JPH08258358A - 熱転写プリンタのインクフィルム送り装置 - Google Patents

熱転写プリンタのインクフィルム送り装置

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JPH08258358A
JPH08258358A JP6551695A JP6551695A JPH08258358A JP H08258358 A JPH08258358 A JP H08258358A JP 6551695 A JP6551695 A JP 6551695A JP 6551695 A JP6551695 A JP 6551695A JP H08258358 A JPH08258358 A JP H08258358A
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JP
Japan
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ink film
unused
use position
feeding device
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP6551695A
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English (en)
Inventor
Takashi Oyama
隆 大山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH08258358A publication Critical patent/JPH08258358A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクフィルムの利用効率を向上させる。 【構成】 インクフィルム送り装置10は、インクフィ
ルム12の未使用位置U1を記憶する未使用位置記憶手
段14と、未使用位置記憶手段14に記憶された未使用
位置U1とホストコンピュータ16から出力された印字
情報Pとに基づき,インクフィルム12の使用位置U2
を決定する使用位置決定手段18と、使用位置決定手段
18で決定された使用位置U2に従いインクフィルム1
2の送り又は巻戻しをする駆動機構20とを備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクフィルムを用い
る熱転写プリンタにおいて、そのインクフィルムの送り
を制御するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばファクシミリ受信装置等では、イ
ンクフィルムを用いる熱転写プリンタが具備されてい
る。この熱転写プリンタは、記録用紙とサーマルヘッド
とで記録用紙と同じ大きさのインクフィルムを挟み、サ
ーマルヘッドが発熱することによりインクフィルムのイ
ンクを溶かして、そのインクを記録用紙に転写するもの
である。従来、この種の熱転写プリンタには、以下のよ
うなインクフィルム送り装置が用いられている。
【0003】第一従来例のインクフィルム送り装置で
は、一ページ中の印字量の大小にかかわらず、記録用紙
と同じ大きさのインクフィルムを送っていた。しかし、
一枚の記録用紙のうち印字される部分は僅かであるた
め、インクフィルムの多くの部分が使用されないまま廃
棄されていた。
【0004】一方、インクフィルムの有効利用を図るた
めに、特開平1−310980号公報に記載されている
第二従来例のインクフィルム送り装置が知られている。
このインクフィルム送り装置は、一ライン分の画情報信
号中に記録に供するデータがあるか否かを判別し、記録
するデータがない時はインクフィルムの送りを停止させ
るという動作をしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第二従
来例のインクフィルム送り装置では、一ライン中に一部
でも印字データがあると、一ライン分のインクフィルム
を巻くように構成されているので、一ライン分のインク
フィルムのごく一部しか使用されない場合が相変わらず
生じていた。すなわち、第二従来例のインクフィルム送
り装置は、完全に空白のラインがなければ効果を奏しな
いので、インクフィルムの利用効率はそれ程高いもので
はなかった。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明は、インクフィルムの利
用効率を飛躍的に向上できるインクフィルム送り装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のインクフ
ィルム送り装置は、インクフィルムの未使用位置を記憶
する未使用位置記憶手段と、この未使用位置記憶手段に
記憶された未使用位置とホストコンピュータから出力さ
れた印字情報とに基づき,前記インクフィルムの使用位
置を決定する使用位置決定手段と、この使用位置決定手
段で決定された使用位置に従いインクフィルムの送り又
は巻戻しをする駆動機構とを備えたものである。
【0008】請求項2記載のインクフィルム送り装置
は、請求項1記載のインクフィルム送り装置において、
前記使用位置決定手段が一ページ単位でインクフィルム
の使用位置を決定することを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載のインクフィルム送り装置
は、請求項1記載のインクフィルム送り装置において、
前記使用位置決定手段が、前記駆動機構で一定距離以上
の巻戻しをしないように、インクフィルムの使用位置を
決定することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】未使用位置記憶手段にはインクフィルムの未使
用位置が記憶されている。使用位置決定手段は、未使用
位置記憶手段に記憶された未使用位置と、ホストコンピ
ュータから出力された印字情報とに基づき、インクフィ
ルムの使用位置を決定する。駆動機構は、使用位置決定
手段で決定された使用位置に従い、インクフィルムの送
り又は巻戻しをする。一方、未使用位置記憶手段は、使
用位置決定手段で決定された使用位置に基づき、インク
フィルムの未使用位置を記憶する。
【0011】また、使用位置決定手段が一ページ単位で
インクフィルムの使用位置を決定すると、インクフィル
ムの巻戻しが一ページ以内に限られるので、巻戻しに要
する時間が短かくなる。
【0012】さらに、使用位置決定手段が、駆動機構で
一定距離以上の巻戻しをしないようにすると、巻戻しに
要する時間が短かくなる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係るインクフィルム送り装
置の一実施例を用いた熱転写プリンタを示すブロック図
である。以下、この図面に基づき説明する。
【0014】本発明に係るインクフィルム送り装置10
は、インクフィルム12の未使用位置U1を記憶する未
使用位置記憶手段14と、未使用位置記憶手段14に記
憶された未使用位置U1とホストコンピュータ16から
出力された印字情報Pとに基づき,インクフィルム12
の使用位置U2を決定する使用位置決定手段18と、使
用位置決定手段18で決定された使用位置U2に従いイ
ンクフィルム12の送り又は巻戻しをする駆動機構20
とを備えたものである。
【0015】未使用位置記憶手段14は、例えばRAM
である。使用位置決定手段18は、例えばCPU,RO
M,RAM,入出力インタフェース等からなるマイクロ
コンピュータである。駆動機構20は、送り用のモータ
20Fと巻戻し用のモータ20Rとから構成されてい
る。モータ20Fは送り用の巻取りローラ30Fを回転
させ、モータ20Rは巻戻し用の巻取りローラ30Fを
回転させる。
【0016】ホストコンピュータ16から出力された印
字情報Pは、印字情報記憶手段31に記憶された後、印
字制御手段32へも出力される。印字制御手段32は、
印字情報Pに従い、紙送り用のモータ34及びサーマル
ヘッド36を制御する。紙送り用のモータ34は、紙送
りローラ381,382を回転させて、紙送りローラ3
81,382に挟持されている記録用紙40を繰り出
す。サーマルヘッド36は、プラテンローラ42との間
にインクフィルム12及び記録用紙40を挟持し、発熱
することによりインクフィルム12のインクを記録用紙
40へ転写する。
【0017】次に、インクフィルム送り装置10の動作
を説明する。
【0018】未使用位置記憶手段14にはインクフィル
ム12の未使用位置U1が記憶されている。使用位置決
定手段18は、未使用位置記憶手段14に記憶された未
使用位置U1と、ホストコンピュータ16から出力され
た印字情報Pとに基づき、インクフィルム12の使用位
置U2を決定する。駆動機構20は、使用位置決定手段
18で決定された使用位置U2に従い、インクフィルム
12の送り又は巻戻しをする。一方、未使用位置記憶手
段14は、使用位置決定手段18で決定された使用位置
U2に基づき、インクフィルム12の未使用位置U1を
記憶する。
【0019】図2はインクフィルム送り装置10の動作
の一例を示し、図2〔A〕は記録用紙40の平面図、図
2〔B〕がインクフィルム12の平面図である。図中の
縦軸の目盛りは、行数を表している。以下、図1及び図
2に基づきインクフィルム送り装置10の動作を説明す
る。
【0020】まず、一ページ分の印字情報Pが、ホスト
コンピュータ16から出力され、印字情報記憶手段31
に記憶される。印字情報Pは、図2〔A〕に示すよう
に、印字a1 ,a2 ,a3 ,a4 であるとする。一方、
未使用位置記憶手段14には、インクフィルム12の未
使用位置U1が、図2〔B〕に示すように、「L0 から
下」として記憶されている。使用位置決定手段18は、
未使用位置U1において印字情報Pを送り方向Fにでき
るだけ詰めることにより、インクフィルム12の使用位
置U2を「b1 ,b2 ,b3 ,b4 」のように決定す
る。すなわち、印字a1 ,a2 ,a3 ,a4 は、使用位
置b1 ,b2 ,b3 ,b4 にそれぞれ対応している。
【0021】続いて、インクフィルム12の位置L0
サーマルヘッド36に当接するように、モータ20Fを
回転させてインクフィルム12を送る。そして、印字a
1 ,a2 と印字a3 の一行目とを印字する。次いで、モ
ータ20Fを回転させてインクフィルム12を一行分送
り、印字a3 の二行目を印字する。最後に、モータ20
Rを回転させてインクフィルム12を一行分巻戻し、印
字a4 の一行目を印字し、モータ20Fを回転させてイ
ンクフィルム12を一行分送り、印字a3 の二行目を印
字し、さらにモータ20Fを回転させてインクフィルム
12を一行分送り、印字a3 の三行目を印字して終了す
る。一方、未使用位置記憶手段14は、使用位置決定手
段18で決定された使用位置U2に基づき、インクフィ
ルム12の未使用位置U1を「L1 から下」として記憶
する。
【0022】図3は、第二従来例のインクフィルム送り
装置において、図2〔A〕の記録用紙に示す印字情報を
印字した場合の、インクフィルムの平面図である。以
下、図1乃至図3に基づき、インクフィルム送り装置1
0の効果を説明する。
【0023】第一従来例では、図2〔A〕のLaのとお
り、12行分のインクフィルムを使用する。第二従来例で
は、図3のLcのとおり、7行分のインクフィルムを使
用する。これらに対して、本実施例では、図2〔B〕の
Lbのとおり、4行分のインクフィルムを使用するだけ
でよい。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載のインクフィルム送り装置
によれば、インクフィルムの未使用位置とホストコンピ
ュータから出力された印字情報とに基づき、インクフィ
ルムの使用位置を決定し、この使用位置に従いインクフ
ィルムの送り又は巻戻しをするようにしたので、必要最
低限のインクフィルムで印字をすることができる。した
がって、印字品質を落とすことなく、インクフィルムの
利用効率を飛躍的に向上できる。
【0025】請求項2記載のインクフィルム送り装置に
よれば、請求項1記載のインクフィルム送り装置の効果
に加え、一ページ単位でインクフィルムの使用位置を決
定するようにしたので、インクフィルムの巻戻しに要す
る時間を短縮できる。
【0026】請求項3記載のインクフィルム送り装置に
よれば、請求項1記載のインクフィルム送り装置の効果
に加え、駆動機構で一定距離以上の巻戻しをしないよう
にしたので、インクフィルムの巻戻しに要する時間を短
縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクフィルム送り装置の一実施
例を用いた、熱転写プリンタを示すブロック図である。
【図2】図1のインクフィルム送り装置の動作の一例を
示し、図2〔A〕は記録用紙の平面図、図2〔B〕がイ
ンクフィルムの平面図である。
【図3】第二従来例のインクフィルム送り装置の動作の
一例を示す、インクフィルムの平面図である。
【符号の説明】
10 インクフィルム送り装置 12 インクフィルム 14 未使用位置記憶手段 18 使用位置決定手段 20 駆動機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクフィルムの未使用位置を記憶する
    未使用位置記憶手段と、この未使用位置記憶手段に記憶
    された未使用位置とホストコンピュータから出力された
    印字情報とに基づき,前記インクフィルムの使用位置を
    決定する使用位置決定手段と、この使用位置決定手段で
    決定された使用位置に従いインクフィルムの送り又は巻
    戻しをする駆動機構とを備えた、熱転写プリンタのイン
    クフィルム送り装置。
  2. 【請求項2】 前記使用位置決定手段が一ページ単位で
    インクフィルムの使用位置を決定することを特徴とす
    る、請求項1記載の熱転写プリンタのインクフィルム送
    り装置。
  3. 【請求項3】 前記使用位置決定手段が、前記駆動機構
    で一定距離以上の巻戻しをしないように、インクフィル
    ムの使用位置を決定することを特徴とする、請求項1記
    載の熱転写プリンタのインクフィルム送り装置。
JP6551695A 1995-03-24 1995-03-24 熱転写プリンタのインクフィルム送り装置 Pending JPH08258358A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011240500A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Dainippon Printing Co Ltd 画像形成システム、および画像形成方法
JP2012061739A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Sinfonia Technology Co Ltd サーマルプリンタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0361061A (ja) * 1989-07-28 1991-03-15 Nec Home Electron Ltd 印刷装置
JPH04173279A (ja) * 1990-11-06 1992-06-19 Okayama Nippon Denki Software Kk 熱転写プリンタの印字処理方式

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980623