JP3060328B2 - 感光性平版印刷版の処理方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、循環水洗工程を有する
自動現像機による感光性平版印刷版の処理方法に関し、
更に詳しくは、該循環水洗工程に使用される水洗水を化
学的処理によって再生する方法に関する。なお、上記循
環水洗工程とは、感光性平版印刷版に供給した水洗水を
繰り返して水洗に使用する水洗工程をいう。
【0002】
【従来の技術】自動現像機による感光性平版印刷版(PS
版と呼ばれている)の処理は、通常、画像露光された感
光性平版印刷版を溶出現像により画像様に感光層を溶出
した後、版面にシャワーノズル等から水(水洗水)を供
給して水洗し、版面から現像液や溶出物を洗い流す方法
が行われており、上記処理において、水洗水の使用形態
として下記が知られている。
【0003】一度水洗に使用した水洗水はそのまま下
水道に放流し廃棄する。
【0004】一定量の水洗水を循環して使用する。
【0005】循環して使用される水洗水に現像工程か
らの持ち込みに応じて水を補充する。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
には、水の使用量が多すぎる問題があり、上記に
は、水洗水槽や水洗水を循環させる配管、ポンプ等に水
垢やスラッジが蓄積したり、水洗水中にスラッジが浮遊
しこれが版に付着して印刷汚れを発生する問題があり、
水洗工程の装置のメンテナンスが面倒であり、上記に
は、上記に記載の問題が軽減はするが、水垢やスラッ
ジを大幅に減少させることができず、根本的な対策には
ならない問題がある。
【0007】従って、本発明の目的は、感光性平版印刷
版の自動現像機による処理において、比較的少量の水洗
水を長期間使用でき、低コストの水洗処理ができる感光
性平版印刷版の処理方法を提供することであり、また、
長期間水洗工程のメンテナンスの必要がなく、手間がか
からない感光性平版印刷版の処理方法を提供することで
あり、さらにまた、版の汚れが無い安定した処理が可能
な感光性平版印刷版の処理方法を提供することである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】上記本発明の目的を達
成するため、本発明の処理方法は、循環水洗工程を有す
る感光性平版印刷版の自動現像機で感光性平版印刷版を
処理する方法において、循環水洗水の少なくとも一部を
化学的処理し、化学的処理された水を再度循環水洗槽に
し、併せて循環水洗槽中の水洗水のpHを8.0〜1
2.5の範囲にコントロールすることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、化学的処理により水洗水中のスラッ
ジ及び溶け込んでいる感光性物質等を取り除き、かつ、
その後に水洗水のpHをコントロールすることによっ
て、一度溶けた感光性物質等の水洗水中での再析出を防
ぎ、これにより循環水洗水の長期に亙る安定使用が可能
となった。
【0010】以下、本発明について詳述する。
【0011】まず、本発明の化学的処理について述べ
る。
【0012】本発明において、循環水洗水に施す化学的
処理としては、中和凝集処理が好ましい。該中和凝集処
理は、水洗処理によって循環水洗水に持ち込まれた成分
の少なくとも一部を、該循環水洗水のpHを変化させる
等の処理によって凝集させて分離し除去する処理で、下
記A、B及びCの少なくとも1つの処理を水洗水に施す
処理が包含される。
【0013】A.水洗水に中和剤を添加する(以下、
「中和処理」ともいう)。中和処理は、循環水洗水が含
有する成分の少なくとも一部が凝集するpHにすること
であって、該pHは酸性、中性、アルカリ性のいずれで
あってもよい。
【0014】B.水洗水に濾過助剤を添加する。
【0015】C.水洗水に凝集剤を添加する。
【0016】中和処理に用いる中和剤としては、pHを
低下させる場合、硫酸、塩酸等の液状のものが好まし
く、逆に、pHを上昇させる場合、苛性ソーダ、炭酸ソ
ーダ等の水溶液、消石灰、石灰岩等の粉末を用いること
が好ましい。中和処理により水洗水のpHを2〜5とす
ることが好ましい。
【0017】濾過助剤としては、ケイソウ土、セルロー
ス系助剤、その他の鉱物系助剤(例えば、パーライト)
等を好ましく使用することができる。本発明の化学的処
理において、処理すべき水洗水に活性炭を中和剤、他の
濾過助剤等とともに添加することが好ましい。市販の濾
過助剤としては、ケイソウ土濾過助剤として、ラジオラ
イト#100,#700,#800(昭和化学工業(株))、セ
ルロース系濾過助剤として、フィイブウセルSW−10,
BH−40(日本ケイソウ土(株))、ケイソウ土以外の
他の鉱物系濾過助剤として、セライトハイフロスーパー
セル(日本ケイソウ土(株))、トプコパーライト#3
6,#37(同)、炭素(活性炭)、石綿等を使用するこ
とができる。
【0018】濾過助剤の添加量は、添加する水洗水に対
して0.1〜3重量%の範囲が好ましく、より好ましくは
中和凝集処理された液の残査量同等か残査量の1/2の
量が好ましい。濾過助剤の添加は、中和剤の添加と同時
か中和剤の添加より前であることが好ましく、濾過助剤
及び中和剤は、水洗水を撹拌しながら添加することが好
ましい。
【0019】本発明において、化学的処理された水洗水
は濾過することが好ましい。濾過方法としては、遠心濾
過、プレス濾過又は吸引濾過が好ましい。濾材として
は、濾紙、綿布、ポリエチレン繊維やポリ塩化ビニル繊
維を用いた織布及び不織布等を使用することができる。
【0020】本発明において、化学的処理し、濾過した
液は、水洗水として戻す前に活性炭処理をすることが好
ましい。該活性炭処理は、活性炭による吸着操作であ
り、活性炭を充填したカラムに処理すべき液を通す公知
の方法を適用することができる。
【0021】本発明において、化学的処理し、濾過した
液は、水洗水として戻す前に再度濾過をすることが好ま
しい。この濾過には第1の濾過よりも捕捉最小粒子径の
小さな濾材を用いたカートリッジフィルタを使用でき
る。
【0022】本発明は、化学的処理を施した水洗水を循
環水洗槽へ戻しながら循環水洗槽中の水洗水のpHをコ
ントロールするのであるが、このpHのコントロールの
手段として、自動現像機の循環水洗槽にpH計を設け、
このpH計によるpH測定結果に基づいてpHコントロ
ール剤を添加してpHをコントロールすることが好まし
く、pH8.0〜12.5の範囲に調整することが好ましい。
pHコントロール剤としては、pHを高くする場合、水
酸化カリウムの水溶液、pHを低くする場合、希塩酸又
は希硫酸が好ましい。
【0023】次に、本発明の方法を実施する装置につい
て図面を参照して説明する。以下の説明において、同一
構成要素には同一符号を付し、再度の説明を省略する。
【0024】図1は本発明の方法を実施する装置例の概
略構成を示す図である。P1は循環水洗工程を有する自
動現像機、P3は自動現像機P1の循環水洗工程で使用さ
れた水洗水の化学的処理を含む処理を行う水洗水処理装
置である。
【0025】自動現像機P1において、A1は現像を行う
現像部、Bは水洗を行う水洗部、Cはリンス処理、不感
脂化処理(ガム液の塗布)等の後処理を行うフィニシャ
ー部、Dは乾燥を行う乾燥部、PSは感光性平版印刷版
の搬送路である。
【0026】感光性平版印刷版が自動現像機P1の図上
左端から挿入されると、搬送用のローラ1、2、3等に
よって右方向へ搬送され、現像部A1で、現像槽5内の
現像液中に浸漬され、ブラシローラ6で表面がこすられ
て現像が促進され、絞りローラ7aでスクイーズされて
水洗部Bへ送られる。8は感光性平版印刷版の表面に現
像液を噴射させて現像を促進するノズルである。
【0027】水洗部Bでは、循環して再使用される水洗
水を容れる循環水洗槽10中の水洗水をポンプ11によって
シャワーノズル12から感光性平版印刷版の表面に噴射し
て水洗し、絞りローラ7aでスクイーズして水洗を終了
する。感光性平版印刷版は次いでフィニシャー部Cで、
リンス液、不感脂化液(ガム液)等の後処理液を容れた
フィニシャー液槽14中の処理液をポンプ15でシャワーノ
ズル16から版面へ供給し、絞りローラ7bでスクイーズ
し、次いで乾燥部Dへ送られるように構成されている。
【0028】水洗水処理装置P3において、自動現像機
1の水洗部Bで循環再使用された循環水洗槽10中の水
洗水をポンプ20で化学的処理槽21へ送る。このときのポ
ンプ20の作動及び送液量は、自動現像機P1へ挿入され
た感光性平版印刷版の面積の積算量が所定量に達した時
にポンプ20が作動され、送液量が該積算量に対応する量
になるように、図示しない制御機構によりポンプ20の作
動が制御されるように構成されている。
【0029】化学的処理槽21では、一回に処理すべき水
洗水が送られると、中和剤タンク22に容れられた中和剤
がポンプ23により化学的処理槽21中へ送られて該槽内の
水洗水へ添加される。中和剤の添加は、pH計24により
測定された処理すべき水洗水のpH測定値に基づき、所
定のpH範囲に調整されるようにポンプ23の作動が制御
されるように構成されている。
【0030】上記中和処理と平行して、濾過助剤タンク
26に容れられた濾過助剤(粉体)が図示しないロータリ
フィーダにより化学的処理槽21内の水洗水へ所定量添加
されるようになっている。27は撹拌機である。
【0031】中和剤及び濾過助剤の添加の所定時間の
後、ポンプ28が作動して化学的処理槽21中の水洗水を遠
心濾過機30へ送り遠心濾過するようになっている。遠心
濾過機30では、濾材31を内部に装着した内槽32を回転さ
せて濾液と残査とに遠心濾過し、濾液はポンプ33によっ
てフィルタ34で濾過し、次いで活性炭充填カラム35で吸
着処理し、自動現像機P1の循環水洗槽10へ戻すように
構成されている。36は遠心濾過機30の内槽32を回転させ
るモータで、内槽32の回転数は500〜1800rpmが適当であ
る。
【0032】水洗水処理装置P3によって処理された循
環水洗水を循環水洗槽10へ送るポンプ33が作動すると、
pH計40及びpHコントロール剤タンク41中のpHコン
トロール剤を循環水洗槽10へ送るポンプ42の作動を制御
する図示しない制御機構が作動し、ポンプ42が、pH計
40によって測定された循環水洗水のpHが所定のpH範
囲外のとき作動し、該範囲内のとき停止するように構成
されている。
【0033】図2は、本発明方法を実施する他の装置例
の概略構成を示す図である。同図に示す装置は、現像部
以外は、図1に示す装置と同じである。
【0034】図2において、P2は自動現像機、A2はそ
の現像部である。現像部A2において、50は濃縮現像液
を容れる濃縮現像液タンク、51は希釈用水を容れる希釈
水タンクで、これらに容れた濃縮現像液と希釈用水はポ
ンプ52で希釈現像液タンク53へ送られ、そこで混合され
て希釈されて現像液(使用液)とされ、ポンプ54で現像
液供給ノズル55へ送り、現像液供給スリット56(特開昭
64-81943号公報参照)を介して、感光層面を上にして搬
送されている感光性平版印刷版の感光層面に供給され、
次いで浸漬現像バット57中の現像液に浸漬され、ブラシ
ローラ58で版面がこすられ、絞りローラ7aでスクイー
ズされて現像を終わる。59は現像廃液タンクである。そ
の他については図1と同じである。
【0035】本発明方法が有利に適用される感光性平版
印刷版とその処理として、感光性物質としてジアゾ樹脂
を用いたネガ型感光性平版印刷版及び感光性物質として
o-キンノンジアジド化合物を用いたポジ型感光性平版印
刷版とそれらの処理、例えば特開昭62-24263号、同62-2
4264号、同62-25761号、同62-35351号、同62-73271号、
同62-75535号、同62-89060号、同62-125357号、同62-13
3460号、同62-159148号、同62-168160号、同62-175757
号、同62-175758号、同62-238565号、同63-188141号、
同63-200154号、同63-205658号、特開平1-159654号各
公報に記載されているような感光性平版印刷版とその処
理が挙げられる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例でより具体的に説明す
る。
【0037】実施例1 感光性平版印刷版としてポジ型感光性平版印刷版ST-0
117(コニカ(株)製)の1003mm×800mmサイズを図1に
示す処理装置を用い、次のように処理した。
【0038】下記組成の現像液を現像槽5に30l、循環
水洗槽10に水を15l、フィニシャー液槽14に下記組成の
リンス液を10l容れ、上記感光性平版印刷版を1日に10
0枚現像処理し、現像処理の稼働中、2時間毎に4回、
循環水洗水を1回に5l水洗水処理装置P3による処理
を行い、これを1カ月間繰り返した。
【0039】 現像液組成 Aケイ酸カリウム(日本化学工業(株)製) 6000g 水酸化カリウム 300g 水 30l リンス液組成 ジ(2-エチルヘキシル)スルホこはく酸エステルナトリウム塩 300g リン酸二水素ナトリウム・二水塩 100g クエン酸・一水塩 20g リン酸(85%) 3.0g 水 10l 化学的処理槽21としては容量7lの円筒形のステンレス
スチール製を用い、上記1回の処理において、中和剤と
して10%硫酸を60ml、濾過助剤としてケイソウ土を10g
添加し、常温で30秒撹拌したところ、固形分が析出し
た。この時のpHは3.8であった。この液を遠心濾過機3
0へ100ml/minの流量で送り、遠心濾過した。遠心濾過
機30は、容量12lの円筒形のプラスチック製を用い、濾
材31には通気量1ml/cm2・secの濾紙を用いた。また、
フィルタ34としてはTC-200(トーセル製)を、活性炭
充填カラム35としてはPCF−500(オルガノ(株)
製)を用いた。
【0040】このようにして循環水洗槽10中の循環水洗
水の化学的処理を含む処理を行っている間、pHコント
ロール剤タンク41から水酸化カリウムの10%水溶液を循
環水洗槽10内の循環水洗水のpHが10.0〜12.5の範囲内
になるように添加したところ、1カ月間、循環水洗槽10
の内部、ポンプ11、シャワーノズル12、循環水洗水が循
環する配管等に汚れの付着がなく極めて奇麗であった。
また、処理された版への汚れの付着もなく、安定した処
理ができた。
【0041】実施例2 感光性平版印刷版としてポジ型感光性平版印刷版ST-0
117(コニカ(株)製)の1003mm×800mmサイズ及びネガ
型感光性平版印刷版SWN(コニカ(株)製)の1003mm
×800mmサイズを図2に示す処理装置で下記組成の濃縮
現像液及び不感脂化液を用いて処理した。
【0042】 現像液組成 N-フェニルエタノールアミン 6.0g プロピレングリコール 50.0g p-t-ブチル安息香酸 150.0g エマルゲン 147(商品名、ノニオン界面活性剤、花王(株) 製) 5.0g 亜硫酸カリウム 300.0g グルコン酸液(50%水溶液) 100.0g トリエタノールアミン 25.0g A珪酸カリウム(日本化学工業(株)製) 400.0g 水酸化カリウム 200.0g 水 1.5l ガム液組成 デキストリン(日澱化学製) 500.0g カルボキシメチルセルロース 25.0g 75%リン酸 15.0g ニッコール OTP-100(商品名、日光ケニカルズ製) 5.0g スバン 20(商品名、花王(株)製)
5.0g 水
5.0l 濃縮現像液タンク50に濃縮現像液を10l、希釈水タンク
51に水10lを容れ、希釈水タンク51へは随時水を補充す
るようにした。
【0043】上記処理において、濃縮現像液が6倍に希
釈水で希釈されるようにポンプ52の送液量を調整し、希
釈された現像液を現像液供給ノズル55から感光性平版印
刷版1m2当たり200mlの量で供給されるようにポンプ54
の送液量を調整した。また、循環水洗槽10に水を15l、
フィニシャー液槽14に上記不感脂化液を10l容れ、上記
感光性平版印刷版をポジ型、ネガ型交互に1日100枚現
像処理し、現像処理の稼働中、2時間毎に循環水洗水5
lを水洗水処理装置P3に送って再生処理する処理を1
カ月間繰り返した。水洗水処理装置P3における処理は
実施例1と同様に行った。その他は実施例1と同様の実
験を行い、感光性平版印刷版を1カ月間処理したとこ
ろ、実施例1と同様に汚れのない安定した処理ができ
た。
【0044】比較例 水洗水の水洗水処理装置P3による処理を行わない他は
実施例1と同様の実験を行ったところ、循環水洗槽10の
内面、水洗水が循環する配管の内側等に汚れが付着して
おり、水洗水中にも微小の固形分が浮遊しており、循環
水洗槽の清浄が必要であり、処理された版の版面にも微
小の汚れが点状に付着した。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、感光性平版印刷版の自
動現像機による処理において、比較的少量の水洗水を長
期間使用することができ、低コストの水洗水処理が可能
であり、また長期間水洗工程のメンテナンスの必要がな
く、手間がかからず、また、処理された版の汚れが無い
安定した処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する装置例の概略構成図であ
る。
【図2】本発明方法を実施する他の装置例の概略構成図
である。
【符号の説明】
1、P2 自動現像機 P3 水洗水処理装置 A1、A2 現像部 B 水洗部 C フィニシャー部 D 乾燥部 10 循環水洗槽 21 化学的処理槽 22 中和剤タンク 26 濾過助剤タンク 30 遠心濾過機 34 フィルタ 35 活性炭充填カラム 40 pH計 41 pHコントロール剤タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舩木 昌弘 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式 会社内 審査官 吉田 禎治 (56)参考文献 特開 昭64−50053(JP,A) 特開 昭57−158643(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/00 - 7/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環水洗工程を有する感光性平版印刷版
    の自動現像機で感光性平版印刷版を処理する方法におい
    て、循環水洗水の少なくとも一部を化学的処理し、化学
    的処理された水を再度循環水洗槽に戻し、併せて循環水
    洗槽中の水洗水のpHを8.0〜12.5の範囲にコン
    トロールすることを特徴とする感光性平版印刷版の処理
    方法。
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