JP3086222B1 - 写真自販機および方法 - Google Patents

写真自販機および方法

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JP3086222B1 JP11281635A JP28163599A JP3086222B1 JP 3086222 B1 JP3086222 B1 JP 3086222B1 JP 11281635 A JP11281635 A JP 11281635A JP 28163599 A JP28163599 A JP 28163599A JP 3086222 B1 JP3086222 B1 JP 3086222B1
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彰宏 赤松
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】、被写体の写真にさらに画像を上書きすること
ができる写真自販機を提供する。 【解決手段】カメラ6で撮影した被写体2の画像を写真
として出力する第1プリンタ9と、上記第1プリンタ9
から出力された写真に、さらに上書き画像を印刷する第
2プリンタ10とを備えることにより、カメラ6で撮影
された被写体2の写真に多様な上書き画像を印刷でき、
利用者2は、多様な写真を楽しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームセンター等
に設置され、硬貨等が投入されて被写体を撮影し、シー
ル,カード,紙類,フィルム等にプリントアウトする写
真自販機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ゲームセンター等において、写真
を撮影してシールプリント等にする写真自販機が数多く
設置されている。このような写真自販機としては、一般
に、図6に示すようなものが用いられている。このもの
は、本体52の内部に、略45°の角度をもってハーフ
ミラー53が設けられている。このハーフミラー53の
奥に、被写体を撮影するカメラ55が設けられ、ハーフ
ミラー53の下方には、上記カメラ55で撮影された画
像を表示するモニタ56が設けられている。図において
51はコントローラ、57は写真プリント58を印刷す
るプリンタである。
【0003】上記写真自販機では、ハーフミラー53を
透してカメラ55で撮影された画像がモニタ56に表示
され、このモニタ56に表示された画像がハーフミラー
53に反射して被写体54によって確認できるようにな
っている。そして、被写体54は、モニタ56に映った
自分の姿を確認しながら所望のポーズをとり、好みのと
ころでコントローラ51を操作して静止画を撮影するこ
とが行われる。そして、この静止画は、適当なフレーム
や前景の画像と合成されて写真プリント58として印刷
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近
は、写真自販機利用人口の増加とともに、そのニーズも
多様化している。そこで、これらのニーズに応えるた
め、被写体の画像に合成されるフレームや前景として各
種の趣向を凝らしたものも数多く提供されているが、単
にフレームと顔写真とを合成するだけの画一的なもので
はもう満足されなくなってきている。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、被写体が撮影された写真にさらに上書き画像を
印刷することができる写真自販機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の写真自販機は、被写体の写真を撮影して販
売する写真自販機であって、被写体を撮影するカメラ
と、上記カメラで撮影した被写体の画像を写真として出
力する第1印刷手段と、上記第1印刷手段から出力され
た写真に、さらに上書き画像を印刷する第2印刷手段と
を備えていることを要旨とする。
【0007】すなわち、本発明の写真自販機は、カメラ
で撮影した被写体の画像を写真として出力する第1印刷
手段と、上記第1印刷手段から出力された写真に、さら
に上書き画像を印刷する第2印刷手段とを備えている。
このため、カメラで撮影された被写体の写真に多様な上
書き画像を印刷でき、利用者は、多様な写真を楽しむこ
とができる。
【0008】本発明の写真自販機において、上記第2
刷手段が、上書き画像を顔料によって印刷するものであ
る場合には、写真の上に印刷された上書き画像が鮮明に
浮き上がり、装飾性の高い多様な写真を提供できる。
【0009】本発明の写真自販機において、上記上書き
画像を入力する上書き画像入力手段を備えている場合に
は、被写体が自分の気に入った好みの上書き画像を入力
できるようになり、さらに楽しみが大きくなる。
【0010】本発明の写真自販機において、上記カメラ
で撮影した被写体の画像を表示する画像表示手段を備
え、この画像表示手段に、カメラで撮影された被写体の
画像と上書き画像との合成画像が表示されるようになっ
ている場合には、被写体が、画像表示手段に表示される
自分の画像を見て仕上がり状態を確認しながら、ポーズ
をとったり好みの上書き画像を入力したりできるように
なる。
【0011】本発明の写真自販機において、上記写真が
シールプリントである場合には、撮影した写真をシール
として身の回り品その他所望の箇所に貼り付けられ、さ
らに楽しみが大きくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0013】図1は、本発明の写真自販機の一実施の形
態を示す図である。この写真自販機は、筐体1の内部お
よび表面に各種の装置が設けられている。ここで、説明
の便宜上、筐体1において、使用者(被写体)2と対面す
る側(図1の左側)を筐体1の前側とし、反対側(図1
の右側)を筐体1の後側とする。
【0014】上記筐体1の内部空間には、被写体2を撮
影するカメラ6と、上記カメラ6から画像信号を受信し
て画像の合成等を行うコンピュータ装置7と、このコン
ピュータ装置7から送信された合成画像等の画像信号を
受信して画像を表示するディスプレイ8とが設けられて
いる。
【0015】上記筐体1のカメラ6の前側に対応する部
分には、ガラス・プラスチック等の透明板14が嵌めこ
まれている。また、上記ディスプレイ8は、被写体2に
向かって斜め上向きに配設され、ディスプレイ8に表示
された画像が使用者2によって目視されるようになって
いる。
【0016】さらに、上記筐体1の前面には、操作部1
6が設けられている。この操作部16は、使用者2が各
種の操作を行なうボタン・レバー等を有し、コンピュー
タ装置7に操作信号を送信する。
【0017】また、上記操作部16には、タッチペン1
2が備えられている。このタッチペン12は、その先端
をディスプレイ(例えば、LCDタブレット,タッチパ
ネル等が用いられる)8の表面に接触させ、文字や図形
等を描くことにより画像を手書き入力等できるようにな
っている。そして、上記手書き入力された文字・図形等
の画像データがディスプレイ8に表示され、記録媒体1
5に印刷される。
【0018】この例において、使用者2がディスプレイ
8から見る合成画像は、コンピュータ装置7に予め記憶
された記憶画像(所望のフレームや前景等、以下「フレ
ーム画像」という)に、カメラ6による被写体2の撮影
画像が合成されたものである。そして、被写体2による
操作部16の操作によって合成画像が停止され、合成画
像の停止後、タッチペン12による手書き入力等がされ
ると、この入力画像が上記合成画像にさらに合成された
画像が表示されるようになっている。
【0019】また、上記筐体1の内部空間には、コンピ
ュータ装置7から送信された合成画像の信号を受信し、
この合成画像を記録媒体15に印刷して写真を生成する
第1プリンタ9が設けられている。この第1プリンタ9
としては、写真画質の印刷に適するものであれば、各種
のものが用いられる。例えば、昇華型プリンタ,インク
ジェット式プリンタ,カラーレーザプリンタ等があげら
れるが、これらの中でも、画質が優れるうえ印刷時間も
比較的短い昇華型プリンタが最も好適に用いられる。
【0020】この例では、上記第1プリンタ9として、
昇華型プリンタ(例えば、三菱電機社製CP−7000
DSシリーズ,神鋼電機社製CHC−S1045シリー
ズ等)が用いられ、後述するメタリック色以外の普通色
の印刷が行われる。
【0021】また、上記第1プリンタ9で印刷された写
真の供給を受け、上記写真に、さらに上書き画像を印刷
する第2プリンタ10が設けられている。この第2プリ
ンタ10としては、第1プリンタ9で印刷された写真に
上書き画像を印刷しうるものであれば、各種のものを用
いることができるが、顔料インクを熱転写しうる熱転写
型プリンタや溶融型プリンタが好適に用いられる。
【0022】上記第2プリンタ10で上書き画像を印刷
する際に用いるインクとしては、写真の上に上書き印刷
しうるものであれば、特に限定するものではなく、各種
のインクを用いることができるが、写真の上に印刷され
た上書き画像が鮮明に浮かび上がる不透明の顔料インク
が好適に用いられる。
【0023】上記顔料インクに用いられる顔料として
は、特に限定するものではなく、各種のものが使用され
る。例えば、アゾ顔料,フタロシアニン,縮合多環顔料
等の各種有機顔料や、酸化チタンや亜鉛華等の各種酸化
物,アルミナホワイト等の各種水酸化物,カドミウムエ
ロー等の各種硫化物をはじめ、クロム酸,硫酸塩,炭酸
塩,珪酸塩,燐酸塩,砒酸塩,フェロシアン化物,炭
素,金属粉等の各種無機顔料等があげられる。
【0024】これらのなかでも、特に、ブロンズ粉やア
ルミニウム粉等を用いた金色,銀色等のメタリック顔料
インクが、上書き画像がキラキラ光る装飾的な効果が高
く、好適に用いられる。また、各種蛍光顔料,パール顔
料,蓄光顔料,示温顔料等も装飾的に優れているため、
好適に用いられる。
【0025】この例では、上記第2プリンタ10とし
て、熱転写型プリンタや溶融型プリンタ(例えば、アル
プス電気社製MD−5000シリーズ等)が用いられ、
金色および銀色のメタリック顔料のインクによる印刷が
行われる。
【0026】そして、上記第2プリンタ10で上書き画
像が印刷された記録媒体15は、筐体1前面に形成され
た送出口19から送出されるようになっている。図にお
いて13は、第1プリンタ9から写真を送出する送出口
であり、11は、第1プリンタ9の送出口13から送出
された写真を第2プリンタ10に送るシュータである。
【0027】また、筐体1の前面には、コイン投入口
(図示せず)が設けられ、筐体1内部のコイン投入口に
隣接した位置に、投入したコインを検出してコンピュー
タ装置7に検出信号を送信するコイン検出部17(図2
参照)が設けられる。また、筐体1前面の適所には、コ
ンピュータ装置7から音声信号を受信して音声出力する
スピーカ18(図2参照)、被写体2を照射するライト
(図示せず)が設けられている。
【0028】そして、上記被写体2の背後には、外部か
らの光を遮断するカーテン3が配設されている。このカ
ーテン3は、筐体1の前面の上部および下部から突出さ
れた支持フレーム4,5によって支持される。上記カー
テン3の内面には、画像の合成手法に応じた色彩が施さ
れる。例えば、クロマキー合成であれば、カーテン3の
内面全体に緑,青等のクロマキー合成に適当な色の着色
が施される。
【0029】つぎに、上記コンピュータ装置7のシステ
ム構成について詳しく説明する。
【0030】図2に示すように、上記コンピュータ装置
7は、画像の合成を行う画像合成手段30と、カメラ6
による撮影や画像の合成等の制御を行う撮影・合成制御
部31とを備えている。上記撮影・合成制御部31は、
コイン検出部17からの検出信号を受信することによ
り、撮影や画像合成等の制御を開始するようになってい
る。
【0031】また、上記コンピュータ装置7には、所定
のフレーム画像を格納するフレーム画像メモリ33が設
けられている。一方、上記ディスプレイ8には、タッチ
ペン12によって手書き画像等がペン入力されるペン入
力部35と、合成画像を表示する表示部36とが設けら
れている。
【0032】そして、上記画像合成手段30は、カメラ
6による撮影画像とフレーム画像メモリ33に格納され
たフレーム画像とを合成してディスプレイ8の表示部3
6に表示するようになっている。また、上記画像合成手
段30は、上記被写体2による操作部16の操作により
上記合成画像を固定し、この固定された静止画像に、タ
ッチペン12によってディスプレイ8のペン入力部35
に入力された文字や図形等の手書き画像等を合成するよ
うになっている。
【0033】上記画像合成手段30で合成された合成画
像(撮影画像とフレーム画像との合成画像ならびに静止
画像とペン入力画像との合成画像)は、ディスプレイ8
の表示部36に表示されるようになっている。
【0034】さらに、上記コンピュータ装置7には、ス
ピーカ18から音声を出力させる音声出力回路32が設
けられている。また、上記コンピュータ装置7は、上記
第1および第2プリンタ9,10による印刷を制御する
印刷制御部34を備えている。
【0035】ここで、カメラ6で撮影された被写体2の
撮影画像Aと、フレーム画像B、ならびにタッチペン1
2で入力されたペン入力画像Cとの、3つの画像のデー
タがディスプレイ8,画像合成手段30,第1および第
2プリンタ9,10に転送される状態について詳しく説
明する。
【0036】すなわち、図3に示すように、ディスプレ
イ8の表示部36には、第1および第2画層23,24
の2つの画層が重なった状態で合成画像が表示される。
そして、画像合成手段30には、上記第1および第2画
層23,24にそれぞれ対応する第1および第2画層メ
モリ21,22が設けられている。
【0037】上記第1画層メモリ21には、カメラ6で
撮影された被写体2の撮影画像A,フレーム画像メモリ
33に格納されていたフレーム画像Bが合成されて格納
される。また、タッチペン12で入力されたペン入力画
像のうち、メタリック色以外の普通色の画像C1も、第
1画層メモリ21に格納される。一方、第2画層メモリ
22には、画像生成装置39で生成されたペン入力画像
のうち、金・銀等のメタリック色の画像C2が格納され
る。
【0038】そして、第1画層メモリ21に格納された
被写体2の撮影画像Aとフレーム画像Bおよびタッチペ
ン12でのペン入力画像のうち普通色の画像C1は、合
成されて第1画層23に表示される。また、第1画層メ
モリ22に格納されたタッチペン12でのペン入力画像
のうちメタリック色の画像C2は、第2画層24に表示
される。そして、被写体2は、重なった第1画層23と
第2画層24を図示の矢印の方向から見ることにより、
すべての画像A,B,C1,C2が合成された画像を見
ることができる。
【0039】一方、上記第1画層メモリ21に格納され
た合成画像(いずれも普通色の画像である)の画像デー
タA+B+C1は、第1プリンタ9で印刷されて写真が
生成される。そして、上記第1プリンタ9で印刷された
写真が第2プリンタ10に送られると、この第2プリン
タ10に第2画層メモリ22に格納されていた画像(メ
タリック色の画像である)の画像データC2が送られて
メタリック色の上書き画像が印刷されるようになってい
る。
【0040】つぎに、上記写真自販機の動作について、
図4に示すフローチャートをもとに説明する。なお、図
において「S」は、ステップを意味する。
【0041】まず、使用者2がコインを投入すると、フ
レーム画像メモリ33に格納されたフレーム画像をディ
スプレイ8の表示部36に表示して、ディスプレイ8上
の画像およびスピーカ18からの音声により使用者2に
所望のフレーム画像の選択を支持する。なお、ここで選
択されるフレーム画像は、ひとつでもよいし、ふたつ以
上でも差し支えない。
【0042】使用者2が所望のフレーム画像を選択する
と(S1)、カメラ6による被写体2の撮影が開始され
る(S2)。ついで、画像合成手段30により、カメラ
6による撮影画像Aとフレーム画像Bとが合成され、デ
ィスプレイ8の表示部36に合成画像が表示される(S
3)。
【0043】そして、使用者2がディスプレイ8の表示
画像を見ながら被写体2の位置調整を完了した後に、操
作部16の調整完了ボタンを押すと、使用者2にポーズ
をとるよう指示され、それから所定時間後に画像合成手
段30により合成画像が固定される(S4)。このと
き、ディスプレイ8には、そのときの合成画像が静止画
像として表示される。
【0044】つぎに、使用者2に上記静止画像のプレビ
ューの確認を促し、使用者2が撮りなおしを希望する場
合は、ステップ2に戻り、新たに撮影が開始される。一
方、使用者2が撮りなおしを希望しない場合は、使用者
2にタッチペン12によるペン入力を促すよう指示す
る。
【0045】このとき、まず、メタリック色以外の普通
色のペン入力が指示され、使用者2は、タッチペン12
の先端をディスプレイ8表面のペン入力部35に接触さ
せて所望の文字や図形等の画像を入力する(S6)。例
えば、図5に示すように、ディスプレイ8に表示された
ペンのアイコン25Aをタップしてから、静止画像の上
にタッチペン12の先端で好みの文字等を入力すること
により、手書きの文字等が上記静止画像に合成され、デ
ィスプレイ8に表示される。そして、入力された普通色
の文字等の画像データC1は、第1画層メモリ21に格
納され、第1画層23に表示される(図3参照)。
【0046】普通色でのペン入力が終了すると、使用者
2に、メタリック色でのペン入力を促すよう指示すると
ともに、第1画層メモリ21の画像データが第1プリン
タ9に送られ、第1プリンタ9による普通色の写真の印
刷が開始される(S7)。
【0047】一方、使用者2は、タッチペンによるメタ
リック色のペン入力を行い(S8)、メタリック色の手
書きの文字等が上記静止画像に合成され、ディスプレイ
8に表示される。
【0048】このメタリック色のペン入力は、例えば、
金色のペンのアイコン25Bや銀色のペンのアイコン2
5Cをタップしてからディスプレイ8の表面に手書きで
文字等を描くことにより行われる。また、また、星マー
クのアイコン26やハートマークのアイコン27をタッ
プして星マークやハートマークを静止画像の任意の位置
に配置することもできる。そして、入力されたメタリッ
ク色の文字等の画像データC2は、第2画層メモリ22
に格納され、第2画層24に表示される(図3参照)。
【0049】そして、メタリック色のペン入力が終了す
ると、第2画層メモリ22の画像データが第2プリンタ
10に送られる。上記第1プリンタ9による印刷が終了
したのち、印刷された写真が第2プリンタ10に受け渡
され、第2プリンタ10によるメタリック色の上書き画
像の印刷が開始される(S9)。そして、被写体2の撮
影画像Aとフレーム画像Bおよび普通色のペン入力画像
C1が合成された写真の上に、メタリック色のペン入力
画像C2が上書き印刷された記録媒体15が送出され
る。
【0050】このように、上記写真自販機によれば、第
1プリンタ9で印刷された写真に、さらに第2プリンタ
10で上書き画像を印刷でき、利用者2は、多様な写真
を楽しむことができる。また、上書き画像がメタリック
顔料によって印刷されるため、装飾性が高く、個性的で
多様な写真が提供される。さらに、上記写真自販機は、
上書き画像を手書き入力するタッチペン12を備えてい
るため、被写体2が自分の好みの上書き画像を手書き等
で入力でき、さらに楽しみが大きくなる。
【0051】また、上記写真自販機は、ディスプレイ8
に、カメラ6で撮影された被写体2の画像と上書き画像
との合成画像が表示されるようになっているため、被写
体2が、ディスプレイ8に表示される自分の画像を見て
仕上がり状態を確認しながら、ポーズをとったり好みの
上書き画像を入力できる。
【0052】なお、上記実施の形態では、撮影された被
写体の画像を含む原画像に基づいて印刷画像を生成し、
この印刷画像を所定寸法の印刷用紙に印刷する電子写真
自販機に適用した例を示したが、第1プリンタ9で写真
を印刷するのではなく、焼きつけ現像された銀塩写真に
第2プリンタ10で上書き画像を印刷するようにもでき
る。また、上記実施の形態では、第2プリンタ10でメ
タリック色の印刷を行うようにしたが、これに限定する
ものではなく、白,黒,赤,黄等各種の色の印刷を行う
ようにしてもよい。
【0053】また、上記カメラ6としては、デジタルカ
メラを用いることもできるし、ビデオカメラを用いるこ
ともでき、特に限定するものではない。また、上記実施
の形態において、記録媒体15としては、特に限定する
ものではなく、例えば、紙類,シール,プラスチックフ
ィルム,カード類,布,不織布,ガラス板,樹脂板等各
種のものを用いることができる。
【0054】さらに、上記実施の形態では、1台のカメ
ラ6を備えた例を示したが、これに限定するものではな
く、複数台のカメラ6を備えるようにしても差し支えな
い。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明の写真自販機によ
れば、カメラで撮影した被写体の画像を写真として出力
する第1印刷手段と、上記第1印刷手段から出力された
写真に、さらに上書き画像を印刷する第2印刷手段とを
備えているため、カメラで撮影された被写体の写真に多
様な上書き画像を印刷でき、利用者は、多様な写真を楽
しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真自販機の一実施の形態を示す縦断
面図である。
【図2】上記写真自販機のシステム構成図である。
【図3】ディスプレイと画像合成手段と第1および第2
プリンタとのデータ転送状態を示す説明図である。
【図4】上記写真自販機の動作を説明するフローチャー
ト図である。
【図5】タッチペンで入力する状態を説明する図であ
る。
【図6】従来の写真自販機を示す説明図である。
【符号の説明】
2 被写体 6 カメラ 9 第1プリンタ 10 第2プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/937

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の写真を撮影して販売する写真自
    販機であって、被写体を撮影して撮影画像を電気的な画
    像信号にするカメラと、上記カメラで撮影した被写体の
    画像に係る画像信号を受信して上記撮影画像を印刷媒体
    に印刷する第1印刷手段と、上記第1印刷手段から出力
    された印刷媒体に、さらに上書き画像を印刷する第2印
    刷手段とを備えていることを特徴とする写真自販機。
  2. 【請求項2】 被写体の写真を撮影して販売する写真自
    販機であって、被写体を撮影して撮影画像を電気的な画
    像信号にするカメラと、上記カメラで撮影した被写体の
    画像に係る画像信号を受信して上記撮影画像を印刷媒体
    に印刷する第1印刷手段と、上記第1印刷手段から出力
    された印刷媒体に、さらに上書き画像を印刷する第2印
    刷手段と、上記上書き画像をペン入力しうるペン入力部
    とを備えていることを特徴とする写真自販機。
  3. 【請求項3】 上記上書き画像として手書き画像を入力
    しうるようになっている請求項2記載の写真自販機。
  4. 【請求項4】 上記第2印刷手段が、上書き画像を顔料
    によって印刷するものである請求項1〜3のいずれか一
    項に記載の写真自販機。
  5. 【請求項5】 上記第2印刷手段が、上書き画像をメタ
    リック色で印刷するものである請求項4記載の写真自販
    機。
  6. 【請求項6】 上記上書き画像を入力する上書き画像入
    力手段を備えている請求項1記載の写真自販機。
  7. 【請求項7】 上記カメラで撮影した被写体の画像を表
    示する画像表示手段を備え、この画像表示手段に、カメ
    ラで撮影された被写体の画像と上書き画像との合成画像
    が表示されるようになっている請求項1〜のいずれか
    一項に記載の写真自販機。
  8. 【請求項8】 上記写真がシールプリントである請求項
    1〜のいずれか一項に記載の写真自販機。
  9. 【請求項9】 上書き画像が第1画像と第2画像とを含
    み、上記第1画像が第1印刷手段で印刷され、第2画像
    が第2印刷手段で印刷されるようになっている請求項1
    〜9のいずれか一項に記載の写真自販機。
  10. 【請求項10】 被写体の写真を撮影して販売する写真
    自販方法であって、カメラで被写体を撮影して撮影画像
    を電気的な画像信号にし、上記カメラで撮影した被写体
    の画像に係る画像信号を第1印刷手段により受信して上
    記撮影画像を印刷媒体に印刷し、上記第1印刷手段によ
    って印刷された印刷媒体に、さらに第2印刷手段により
    上書き画像を印刷するようにしたことを特徴とする写真
    自販方法。
  11. 【請求項11】 上記第1印刷手段が、昇華型プリン
    タ,インクジェット式プリンタ,カラーレーザプリンタ
    のうち少なくともいずれかである請求項10記載の写真
    自販方法。
  12. 【請求項12】 上記第2印刷手段が、熱転写型プリン
    タ,溶融型プリンタのうち少なくともいずれかである請
    求項10または11記載の写真自販方法。
JP11281635A 1999-10-01 1999-10-01 写真自販機および方法 Expired - Lifetime JP3086222B1 (ja)

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