め係合部3を搬送方向の前後から挟
持して搬送方向の位置を規制する。
位置決めする。 【構成】 パレット1の搬送方向左右に一対設けられた
円柱状の位置決め係合部3、4の各々に対応し、一対の
クランプ手段5、6をコンベア2の左右に配置する。ク
ランプ手段6のクランプアーム15a、15bは平面視
「<」形及び「>」形の挟持面を有し、位置決め係合部
4を搬送方向の前後から挟持して搬送方向及び搬送方向
に垂直な方向の位置を規制し、クランプ手段5のクラン
プアーム7a、7bは搬送方向に垂直で互いに平行な挟
持面を有し、位置決め係合部3を搬送方向の前後から挟
持して搬送方向の位置を規制する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレットに載置された
搬送物をコンベア上の所定位置に位置決めするための搬
送物の位置決め装置に関する。
搬送物をコンベア上の所定位置に位置決めするための搬
送物の位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば上下シェル主型と中子のアセンブ
リラインにおいては、コンベア上を搬送されるパレット
が各アセンブリステーションで停止、位置決めされ、各
ステーションにおいて、順次、パレット上に下型が載置
され、下型に中子が組み付けられ、その上に上型が組み
付けられる。このようなアセンブリラインにおけるパレ
ットの位置決めは、例えば実開昭62−10934号公
報に記載されているように、搬送方向の位置決めがパレ
ットに設けた位置決め突起を搬送の前後方向から挟持す
るクランプアームを持つパレットクランプ機構により行
われ、搬送方向に直交する方向の位置決めがパレットの
左右の側壁に当接するガイドローラにより行われてい
る。
リラインにおいては、コンベア上を搬送されるパレット
が各アセンブリステーションで停止、位置決めされ、各
ステーションにおいて、順次、パレット上に下型が載置
され、下型に中子が組み付けられ、その上に上型が組み
付けられる。このようなアセンブリラインにおけるパレ
ットの位置決めは、例えば実開昭62−10934号公
報に記載されているように、搬送方向の位置決めがパレ
ットに設けた位置決め突起を搬送の前後方向から挟持す
るクランプアームを持つパレットクランプ機構により行
われ、搬送方向に直交する方向の位置決めがパレットの
左右の側壁に当接するガイドローラにより行われてい
る。
【0003】ところで、このようなアセンブリラインで
は、シェル型からパレット上に落ちた砂がパレット端部
からこぼれ落ち、これがパレット側壁とガイドローラの
間に入り込み、位置決め精度を高くするためパレット側
壁とガイドローラの間のクリアランスを小さくしている
と、ここに砂を噛み込んでパレットが動かなくなること
がある。これを避けるため、実際のアセンブリラインで
はパレット側壁とガイドローラの間のクリアランスを砂
が通り抜けて落下できる程度に大きくとっており、搬送
方向に直交する方向の位置決めはかなりラフなものとな
っていた。従って、パレットに載置された搬送物の位置
決め精度もラフなものであり、別途搬送物自体の位置決
めを行う必要があった。
は、シェル型からパレット上に落ちた砂がパレット端部
からこぼれ落ち、これがパレット側壁とガイドローラの
間に入り込み、位置決め精度を高くするためパレット側
壁とガイドローラの間のクリアランスを小さくしている
と、ここに砂を噛み込んでパレットが動かなくなること
がある。これを避けるため、実際のアセンブリラインで
はパレット側壁とガイドローラの間のクリアランスを砂
が通り抜けて落下できる程度に大きくとっており、搬送
方向に直交する方向の位置決めはかなりラフなものとな
っていた。従って、パレットに載置された搬送物の位置
決め精度もラフなものであり、別途搬送物自体の位置決
めを行う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑み、パレットの位置決め精度を搬送方向
及び搬送方向に直交する方向とも向上させることで、パ
レットに載置された搬送物の位置決め精度を向上させる
ことを目的とする。
術の問題点に鑑み、パレットの位置決め精度を搬送方向
及び搬送方向に直交する方向とも向上させることで、パ
レットに載置された搬送物の位置決め精度を向上させる
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、パレットの搬
送方向左右に一対設けられた位置決め係合部の各々に対
応してコンベア近傍に配置され、パレットをコンベア上
の所定位置に位置決めする一対のクランプ手段からな
り、一方のクランプ手段が一方の位置決め係合部を挟持
し該位置決め係合部の搬送方向及び搬送方向に垂直な方
向の位置を規制する一対のクランプアームを備え、他方
のクランプ手段が他方の位置決め係合部を挟持し該位置
決め係合部の搬送方向の位置を規制する一対のクランプ
アームを備えることを特徴とする搬送物の位置決め装置
である。なお、上記他方のクランプ手段は上記他方の位
置決め係合部の搬送方向に直交する方向の位置を規制す
るものではない。
送方向左右に一対設けられた位置決め係合部の各々に対
応してコンベア近傍に配置され、パレットをコンベア上
の所定位置に位置決めする一対のクランプ手段からな
り、一方のクランプ手段が一方の位置決め係合部を挟持
し該位置決め係合部の搬送方向及び搬送方向に垂直な方
向の位置を規制する一対のクランプアームを備え、他方
のクランプ手段が他方の位置決め係合部を挟持し該位置
決め係合部の搬送方向の位置を規制する一対のクランプ
アームを備えることを特徴とする搬送物の位置決め装置
である。なお、上記他方のクランプ手段は上記他方の位
置決め係合部の搬送方向に直交する方向の位置を規制す
るものではない。
【0006】上記位置決め装置においては、パレットに
設けられた位置決め係合部が搬送方向に直交する同一線
上に位置すること、位置決め係合部がパレットの面に垂
直に形成された円柱状突起であり、上記一方のクランプ
手段の一対のクランプアームは一方が平面視「<」形、
他方が「>」形をなす挟持面を有し、上記他方のクラン
プ手段の一対のクランプアームは、搬送方向に垂直で互
いに平行な挟持面を有し、いずれも該位置決め係合部を
搬送方向の前後から挟持するものであること、等が好ま
しい具体的態様として挙げられる。また、上記位置決め
装置は、好ましくはパレットをコンベア上から所定距離
浮かせる昇降手段を備え、その昇降手段はパレットをロ
ーラ支持するものがよい。
設けられた位置決め係合部が搬送方向に直交する同一線
上に位置すること、位置決め係合部がパレットの面に垂
直に形成された円柱状突起であり、上記一方のクランプ
手段の一対のクランプアームは一方が平面視「<」形、
他方が「>」形をなす挟持面を有し、上記他方のクラン
プ手段の一対のクランプアームは、搬送方向に垂直で互
いに平行な挟持面を有し、いずれも該位置決め係合部を
搬送方向の前後から挟持するものであること、等が好ま
しい具体的態様として挙げられる。また、上記位置決め
装置は、好ましくはパレットをコンベア上から所定距離
浮かせる昇降手段を備え、その昇降手段はパレットをロ
ーラ支持するものがよい。
【0007】
【作用】上記位置決め装置では、パレットに設けられた
一方の位置決め係合部を一方のクランプアームで挟持す
ることで、該一方の位置決め係合部の平面上の位置が一
点に決まり、他方の位置決め係合部を他方のクランプア
ームで挟持することで、該他方の位置決め係合部の搬送
方向の位置が決まり、これによりパレットの搬送方向及
び搬送方向に垂直な方向の位置を、上記一方の位置決め
係合部の位置を基準として一義的に規定することができ
る。
一方の位置決め係合部を一方のクランプアームで挟持す
ることで、該一方の位置決め係合部の平面上の位置が一
点に決まり、他方の位置決め係合部を他方のクランプア
ームで挟持することで、該他方の位置決め係合部の搬送
方向の位置が決まり、これによりパレットの搬送方向及
び搬送方向に垂直な方向の位置を、上記一方の位置決め
係合部の位置を基準として一義的に規定することができ
る。
【0008】例えば、一方の位置決め係合部が上記一方
のクランプアームに挟持された後、他方の位置決め係合
部が上記他方のクランプアームに挟持されると考えたと
き、一方の位置決め係合部が上記一方のクランプアーム
に挟持された段階においては、他方の位置決め係合部の
位置が搬送方向に多少ずれている可能性があるが、次に
他方の位置決め係合部が上記他方のクランプアームに挟
持されたとき、他方の位置決め係合部は搬送方向に垂直
な方向にも多少移動しながら搬送方向の規定された位置
に戻される(つまり、一方の位置決め係合部を中心とし
て規定位置まで回動する)。これをパレットの動きに注
目していうと、一方の位置決め係合部が上記一方のクラ
ンプアームに挟持された段階においては、パレットが一
方の位置決め係合部を中心として小角度ずれている可能
性があるが、次に他方の位置決め係合部が上記他方のク
ランプアームに挟持されたとき、パレットが一方の位置
決め係合部を中心に小角度回転して規定された方向に正
しく向く。
のクランプアームに挟持された後、他方の位置決め係合
部が上記他方のクランプアームに挟持されると考えたと
き、一方の位置決め係合部が上記一方のクランプアーム
に挟持された段階においては、他方の位置決め係合部の
位置が搬送方向に多少ずれている可能性があるが、次に
他方の位置決め係合部が上記他方のクランプアームに挟
持されたとき、他方の位置決め係合部は搬送方向に垂直
な方向にも多少移動しながら搬送方向の規定された位置
に戻される(つまり、一方の位置決め係合部を中心とし
て規定位置まで回動する)。これをパレットの動きに注
目していうと、一方の位置決め係合部が上記一方のクラ
ンプアームに挟持された段階においては、パレットが一
方の位置決め係合部を中心として小角度ずれている可能
性があるが、次に他方の位置決め係合部が上記他方のク
ランプアームに挟持されたとき、パレットが一方の位置
決め係合部を中心に小角度回転して規定された方向に正
しく向く。
【0009】また、昇降手段によりパレットをコンベア
上から浮かせて支持することで、パレットが位置決め時
に平面内で動きやすくなり、クランプアームの操作力が
軽減される。
上から浮かせて支持することで、パレットが位置決め時
に平面内で動きやすくなり、クランプアームの操作力が
軽減される。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して、本発明の実施
例を説明する。この実施例は、上下シェル主型と中子の
アセンブリラインにおける各アセンブリステーションで
のパレット1の位置決めに関するものである。パレット
1の両側部には、コンベア2(コンベアローラ2a)の
搬送方向に直交する同一線上に位置し、上方へ突出した
円柱状突起である位置決め係合部3、4が設けられてい
る。
例を説明する。この実施例は、上下シェル主型と中子の
アセンブリラインにおける各アセンブリステーションで
のパレット1の位置決めに関するものである。パレット
1の両側部には、コンベア2(コンベアローラ2a)の
搬送方向に直交する同一線上に位置し、上方へ突出した
円柱状突起である位置決め係合部3、4が設けられてい
る。
【0011】このアセンブリステーションには、位置決
め係合部3に対応してクランプ手段5と、位置決め係合
部4に対応してクランプ手段6が配置される。クランプ
手段5は、水平回動して位置決め係合部3を搬送の前後
方向から挟持する一対のクランプアーム7(7a、7
b)を有し、両クランプアーム7a、7bの支軸8、9
には互いに噛み合うギヤ10、11が固定され、一対の
クランプアーム7a、7bが同期して回動するようにな
っている。また、一方の支軸8には回動用アーム12が
固定され、位置決め用シリンダ13により駆動される。
め係合部3に対応してクランプ手段5と、位置決め係合
部4に対応してクランプ手段6が配置される。クランプ
手段5は、水平回動して位置決め係合部3を搬送の前後
方向から挟持する一対のクランプアーム7(7a、7
b)を有し、両クランプアーム7a、7bの支軸8、9
には互いに噛み合うギヤ10、11が固定され、一対の
クランプアーム7a、7bが同期して回動するようにな
っている。また、一方の支軸8には回動用アーム12が
固定され、位置決め用シリンダ13により駆動される。
【0012】一方、クランプ手段6も、水平回動して位
置決め係合部4を搬送の前後方向から挟持する一対のク
ランプアーム15(15a、15b)を有し、両クラン
プアーム15a、15bの支軸16、17には互いに噛
み合うギヤ18、19が固定され、一対のクランプアー
ム15a、15bが同期して回動するようになってい
る。そして、一方の支軸16には回動用アーム20が固
定され、位置決め用シリンダ21により駆動されるよう
になっている。
置決め係合部4を搬送の前後方向から挟持する一対のク
ランプアーム15(15a、15b)を有し、両クラン
プアーム15a、15bの支軸16、17には互いに噛
み合うギヤ18、19が固定され、一対のクランプアー
ム15a、15bが同期して回動するようになってい
る。そして、一方の支軸16には回動用アーム20が固
定され、位置決め用シリンダ21により駆動されるよう
になっている。
【0013】なお、上記クランプ手段5、6において、
クランプアーム7a、7bは、その挟持面が互いに平行
であって搬送方向に垂直に向き、挟持した位置決め係合
部3のパレット搬送方向の位置は規制するがこれに直交
する方向は規制せず、クランプアーム15a、15b
は、その挟持面が「<」及び「>の字形をなしているた
め、挟持した位置決め係合部4の位置をパレット搬送方
向及びそれに直交する方向ともに規制(つまり、位置決
め係合部4の平面上の位置を規制)する。
クランプアーム7a、7bは、その挟持面が互いに平行
であって搬送方向に垂直に向き、挟持した位置決め係合
部3のパレット搬送方向の位置は規制するがこれに直交
する方向は規制せず、クランプアーム15a、15b
は、その挟持面が「<」及び「>の字形をなしているた
め、挟持した位置決め係合部4の位置をパレット搬送方
向及びそれに直交する方向ともに規制(つまり、位置決
め係合部4の平面上の位置を規制)する。
【0014】また、このアセンブリステーションには、
パレット1の両側壁に当接してパレット1の搬送方向に
直交する方向の位置を規制するガイドローラ25が設置
されている。このガイドローラ25とパレット1の側壁
とのクリアランスは、シェル型の砂を噛み込むことなく
落下させる程度に設定されており、従来と同じくこのガ
イドローラ25によるパレット1による位置決めはかな
りラフなものである。
パレット1の両側壁に当接してパレット1の搬送方向に
直交する方向の位置を規制するガイドローラ25が設置
されている。このガイドローラ25とパレット1の側壁
とのクリアランスは、シェル型の砂を噛み込むことなく
落下させる程度に設定されており、従来と同じくこのガ
イドローラ25によるパレット1による位置決めはかな
りラフなものである。
【0015】さらに、このアセンブリステーションに
は、パレット1をコンベア2上から所定距離(例えば1
mm程度)浮かせる昇降手段26が設置されている。こ
の昇降手段26は、前後に一対配置され各々回動自在に
支持された回動軸27、一端が回動軸27に固定されコ
ンベアローラ2aの下方を迂回して上方へ湾曲した左右
一対の湾曲部材28、湾曲部材28の他端に取り付けら
れた持ち上げローラ29、及び湾曲部材28の持ち上げ
ローラ29側下方に設けられた持ち上げ用シリンダ30
からなる。なお、持ち上げローラ29はパレット2の下
方4隅に位置している。
は、パレット1をコンベア2上から所定距離(例えば1
mm程度)浮かせる昇降手段26が設置されている。こ
の昇降手段26は、前後に一対配置され各々回動自在に
支持された回動軸27、一端が回動軸27に固定されコ
ンベアローラ2aの下方を迂回して上方へ湾曲した左右
一対の湾曲部材28、湾曲部材28の他端に取り付けら
れた持ち上げローラ29、及び湾曲部材28の持ち上げ
ローラ29側下方に設けられた持ち上げ用シリンダ30
からなる。なお、持ち上げローラ29はパレット2の下
方4隅に位置している。
【0016】さて、コンベアローラ2aで搬送されるパ
レット1がこのアセンブリステーションに到達するまで
は、クランプアーム7、15は図1に仮想線で示すよう
に開いている。コンベアローラ2aが停止し、パレット
1がアセンブリステーションに停止したとき、パレット
1は搬送方向にはコンベアローラ2aの回転が停止する
ことでラフに位置決めされており、搬送方向に直交する
方向にはガイドローラ25がパレット1の側壁に当接す
ることでラフに位置決めされている。
レット1がこのアセンブリステーションに到達するまで
は、クランプアーム7、15は図1に仮想線で示すよう
に開いている。コンベアローラ2aが停止し、パレット
1がアセンブリステーションに停止したとき、パレット
1は搬送方向にはコンベアローラ2aの回転が停止する
ことでラフに位置決めされており、搬送方向に直交する
方向にはガイドローラ25がパレット1の側壁に当接す
ることでラフに位置決めされている。
【0017】次に、持ち上げ用シリンダ30を作動させ
て持ち上げローラ29を上昇させ、パレット1をコンベ
ア2上から少し浮かせ、続いて、位置決め用シリンダ2
1を作動させクランプアーム15で位置決め係合部4を
挟持し、位置決め用シリンダ13を作動させクランプア
ーム7で位置決め係合部3を挟持する。位置決め係合部
4は、クランプアーム15で挟持されることにより、搬
送方向及び搬送方向に直交する方向での位置が確定し、
位置決め係合部3は、クランプアーム7で挟持されるこ
とにより、搬送方向での位置が確定する。つまり、両位
置決め係合部3、4の平面内での位置が、位置決め係合
部4の位置を基準として確定し、パレット1は規定され
た位置に位置決めされ、いうまでもないがパレット1に
載置されたシェル主型等も規定された位置に位置決めさ
れることになる。
て持ち上げローラ29を上昇させ、パレット1をコンベ
ア2上から少し浮かせ、続いて、位置決め用シリンダ2
1を作動させクランプアーム15で位置決め係合部4を
挟持し、位置決め用シリンダ13を作動させクランプア
ーム7で位置決め係合部3を挟持する。位置決め係合部
4は、クランプアーム15で挟持されることにより、搬
送方向及び搬送方向に直交する方向での位置が確定し、
位置決め係合部3は、クランプアーム7で挟持されるこ
とにより、搬送方向での位置が確定する。つまり、両位
置決め係合部3、4の平面内での位置が、位置決め係合
部4の位置を基準として確定し、パレット1は規定され
た位置に位置決めされ、いうまでもないがパレット1に
載置されたシェル主型等も規定された位置に位置決めさ
れることになる。
【0018】このステーションにおける所定のアセンブ
リ作業が終了すると、シリンダ13、21を作動させて
クランプアーム7、15を開き、続いてシリンダ30を
作動させてパレット1をコンベアローラ2a上に降し、
コンベアローラ2aを作動させて次のステーションに送
り出す。
リ作業が終了すると、シリンダ13、21を作動させて
クランプアーム7、15を開き、続いてシリンダ30を
作動させてパレット1をコンベアローラ2a上に降し、
コンベアローラ2aを作動させて次のステーションに送
り出す。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な機構でパレット
の位置決め精度が上がり、パレットに載置した搬送物の
位置決め精度を向上させることができる。また、パレッ
トをコンベアローラから所定距離浮かせて支持すること
で、クランプアームの操作力の軽減を図ることができ、
これも位置決め精度の向上に資するものとなる。
の位置決め精度が上がり、パレットに載置した搬送物の
位置決め精度を向上させることができる。また、パレッ
トをコンベアローラから所定距離浮かせて支持すること
で、クランプアームの操作力の軽減を図ることができ、
これも位置決め精度の向上に資するものとなる。
【図1】シェル鋳型のアセンブリラインにおけるアセン
ブリステーションの平面図である。
ブリステーションの平面図である。
【図2】同右側面図である。
【図3】同正面図である。
1 パレット 2a コンベアローラ 3、4 位置決め係合部 5、6 クランプ手段 7(7a、7b)、15(15a、15b) クランプ
アーム 25 ガイドローラ 26 昇降手段 29 持ち上げローラ
アーム 25 ガイドローラ 26 昇降手段 29 持ち上げローラ
Claims (5)
- 【請求項1】 パレットの搬送方向左右に一対設けられ
た位置決め係合部の各々に対応してコンベア近傍に配置
され、パレットをコンベア上の所定位置に位置決めする
一対のクランプ手段からなり、一方のクランプ手段が一
方の位置決め係合部を挟持し該位置決め係合部の搬送方
向及び搬送方向に垂直な方向の位置を規制する一対のク
ランプアームを備え、他方のクランプ手段が他方の位置
決め係合部を挟持し該位置決め係合部の搬送方向の位置
を規制する一対のクランプアームを備えることを特徴と
する搬送物の位置決め装置。 - 【請求項2】 パレットに設けられた位置決め係合部が
搬送方向に直交する同一線上に位置することを特徴とす
る請求項1に記載された搬送物の位置決め装置。 - 【請求項3】 位置決め係合部がパレットの面に垂直に
形成された円柱状突起であり、上記一方のクランプ手段
の一対のクランプアームは一方が平面視「<」形、他方
が「>」形をなす挟持面を有し、上記他方のクランプ手
段の一対のクランプアームは搬送方向に垂直で互いに平
行な挟持面を有し、いずれも該位置決め係合部を搬送方
向の前後から挟持するものであることを特徴とする請求
項1又は2に記載された搬送物の位置決め装置。 - 【請求項4】 パレットをコンベア上から所定距離浮か
せる昇降手段を備えることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載された搬送物の位置決め装置。 - 【請求項5】 上記昇降手段は、パレットをローラ支持
するものであることを特徴とする請求項4に記載された
搬送物の位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23418494A JPH0873031A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 搬送物の位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23418494A JPH0873031A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 搬送物の位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0873031A true JPH0873031A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16966998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23418494A Pending JPH0873031A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 搬送物の位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0873031A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004238177A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-08-26 | Honda Motor Co Ltd | トレイの位置決め装置 |
CN114056894A (zh) * | 2021-08-17 | 2022-02-18 | 安徽贝拉乔家居用品有限公司 | 一种浴缸加工用滚筒上料装置 |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP23418494A patent/JPH0873031A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004238177A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-08-26 | Honda Motor Co Ltd | トレイの位置決め装置 |
CN114056894A (zh) * | 2021-08-17 | 2022-02-18 | 安徽贝拉乔家居用品有限公司 | 一种浴缸加工用滚筒上料装置 |
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