JP3042757B2 - データ処理装置およびこれを用いたプリンタ制御装置 - Google Patents

データ処理装置およびこれを用いたプリンタ制御装置

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JP3042757B2
JP3042757B2 JP413195A JP413195A JP3042757B2 JP 3042757 B2 JP3042757 B2 JP 3042757B2 JP 413195 A JP413195 A JP 413195A JP 413195 A JP413195 A JP 413195A JP 3042757 B2 JP3042757 B2 JP 3042757B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理装置、例え
ば、大量のビデオデータを高速にプリントすることので
きるプリンタを制御するための装置に関する。プリンタ
制御装置は、例えば外部のホスト等から供給されたビデ
オデータ(プリントデータ)を、プリンタが動作するの
に適合したビデオデータに変換するための処理機能を果
すものである。
【0002】近年、このプリンタに要求される性能は益
々高度化し、高解像度プリンタ、例えば高速カラープリ
ンタ等を安価に実現することが要求されるようになっ
た。
【0003】
【従来の技術】図37は従来のプリンタ制御装置の一例
を示す図である。本図において、参照番号1は全体の制
御を司る中央処理装置(CPU)、2は制御プログラム
やフォント等をストアするリードオンリメモリ(RO
M)、3はCPU1のワークエリアならびに外部から与
えられたビデオデータをイメージデータに展開する際に
用いるエリアを含むランダムアクセスメモリ(RA
M)、4は入力/出力インタフェース(I/O・I/
F)、5はRAM3に展開したイメージデータをストア
するビデオバッファ、6は、システムバスとプリンタ8
との間に接続された、プリンタインタフェース(プリン
タI/F)である。ホスト(ハードディスクドライブH
DDやフロッピディスクドライブFDDや操作パネル等
を含む)7は、I/O・I/F4を介してシステムバス
に接続する。プリンタ8は、プリンタI/F6を介して
システムバスに接続する。さらに9はアクノウリッジ制
御部であり、CPU1がデータの転送スタート信号(T
S)を出力する毎に、CPU1の1バスサイクル終了時
点で、CPU1に転送アクノウリッジ信号(TA)を返
送する。
【0004】I/Oインタフェース4を介して入力され
たビデオデータ(プリントデータ)は、CPU1によっ
て解読(デコード)されてRAM3にイメージデータと
してストアされる。このストアされたビデオデータ(イ
メージデータ)は、RAM3よりCPU1を介してビデ
オバッファ5に転送される。RAM3は、次に入力され
るビデオデータ(イメージデータ)にエリアを解放する
ため、CPU1によってクリアされる。このクリアは、
データ "0" をRAM3に書き込むことにより行われ
る。ビデオバッファ5にストアされたビデオデータは、
プリンタ8の転送タイミングで読み出され、プリンタI
/F6を経て、プリンタ8に転送される。
【0005】CPU1からRAM3へのデータ転送にお
いて、次の事実によりその動作スピードが制限されてし
まう。すなわち、データ確定時間a(図38)が経過す
る以前にはデータは確定できないという事実である。ま
た、データセットアップ時間b(図38)が経過する以
前には、メモリにデータを書き込むことができないとい
う事実である。
【0006】バスサイクルとバスサイクルとの間にウェ
イトサイクルを挿入するという方法(図39参照)があ
る。しかし、このようなウェイトサイクルの挿入は明ら
かに全体の動作速度を低下させるものであり、CPU1
の動作周波数を下げる(バスサイクルを長くする)とい
う単純な方法と同じである。図40は図37の装置にお
ける動作タイミングを示す図である。本図に示すごと
く、図37のRAM3からビデオバッファ5へのデータ
転送においては、RAM3からCPU1へデータの読み
出し(バスサイクル1)、CPU1からビデオバッファ
(VB)5へのデータの書き込み(バスサイクル2)、
CPU1からRAM3へのクリアデータ(データ "0"
)の書き込み(バスサイクル3)、という動作が必要
となる。これらの動作をシーケンシャルに実行すると、
3連続バスサイクルが必要である。なお、図40中、ア
ドレスの欄における2つの "RAM3のアドレス1" は
同一のアドレスである。またライトイネーブルは、ビデ
オバッファ5およびRAM3をそれぞれ書込み可能状態
にするためにCPU1から与えられる信号である。
【0007】また、アウトイネーブルはRAM3に対す
るいわゆるリードイネーブル信号である。上述した3連
続バスサイクルを減少させるために、ダイレクト・メモ
リ・アクセス(DMA)制御回路をプリンタ制御装置内
に付加して、RAM3からビデオバッファ5へのDMA
転送を2連続バスサイクルで行うという方法も考えられ
る。しかしこの方法では、DMA制御回路により回路が
複雑化し、かつ、コスト高になってしまう。
【0008】ビデオバッファ5からプリンタ8へのデー
タ転送において、ラインの終端、ページの終端の検出
は、それぞれ画素数、ライン数のカウントにより行うこ
とができる。それには、様々なページサイズのカウント
値を設定しなければならず、交互に違ったページサイズ
を印刷する場合等においてはその都度カウント値を設定
しなければならない。このため様々なページサイズに素
早く対応できる柔軟性がなくなる。またCPUの負荷も
増大してしまう。
【0009】例えばフォームオーバレイを使用する場
合、ビデオバッファ5のエリアのフォームオーバレイと
通常の印刷イメージデータのエリアと区別し、それぞれ
のアドレスラッチとそれぞれのアドレスカウンタとを備
えなければならず、フォームオーバレイの数および印刷
枚数が変化した場合、ビデオバッファエリアの選択を柔
軟に行えず、メモリの有効利用ができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上詳述したとおり、
従来のプリンタ制御装置においては、メモリにおけるデ
ータセットアップ時間によって動作スピードが制限され
てしまう。データセットアップ時間の短い高速のメモリ
を用いればよいかもしれないが、そうすると装置がコス
ト高になる。
【0011】低速のメモリを用いた場合、十分なデータ
セットアップ時間を確保するために、装置内の中央処理
装置の動作タイミングを規定する一連のバスサイクル中
に付加的なウェイトサイクルを挿入するという策もあ
る。しかしこの策では装置全体の動作スピードを低下さ
せてしまう。上記ウェイトサイクルに近似した問題は、
メモリそのものの構成に起因しても発生する。プリンタ
制御装置内には各種のメモリが存在するが、その中の1
つにビデオバッファがある。このビデオバッファは、中
央処理装置により生成されたビデオデータを、プリンタ
へ出力する際のバッファとして機能するものであるが、
その機能はきわめて単純であって、プリントするページ
のサイズが変動する場合や、各ページに両面プリントす
る場合や、また通常のビデオデータとフォームオーバレ
イとを合成するような場合にはプリント効率が極端に低
下してしまう。
【0012】したがって本発明は上記の問題点に鑑み、
前記中央処理装置が前記メモリに対して行うリード/ラ
イト制御を、従来より少ないバスサイクル数で実現する
ことを目的とする。また上記リード/ライト制御を、プ
リンタ制御装置内のリード/ライト制御手段が、前記中
央処理装置を介することなく、自律的に行うようにして
高速化を実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】さらに前記ビ
デオバッファを高機能化し、種々のプリント仕様に対し
て、柔軟かつ迅速に対応できるようにして高速化を実現
することを目的とする。上記目的を達成するために本発
明は、中央処理装置のバスサイクルにおける第1のバス
サイクルの後半でデータとそのアドレスをラッチし、そ
の直後の第2のバスサイクルの前半で、そのラッチした
データとアドレスにより該データの書き込みを完了する
ようにするための、アドレスラッチ部とデータラッチ部
とを具備する。
【0014】また、前記中央処理装置はアドレスを出力
する際、その上位複数ビットにコントロールデータを含
ませ、一方、前記リード/ライト制御手段は、そのコン
トロールデータを参照することによって、該中央処理装
置の指示なしに、そのコントロールデータの内容に従っ
て制御を行う。さらにまた、前記ビデオバッファは予め
定めた標準サイズのページを1単位とする複数ページ分
のメモリから構成し、任意のページをランダムに選択し
て、前記プリンタへビデオデータが出力される。
【0015】
【実施例】上述した、従来技術における諸問題点を解決
する本発明のプリンタ制御装置を以下に説明する。図1
は本発明に基づくプリンタ制御装置の概要を図解的に示
す図である。なお、本発明のいくつかの特徴部分をこの
図1内に集約して表している。
【0016】本図に示すプリンタ制御装置は、外部から
供給されるプリントすべきビデオデータを、プリンタ8
が動作するのに適合したビデオデータに変換するための
処理を各バスサイクルに同期して実行する中央処理装置
(CPU)1と、ビデオデータの変換処理中のデータを
一時的に保持するメモリ手段20と、プリンタ8と中央
処理装置1とメモリ手段20との間における前記ビデオ
データのリード/ライト動作を制御するリード/ライト
制御手段10とを備えてなる。
【0017】リード/ライト制御手段10は、中央処理
装置1からメモリ手段20にビデオデータを転送する
際、ビデオデータのアドレスを一時的に保持するアドレ
スラッチ部11と、その転送すべきビデオデータを一時
的に保持するデータラッチ部12とを含み、第1のバス
サイクルの後半で与えられたビデオデータおよびそのア
ドレスに基づいて、その直後に現れる第2のバスサイク
ルの前半にて、当該ビデオデータをメモリ手段20の当
該アドレスに書き込むようにする。
【0018】また、このプリンタ制御装置において、前
記リード/ライト制御手段10は、フライバイ(fly
by)転送制御部13を含み、該フライバイ転送制御部
13は、中央処理装置1からのアドレスの上位複数ビッ
トに書き込まれたコントロールデータを受信し、該コン
トロールデータの制御内容に応じて、プリンタ8と中央
処理装置1とメモリ手段20との間におけるビデオデー
タのリード/ライト動作を、該中央処理装置1内に一旦
データを取り込むことなしに、直接的に行うようにす
る。
【0019】さらにまた、このプリンタ制御装置におい
て、メモリ手段20は、中央処理装置1によりドットイ
メージのデータに変換されたビデオデータを格納しプリ
ンタ8に出力するビデオバッファ21を含み、該ビデオ
バッファ21は予め定めた標準サイズ(例えばA4サイ
ズ)のページを1単位とする複数ページ分のメモリから
なり、かつ、各該ページには前記ドットイメージのデー
タに変換されたビデオデータがワード単位で複数格納さ
れる。
【0020】図2は本発明に基づくプリンタ制御装置の
実施例を示す図である。本図において、図1に示されな
い新たな構成要素は、ビデオバッファ21へのライトを
制御するライト制御部14、ビデオバッファ21へのリ
ードを制御するリード制御部15およびビットマップメ
モリ22である。ビットマップメモリ22はRAM3内
に、CPU1により生成されたイメージデータをビット
マップに展開する。ビデオバッファ21は、そのビット
マップ展開されたイメージデータを格納する。なお、本
図のメモリ2,3,21および22はいずれも図1のメ
モリ手段20に含まれるものである。
【0021】また前述のアドレスラッチ部11およびデ
ータラッチ部12は、それぞれ、メモリアドレスレジス
タ(MAR)およびメモリデータレジスタ(MDR)と
して表される。図1のシステムバスに、これらMARお
よびMDRを介挿してシステムバスを分離し、CPU1
側を本来のシステムバス(システムアドレスSAとシス
テムデータSDを転送する)とし、メモリ手段(20)
側をメモリバス(メモリアドレスMAとメモリデータM
Dを転送する)とする。
【0022】また、フライバイ制御部13、ライト制御
部14およびリード制御部15はいずれも図1のリード
/ライト制御手段10に含まれるが、これらの機能につ
いては後に詳述する。図3は図1の装置におけるデータ
転送動作を表すタイムチャートである。この図3により
表される基本的な転送動作は次のとおりである。
【0023】i)アドレスラッチ部11へのアドレスの
ラッチは、第1のバスサイクル中に中央処理装置1から
転送スタート信号TSが出力されるタイミングで行う。 ii)データラッチ部12へのビデオデータのラッチは、
第1のバスサイクルの終了時点で、リード/ライト制御
手段から(アクノウリッジ制御部9から)中央処理装置
1に転送アクノウリッジTAが返送されるタイミングで
行う。
【0024】iii)アドレスラッチ部11におけるアドレ
スのラッチの解除およびデータラッチ部12におけるビ
デオデータのラッチの解除は、共に第2のバスサイクル
中に転送スタート信号TSが出力されるタイミングで行
う。 すなわち、CPU1のバスサイクルは転送スタート信号
TSのアサート(assert)(イネーブルの意味)
で始まり、転送アクノウリッジ信号TAのアサートで終
端するものである。
【0025】CPU1からメモリ3へのデータの書き込
み動作では、転送スタート信号TSがアサートされた時
のアドレスをアドレスラッチ部11により保持し、この
アドレスを次のバスサイクルのTSまで保持する。デー
タは、転送アクノウリッジ信号TAがアサートされた時
のデータを、データラッチ部12によって保持し、次の
バスサイクルの信号TSが発生するまで保持する。以上
により、従来、信号TAが発生してから次のバスサイク
ルの信号TSが発生するまでの間の無駄であったサイク
ルを有効活用し、メモリ3のセットアップ時間に割り当
てることで、ウェイトサイクル(図39)を挿入するこ
となく、データを書き込むことができる。つまり従来の
ウェイトサイクルの間にデータの書き込みが完了してし
まうことになる。またウェイトサイクルがなくなれば、
CPU1はその分だけ早く、次の処理を開始できる。こ
の結果、プリンタに適用すれば、高速のプリンタを実現
できることになる。
【0026】上記のデータ転送技術は、図40に示した
クリアデータの書き込み制御にも応用できる。これを図
4に表す。図4は図2の装置におけるクリアデータの書
き込み動作を表すタイムチャートである。この図4によ
り表される基本的なリード/ライト動作は次のとおりで
ある。
【0027】リード/ライト制御手段10は、メモリ
(ビットマップメモリ22)に書き込み済のビデオデー
タを消去するためのクリアデータを出力する機能を備
え、メモリ手段(メモリ22)内の所定アドレスからビ
デオデータを読み出した後、同一アドレスに該クリアデ
ータを書き込む。このときアドレスラッチ部11におけ
るアドレスをラッチしたまま、該ビデオデータの読み出
し直後に即座に該クリアデータの書き込みを行うリード
アフターライト動作を1バスサイクル内に完了するよう
にする。
【0028】すなわち、RAM(ビットマップメモリ2
2)からビデオデータを読み出した後、同じアドレスに
クリアデータを書き込む動作では、図3の場合と同様
に、転送スタート信号TSがアサートされた時のアドレ
スをアドレスラッチ部11により保持し、このアドレス
を次のバスサイクルの転送スタート信号TSまで保持し
ておき、読み出し完了後(信号TAがアサートされた
後)の次のサイクルでの信号TSの発生までの間に、メ
モリ側のデータバスにクリアデータを送出することによ
り、読み出したときと同じアドレスにクリアデータを、
1バスサイクル内で書き込むことが可能となる。
【0029】上記の動作は次のように整理できる。 i)アドレスラッチ部11でのアドレスのラッチは、第
1のバスサイクル中に、中央処理装置1から転送スター
ト信号TSが出力されるタイミングで行う。 ii)データラッチ部12でのクリアデータのラッチは、
第1のバスサイクルの終了時点で、リード/ライト制御
手段(アクノウリッジ制御部9)から中央処理装置1に
転送アクノウリッジ信号TAが返送されるタイミングで
行う。
【0030】iii)アドレスラッチ部11におけるアドレ
スのラッチの解除およびデータラッチ部12におけるク
リアデータのラッチの解除は、共に第2のバスサイクル
中に転送スタート信号TSが出力されるタイミングで行
う。 一方、図4のメモリデータMDの欄における "リードデ
ータ" についてみると、ビデオデータの読み出しは、メ
モリ手段(ビットマップメモリ22)にメモリアウトイ
ネーブル信号MOEが印加されたときに行い、引き続く
クリアデータの該メモリ手段(ビットマップメモリ2
2)への書き込みは、該メモリ手段(ビットマップメモ
リ22)へメモリライトイネーブル信号MEWが印加さ
れ、かつ、データラッチ部12へクリアデータ送出信号
(WR)が印加されたときに行うと共に、該メモリライ
トイネーブル信号MWEおよびクリアデータ送出信号
(WR)は1バスサイクルの前半に全て発生させる。こ
れにより高速のプリンタが実現される。なお、クリアデ
ータ送出信号WRは後の図7に示す。
【0031】図2に示すプリンタ制御装置によれば、既
述のように、前記リード/ライト制御手段10は、フラ
イバイ転送制御部13を含み、該フライバイ転送制御部
13は、中央処理装置1からのアドレスの上位複数ビッ
トに書き込まれたコントロールデータを受信し、該コン
トロールデータの制御内容に応じて、プリンタ8と中央
処理装置1とメモリ手段20との間におけるビデオデー
タのリード/ライト動作を、該中央処理装置1を介する
ことなく、自律的に行うようにする。
【0032】さらにまた、メモリ手段20は、中央処理
装置1によりドットイメージのデータに変換されたビデ
オデータを格納しプリンタ8に出力するビデオバッファ
21を含み、該ビデオバッファ21は予め定めた標準サ
イズ(例えばA4サイズ)のページを1単位とする複数
ページ分のメモリからなり、かつ、各該ページには前記
ドットイメージのデータに変換されたビデオデータがワ
ード単位で複数格納される。
【0033】図5は図1に示す装置におけるコントロー
ルデータの一部の内容を示す図であり、図6は図1に示
す装置におけるコントロールデータの他の一部の内容を
示す図である。図5および図6において、A31,A2
8,A27,A30およびA29は、それぞれCPU1
からのアドレス(例えば32ビットアドレス)の上位3
1ビット目、28ビット目、27ビット目、30ビット
目および29ビット目を表す。R/WはCPU1から上
記アドレスとは別に与えられる制御信号であるリード/
ライト信号である。これらA31,A28,A27,R
/W,A30およびA29のコントロールビットは、前
述のフライバイ転送制御部13に供給される。1はデー
タ "1" 、0はデータ "0" 、×はdon' t car
eである。
【0034】まず図5を参照すると、CPU1から与え
られたアドレスの上位複数ビット(A31,A28,A
27)に書き込まれたコントロールデータの制御内容
は、 i)リード/ライト制御手段10から中央処理装置1へ
の通常のリード動作を指示するノーマルリード指示、 ii)中央処理装置1からリード/ライト制御手段10へ
の通常のライト動作を指示するノーマルライト指示、 iii)ビデオデータをドットイメージのデータで格納する
ビットマップメモリ22から、プリンタ8へ出力すべき
ビデオデータを格納するビデオバッファ21へのリード
動作を指示するフライバイリード指示、 iv)ビデオバッファ21からビットマップメモリ22へ
のライト動作を指示するフライバイライト指示、 v)ビットマップメモリ22からビデオバッファ21へ
ビデオデータの読み出しを行った直後に、ビットマップ
メモリ22に書き込み済のビデオデータを消去するため
のクリアデータを書き込む動作を指示するフライバイリ
ードモディファイライト指示、 である。
【0035】次に図6を参照すると、CPU1から与え
られたアドレスの上位複数ビット(A30,A29)に
書き込まれたコントロールデータの制御内容は、ビデオ
バッファ21に、ビデオデータをなす各ワード毎に、制
御フラグの形で付加される制御指示を含み、該制御フラ
グは、 i)ビデオデータの転送を継続すべきことを指示するフ
ラグ、 ii)ビデオデータがプリンタ8上の1ラインの最終に当
たり、該プリンタ8からの水平同期信号(HS)の到来
を待つべきことを指示するフラグ、 iii)ビデオデータがプリンタ8上の1ラインの最終に当
たり、かつ、ビデオバッファ21の1ページ分の最終デ
ータに当たり、したがって、該ページを更新すべきこと
を指示するフラグ、 iv)ビデオデータがプリンタ8上の1ラインの最終に当
たり、かつ、前記ページの最終に当たり、したがって、
該ビデオデータの転送を終了すべきことを指示するフラ
グ、 である。
【0036】ライト制御部14によりビットマップメモ
リ22からビデオバッファ21へのビデオデータの書き
込みを行い、また、リード制御部15によりプリンタ8
への該ビデオデータの読み出しを行うが、この場合、リ
ード制御部15は、ビデオバッファ21とプリンタ8と
の間の転送制御を、上記図6に示す制御フラグによる指
示に従って、ワード毎に実行する。
【0037】図7は図2の装置においてデータ転送に係
る部分のみを抽出した図であり、図8および図9は図2
の装置におけるデータの読み出し制御部分を表す図であ
る。図9(図1も同様)に明白に示すようにビデオバッ
ファ21は予め定めた標準サイズ(例えばA4)のペー
ジを1単位とする複数ページ分のメモリからなり、か
つ、各該ページにはドットイメージのデータに変換され
たビデオデータが、ワード単位で複数格納される。
【0038】なお、ビデオバッファ21は、DRAM形
のFIFOメモリで構成するのが好ましい。一度書き込
んだデータを何度でも読み出せるからである。中央処理
装置1は、ビデオデータを、ビデオバッファ21を構成
する前記複数のページのうちいずれのページに書き込む
べきかを、各該ページ毎に割り当てたIDをもって選択
する。これに対応して、前記メモリ手段20は、選択さ
れた該IDを格納するライトIDレジスタ114(図
8)を有する。
【0039】前記リード/ライト制御手段10は、ライ
トIDレジスタ114内のIDに基づいて、複数のペー
ジ(ID=0,ID=1…ID=15)のうちの該ID
に相当する1または複数のページを選択するバッファラ
イト制御部115(図8)を有する。一方、中央処理装
置1は、ビデオデータを、ビデオバッファ21を構成す
る前記複数のページのうちいずれのページから読み出す
かを、各該ページ毎に割り当てたIDをもって指定す
る。この指定された該IDはメモリ手段20内のリード
アウトメモリ110(図8)に格納される。
【0040】このリードアウトメモリ110は、ビデオ
バッファ21内の前記ページのうち、通常のビデオデー
タが格納されているページに相当するIDを保持するビ
デオデータチャネル領域118と、ビデオバッファ22
内の前記ページのうち、フォームオーバレイが格納され
ているページに相当するIDを保持するフォームオーバ
レイチャネル領域119とに区分して構成される。
【0041】前記リード/ライト制御手段10は、リー
ドアウトメモリ110内の前記IDに基づいて前記複数
のページのうちの該IDに相当するページを選択するた
めのバッファリード制御部113(図8)を有する。前
記リード/ライト制御手段10は、さらに、ビデオデー
タチャネル領域118から読み出した前記IDに相当す
るページのデータと、フォームオーバレイチャネル領域
119から読み出した前記IDに相当するページのデー
タとを合成してプリンタ8に出力するビデオ合成部11
7(図9)を有する。フォームオーバレイとは、プリン
ト用紙にプリントするプレプリント情報(例えば表の枠
等)、すなわちプレフォーマット情報であるが、この他
写真画像等のイメージデータも含まれる。
【0042】このビデオ合成部117は、第1段レジス
タ121(図9)とこれに続く第2段レジスタ122
(図9)を備える。該第1段レジスタ121では、各ワ
ード毎に、ビデオデータチャネル領域118から読み出
したIDに相当するページのデータを保持した後、フォ
ームオーバレイチャネル領域119から読み出したID
に相当するページのデータとその保持されたビデオデー
タチャネル(118)のデータとを合成する。また第2
段レジスタ122では、第1段レジスタ121からの合
成データをコピーし、かつ、プリンタ8へ出力すると共
に該第1段レジスタ121は引き続き現れる次のワード
の合成処理を開始する。
【0043】以上述べたように、CPU1のアドレス上
位ビットを、メモリのリード/ライト制御およびクリア
データの送出制御に用いるコントロールビットとして割
り当てることで、CPU1を介さずにデータを転送する
ことが可能となる。またCPU1以外のバスマスタが不
要となるので回路の簡略化が可能となる。なおデータ転
送モードについては、コントロールビットを増やすこと
により、様々な機能拡張が可能となる。
【0044】また、メモリ(22)内にビットマップ展
開されたビデオデータ(イメージデータ)を、ビデオバ
ッファ21に転送する際、ワード毎に制御フラグ(A3
0,A29)を付加してビデオバッファ21に格納し、
ワード単位でそのイメージデータを読み出す際に同時に
読み出されるその制御フラグにより、ライン終端、ライ
ン終端/ページ終端等をハードウエアで検知することが
できる。これによりCPU1はページ(ビデオバッファ
のデータ)転送中においても他の処理を実行することが
可能となる。
【0045】さらにまた、あるサイズのページ単位で構
成された複数ページ分(ID=0,ID=1…ID=1
5)のビデオバッファ21から、データを読み出すべき
ビデオバッファ(ページ)を選択するのにIDを用いて
おり、このIDを格納するメモリ110に、通常のペー
ジデータ用(チャネル領域118)およびフォームオー
バレイ用(チャネル領域119)を備えることによっ
て、ビデオバッファ21を通常のページデータ用または
フォームオーバレイ用のいずれに使用するか、ユーザが
任意に設定可能となり、フォームオーバレイを使用しな
い場合は、前記ビデオバッファ21全てを通常のページ
データ用として使用することが可能となる。また、ビデ
オバッファ21よりページデータおよびフォームオーバ
レイデータを読み出す際、クロックによってメモリ11
0を、通常のページデータ用またはフォームオーバレイ
用に切り換えることにより、ワード毎にページデータと
フォームオーバレイデータを交互に読み出し、これらデ
ータを合成してプリンタ8に送出することで、ページデ
ータとフォームオーバレイデータを同時にプリンタ8に
てプリントすることが可能となる。
【0046】再び図7に戻って説明を付け加える。この
図7の構成は、図2の構成において、CPU1からRA
M3(あるいはビットマップメモリ)へのデータ転送に
係る部分、およびビットマップメモリ22からビデオバ
ッファ21へのデータ転送に係る部分の詳細構成であ
る。データラッチ部12ではデータの保持ならびにクリ
アデータの送出を行う。アドレスラッチ部11ではCP
U1からのアドレスをラッチする。またリードデータバ
ッファ102ではRAM3またはROM2から読み出し
たデータをバッファする。ライトIDレジスタ114は
ビデオデータを書き込むべきビデオバッファ21のペー
ジを選択するためのIDを保持する。
【0047】ここで図3のタイミングチャートを参照し
ながら図7に示す構成の動作を説明する。CPU1は、
T1およびT2の2クロックサイクルを1バスサイクル
として動作し、既述のように転送スタート信号TSでバ
スサイクルの開始を示す。また転送アクノウリッジ信号
TAの入力でそのバスサイクルを終端する。またCPU
1は、T1サイクルの後半で転送スタート信号(TS)
をアサートし、アドレスおよび信号R/Wを送出する。
このアドレスは、信号TSがアサートされている際のバ
スクロック(BCLK)の立ち上がりエッジ(T1サイ
クル後半のBCLKの立ち上がり)で、アドレスラッチ
部11にラッチされ、次のバスサイクル2のT1サイク
ル後半のBCLKの立ち上がりまで保持される。CPU
1からのデータは、最も遅延して送出されたとしてもバ
スサイクル1のT2サイクルの終了迄には送出されるの
で、このT2サイクル後半のBCLKの立ち上がりでデ
ータラッチ部12にそのデータをラッチし、次のバスサ
イクル2のT2サイクル後半のBCLKの立ち上がりま
で保持する。
【0048】RAM3またはビットマップメモリ22の
ライトパルスは、次のバスサイクル2のT1サイクル前
半の間においてアサートすることにより、バスサイクル
2のT1サイクルの前半部分で書き込みを行うことが可
能となる。なおアドレスラッチ部11およびデータラッ
チ部12は、PLD(プログラマブルロジックデバイ
ス)等を使用すると簡単な回路構成で実現できる。
【0049】次に、ビットマップメモリ22からビデオ
バッファ21へのデータ転送について説明する。CPU
1の上位アドレスビットの割り当ては図5および図6に
示したとおりである。CPU1はアドレス、データ共に
32ビット幅とする。A31はフライバイ転送イネーブ
ル、A30およびA29はフライバイ転送の際にイメー
ジデータのワード毎(32ビット)に付加する制御フラ
グで、(0,0)は転送継続、(0,1)はライン最
終、(1,0)はラインの最終/ビデオバッファの最
終、(1,1)はラインの最終/ビデオバッファの最終
/ページの最終を表す。A28はデータのディレクショ
ン(方向)、すなわちビットマップメモリ22からビデ
オバッファ21(フライバイ・リード)へ、ビデオバッ
ファ21からビットマップメモリ22(フライバイ・ラ
イト)へのいずれかを表す。
【0050】A27はフライバイ・リードの後にクリア
データの書き込み(フライバイ・リードモディファイラ
イト)を指示する。図10は図2の装置におけるフライ
バイ転送の動作例を示すタイムチャートである。CPU
1は最初のバスサイクルでライトIDレジスタ114
に、ビデオデータを転送すべきビデオバッファ21のI
Dをセットする。続くバスサイクルでCPU1は、(A
31,A30,A29,A28,A27)を(1,0,
0,1,1)にセットし、かつ、リード/ライト制御信
号R/Wをリード側にセットして、前記図3と同様にT
1サイクル後半のBCLKの立ち上がりでアドレスをラ
ッチし、次のサイクルのT1サイクル後半のBCLKの
立ち上がりまで保持する。フライバイ転送制御部13
は、A31,A28,A27,TS,BCLKによって
T2サイクルの間、メモリアウトイネーブル信号*MO
Eをビットマップメモリ22へ送出し、このビットマッ
プメモリ22からビデオデータを読み出す。メモリアウ
トイネーブル信号*MOEは、T2サイクルの終わりで
ネゲート(negate)され(disableの意
味)、フライバイ転送制御部13は、次のバスサイクル
のT1サイクル前半の間、ビットマップメモリ22へメ
モリライト信号*MWEを送出しまたデータラッチ部1
2にクリアデータ送出信号WRを送出する。このデータ
ラッチ部12よりクリアデータを送出することによっ
て、このクリアデータを次のバスサイクルのT1サイク
ル前半部で、ビットマップメモリ22に書き込むことが
可能となる。
【0051】本図の例では、前記クリアデータを "0"
とし、ビットマップメモリ22のクリアのために使用し
ている。上記の動作と並行して、上述の読み出されたビ
デオデータは、T2サイクル後半のBCLKの立ち上が
りで入力データバッファ105にラッチされ、次のサイ
クルのT2サイクル後半のBCLKの立ち上がりまで保
持される。バッファライト制御部115では、A31,
A28,A27,BCLKおよびTSと前記ライトID
レジスタ114にセットされたIDとによって、選択さ
れたビデオバッファ21に、ビデオバッファ・ライトク
ロック信号VBWCを送出し、入力データバッファ10
5に保持されたビデオデータ(VD)と共に、A30,
A29をビデオバッファ21に書き込む。このとき、
(A30,A29)は、(0,0)なのでビデオバッフ
ァ21に書き込まれた1ワードのビデオデータは、転送
継続の意味を持つデータとしてビデオバッファ21に格
納される。
【0052】同様に、引き続くn−m回目のバスサイク
ルでは、(A30,A29)を(0,1)にセットす
る。このときの1ワードのデータは、ラインの最終(ラ
スト・ライン)のデータとしてビデオバッファ21に格
納される。同様に、引き続くn回目のバスサイクルで
は、(A30,A29)を(1,0)にセットする。こ
のときの1ワードのデータは、ラインの最終/ビデオバ
ッファ最終(ラスト・ライン/ラスト・バッファ)のデ
ータとしてビデオバッファ21に格納され、フライバイ
・リードモディファイ/ライトサイクルを終了する。
【0053】(A30,A29)が(1,1)にセット
されたときは、この1ワードのデータは、ライン最終/
ビデオバッファ最終/ページ最終(ラスト・ライン/ラ
スト・バッファ/ラスト・ページ)のデータとしてビデ
オバッファ21に格納され、フライバイ・リードモディ
ファイ/ライトサイクルを終了する。同様に、(A3
1,A28,A27)が(1,1,0)の場合は、*M
WE,WRを送出せず、通常のフライバイ・リードが実
行され、(A31,A28,A27)が(1,0,0)
の場合は、ビデオバッファ21からビットマップメモリ
22へのデータ転送(フライバイ・ライト)が実行され
る。このフライバイ・ライトでは、ビデオバッファ21
に格納されていたA30,A29は無視され、イメージ
データのみがビットマップメモリ22に書き込まれる。
この転送データは、ビデオバッファ21のチェック等に
用いられる。
【0054】ここで再び図8および図9を参照する。既
述したようにリードアウトメモリ110は読み出すビデ
オバッファのIDを格納し、カウンタ111はメモリ1
10のアドレスをカウントし、マルチプレクサ112は
カウンタ111が送出するカウンタ出力とCPU1が送
出するアドレスとの間を切り換えを行い、バッファリー
ド制御部113はメモリ110に格納されているリード
IDをデコードして、読み出すビデオバッファ21のペ
ージを選択する。転送制御部116はビデオバッファ2
1の読み出しと、プリンタ8へのビデオデータの転送制
御を実行する。
【0055】ビデオ合成部117は、ビデオバッファ2
1から読み出されたビデオデータを1ワード毎に合成し
て転送する。ここでビデオバッファ21からプリンタ8
へビデオデータを転送する場合について詳しく説明す
る。リードアウトメモリ110は、通常のビデオデータ
が格納されているビデオバッファ21を選択するIDを
格納するアドレス、すなわちアドレス00H から0FH
(ビデオデータチャネル領域118)と、フォームオー
バレイが格納されているビデオバッファ21内のページ
選択をするIDを格納するアドレス、すなわちアドレス
10H から1FH (フォームオーバレイチャネル領域1
19)からなる。なお、Hは16進表示を表す。
【0056】CPU1は、まず、読み出すべきビデオバ
ッファ21内のページのIDを、アドレス00H に書き
込み、フォームオーバレイが登録されているならば、フ
ォームオーバレイが登録されているビデオバッファ21
のIDを、アドレス10H に書き込む。本図の例では、
ビデオバッファ21の構成が、A4サイズ1ページ分を
1単位としているため、A4サイズより小さいビデオデ
ータならば、IDは一個セットするのみである。
【0057】逆にA4サイズより大きいビデオデータな
らば、引き続くアドレス、すなわちアドレス01H ,0
H …0FH までセットすればよい。フォームオーバレ
イも同様に、引き続くアドレス、すなわちアドレス11
H ,12H …1FH までセットすればよい。本例では、
ページサイズのみならず、プリント用紙にプリントされ
るイメージの高密度化にも有効である。例えばA4サイ
ズ2ページ分のビデオデータ(A3相当)をA4サイズ
1枚にプリントすれば2倍のドット密度のプリントが行
える。
【0058】プリンタ8から垂直同期信号VSあるいは
水平同期信号HS(図9)が転送制御部116に入る
と、マルチプレクサ112は、カウンタ111側に切り
換わり、リードアウトメモリ110のアドレス00H
アクセスし、1バイトのリードIDが読み出される。こ
こに読み出されたリードIDは、バッファリード制御部
113によりデコードされ、読み出すべきビデオバッフ
ァ21のページにリードクロックVBRCを送出して1
ワードのビデオデータと共に、制御フラグF1,F0
(図9)を読み出す。ここに読み出されたF1,F0
は、転送制御部116によってデコードされ、図6にお
いて定義された動作をそれぞれ実行する。(F1,F
0)が(0,0)の場合は、データ転送を継続する。
(F1,F0)が(0,1)の場合は、ライン最終であ
り、転送制御部116は、毎ラインを監視するカウンタ
等をリセットする。F1,F0が(1,0)の場合は、
ライン最終/ビデオバッファ最終であり、転送制御部1
16は、カウンタ111(図8)をカウントアップさ
せ、リードアウトメモリ110のアドレスをインクリメ
ントする(00H から01H )。F1,F0が(1,
1)の場合は、ライン最終/バッファ最終/ページ最終
であり、転送制御部116は、カウンタ111をリセッ
トし、ビデオバッファ21からのデータ転送を終了す
る。
【0059】図11および図12は図9におけるビデオ
合成部の動作を説明するための図である。ビデオ合成部
117(図9)は、2つのステージ、すなわち第1ステ
ージ(第1段レジスタ121)と第2ステージ(第2段
レジスタ122)とで構成され、ビデオデータの読み出
しは、2つのチャネル(ビデオデータチャネル(11
8)とフォームオーバレイチャネル(119))からの
ID情報によって実行される。このビデオデータチャネ
ルに格納されているIDにより選択されたビデオバッフ
ァ21内のページから読み出されたビデオデータは、ビ
デオ転送の基本クロックVDCK(図12)によってビ
デオ合成部117に保持される。フォームオーバレイが
あるならば、リードアウトメモリ110のアドレスを、
フォームオーバレイチャネル領域119に設定し、選択
されたビデオバッファ内のIDからビデオデータを読み
出し、引き続くVDCKによってビデオ合成部117に
保持する。ここに上述の保持されていたビデオデータと
合成される。引き続くビデオストローブ信号VDOS
(図12)の立ち下がりで、第1段レジスタ(ホールド
レジスタ)121内のデータを第2段レジスタ(出力レ
ジスタ)122に転送し、引き続くビデオストローブ信
号VDOSの立ち上がりで、プリンタ8へ1ワードのビ
デオデータを転送する。その時、ホールドレジスタ12
1では、前記と同様に各チャネルから1ワードのデータ
(n+1)を保持し、さらに合成する。上記一連の転送
は、制御フラグ(F1,F0)が(1,1)になるまで
続けられる。
【0060】図13および図14はビットマップメモリ
からビデオバッファへのデータ転送動作を表すフローチ
ャートであり、図15および図16はビデオバッファか
らプリンタへのデータ転送動作を表すフローチャートで
あり、図17および図18は図15のステップS1から
分岐するルートでのデータ転送動作を表すフローチャー
トであり、図19および図20は図15のステップS2
から分岐するルートでのデータ転送動作を表すフローチ
ャートであり、図21および図22は図17のステップ
S1から分岐するルートでのデータ転送動作を表すフロ
ーチャートである。
【0061】なお、各図において、ステップ1(S
1)、ステップ2(S2)、ステップ3(S3)…の内
容は、図中に詳しく記載したとおりである。図13およ
び図14の動作では、CPU1より指定したビデオバッ
ファ21のIDに対して、ビットマップメモリ22より
ビデオデータを転送する。この転送は、図5および図6
に示す、CPU1からのコントロールデータに従ってフ
ライバイ転送部13により自律的に実行される。
【0062】図15および図16の動作では、図13お
よび図14の動作でビデオバッファ21に格納されたビ
デオデータを、リードアウトメモリ110上に指定され
たIDの順番にプリンタ8へ読み出す。この動作は既に
示した図8および図9の構成部分により行われる。ステ
ップS4とS7での垂直同期信号VSと水平同期信号H
Sは、プリンタ8より出力される。またコントロールデ
ータA30およびA29に相当する制御フラグF1およ
びF0に従って自律的にプリンタ8への転送制御がなさ
れる(ステップS10,S14,S15およびS1
6)。
【0063】なお、図15および図16の動作は、プリ
ンタ8でプリントすべきイメージにフォームオーバレイ
が含まれておらず(ステップS1の結果がNO)、か
つ、そのイメージがA4サイズ以下の用紙にプリントさ
れる(ステップS2の結果がNO)場合について示して
いる。プリンタ8でプリントすべきイメージにフォーム
オーバレイが含まれており(図15のステップS1の結
果がYES)、かつ、そのイメージがA4サイズ以下の
用紙にプリントされる(図15のステップS2の結果が
NO)場合の動作については、図17および図18に示
す。
【0064】さらに、プリンタ8でプリントすべきイメ
ージにフォームオーバレイが含まれておらず(図15の
ステップS1の結果がNO)、かつ、そのイメージがA
4サイズ以上の用紙にプリントされる(図15のステッ
プS2の結果がYES)場合の動作については図19お
よび図20に示す。さらにまた、プリンタ8でプリント
すべきイメージにフォームオーバレイが含まれており
(図15のステップS1の結果がYES)、かつ、その
イメージがA4サイズ以上の用紙にプリントされる(図
17のステップS1の結果がYES)場合の動作につい
ては、図21および図22に示す。
【0065】図23はバッファライト制御部115の概
要を示す回路図である。本図に示すとおり、バッファラ
イト制御部115の主要部は第1のANDゲート群13
1と、第2のANDゲート群132と、ORゲート群1
33とからなる。本図中に示される信号の意味は次のと
おりである。 WIDO−3:バッファライト制御部115へのライト
ID WEO−15:個々のビデオバッファ21へのライトイ
ネーブル REO−15:個々のビデオバッファ21へのリセット
ライトポインタ VBWCO−15:個々のビデオバッファへのライトク
ロック VBW :バッファライト制御部115へのビデオバッ
ファライトクロック VBRW:バッファライト制御部115へのビデオバッ
ファリセットライトポインタ すなわちWIDO−3は、ライトIDレジスタ114か
らバッファライト制御部115への出力データであり、
一例を図24に示す。WEO−15は、ビデオバッファ
21の各ページ(ID)に与えられるライトイネーブル
信号である。RWO−15は、ビデオバッファ21の各
ページに書き込みを行うときにまずビデオバッファ21
内のライトアドレスポインタをリセットするものであ
る。VBWCO−15は、ビデオバッファ21の各ペー
ジ(ID)に与えるライトクロックである。VBWは、
ビデオバッファ21に与えるライトクロックである。V
BRWは、CPU1から上記のリセットを指示する信号
であり、RWO−15の元の信号である。これをデコー
ドして上記RWO−15が得られる。
【0066】図24は図23の回路に与える入力データ
を示す図である。上記WIDO−3と各IDの対応例を
示す。図25はバッファリード制御部113の概要を示
す回路図である。本図に示すとおり、バッファリード制
御部113の主要部は第1のANDゲート群141と、
第2のANDゲート群142と、ORゲート群143と
からなる。本図中に示される信号の意味は次のとおりで
ある。
【0067】RIDO−15:バッファリード制御部1
13へのリードID RRO−15:個々のビデオバッファ21へのリセット
リードポインタ REO−15:個々のビデオバッファ21へのリードイ
ネーブル VBRCO−15:個々のビデオバッファ21へのリー
ドクロック VBR :バッファリード制御部113へのビデオバッ
ファリードクロック VBRR:バッファリード制御部113へのビデオバッ
ファリードリセットポインタ すなわちRIDO−3は、リードアウトメモリ110か
らバッファリード制御部113への出力データであり、
一例を図26に示す。REO−15は、ビデオバッファ
21の各ページ(ID)に与えられるリードイネーブル
信号である。RRO−15は、ビデオバッファ21の各
ページから読み出しを行うときにまずビデオバッファ2
1内のリードアドレスポインタをリセットするものであ
る。VBRCO−15は、ビデオバッファ21の各ペー
ジ(ID)に与えるリードクロックである。VBRは、
ビデオバッファ21に与えるリードクロックである。V
BRRは、データのリード時にCPU1から上記リセッ
トを指示する信号であり、RRO−15の元の信号であ
る。これをデコードして上記RRO−15が得られる。
【0068】図26は図25の回路に与える入力データ
を示す図である。上記RIDO−3と各IDの対応例を
示す。図27は図9に示すビデオバッファ21の詳細例
を示す図である。図中、IVはIN−VIDEO、OV
はOUT−VIDEOを表す。図中の5つのFIFO1
51…155のうち、FIFO151,152,154
および155はビデオデータを格納し、FIFO153
はコントロールデータA30およびA29による制御フ
ラグF1およびF0を格納する。なお、本図の構成は図
9におけるID=0,ID=1…ID=15における1
つのIDについての構成を示すものであり、ビデオバッ
ファ21としては、図27の構成のメモリを16組有す
ることになる。FIFO内でIEおよびOEはそれぞれ
Input EnableおよびOutput Ena
bleであり、本例では、それぞれWEおよびREと各
1つのピンを共用する。
【0069】かくして、図の左から入力されたビットマ
ップメモリ22からのビデオデータ(A30,A29と
共に)は、制御信号に従ってビデオバッファ21にライ
トされ、またリードされる。リードされたビデオデータ
(F1,F0と共に)はビデオ合成部117に出力され
る。なお、ビデオバッファ用の上記FIFOとしては、
沖電気(株)社製の "ビデオフレームメモリ" (MSM
518221)を用いることができる。
【0070】図28はアドレスラッチ部11の具体例を
示す図である。アドレスラッチ部11の主要部は、図示
するとおり、2つのANDゲート161,162と、O
Rゲート163と、D−フリップフロップ164と、バ
ッファ165とからなる。本図中の信号の意味は下記の
とおりである。 ・*TS :CPU1のバス転送スタート信号 ・SAn :システムアドレスバスSA<2−20> ・BCLK:バスクロック ・MAn :メモリアドレスMA<2−20> なお<2−20>は、使用するビットの番号であるが、
これは一例である。
【0071】図29はデータラッチ部12の具体例を示
す図である。データラッチ部12の主要部は、図示する
とおり、2つのANDゲート171,172と、ORゲ
ート173と、D−フリップフロップ174と、バッフ
ァ175とからなる。図30はフライバイ転送制御部1
3内の、データラッチ部12に関連する部分を示す図で
ある。フライバイ制御部13は図示するとおり、2つの
ANDゲート181,182と、ORゲート183と、
2つのD−フリップフロップ184,185とからな
る。図29のデータラッチ部12とは、信号MFN0と
*MFN1で接続される。
【0072】図29と図30に示される各信号の意味は
下記のとおりである。 ・SDn :システムデータ<0−31>(32ビ
ットの場合) ・MFN<1,0>:メモリファンクションコード ・BCLK :バスクロック ・*MIROE:バッファ175のアウトプットイネー
ブル ・*TS :CPU1のバス転送スタート信号 ・R/W :CPU1のリード/ライト制御信号 ・SA<31,28,27>:CPU1のアドレスの上
位ビット(コントロールデータ) 上記メモリファンクションコード(MFN)が示す機能
は、図30内の右端に示す。
【0073】図31および図32は本発明に係るプリン
タ制御装置の詳細例を示す図である。本図に示す実際の
プリンタ制御装置における主要な構成ブロックには参照
番号201…215を付して示す。各参照番号で示され
信号とその意味は次のとおりである。なお、既に説明済
みのブロックについては、既に用いた参照番号を併記す
る。
【0074】 201−DEVEXP:入出力拡張用スロット 202−DEVAB:デバイスアドレスバッファ 203−PMAR :メモリアドレスラッチ(=11) 204−PMDR :メモリ入力データラッチ(=12) 205−PMDB :メモリ出力データバッファ(=102) 206−SRICA:メモリ拡張用スロット SRICB SROCA SROCB 207−SVDR :ビデオバッファ入力データラッチ 208−SVDB :ビデオバッファ出力データラッチ 209−VBICA:ビデオバッファ拡張用スロット VBICB VBOCA VBOCB 210−VBWC :ビデオバッファライト制御部(=115) 211−VBRC :ビデオバッファリード制御部(=113) 212−VDOR :ビデオ合成部(=117) 213−DDQIDT:リードIDバッファ 214−VQIDSRAM:リードIDSRAM(Static RAM)( =110) 215−FBDID:ライトIDレジスタ(=114) 216 :プリントモジュール(=8) なお、プリントモジュール216としては、富士通社の
製品 "F6722" プリンタを用いることができる。
【0075】最後に、本発明に基づくビデオバッファ2
1に関連する動作について具体例を挙げてさらに詳しく
説明する。 (A)A4サイズの1ページを印刷する場合 図33、図34および図35を参照しながら説明する。
図33はビデオバッファ21内のデータ構成例を示す図
であり、図34はリードアウトメモリ110の説明に用
いる図であり、図35は具体的にデータを書き込んだリ
ードアウトメモリ110を示す図である。
【0076】1)ホスト7からコードデータをビットマ
ップメモリ22に展開する。 2)転送すべきビデオバッファ21のIDをライトID
レジスタ114にセットする。 3)ライトIDレジスタ114からバッファライト制御
部115へIDをロードする。
【0077】4)ロードされたライトIDにより選択さ
れたビデオバッファ21に対する各種制御信号のゲート
を開ける(図23、図24のビデオバッファ選択回路参
照)。 5)ビットマップメモリ22からデータのフライバイ転
送を開始する。 6)ページの最終でA30,29を(1,1)にセット
して転送を終了する(図33参照)。
【0078】7)印刷すべきページが格納されているビ
デオバッファ21のIDを、リードアウトメモリ110
のアドレスロケーション00H に書き込む。 8)プリンタエンジン8より信号HSとVSを入力す
る。リードアウトメモリ110のアドレスラインをカウ
ンタ111側に切り換え、カウンタ初期値00Hをロー
ドする。
【0079】9)リードアウトメモリ110のロケーシ
ョン00H にセットしたリードIDを、バッファリード
制御部113にロードする。 10)ロードされたリードIDにより選択されたビデオ
バッファ21に対する各種制御信号のゲートを開ける
(図29、図30のビデオバッファ選択回路参照)。 11)ビデオバッファ21よりプリンタエンジン8へビ
デオデータを転送開始する。
【0080】12)制御フラグ(F1,F0)=(1,
1)を検知すると転送を終了し、リードアウトメモリ1
10のアドレスラインをシステムバス(SA)側へ切り
換える。 さらにビデオバッファ21のID=2とID=3に格納
されるA3サイズのビデオデータと、ID=0とID=
1に格納されるA3サイズのフォームオーバレイデータ
とを読み出す場合を例にとると、図34のリードアウト
メモリ110に対し、図35に示す対応のIDを書き込
むことになる。
【0081】(B)A3サイズの1ページを印刷する場
合 ただし、そのビデオデータをビデオバッファ21のID
=5とID=8に格納されているものとする。 1)ホスト7からのコードデータをビットマップメモリ
22に展開(A3半ページ分)する。
【0082】2)WID=(0,1,0,1)(図24
参照)をライトIDレジスタ114にセットする(ID
=5)。 3)ライトIDレジスタ114から、バッファライト制
御部115へIDをロードする。 4)ビデオバッファ21のID=5に対する各種制御信
号のゲートを開ける(図23、図24のビデオバッファ
選択回路参照)。
【0083】5)ビットマップメモリ22からデータの
フライバイ転送を開始する。 6)ビデオバッファ21の最終で(A30,29)を
(1,0)にセットして転送を終了する。 7)ホスト7からのコードデータを、ビットマップメモ
リ22に展開(A3の後半の半ページ分)する。
【0084】8)WID=(1,0,0,0)(図24
参照)をライトIDレジスタ114にセットする(ID
=8)。 9)ライトIDレジスタ114からバッファライト制御
部115へIDをロードする。 10)ビットマップメモリ22からデータのフライバイ
転送を開始する。
【0085】11)ページの最終で(A30,29)を
(1,1)にセットして転送を終了する(図33参
照)。 12)RID(0,1,0,1)(図26参照)をリー
ドアウトメモリ110のアドレスロケーション00
H に、RID(1,0,0,0)をリードアウトメモリ
110のアドレスロケーション01H に書き込む。
【0086】13)プリンタエンジン8より信号HSと
VSを入力する。リードアウトメモリ110のアドレス
ラインをカウンタ111側に切り換え、カウンタ初期値
00 H をロードする。 14)リードアウトメモリ110のロケーション00H
にセットしたRID(0,1,0,1)を、バッファリ
ード制御部113にロードする。
【0087】15)ビデオバッファ21のID=5に対
する各種制御信号のゲートを開ける(図25、図26の
ビデオバッファ選択回路参照)。 16)ビデオバッファ21よりプリンタエンジン8へ、
ビデオデータの転送を開始する。 17)制御フラグ(F1,F0)=(1,0)を検知す
ると、カウンタ111をカウントUPして、アドレスロ
ケーション01H にセットしたRID(1,0,0,
0)をバッファリード制御部113にロードする。
【0088】18)ビデオバッファ21のID=8に対
する各種制御信号のゲートを開にする(図25、図26
のビデオバッファ選択回路参照)。 19)ビデオバッファ21よりプリンタエンジン8へ、
ビデオデータの転送を開始する。 20)制御フラグ(F1,F0)=(1,1)を検知す
ると転送を終了する。リードアウトメモリ110のアド
レスラインを、システムバス(SA)側へ切り換える。
【0089】このようにA3サイズの印刷では、ビデオ
バッファ21のIDが2組必要であり、前半半ページの
最終に制御フラグ(F1,F0)=(1,0)が書き込
まれる。なお、書き込むビデオバッファのIDは連続で
無くても良い。つまり任意のビデオバッファのIDを選
べる。ただし、そのIDからはデータが既に読み出され
ていることを要する。
【0090】(C)両面印刷をする場合 図36は両面印刷の場合の制御を説明するための図であ
る。プリンタエンジン8の印刷パス内に続けて2枚の用
紙が連続的に搬送される。両面印刷のシーケンスは一般
に第1、第3ページを印刷し、バックパスでその用紙を
戻してから再び第2、第4ページを印刷する。
【0091】図36を参照すると、その上欄では、第1
ページ入力、第2ページ入力…が、例えばビデオバッフ
ァのID=0、ID=1…に格納されているものとす
る。そうすると、プリント時には、第1ページ出力(I
D=0)→第3ページ出力(ID=2)→第2ページ出
力(ID=1)→第4ページ出力(ID=3)→のよう
にビデオデータ(プリントデータ)が読み出され、第1
から第4ページ分の両面印刷が完了する。
【0092】その後は同様に第5ページ出力(ID=
0)→第7ページ出力(ID=1)…のように続く。な
お、第5ページ出力や第7ページ出力がID=0やID
=1から読み出されているのは、ID=0やID=1が
既に空になっておりここを利用して第5および第7ペー
ジ分のビデオデータが書き込まれたからである。仮に第
1ページ(ID=0)がフォームオーバレイのように固
定的なデータであり何度も繰り返し使用される可能性が
あるならば、第5ページ分のデータはID=0でなく、
例えばID=4に格納されることになる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のようなウェイトサイクルを挿入することなしにメモ
リのデータセットアップ時間を十分余裕をもって確保で
き、また同一メモリに対する同一アドレスでのリードア
フタライトが1バスサイクル以内の前半に完了できる。
このためプリンタの高速化が図れる。
【0094】さらにCPUからのアドレスの上位ビット
にコントロールデータを含ませることによって、CPU
を介在させないフライバイ制御が可能となり、データ転
送時におけるCPUの負担を軽減できる。したがってC
PUはその分、別の処理をできるようになるからプリン
タ全体として高速化が図れる。さらにまたビデオバッフ
ァを複数のページ(例えば16ページ)によって構成
し、しかも任意のページにビデオデータを格納すると共
に任意のページからビデオデータを読み出せるので、フ
ォームオーバレイデータを含むプリントや両面プリント
等についても複雑な制御なしに対応できる。すなわち、
従来のプリンタ制御装置(図37)によれば、CPU1
は、ラインの終端やページの終端をカウンタを用いて検
出し、検出したカウント値を、予め定めた様々なカウン
ト値と比較し、一致する毎にラインやページを更新する
という動作を、RAM3の先頭アドレスを更新しながら
行っていた。したがって、CPU1の負荷は非常に重く
なり、高速のプリンタを実現できなかった。しかし、本
発明のリードアウトメモリ(ID格納レジスタ)を導入
し、これで複数ページのIDを持つビデオバッファ21
から自律的にビデオデータを高速かつ連続して読み出す
ようにしたので、CPU1はビデオデータの連続した読
み出しについて一切関与しなくてもよく、その結果、C
PU1の負荷は軽くなり、イメージデータの変換等のた
め仕事に専念できるので、プリンタ全体としては、単位
時間当たりのデータ処理量が飛躍的に増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくプリンタ制御装置の概要を図解
的に示す図である。
【図2】本発明に基づくプリンタ制御装置の実施例を示
す図である。
【図3】図1の装置におけるデータ転送動作を表すタイ
ムチャートである。
【図4】図2の装置におけるクリアデータの書き込み動
作を表すタイムチャートである。
【図5】図1に示す装置におけるコントロールデータの
一部の内容を示す図である。
【図6】図1に示す装置におけるコントロールデータの
他の一部の内容を示す図である。
【図7】図2の装置においてデータ転送に係る部分のみ
を抽出した図である。
【図8】図2の装置におけるデータの読み出し制御部分
を表す図(その1)である。
【図9】図2の装置におけるデータの読み出し制御部分
を表す図(その2)である。
【図10】図2の装置におけるフライバイ転送の詳細例
を示すタイムチャートである。
【図11】図9におけるビデオ合成部の動作を説明する
ための図(その1)である。
【図12】図9におけるビデオ合成部の動作を説明する
ための図(その2)である。
【図13】ビットマップメモリからビデオバッファへの
データ転送動作を表すフローチャート(その1)であ
る。
【図14】ビットマップメモリからビデオバッファへの
データ転送動作を表すフローチャート(その2)であ
る。
【図15】ビデオバッファからプリンタへのデータ転送
動作を表すフローチャート(その1)である。
【図16】ビデオバッファからプリンタへのデータ転送
動作を表すフローチャート(その2)である。
【図17】図15のステップS1から分岐するルートで
のデータ転送動作を表すフローチャート(その1)であ
る。
【図18】図15のステップS1から分岐するルートで
のデータ転送動作を表すフローチャート(その2)であ
る。
【図19】図15のステップS2から分岐するルートで
のデータ転送動作を表すフローチャート(その1)であ
る。
【図20】図15のステップS2から分岐するルートで
のデータ転送動作を表すフローチャート(その2)であ
る。
【図21】図17のステップS1から分岐するルートで
のデータ転送動作を表すフローチャート(その1)であ
る。
【図22】図17のステップS1から分岐するルートで
のデータ転送動作を表すフローチャート(その2)であ
る。
【図23】バッファライト制御部115の概要を示す回
路図である。
【図24】図23の回路に与える入力データを示す図で
ある。
【図25】バッファリード制御部113の概要を示す回
路図である。
【図26】図25の回路に与える入力データを示す図で
ある。
【図27】図9に示すビデオバッファ21の詳細例を示
す図である。
【図28】アドレスラッチ部11の具体例を示す図であ
る。
【図29】データラッチ部12の具体例を示す図であ
る。
【図30】フライバイ転送制御部内の、データラッチ部
12に関連する部分を示す図である。
【図31】本発明に係るプリンタ制御装置の詳細例を示
す図(その1)である。
【図32】本発明に係るプリンタ制御装置の詳細例を示
す図(その2)である。
【図33】ビデオバッファ21内のデータ構成例を示す
図である。
【図34】リードアウトメモリ110の説明に用いる図
である。
【図35】具体的にデータを書き込だリードアウトメモ
リ110を示す図である。
【図36】両面印刷の場合の制御を説明するための図で
ある。
【図37】従来のプリンタ制御装置の一例を示す図であ
る。
【図38】データ確定時間とデータセットアップ時間を
説明するための図である。
【図39】ウェイトサイクルを説明するための図であ
る。
【図40】図37の装置におけるデータ転送タイミング
を説明するための図である。
【符号の説明】
1…中央処理装置(CPU) 2…リードオンリメモリ(ROM) 3…ランダムアクセスメモリ(RAM) 4…入力/出力インタフェース 6…プリンタインタフェース 7…ホスト 8…プリンタ 9…アクノウリッジ制御部 10…リード/ライト制御部 11…アドレスラッチ部 12…データラッチ部 13…フライバイ転送制御部 14…ライト制御部 15…リード制御部 20…メモリ手段 21…ビデオバッファ 22…ビットマップメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イゴア ハンセン イギリス国,ウエスト ロシアン イー エイチ52 6ピーワイ,ブロックスバー ン クレイグトン ファーム バイ ウ ィンチバーグ(番地なし) (72)発明者 藤原 啓司 兵庫県加東郡社町佐保35番地 富士通周 辺機株式会社内 (72)発明者 高橋 進一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 三木 敦司 兵庫県加東郡社町佐保35番地 富士通周 辺機株式会社内 (72)発明者 福井 智 兵庫県加東郡社町佐保35番地 富士通周 辺機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−307149(JP,A) 特開 平2−270056(JP,A) 特開 平2−127750(JP,A) 特開 平4−372030(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 5/30 B41J 29/38 G06F 3/12

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ手段、バス手段および、前記バス
    手段を介して前記メモリ手段に接続すると共に連続する
    バスサイクルに同期して動作する中央処理装置を含んで
    なり、外部から供給された連続する第1の形態を有する
    入力データを、前記メモリ手段に格納すべき第2の形態
    を有するデータに変換するデータ処理装置であって、 前記バス手段に接続し前記データを一時的に保持するデ
    ータラッチ部と、前記バス手段に接続し前記データラッ
    チ部に保持された前記データを前記メモリ手段に格納す
    るためのアドレスを一時的に保持するアドレスラッチ部
    とを備え、 前記中央処理装置により、第1の前記バスサイクルの後
    半で、前記データを前記バス手段に転送し、第2の前記
    バスサイクルの前半において、該データを前記データラ
    ッチ部にラッチしながら、該ラッチデータを前記メモリ
    手段における前記の保持されたアドレスに書き込むデー
    タ処理装置。
  2. 【請求項2】 外部から供給されるプリントすべきビデ
    オデータを、プリンタが動作するのに適合したビデオデ
    ータに変換するための処理を各バスサイクルに同期して
    実行する中央処理装置と、 前記ビデオデータの変換処理中のデータを一時的に保持
    するメモリ手段と、 前記プリンタと前記中央処理装置と前記メモリ手段との
    間における前記ビデオデータのリード/ライト動作を制
    御するリード/ライト制御手段とを備えてなるプリンタ
    制御装置において、 前記リード/ライト制御手段は、 前記中央処理装置から前記メモリ手段に前記ビデオデー
    タを転送する際、該ビデオデータのアドレスを一時的に
    保持するアドレスラッチ部と、 その転送すべきビデオデータを一時的に保持するデータ
    ラッチ部とを含み、第1のバスサイクルの後半で与えら
    れた該ビデオデータおよびそのアドレスに基づいて、そ
    の直後に現れる第2のバスサイクルの前半にて、当該ビ
    デオデータを前記メモリ手段の当該アドレスに書き込む
    ようにし ここに、前記アドレスラッチ部への前記アドレスのラッ
    チは、前記第1のバスサイクル中に前記中央処理装置か
    ら転送スタート信号が出力されるタイミングで 行い、 前記データラッチ部への前記ビデオデータのラッチは、
    前記第1のバスサイクルの終了時点で、前記リード/ラ
    イト制御手段から前記中央処理装置に転送アクノウリッ
    ジが返送されるタイミングで行い、 前記アドレスラッチ部における前記アドレスのラッチの
    解除および前記データラッチ部における前記ビデオデー
    タのラッチの解除は、共に前記第2のバスサイクル中に
    前記転送スタート信号が出力されるタイミングで行う
    求項に記載のプリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記リード/ライト制御手段は書き込み
    済の前記ビデオデータを消去するためのクリアデータを
    出力する機能を備え、前記メモリ手段内の所定アドレス
    から前記ビデオデータを読み出した後、同一アドレスに
    該クリアデータを書き込むに際し、前記アドレスラッチ
    部における前記アドレスをラッチしたまま、該ビデオデ
    ータの読み出し直後に即座に該クリアデータの書き込み
    を行うリードアフターライト動作を1バスサイクル内に
    完了する請求項2に記載のプリンタ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記アドレスラッチ部での前記アドレス
    のラッチは、前記第1のバスサイクル中に前記中央処理
    装置から転送スタート信号が出力されるタイミングで行
    い、 前記データラッチ部での前記クリアデータのラッチは、
    前記第1のバスサイクルの終了時点で、前記リード/ラ
    イト制御手段から前記中央処理装置に転送アクノウリッ
    ジ信号が返送されるタイミングで行い、 前記アドレスラッチ部における前記アドレスのラッチの
    解除および前記データラッチ部における前記クリアデー
    タのラッチの解除は、共に前記第2のバスサイクル中に
    前記転送スタート信号が出力されるタイミングで行う請
    求項に記載のプリンタ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ビデオデータの読み出しは、前記メ
    モリ手段にメモリアウトイネーブル信号が印加されたと
    きに行い、引き続く前記クリアデータの該メモリ手段へ
    の書き込みは、該メモリ手段へメモリライト信号が印加
    され、かつ、前記データラッチ部へクリアデータ送出信
    号が印加されたときに行うと共に、該メモリライト信号
    および該クリアデータ送出信号は1バスサイクルの前半
    に全て発生させる請求項に記載のプリンタ制御装置。
  6. 【請求項6】 メモリ手段、バス手段および、前記バス
    手段を介して前記メモリ手段に接続すると共に連続する
    バスサイクルに同期して動作する中央処理装置を含んで
    なり、外部から供給された連続する第1の形態を有する
    入力データを、前記メモリ手段に格納すべき第2の形態
    を有するデータに変換するデータ処理装置であって、 前記バス手段はさらに、フライバイ転送制御部およびバ
    ッファメモリ手段と接続し、該フライバイ転送制御部
    は、前記第2の形態を有するデータの前記メモリ手段内
    における格納位置を特定するために予め割り当てられた
    IDを用いて、かつ、前記中央処理装置内に一旦前記デ
    ータを取り込むことなしに、前記データを前記メモリ手
    段と前記バッファメモリ手段との間で直接転送可能とす
    るデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 外部から供給されるプリントすべきビデ
    オデータを、プリンタが動作するのに適合したビデオデ
    ータに変換するための処理を各バスサイクルに同期して
    実行する中央処理装置と、 前記ビデオデータの変換処理中のデータを一時的に保持
    するメモリ手段と、 前記プリンタと前記中央処理装置と前記メモリ手段との
    間における前記ビデオデータのリード/ライト動作を制
    御するリード/ライト制御手段とを備えてなるプリンタ
    制御装置において、 前記リード/ライト制御手段はフライバイ転送制御部を
    含み、該フライバイ転送制御部は、前記中央処理装置か
    らの前記アドレスの上位複数ビットに書き込まれたコン
    トロールデータを受信し、該コントロールデータの制御
    内容に応じて、前記プリンタと前記中央処理装置と前記
    メモリ手段との間における前記ビデオデータのリード/
    ライト動作を、前記ビデオデータの前記メモリ手段内に
    おけるリード/ライト位置を特定するために予め割り当
    てられたIDを用いて、かつ、該中央処理装置内に一旦
    前記データを取り込むことなしに、直接的に行うように
    したプリンタ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記アドレスの上位複数ビットに書き込
    まれたコントロールデータの制御内容は、 前記リード/ライト制御手段から前記中央処理装置への
    通常のリード動作を指示するノーマルリード指示、 前記中央処理装置から前記リード/ライト制御手段への
    通常のライト動作を指示するノーマルライト指示、 前記メモリ手段の一部をなし前記ビデオデータをドット
    イメージのデータで格納するビットマップメモリから、
    該メモリ手段の他の一部をなし前記プリンタへ出力すべ
    き前記ビデオデータを格納するビデオバッファへのリー
    ド動作を指示するフライバイリード指示、 前記ビデオバッファから前記ビットマップメモリへのラ
    イト動作を指示するフライバイライト指示、 前記ビットマップメモリから前記ビデオバッファへ前記
    ビデオデータの読み出しを行った直後に、該ビットマッ
    プメモリに書き込み済の前記ビデオデータを消去するた
    めのクリアデータを書き込む動作を指示するフライバイ
    リードモディファイライト指示、の少なくとも1つを含
    む請求項に記載のプリンタ制御装置。
  9. 【請求項9】 前記アドレスの上位複数ビットに書き込
    まれたコントロールデータの制御内容は、前記ビデオバ
    ッファに、前記ビデオデータをなす各ワード毎に制御フ
    ラグの形で付加される制御指示を含み、該制御フラグ
    は、 前記ビデオデータの転送を継続すべきことを指示するフ
    ラグ、 前記ビデオデータが前記プリンタ上の1ラインの最後に
    当たり、該プリンタからの水平同期信号の到来を待つべ
    きことを指示するフラグ、 前記ビデオデータが前記プリンタ上の1ラインの最終に
    当たり、かつ、前記ビデオバッファの1ページ分の最終
    データに当たり、したがって、該ページを更新すべきこ
    とを指示するフラグ、 前記ビデオデータが前記プリンタ上の1ラインの最終に
    当たり、かつ、前記ページの最終に当たり、したがっ
    て、該ビデオデータの転送を終了すべきことを指示する
    フラグ、の少なくとも1つを含む請求項に記載のプリ
    ンタ制御装置。
  10. 【請求項10】 外部から供給されるプリントすべきビ
    デオデータを、プリンタが動作するのに適合したビデオ
    データに変換するための処理を各バスサイクルに同期し
    て実行する中央処理装置と、 前記ビデオデータの変換処理中のデータを一時的に保持
    するメモリ手段と、 前記プリンタと前記中央処理装置と前記メモリ手段との
    間における前記ビデオデータのリード/ライト動作を制
    御するリード/ライト制御手段とを備えてなるプリンタ
    制御装置において、 前記メモリ手段は、前記中央処理装置によりドットイメ
    ージのデータに変換された前記ビデオデータを格納し前
    記プリンタに出力するビデオバッファを含むとともに、
    該ビデオバッファ内における該ビデオデータの格納位置
    を特定するために予め割り当てられたIDを用いてリー
    ド/ライトされ、さらに該ビデオバッファは予め定めた
    標準サイズのページを1単位とする複数ページ分のメモ
    リからなり、かつ、各該ページには前記ドットイメージ
    のデータに変換された前記ビデオデータがワード単位で
    複数格納されるプリンタ制御装置。
  11. 【請求項11】 前記メモリ手段は、前記中央処理装置
    によりドットイメージのデータに変換された前記ビデオ
    データを逐次、一時的にビットマップに展開するビット
    マップメモリを含み、また、 前記リード/ライト制御手段は、ライト制御部およびリ
    ード制御部を含み、 該ライト制御部により前記ビットマップメモリから前記
    ビデオバッファへの前記ビデオデータの書き込みを行
    い、また、前記リード制御部により前記プリンタへの該
    ビデオデータの読み出しを行う請求項10に記載のプリ
    ンタ制御装置。
  12. 【請求項12】 前記中央処理装置からの前記アドレス
    の上位複数ビットに書き込まれたコントロールデータの
    制御内容は、前記ビデオバッファに書き込まれた前記ビ
    デオデータをなす各ワード毎に制御フラグの形で付加さ
    れる制御指示を含み、前記リード制御部は、該ビデオバ
    ッファと前記プリンタとの間の転送制御を、該制御フラ
    グによる指示にしたがって前記ワード毎に実行する請求
    11に記載のプリンタ制御装置。
  13. 【請求項13】 前記ビデオバッファを、DRAM形の
    FIFOメモリで構成する請求項10に記載のプリンタ
    制御装置。
  14. 【請求項14】 前記中央処理装置は、前記ビデオデー
    タを、前記ビデオバッファを構成する前記複数のページ
    のうちいずれのページに書き込むべきかを、各該ページ
    毎に割り当てた前記IDをもって選択し、 前記メモリ手段は、選択された該IDを格納するライト
    IDレジスタを有する請求項10に記載のプリンタ制御
    装置。
  15. 【請求項15】 前記リード/ライト制御手段は、前記
    ライトIDレジスタ内の前記IDに基づいて前記複数の
    ページのうちの該IDに相当する1または複数のページ
    を選択するバッファライト制御部を有する請求項14
    記載のプリンタ制御装置。
  16. 【請求項16】 前記中央処理装置は、前記ビデオデー
    タを、前記ビデオバッファを構成する前記複数のページ
    のうちいずれのページから読み出すかを、各該ページ毎
    に割り当てた前記IDをもって指定し、 前記メモリ手段は、指定された該IDを格納するリード
    アウトメモリを有する請求項10に記載のプリンタ制御
    装置。
  17. 【請求項17】 前記リードアウトメモリは、前記ビデ
    オバッファ内の前記ページのうち、通常のビデオデータ
    が格納されているページに相当する前記IDを保持する
    ビデオデータチャネル領域と、前記ビデオバッファ内の
    前記ページのうち、フォームオーバレイが格納されてい
    るページに相当する前記IDを保持するフォームオーバ
    レイチャネル領域とに区分して構成される請求項16
    記載のプリンタ制御装置。
  18. 【請求項18】 前記リード/ライト制御手段は、前記
    リードアウトメモリ内の前記IDに基づいて前記複数の
    ページのうちの該IDに相当するページを選択するバッ
    ファリード制御部を有する請求項17に記載のプリンタ
    制御装置。
  19. 【請求項19】 前記リード/ライト制御手段は、前記
    ビデオデータチャネル領域から読み出した前記IDに相
    当する前記ページのデータと、前記フォームオーバレイ
    チャネル領域から読み出した前記IDに相当する前記ペ
    ージのデータとを合成して前記プリンタに出力するビデ
    オ合成部を有する請求項17に記載のプリンタ制御装
    置。
  20. 【請求項20】 前記ビデオ合成部は、第1段レジスタ
    とこれに続く第2段レジスタを備え、 該第1段レジスタでは、各前記ワード毎に、前記ビデオ
    データチャネル領域から読み出した前記IDに相当する
    前記ページのデータを保持した後、前記フォームオーバ
    レイチャネル領域から読み出した前記IDに相当する前
    記ページのデータとその保持されたビデオデータチャネ
    ルのデータとを合成し、 前記第2段レジスタでは、前記第1段レジスタからの合
    成データをコピーし、かつ、前記プリンタへ出力すると
    共に該第1段レジスタは引き続き現れる次のワードの合
    成処理を開始する請求項19に記載のプリンタ制御装
    置。
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