JP3664589B2 - 基板搬送装置および基板搬送方法 - Google Patents

基板搬送装置および基板搬送方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板搬送装置における基板位置決め装置および位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の生産性を向上させるために、基板(プリント基板)を正確な位置に搬送・位置決めすることが重要になっている。
【0003】
従来の基板搬送装置を、図7〜図10に基づいて説明する。図7および図8において、1は基板、2は基板1をガイドし位置決めするために上下方向に移動自在に構成された固定側可動レール、4は基板1の上面に接触するとともに位置決めする部分にウレタンゴム層5を有した固定側上ガイド、8は後述のテーブルフレーム16に固定され前記固定側可動レール2を上下方向に案内する固定側下ガイドである。そして、固定側可動レール2、固定側上ガイド4および固定側下ガイド8により、基板1の一方の側縁1aを挟持する固定側挟持手段Mが構成されている。
【0004】
3は、前記基板1の幅に合わせて基板1の幅方向(Y方向)に移動し、かつ上下方向に移動自在に構成された移動側可動レール、6は基板1の上面に接触するとともに位置決めする部分にウレタンゴム層7を有した移動側上ガイド、9はテーブルフレーム16上を基板1の幅方向に移動し、かつ移動側可動レールを上下方向に案内する移動側下ガイドである。そして、移動側可動レール3、移動側上ガイド6および移動側下ガイド9により、基板1の他方の側縁1bを挟持する移動側挟持手段Nが構成されている。
【0005】
また、10は基板1を支持するサポートピン、11はサポートピン10を取付けるためのサポートプレート、12は固定側可動レール2と移動側可動レール3とに下から当接してこれを昇降させるための昇降用バー、13はサポートプレート11および昇降用バー12を上下に移動させるためのシリンダ装置、14はシリンダ装置13の動作を案内するとともにサポートプレート11の水平度を確保するためのガイドシャフト、15はそのガイドブッシュである。
【0006】
また、16はテーブルフレームで、このテーブルフレーム16は、前記固定側挟持手段Mのベースになる固定側下ガイド8、移動側挟持手段Nのベースになる移動側下ガイド9、シリンダ装置13、ガイドシャフト14およびガイドブッシュ15が取付けられており、X−Y方向に移動し基板1を所定の位置に位置決めするものである。
【0007】
なお、17は基板1を搬送するための搬送用ベルト、18は搬送用ベルト17によって搬送されてきた基板1を停止させるためのストッパである。また、図7の平面図において、19は幅寄せ用のスクリュウシャフトで、このスクリュウシャフト19は、移動側挟持手段Nを構成する移動側下ガイド9、移動側可動レール3および移動側上ガイド6を基板1の幅に合わせて幅寄せ移動させるためのものである。
【0008】
また、20はベベルギヤ、21はベベルギヤ20を連結するシャフトで、左右のスクリュウシャフト19同士に駆動を伝達するものである。22は左右のスクリュウシャフト19を駆動させるための幅寄せ用のパルスモータで、前記移動側挟持手段Nを構成する移動側下ガイド9、移動側可動レール3および移動側上ガイド6を基板1の幅に合わせて幅寄せするものである。
【0009】
なお、図7は、移動側挟持手段Nを基板1の幅に対して少し余裕を持たせて幅寄せした状態で、前述のように、基板1は搬送用ベルト17の回転によってストッパ18に当たるまで搬送され、基板1がストッパ18に当たると、搬送用ベルト17の回転も停止するよう構成されている。
【0010】
次に、基板1がストッパ18に当たって停止すると、シリンダ装置13が伸長し、これにより、サポートプレート11および昇降用バー12が押し上げられ、昇降用バー12が上昇すると、サポートピン10を介して固定側可動レール2および移動側可動レール3が上昇して基板1を持ち上げ、この持ち上げられた基板1は、搬送用ベルト17と、固定側上ガイド4に設けたウレタンゴム層5および移動側上ガイド6に設けたウレタンゴム層7との間に挟持された状態で位置決めされ、基板1に対し電子部品が実装される。
【0011】
基板1に対し電子部品の実装が終了すると、ストッパ18が下降し、搬送用ベルト17が回転し、これにより基板1が所定の場所に向けて搬出され、代わって、上記同様の動作により新たな基板1が搬入され、上記動作を繰り返す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の基板搬送装置では、固定側挟持手段M側の固定側可動レール2および移動側挟持手段N側の移動側可動レール3には基板1に対する緩衝機能がないので、移動側可動レール3を基板1の幅に合わせて幅寄せする場合、基板1の損傷を避けるために、固定側可動レール2および移動側可動レール3との間隔が、基板1の幅より少し大きい位置で移動側可動レール3の移動を停止させることが必要になる。
【0013】
従って、固定側可動レール2および移動側可動レール3間に搬入されてきた基板1がストッパ18に当たって停止すると、図10に示すように、基板1が搬送方向に対して傾斜して停止してしまうことがある。
【0014】
このように基板1が傾斜した状態では電子部品の実装を正確に行うことができないので、基板1の認識マークを使用して基板1を位置補正した後に電子部品の実装を行っているが、基板1の認識マークを使用して基板1を位置補正しただけでは、基板1を正確に位置補正することができない。これを解決するために、作業者が手作業で基板1の側縁を固定側可動レール2の壁面に押し当てて位置補正することが考えられるが、作業者が自ら行わなければならないので、この作業は煩わしい。
【0015】
そこで、図10に示すように、基板1の所定位置に位置決め用の基準孔23aを形成し、この基準孔23aにピン23を挿入することで作業者が手作業で基板1の側縁を固定側可動レール2の壁面に押し当てることなく基板1の位置補正をすることができるが、ピン23の径に対し基準孔23aの径が大き過ぎた場合、ピン23の径と基準孔23aの径の差分だけ基板1が傾斜してしまうことになる。加えて、基板1の小型化高密度化が著しい近年では、基板1に基準孔23aを形成することは、同時にデッドスペースを設けてしまうことになる。
【0016】
さらに、図8に示すように、搬送用ベルト17と、固定側上ガイド4に設けたウレタンゴム層5および移動側上ガイドに設けたウレタンゴム層7との間に挟持された基板1は、搬送用ベルト17とウレタンゴム層5,7の静止摩擦力のみでXY方向の移動が規制されているため、高速実装時には、基板1を保持するテーブルフレーム16が基板1を位置決めするためにXY方向へ高速移動すると、その移動による慣性で基板1がずれてしまい、従って、正確な高速実装ができなかった。
【0017】
そこで、本発明は、上記課題を解決し得る基板搬送装置における基板位置決め装置および位置決め方法に関する。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決手段は、基板の両側縁を支持して加工位置まで案内する案内手段が設けられ、この案内手段は、前記基板を一側縁で挟持して案内する固定側挟持部と、基板を他側で挟持して案内するとともに固定側挟持部に対して基板の幅方向に接近離間自在に構成された移動側挟持部とを備え、加工位置まで搬送された基板の下方に、基板を下方から支持する支持部材を有して昇降する昇降装置が設けられ、基板を加工位置に位置決めするための位置決め装置が設けられ、基板を加工位置で位置決め装置により位置決めし、基板に加工を施した後に定の場所まで搬出するようにした基板搬送装置において、前記位置決め装置は、基板を搬出側で保持するストッパと、固定側挟持部と移動側挟持部の間に配置されるとともに前記昇降装置の昇降動作に伴って両挟持部同士に亘すように配置した軸部材周りに回動自在な回動部材と、移動側挟持部側にこれに沿って平行に配置されるとともに移動側挟持部に沿って移動自在な杆部材とが設けられ、前記軸部材と杆部材とが、軸部材の回動を杆部材の移動に変換するための第一連結部材で連結され、杆部材の途中と移動側挟持部とが、杆部材の移動を移動側挟持部の固定側挟持部への移動に変換するための第二連結部材で連結され、前記昇降装置の昇降動作に伴って杆部材周りに回動するとともに杆部材の移動に伴って基板を前記ストッパ側に押圧するための押圧部材が杆部材に取付けられている。
【0019】
そして、押圧部材は、基板のサイズに応じて杆部材に対して位置調節自在とされている。
上記構成において、基板を加工位置まで搬入し、加工位置で基板に対し加工を施した後に加工位置から搬出するようにし、前記基板を加工位置に位置決めするに際して、基板の下方から昇降部材を上昇させて基板を支持部材で上方に向けて押圧して保持し、昇降部材の上昇に連動して移動する押圧部材で基板を搬出側に設けたストッパ側に押圧して保持し、昇降部材の上昇に連動して移動する移動側挟持部を固定側挟持部へ移動させることで、基板を固定側挟持部に押圧して基板を搬送方向に対する直角な幅方向で保持する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本発明の実施の形態に係る基板搬送装置と、図7〜図10で示した従来の基板搬送装置とで異なる部分は、移動側挟持手段(移動側挟持部)Nの移動側上ガイド58が本発明の実施の形態に係る基板搬送装置では、固定側挟持手段(固定側挟持部)Mに対し接近離間自在に構成されている点で異なる。また、従来の基板搬送装置では、基板1を支持するサポートピン10を支持するサポートプレート11は、単なる平板状のものであったのに対し、本発明の実施の形態におけるサポートプレート11は、図2、図3、図5および図6に示すように、移動側挟持手段N側の底部および搬出側の底部が斜面11a,11bに形成されている点で異なる。
【0021】
なお、固定側挟持手段Mは、固定側可動レール2、固定側上ガイド4および固定側下ガイド8により構成され、偏平な板条の移動側可動レール3、移動側上ガイド58により、基板1の他方の側縁1bを挟持する移動側挟持手段Nが構成され、移動側可動レール3に対し、移動側上ガイド58が固定側挟持手段Mに対して接近離間自在に構成されている。
【0022】
そして、基板1を加工位置に位置決めするための位置決め装置50が設けられ、この位置決め装置50は、基板1を加工位置の搬出側で保持するストッパ63と、固定側挟持手段Mと移動側挟持手段Nの間に亘すように配置された軸部材53と、昇降装置65を構成する前記サポートプレート11の昇降動作に伴って軸部材53周りに回動する回動部材51と、移動側挟持手段N側にこれに沿って平行に配置されるとともに移動側挟持手段Nに沿って移動自在な杆部材55とを備えている。また、前記軸部材53と杆部材55とが、軸部材53の回動を杆部材55の移動に変換するためのリンク状の第一連結部材54で連結され、杆部材55の途中と移動側挟持手段Nとが、杆部材55の移動を移動側挟持手段Nの固定側挟持手段Mへの移動に変換するための平面視への字形の第二連結部材61で連結されている。
【0023】
また、前記昇降装置65の昇降動作に伴って杆部材55周りに回動するとともに杆部材55の移動に伴って基板1を前記ストッパ63側に押圧するための押圧部材62が杆部材55に取付けられている。なお、前記ストッパ63は、サポートプレート11の搬出側に立設されている。
【0024】
13は、サポートプレート11および昇降用バー12を上下に移動させるためのシリンダ装置で、前記昇降装置65は、前記サポートプレート11、このサポートプレート11上に取付けられた昇降用バー12およびシリンダ装置13で構成されている。
【0025】
図1に示すように、前記回動部材51は、その基端部が軸部材53に固定され、先端部にサポートプレート11の搬出側面(Y方向に沿った面)に当接する第一ローラR1がピンを介して回転自在に取付けられ、回動部材51は、圧縮ばねS1により、軸部材53周りに反時計方向に付勢されている。
【0026】
前記杆部材55は、両端部が軸受けgを介して移動側挟持手段Nに沿って移動自在に取付けられ、図1に示すように、前記第一連結部材54は、その基端部が軸部材53に嵌合し、先端部が杆部材55の端部にピンを介して回動自在に取付けられている。
【0027】
前記第二連結部材61は、図では2個設けられ、各第二連結部材61は、杆部材55の途中に取付けた取付け部材57にピンを介して基端部が回動自在に取付けられ、先端部が別のピンを介して移動側上ガイド58に回動自在に取付けられ、第二連結部材61の途中は移動側上ガイド58に形成したY方向の長孔58aに摺動自在に嵌合する回動軸部材59を介して回動自在に取付けられている。また、杆部材55には、各取付け部材57を搬出側に付勢する圧縮ばねS2が取付けられ、杆部材55には、圧縮ばねS2の弾性力に抗して取付け部材57を保持するための保持ブロック56が取付けられている。
【0028】
前記押圧部材62は、基板1の搬入側に配置され、その基端部が杆部材55に回動自在に支持され、押圧部材62の下延長部62aの先端部にサポートプレート11の搬入側面(X方向に沿った面)に当接する第二ローラR2がピンを介して回転自在に取付けられ、上延長部62bに基板1を搬入側からストッパ63側に押圧するための押圧片62cが形成されている。そして、押圧部材62の下延長部62aは、圧縮ばねS3によって杆部材55周りに反時計方向に付勢されている。また、杆部材55には、押圧部材62を搬出側に付勢する圧縮ばねS4が取付けられ、杆部材55には、圧縮ばねS4の弾性力に抗して押圧部材62を保持するための保持ブロック56が取付けられている。
【0029】
他の構成は、従来例と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
上記構成において、基板1の一側縁1aが案内手段すなわち固定側挟持手段Mで挟持され、基板1の他側縁1bが案内手段すなわち移動側挟持手段Nによって挟持された状態で、搬送用ベルト17の回転によりストッパ63の存在する加工位置まで案内され、基板1が加工位置まで案内されると、搬送用ベルト17の回転が停止し、基板1の移動が停止する。
【0030】
そして、シリンダ装置13の伸長動作によりサポートプレート11が上昇し、サポートプレート11の上昇によりサポートピン10が基板1を裏面から押し上げ、基板1の両側縁1a,1bが固定側上ガイド4、移動側上ガイド58に当接する。同時に、サポートプレート11が上昇すると、第一ローラR1がサポートプレート11の斜面11bに沿って転動することで、回動部材51が図2の反時計方向に回動する。回動部材51が回動すると、これに伴って軸部材53が反時計方向に回動し、これに伴って連結部材54が反時計方向に回動することで、第一連結部材54を介して杆部材55が矢線Aの方向に引かれる。
【0031】
そうすると、杆部材55に取付けられている第二連結部材61がそれぞれ回動軸部材59回りに回動し、これによって移動側上ガイド58が固定側上ガイド4に向けて押され、基板1が固定側挟持手段Mおよび固定側挟持手段Nで確実に支持される。
【0032】
さらに、サポートプレート11が上昇すると、押圧部材62の第二ローラR2がサポートプレート11の斜面11aに沿って転動することで、押圧部材62が図3の反時計方向に回動し、上延長部62bに設けた押圧片62cが、基板1の高さまで上がり、かつ押圧部材62は杆部材55に取付けられているので、これが矢線Aの方向に移動すれば、杆部材55が移動した分だけ矢線Aの方向に移動し、押圧片62cが基板1を搬入側からストッパ63に向けて押圧する。
【0033】
従って、加工位置にある基板1に対し、サポートプレート11を上昇させるという動作に伴って(連動して)、基板1の両側縁1a,1bが固定側上ガイド4、移動側上ガイド58に当接して上下方向の移動が阻止され、第二連結部材61の回動によって固定側挟持手段Mおよび固定側挟持手段Nで基板1を確実に支持して幅方向の移動が阻止され、押圧部材62の押圧片62cが基板1を搬入側からストッパ63に向けて押圧することで、搬送方向(基板の長手方向であるX方向)の移動が阻止される。
【0034】
このように、加工位置まで搬入された基板1が傾斜していたとしても、サポートプレート11を上昇させる動作によって基板1の傾斜を矯正するとともに、これを三方向で保持して確実に位置決めすることができ、従って、加工位置にある基板1に対し、次に行う加工作業を正確に行うことができる。
【0035】
そして、加工作業が終了した基板1は、サポートプレート11を加工させることで三方向の保持が解除され、搬送用ベルト17の回転により、所定の場所に向けて搬出される。
【0036】
なお、上記実施の形態では、固定側可動レール2、固定側上ガイド4および固定側下ガイド8により、基板1の一方の側縁1aを挟持する固定側挟持手段Mとし、移動側可動レール3、移動側上ガイド58により、基板1の他方の側縁1bを挟持する移動側挟持手段Nを構成し、この固定側挟持手段Mおよび移動側挟持手段Nによって基板1を加工位置まで搬入するよう構成したが、これに限定されるものではなく、固定側挟持手段M、移動側挟持手段Nは基板1の搬送途中ではそれぞれの構成部材を全て備える必要はなく、少なくとも加工位置において、それぞれの構成部材を全て備えていれば足りる。
【0037】
また、上記実施の形態では、押圧部材62は杆部材55に取付けらたものであるが、この押圧部材62は基板1のサイズに対応して押圧片62cが基板1を搬入側からストッパ63に向けて押圧できるよう、位置調節するために杆部材55に対し摺動可能に取付けるよう構成してもよい。そして、この場合、基板1のサイズが変更されるごとに、そのサイズに対応できるよう杆部材55上で移動させることで、上記実施の形態と同様の作用効果を奏し得る。
【0038】
以上の説明から明らかな通り、本発明は、位置決め装置が、基板を搬出側で保持するストッパと、固定側挟持部と移動側挟持部の間に配置されるとともに昇降装置の昇降動作に伴って両挟持部同士に亘すように配置した軸部材周りに回動自在な回動部材と、移動側挟持部側にこれに沿って平行に配置されるとともに移動側挟持部に沿って移動自在な杆部材とが設けられ、軸部材と杆部材とが、軸部材の回動を杆部材の移動に変換するための第一連結部材で連結され、杆部材の途中と移動側挟持部とが、杆部材の移動を移動側挟持部の固定側挟持部への移動に変換するための第二連結部材で連結され、昇降装置の昇降動作に伴って杆部材周りに回動するとともに杆部材の移動に伴って基板をストッパ側に押圧するための押圧部材が杆部材に取付けられているので、基板を加工位置に位置決めするに際して、基板の下方から昇降部材を上昇させて基板を支持部材で上方に向けて押圧して保持し、昇降部材の上昇に連動して移動する押圧部材で基板を搬出側に設けたストッパ側に押圧して保持し、昇降部材の上昇に連動して移動する移動側挟持部を固定側挟持部へ移動させることで、基板を固定側挟持部に押圧して基板を搬送方向に対する直角な幅方向で保持し、基板を確実に加工位置で位置決めでき、例えば部品実装などの基板に対する加工を正確に行うことができ、製品の品質を安定させ、かつ向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す基板搬送装置の基板が加工位置に搬送された状態の概略平面図である。
【図2】同じく一部拡大側面図である。
【図3】同じく一部拡大斜視図である。
【図4】同じく基板が加工位置に搬送されて保持装置で保持された状態の概略平面図である。
【図5】同じく一部拡大側面図である。
【図6】同じく一部拡大斜視図である。
【図7】従来の基板搬送装置の基板が加工位置に搬送された状態の一部拡大斜視図である。
【図8】同じく基板が加工位置で保持された状態の一部拡大斜視図である。
【図9】同じく基板が加工位置で保持された状態の平面図である。
【図10】別の従来例を示す搬送装置の基板が加工位置に搬送された状態の平面図である。
【符号の説明】
1 基板
4 固定側上ガイド
10 サポートピン
11 サポートプレート
11a サポートプレートの斜面
11b サポートプレートの斜面
13 シリンダ装置
17 搬送用ベルト
51 回動部材
53 軸部材
54 第一連結部材
55 杆部材
58 移動側上ガイド
59 回動軸部材
61 第二連結部材
62 押圧部材
62b 上延長部
62c 押圧片
63 ストッパ
M 固定側挟持手段
N 移動側挟持手段
R1 第一ローラ
R2 第二ローラ

Claims (3)

  1. 基板の両側縁を支持して加工位置まで案内する案内手段が設けられ、この案内手段は、前記基板を一側縁で挟持して案内する固定側挟持部と、基板を他側で挟持して案内するとともに固定側挟持部に対して基板の幅方向に接近離間自在に構成された移動側挟持部とを備え、加工位置まで搬送された基板の下方に、基板を下方から支持する支持部材を有して昇降する昇降装置が設けられ、基板を加工位置に位置決めするための位置決め装置が設けられ、基板を加工位置で位置決め装置により位置決めし、基板に加工を施した後に定の場所まで搬出するようにした基板搬送装置において、前記位置決め装置は、基板を搬出側で保持するストッパと、固定側挟持部と移動側挟持部の間に配置されるとともに前記昇降装置の昇降動作に伴って両挟持部同士に亘すように配置した軸部材周りに回動自在な回動部材と、移動側挟持部側にこれに沿って平行に配置されるとともに移動側挟持部に沿って移動自在な杆部材とが設けられ、前記軸部材と杆部材とが、軸部材の回動を杆部材の移動に変換するための第一連結部材で連結され、杆部材の途中と移動側挟持部とが、杆部材の移動を移動側挟持部の固定側挟持部への移動に変換するための第二連結部材で連結され、前記昇降装置の昇降動作に伴って杆部材周りに回動するとともに杆部材の移動に伴って基板を前記ストッパ側に押圧するための押圧部材が杆部材に取付けられたことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 押圧部材は、基板のサイズに応じて杆部材に対して位置調節自在とされたことを特徴とする請求項1記載の基板搬送装置。
  3. 基板を一側縁で挟持して案内する固定側挟持部と基板を他側縁で挟持して案内するとともに固定側挟持部に対して基板の幅方向に接近離間自在に構成された移動側挟持部とにより、基板の両側縁を支持して加工位置まで案内し、ストッパにより基板を位置規制し、基板の下方から昇降部材を上昇させて基板を支持部材で上方に向けて押圧し、昇降部材の上昇に伴って移動する部材の動きを、移動側挟持部に沿って移動自在な杆部材の移動動作に変換させて伝達させ、昇降部材の上昇に伴う杆部材の移動動作を移動側挟持部の固定側挟持部への移動動作に変換して伝達して移動側挟持部を固定側挟持部へ移動させて基板を固定側挟持部と移動側挟持部とにより保持するとともに、前記昇降装置の昇降動作に伴って杆部材周りに回動するとともに杆部材の移動に伴って移動する押圧部材により基板を前記ストッパ側に押圧して保持することで、前記基板を加工位置に位置決めすることを特徴とする基板搬送方法。
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