JP3060021B2 - 乗り物内の抑制装置 - Google Patents
乗り物内の抑制装置Info
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- JP3060021B2 JP3060021B2 JP4005905A JP590592A JP3060021B2 JP 3060021 B2 JP3060021 B2 JP 3060021B2 JP 4005905 A JP4005905 A JP 4005905A JP 590592 A JP590592 A JP 590592A JP 3060021 B2 JP3060021 B2 JP 3060021B2
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- JP
- Japan
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- gas bag
- fold
- gas
- suppression device
- jacket portion
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R21/2334—Expansion control features
- B60R21/2342—Tear seams
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/239—Inflatable members characterised by their venting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗り物内の抑制装置に係
り、特に乗り物内の抑制装置のための膨脹ガスバッグに
関する。
り、特に乗り物内の抑制装置のための膨脹ガスバッグに
関する。
【0002】
【従来の技術】乗り物が衝突したとき、このようなガス
バッグは数ミリ秒の間に膨脹し、衝撃保護クッションと
して作用し搭乗者を保護する。搭乗者を最もよく保護す
るためには、ガスバッグを拡張する場合のガスバッグ射
出方向が、搭乗者が衝撃保護クッションの中心に突入す
るように、ほぼ着座位置の中央に向けられているべきで
ある。乗り物の型式によっては、ガスバッグの形状を、
完全に膨脹した状態において非対称形にすることが必要
である。ガスバッグの非対称性に起因する、ガスバッグ
を広げるときの射出方向の、座席位置の中心を指向する
理想射出方向からの偏差は、基本的には、乗り物内の抑
制装置全体の装備位置を適切にすることにより補償する
ことができる。しかし、乗り物内部の状態は、乗り物内
の抑制装置の位置に対し、僅かの限られた変更しか許容
しない。
バッグは数ミリ秒の間に膨脹し、衝撃保護クッションと
して作用し搭乗者を保護する。搭乗者を最もよく保護す
るためには、ガスバッグを拡張する場合のガスバッグ射
出方向が、搭乗者が衝撃保護クッションの中心に突入す
るように、ほぼ着座位置の中央に向けられているべきで
ある。乗り物の型式によっては、ガスバッグの形状を、
完全に膨脹した状態において非対称形にすることが必要
である。ガスバッグの非対称性に起因する、ガスバッグ
を広げるときの射出方向の、座席位置の中心を指向する
理想射出方向からの偏差は、基本的には、乗り物内の抑
制装置全体の装備位置を適切にすることにより補償する
ことができる。しかし、乗り物内部の状態は、乗り物内
の抑制装置の位置に対し、僅かの限られた変更しか許容
しない。
【0003】
【本発明の課題および課題を達成するための手段】本発
明は、乗り物内の抑制装置のための膨脹ガスバッグを、
搭乗者が衝撃保護クッションの中心に突入することを補
償するために、拡張時におけるガスバッグの射出方向を
乗り物内部の状態に応じて簡単な方法で必要に応じ最適
化出来るように、さらに発展させるという問題ないし課
題に基づいている。この課題ないし問題は、ガスバッグ
の壁に少なくとも1個の折り畳みが、2個の壁部分を折
り重ね、ガスバッグの内部を折り畳み部24の内部から
分離する分離線に沿って、保持手段を用いて互いに一緒
に係合されることにより形成され、また、該保持手段
が、ガスバッグ内圧が所定の値に達したときに折り畳み
が破れるような強度に決められている本発明によって解
決される。拡張時のガスバッグの射出方向は、1個の折
り畳み、または複数個の折り畳みの配置と寸法とにより
比較的広範囲にわたり制御することが出来る。他の望ま
しい効果としては、ガスバッグの膨脹長さと膨脹速度と
が共に減少されることである。折り畳みが破れない限
り、ガスバッグの周辺長さ、従って、射出方向の最大可
能膨脹距離が減少される。一度ガスバッグが所定の内圧
まで膨脹され、折り畳みが破れると、その後の膨脹は主
に、射出方向を横切る方向に起こる。この射出方向の追
加の膨脹は、元来の射出運動よりも遅い速度で生じる。
射出方向を望ましい方向にするために、1個または複数
個の折り畳みが、少なくともガスバッグの一側部または
周辺部に配置される。
明は、乗り物内の抑制装置のための膨脹ガスバッグを、
搭乗者が衝撃保護クッションの中心に突入することを補
償するために、拡張時におけるガスバッグの射出方向を
乗り物内部の状態に応じて簡単な方法で必要に応じ最適
化出来るように、さらに発展させるという問題ないし課
題に基づいている。この課題ないし問題は、ガスバッグ
の壁に少なくとも1個の折り畳みが、2個の壁部分を折
り重ね、ガスバッグの内部を折り畳み部24の内部から
分離する分離線に沿って、保持手段を用いて互いに一緒
に係合されることにより形成され、また、該保持手段
が、ガスバッグ内圧が所定の値に達したときに折り畳み
が破れるような強度に決められている本発明によって解
決される。拡張時のガスバッグの射出方向は、1個の折
り畳み、または複数個の折り畳みの配置と寸法とにより
比較的広範囲にわたり制御することが出来る。他の望ま
しい効果としては、ガスバッグの膨脹長さと膨脹速度と
が共に減少されることである。折り畳みが破れない限
り、ガスバッグの周辺長さ、従って、射出方向の最大可
能膨脹距離が減少される。一度ガスバッグが所定の内圧
まで膨脹され、折り畳みが破れると、その後の膨脹は主
に、射出方向を横切る方向に起こる。この射出方向の追
加の膨脹は、元来の射出運動よりも遅い速度で生じる。
射出方向を望ましい方向にするために、1個または複数
個の折り畳みが、少なくともガスバッグの一側部または
周辺部に配置される。
【0004】本発明の他の有利な発展形態においては、
互いに重ねられた折り畳みの壁部分の少なくとも1個
に、少なくとも1個の解放開口が形成されている。折り
畳みが破れるまでは、ガスバッグの内部から解放開口に
いたる通路は閉止されている。ガス透過繊維を使用する
か、ガスバッグの壁に解放開口を形成することにより、
ガスバッグを部分的にガス透過可能にすることは基本的
には既に知られている。ガスバッグからのガスの放出を
制御することは、搭乗者のガスバッグに対する衝撃を緩
和するために、エネルギー吸収容量を最適化することを
意図している。完全に開かれたガスバッグの場合には、
ガスバッグの壁を通してのガスの放出は、抑制作業の初
期段階、すなわち、ガスバッグによりエネルギー吸収が
未だ必要なく、逆に、衝撃の緩和が乗り物の圧壊自身に
より行われるために、ガスバッグが出来るだけ固いこと
が望まれる時においてすら起こるので、ガス発生器から
供給されるガスが適切な方法で使用されているとは言え
ない。しかし、本発明のガスバッグの好ましい実施例に
おいては、解放開口は、ガスバッグの内圧が所定の値に
達するまでの抑制動作の初期段階においては閉止されて
いる。解放開口は、ガスバッグ内のエネルギー吸収によ
る緩和効果が望まれる瞬間が到来する迄は、折り畳みの
破壊により開放されることはない。
互いに重ねられた折り畳みの壁部分の少なくとも1個
に、少なくとも1個の解放開口が形成されている。折り
畳みが破れるまでは、ガスバッグの内部から解放開口に
いたる通路は閉止されている。ガス透過繊維を使用する
か、ガスバッグの壁に解放開口を形成することにより、
ガスバッグを部分的にガス透過可能にすることは基本的
には既に知られている。ガスバッグからのガスの放出を
制御することは、搭乗者のガスバッグに対する衝撃を緩
和するために、エネルギー吸収容量を最適化することを
意図している。完全に開かれたガスバッグの場合には、
ガスバッグの壁を通してのガスの放出は、抑制作業の初
期段階、すなわち、ガスバッグによりエネルギー吸収が
未だ必要なく、逆に、衝撃の緩和が乗り物の圧壊自身に
より行われるために、ガスバッグが出来るだけ固いこと
が望まれる時においてすら起こるので、ガス発生器から
供給されるガスが適切な方法で使用されているとは言え
ない。しかし、本発明のガスバッグの好ましい実施例に
おいては、解放開口は、ガスバッグの内圧が所定の値に
達するまでの抑制動作の初期段階においては閉止されて
いる。解放開口は、ガスバッグ内のエネルギー吸収によ
る緩和効果が望まれる瞬間が到来する迄は、折り畳みの
破壊により開放されることはない。
【0005】
【実施例】本発明の他の特徴および利点は、数個の実施
例についての以下の説明および図面から明らかになろ
う。図1にほぼ完全に膨脹した状態で図解的に示され
た、乗り物内の抑制装置のガスバッグ10は、ガス発生
器16のハウジング14の開口12と連結されている。
ガスバッグ10は、1個の中央ジャケット部分18と2
個の側面部分20,22とから構成されている。側面部
分20に、ガスバッグのほぼ全高にわたり延びている折
り畳み部24が形成されている。前記折り畳み部24は
2個の重ねられた壁部分24a,24bから成ってい
る。折り畳み部24は、該折り畳み部24の内部からガ
スバッグ10の内部を分離する分離線26に沿って、重
ねた壁部分24a,24bを互いに結び付けるように保
持することにより形成される。示した実施例において
は、分離線26に沿ってシーム(seam)が置かれて
いるが、シームは刺し縫いでも、歪んだりジクザグした
形状でも構わない。このシームは、ガスバッグの所望の
挙動に適した正確に決められた引き裂き強度を有してい
る。分離線26に沿って走るシームの引き裂き強度を適
切に決めれば、折り畳み部24はガスバッグの内圧が所
定の値に達するまで閉止したままである。折り畳み部2
4の壁部分24bに開放開口30が形成されている。開
放開口30は、折り畳み部24が閉じられている限り何
の効果も持たない、というのは、折り畳み部24の内部
がガスバッグの内部から、分離線26に沿ったシームに
より分離されている限り、ガスバッグ10内部のガスが
開放開口30へ入ることが防止されているからである。
例についての以下の説明および図面から明らかになろ
う。図1にほぼ完全に膨脹した状態で図解的に示され
た、乗り物内の抑制装置のガスバッグ10は、ガス発生
器16のハウジング14の開口12と連結されている。
ガスバッグ10は、1個の中央ジャケット部分18と2
個の側面部分20,22とから構成されている。側面部
分20に、ガスバッグのほぼ全高にわたり延びている折
り畳み部24が形成されている。前記折り畳み部24は
2個の重ねられた壁部分24a,24bから成ってい
る。折り畳み部24は、該折り畳み部24の内部からガ
スバッグ10の内部を分離する分離線26に沿って、重
ねた壁部分24a,24bを互いに結び付けるように保
持することにより形成される。示した実施例において
は、分離線26に沿ってシーム(seam)が置かれて
いるが、シームは刺し縫いでも、歪んだりジクザグした
形状でも構わない。このシームは、ガスバッグの所望の
挙動に適した正確に決められた引き裂き強度を有してい
る。分離線26に沿って走るシームの引き裂き強度を適
切に決めれば、折り畳み部24はガスバッグの内圧が所
定の値に達するまで閉止したままである。折り畳み部2
4の壁部分24bに開放開口30が形成されている。開
放開口30は、折り畳み部24が閉じられている限り何
の効果も持たない、というのは、折り畳み部24の内部
がガスバッグの内部から、分離線26に沿ったシームに
より分離されている限り、ガスバッグ10内部のガスが
開放開口30へ入ることが防止されているからである。
【0006】ガス発生器16が作動すると、ガスバッグ
はハウジング14から射出され、拡張を始める。ほぼ完
全に拡張された状態において、ガスバッグは図1に示す
ような形態を有している。折り畳み部24は、ガスバッ
グ内圧が所定値に達するまで閉止されたままである。ガ
スバッグ内部において圧力が更に上昇すると、シームが
分離線26に沿って引き裂かれ、折り畳み部24が開放
される。同時に、ガスがガスバッグから解放開口30へ
と流入することが自由になる。いまやガスバッグは完全
に拡張され、ほぼ図3に示す形態になる。閉じられてい
る限り、側面部分20の側の折り畳み部24が、該側面
部分のガスバッグ出現方向における膨脹距離を短くす
る。反対側の側面部分22に同じような折り畳みが設け
られないならば、ガスバッグの膨脹方向は折り畳み部2
4の側方に向かって偏向される。このような折り畳みに
よって、ガスバッグの膨脹方向を約30度まで変化させ
得ることが知られている。この値は、不利なガスバッグ
据え付け条件下においてさえ、ガスバッグの膨脹方向を
訂正し、着座位置のほぼ中心に向かわせる(乗り物の座
席が、ガスバッグの長手方向の変位路上の中心に位置す
るようになる)ために充分である。折り畳み部24は、
折り畳みが閉止されている限り、折り畳みがガスバッグ
の周辺長さを減少させるので、ガスバッグの出現全距離
を短くする結果をもたらす。分離線26に沿うシームが
引き裂かれた後、ガスバッグを図3に示す状態に拡張さ
せる次の段階においては、その際、膨脹が主に出現方向
を横切る方向に起こるために、ガスバッグは前方へは、
ほんの僅か変移するだけである。かくて、折り畳み部2
4を設けることにより、ガスバッグの出現速度は拡張の
最終段階において減少されることも明らかである。ガス
バッグの射出方向を広範囲に制御できるという第1の所
望効果を別としても、折り畳み部24はさらに二つの非
常に望ましい効果、すなわち、ガスバッグの射出距離の
減少と、軸方向射出速度の減少とをもたらす。
はハウジング14から射出され、拡張を始める。ほぼ完
全に拡張された状態において、ガスバッグは図1に示す
ような形態を有している。折り畳み部24は、ガスバッ
グ内圧が所定値に達するまで閉止されたままである。ガ
スバッグ内部において圧力が更に上昇すると、シームが
分離線26に沿って引き裂かれ、折り畳み部24が開放
される。同時に、ガスがガスバッグから解放開口30へ
と流入することが自由になる。いまやガスバッグは完全
に拡張され、ほぼ図3に示す形態になる。閉じられてい
る限り、側面部分20の側の折り畳み部24が、該側面
部分のガスバッグ出現方向における膨脹距離を短くす
る。反対側の側面部分22に同じような折り畳みが設け
られないならば、ガスバッグの膨脹方向は折り畳み部2
4の側方に向かって偏向される。このような折り畳みに
よって、ガスバッグの膨脹方向を約30度まで変化させ
得ることが知られている。この値は、不利なガスバッグ
据え付け条件下においてさえ、ガスバッグの膨脹方向を
訂正し、着座位置のほぼ中心に向かわせる(乗り物の座
席が、ガスバッグの長手方向の変位路上の中心に位置す
るようになる)ために充分である。折り畳み部24は、
折り畳みが閉止されている限り、折り畳みがガスバッグ
の周辺長さを減少させるので、ガスバッグの出現全距離
を短くする結果をもたらす。分離線26に沿うシームが
引き裂かれた後、ガスバッグを図3に示す状態に拡張さ
せる次の段階においては、その際、膨脹が主に出現方向
を横切る方向に起こるために、ガスバッグは前方へは、
ほんの僅か変移するだけである。かくて、折り畳み部2
4を設けることにより、ガスバッグの出現速度は拡張の
最終段階において減少されることも明らかである。ガス
バッグの射出方向を広範囲に制御できるという第1の所
望効果を別としても、折り畳み部24はさらに二つの非
常に望ましい効果、すなわち、ガスバッグの射出距離の
減少と、軸方向射出速度の減少とをもたらす。
【0007】第4の非常に重要な効果は、解放開口30
が折り畳み部24の状態によって制御され得ることであ
る。それは、折り畳み部24が閉じられている間は閉止
されたままである。従って、ガスバッグがほぼ完全に拡
張されるまでガスが失われることはない。ガスバッグは
抑制作動の初期段階においては所望の大きさの固さを有
している。解放開口30が自由になるのは、折り畳み部
24が開き、ガスバッグが完全に拡張された後だけであ
る。この抑制作動段階においては、乗り物の圧壊移動は
使い果たされていることがあり、その場合、衝撃を緩和
するエネルギー吸収はガスバッグによってだけ可能であ
る。
が折り畳み部24の状態によって制御され得ることであ
る。それは、折り畳み部24が閉じられている間は閉止
されたままである。従って、ガスバッグがほぼ完全に拡
張されるまでガスが失われることはない。ガスバッグは
抑制作動の初期段階においては所望の大きさの固さを有
している。解放開口30が自由になるのは、折り畳み部
24が開き、ガスバッグが完全に拡張された後だけであ
る。この抑制作動段階においては、乗り物の圧壊移動は
使い果たされていることがあり、その場合、衝撃を緩和
するエネルギー吸収はガスバッグによってだけ可能であ
る。
【0008】図4から図6の実施例は、図1から図3の
実施例とは、折り畳み部24が側面部分にではなくジャ
ケット部分18に配置されている点で本質的に相違して
いる。さらに、折り畳み部24がジャケット部分18の
下方部に配置されているため、ガスバッグの膨脹方向は
下方へ偏向されている。この実施例では解放開口は示さ
れていないが、必要に応じ設けてもよい。折り畳み部2
4はジャケット部分の全幅にわたり延びている。本実施
例においても、折り畳み部24の重ねられた壁部分24
a,24bは分離線26に沿いシームにより結合されて
いる。
実施例とは、折り畳み部24が側面部分にではなくジャ
ケット部分18に配置されている点で本質的に相違して
いる。さらに、折り畳み部24がジャケット部分18の
下方部に配置されているため、ガスバッグの膨脹方向は
下方へ偏向されている。この実施例では解放開口は示さ
れていないが、必要に応じ設けてもよい。折り畳み部2
4はジャケット部分の全幅にわたり延びている。本実施
例においても、折り畳み部24の重ねられた壁部分24
a,24bは分離線26に沿いシームにより結合されて
いる。
【0009】図示していない他の実施例においては、折
り畳みの重ねられた壁部分は、他の適当な保持手段によ
り互いに接着されているが、重要な点は該保持手段が、
ガスバッグの内圧が所定の値に達したときに引き裂かれ
るように強度を決められていることだけである。
り畳みの重ねられた壁部分は、他の適当な保持手段によ
り互いに接着されているが、重要な点は該保持手段が、
ガスバッグの内圧が所定の値に達したときに引き裂かれ
るように強度を決められていることだけである。
【図1】ほぼ完全に膨脹されたガスバッグの概略透視
図。
図。
【図2】図1に示したガスバッグの、図1の線II−IIに
沿う部分の拡大詳細図。
沿う部分の拡大詳細図。
【図3】図1に示したガスバッグの、完全に膨脹した状
態における概略透視図。
態における概略透視図。
【図4】ガスバッグの他の実施例における、上記と類似
の図。
の図。
【図5】ガスバッグの他の実施例における、上記と類似
の図。
の図。
【図6】ガスバッグの他の実施例における、上記と類似
の図。
の図。
10 ガスバッグ 16 ガス発生器 18 ジャケット部分 20,22 側面部分 24 折り畳み部 24a,24b 壁部分 26 分離線 30 解放開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス キセンドルファー ドイツ連邦共和国ギュンズブルグ,ミュ ールガッセ 19 (56)参考文献 特開 平2−220943(JP,A) 特開 平2−20458(JP,A) 特公 昭52−4371(JP,B2) 特公 昭46−32092(JP,B1) 米国特許4186941(US,A) 米国特許3990726(US,A)
Claims (8)
- 【請求項1】 乗り物内の抑制装置であって、ガス発生
器(16)と、膨脹可能なガスバッグ(10)とを含
み、該ガスバッグ(10)の2個の壁部分(24a,2
4b)を折り重ね、該ガスバッグ(10)の内部を折り
畳み部(24)の内部から分離する分離線(26)に沿
って、該2個の壁部分(24a,24b)を保持手段に
よって相互係合状態に一緒に保持することにより前記ガ
スバッグ(10)の壁に少なくとも1個の前記折り畳み
部(24)が形成されており、前記保持手段は、該ガス
バッグ(10)の内圧が所定の大きさになった場合に前
記折り畳み部(24)が開かれるべくその係合状態が解
除されるような強度を有しており、前記ガスバッグ(1
0)を膨脹させるために前記ガス発生器(16)によっ
て与えられるガス圧が、前記内圧の所定の大きさを越え
ている、前記抑制装置において、 前記ガスバッグ(10)は完全に膨張された状態で非対
称の形態を有しており、前記ガスバッグ(10)は乗り
物の搭乗者の座席位置に対して偏心して配置されてお
り、拡張時の該ガスバッグ(10)の偏心した膨張方向
は、適切に位置決めされた前記折り畳み部(24)によ
って調整されて、この膨張方向が前記座席位置の中心に
向けられるようになっている ことを特徴とする抑制装
置。 - 【請求項2】 前記保持手段が、前記分離線(26)に
沿って配置された少なくとも1個のシームにより形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の抑制装置。 - 【請求項3】 前記保持手段が接着結合であることを特
徴とする請求項1または2に記載の抑制装置。 - 【請求項4】 前記ガスバッグは、ジャケット部分(1
8)と、該ジャケット部分(18)に縫い合わされた2
つの側面部分(20,22)とで構成され、少なくとも
1つの折り畳み部(24)が前記ジャケット部分(1
8)に配置されている請求項1から3までのいずれか1
つの項に記載の抑制装置。 - 【請求項5】 前記折り畳み部(24)が前記ジャケッ
ト部分(18)の全幅にわたって延びている請求項4に
記載の抑制装置。 - 【請求項6】 前記少なくとも1つの折り畳み部(2
4)が前記側面部分(20,22)のうちの1つ(2
0)に配置され、該折り畳み部(24)は、少なくと
も、その1つの側面部分(20)のほぼ全高さにわたっ
て延びている請求項4または5に記載の抑制装置。 - 【請求項7】 互いに折り重ねられた前記折り畳み部
(24)の壁部分(24a,24b)のうちの少なくと
も1つに、少なくとも1つの解放開口(30)が形成さ
れている請求項1から6までのいずれか1つの項に記載
の抑制装置。 - 【請求項8】 ガスバッグ(10)内部を折り畳み部
(24)内部から分離している分離線(26)が、折り
畳みを解放するときのガスバッグの射出方向に対し横方
向に向いている請求項1から6までのいずれか1つの項
に記載の抑制装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4101286A DE4101286A1 (de) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | Aufblasbarer gassack fuer rueckhaltesysteme in fahrzeugen |
DE41012860 | 1991-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04306147A JPH04306147A (ja) | 1992-10-28 |
JP3060021B2 true JP3060021B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=6423211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4005905A Expired - Fee Related JP3060021B2 (ja) | 1991-01-17 | 1992-01-16 | 乗り物内の抑制装置 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5333903A (ja) |
EP (1) | EP0495409B1 (ja) |
JP (1) | JP3060021B2 (ja) |
CN (1) | CN1063649A (ja) |
CZ (1) | CZ282317B6 (ja) |
DE (2) | DE4101286A1 (ja) |
ES (1) | ES2032738T3 (ja) |
HU (1) | HUT60198A (ja) |
PL (1) | PL293166A1 (ja) |
RU (1) | RU2041085C1 (ja) |
Families Citing this family (66)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MX9304559A (es) * | 1992-09-01 | 1994-03-31 | Morton Int Inc | Cuerdas con costuras rascables para cojin de bolsa inflable. |
US5308113A (en) * | 1992-10-09 | 1994-05-03 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Airbag inflation-controlling member |
DE69400970T2 (de) * | 1993-03-11 | 1997-04-10 | Morton Int Inc | Beifahrerluftsack mit gesteuerter Entfaltung |
US5395134A (en) * | 1993-04-02 | 1995-03-07 | Morton International, Inc. | Passenger side air bag with controlled deployment |
US5478111A (en) * | 1993-08-11 | 1995-12-26 | Morton International, Inc. | Dynamic burn vents for the cushion of an air bag module |
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