JP5565085B2 - 画像形成システム、および画像形成方法 - Google Patents

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本発明は、利用者からの注文を受け付ける注文受付端末と、受像紙に画像を形成する印刷機とからなる画像形成システムに関する。
近年、シールプリント等では、昇華転写した画像にホログラムの転写を行い、受像紙に画像を形成し印画物を作成する手法が用いられているものがある。これにより、印画物の意匠性を向上させることが可能である。
これらの印画物は、例えば2つのサーマルヘッドを有するプリンタを用いて、1ヘッド目でY(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の色材、および保護層が面順次に設けられた熱転写シートを用いて受像紙に転写を行い、Y、M、Cの色材を用いて画像を形成し保護層を転写した後、2ヘッド目でホログラム層を設けたホログラム熱転写シートを用いて受像紙にホログラムの転写を行う。特許文献1には、このような画像およびホログラムの転写を行う方法の一例が示されている。
特開2003−136770号公報
ところで、2ヘッド目で転写するホログラム熱転写シートは、印画物の1枚ごとに、当該印画物の搬送長さに合わせて転写とともに送り出される。即ち、受像紙のごく一部のみに転写し、多くの部分を使用しなかった場合でもホログラム熱転写シートは受像紙の1枚分送り出され、残った箇所を再び利用することはない。しかしながら、ホログラム熱転写シートは高価であり、これを効率良く使用することが求められる。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、ホログラム熱転写シート等を効率良く使用する画像形成システム等を提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムであって、前記注文受付端末は、原画像を入力する入力手段と、前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶手段と、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付手段と、
を具備し、前記印刷機は、前記受付手段による受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成手段と、前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成手段によって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成手段と、を具備し、前記受付手段は、選択可能な前記第2画像の一覧画面を表示し、前記一覧画面から選択された前記第2画像を前記第1画像と対応付けて注文を受け付けるものであって、前記一覧画面には、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と互いに印画領域が重複しない前記第2画像が識別可能に表示されることを特徴とする画像形成システムである。
第1の発明によって、ホログラム熱転写シートなど第2画像を形成するための転写材を効率良く使用することができる。更に、ユーザは、第2画像を容易に選択することができる。ユーザにとっては、数多くの画像の中から1つを選択することは、時間を要する作業である。本発明によれば、判断基準(環境に優しい等)をユーザに提示することができ、ユーザにとっても利用し易くなる。また、第2画像を形成するための転写材を効率良く使用できる画像を選択した場合には料金を低減することなどもできる。
第2の発明は、注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムであって、前記注文受付端末は、原画像を入力する入力手段と、前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶手段と、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付手段と、を具備し、前記印刷機は、前記受付手段による受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成手段と、前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成手段によって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成手段と、を具備し、前記第2画像は、テンプレートとして予め記憶されるものであって、前記記憶手段は、互いに印画領域が重複しないまたは重複する前記テンプレートを同一のグループとして記憶しておき、前記受付手段は、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記テンプレートが同一のグループかどうかを判定することによって前記重複有無情報を設定することを特徴とする画像形成システムである。
第3の発明は、注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムであって、前記注文受付端末は、原画像を入力する入力手段と、前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶手段と、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付手段と、を具備し、前記印刷機は、前記受付手段による受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成手段と、前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成手段によって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成手段と、を具備し、前記第2画像は、前記第1の画像形成手段によって同時に形成される複数の前記第1画像の印画位置情報とともに、レイアウトテンプレートとして予め記憶されるものであって、前記記憶手段は、互いに前記第2画像の印画領域が重複しないまたは重複する前記レイアウトテンプレートを同一のグループとして記憶しておき、前記受付手段は、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記レイアウトテンプレートが同一のグループかどうかを判定することによって前記重複有無情報を設定することを特徴とする画像形成システムである。
第4の発明は、注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムにおける画像形成方法であって、前記注文受付端末が、原画像を入力する入力ステップと、前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶ステップと、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付ステップと、を実行し、前記印刷機は、前記受付ステップによる受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成ステップと、前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成ステップによって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成ステップと、を実行し、前記受付ステップは、選択可能な前記第2画像の一覧画面を表示し、前記一覧画面から選択された前記第2画像を前記第1画像と対応付けて注文を受け付けるものであって、前記一覧画面には、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と互いに印画領域が重複しない前記第2画像が識別可能に表示されることを特徴とする画像形成方法である。
第5の発明は、注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムにおける画像形成方法であって、前記注文受付端末が、原画像を入力する入力ステップと、前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶ステップと、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付ステップと、を実行し、前記印刷機は、前記受付ステップによる受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成ステップと、前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成ステップによって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成ステップと、を実行し、前記第2画像は、テンプレートとして予め記憶されるものであって、前記記憶ステップは、互いに印画領域が重複しないまたは重複する前記テンプレートを同一のグループとして記憶しておき、前記受付ステップは、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記テンプレートが同一のグループかどうかを判定することによって前記重複有無情報を設定することを特徴とする画像形成方法である。
第6の発明は、注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムにおける画像形成方法であって、前記注文受付端末が、原画像を入力する入力ステップと、前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶ステップと、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付ステップと、を実行し、前記印刷機は、前記受付ステップによる受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成ステップと、前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成ステップによって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成ステップと、を実行し、前記第2画像は、前記第1の画像形成ステップによって同時に形成される複数の前記第1画像の印画位置情報とともに、レイアウトテンプレートとして予め記憶されるものであって、前記記憶ステップは、互いに前記第2画像の印画領域が重複しないまたは重複する前記レイアウトテンプレートを同一のグループとして記憶しておき、前記受付ステップは、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記レイアウトテンプレートが同一のグループかどうかを判定することによって前記重複有無情報を設定することを特徴とする画像形成方法である。
本発明により、ホログラム熱転写シート等を効率良く使用する画像形成システム等を提供することができる。
画像形成システム1の全体構成図 注文受付端末100の一例を示す外観斜視図 印刷機200の内部構成の一例を示す図 ロール紙3の層構成の一例を示す図 熱転写シート11の平面構成の一例を示す図 ホログラム熱転写シート21の層構成の一例を示す図 装飾グループ300a、300bの一例を示す図 印刷データ310の一例を示す図 テンプレート選択処理の詳細を示すフローチャート 一覧画面(推奨無)320の一例を示す図 一覧画面(推奨有)340の一例を示す図 装飾グループの変形例を示す図 画像形成処理の詳細を示すフローチャート 一覧画面(推奨無)320aの一例を示す図 一覧画面(推奨有)340aの一例を示す図 レイアウトグループ360の一例を示す図
以下、図面を参照しながら、本発明の画像形成システム等の実施形態について説明する。画像形成システムの印刷機は、熱転写方式により両面印刷を行うことが可能なものを例にとり説明する。
最初に、図1から図6を参照しながら、画像形成システムの構成について説明する。
図1は、画像形成システムの全体構成を示している。画像形成システム1は、注文受付端末100と印刷機200により構成される。
注文受付端末100は、制御部、記憶部、入力部、表示部、通信部等を有し、ユーザが画像形成を希望する原画像の入力や、原画像の装飾に用いるホログラム画像の選択を受け付け、これを印刷機200へと送信し入力する。
印刷機200は、制御部、操作部、通信部、印刷機構等を有し、入力された原画像や、選択されたホログラム画像を制御部のメモリ等に保存し、これらの画像を、熱転写方式により受像紙へ印画、転写する。受像紙は、例えばロール紙であるが、枚葉紙でもよい。
次に、図2を用いて注文受付端末100について説明する。図2に示すように、注文受付端末100の上部正面には、タッチパネル付ディスプレイ101が配置されている。タッチパネル付ディスプレイ101は、操作の案内、操作の状況、画像等を表示するとともに、ユーザからの指示を受け付ける。ユーザは、タッチパネル付ディスプレイ101を介して、注文する原画像の選択、原画像に重畳して転写するホログラム画像の選択、その他の画像処理の指示等を行う。
タッチパネル付ディスプレイ101の下部には、メディア挿入口103、レシート取出口105が設けられる。
メディア挿入口103は、各記憶媒体(DVD−ROM/CD−ROM/CD−R/CD−RW、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SD(Secure Digital)カード、ミニSDカード、マイクロSDカード、xD−ピクチャーカード、Smart Media(登録商標)、MEMORY STICK(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等)の挿入口であり、複数の挿入口がまとめて配置されている。また、注文受付端末100の筐体内には、各記憶媒体の挿入口に対応して、各種メディア読取部(不図示)が設置されている。注文受付端末100の制御部は、メディア挿入口103に挿入された記憶媒体から原画像を読み取り、記憶部に記憶する。
また、レシート取出口105からは、徴収金額や注文内容等が印刷されたレシートが放出される。注文受付端末100の筐体内には、レシート取出口105に対応して、レシートプリンタ(不図示)が設置されている。
次に、図3を用いて印刷機200について説明する。図3に示すように、印刷機200は、カラー画像転写部210とホログラム画像転写部220を有する。
カラー画像転写部210は、注文受付端末100にてユーザ入力された原画像(または原画像に所定の画像処理が施された画像)を、熱転写方式によりロール紙3へ印画するもので、ロール紙3の両面にそれぞれ印画を行うための2組のプラテンローラ5とサーマルヘッド7とカッタ9、その他ロール紙3を搬送するための搬送ローラ等の図示しない搬送機構を有する。
印画を行う際は、プラテンローラ5とサーマルヘッド7の一組によりロール紙3の一方の面に印画を行い、プラテンローラ5とサーマルヘッド7の別の一組によりロール紙3の別の一方の面に印画を行う。そして、両面に印画を行ったロール紙3を、カッタ9により所定の長さ(例えば最終的に形成される印画物の1枚ごと)に切断し、ホログラム画像転写部220へと送り出す。
ロール紙3は、図4に示すように、紙材23の両面に、接着層25、多孔ポリプロピレンフィルム27、中間層29、受容層31が順次設けられる構成となっている。これらは、強度や耐熱性、色材の接着性などを考慮して、様々な構成あるいは材料を用いることができる。ロール紙の厚さは、最終的に形成される印画物のページの質感に合わせて、50〜300μmのものを用いることが好ましい。また、ロール紙3の受容層31に熱転写シート11の色材が転写されるが、この受容層31を両面に設けていることで、ロール紙3の両面印刷が可能である。
プラテンローラ5は、ロール紙3を搬送しつつ受容層31に画像を印画するためのものである。プラテンローラ5は、円筒状であり、モータ等の駆動機構(不図示)を備えても良く、印刷時にロール紙3を搬送する。プラテンローラ5の円筒面ではロール紙3が搬送されるとともに、サーマルヘッド7による印画が行われる。
サーマルヘッド7は、熱転写シート11の色材と保護層をロール紙3に転写するものである。サーマルヘッド7は、発熱部、画像情報入力部、昇降部、制御部等(不図示)を有する。
印刷を行う際、サーマルヘッド7は、プラテンローラ5との間で熱転写シート11とロール紙3を圧接するとともに、発熱部を構成する発熱素子を画像情報入力部より入力された画像データに応じて発熱させ、熱転写シート11の色材層の色材をロール紙3に転写し印画する。
熱転写シート供給ロール10aは、熱転写シート11を巻き付けたものである。熱転写シート供給ロール10aに巻き付けられた熱転写シート11は、印画時に搬送され、サーマルヘッド7の発熱部を経由して、熱転写シート巻取ロール10bに巻き取られる。
熱転写シート11は、基材シート上に色材層および保護層を設けたものである。熱転写シート11としては、従来から知られている様々なものを使用可能である。図5に示すように、熱転写シート11の平面構成は、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)の色材層を有する領域が面順次に設けられる。色材の転写順は、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)となる。また、熱転写シート11は、印画後の画像を保護するためのOP(保護層)の領域がC(シアン)の後に面順次に設けられる。
熱転写シート11の平面構成は図5に限らず、K(ブラック)や特色の色材層を有する領域を更に加えても良い。
前述したカラー画像転写部210は、図3に示す構成に限らず、1つのプラテンローラ5と、プラテンローラ5の上下に配置した2つのサーマルヘッド7、ガイドベーン等により構成されるものでもよい。この場合はロール紙3の一方の面にプラテンローラ5の上方のサーマルヘッド7により画像の印画および保護層の転写を行い、その後ロール紙3を引き戻してガイドベーンにより搬送経路を変化させ、ロール紙3をプラテンローラ5の下方に搬送し、ロール紙3の別の一方の面にプラテンローラ5の下方のサーマルヘッド7により画像の印画および保護層の転写を行う。そして、両面に印画を行ったロール紙3を、カッタ9により所定の長さ(例えば印画物の1枚ごと)に切断し、ホログラム画像転写部220へと送り出す。
ホログラム画像転写部220は、プラテンローラ13、プラテンローラ13の上下に配置された2つのサーマルヘッド15、ガイドベーン17、2つの熱転写シート供給ロール19a、2つの熱転写シート巻取ロール19b、2つのホログラム熱転写シート21、その他ロール紙3を搬送するための図示しない搬送機構等を有する。
ホログラム画像転写部220は、サーマルヘッド15によりロール紙3にホログラム熱転写シート21のホログラム層の転写を行う。
ホログラム熱転写シート21の層構成について、図6を用いて説明する。図6において下方はホログラム層をロール紙3に転写する際にロール紙3に対向する側、上方はサーマルヘッド15に対向する側とする。
ホログラム熱転写シート21は、ロール紙3にホログラム画像を形成するための転写材であって、熱転写シート11のように複数の色材等が面順次に形成されているのではなく、いわゆるエンドレス柄となっている。
ホログラム熱転写シート21は、サーマルヘッド15に対向する側(図6の上方)より順に、耐熱層33、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム35、剥離層37、エンボス層39、蒸着層41、接着層43を有する。転写の際、サーマルヘッド15によって、エンボス層39、蒸着層41、接着層43がホログラム層として転写される。
耐熱層33は、サーマルヘッド15に対する耐熱性を有するものである。剥離層37は、転写時にホログラム層(エンボス層39、蒸着層41、および接着層43)を円滑に剥離するための層である。エンボス層39は、光回折性の微細な凹凸を有し、印画物の意匠性を高めるためのものである。蒸着層41は、金属薄膜などが蒸着された金属光沢反射層、または透明反射層であり、光を反射して回折効果を高めるものである。接着層43は、転写後にエンボス層39および蒸着層41をロール紙3に接着させるためのものである。また剥離層37は、転写時にホログラム層と共に印画物に転写する層であっても良い。
ホログラム熱転写シート21は、図6に示す例の他に、様々な層構成を有しても良い。例えば、剥離層37に受容性能を持たせる、あるいは剥離層37の上に受容層を形成し、転写時にホログラム層と共に印画物に転写する層としても良い。これによって、ホログラム層を印画物に転写した後、ホログラム層の上に、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)などの色材を転写し、印画物の意匠性を更に高めることができる。例えば、銀色のホログラム層にY(イエロー)の色材を重畳して転写することで、印画物に金色の柄を印画することができる。この場合、ホログラム画像転写部220によってホログラム層を印画物に転写した後、ユーザ入力された原画像等の転写とホログラム部への着色を行うこともできる。
また、例えば、剥離層37が蛍光性(または蓄光性)の顔料(または染料)等を含む、あるいは剥離層37の上に蛍光層(または蓄光層)を形成し、転写時にホログラム層と共に印画物に転写する層としても良い。これによって、印画物に蛍光性(または蓄光性)のある柄を印画し、印画物の意匠性を更に高めることができる。
上記の蛍光・蓄光色材は、エンボス層・蒸着層を用いず、剥離層と接着層間にこれの色材層を設けたものを用いても良い。
また、例えば、図6に示すエンボス層39を形成しないようにしても良い。これによって、印画物の光回折性を抑えて、その他の意匠、例えば前述の色材の重畳転写による柄や蛍光性(または蓄光性)のある柄を強調することができる。
ホログラム画像転写部220は、ロール紙3の一方の面にプラテンローラ13の上方のサーマルヘッド15により、ホログラム熱転写シート21のホログラム層の転写を行い、その後ロール紙3を引き戻してガイドベーン17により搬送経路を変化させ、ロール紙3をプラテンローラ13の下方に搬送し、ロール紙3の別の面にプラテンローラ13の下方のサーマルヘッド15によりホログラム熱転写シート21のホログラム層の転写を行う。
前述したホログラム画像転写部220は、図3に示す例に限らず、1つのプラテンローラ13、1つのサーマルヘッド15、1つのホログラム熱転写シート21等により構成されるものでもよい。この場合は、プラテンローラ13の一方の方向(例えば、時計回り)にロール紙3を送り出して転写開始位置に搬送し、一方の面にホログラム層の転写を行った後、プラテンローラ13の他方の方向(例えば、反時計周り)にロール紙3を送り出して転写開始位置に搬送し、他方の面にホログラム層の転写を行う。
転写開始位置の決定方法は、例えば、(1)予めホログラム熱転写シート21に検知マークを設けておく、(2)1枚目のホログラム転写時に検知マークをホログラム熱転写シート21に形成する、(3)ホログラム熱転写シート21の送り量を、ステッピングモーター等で把握して制御する、などの方法がある。本発明の実施形態では、いずれの方法を用いても良い。
ホログラム画像転写部220は、ホログラム熱転写シート21のホログラム層の転写を行う際、ロール紙3の搬送に合わせて、前述のいずれかの方法によって、ホログラム熱転写シート21を転写開始位置に搬送する。
但し、後述するように、ホログラム画像転写部220は、印画物1枚分の領域を複数枚の画像形成処理に利用することがある。従って、ホログラム画像転写部220は、ホログラム熱転写シート21を次の転写開始位置に搬送するだけでなく、ホログラム熱転写シート21を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送することもある。
次に、図7から図16を参照しながら、画像形成システム1の処理の詳細について説明する。画像形成システム1では、ユーザが印刷を希望する原画像(または原画像に所定の画像処理が施された画像)に重畳してホログラム画像を形成することによって装飾を行い、印画物の意匠性を高める。
図7は、注文受付端末100の記憶部に記憶される装飾グループ300aおよび300bの一例を示している。
装飾グループ300aおよび300bは、印刷機200のホログラム画像転写部220によって転写されるホログラム画像のテンプレートの集合である。注文受付端末100は、互いに印画領域が重複しないテンプレートを同一のグループとして予め記憶している。
ここで、印画領域とは、最終的に形成される印画物を全体領域としたときの一部の領域であって、ホログラム層を転写する画素の集合に相当する。従って、互いに印画領域が重複しないテンプレートのホログラム画像を連続してロール紙3に転写する場合、ホログラム画像転写部220は、ホログラム熱転写シート21を同一の転写開始位置に送り出して転写することができる。すなわち、この場合、ホログラム熱転写シート21は1枚分の印画物の領域のみが消費され、複数枚の印画物にホログラム画像を形成することができる。従って、高価なホログラム転写シート21を効率良く使用することができる。
図7に示す例では、テンプレート301a、301b、301cは、装飾グループ300aとして記憶されている。テンプレート301aの画像は、印画物の内縁(内側のへり)が印画領域となっている。また、テンプレート301bの画像は、印画物の右下(但し、内縁を除く)が印画領域となっている。また、テンプレート301cの画像は、印画物の左上(但し、内縁を除く)が印画領域となっている。テンプレート301a、301b、301cの四隅を合わせて重ねても、互いに印画領域は重複しない。
また、テンプレート301d、301e、301fは、装飾グループ300bとして記憶されている。テンプレート301dの画像は、印画物の右半分(但し、下辺の内縁を除く)が印画領域となっている。また、テンプレート301eの画像は、印画物の左半分(但し、下辺の内縁を除く)が印画領域となっている。また、テンプレート301fの画像は、印画物の下辺の内縁が印画領域となっている。テンプレート301d、301e、301fの四隅を合わせて重ねても、互いに印画領域は重複しない。
以下、装飾グループを総称するときは、300の符号を付して記載する。同様に、テンプレートを総称するときは、301の符号を付して記載する。
図8は、注文受付端末100から印刷機200に送信される印刷データ310の一例を示している。注文受付端末100は、ユーザから注文を受け付ける際、図8に示す印刷データ310を生成する。
印刷データ310は、主要なデータとして、カラー画像311、ホログラム画像313、重複有無情報315等を含む。
カラー画像311は、注文受付端末100にてユーザ入力された原画像、または原画像に所定の画像処理が施された画像である。カラー画像311は、印刷機200のカラー画像転写部210によって、ロール紙3に形成される。
ホログラム画像313は、注文受付端末100にて選択または入力された画像であって、例えば、図7に示すテンプレート301の画像である。ホログラム画像313は、印刷機200のホログラム画像転写部220によって、カラー画像311に重畳してロール紙3に形成される。
重複有無情報315は、少なくとも直前に受け付けた注文、すなわち少なくとも直前に生成された印刷データ310に係るホログラム画像313と互いに印画領域が重複するか否かを示す情報である。重複有無情報315は、「重複なし」または「重複の可能性あり」のいずれかである。重複有無情報315は、印刷機200のホログラム画像転写部220によって参照される。
印刷機200は、注文受付端末100から印刷データ200を受信すると、カラー画像転写部210が、注文受付端末100による注文の受付順、すなわち印刷データ310の生成順に従い、カラー画像311をロール紙3に形成する。更に、ホログラム画像転写部220が、カラー画像転写部210によって形成された画像と対応するホログラム画像313をロール紙3に形成する。
ホログラム画像転写部220は、ホログラム画像313をロール紙3に形成する際、重複有無情報315を確認する。重複有無情報315が「重複なし」を示す場合、ホログラム画像転写部220は、直前の画像形成処理と同一の転写開始位置にホログラム熱転写シート21を搬送し、画像形成処理を行う。また、重複有無情報315が「重複の可能性あり」を示す場合、ホログラム画像転写部220は、次の転写開始位置にホログラム熱転写シート21を搬送し、画像形成処理を行う。
図9は、注文受付端末100によるテンプレート選択処理を示している。
図9に示すように、注文受付端末100は、ユーザに対して、テンプレート301と対応付ける原画像を選択させる(S101)。注文受付端末100は、例えば、タッチパネル付きディスプレイ101に原画像の一覧を表示し、ユーザからの選択を受け付ける。
次に、注文受付端末100は、選択済のテンプレート301があるかどうかを確認する(S102)。
選択済のテンプレート301がない場合(S102のNo)、注文受付端末100は、図10に示す一覧画面(推奨無)320をタッチパネル付きディスプレイ101に表示する(S103)。
選択済のテンプレート301がある場合(S102のYes)、注文受付端末100は、直前に選択したテンプレート301と同一の装飾グループ300内に未選択のテンプレート301があるかどうか確認する(S104)。
同一の装飾グループ300内に未選択のテンプレート301がない場合(S104のNo)、注文受付端末100は、図10に示す一覧画面(推奨無)320をタッチパネル付きディスプレイ101に表示する(S103)。
同一の装飾グループ300内に未選択のテンプレート301がある場合(S104のYes)、注文受付端末100は、図11に示す一覧画面(推奨有)340をタッチパネル付きディスプレイ101に表示する(S105)。
図10に示すように、一覧画面(推奨無)320には、S101にて選択された原画像に、選択可能なテンプレート301の画像が重畳されたプレビュー画像の一覧が表示される。図10では、321〜326がプレビュー画像である。また、一覧画面(推奨無)320には、選択中であることを示す選択枠331、前に戻るボタン332、選択ボタン333、全ておまかせボタン334等が表示される。
一覧画面(推奨無)320におけるプレビュー画像は、一部が特に区別されることなく、予め定められた順番に表示される。
図11に示すように、一覧画面(推奨有)340には、S101にて選択された原画像に、選択可能なテンプレート301の画像が重畳されたプレビュー画像の一覧が表示される。図11では、341〜345がプレビュー画像である。また、一覧画面(推奨有)340には、選択中であることを示す選択枠351、前に戻るボタン352、選択ボタン353、おまかせボタン354等が表示される。
一覧画面(推奨有)340におけるプレビュー画像は、一部がおすすめ画像として識別可能に表示され、それ以外がその他画像として表示される。
おすすめ画像として表示されるテンプレート301は、直前に選択したテンプレート301と同一の装飾グループ300であって、未選択のものである。従って、おすすめ画像として表示されるテンプレート301の画像は、少なくとも直前に受け付けた注文(すなわち少なくとも直前に生成された印刷データ310)に係るホログラム画像313と互いに印画領域が重複しない画像である。
図11に示す一覧画面(推奨有)340の表示内容は、図10に示す一覧画面(推奨無)画面320においてプレビュー画像321が選択された直後に表示されるものである。つまり、プレビュー画像321は、図7に示すテンプレート310aの画像が重畳されたものであるから、注文受付端末100は、おすすめ画像として、装飾グループ300aの中で未選択であるテンプレート301b、301cが重畳されたプレビュー画像341、342を表示する。
図9の説明に戻る。
注文受付端末100は、ユーザに対して、一覧画面(推奨無)320または一覧画面(推奨有)340から1つのプレビュー画像を選択させ、選択されたプレビュー画像に対応するテンプレート301の画像をホログラム画像313とする(S106)。
次に、注文受付端末100は、S101にて選択された原画像(または原画像に対して所定の画像処理が施された画像)をカラー画像311とし、S106にて選択されたホログラム画像313と対応付けて、印刷データ310を作成し、仮注文として受け付ける(S107)。
印刷データ310を作成する際、注文受付端末100は、少なくとも直前に受け付けた仮注文に係るテンプレート301が同一の装飾グループ300かどうかを判定することによって重複有無情報315を設定する。すなわち、注文受付端末100は、直前に受け付けた仮注文に係るテンプレート301と同一の装飾グループ300のテンプレート301が選択された場合(図7の例であれば、例えば、直前に受け付けた仮注文において装飾グループ300aのテンプレート301aが選択され、続いて装飾グループ300aのテンプレート301bが選択された場合)、重複有無情報315に「重複無し」を設定する。また、直前に受け付けた仮注文に係るテンプレート301と異なる装飾グループ300のテンプレート301が選択された場合(図7の例であれば、例えば、直前に受け付けた仮注文において装飾グループ300aのテンプレート301aが選択され、続いて装飾グループ300bのテンプレート301dが選択された場合)、重複有無情報315に「重複可能性有り」を設定する。
尚、仮注文はキャンセルすることもできるが、キャンセルされて再度注文された場合、重複有無情報315は新たに設定され、注文の受付順、すなわち印刷機200にて画像形成される順番は最後になる。
図10に示す一覧画面(推奨無)320において、例えば、ユーザが、プレビュー画像321〜326のいずれか1つを選択し、選択ボタン333を押下すると、注文受付端末100は、印刷データ310を1つ作成し、仮注文として受け付ける。
また、例えば、ユーザが、全ておまかせボタン334を押下すると、注文受付端末100は、ユーザが印刷を希望する残りの原画像の分だけ印刷データ310を作成し、仮注文として受け付ける。ここで、注文受付端末100は、ホログラム転写シート21を効率良く使用できるように、カラー画像311と対応付けるホログラム画像313を選択するようにしても良い。具体的には、注文受付端末100は、同一の装飾グループ300に含まれるテンプレート300を連続して選択していく。
図11に示す一覧画面(推奨有)340において、例えば、ユーザが、プレビュー画像341〜342(おすすめ画像)のいずれか1つを選択し、選択ボタン333を押下すると、注文受付端末100は、重複有無情報315に「重複なし」を設定して印刷データ310を1つ作成し、仮注文として受け付ける。
また、例えば、ユーザが、プレビュー画像343〜345(その他画像)のいずれか1つを選択し、選択ボタン333を押下すると、注文受付端末100は、重複有無情報315に「重複可能性有り」を設定して印刷データ310を1つ作成し、仮注文として受け付ける。
また、例えば、ユーザが、おまかせボタン354を押下すると、注文受付端末100は、印刷データ310を1つ作成し、仮注文として受け付ける。ここで、注文受付端末100は、ホログラム転写シート21を効率良く使用できるように、プレビュー画像341〜342(おすすめ画像)のいずれかをホログラム画像313として選択するようにしても良い。
図9の説明に戻る。
注文受付端末100は、ホログラム画像の選択を終了するかどうか確認する(S108)。
ホログラム画像の選択を続行する場合(S108のNo)、注文受付端末100は、S101から繰り返す。
ホログラム画像の選択を終了する場合(S108のYes)、注文受付端末100は、テンプレート選択処理を終了し、料金徴収処理等に移行する。
尚、前述の説明では、テンプレート301ごとに1つの画像が記憶されているものとしたが、本発明の実施の形態はこれに限定されない。例えば、テンプレート301には、印画を許容する領域(以下、「印画許容領域」という。)のみを記憶しておき、テンプレート301と対応付けて、印画許容領域内に印画領域が含まれる画像を複数記憶するようにしても良い。これによって、一覧画面(推奨有)340におすすめ画像として表示される画像を増やすことが可能となる。
図12は、装飾グループの変形例を示す図である。
図12には、装飾グループ(枠)302、装飾グループ(上下)304、装飾グループ(左右)306、装飾グループ(ワンポイント)308が示されている。
図7に示す各装飾グループは、互いに印画領域が重複しないテンプレートを同一のグループとしたが、図12に示す各装飾グループは、互いに印画領域が重複するテンプレートを同一のグループとしている。
装飾グループ(枠)302に含まれるテンプレート303a〜303cは、印画物の内縁(内側のへり)が印画領域となっている。また、装飾グループ(上下)304に含まれるテンプレート305a〜305cは、印画物の上端、下端が印画領域となっている。装飾グループ(左右)306に含まれるテンプレート307a〜307cは、印画物の左端、右端が印画領域となっている。装飾グループ(ワンポイント)308に含まれるテンプレート309a〜309cは、印画物の中央部分(印画物の内縁を除く部分)が印画領域となっている。
尚、テンプレート303a、305a、307aに示す点線の斜線で示した領域は、非印画領域(画像を除く領域)である。当然ながら、その他のテンプレートも、非印画領域を定義することが可能である。
例えば、ユーザが、装飾グループ(上下)304に含まれるテンプレート305aを選択すると、注文受付端末100は、次に、装飾グループ(ワンポイント)308に含まれるテンプレート309a〜309cをおすすめ画像として表示する。ここで、テンプレート309a〜309cの画像は、図12に示す位置だけでなく、印画物の中央部分(印画物の内縁を除く部分)内の所望の位置に配置出来るようにしても良い。すなわち、テンプレート305aの非印画領域(点線の斜線で示した領域)内であれば、どの位置に配置しても良い。
注文受付端末100は、テンプレート303aが選択されたことを示す情報を「重複有無情報」とともに保持し、保持した情報に基づいて、次におすすめ画像として表示する装飾グループを抽出する。ここで、装飾グループの抽出は、予めパターンをプログラムに組み込んでおくようにしても良い。
装飾グループの組み合わせは、印画領域が重複しない限り、装飾グループ(枠)302、装飾グループ(上下)304、装飾グループ(左右)306、装飾グループ(ワンポイント)308等を任意に組み合わせても良い。
例えば、装飾グループ(上下)304と装飾グループ(ワンポイント)308は、受像紙のサイズと画像のレイアウトが固定されている場合にも組み合わせることができる。
また、例えば、装飾グループ(ワンポイント)308が、位置を特定せずに画像のみを保持している場合、装飾グループ(枠)302や装飾グループ(左右)306とも組み合わせることができる。
また、前述の説明では、テンプレートをグループ化したが、グループ化をせずに、おすすめ画像を選択するようにしても良い。
例えば、図12に示すテンプレート303a、305a、307aに示す点線の斜線で示した領域のように、注文受付端末100は、画像ごとに、非印画領域(画像を除く領域)をテンプレートデータとして保持しておき、非印画領域に基づいて、印画領域が重複しない画像をお勧め画像として選択するようにしても良い。
図13は、印刷機200による画像形成処理を示している。注文受付端末100は、受付順に印刷データ310を送信し、印刷機200は受信した順番で画像形成処理を行う。
図13では、1つの印刷データ310を受信してからロール紙3の片面に印画物1枚分の画像を形成するまでの処理を示しており、複数の印刷データ310に対して画像形成を行う場合、印刷データ310の分だけ図13に示す処理を繰り返すものとする。
また、説明を簡単にする為、以下では、印刷機200は、1つのホログラム熱転写シート21を具備するものとする。
図13に示すように、印刷機200の制御部は、印刷データ310を受信すると、カラー画像転写部210へロール紙3を搬送し(S201)、カラー画像転写部210はカラー画像311をロール紙3に転写する(S202)。
次に、印刷機200の制御部は、ホログラム画像転写部220へロール紙3を搬送し(S203)、重複有無情報315を確認する(S204)。
重複有無情報315が「重複なし」の場合(S204のYes)、印刷機200の制御部は、ホログラム転写シート21を直前の画像形成処理と同じ転写開始位置に搬送する(S205)。
重複有無情報315が「重複可能性あり」の場合(S204のNo)、印刷機200の制御部は、ホログラム転写シート21を次の転写開始位置に搬送する(S206)。
そして、ホログラム画像転写部220は、ホログラム画像313をカラー画像311に重畳してロール紙3に転写する(S207)。
前述の説明では、注文受付端末100は、ホログラム画像313をテンプレート301として予め記憶しているものとしたが、本発明の実施形態はこれに限定されない。
ホログラム画像313は、注文を受け付ける際、ユーザが注文受付端末100のタッチパネル付ディスプレイ101を介して入力するものであっても良い。例えば、注文受付端末100は更にタッチペンを備え、ユーザはタッチペンによって所望の文字、図形、記号等を入力する。この場合、注文受付端末100は、入力されたホログラム画像313を記憶する際、少なくとも直前に受け付けた注文に係るホログラム画像313と互いに印画領域が重複するか否かを判定することによって重複有無情報315を設定し、入力されたホログラム画像313とともに記憶する。
図14は、ホログラム画像313を入力する場合の一覧画面(推奨無)320aの一例を示している。
図14に示すように、一覧画面(推奨無)320aには、選択された原画像に入力可能な領域(落書きスペース)が重畳されたプレビュー画像の一覧が表示される。図14では、321a〜324aがプレビュー画像である。また、一覧画面(推奨無)320aには、選択中であることを示す選択枠331a、前に戻るボタン332a、選択ボタン333a、全スペースボタン334a等が表示される。尚、全スペースボタン334aが押下されると、ユーザは全てのスペースにおいてタッチペンによる入力が可能となる。
一覧画面(推奨無)320aにおけるプレビュー画像は、一部が特に区別されることなく、予め定められた順番に表示される。
図15は、ホログラム画像313を入力する場合の一覧画面(推奨有)340aの一例を示している。
図15に示すように、一覧画面(推奨有)340aには、選択された原画像に入力可能な領域(落書きスペース)が重畳されたプレビュー画像の一覧が表示される。図15では、341a〜344aがプレビュー画像である。また、一覧画面(推奨有)340aには、選択中であることを示す選択枠351a、前に戻るボタン352a、選択ボタン353a、全スペースボタン354a等が表示される。尚、全スペースボタン354aが押下されると、ユーザは全てのスペースにおいてタッチペンによる入力が可能となる。
一覧画面(推奨有)340aにおけるプレビュー画像は、一部がおすすめ落書きスペースとして識別可能に表示され、それ以外がその他落書きスペースとして表示される。
注文受付端末100は、直前n回(nは1以上)で連続して異なる領域が選択された場合、おすすめ落書きスペースとして、直前n回において未選択の領域が重畳されたプレビュー画像を表示する。例えば、直前3回で「左上」、「右上」、「左下」が選択された場合、注文受付端末100は、「右下」をおすすめ落書きスペースとして表示する。また、例えば、直前2回で「左上」、「右上」が選択された場合、注文受付端末100は、「左下」、「右下」をおすすめ落書きスペースとして表示する。また、例えば、直前1回で「左上」が選択された場合、注文受付端末100は、「右上」、「左下」、「右下」をおすすめ落書きスペースとして表示する。
従って、おすすめ落書きスペースとして表示される領域は、少なくとも直前に受け付けた注文に係るホログラム画像313と互いに印画領域が重複しない領域である。
図15に示す一覧画面(推奨有)340aの表示内容は、図14に示す一覧画面(推奨無)画面320aにおいてプレビュー画像321aが選択された直後に表示されるものである。つまり、プレビュー画像321aは、「左上」の落書きスペースが重畳されたものであるから、注文受付端末100は、おすすめ落書きスペースとして、未選択の「右上」、「左下」、「右下」の落書きスペースが重畳された画像であるプレビュー画像341a、342a、343aを表示する。
また、前述の説明では、装飾グループ300が注文受付端末100の記憶部に予め記憶されるものとしたが、本発明の実施形態はこれに限定されない。
例えば、図16に示すように、レイアウトグループ360を予め記憶するようにしても良い。
レイアウトグループ360は、複数のレイアウトテンプレート361の集合である。レイアウトテンプレート361は、印刷機200のカラー画像転写部210によって同時に転写される複数のカラー画像311の印画位置情報と、画像ホログラム313とを含む。
注文受付端末100は、互いに画像ホログラム313の印画領域が重複しないレイアウトテンプレート361を同一のレイアウトグループ360として予め記憶している。尚、図12に示す例と同様、互いに印画領域が重複するレイアウトテンプレートを同一のレイアウトグループ360として予め記憶しても良い。
複数のカラー画像311を1ページ(同一の印画物の片面)にレイアウトして形成することは、例えば、フォトブックなどの作成において用いられる手法である。
図16に示す例では、レイアウトテンプレート361a、361bは、レイアウトグループ360として記憶されている。レイアウトテンプレート361aに含まれるホログラム画像313は、印画物の内縁(内側のへり)、四隅、および中央が印画領域となっている。また、テンプレート361bに含まれるホログラム画像313は、印画物の中央を除く十字部分(但し、レイアウトテンプレート361aに含まれるホログラム画像313の印画領域を除く)が印画領域となっている。レイアウトテンプレート361a、361bの四隅を合わせて重ねても、互いにホログラム画像313の印画領域は重複しない。
レイアウトテンプレート361を用いる場合、注文受付端末100は、選択されたレイアウトテンプレート361を記憶する際、少なくとも直前に受け付けた注文に係るレイアウトテンプレート361に含まれるホログラム画像313と互いに印画領域が重複するか否かを判定することによって重複有無情報315を設定する。
そして、印刷データ310には、レイアウトテンプレート361も含まれる。また、印刷データ310には、レイアウトテンプレート361に対応した数のカラー画像311が含まれる。
例えば、フォトブックを作成する際、ユーザが全てのレイアウトをおまかせにする場合、注文受付端末100はホログラム転写シート21を効率良く使用できるように、レイアウトテンプレート361を選択するようにしても良い。具体的には、注文受付端末100は、同一のレイアウトグループ360に含まれるレイアウトテンプレート361を連続して選択していく。
以上説明した通り、本発明の実施の形態における画像形成システム1では、注文受付端末100は、ユーザが印刷を希望する原画像を入力し、原画像または原画像に所定の画像処理を施した画像であるカラー画像311に重畳して印画するホログラム画像313を記憶しておき、少なくとも直前に受け付けた注文に係るホログラム画像313と互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報315とともにカラー画像311とホログラム画像313とを対応付けて注文を受け付ける。
また、印刷機は、受付順に従い、カラー画像311をロール紙3に形成し、重複有無情報315が重複なしを示す場合、ホログラム画像313を形成するホログラム熱転写シート21を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、形成されたカラー画像311と対応するホログラム画像313をロール紙3に形成する。
これによって、ホログラム熱転写シート21を効率良く使用することができる。
尚、カラー画像311を装飾するものはホログラム画像に限定されない。例えば、ホログラム熱転写シート21に代えて、手書き文字等を転写するための金属蒸着層やスクラッチ性がある隠蔽層などを有する熱転写シートを用いて、装飾箇所を形成しても良い。これによって、カラー画像に重畳して手書き文字を書き込むことや、尖ったもので引っ掻いてサイン等を記すことが可能となる。この場合であっても、少なくとも直前に受け付けた注文に係る装飾箇所と互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報を設定することで、熱転写シートを効率良く使用することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像形成システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………画像形成システム
3………ロール紙
11………熱転写シート
21………ホログラム熱転写シート
100………注文受付端末
200………カラー画像転写部
210………ホログラム画像転写部
300………装飾グループ
301………テンプレート
310………印刷データ
311………カラー画像
313………ホログラム画像
315………重複有無情報
320………一覧画面(推奨無)
340………一覧画面(推奨有)
360………レイアウトグループ
361………レイアウトテンプレート

Claims (6)

  1. 注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムであって、
    前記注文受付端末は、
    原画像を入力する入力手段と、
    前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶手段と、
    少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付手段と、
    を具備し、
    前記印刷機は、
    前記受付手段による受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成手段と、
    前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成手段によって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成手段と、
    を具備し、
    前記受付手段は、選択可能な前記第2画像の一覧画面を表示し、前記一覧画面から選択された前記第2画像を前記第1画像と対応付けて注文を受け付けるものであって、
    前記一覧画面には、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と互いに印画領域が重複しない前記第2画像が識別可能に表示されることを特徴とする画像形成システム。
  2. 注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムであって、
    前記注文受付端末は、
    原画像を入力する入力手段と、
    前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶手段と、
    少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付手段と、
    を具備し、
    前記印刷機は、
    前記受付手段による受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成手段と、
    前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成手段によって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成手段と、
    を具備し、
    前記第2画像は、テンプレートとして予め記憶されるものであって、
    前記記憶手段は、互いに印画領域が重複しないまたは重複する前記テンプレートを同一のグループとして記憶しておき、
    前記受付手段は、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記テンプレートが同一のグループかどうかを判定することによって前記重複有無情報を設定することを特徴とする画像形成システム。
  3. 注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムであって、
    前記注文受付端末は、
    原画像を入力する入力手段と、
    前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶手段と、
    少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付手段と、
    を具備し、
    前記印刷機は、
    前記受付手段による受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成手段と、
    前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成手段によって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成手段と、
    を具備し、
    前記第2画像は、前記第1の画像形成手段によって同時に形成される複数の前記第1画像の印画位置情報とともに、レイアウトテンプレートとして予め記憶されるものであって、
    前記記憶手段は、互いに前記第2画像の印画領域が重複しないまたは重複する前記レイアウトテンプレートを同一のグループとして記憶しておき、
    前記受付手段は、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記レイアウトテンプレートが同一のグループかどうかを判定することによって前記重複有無情報を設定することを特徴とする画像形成システム。
  4. 注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムにおける画像形成方法であって、
    前記注文受付端末が、
    原画像を入力する入力ステップと、
    前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶ステップと、
    少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付ステップと、
    を実行し、
    前記印刷機は、
    前記受付ステップによる受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成ステップと、
    前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成ステップによって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成ステップと、
    を実行し、
    前記受付ステップは、選択可能な前記第2画像の一覧画面を表示し、前記一覧画面から選択された前記第2画像を前記第1画像と対応付けて注文を受け付けるものであって、
    前記一覧画面には、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と互いに印画領域が重複しない前記第2画像が識別可能に表示されることを特徴とする画像形成方法。
  5. 注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムにおける画像形成方法であって、
    前記注文受付端末が、
    原画像を入力する入力ステップと、
    前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶ステップと、
    少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付ステップと、
    を実行し、
    前記印刷機は、
    前記受付ステップによる受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成ステップと、
    前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成ステップによって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成ステップと、
    を実行し、
    前記第2画像は、テンプレートとして予め記憶されるものであって、
    前記記憶ステップは、互いに印画領域が重複しないまたは重複する前記テンプレートを同一のグループとして記憶しておき、
    前記受付ステップは、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記テンプレートが同一のグループかどうかを判定することによって前記重複有無情報を設定することを特徴とする画像形成方法。
  6. 注文受付端末と印刷機とからなる画像形成システムにおける画像形成方法であって、
    前記注文受付端末が、
    原画像を入力する入力ステップと、
    前記原画像または前記原画像に所定の画像処理を施した画像である第1画像に重畳して受像紙に形成される第2画像を記憶する記憶ステップと、
    少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記第2画像と、当該注文に係る前記第2画像とが互いに印画領域が重複するか否かを示す重複有無情報とともに、当該注文に係る前記第1画像と当該注文に係る前記第2画像とを対応付けて注文を受け付ける受付ステップと、
    を実行し、
    前記印刷機は、
    前記受付ステップによる受付順に従い、前記第1画像を前記受像紙に形成する第1の画像形成ステップと、
    前記重複有無情報が重複なしを示す場合、前記第2画像を形成するための転写材を直前の画像形成処理と同一の転写開始位置に搬送し、前記第1の画像形成ステップによって形成された画像と対応する前記第2画像を前記受像紙に形成する第2の画像形成ステップと、
    を実行し、
    前記第2画像は、前記第1の画像形成ステップによって同時に形成される複数の前記第1画像の印画位置情報とともに、レイアウトテンプレートとして予め記憶されるものであって、
    前記記憶ステップは、互いに前記第2画像の印画領域が重複しないまたは重複する前記レイアウトテンプレートを同一のグループとして記憶しておき、
    前記受付ステップは、少なくとも直前に受け付けた注文に係る前記レイアウトテンプレートが同一のグループかどうかを判定することによって前記重複有無情報を設定することを特徴とする画像形成方法。
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