JP2995532B2 - 発券プリンタ装置 - Google Patents

発券プリンタ装置

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JP2995532B2
JP2995532B2 JP20752294A JP20752294A JP2995532B2 JP 2995532 B2 JP2995532 B2 JP 2995532B2 JP 20752294 A JP20752294 A JP 20752294A JP 20752294 A JP20752294 A JP 20752294A JP 2995532 B2 JP2995532 B2 JP 2995532B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発券プリンタ装置に係
り、特に、チケット印字と共に、このチケット印字の控
えとしてのジャーナル印字を行う発券プリンタ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は発券プリンタ装置の外観図であ
り、図10は発券プリンタ装置の説明図である。図にお
いて、1はホッパであり、このホッパ内に図示しないチ
ケット用の媒体を装填しておく。
【0003】2は搬送路であり、ホッパ1から繰り出さ
れた媒体をチケットプリンタ3に送るためのものであ
る。4は排出スタッカであり、印字済のチケットをこの
排出スタッカ4に排出することになる。5はジャーナル
プリンタであり、発行したチケットの控えをとっておく
ために、チケットプリンタ3で印字した情報と同じ内容
をジャーナル用紙に印字して記録するためのものであ
る。
【0004】6は表示部であり、発券に必要な情報を顧
客やオペレータ等に表示するためのものである。発行の
手順は、まず、顧客やオペレータ等の指示を受け、ホッ
パ1からチケット用の媒体を繰り出し、搬送路を通し
て搬送することにより、チケットプリンタにセットす
る。
【0005】チケットに印字すべき情報を後述する手段
により用意し、この情報をチケットプリンタ3によって
チケット用の媒体に印字することにより、チケットを発
行する。発行したチケットは排出スタッカ4に排出さ
れ、顧客やオペレータ等がこのチケットを受け取ること
になる。
【0006】このように発行したチケットの控えをとる
ために、チケットに印字した情報と同じ内容を、後述す
る手段によって、ジャーナルプリンタ5において印字す
ることになる。チケット印字とジャーナル印字の内容は
同一であるが、印字方向と印字順序が相違するために、
チケット印字およびジャーナル印字の各々に対応して、
後述するような専用の券面メモリを設けておく必要があ
る。この券面メモリに、発券情報を各印字方法に対応し
たかたちに展開して印字を行うことになる。
【0007】図11は従来例の簡略回路図である。図に
おいて、7はCPUであり、図示しない上位の制御部の
制御の下で動作することになる。8はこのCPU7のア
ドレスバス、9はデータバスをそれぞれ示している。1
0はフォントROMであり、アドレスバス8およびデー
タバス9によって、CPU7と接続している。
【0008】アドレスバス8はさらにセレクタ11およ
び12の入力に接続している。13はアドレス/データ
カウント制御部(以下、A/D制御部と略記する。)で
あり、後述する券面メモリのアドレスを制御するための
ものである。セレクタ11および12は、このA/D制
御部13とそれぞれ接続している。14および15は券
面メモリであり、セレクタ11および12はこの券面メ
モリ14および15の図示しないアドレスピンにそれぞ
れ接続している。
【0009】16および17はバッファであり、券面メ
モリ14および15とそれぞれ接続しており、このバッ
ファ16および17はさらにデータバス9によりCPU
7に接続していて、双方向の入出力が可能である。18
および19はパラレル/シリアル変換部であり、券面メ
モリ14および15とそれぞれ接続しており、このP/
S変換部18および19はA/D制御部13によってデ
ータ変換が制御されており、シリアルデータを出力する
ことになる。
【0010】なお、セレクタ11、券面メモリ14、バ
ッファ16およびP/S変換部18はチケット印字のた
めのものであり、セレクタ12、券面メモリ15、バッ
ファ17およびP/S変換部19はジャーナル印字のた
めのものである。以下に上記構成の従来例の動作を説明
する。CPU7は上位からの印字コマンドを受信する
と、印字券面のデータ内容に対応してアドレスバス8お
よびデータバス9を介してフォントROM10からフォ
ントを取り出し、チケット印字用の券面メモリ14に展
開することになる。
【0011】この時、セレクタ11はCPU7のアドレ
スバス8からの情報を券面メモリ14のアドレスに出力
するように設定され、また、バッファ16はイネーブル
となって、CPU7のデータバス9と券面メモリ14が
接続されており、データ編集を行うことができる。券面
メモリ14のデータ編集が終了すると、セレクタ11は
A/D制御部13の出力データを券面メモリ14のアド
レスに入力するように設定され、このA/D制御部13
からの情報にしたがって券面メモリ14のデータ出力は
P/S変換部18に入力されることになる。
【0012】この時、バッファ16はディセーブルとな
っており、CPU7のデータバス9とは切り離された状
態となる。P/S変換部18に入力されたデータはシリ
アルデータに変換され、図示しないチケット印字ヘッド
に送出されてチケット印字を行う。上記の説明はチケッ
ト印字について行ったが、セレクタ12、券面メモリ1
5、バッファ17およびP/S変換部19を用いること
により、ジャーナル印字も同様の手順で実行されること
になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例によれ
ば、券面データを印刷するために、まず、チケット印字
仕様とジャーナル印字仕様の2種類の構成で、券面メモ
リ展開を行わなければならないので、両印字仕様に対応
した専用の券面メモリおよび関連する回路を実装する必
要がある。
【0014】特に券面メモリの容量は必要券面分の2倍
必要になり、発券時には、2面分のデータ展開を実行す
るために、編集に時間がかかるという問題がある。さら
に、チケット印字およびジャーナル印字は、それぞれ別
々の券面メモリに展開されたデータに基づいているの
で、内容が相違する恐れがあるという問題がある。
【0015】また、ヘッドの取り付け位置やその他機構
部のずれを修正するために、印字エリアを移動する際に
は、券面メモリへのデータ展開を変更する必要があるの
で、データ展開の制御が複雑になり、時間がかかるとい
う問題がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、チケットを発
券するチケットプリンタとこのチケットの印字内容と同
一の情報を控えとして記録するジャーナルプリンタとを
有する発券プリンタ装置において、前記各プリンタに送
出するデータを1つの券面メモリに展開し、アドレス/
データカウント制御部により該券面メモリからデータを
列順と行順に取り出して、その列順のデータと行順のデ
ータの一方をチケットプリンタに送り、他方をジャーナ
ルプリンタに送ってそれぞれ印字を行うことを特徴とす
る。
【0017】
【作用】まず、発行するべきチケットの印字イメージに
したがってフォントデータを券面メモリに編集・展開す
る。次に、この券面メモリのデータを例えば列順に取り
出してチケットプリンタに送出することにより、チケッ
ト印字を行う。そして、この券面メモリのデータを例え
ば行順に取り出してジャーナルプリンタに送出すること
により、ジャーナル印字をう。
【0018】そして、この券面メモリのデータをジャー
ナル印字の順番にしたがって取り出してジャーナルプリ
ンタに送出することにより、ジャーナル印字をおこな
う。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例を図を用いて説明す
る。 第1実施例 図9は発券プリンタ装置の外観図であり、図10は発券
プリンタ装置の説明図である。
【0020】図において、1はホッパであり、このホッ
パ内に図示しないチケット用の媒体を装填しておく。2
は搬送路であり、ホッパ1から繰り出された媒体をチケ
ットプリンタ3に送るためのものである。4は排出スタ
ッカであり、印字済のチケットをこの排出スタッカ4に
排出することになる。
【0021】5はジャーナルプリンタであり、発行した
チケットの控えをとっておくために、チケットプリンタ
3で印字した情報と同じ内容をジャーナル用紙に印字し
て記録するためのものである。6は表示部であり、発券
に必要な情報を顧客やオペレータ等に表示するためのも
のである。
【0022】発行の手順は、まず、顧客やオペレータ等
の指示を受け、ホッパ1からチケット用の媒体を繰り出
し、搬送路を通して搬送することにより、チケットプリ
ンタ3にセットする。チケットに印字すべき発券情報を
後述する手段により用意し、この情報をチケットプリン
タ3によってチケット用の媒体に印字することにより、
チケットを発行する。
【0023】発行したチケットは排出スタッカ4に排出
され、顧客やオペレータ等がこのチケットを受け取るこ
とになる。このように発行したチケットの控えをとるた
めに、チケットに印字した情報と同じ内容を、後述する
手段によって、ジャーナルプリンタ5において印字する
ことになる。
【0024】チケット印字とジャーナル印字の内容は同
一であるが、印字方向と印字順序が相違することにな
る。本実施例においては、チケット印字およびジャーナ
ル印字に共通の後述する券面メモリを設けて発券情報を
展開しておき、この券面メモリのデータをチケット印字
の仕様にしたがって取り出し、チケットプリンタ3に送
出する。
【0025】そして、上記の券面メモリに展開されたデ
ータをジャーナル印字の仕様にしたがって取り出し、ジ
ャーナルプリンタ5に送出するものである。図1は本実
施例の簡略回路図である。図において、20はCPUで
あり、図示しない上位の制御部の制御の下で動作するこ
とになる。21はこのCPU20のアドレスバス、22
はデータバスをそれぞれ示している。
【0026】23はフォントROMであり、アドレスバ
ス21およびデータバス22によって、CPU20と接
続している。アドレスバス21はさらにセレクタ24の
入力に接続している。25はアドレス/データカウント
制御部(以下、A/D制御部と略記する。)であり、後
述する券面メモリのアドレスを制御するためのものであ
る。セレクタ24は、このA/D制御部25と接続して
いる。
【0027】26は券面メモリであり、セレクタ24は
この券面メモリ26の図示しないアドレスピンにそれぞ
れ接続している。27はバッファであり、券面メモリ2
6と接続しており、このバッファ27はさらにデータバ
ス22によりCPU20に接続していて、双方向の入出
力が可能である。
【0028】28はP/S変換部であり、券面メモリ2
6と接続している。このP/S変換部28は、A/D制
御部25によってデータの変換が制御され、シリアルデ
ータを出力することになる。以下に本実施例の動作を説
明する。CPU20は上位の図示しない制御部から印字
コマンドを受信すると、印字券面のデータ内容に対応し
て、アドレスバス21およびデータバス22を介し、フ
ォントROM23からフォントデータを取り出して券面
メモリ26に展開することになる。
【0029】この時、セレクタ24はCPU20のアド
レスバス21からの情報を券面メモリ26のアドレスに
出力するように設定され、また、バッファ27はイネー
ブルとなって、CPU20のデータバス22と券面メモ
リ26を接続しており、データ編集を行うことができ
る。券面メモリ26のデータ編集が終了すると、セレク
タ24はA/D制御部25の出力データを券面メモリ2
6のアドレスに入力するように設定され、このA/D制
御部25からの情報にしたがって券面メモリ26のデー
タは出力されてP/S変換部28に入力されることにな
る。
【0030】この時、バッファ27はディセーブルとな
っており、CPU20のデータバス22と券面メモリ2
6とは切り離された状態となる。P/S変換部28に入
力されたデータはシリアルデータに変換され、図示しな
いプリンタの印字ヘッドに送出されて印字を行うことに
なる。なお、A/D制御部25は、チケット印字の場合
にはチケット印字仕様に対応したアドレスカウントを行
い、ジャーナル印字の場合にはジャーナル印字仕様に対
応したアドレスカウントを行うことになる。
【0031】このように、本実施例ではアドレス/デー
タカウント制御によって、1つの券面メモリ26から、
チケット印字およびジャーナル印字が可能となってい
る。以下に、このアドレス/データカウント制御につい
て詳述する。図2は本実施例の回路図である。図におい
て、21はアドレスバスであり、22はデータバスであ
る。
【0032】24はセレクタであり、例えば、S(PRMOD
E-N)がHレベルの時には入力Bからの情報が券面メモリ
26に送出され、S(PRMODE-N)がLレベルの時には入力
Aからの情報が券面メモリ26に送出されるようにして
おく。27はバッファであり、例えば、G(PMACS-N) が
Lレベルの時には券面メモリ26とデータバス22が接
続され、G(PMACS-N) がHレベルの時には券面メモリ2
6とデータバス22とは切り離された状態になるように
しておく。
【0033】29はPMADRであり、30はSect
ADRである。このPMADR29とSectADR3
0がA/D制御部25を構成している。31は8to1Sele
ctorであり、P/S変換部としてはたらいている。メモ
リはデータをバイト単位で管理しているが、この8to1Se
lector31によって、ビット単位の処理が可能となる。
8to1Selector31には信号A,B,Cが接続しており、
これを組み合わせて指定することによって、1バイトの
中から1ビットを特定することになる。
【0034】図3は実施例の券面メモリの説明図であ
る。メモリの物理アドレス0Hから7FHまでが図3の
左端の列を構成し、この右隣の列は80H→FFHであ
り、同様に順次メモリ列が並んでいる。このメモリ構成
で、実際に券面のデータ処理に使用するのは、図に示す
ように、0Hの行から43Hの行までかつ0Hの列から
1D380Hの列までの領域である。
【0035】図4は実施例のデータ取出手順の説明図で
ある。券面メモリ26の物理アドレスはバイト単位にデ
ータを指定しているが、このメモリの各バイトでは図4
の上からD7→D0の順にビット列が並んでいる。な
お、券面メモリ26の構成やアドレス配置等は、上記の
ものに限らず、券面用のデータを保持しうるものであれ
ばどのようにしておいてもよい。
【0036】発券情報は券面メモリ26に展開された
後、図3の右から列順にデータを取り出してチケット印
字を行い、図3の上から行順にデータを取り出してジャ
ーナル印字を行うことになる。図5は実施例の印字処理
の説明図である。券面メモリ26に展開された印字のイ
メージは印字方法によらず同一であるが、図5に示すよ
うに、印字媒体の排出方向が90度相違するので、チケ
ット印字とジャーナル印字とでデータの取り出し手順を
変えることになる。
【0037】券面メモリ26にデータを展開する場合、
セレクタ24のS(PRMODE-N)をHレベルに設定すること
により、アドレスバス21から送られた情報を入力Bを
経由して券面メモリ26に送出可能とし、また、バッフ
ァ27のG(PMACS-N) をLレベルに設定することによ
り、データバス22と券面メモリ26とを接続する。こ
の状態で、CPU20により券面メモリ26に発券情報
を書き込む。
【0038】データの書き込みを終えると、券面メモリ
26は発券情報を保持した状態になっており、この券面
メモリ26のデータを用いてチケット印字およびジャー
ナル印字を行う。印字時には、セレクタ24のS(PRMOD
E-N)をLレベルとすることにより、A/D制御部25で
あるPMADR29およびSectADR30と券面メ
モリ26とを接続する。なお、バッファ27のG(PMACS
-N) はHレベルとしてデータバス22と券面メモリ26
とを切り離しておくことになる。
【0039】チケット印字の際には、例えば券面メモリ
のレイアウトが図3のようになっている場合、物理アド
レス 1D380H → 1D381H → …… → 1D3C3H 1D300H → 1D301H → …… → 1D343H …… …… …… …… 80H → 81H → …… → C3H 0H → 1H → …… → 43H の順にデータを取り出して印字を行うことになる。
【0040】まず、PMADR29に3A7Hをセット
し、SectADR30に00Hをセットする。例え
ば、図3に示すように、PMADR29のアドレス情報
とSectADR30のアドレス情報を組み合わせて物
理アドレスの情報を構成するようにした場合、PMAD
R29の3A7HとSectADR30の00Hは物理
アドレス1D380Hを示すことなり、この1D380
Hに対応する1バイトのデータを8to1Selector31の
A,B,C信号によって順番にビット毎にセレクトして
D7→D0の順にこの8ビットのデータを図示しない印
字ヘッドに出力する。
【0041】そして、SectADR30をカウントア
ップすることにより、物理アドレス1D381Hに対し
ても同様に処理する。この操作を1D3C3Hまで繰り
返すことにより、1つの列のデータをすべて出力したこ
とになる。次に、PMADR29を1つマイナスカウン
トして3A6Hとすると共に、SectADR30にラ
ッチデータである00Hを再ロードすることにより、対
応する物理アドレスを1D300Hとして上記の右列と
同様の手順で1D343Hまで処理する。
【0042】さらに、上記処理を繰り返し、0H→43
Hの列の処理を終了して、チケット印字を完了する。ジ
ャーナル印字の際にも、上記チケット印字時と同じ券面
メモリ26からデータを取り出すことになるが、その取
り出し順は、物理アドレス 0H → 80H → …… → 1D380H 1H → 81H → …… → 1D381H …… …… …… …… 42H → C2H → …… → 1D3C2H 43H → C3H → …… → 1D3C3H のようになる。
【0043】まず、PMADR29に00Hをセット
し、SectADR30にも00Hをセットする。これ
により、対応する物理アドレスは0Hになる。また、8t
o1Selector31をD7が出力されるように設定してお
く。上記設定により、最初に物理アドレス0HのD7を
印刷データとして出力することになる。
【0044】そして、PMADR29を1つプラスカウ
ントして物理アドレス80HのD7を出力し、この操作
を繰り返すことにより、物理アドレス1D380HのD
7までを出力する。これで、最初の行のD7の部分をす
べて出力したことになる。引き続き、PMADR29に
ラッチデータ00Hを再ロードし、かつ8to1Selector3
1をD6が出力されるように設定し、物理アドレス0H
→1D380Hの行のD6を出力する。このように、D
0までの各ビット毎に順に出力することにより、物理ア
ドレス0H→1D380Hの行の出力を終了する。
【0045】次に、PMADR29に0Hを再ロード
し、SectADR30をカウントアップし、8to1Sele
ctor31をD7が出力されるように設定して物理アドレ
ス1HのD7から出力を行う。上記手順と同様に、PM
ADR29を1ずつプラスカウントして出力することを
繰り返し、物理アドレス1D381HまでD7を全て出
力し、引き続き、D6からD0まで順に処理して1H→
1D381Hの行の処理を終える。
【0046】上記の処理を繰り返すことにより、43H
→1D3C3Hの行の処理を終了してジャーナル印字を
完了する。上述のように、本実施例ではデータの取り出
し手順を変えることにより、1つの券面メモリ26か
ら、チケット印字およびジャーナル印字可能としている
ので、券面メモリの容量を従来の半分とすることがで
き、製造の際のコストを低減可能である。
【0047】また、1つの券面メモリに対してのみ、印
字データの編集および展開を行えばよいので、発券時間
を短縮することができる。さらに、同一の券面メモリ2
6から、チケット印字およびジャーナル印字を行ってい
るので、チケット印字とジャーナル印字の印字内容は常
に同一となり、信頼性が向上する。
【0048】第2実施例 本実施例は、第1実施例の構成において、印字面の余白
部分に対応するダミーデータを用いることにより、印字
領域を容易に変更可能としたことを特徴としている。券
面メモリのデータは、各プリンタに応じて列単位または
行単位で処理されて送出されるが、このデータ送出の前
後に、スタートダミーデータ(SDMY)およびエンド
ダミーデータ(EDMY)を送出することになる。
【0049】図6は本実施例の回路図である。図におい
て、21はCPUのアドレスバスであり、22はCPU
のデータバスである。24はセレクタであり、25はA
/D制御部である。26は券面メモリを示しており、セ
レクタ24のはたらきにより、アドレスバス21もしく
はA/D制御部25のどちらかと接続することになる。
【0050】27はバッファであり、データバス22と
券面メモリ26とを接続あるいは切り離し可能である。
28はP/S変換部であり、券面メモリ26と接続して
いる。このP/S変換部28はA/D制御部25によっ
てデータ変換が制御され、シリアルデータを出力するこ
とになる。以上が発券情報の展開および取出に関わる構
成であり、以下にダミーデータ付与のための構成を説明
する。
【0051】32はSDMYカウンタであり、ダミーカ
ウント制御信号(LOAD-N,SDMYMD-N,SDMYSET-N,PRCLK) が
入力され、出力信号はSDMY-PとANDされて例えばフリ
ップフロップによるSDMYモードセット33に入力さ
れることになる。34はEDMYカウンタであり、ダミ
ーカウント制御信号(LOAD-N,EDMYMD-N,EDMYSET-N,PRCL
K) が入力され、出力信号はEDMY-PとANDされて例え
ばフリップフロップによるEDMYモードセット35に
入力されることになる。
【0052】SDMYモードセット33とEDMYモー
ドセット35の出力をORしたもの(DMYMD-N )を、さ
らに、P/S変換部28からの出力(PRD-P )とORし
て、プリンタに出力することになる。券面メモリ26へ
の発券情報の展開およびチケット印字とジャーナル印字
のためのデータの取出手順は第1実施例と同様である
が、さらに、本実施例は印字結果の余白部分に相当する
ダミーデータを出力することを特徴としている。
【0053】図7は本実施例のタイムチャートであり、
図7の(a)は印字データ送出タイムチャートを示し、
(b)はダミーデータ送出タイムチャートを示してい
る。以下に、この図を用いてダミーデータ出力動作を説
明する。まず、プリンタの印字ヘッドのドット数および
印字データサイズから、必要な余白分のダミーデータ数
をプログラムによって計算し、これに見合うデータをS
DMYカウンタ32とEDMYカウンタ34にセットす
る(SDMYSET-N およびEDMYSET-N でラッチされることに
なる。)。
【0054】LOAD-NでラッチデータをSDMYカウンタ
32またはEDMYカウンタ34にロードした後、ラッ
チすると、所定のダミーデータ数を送出するまで、対応
するCARRY はHレベルであり、SDMY-PとEDMY-PもHレベ
ルであるために、ANDの結果もHレベルとなる。これ
により、SDMYモードセット33からのSDMYMD-Nまた
はEDMYモードセット35からのEDMYMD-NはHレベル
となるので、両者のORをとったDMYMD-Nがアクティブ
になり、ダミーモードとなる。このダミーモード中はプ
リンタの印字ヘッドに強制的に0データを送出すること
になるので、これが余白部分となる。
【0055】SDMYカウンタ32およびEDMYカウ
ンタ34がクロックによる信号であるPRCLK でカウント
を行って、必要数のカウントを終了した後、CARRY をL
レベルにすることにより、DMYMD-N を無効とし、ダミー
モードを終了する。図8は本実施例の印字結果の説明図
であり、図に示すように、ダミーデータ数の設定を変え
ることにより、印字エリアを容易に移動することができ
る。
【0056】上述のように、印字データの送出前後にダ
ミーデータを付加して余白部分を確保することにより、
チケット印字、ジャーナル印字の別にかかわらず、券面
メモリ26には印字データのみを展開しておくだけでよ
く、ダミーデータ数を調整するだけて、印字エリアを容
易に移動することができる。このことにより、印字エリ
アと印字ヘッドの取り付け位置のずれやその他機構部の
ずれがある場合にも、余白を調整することによって、容
易に補正して対応することができる。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、同
一の券面メモリから、列順と行順にそれぞれデータを取
り出し、その一方のデータによりチケット印字を行い、
他方のデータでジャーナル印字を行っているので、チケ
ット印字とジャーナル印字の印字内容は常に同一とな
り、信頼性が向上する効果を有する。また、1つの券面
メモリに対してのみ、印字データの編集および展開を行
えばよいので、発券時間を短縮する効果を有する。
【0058】さらに、印字データの送出前後にダミーデ
ータを付加して余白部分を確保したことにより、チケッ
ト印字、ジャーナル印字の別にかかわらず、券面メモリ
には印字データのみを展開するだけでよく、ダミーデー
タ数を調整するだけて、印字エリアを容易に移動するこ
とができ、データ展開の制御を簡略化して発券時間を短
縮する効果を有する。
【0059】また、データの取り出し手順を変えること
により、1つの券面メモリから、チケット印字およびジ
ャーナル印字可能となるので、券面メモリの容量を従来
の半分とすることができ、製造の際のコストを低減させ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の簡略回路図
【図2】第1実施例の回路図
【図3】実施例の券面メモリの説明図
【図4】実施例のデータ取出手順の説明図
【図5】実施例の印字処理の説明図
【図6】第2実施例の回路図
【図7】第2実施例のタイムチャート
【図8】第2実施例の印字結果の説明図
【図9】発券プリンタ装置の外観図
【図10】発券プリンタ装置の説明図
【図11】従来例の簡略回路図
【符号の説明】
3 チケットプリンタ 5 ジャーナルプリンタ 25 アドレス/データカウント制御部 26 券面メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 3/54 B41J 5/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チケットを発券するチケットプリンタと
    このチケットの印字内容と同一の情報を控えとして記録
    するジャーナルプリンタとを有する発券プリンタ装置に
    おいて、前記 各プリンタに送出するデータを1つの券面メモリ
    展開し、 アドレス/データカウント制御部により該券面メモリか
    らデータを列順と行順に取り出して、その列順のデータ
    と行順のデータの一方をチケットプリンタに送り、他方
    をジャーナルプリンタに送ってそれぞれ 印字を行うこ
    を特徴とする発券プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 チケットを発券するチケットプリンタと
    このチケットの印字内容と同一の情報を控えとして記録
    するジャーナルプリンタとを有する発券プリンタ装置に
    おいて、 アドレス/データカウント制御部により、各プリンタに
    送出するデータをあらかじめ展開しておく券面メモリか
    らチケットプリンタおよびジャーナルプリンタにそれぞ
    れの印字順にデータを取り出して印字を可能とし、 チケットの余白部分に対応したダミーデータの数を算出
    してその算出された数のダミーデータを前記チケットプ
    リンタおよび前記ジャーナルプリンタに送出する手段を
    設け、 前記券面メモリから前記チケットプリンタおよび前記ジ
    ャーナルプリンタへのデータ送出の前後に、ダミーデー
    タを送出することにより、チケットの印字面に余白部分
    を設定可能としたことを特徴とする発券プリンタ装置。
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