JP3051143B2 - 車両ブレーキ装置 - Google Patents

車両ブレーキ装置

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JP3051143B2
JP3051143B2 JP2208305A JP20830590A JP3051143B2 JP 3051143 B2 JP3051143 B2 JP 3051143B2 JP 2208305 A JP2208305 A JP 2208305A JP 20830590 A JP20830590 A JP 20830590A JP 3051143 B2 JP3051143 B2 JP 3051143B2
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    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主ブレーキシリンダ、車輪ブレーキ及び、
主ブレーキシリンダと車輪ブレーキとの間に組み込まれ
たスキッドコントロール装置を備えた車両ブレーキ装置
であって、スキッドコントロール装置がスキッドコント
ロール弁装置を有しており、スキッドコントロール弁装
置が主ブレーキシリンダ、車輪ブレーキ及び、戻しポン
プの入口に接続されており、戻しポンプの出口が減衰室
及び減衰絞りに接続されており、減衰絞りがスキッドコ
ントロール弁装置及び、該スキッドコントロール弁装置
と主ブレーキシリンダとの間に組み込まれてスキッドコ
ントロール運転中に制御され少なくとも部分的に閉鎖可
能な弁装置に連通しており、スキッドコントロール運転
中に制御され少なくとも部分的に閉鎖可能な弁装置が減
衰室から該減衰室の下流側に配置された減衰絞りによっ
て空間的に分離して配置されており、逆止弁を設けてあ
り、該逆止弁が車輪ブレーキとスキッドコントロール弁
装置との間に接続されて車輪ブレーキからの圧力によっ
て開放可能であって車輪ブレーキ負荷軽減弁を形成して
いる形式のものに関する。
DE−OS第3107963号公報に記載の車両ブレーキ装置に
おいては、主ブレーキシリンダから延びるブレーキ導管
内に組み込まれた弁が方向制御弁として構成されてお
り、この方向制御弁が主ブレーキシリンダからの圧力を
用いて車輪ブレーキの方向に開くようになっている。方
向制御弁を迂回して、圧力補償され絞り作用を生ぜしめ
るバイパスが延びている。このバイパスはブレーキペダ
ルを開放した後に車輪ブレーキシリンダ内の圧力を完全
に低下させるようにしようとするものである。安全性の
理由から逆止弁が閉鎖ばねを用いて構成されており、こ
の閉鎖ばねが車輪ブレーキシリンダの完全な放圧を妨げ
ている。ブレーキ導管内に組み込まれた方向制御弁がス
キッドコントロール運転中に戻しポンプからの圧力衝撃
を主ブレーキシリンダから遠ざけている。これによって
ブレーキペダルの運動、ひいては運転者の足への衝撃が
避けられる。スキッドコントロール運転中に車輪ブレー
キから取り除こうとするすべての圧力媒体が高蓄圧器内
に受容されるので、高蓄圧器は欠点として大きく、重く
かつ高価である。
DE−OS第2643860号公報により公知の車両ブレーキ装
置は戻しポンプを有しており、戻しポンプの出口が減衰
室と連通していて、かつ減衰室の下流側に配置された絞
りを介して主ブレーキシリンダ及びスキッドコントロー
ル弁装置に接続されている。絞りと組み合わせた減衰室
によって戻しポンプからの振動が妨げにならない程度に
減衰される。しかしながら欠点として、絞りを通って流
れる圧力媒体量が車輪ブレーキによって受容されない場
合にブレーキペダル行程を大きくする。このことが運転
者に不快感を与え、ブレーキペダルを部分的にゆるめる
ことになる。
従って本発明の目的は、戻しポンプから吐出された圧
力媒体が不都合に主ブレーキシリンダ内に達して、ブレ
ーキペダルを不都合に出発位置の方向へ押し戻さないよ
うにすると共に、車輪ブレーキのブレーキ圧力を急速に
逃がすことができるようにすることである。
この目的を達成するために本発明の構成では、車輪ブ
レーキ負荷軽減弁を形成している逆止弁が、スキッドコ
ントロール運転中に制御され少なくとも部分的に閉鎖可
能な弁装置をバイパスして主ブレーキシリンダに接続さ
れており、スキッドコントロール運転開始時に制御装置
によって接続可能な電動モータが戻しポンプの電気機械
式の直接的な駆動のために設けられている。
本発明の前記構成に基づき利点として、スキッドコン
トロール運転中の主ブレーキシリンダへの逆作用が安価
な手段で減少せしめられ、ブレーキペダルがわずかにし
か戻されない。さらに別の利点として、スキッドコント
ロール運転中に車輪ブレーキ内にブレーキ圧力を再び生
ぜしめるために主ブレーキシリンダから車輪ブレーキへ
圧力媒体が絞られて供給される。
特許請求の範囲第2項に記載の構成によって、制御可
能な弁が既に存在する電磁弁及び絞りに関連して簡単に
形成される。さらに有利には、通常のブレーキングの開
始時に車輪ブレーキ内のブレーキ圧力が停滞なく上昇す
るのに対して、スキッドコントロール運転中はブレーキ
圧力を再び部分的に若しくは完全に生ぜしめるために圧
力媒体が主ブレーキシリンダから、不都合に迅速な圧力
上昇を避けるために絞られて車輪ブレーキへ流れるよう
になっている。特許請求の範囲第3項に記載の構成によ
って、弁が付加的に戻しポンプの吐出圧力によって制御
可能な絞りとして作用する。特許請求の範囲第4項に記
載の構成により利点として、例えばアイスバーン状態の
走行路上で運転者によって意図的に低く選ばれたブレー
キ圧力によるブレーキングに際し場合によっては生じる
ブレーキペダル戻しが、絞りに基づき比較的短かい戻し
距離で十分に認識できる。特許請求の範囲第5に項記載
の構成によって、低いブレーキ圧力、ひいては小さいペ
ダル力で運転者が、導入するスキッドコントロール運転
の十分に明瞭な指示を受け取る。特許請求の範囲第6項
に記載の構成によって、流過断面が開かれたままであ
り、これによって主ブレーキシリンダと車輪ブレーキと
の間若しくは戻しポンプと主ブレーキシリンダとの間の
連続的な圧力補償が行われる。特許請求の範囲第7項の
構成により、車両ブレーキ装置の要求に対する良好な適
合が可能である。特許請求の範囲第8項に記載の構成に
より、ペダルへの逆作用が早期に減少せしめられる。特
許請求の範囲第9項に記載の構成によって、弁が確実に
出発位置へ戻される。このことは弁開放ばねが故障した
場合に特に有利である。さらに主ブレーキシリンダ内の
圧力を意図的に上昇させる際に弁に大きな流過断面が与
えられる。特許請求の範囲第10項に記載の構成によっ
て、戻しポンプの過負荷が避けられる。特許請求の範囲
第11項記載の構成により、ポンプ保護弁の開放圧力が主
ブレーキシリンダ内に生じる圧力に無関係である。特許
請求の範囲第12項記載の構成によって、安価なポンプ保
護弁が得られ、簡単な構造に基づき故障が確実に避けら
れる。特許請求の範囲第13項に記載の構成によって、こ
れまでに製作されたスキッドコントロール装置を使用し
た状態でペダルへの逆作用が経済的に減少させられる。
特許請求の範囲第14項記載の構成によって、ブレーキン
グの開始に際し主ブレーキシリンダから減衰装置への圧
力媒体の流入が避けられる。
実施例 第1図に示すブレーキ装置2はブレーキペダル3、ブ
レーキ倍力装置4、ブレーキ倍力装置4に配置された主
ブレーキシリンダ5、ブレーキ回路I及びII、ブレーキ
回路Iに配属された車輪ブレーキ6,7、並びにスキッド
コントロール装置9を有している。
ブレーキ回路IIにも同じようにスキッドコントロール
装置を配属してあるが、スキッドコントロール装置及び
所属の車輪ブレーキは図面を見やすくするために図示し
てない。スキッドコントロール装置9は両方の車輪ブレ
ーキ6,7に対して共通のスキッドコントロール弁装置1
0、低蓄圧器11、戻しポンプ12、減衰室13、減衰絞り1
4、逆止弁15、電気制御可能な2ポート2位置弁16、バ
イパス絞り17及び、逆止弁として構成された車輪ブレー
キ負荷軽減弁18、制御装置19、並びに車輪回転数センサ
20,21を有している。スキッドコントロール弁装置10は
実施例では示してあるように、3ポート3位置電磁弁と
して構成されており、第1の接続部22は2ポート2位置
弁16及びブレーキ導管8を介して主ブレーキシリンダ5
からブレーキ圧を供給されるようになっており、第2の
接続部23は車輪ブレーキ6,7に接続されており、第3の
接続部24は低蓄圧器11並びに戻しポンプ12の入口25に接
続されている。このような3ポート3位置電磁弁の代わ
りに、簡単に構成された例えば2ポート2位置電磁弁を
組み合わせて使用することも当業者にとって可能なこと
である。戻しポンプ12は入口弁26、出口弁27、及び入口
弁と出口弁との間に配置されたポンプ部材28を有してお
り、ポンプ部材は実施例では公知であって図示してない
シリンダ、該シリンダ内を移動可能なピストン並びに偏
心体から成っており、偏心体が電動モータ29によって駆
動されるようになっている。戻しポンプ12は出口弁27の
下流側に出口30を有しており、この出口は減衰室13並び
に減衰絞り14に接続されている。減衰室13は、DE−OS26
43860号公報に記載の形式で中空室として金属製のケー
シング内に形成されていてよい。減衰室13は任意の別の
形式で例えばピストン貯蔵室若しくはダイヤフラム貯蔵
室として形成されていてもよい。減衰絞り14の下流側に
逆止弁15が接続されている。逆止弁15はスキッドコント
ロール弁装置10の第1の接続部22並びにバイパス絞り17
に接続されている。バイパス絞り17はブレーキ回路Iの
ブレーキ導管8を介して常に主ブレーキシリンダに接続
されている。バイパス絞り17は2ポート2位置弁16を迂
回するバイパスを形成しており、2ポート2位置弁は正
常運転状態では主ブレーキシリンダ5をスキッドコント
ロール弁装置10の第1の接続部22に接続しているのに対
して、スキッドコントロール状態では遮断している。
スキッドコントロール弁装置10の基準位置では第1の
接続部22と第2の接続部23とが接続されており、主ブレ
ーキシリンダ5若しくは戻しポンプ12から吐出された圧
力媒体が車輪ブレーキ6,7に流入できる。車輪ブレーキ
負荷軽減弁18が車輪ブレーキ6,7と主ブレーキシリンダ
5との間に接続されていて、車輪ブレーキ6,7と主ブレ
ーキシリンダ5との間の所定の圧力差に基づき開くよう
になっている。車輪ブレーキ6,7内の残留圧力は、車輪
ブレーキ負荷軽減弁の主ブレーキシリンダ5側に設けら
れたばね30の力に関連している。
制御装置19は、少なくとも一方の車輪回転数センサ20
若しくは21が信号を送ると車輪回転数センサ20及び21か
らの車輪回転数信号を受け取り、制御信号を発信するよ
うに構成されていて、2ポート2位置弁16、スキッドコ
ントロール弁装置10及び電動モータ29を制御する。
車両ブレーキ装置の機能 ブレーキペダル3の操作されていない状態では、スキ
ッドコントロール弁装置10及び2ポート2位置弁16は図
示の基準位置を占めている。ブレーキペダル3の操作に
基づきブレーキ倍力装置4及び主ブレーキシリンダ5に
よって、ブレーキ導管8、2ポート2位置弁16及びスキ
ッドコントロール弁装置10を通ってブレーキ圧力が車輪
ブレーキ6,7内に達する。車輪ブレーキ6,7に所属する車
輪と走行路面との間に十分な摩擦接続が生じている場合
には、スキッドコントロール装置9は作動せしめられな
いままである。
ブレーキペダル3が強く踏み込まれ、若しくは摩擦接
続が低下して、制御装置19が車輪回転数センサ20,21か
らのセンサ信号の結果に基づき車輪ロックの恐れを検出
すると、制御装置9はスキッドコントロール弁装置10を
第2の切り換え位置へ制御して、第2の接続部23が第3
の接続部24と接続される。これに基づき、圧力媒体量が
車輪ブレーキ6,7から低蓄圧器11内へ流れ、車輪ブレー
キ6,7内の圧力が降下する。制御装置19がポンプ部材の
電動モータ29を接続し、従って低蓄圧器11から入口25及
び入口弁26を通ってポンプ部材に到来する圧力媒体量が
出口弁27及び出口30を介して減衰絞り14の方向へ吐出さ
れる。減衰絞り14が公知の形式で流動抵抗を生ぜしめる
ので、減衰室13内の圧力が増大し、この場合戻しポンプ
12の出口30を通過する少なくとも一部分の媒体量が減衰
室13内へ流入する。付加的に制御装置19が2ポート2位
置弁16を閉鎖位置へ切り換える。この結果、戻しポンプ
12の出口20が今やもっぱらバイパス絞り17を介して主ブ
レーキシリンダ5に接続されている。他方では出口30は
スキッドコントロール弁装置10の第1の接続部22に接続
されている。スキッドコントロール弁装置10の第2の切
り換え位置では、第1の接続部22と第2の接続部23とは
互いに遮断されている。従って、戻しポンプ12の出口30
を通過した圧力媒体量は減衰室13内へかつ絞られて主ブ
レーキシリンダ5内へ流入し、主ブレーキシリンダがブ
レーキペダル3を出発位置の方向へ移動させる。このこ
とは運転者の踏み力に抗して行なわれる。減衰室13が大
きく構成されていればいるほど、ブレーキペダル3はわ
ずかにしか移動させられない。
制御装置9が車輪の回転加速に基づきロックの恐れの
取り除かれたことを検出すると、制御装置9はスキッド
コントロール弁装置10を基準位置へ戻し、ほぼ減衰室13
から圧力媒体量が車輪ブレーキ6,7内へ流れ、そこでブ
レーキ圧力を上昇させる。この場合に減衰室13内の圧力
媒体量が消費されつくすと、主ブレーキシリンダ5から
圧力媒体量がバイパス絞り17を通って車輪ブレーキ6,7
へ流れる。スキッドコントロール装置9によって、ブレ
ーキスリップの不都合に強められようとすることが検出
されると、スキッドコントロール装置はスキッドコント
ロール弁装置10をまず第1の制御位置へ切り換え、この
制御位置では第2の接続部23が第1の接続部22及び第3
の接続部24に対して遮断されており、若しくはスキッド
コントロール弁装置を第2の制御位置に切り換え、この
制御位置は圧力を降下させる。最初に述べた例(第1の
制御位置)では引き続くブレーキ圧力上昇が車輪ロック
の恐れの拡大を避けるために阻止される。第2の例(第
2の制御位置)では車輪ロックが完全に防止される。
スキッドコントロール弁装置10が偶然に第1の制御位
置を占めていて、車輪ブレーキ6,7からブレーキ圧力を
放出できない場合には、ブレーキングはブレーキペダル
3をゆるめることによって終えられる。この場合には逆
止弁18がばね31の力に抗して車輪ブレーキ6,7と主ブレ
ーキシリンダ5との間の十分に大きな圧力差に基づき開
く。スキッドコントロール装置19がスキッドコントロー
ル運転を終了すると、スキッドコントロール弁装置10及
び2ポート2位置弁16が図示の基準位置へ戻される。そ
の結果、ブレーキ装置は通常のブレーキ行程を実施でき
るようになる。
第2図に示す本発明の第2実施例の車両ブレーキ装置
2aは、ブレーキ導管8とスキッドコントロール弁装置10
との間に液圧的に制御可能な2ポート2位置弁16aを配
置してあることによって第1図に示す実施例と異なって
いる。液圧的に制御可能な2ポート2位置弁16aは公知
の形式で構成されていてよく、かつ制御入力部32を有し
ている。この制御入力部32は制御管路33を介して有利に
は減衰室13に接続されている。減衰室13が既に述べたよ
うにケーシングユニット(図示せず)内の中空室として
構成され、かつ2ポート2位置弁16aがケーシングユニ
ットとまとめられていると、例えば制御管路33が2ポー
ト2位置弁16aと減衰室13との間の何かある接続孔によ
って形成される。もちろん、制御管路33を戻しポンプ12
の出口弁27と減衰絞り14との間の別の箇所に導くことも
可能である。いずれの場合にも2ポート2位置弁16aを
閉鎖するために必要な制御圧力は、戻しポンプによって
減衰絞り14を介して十分な吐出出力を生ぜしめることに
よって形成される。
2ポート2位置弁16aが戻しポンプ28の接続によっ
て、かつ出口弁27の下流側に圧力を形成するために役立
つ低蓄圧器11からの圧力媒体を用いて液圧的に閉鎖位置
へ制御されることに基づき、スキッドコントロール装置
19aが第1図の実施例のスキッドコントロール装置19と
同じように簡単に構成できる。簡単な構成によって、ケ
ーブル接続が、第1実施例の電動モータ29と2ポート2
位置弁16との同時の接続のための1つの制御信号を共通
の出口段部(図示せず)の使用の下で活用する場合には
省略される。
通常のブレーキングにおいては、第2実施例の車両ブ
レーキ装置は第1実施例の車両ブレーキ装置と同じよう
に作動する。スキッドコントロール運転においては、ブ
レーキペダル3への逆作用を減少させるために設けられ
た2ポート2位置弁16aが戻しポンプ12によって液圧的
に制御される。2ポート2位置弁16aの閉じられている
場合には、バイパス絞り17が戻しポンプ12の出口30と主
ブレーキシリンダ5との間若しくは主ブレーキシリンダ
5とスキッドコントロール弁装置10との間の絞られた圧
力、媒体流を許すようになっている。
第3図に示す本発明の第3実施例は、開閉弁として構
成された弁16aの代わりに比例動作弁16bが設けられてい
ることによって、第2図の第2実施例と異なっている。
比例動作弁16bは制御シリンダ35及び弁室36並びに弁座3
7を備えたケーシング34、制御シリンダ35内で移動可能
な制御ピストン38、この制御ピストンに結合された操作
ロッド39、閉鎖体40及び開放ばね41を有している。閉鎖
体40は弁室36内に配置されていて弁座37に向けられてい
る。制御ピストン38は操作ロッド39を介して閉鎖体40に
堅く連結されている。開放ばね41は弁室36内に組み込ま
れ、操作ロッド39に係合して閉鎖体40を弁座37から離し
て開放方向へ負荷し、かつ制御ピストン38の基準位置を
規定している。第1の接続部42を介して弁室36が主ブレ
ーキシリンダ5に接続されている。弁座37と連通する第
2の接続部43を介して比例動作弁16bがスキッドコント
ロール弁装置10並びに逆止弁15に接続されている。従っ
て、戻しポンプ12が減衰絞り14を通して圧力媒体を弁座
37の方向へ吐出する。同じく戻しポンプ12の出口30に第
3の接続部44を介して制御シリンダ35が接続されてい
る。
有利には、操作ロッド39の直径が弁座37の、閉鎖体40
と接触する箇所の直径とほぼ同じ大きさに選ばれてい
る。これによって第1の接続部42に関連して、比例動作
弁16bが閉鎖位置にある場合にほぼ圧力補償されてい
る。
有利には開放ばね41は弁室36内に組み込まれた後に所
定のばね応力を有しているように寸法を規定してあり、
このばね応力の克服のために制御ピストン38が30バール
(許容誤差を含む)の圧力で負荷されねばならないよう
になっている。戻しポンプ12が接続され、かつ低蓄圧器
11内に十分な圧力媒体が供給されると、閉鎖体40が弁座
の方向へ運動させられる。この場合、開放ばね41が付加
的に圧縮されねばならないので、比例動作弁16bの完全
な閉鎖のためには制御シリンダ35内の前記圧力より大き
な圧力が必要である。開放ばね41のばね剛性の適当な選
択によって、戻しポンプ12から制御シリンダ35内へ供給
される圧力の上昇に際し60バール(許容誤差を含む)の
圧力高さで比例動作弁16bが完全に閉じられる。明らか
なように、比例動作弁はそれぞれのスキッドコントロー
ル過程を生ぜしめる所与に関連して戻し圧力の上昇に際
し、弁座37と閉鎖体40との間の貫通断面を常に連続的に
縮小させるようになっている。さらに明らかなように、
ブレーキペダル3へもっぱら軽い力作用を生ぜしめよう
とする低い戻し圧力で比例動作弁16bが実質的に完全に
開いている。低い戻し圧力は一般に低いブレーキ圧力を
もたらし、その結果ブレーキペダル運動が短くなる。高
い戻し圧力を生ぜしめるような高いブレーキ圧力が形成
される場合には、大きな圧力媒体量が関与させられる。
この大きな圧力媒体量は比例動作弁16b内の制御された
絞り作用に基づき強く絞られて主ブレーキシリンダ5内
へ流入する。従ってブレーキペダル3の出発位置の方向
への不都合な運動が避けられる。もちろん、減衰室13が
主ブレーキシリンダ5内への流入を阻止された圧力媒体
量を付加的に受容しなければならない。これによって減
衰室13内で圧力が増大し、高い駆動圧力が減衰絞り14内
に作用するので、比例動作弁16bの継続する閉鎖によっ
てブレーキペダル3の不都合な運動がさらに避けられ
る。
第3図の実施例においては、第2図に示す第2実施例
のバイパス絞り17が選択的に所定の配置形式で用いられ
得る。これによって戻しポンプ12と主ブレーキシリンダ
5との間に残留横断面が形成されており、この残留横断
面は実験によって適合せしめられる。他方では弁座37を
バイパス絞り17の別個の組み込みが省略されるように構
成することもできる。
実施例は1つのスキッドコントロール弁装置10及びこ
のスキッドコントロール弁装置に接続された2つの車輪
ブレーキ6,7に関連して説明してある。従って、記載の
スキッドコントロール装置9,9aは単路のブレーキ圧調整
器を成している。このような単路のブレーキ圧調整器は
有利には後車輪ブレーキの一緒の圧力調整のために用い
られる。ブレーキ回路が単路で構成されていない場合に
は2つのスキッドコントロール弁装置10が設けられ、当
業者の通常の知識に基づきブレーキ回路内に2つの調整
通路が設けられる。これによって例えば前車輪の左側の
車輪ブレーキと右側の車輪ブレーキとにそれぞれ個別に
適したブレーキ圧力が供給できる。さらに、一方の調整
通路を例えば前車輪の一方の車輪ブレーキにかつ他方の
調整通路を後車輪の対角線上に位置する車輪ブレーキに
接続することも可能である。
減衰室13の拡大に伴って逆止弁15の組み込みがいっそ
う重要になってくる。即ち、逆止弁は公知の形式で、ブ
レーキペダル3の作動時に主ブレーキシリンダ5から圧
力媒体を空の減衰室3内へ供給することを防止する。減
衰室内への圧力媒体の供給はブレーキペダル3の不都合
に長い運動距離をもたらすことになる。
第4図に示す第4実施例の車両ブレーキ装置2bは、同
じくブレーキペダル3、ブレーキ倍力装置4、主ブレー
キシリンダ5、少なくとも2つの車輪ブレーキ6,7、ブ
レーキ回路Iのためのブレーキ導管8及びスキッドコン
トロール装置9bを有している。
スキッドコントロール装置9bは、スキッドコントロー
ル弁装置10aが既に述べた形式で2つの2ポート2位置
電磁弁10b,10cから構成されていることによってスキッ
ドコントロール装置9と異なっている。この場合、2ポ
ート2位置電磁弁10bは通常は開いており、2ポート2
位置電磁弁10cが通常は閉じている。スキッドコントロ
ール弁装置10aには前述の実施例と類似して第1の接続
部22aが配属されている。この接続部は2ポート2位置
弁16に接続されている。スキッドコントロール弁装置10
aの第2の接続部23aはこの実施例では1つの車輪ブレー
キ6に接続されている。第3の接続部24aが低蓄圧器11
及び戻しポンプ12の入口25に接続されている。戻しポン
プ12の出口には十分な寸法の減衰室13が接続されてい
る。十分な寸法の減衰室13の下流側に減衰絞り14が設け
られており、この減衰絞りに第1の実施例の逆止弁15を
接続してあり、この逆止弁自体はスキッドコントロール
弁装置10aの第1の接続部22aに接続されている。しかし
ながら逆止弁15は既に述べた実施例に類似して付加的に
2ポート2位置弁16bに接続されている。2ポート2位
置弁16b自体はブレーキ回路Iのブレーキ導管8を介し
て主ブレーキシリンダ5に接続されている。車輪ブレー
キ6と主ブレーキシリンダ5との間にはばね31を備えた
車輪ブレーキ負荷軽減弁18が設けられている。
この実施例ではバイパス絞り17が2ポート2位置弁16
b内に組み込まれている。2ポート2位置弁16bは制御入
力部32aを有しており、この制御入力部は制御管路33aを
介して減衰絞り14に連通していて、戻しポンプ12の出口
30からの制御圧力を受ける。スキッドコントロール運転
中には、戻しポンプ12が接続されており、従って前述の
実施例に類似して制御圧力が2ポート2位置弁16bの制
御入力部31a内に達し、そこで絞られていない流過横断
面をバイパス絞り17aの横断面に切り換える。バイパス
絞り17aは例えば0,3から0,5mmの直径の絞り孔を有して
いてよい。
2ポート2位置弁16bを介して主ブレーキシリンダ5
から圧力媒体を供給される両方の車輪ブレーキ6,7のそ
れぞれ異なる大きさに応じて、かつ戻しポンプ12の選択
された吐出出力に応じて、バイパス絞り17aが容易に適
合させられる。
既に述べてあるように、2ポート2位置弁16bに第2
の車輪ブレーキ7が配属してある。この実施例では第2
の車輪ブレーキ7が固有のスキッドコントロール弁装置
10aを有している。従って、車輪ブレーキ7に車輪ブレ
ーキ負荷軽減弁18が配属されている。第2の車輪ブレー
キ内のブレーキ圧力を無関係に調整するための弁装置を
ブレーキ回路Iに配属することは容易なことであり、そ
の説明は省略する。
この実施例のブレーキ回路IIに別の車輪ブレーキ6a,7
aが所属している。類似の形式でこれらの車輪ブレーキ6
a,7aも同じく固有のスキッドコントロール弁装置10a、
固有の戻しポンプ12、固有の減衰室13、減衰絞り14、並
びにバイパス絞り17aの組み込まれた2ポート2位置弁1
6bを有している。
バイパス絞り17aのスキッドコントロール運転中に作
用は、前述の実施例のバイパス絞りに相応している。
スキッドコントロール装置9bは基準構造を成していて
よい。2ポート2位置弁16bが特別なブロック45内に取
り付けられていてよく、このブロックはスキッドコント
ロール装置9bに組み込まれてよい。これによって異なる
出力要求を満たすモジュール構造が得られる。
第5図に示す第5実施例の車両ブレーキ装置2cは同じ
くブレーキペダル3、主ブレーキシリンダ5及びブレー
キ回路I,IIを有している。ブレーキ回路Iに、第2図の
実施例と同じように2つの車輪ブレーキ6,7が所属して
おり、車輪ブレーキのブレーキ圧力が一緒にスキッドコ
ントロール弁装置10を用いて変化可能である。スキッド
コントロール弁装置10には同じく低蓄圧器11及び戻しポ
ンプ12が接続されている。戻しポンプ12の出口側に、十
分な寸法の減衰室13並びに減衰絞り14が配置されてい
る。この減衰絞りは逆止弁15を介してスキッドコントロ
ール弁装置10にも2ポート2位置弁16cにも接続されて
いる。
第4図の実施例と異なって、2ポート2位置弁16cは
第1の制御入力部32bと第2の制御入力部32cとを有して
いる。制御入力部32bは、第2図の実施例と同じように
制御管路33を介して減衰室13に接続されている。第2の
制御入力部32cはブレーキ導管8と連通ていて、ひいて
は主ブレーキシリンダ5の所属の部分に連通している。
バイパス絞り17aが第4図の実施例で述べたように組み
込まれている。2ポート2位置弁16cに配属された開放
ばね46は、制御入力部32bに供給される例えば10バール
の制御圧力が制御入力部32cの無圧の状態で2ポート2
位置弁16cを絞られない通常位置から絞り位置へ切り換
えるために十分であるように規定されており、絞り位置
ではもっぱらバイパス絞り17aが圧力媒体を流過させ
る。
あらたに、制御圧力が戻しポンプ12から減衰室13及び
制御管路33を通って2ポート2位置弁16cに導かれる
と、戻しポンプ12がスキッドコントロール運転を行える
ように接続される。主ブレーキシリンダ5内に形成され
た圧力が第2の制御入力部32cを介して、第1の制御入
力部32b内に生じる圧力に抗して作用し、その結果主ブ
レーキシリンダ5内の圧力が十分に高い場合には2ポー
ト2位置弁16cが開いた基準位置に戻される。これによ
って利点として、運転者が任意にスキッドコントロール
運転中に、主ブレーキシリンダ5内の圧力の上昇によっ
て車輪ブレーキ6,7に高いブレーキ圧力を供給できる。
このことはまず車両がすべりやすい走行路上を走行して
いて、スキッドコントロール機能が投入されており、次
いで付着力の高い走行路に進入する場合に行われる。2
ポート2位置弁16cにおいては開放ばね46の故障にもか
かわらず車両ブレーキ6及び7内の圧力の上昇が可能で
ある。
両方の制御入力部32b,32cを備えた2ポート2位置弁1
6cはもちろん既に述べた実施例及び次ぎに述べる実施例
においても使用できる。
既に述べた実施例と異なって第5図の実施例では戻し
ポンプ12と主ブレーキシリンダ5との間にポンプ保護弁
を設けてあり、このポンプ保護弁は第5図では圧力制御
弁47として構成されている。圧力制限弁47は、選ばれた
圧力が制御入力部48に生じると開く。制御圧力としては
戻しポンプ12の圧力が用いられる。このような圧力制限
弁においては利点として圧力制限が主ブレーキシリンダ
5内に目下どのような圧力が生じているかには無関係に
行われる。
第6図に示す第6実施例においては、ポンプ保護弁が
ばね50を備えた逆止弁49として構成されている。逆止弁
49としての構成に基づき、ポンプ保護弁が戻しポンプ12
の出口30と主ブレーキシリンダ5との間の所定の圧力差
の達成された際に開く。この圧力差はばね50の形状によ
って規定される。逆止弁49は著しく安価でかつ確実に作
動するので、戻しポンプ12が過負荷に対して経済的に保
護される。
戻しポンプ12の過負荷は、バイパス絞りが汚れに基づ
き多かれ少なかれ損なわれ、かつ主ブレーキシリンダ5
内に存在する圧力と戻しポンプ12から導かれる瞬間の戻
し圧力との間の圧力差が増大すればするほど生じる。
第7図に示す第7実施例の車両ブレーキ装置2eに配置
されたポンプ保護弁は圧力制限弁47として構成されてい
る。もちろん圧力制限弁47の代わりに、選択的に逆止弁
49が組み込まれてもよい。従って圧力媒体が出口30から
バイパス絞りを迂回して主ブレーキシリンダに導かれ、
戻しポンプ12の過負荷が避けられる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は第
1実施例の回路図、第2図は第2実施例の回路図、第3
図は第3実施例の断面図、第4図は第4実施例の回路
図、第5図は第5実施例の回路図、第6図は第6実施例
の回路図、及び第7図は第7実施例の回路図である。 2,2a及び2c……車両ブレーキ装置、3……ブレーキペダ
ル、4……ブレーキ倍力装置、5……主ブレーキシリン
ダ、6,6a,7及び7a……車輪ブレーキ、8……ブレーキ導
管、9,9a及び9b……スキッドコントロール装置、10及び
10a……スキッドコントロール弁装置、10b及び10c……
2ポート2位置電磁弁、11……低蓄圧器、12……戻しポ
ンプ、13……減衰室、14……減衰絞り、15……逆止弁、
16及び16a……2ポート2位置弁、16b……比例動作弁、
17及び17a……バイパス絞り、18……車輪ブレーキ負荷
軽減弁、19……制御装置、20及び21……車輪回転数セン
サ、22,23及び24……接続部、25……入口、26……入口
弁、27……出口弁、28……ポンプ部材、29……電動モー
タ、30……出口、31……ばね、32,32a,32b及び32c……
制御入力部、33及び33a……制御管路、34……ケーシン
グ、35……制御シリンダ、36……弁室、37……弁座、38
……制御ピストン、39……操作ロッド、40……閉鎖体、
41……開放ばね、42……接続部、43……接続部、44……
接続部、46……開放ばね、47……圧力制限弁、48……制
御入力部、49……逆止弁、50……ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギユンター・シユミツト ドイツ連邦共和国タム‐ホーエンシユタ ンゲ・バツクナン ガー・ヴエーク 13 (72)発明者 カジミール・シユトロームスキ ドイツ連邦共和国フイルダーシユタツト 1・アルテ・タールシユトラーセ 5 (72)発明者 アントン・ヴアン・ツアンテン ドイツ連邦共和国デイツツインゲン‐シ エツキンゲン・ヴアルトシユトラーセ 15‐2 (72)発明者 アルフレート・ジーグル ドイツ連邦共和国ゼルスハイム・ヴアル トエクシユトラーセ 8 (72)発明者 ハラールト・ヘルマン ドイツ連邦共和国ルードヴイヒスブル ク・ネツテルベツク シユトラーセ 18 (72)発明者 カール・フアイル ドイツ連邦共和国ウーインゲン・バルバ ロツサシユトラーセ 16‐2 (72)発明者 ハンス―イエールク・フエーズ ドイツ連邦共和国ビーテイヒハイム‐ビ シンゲン・ゼツツ インガー・ヴエーク 13‐3 (72)発明者 ヴオルフ‐デイーター・ヨーナー ドイツ連邦共和国バイルシユタイン・シ ユミツトハウゼン・ブルクウンダーシユ トラーセ 25 (72)発明者 ラインハルト・グートツアイト ドイツ連邦共和国シユツツトガルト31・ ホーエンフリートベルガーシユトラーセ 28 (56)参考文献 特開 平1−111557(JP,A) 実開 昭61−24353(JP,U) 実開 昭61−200760(JP,U) 実開 昭61−87766(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/48

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主ブレーキシリンダ、車輪ブレーキ及び、
    主ブレーキシリンダと車輪ブレーキとの間に組み込まれ
    たスキッドコントロール装置を備えた車両ブレーキ装置
    であって、スキッドコントロール装置がスキッドコント
    ロール弁装置を有しており、スキッドコントロール弁装
    置が主ブレーキシリンダ、車輪ブレーキ及び、戻しポン
    プの入口に接続されており、戻しポンプの出口が減衰室
    及び減衰絞りに接続されており、減衰絞りがスキッドコ
    ントロール弁装置及び、該スキッドコントロール弁装置
    と主ブレーキシリンダとの間に組み込まれてスキッドコ
    ントロール運転中に制御され少なくとも部分的に閉鎖可
    能な弁装置(16,17;16a,17;16b;16b、17a;16c)に連通
    しており、スキッドコントロール運転中に制御され少な
    くとも部分的に閉鎖可能な前記弁装置が減衰室から該減
    衰室の下流側に配置された減衰絞りによって空間的に分
    離して配置されており、逆止弁を設けてあり、該逆止弁
    が車輪ブレーキとスキッドコントロール弁装置との間に
    接続されて車輪ブレーキからの圧力によって開放可能で
    あって車輪ブレーキ負荷軽減弁を形成している形式のも
    のにおいて、前記逆止弁(18)が、スキッドコントロー
    ル運転中に制御され少なくとも部分的に閉鎖可能な前記
    弁装置(16,17;16a,17;16b;16b、17a;16c)をバイパス
    して主ブレーキシリンダ(5)に接続されており、スキ
    ッドコントロール運転開始時に制御装置(19)によって
    接続可能な電動モータ(29)が戻しポンプ(12;26,27,2
    8)の電気機械式の直接的な駆動のために設けられてい
    ることを特徴とする車両ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】制御可能な前記弁装置(16)が電気的に制
    御可能な無電流状態で開いた2ポート2位置弁として構
    成されており、2ポート2位置弁に絞り(17)として作
    用するバイパスが配属されている請求項1記載の車両ブ
    レーキ装置。
  3. 【請求項3】前記弁装置(16a,16b,16c)が開放ばね(4
    1)の力に抗して少なくとも部分的に液圧的に閉鎖可能
    な弁として構成されていて、制御入力部(32,32a,32b、
    44)を有しており、制御入力部が戻しポンプ(12)の出
    口(30)と連通している請求項1記載の車両ブレーキ装
    置。
  4. 【請求項4】前記弁装置弁(16b)がほぼ圧力補償され
    た座弁として構成されており、開放ばね(41)が30バー
    ルの戻し力によって圧縮されるようにプレロードをかけ
    て組み込まれている請求項3記載の車両ブレーキ装置。
  5. 【請求項5】開放ばね(41)のばね剛性が戻しポンプ
    (12)の60バールの戻し力で弁(16b)をほぼ完全に閉
    鎖できるように選ばれている請求項4記載の車両ブレー
    キ装置。
  6. 【請求項6】液圧的に閉鎖可能な前記弁装置(16b)内
    にバイパス絞り(17a)が組み込まれている請求項3記
    載の車両ブレーキ装置。
  7. 【請求項7】バイパス絞り(17a)が0.2mm2の横断面を
    有している請求項6記載の車両ブレーキ装置。
  8. 【請求項8】開放ばね(46)が10バールの戻し力で圧縮
    されるようにプレロードをかけて組み込まれている請求
    項6又は7記載の車両ブレーキ装置。
  9. 【請求項9】前記弁装置(16c)が主ブレーキシリンダ
    (5)に接続された第2の制御入力部(32c)を有して
    いて、主ブレーキシリンダ(5)の圧力から成る制御力
    を戻しポンプ(12)の、第1の制御入力部(32b)へ導
    かれた圧力から成る制御力と逆向きに作用させるように
    組み込まれている請求項3、6、7、又は8記載の車両
    ブレーキ装置。
  10. 【請求項10】戻しポンプ(12)の出口(30)と主ブレ
    ーキシリンダ(5)との間にポンプ保護弁(47,49)が
    配置されている請求項1から9までのいずれか1項記載
    の車両ブレーキ装置。
  11. 【請求項11】ポンプ保護弁が圧力制御弁(47)として
    構成されている請求項10記載の車両ブレーキ装置。
  12. 【請求項12】ポンプ保護弁が逆止弁(49)の形式で構
    成されており、逆止弁がばね(50)の力に抗して主ブレ
    ーキシリンダ(5)の方向に開放可能である請求項10記
    載の車両ブレーキ装置。
  13. 【請求項13】少なくとも部分的に閉鎖可能な前記弁装
    置(16b)が個別のブロック(45)内に配置されてお
    り、このブロックがスキッドコントロール装置(9b)に
    取り付けられている請求項1から9までのいずれか1項
    記載の車両ブレーキ装置。
  14. 【請求項14】減衰室(13)とスキッドコントロール弁
    装置(10)の第1の接続部(22)との間に逆止弁(15)
    を配置してあり、この逆止弁が戻しポンプ(12)からの
    圧力を用いてスキッドコントロール弁装置(10)の方向
    へ開放するようになっている請求項1から5までのいず
    れか1項記載の車両ブレーキ装置。
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