JP4218333B2 - 印刷制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はサーマルプリンタにおける印刷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、サーマルプリンタが広く使用され、例えば自動写真販売機内の印刷装置にも使用されている。特に、上記自動写真販売機に使用される印刷装置では、高速印刷が要求される。
【0003】
図6は、上記サーマルプリンタに使用される印刷システムのシステム図である。同図において、CPU1は本例のサーマルプリンタの制御部であり、予めインストールされたアプリケーションプログラムに従って駆動する。また、印刷制御回路2は1ライン分の印刷データを記憶するバッファを内蔵し、ラスタ画像メモリ3は、例えば2フレーム分の印刷データを記憶する。また、通信制御回路4は外部のホスト機器等との通信を行うインターフェース(I/F)であり、印刷データの入力制御、及び各種制御信号の入出力制御を行う。
【0004】
また、図7は印刷制御回路2の構成図であり、印刷回路2aは1ライン分のバッファ2bに対してアドレス信号を出力し、バッファ2bの対応するアドレスから印刷データを読み出す。
図8は従来の印刷制御処理を説明するフローチャートである。同図(a)に示すように、先ず印刷制御回路2はCPU1に対してDMARQ1を出力し(ステップ(以下、Sで示す)1)、CPU1からDMAACK1が返信されるのを待つ(ST2)。ここで、DMAACK1がCPU1から返信されると(S2がYES)、システムアドレス(アドレス信号)をラスタ画像メモリ3に出力し、ラスタ画像メモリ3から対応する印刷データ(イエロー(Y)の印刷データ)を1ライン分読み出し、印刷制御回路2にDMA(directmemory access)転送する。
【0005】
印刷制御回路2では供給された印刷データに従って印刷処理を行い、イエロー(Y)の全ラインの印刷処理が完了したか判断する(S5)。ここで、全ラインの印刷処理が完了していなければ(S5がNO)、更に1ライン毎にイエロー(Y)の印刷データを印刷制御回路2に転送し、印刷処理を繰り返す。
【0006】
その後、全ラインのイエロー(Y)の印刷処理が完了すると(S5がYES)、次にマゼンダ(M)についてDMA転送を行い、全ラインのマゼンダ(M)の印刷処理を行う(S6〜S10)。以下、同様にしてシアン(C)、及びオーバコート層についても同じDMA転送、印刷処理を繰り返す(S11〜S20)。
【0007】
一方、この間ラスタ画像メモリ3にも通信制御回路4を介して印刷データがDMA転送され、ラスタ画像メモリ3に印刷データが記録されていく。この処理を説明するフローチャートが同図(b)である。すなわち、所定量の印刷データを受信すると(ステップ(以下、STで示す)1)、CPU1はDMARQ2を通信制御回路4に出力し、DMAACK2の受信を待つ(ST3)。そして、DMAACK2を受信すると、通信制御回路4を介してラスタ画像メモリ3に印刷データをDMA転送する(ST4)。その後、1フレーム分の印刷データがラスタ画像メモリ3に転送されたか判断し(ST5)、1フレーム分の印刷データがラスタ画像メモリ3に転送されるまで上記DMA転送を繰り返す。
【0008】
一方、上記印刷データの転送処理について、特許文献1の発明がある。この発明は、印刷装置(所謂エンジン)の動作速度に合わせてDMA転送を制御するものであり、例えば未出力データが比較的多い場合DMA転送を禁止し、未出力データが少なくなると転送処理を再開するものである。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−178972号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の印刷処理では以下の問題がある。
(イ)先ず、図8(a)、(b)の制御を行う印刷装置では、図6に示すようにラスタ画像メモリ3に印刷データを転送する際、及びラスタ画像メモリ3から印刷制御回路2に印刷データを転送する際、共に図6に示すデータバス5を使用する。この為、データバス5が極めて混雑した状態になる。
【0011】
この場合、DMARQ1、及びDMARQ2が同時にあった場合、CPU1では通信制御回路4からラスタ画像メモリ3へのDMA転送を優先する。この為、通信制御回路4による印刷処理は問題無く行われたとしても、印刷制御回路2に新たな印刷データを確実に入力できない。この為、例えば連続印刷の際の印刷速度が低下し、単位時間当たりの最大印刷可能枚数も少なくなる。
【0012】
(ロ)一方、特許文献1に記載された発明は、印刷装置の印刷速度に合わせてDMA転送を行うものであり、両リクエストが重なる場合には新たな印刷データの転送を禁止する。したがって、上記と同様、連続印刷の際の印刷速度が低下する。
【0013】
そこで、本発明は印刷速度を高速化し、特に連続印刷の際の印刷速度の低下を防ぐ印刷制御装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題は請求項1記載の発明によれば、外部より入力する印刷データをデータバスを介したDMA転送処理により画像メモリに書き込む通信制御手段と、前記通信制御手段によるDMA転送処理より優先され、前記画像メモリより記録すべき色データを前記データバスを介して印刷回路へDMA転送処理する印刷制御手段を有する印刷制御装置において、前記印刷制御手段は、オーバコート層の印刷情報を記憶する記憶手段をするとともに、前記画像メモリに記憶され色データをDMA転送処理により前記印刷回路へ転送した後、CPU制御により前記記憶手段からオーバコート層の印刷情報を読み出し前記印刷回路に転送処理することを特徴とする印刷制御装置を提供することによって達成できる。
【0015】
ここで、上記色データは、例えばイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)等の減法混色に基づく印刷情報である。また、オーバコート層は上記色インクを塗布した後、表面にラミネートコーティングを施し、印刷品質を保持する為の印刷処理である。
【0016】
また、印刷制御手段は印刷情報に基づき用紙に印刷を行う回路及び機構部を含み、色データの印刷情報及びオーバコート層の印刷情報が入力する。
印刷制御手段は、上記画像メモリに記憶した色データの印刷情報が入力した後、記憶手段に記憶したオーバコート層の印刷情報を読み出し、印刷処理を行う。このように構成することにより、オーバコート層の印刷情報は直接印刷制御手段内に設けられた記憶手段から読み出すことができ、データバス等のシステム内の回線を使用しないで印刷処理を行うことができる。
【0017】
また、前記画像メモリから印刷制御手段に出力する印刷情報と、前記ホスト機器から画像メモリに供給される印刷情報は同じ通信線を使用して転送処理される構成である。
このように構成することにより、ホスト機器から画像メモリに供給される印刷情報と画像メモリから印刷制御手段に出力される印刷情報は同じ通信線を使用するが、オーバコート層の印刷情報は上記通信線を使用することなく印刷を行うことができ、印刷速度の高速化に繋がる。
【0018】
また、前記印刷制御手段は切り換え手段を含み、該切り換え手段は前記画像メモリからの印刷情報の出力を、前記記憶手段からの印刷情報の出力に切り換える構成である。
このように構成することにより、例えば上記切り換え手段をハード回路で構成し、より効率良く印刷処理を行うことができる。
【0019】
また、前記所定ライン数の印刷情報は、例えば1ラインの印刷情報である。
このように構成することにより、1ライン毎の印刷情報毎にデータ転送が行われる。
【0020】
また、前記オーバコート層の印刷情報は、例えば階調値のデータである。
このように構成することにより、階調データに従った印刷処理が行われ、例えばオーバコート層の厚さ自由に設定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の印刷制御装置について、図面を参照しながら実施形態を詳述する。尚、本実施形態において説明する印刷制御装置は、写真プリント自動販売機内に配設された印刷装置(昇華型サーマルプリンタ)に構築されたものである。
【0022】
図1は上記プリント自動販売機内のサーマルプリンタの概略構成図である。同図に示すように、サーマルプリンタ11はプリント実行部12と給紙部13で構成され、プリント実行部12には詳しくは後述する内部諸装置が配設されおり、所定の位置にインクリボンの送りロール14が着脱自在に装着され、給紙部13には用紙ロール15が着脱自在に装着されている。
【0023】
プリント実行部12には、更にサーマルヘッド16及びプラテンローラ17が配設され、サーマルヘッド16とプラテンローラ17間を用紙18とインクリボン19が挟持搬送される。サーマルヘッド16には主走査方向(図1の紙面垂直方向)に多数の発熱素子が配設され、制御回路から供給される印刷データに従って駆動する。また、サーマルヘッド16は同図に示すように、矢印方向(上下方向)に移動し、用紙18に印字を行う際図1に示す実線位置に移動する。
【0024】
用紙ロール15から供給された用紙18は、上記のようにサーマルヘッド16とプラテンロール17間を挟持搬送され、印刷が行われ、更に搬送ロール20によって搬送ガイド板21に送られる。一方、印刷に使用されたインクリボン19は後述するモータの駆動によって巻き取りロール22に巻き取られる。尚、インクリボン19には、例えばイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、オーバコート層が順次コーティングされており、インクリボン19は送りロール14のボビン14aに巻回され、巻き取りロール22のボビン22aに巻き取られる。
【0025】
図2は上記構成のサーマルプリンタにおけるシステム図である。同図に示すように、本システムはCPU24、メモリ25、操作パネル26、リボンセンサ27、用紙センサ28、用紙カッタ機構29、サーマルヘッド制御回路30、リボン巻取りモータ31、及び用紙搬送モータ32で構成されている。CPU24はシステム全体を制御し、メモリ25は制御プログラムを格納し、この制御プログラムに基づいてCPU24はシステム制御を行う。
【0026】
操作パネル26は本体装置に対する種々の指令の直接入力に使用され、リボンセンサ27はインクリボン19に形成された各印刷色の位置を検出する。また、用紙センサ28は用紙18の先頭位置を検出する。用紙カッタ機構29は搬送ロール20の下流に設けられたカッターを駆動し、印刷が完了した用紙18をカットする。
【0027】
サーマルヘッド制御回路30は、サーマルヘッドに形成された発熱素子を印刷データに従って駆動する回路である。また、リボン巻取りモータ31は前述の巻き取りロール22を回動するモータであり、用紙搬送モータ32は搬送ロール20を回動させるモータである。
【0028】
図3は上記構成のサーマルプリンタにおけるCPU24とメモリ25間の処理をシステム構成として示した図である。同図において、CPU2は前述のように本例の印刷制御装置のシステムプログラムに従って印刷制御を行う。また、ラスタ画像メモリ34は前述と同様、2フレーム分のメモリ(フレームメモリ)を内蔵し、一方のフレームメモリに印刷データを書き込んでいる間、既に書き込んだ印刷データを他方のフレームメモリから読み出して印刷制御回路35に転送する。また、ラスタ画像メモリ34に書き込まれる新たな印刷データは通信制御回路35を介してDMA転送される。
【0029】
また、図4は上記通信制御回路35の回路構成を示す図である。同図において、通信制御回路35は印刷回路36、バッファ37、オーバコート用データ格納レジスタ(以下、単にオーバコート用レジスタで示す)38、データ切り換え設定レジスタ(以下、単に切り換えレジスタで示す)39、セレクタ40、41、42、及びプルダウン抵抗43で構成されている。
【0030】
バッファ37は1ライン分の印刷データを記憶するバッファであり、印刷回路36から出力されるアドレスデータによって印刷データが指定される。また、オーバコート用レジスタ38にはオーバコート層の印刷の際の階調値のデータが登録されている。この階調値のデータは、予め設定されており、セレクタ41が選択された時オーバコート用レジスタ38から印刷回路36に出力される。
【0031】
切り換えレジスタ39はセレクタ40〜42の選択を指示する回路であり、例えば切り換えレジスタ39からH信号“1”が出力されると、セレクタ41を選択し、オーバコート用レジスタ38から印刷回路36に階調値のデータを出力する。一方、切り換えレジスタ39からL信号“0”が出力されると、セレクタ40及び42を選択し、バッファ37から色データである印刷データ(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C))を印刷回路36に出力する。
以上の構成の印刷制御装置において、以下に本例の処理動作を説明する。
【0032】
図5は本例の処理動作を説明するフローチャートである。同図において、先ずCPU2は切り換えレジスタ39にデータ“0”をセットする(ステップ(以下、STPで示す)1)。したがって、このデータ“0”のセットによって、セレクタ40と42が選択される。
【0033】
次に、印刷制御回路35はDMARQ1をCPU24に出力し(STP2)、CPU24からDMAACK1が送信されるのを待つ(STP3)。ここで、CPU24がビジィーでなければDMAACK1を印刷制御回路35に送信する(STP3がYES)。印刷制御回路35は上記DMAACK1が入力すると、バッファ37から1ライン分の印刷データを読み出し、セレクタ40に出力する。この時、上記のようにセレクタ40が選択されており、バッファ37から出力された印刷データは印刷回路36に供給される。尚、このデータ転送は印刷回路36から出力されるアドレス信号に従って、例えば1ワード(36バイト)毎に行われ、印刷回路36に転送される。
【0034】
印刷回路36に入力した印刷データは、同様の選択されたセレクタ42を介してサーマルヘッドに出力され、イエロー(Y)の印刷処理が行われる(STP5)。
以後、上記処理を繰り返し、全てのイエロー(Y)の印刷データのDMA転送が完了したか判断する(STP6)。そして、全てのイエロー(Y)の印刷データがDMA転送されると(STP6がYES)、次のマゼンダ(M)の印刷データの処理に移る。
【0035】
また、この間、同図(b)に示すように、ラスタ画像メモリ34には新たな印刷データの入力の為、CPU24に通信制御回路33から出力されたDMARQ2の入力がある(STP8、STP9)。この場合、DMARQ1の入力がなければ、上記DMARQ2に対してDMAACK2を通信制御回路33に返すが、DMARQ1の入力とかち合う場合にはDMARQ1を優先する(STP10がNO)。したがって、イエロー(Y)の印刷処理を優先する。
【0036】
次に、マゼンダ(M)の印刷処理についても同様であり、印刷制御回路35はDMARQ1をCPU24に出力し(STP7)、CPU24からDMAACK1が返信されるのを待ち(STP11)、DMAACK1が返信されると(STP11がYES)、バッファ37から印刷データを読み出し、セレクタ40を介して印刷回路36に出力する。さらに、マゼンダ(M)の印刷データはセレクタ42を介して印字ヘッドに出力され、マゼンダ(M)の印刷処理が行われる(STP12〜STP14)。
【0037】
また、この場合も、同図(b)に示すように、CPU24には通信制御回路33から出力されたDMARQ2の入力がある場合もあり(STP9)、この場合、DMARQ1の入力がなければ、DMAACK2を通信制御回路33に返すが、DMARQ1の入力とかち合う場合にはDMARQ1を優先する(STP10がNO)。
【0038】
さらに、シアン(C)の印刷処理についても同様であり、印刷制御回路35はDMARQ1の出力、CPU24からのDMAACK1の受信、バッファ37から印刷データを読み出し、印字ヘッドへのシアン(C)の印刷データの出力を行い、シアン(C)の印刷処理を完了する(STP15〜STP19)。
【0039】
また、この場合も、同図(b)に示すように、CPU24には通信制御回路33から出力されたDMARQ2の入力がある場合もあり(STP9)。この場合、DMARQ1の入力がなければ、DMAACK2を通信制御回路33に返すが、DMARQ1の入力とかち合う場合にはDMARQ1を優先する(STP10がNO)。
【0040】
したがって、上記イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の印刷データの転送処理、印刷処理の間、ラスタ画像メモリ34への新たな印刷データの入力は極めて少ない。しかし、本例においては以下のオーバコート層の印刷処理の間、新たな印刷データをラスタ画像メモリ34に書き込むことができる。
【0041】
すなわち、CPU24は先ずオーバコート用レジスタ38に前述の階調値のデータをセットする(STP20)。次に、切り換えレジスタ39にデータ“1”をセットする(STP21)。この処理によって、切り換えレジスタ39はセレクタ41を選択し、オーバコート用レジスタ38から階調値の印刷データを印刷回路36に転送する。ここで、上記印刷データは、例えば上記階調値のデータが連続するデータであり、例えば“100”、“100”、・・・の印刷データである。
【0042】
このデータは不図示の印字ヘッドに送られ、用紙上の印刷面に例えばラミネートコーティングを施す(STP22)。その後、上記コーティングが全ラインに行われたか判断し、全ラインへのコーティングが完了すると(STP23がYES)、1頁の印刷処理が完了する。
【0043】
この間、CPU2は通信制御回路33からDMARQ2が入力すると、直ちにDMAACK2を通信制御回路33に出力して新たな印刷データをラスタ画像メモリ34に書き込む。したがって、この場合新たな印刷データがラスタ画像メモリ34にDMA転送され、1フレーム分の印刷データの入力が完了するまで継続する(STP25がYES)。
【0044】
したがって、本例によれば前述のイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の印刷処理の際、書き込むことができなかった新たな印刷データを、オーバコート層の印刷処理の間書き込むことができる。すなわち、この間、本例ではオーバコート用レジスタ38から階調値のデータを読み出すだけであり、データバス50を使用しないので、ラスタ画像メモリ34に新たな印刷データを効率良く書き込むことができる。
【0045】
したがって、オーバコート層の印刷処理が完了し、1頁分の印刷処理が完了した時、ラスタ画像メモリ34には次の印刷処理に使用する印刷データが記録されており、連続印刷を高速に行うことができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればオーバコート層の印刷処理の際、新たな印刷データをラスタ画像メモリに記録できるので連続印刷を高速に行うことができる。
【0047】
また、単位時間当たりの最大印刷可能枚数を増加することができ、近年の高速印刷に資する印刷装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント自動販売機内のサーマルプリンタの概略構成図である。
【図2】サーマルプリンタにおけるシステム図である。
【図3】サーマルプリンタにおけるCPUとメモリ間の処理をシステム構成として示す図である。
【図4】通信制御回路の回路構成を示す図である。
【図5】本例の処理を説明するフローチャートである。
【図6】従来例の印刷処理装置のシステム構成図である。
【図7】従来の処理を説明するフローチャートである。
【図8】従来の印刷制御回路を説明する図である。
【符号の説明】
11 サーマルプリンタ
12 プリント実行部
13 給紙部
14 送りロール
15 用紙ロール
16 サーマルヘッド
17 プラテンローラ
18 用紙
19 インクリボン
20 搬送ロール
21 搬送ガイド板
24 CPU
25 メモリ
26 操作パネル
27 リボンセンサ
28 用紙センサ
29 用紙カッタ機構
30 サーマルヘッド制御回路
31 リボン巻取りモータ
32 用紙搬送モータ
33 通信制御回路
34 ラスタ画像メモリ
35 通信制御回路
36 印刷回路
37 バッファ
38 オーバコート用レジスタ
39 切り換えレジスタ
40〜42 セレクタ
43 抵抗
50 データバス

Claims (1)

  1. 外部より入力する印刷データをデータバスを介したDMA転送処理により画像メモリに書き込む通信制御手段と、
    前記通信制御手段によるDMA転送処理より優先され、前記画像メモリより記録すべき色データを前記データバスを介して印刷回路へDMA転送処理する印刷制御手段を有する印刷制御装置において、
    前記印刷制御手段は、オーバコート層の印刷情報を記憶する記憶手段をするとともに、前記画像メモリに記憶され色データをDMA転送処理により前記印刷回路へ転送した後、CPU制御により前記記憶手段からオーバコート層の印刷情報を読み出し前記印刷回路に転送処理することを特徴とする印刷制御装置。
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